JP2015119214A - 無線通信装置、無線通信システム、無線通信方法、プログラム、及びペリフェラル - Google Patents

無線通信装置、無線通信システム、無線通信方法、プログラム、及びペリフェラル Download PDF

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Abstract

【課題】無駄な消費電力を抑えることができる無線通信装置等を提供する。【解決手段】環境情報測定装置200は、データ送信の要否を表す送信条件を満たすか否かの判定結果に基づいて、アドバタイズメントの種別を、種別「ADV_IND」又は種別「ADV_NONCONN_IND」に変更し、変更後の種別のアドバタイズメントを通信端末100に送信する。通信端末100は、受信した当該アドバタイズメントの種別に基づいて、環境情報測定装置200との接続を制御する。環境情報測定装置200は、通信端末100から接続要求信号を受信しなければ、温度、相対湿度及びWBGT値などのデータを通信端末100に送信しない。【選択図】図6

Description

本発明は、無線通信装置、無線通信システム、無線通信方法、プログラム、及びペリフェラルに関する。
近距離無線通信規格のBluetooth(登録商標) low energyに基づいて無線通信を行う無線通信機器であるセントラルは、通信相手となる他の無線通信機器であるペリフェラルが送信するアドバタイズメントと呼ばれる識別情報を受信して、当該ペリフェラルに対して接続要求信号を送信してから、当該ペリフェラルとの間でデータの送受信を行う。このような無線通信機器において、他の無線通信機器との無線通信の際に消費電力を抑えることが行われている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1の無線通信機器は、ペリフェラルが定期的に送信するアドバタイズメントの送信間隔を学習することによって、アドバタイズメントの受信間隔を決定し、1回の受信動作時間を短くすることで、無駄な消費電力を抑えている。
特開2012−142877号公報
しかしながら、特許文献1に記載の無線通信機器では、ペリフェラル(他の無線通信機器)にデータを更新するための情報がない場合、例えば、ペリフェラルが備えるセンサの測定値に変化がない場合などであっても、ペリフェラルに対して接続要求信号を送信し、データが更新されないにもかかわらずペリフェラルとの間でデータの送受信を行う。従って、ペリフェラルは、通信相手のセントラルから接続要求信号を受信した場合には、前回送信したデータと同じデータであるにもかかわらず、当該データをセントラルに対して送信することになるので、無駄な消費電力が生じていた。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであって、無駄な消費電力を抑えることができる無線通信装置、無線通信システム、無線通信方法、プログラム、及びペリフェラルを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る無線通信装置は、
通信相手の無線通信装置と無線通信を行う無線通信装置であって、
複数種別の識別情報のうちいずれかの種別の識別情報を前記通信相手の無線通信装置へ送信する識別情報送信手段と、
データを取得するデータ取得手段と、
前記データ取得手段により取得されたデータが、前記通信相手の無線通信装置へのデータ送信の要否を表す送信条件を満たすか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段による判定結果に基づいて、前記識別情報送信手段により送信される前記識別情報の種別を変更する識別情報種別変更手段と、
を備えることを特徴とする。
また、上記目的を達成するため、本発明に係るペリフェラルは、
セントラルとBluetooth(登録商標) low energyに基づく無線通信を行うペリフェラルであって、
複数種別のアドバタイズメントのうちいずれかの種別のアドバタイズメントを前記セントラルへ送信するアドバタイズメント送信手段と、
データを取得するデータ取得手段と、
前記データ取得手段により取得されたデータが、前記セントラルへのデータ送信の要否を表す送信条件を満たすか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段による判定結果に基づいて、前記アドバタイズメント送信手段により送信される前記アドバタイズメントの種別を変更するアドバタイズメント種別変更手段と、
を備えることを特徴とする。
本発明によれば、無駄な消費電力を抑えることができる。
本発明の実施の形態に係る無線通信システムの構成例を示す図である。 アドバタイズメントの種別とその説明を示す図である。 本発明の実施の形態に係る無線通信装置の一例として通信端末の構成例を示す図である。 本発明の実施の形態に係る無線通信装置の一例として環境情報測定装置の構成例を示す図である。 (A)は、WBGT値を算出するときに使用するWBGT値算出テーブルを示す図、(B)は、WBGT値の分類を示す図である。 図1の無線通信システムの動作を説明するための図である。 図3の通信端末が実行する通信処理の一例を示すフローチャートである。 図4の環境情報測定装置が実行するアドバタイズメント送信処理の一例を示すフローチャートである。 変形例におけるデータ送信の要否を表す送信条件の例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る無線通信システムの構成例を表す図である。
図1に示す構成例において、無線通信システム1は、無線通信装置としての通信端末100(第2の無線通信装置)と、通信端末100とは異なる無線通信装置としての環境情報測定装置200(第1の無線通信装置)とを備えている。通信端末100と環境情報測定装置200とは、Bluetooth(登録商標) low energy(以下、BLEという。)に基づいて、互いに無線通信を行う。BLEとは、Bluetooth(登録商標)と呼ばれる近距離無線通信規格において、低消費電力を目的として策定された規格(モード)である。BLEに基づく無線通信を行う無線通信装置には、セントラルと称する無線通信装置と、ペリフェラルと称する無線通信装置とがある。セントラルは、ペリフェラルから提供されたサービス(例えば、測定されたデータなど)を利用する装置である。また、ペリフェラルは、セントラルにサービス(例えば、測定したデータなど)を提供する装置である。本実施の形態では、通信端末100がセントラルに該当し、環境情報測定装置200がペリフェラルに該当する。
通信端末100は、携帯電話機、スマートフォン、タブレット型パーソナルコンピュータ、ノート型パーソナルコンピュータ等の持ち運びが可能であって、BLEに基づく無線通信機能を有する端末である。本実施の形態では、一例として、通信端末100はスマートフォンから構成される。通信端末100は、温度、相対湿度及びWBGT(Wet Bulb Globe Temperature)値などのデータを環境情報測定装置200から受信し、受信したデータに基づいて、後述する表示部128に環境情報として各種情報を表示したり、後述するスピーカ124からアラーム等の音声を鳴らしたりする。なお、WBGT値とは、例えば労働環境における作業者が熱中症になりやすい度合いを示す指標値である。
環境情報測定装置200は、温度、相対湿度及びWBGT値を測定したい場所、例えば、工場や建設現場、工事現場、体育館、運動場などに設置される。環境情報測定装置200は、設置場所の温度と相対湿度を測定し、測定値からWBGT値を算出する。そして、環境情報測定装置200は、温度、相対湿度及びWBGT値などのデータを通信端末100に送信する。
BLEに基づいて行われる無線通信では、セントラルとペリフェラルとの間でデータの送受信を行う前に、ペリフェラルがアドバタイズメントを送信し、セントラルがアドバタイズメントを受信する。アドバタイズメントとは、セントラルがペリフェラルを探したり、セントラルがペリフェラルと接続したりできるようにするために、ペリフェラルがセントラルに対して自分の存在を知らせるための識別情報のことをいう。なお、アドバタイズメントを、「アドバタイズパケット」や「アドバタイズメントパケット」、「アドバタイジングパケット」ということもある。また、アドバタイズメントを送信することを「アドバタイズ」や「アドバタイジング」という。
図2は、アドバタイズで用いられるアドバタイズメントの種別とその説明などを示す図である。アドバタイズで用いられるアドバタイズメントの種別は、図2に示すように「ADV_IND」、「ADV_DIRECT_IND」、「ADV_NONCONN_IND」及び「ADV_SCAN_IND」の4つある。これらの種別は、アドバタイズメントのパケット構成のヘッダ部分に設けられた種別設定領域(種別領域)に、各種別に対応する値が設定されることで、特定される。例えば、種別「ADV_IND」の場合、ヘッダ部分の種別設定領域には「0x00」が設定される。種別「ADV_DIRECT_IND」の場合、ヘッダ部分の種別設定領域には「0x01」が設定される。種別「ADV_SCAN_IND」の場合、ヘッダ部分の種別設定領域には「0x02」が設定される。また、種別「ADV_NONCONN_IND」の場合、ヘッダ部分の種別設定領域には「0x03」が設定される。
種別「ADV_IND」(ADV_INDパケットともいう)は、不特定多数のセントラルへアドバタイズ(ブロードキャスト)し、アドバタイズメントの送信元であるペリフェラルに対してどのセントラルも接続要求、及び、スキャン要求(簡易情報問合せ)できることを示す種別である。ペリフェラルは、不特定多数のセントラルに自分の個別ID等の情報を通知することにより自分の存在を伝え、かつ、セントラルからの接続要求やスキャン要求があれば受け入れる(応答する)ときに、種別「ADV_IND」のアドバタイズメントを送信する。なお、スキャン要求とは、セントラルとペリフェラルとが接続される前に、ペリフェラルの機器名称や提供するサービス等を知るためにセントラルがペリフェラルに対して行う要求のことをいう。
種別「ADV_DIRECT_IND」(ADV_DIRECT_INDパケットともいう)は、特定のセントラルへアドバタイズし、アドバタイズメントの送信元であるペリフェラルに対して当該特定のセントラルが接続要求できることを示す種別である。ペリフェラルは、以前接続したことのある特定のセントラルに自分の個別ID等の情報を通知することにより自分の存在を伝え、かつ、当該セントラルからの接続要求があれば受け入れる(応答する)ときに、種別「ADV_DIRECT_IND」のアドバタイズメントを送信する。種別「ADV_DIRECT_IND」のアドバタイズメントを用いることで、以前接続したことのある特定のセントラルと高速に接続することが可能となる。なお、種別「ADV_DIRECT_IND」は、セントラルからのスキャン要求があってもペリフェラルは受け入れない(応答しない)設定となっている。
種別「ADV_NONCONN_IND」(ADV_NONCONN_INDパケットともいう)は、不特定多数のセントラルへアドバタイズするが、アドバタイズメントの送信元であるペリフェラルに対してどのセントラルも接続要求、及び、スキャン要求できないことを示す種別である。ペリフェラルは、不特定多数のセントラルに自分の個別ID等の情報を通知することにより自分の存在を伝えるが、セントラルからの接続要求やスキャン要求があっても受け入れない(応答しない)ときに、種別「ADV_NONCONN_IND」のアドバタイズメントを送信する。
種別「ADV_SCAN_IND」(ADV_SCAN_INDパケットともいう)は、不特定多数のセントラルへアドバタイズし、アドバタイズメントの送信元であるペリフェラルに対してどのセントラルもスキャン要求できることを示す種別である。ペリフェラルは、不特定多数のセントラルに自分の個別ID等の情報を通知することにより自分の存在を伝え、かつ、セントラルからのスキャン要求があれば受け入れる(応答する)ときに、種別「ADV_SCAN_IND」のアドバタイズメントを送信する。なお、種別「ADV_SCAN_IND」は、セントラルからの接続要求があってもペリフェラルは受け入れない(応答しない)設定となっている。
本実施の形態では、ペリフェラルである環境情報測定装置200はセントラルである通信端末100に、上記4つの種別のうちの種別「ADV_IND」(第1の種別)又は種別「ADV_NONCONN_IND」(第2の種別)のアドバタイズメントを送信する。なお、環境情報測定装置200は通信端末100に、種別「ADV_IND」に代えて種別「ADV_DIRECT_IND」のアドバタイズメントを送信してもよく、また、種別「ADV_NONCONN_IND」に代えて種別「ADV_SCAN_IND」のアドバタイズメントを送信してもよい。また、環境情報測定装置200は通信端末100に、上記4つの種別のアドバタイズメントを送信してもよく、上記4つの種別のうち3つの種別のアドバタイズメントを送信してもよい。
環境情報測定装置200は、後述する送信条件を満たさない場合、種別「ADV_NONCONN_IND」のアドバタイズメントを送信する。また、後述する送信条件を満たす場合、種別「ADV_IND」のアドバタイズメントを送信する。なお、送信条件を満たさない場合、即ち、通信端末100との接続が不要なときでも、環境情報測定装置200が種別「ADV_NONCONN_IND」のアドバタイズメントを送信することによって、当該アドバタイズメントを受信する通信端末100は、環境情報測定装置200が稼働中であるか否か、環境情報測定装置200が接続可能な電波到達圏内にあるか否か等を知ることができる。
セントラルである通信端末100は、環境情報測定装置200が送信するアドバタイズメントを受信する。このとき通信端末100は、受信したアドバタイズメントの種別が「ADV_NONCONN_IND」である場合、環境情報測定装置200との接続動作処理を実行しない。また、通信端末100は、アドバタイズメントの種別が「ADV_IND」である場合、環境情報測定装置200との接続動作処理を実行する。通信端末100は、環境情報測定装置200との接続動作処理を実行した後に、環境情報測定装置200との間でデータの送受信を行う。
次に、本実施の形態に係る無線通信システム1のハードウェア構成などについて説明する。
図3は、本実施の形態に係る通信端末100の構成例を概略的に示すブロック図である。図3に示すように、通信端末100は、制御部102、ROM(Read Only Memory)104、RAM(Random Access Memory)106、無線通信処理部110、アンテナ112、スピーカ124、ドライバ126、表示部128及びタッチパネル130を備える。
制御部102は、例えばCPU(Central Processing Unit)によって構成される。制御部102は、ROM104に記憶されたプログラム(例えば、後述する図6に示す通信端末100の動作を実現するためのプログラム)に従ってソフトウェア処理を実行することにより、通信端末100が具備する各種機能を制御する。
ROM104は、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリから構成され、上述したように制御部102が各種機能を制御するためのプログラムやデータを記憶する。RAM106は、揮発性メモリから構成され、制御部102が各種処理を行うためにデータを一時的に記憶するための作業領域として用いられる。
無線通信処理部110は、例えば無線周波数(RF:Radio Frequency)回路やベースバンド(BB:Baseband)回路等を用いて構成される。無線通信処理部110は、アンテナ112を介して、BLEに基づく無線信号の送信及び受信を行う。
スピーカ124は、制御部102からの音声データに基づいて、アラーム等の音声を出力する。ドライバ126は、制御部102から出力された画像データに基づく画像信号を表示部128へ出力する。表示部128は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)、EL(Electroluminescence)ディスプレイ等によって構成される。表示部128は、ドライバ126から出力された画像信号に従って画像(例えば、図1に示すようなWBGT値や「警戒」などといった画像等)を表示する。
タッチパネル130は、表示部128の上面に配置され、ユーザの操作内容を入力するために用いられるインタフェースである。タッチパネル130は、例えば図示しない透明電極を内蔵し、ユーザの指等が接触した場合に、電圧が変化した位置を接触位置として検出し、その接触位置の情報を入力指示として制御部102へ出力する。
次に、通信端末100の制御部102の機能的構成について説明する。図3に示すように、制御部102は、接続要求取得部151、受信部152、判定部153、接続制御部154、として機能する。
接続要求取得部151は、例えば、環境情報測定用のアプリケーションを立ち上げた後に、環境情報を測定するためにユーザが行うタッチパネル130への操作を、環境情報測定装置200との接続要求として取得する。なお、接続要求は、ユーザの操作によって発生するものに限られず、例えば、環境情報測定用のアプリケーションが起動した後に、予め定められたタイマー時間が経過したことに基づいて発生するものであってもよい。
受信部152は、接続要求取得部151が接続要求を取得した後に、アドバタイズメントを受信するための受信動作処理を、予め定められたポーリング周期で間欠的に実行する。受信動作処理時間は、例えば、環境情報測定装置200が定期的に送信するアドバタイズメントの送信間隔よりも長い時間に設定されていればよい。受信部152は、受信動作処理においてアドバタイズメントをスキャンして、環境情報測定装置200から送信されたアドバタイズメントを受信する。
判定部153は、受信部152が受信したアドバタイズメントの種別が「ADV_NONCONN_IND」であるか「ADV_IND」であるかを判定する。具体的には、判定部153は、アドバタイズメントのヘッダ部分の種別設定領域に設定された値が、「ADV_NONCONN_IND」に対応する「0x03」であるか「ADV_IND」に対応する「0x00」であるかを判定する。
接続制御部154は、判定部153によってアドバタイズメントの種別が「ADV_NONCONN_IND」であると判定された場合、環境情報測定装置200との接続動作処理を実行しない。また、接続制御部154は、判定部153によってアドバタイズメントの種別が「ADV_IND」であると判定された場合、環境情報測定装置200との接続動作処理を実行する。
図4は、本実施の形態に係る環境情報測定装置200の構成例を概略的に示すブロック図である。図4に示すように、環境情報測定装置200は、制御部202、ROM204、RAM206、無線通信処理部210、アンテナ212、操作部220、ドライバ226、表示部228、温度センサ230及び湿度センサ240を備える。
制御部202は、例えばCPUによって構成される。制御部202は、ROM204に記憶されたプログラム(例えば、後述する図6に示す環境情報測定装置200の動作を実現するためのプログラム)に従ってソフトウェア処理を実行することにより、環境情報測定装置200が具備する各種機能を制御する。
ROM204は、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリから構成され、上述したように制御部202が各種機能を制御するためのプログラムやデータを記憶する。RAM206は、揮発性メモリから構成され、制御部202が各種処理を行うためにデータを一時的に記憶するための作業領域として用いられる。
無線通信処理部210は、例えば無線周波数(RF)回路やベースバンド(BB)回路等を用いて構成される。無線通信処理部210は、アンテナ212を介して、BLEに基づく無線信号の送信及び受信を行う。
操作部220は、例えばスイッチ等から構成され、電源のON・OFFなどのユーザの操作内容を入力するために用いられる。
ドライバ226は、制御部202から出力された画像データに基づく画像信号を表示部228へ出力する。表示部228は、例えば、LCD、ELディスプレイ等によって構成される。表示部228は、ドライバ226から出力された画像信号に従って画像(例えば、図1に示すような温度や相対湿度、WBGT値などの数値を表す画像等)を表示する。
温度センサ230は、例えば、測温抵抗体や熱電対等を用いて構成される。温度センサ230は、環境情報測定装置200の周辺温度、即ち、環境情報測定装置200が設置された場所の温度を測定し、測定結果を示すデータを制御部202に送る。
湿度センサ240は、例えば、高分子膜を用いて構成される。湿度センサ240は、環境情報測定装置200の周辺の相対湿度、即ち、環境情報測定装置200が設置された場所の相対湿度を測定し、測定結果を示すデータを制御部202に送る。
次に、環境情報測定装置200の制御部202の機能的構成について説明する。図4に示すように、制御部202は、アドバタイズメント送信部250、データ取得部251、判定部252、アドバタイズメント種別変更部253、接続要求受信部254、データ送信部255、として機能する。
アドバタイズメント送信部250は、種別「ADV_IND」又は種別「ADV_NONCONN_IND」のアドバタイズメントを通信端末100に、予め定められた送信周期で定期的に送信する。
データ取得部251は、温度センサ230から温度の測定結果を示すデータを取得する。また、データ取得部251は、湿度センサ240から相対湿度の測定結果を示すデータを取得する。
判定部252は、データ取得部251が取得した温度及び相対湿度のデータからWBGT値を算出し、算出したWBGT値が、後述するデータ送信の要否を表す送信条件を満たすか否かを判定する。この実施の形態では、判定部252は、ROM204に予め記憶されて用意されたWBGT値算出テーブルを参照することにより、温度と相対湿度とに対応するWBGT値を算出結果として読み出した後、読み出したWBGT値が基準値以上であるか否かを判定する。
図5(A)は、WBGT値を算出するときに使用するWBGT値算出テーブルの一例を示す図である。図5(A)に示すWBGT値算出テーブルでは、温度と相対湿度とに対応してWBGT値が設定されている。例えば、温度が25℃で相対湿度が60%の場合、WBGT値は23℃となる。また、温度が28℃で相対湿度が60%の場合、WBGT値は25℃となる。WBGT値は、高くなるほど熱中症になりやすいことを示しており、熱中症になりやすい度合いに応じて、例えば、図5(B)に示すように、注意(25℃未満)、警戒(25℃以上28℃未満)、厳重警戒(28℃以上31℃未満)、危険(31℃以上)の4つに分類されている。
この実施の形態では、一例として、基準値を25℃とする。判定部252は、算出したWBGT値が25℃以上である場合、通信端末100へのデータ送信が必要である、即ち、送信条件を満たすと判定する。また、判定部252は、算出したWBGT値が25℃未満である場合、通信端末100へのデータ送信が不要である、即ち、送信条件を満たさないと判定する。
アドバタイズメント種別変更部253は、例えば、アドバタイズメント送信部250が種別「ADV_IND」のアドバタイズメントを送信していた状態において、判定部252により通信端末100へのデータ送信が不要であると判定された場合、アドバタイズメントのヘッダ部分の種別設定領域を設定することによって、アドバタイズメント送信部250により送信されるアドバタイズメントの種別を、種別「ADV_IND」から種別「ADV_NONCONN_IND」に変更する。なお、アドバタイズメント種別変更部253は、アドバタイズメント送信部250が種別「ADV_NONCONN_IND」のアドバタイズメントを送信していた状態において、判定部252により通信端末100へのデータ送信が不要であると判定された場合、アドバタイズメント送信部250により送信されるアドバタイズメントの種別を、種別「ADV_NONCONN_IND」のままとする。
また、アドバタイズメント種別変更部253は、例えば、アドバタイズメント送信部250が種別「ADV_NONCONN_IND」のアドバタイズメントを送信していた状態において、判定部252により通信端末100へのデータ送信が必要であると判定された場合、アドバタイズメントのヘッダ部分の種別設定領域を設定することによって、アドバタイズメント送信部250により送信されるアドバタイズメントの種別を、種別「ADV_NONCONN_IND」から種別「ADV_IND」に変更する。なお、アドバタイズメント種別変更部253は、アドバタイズメント送信部250が種別「ADV_IND」のアドバタイズメントを送信していた状態において、判定部252により通信端末100へのデータ送信が必要であると判定された場合、アドバタイズメント送信部250により送信されるアドバタイズメントの種別を、種別「ADV_IND」のままとする。
接続要求受信部254は、アドバタイズメント送信部250がアドバタイズメントを通信端末100に送信した後の所定期間、通信端末100からの接続要求信号を受信可能状態とし、受信可能状態のときに通信端末100からの接続要求信号を受信する。
データ送信部255は、接続要求受信部254が受信した通信端末100からの接続要求信号に応じて、データ取得部251が取得した温度、相対湿度及びWBGT値などのデータやアラーム信号を通信端末100に送信する。
次に、本実施の形態における無線通信システム1の動作を図6のフローチャートを参照しつつ説明する。
環境情報測定装置200は、図6に示すように、通信端末100に種別「ADV_NONCONN_IND」のアドバタイズメントを定期的に送信するアドバタイズを行う(ステップS10)。なお、図6に示すステップS10におけるアドバタイズメントの各送信時点では、算出されるWBGT値は25℃未満であり、送信条件を満たさない。従って、ステップS10で送信されるアドバタイズメントの種別は「ADV_NONCONN_IND」となっている。
通信端末100は、例えば、環境情報を測定するためにユーザがタッチパネル130への操作を行ったことに基づいて、アドバタイズメントを受信するための受信動作処理を実行する(ステップS11)。ステップS11では、通信端末100は、アドバタイズメントをスキャンして、環境情報測定装置200から送信されたアドバタイズメントを受信する。通信端末100は、受信したアドバタイズメントの種別が「ADV_NONCONN_IND」であると判定する。従って、通信端末100は、環境情報測定装置200との接続動作処理を実行しない。
通信端末100は、ポーリング周期の時間経過後、再びアドバタイズメントを受信するための受信動作処理を実行する(ステップS12)。ステップS12でも、通信端末100は、アドバタイズメントをスキャンして、環境情報測定装置200から送信されたアドバタイズメントを受信し、受信したアドバタイズメントの種別が「ADV_NONCONN_IND」であると判定する。従って、通信端末100は、環境情報測定装置200との接続動作処理を実行しない。
次に、環境情報測定装置200は、通信端末100に種別「ADV_IND」のアドバタイズメントを定期的に送信するアドバタイズを行う(ステップS13)。なお、ステップS13におけるアドバタイズメントの各送信時点では、環境情報測定装置200によって算出されるWBGT値は25℃以上であり、送信条件を満たす。従って、ステップS13で送信されるアドバタイズメントの種別は「ADV_IND」となっている。
次いで、通信端末100は、ポーリング周期の時間経過後、再びアドバタイズメントを受信するための受信動作処理を実行する(ステップS14)。ステップS14では、通信端末100は、アドバタイズメントをスキャンして、環境情報測定装置200から送信されたアドバタイズメントを受信する。通信端末100は、受信したアドバタイズメントの種別が「ADV_IND」であると判定する。従って、通信端末100は、境情報測定装置200との接続動作処理を実行する(ステップS15)。ステップS15では、通信端末100は、環境情報測定装置200に接続要求信号を送信する。これにより、環境情報測定装置200と通信端末100とが接続される。
次に、環境情報測定装置200は、通信端末100からの接続要求信号を受信すると、アドバタイズを一時的に中断するとともに、通信端末100にデータを送信する。そして、通信端末100は、環境情報測定装置200から送られたデータを受信する。即ち、環境情報測定装置200と通信端末100との間でデータの送受信が行われる(ステップS16)。ステップS16では、環境情報測定装置200は、温度、相対湿度、WBGT値などのデータやアラーム信号を通信端末100に送信する。
環境情報測定装置200と通信端末100との間でデータの送受信が終了すると、通信端末100は、環境情報測定装置200との切断動作処理を実行する(ステップS17)。ステップS17では、通信端末100は、環境情報測定装置200に切断要求信号を送信する。そして、環境情報測定装置200は、通信端末100からの切断要求信号を受信すると、通信端末100に応答信号を送信する(ステップS18)。これにより、環境情報測定装置200と通信端末100との接続が終了する。そして、環境情報測定装置200は、再びアドバタイズを行う。
次に、本実施の形態に係る通信端末100の動作について、図7を参照して説明する。図7は、本実施の形態に係る通信端末100の制御部102が実行する通信処理の一例を示すフローチャートである。なお、この通信処理は、ROM104内に予め記憶されているプログラムを読み出して実行する制御部102によって行われる。
通信端末100の制御部102は、例えば、環境情報測定用のアプリケーションを立ち上げた後に、図7に示す通信処理を開始する。
まず、接続要求取得部151は、例えば、環境情報を測定するためにユーザが行うタッチパネル130への操作を、環境情報測定装置200との接続要求として取得する(ステップ101)。
受信部152は、アドバタイズメントを受信するための受信動作処理を実行する。受信動作処理では、受信部152は、アドバタイズメントをスキャンして(ステップS102)、環境情報測定装置200から送信されたアドバタイズメントを受信したか否かを判定する(ステップS103)。ステップS103にてアドバタイズメントを受信していないと判定された場合(ステップS103;No)、受信部152は、ポーリング周期の時間経過後、ステップS102に戻ってアドバタイズメントを再度スキャンする。
ステップS103にてアドバタイズメントを受信したと判定された場合(ステップS103;Yes)、判定部153は、受信したアドバタイズメントの種別が「ADV_IND」であるか否かを判定する(ステップS104)。ステップS104では、判定部153は、受信したアドバタイズメントのヘッダ部分の種別設定領域に設定された値が「0x00」である場合、アドバタイズメントの種別が「ADV_IND」であると判定し、当該種別設定領域に設定された値が「0x03」である場合、アドバタイズメントの種別が「ADV_IND」でないと判定、即ち、アドバタイズメントの種別が「ADV_NONCONN_IND」であると判定する。
ステップS104にてアドバタイズメントの種別が「ADV_IND」でないと判定された場合(ステップS104;No)、接続制御部154は、接続要求をリセットし、環境情報測定装置200との接続動作処理を実行しない(ステップS105)。その後、制御部102は、表示部128の表示画面を更新する(ステップS106)。ステップS106では、制御部102は、表示部128の表示画面に、例えば、WBGT値「25℃未満」や「注意」といった画像を表示する。なお、表示部128の表示画面に、WBGT値「25℃未満」や「注意」といった画像が既に表示されている場合には、例えば「変化なし」といった画像をさらに表示してもよい。
また、ステップS104にてアドバタイズメントの種別が「ADV_IND」であると判定された場合(ステップS104;Yes)、接続制御部154は、環境情報測定装置200との接続動作処理を実行する(ステップS111)。ステップS111では、接続制御部154は、上述したように環境情報測定装置200に接続要求信号を送信する。
ステップS111の処理を実行した後、制御部102は、データ受信処理を実行し、環境情報測定装置200からデータを受信する(ステップS112)。そして、制御部102は、受信したデータに基づいて、表示部128の表示画面を更新する(ステップS113)。ステップS113では、制御部102は、表示部128の表示画面に、例えば、図1に示すようなWBGT値「25℃」や「警戒」といった画像、温度、相対湿度などの測定値を表示する。
ステップS106の処理を実行した後、または、ステップS113の処理を実行した後、制御部102は、ステップS101に戻り、上記処理を繰り返し実行する。なお、通信処理は、例えば、環境情報測定用のアプリケーションを終了させるためにユーザがタッチパネル130を操作したときなどに、終了する。
次に、本実施の形態に係る環境情報測定装置200の動作について、図8を参照して説明する。図8は、本実施の形態に係る環境情報測定装置200の制御部202が実行するアドバタイズメント送信処理の一例を示すフローチャートである。なお、このアドバタイズメント送信処理は、ROM204内に予め記憶されているプログラムを読み出して実行する制御部202によって行われる。
環境情報測定装置200の制御部202は、例えば、ユーザによる操作部220への操作によって電源ON状態となった後に、図8に示すアドバタイズメント送信処理を開始する。
まず、アドバタイズメント種別変更部253は、初期設定として、アドバタイズメントの種別を「ADV_NONCONN_IND」に設定する(ステップS201)。
次に、アドバタイズメント送信部250は、設定された種別のアドバタイズメントを通信端末100に定期的に送信するアドバタイズを開始する(ステップS202)。なお、ステップS201の処理を実行した後に、ステップS202の処理を実行する場合には、アドバタイズメント送信部250は、種別「ADV_NONCONN_IND」のアドバタイズメントを通信端末100に送信する。
次いで、データ取得部251は、温度センサ230から現在の温度のデータを取得し、湿度センサ240から現在の相対湿度のデータを取得する(ステップS203)。
そして、判定部252は、データ取得部251が取得した温度及び相対湿度のデータからWBGT値を算出する(ステップS204)。ステップS204の処理を実行した後、アドバタイズメント送信部250は、アドバタイズを停止する(ステップS205)。その後、判定部252は、算出したWBGT値が25℃以上か否か、即ち、送信条件を満たすか否かを判定する(ステップS206)。
ステップ206にて送信条件を満たすと判定された場合(ステップS206;Yes)、アドバタイズメント種別変更部253は、アドバタイズメントの種別を「ADV_IND」に設定する(ステップS207)。ステップS207では、直前までアドバタイズメント送信部250が種別「ADV_NONCONN_IND」のアドバタイズメントを送信していたので、アドバタイズメント種別変更部253は、アドバタイズメントの種別を、種別「ADV_NONCONN_IND」から種別「ADV_IND」に変更する。なお、直前までアドバタイズメント送信部250が種別「ADV_IND」のアドバタイズメントを送信していた場合には、アドバタイズメント種別変更部253は、アドバタイズメントの種別を、種別「ADV_IND」のままとする。
ステップS207の処理を実行した後、ステップS202に戻り、アドバタイズメント送信部250は、再びアドバタイズを開始する(ステップS202)。なお、ステップS207の処理を実行した後に、ステップS202の処理を実行するので、アドバタイズメント送信部250は、種別「ADV_IND」のアドバタイズメントを通信端末100に送信する。
また、ステップ206にて送信条件を満たさないと判定された場合(ステップS206;No)、ステップS201に戻り、アドバタイズメント種別変更部253は、アドバタイズメントの種別を「ADV_NONCONN_IND」に設定する(ステップS201)。ステップS201では、直前までアドバタイズメント送信部250が種別「ADV_NONCONN_IND」のアドバタイズメントを送信していたので、アドバタイズメント種別変更部253は、アドバタイズメントの種別を、種別「ADV_NONCONN_IND」のままとする。なお、直前までアドバタイズメント送信部250が種別「ADV_IND」のアドバタイズメントを送信していた場合には、アドバタイズメント種別変更部253は、アドバタイズメントの種別を、種別「ADV_IND」から種別「ADV_NONCONN_IND」に変更する。
このように上記処理が繰り返し実行されることにより、種別「ADV_IND」又は種別「ADV_NONCONN_IND」のアドバタイズメントが送信される。
アドバタイズメント送信処理は、例えば、通信端末100との間でデータ送受信を行っているとき(環境情報測定装置200と通信端末100とが接続されているとき)などに、一時的に中断される。また、アドバタイズメント送信処理は、例えば、ユーザによる操作部220への操作によって電源OFF状態とされたときに、終了する。
以上説明したように、上記実施の形態に係る環境情報測定装置200によれば、例えばステップS206のデータ送信の要否を表す送信条件を満たすか否かの判定結果に基づいて、アドバタイズメントの種別を、種別「ADV_IND」又は種別「ADV_NONCONN_IND」に変更し、変更後の種別のアドバタイズメントを通信端末100に送信する。通信端末100は、受信した当該アドバタイズメントの種別に基づいて、環境情報測定装置200との接続を制御する。環境情報測定装置200は、通信端末100から接続要求信号を受信しなければ、温度、相対湿度及びWBGT値などのデータを通信端末100に送信しない。従って、無駄な消費電力を抑えることができる。
上記実施の形態に係る環境情報測定装置200によれば、例えばデータ送信の要否を表す送信条件を満たさない場合、アドバタイズメントの種別を、種別「ADV_NONCONN_IND」に変更し、種別「ADV_NONCONN_IND」のアドバタイズメントを通信端末100に送信する。また、データ送信の要否を表す送信条件を満たす場合、アドバタイズメントの種別を、種別「ADV_IND」に変更し、種別「ADV_IND」のアドバタイズメントを通信端末100に送信する。通信端末100は、受信した当該アドバタイズメントの種別が「ADV_NONCONN_IND」である場合には、環境情報測定装置200に接続要求信号を送信する接続動作処理を実行しない。環境情報測定装置200は、通信端末100から接続要求信号を受信しなければ、温度、相対湿度及びWBGT値などのデータを通信端末100に送信しない。従って、無駄な消費電力を抑えることができる。
上記実施の形態に係る環境情報測定装置200によれば、図6に示すようにアドバタイズメントを通信端末100に定期的に送信するので、種別「ADV_IND」のアドバタイズメントと種別「ADV_NONCONN_IND」のアドバタイズメントとを、適宜切換えて送信することができる。
上記実施の形態に係る無線通信システム1によれば、例えば図6に示すように環境情報測定装置200が送信するアドバタイズメントの種別が「ADV_IND」である場合、通信端末100は、環境情報測定装置200との接続動作処理を実行し、環境情報測定装置200との間でデータの送受信を行う。これに対し、環境情報測定装置200が送信するアドバタイズメントの種別が「ADV_NONCONN_IND」である場合、通信端末100は、環境情報測定装置200との接続動作処理を実行しない。この場合、通信端末100は環境情報測定装置200との間でデータの送受信を行わない。このように環境情報測定装置200に、送信すべきデータが無い場合にはデータの送受信などを行わないので、無駄な消費電力を抑えることができる。
なお、この発明は、上記実施の形態に限定されず、様々な変形及び応用が可能である。
(変形例)
上記実施の形態では、データ送信の要否を表す送信条件を満たすか否かの判定を、算出したWBGT値が基準値(25℃)以上であるか否かの判定とした。しかし、送信条件を満たすか否かの判定は上記したものに限られず、例えば、データ送信の要否を表す送信条件を満たすか否かの判定を、今回算出したWBGT値の属する分類が、前回のデータ送信時に算出したWBGT値の属する分類と同じであるか否かの判定としてもよい。この場合、判定部252は、今回算出したWBGT値の属する分類と、前回のデータ送信時に算出したWBGT値の属する分類とが異なるとき、通信端末100へのデータ送信が必要であると判定する。また、判定部252は、今回算出したWBGT値の属する分類と、前回のデータ送信時に算出したWBGT値の属する分類とが同じであるとき、通信端末100へのデータ送信が不要であると判定する。
図9は、データ送信の要否を表す送信条件の例を示す図である。
図9に示すように、例えば、前回のデータ送信時に算出したWBGT値の属する分類が「注意」(WBGT値が25℃未満)である場合であって、今回算出したWBGT値の属する分類が「注意」(WBGT値が25℃未満)であるときは、判定部252は、通信端末100へのデータ送信が不要であると判定する(図9では「×」で示す)。また、前回のデータ送信時に算出したWBGT値の属する分類が「注意」(WBGT値が25℃未満)である場合であって、今回算出したWBGT値の属する分類が「警戒」(WBGT値が25℃以上28℃未満)であるとき、「厳重警戒」(WBGT値が28℃以上31℃未満)であるとき、または、「危険」(WBGT値が31℃以上)であるときは、判定部252は、通信端末100へのデータ送信が必要であると判定する(図9では「○」で示す)。
また、前回のデータ送信時に算出したWBGT値の属する分類が「警戒」(WBGT値が25℃以上28℃未満)である場合、「厳重警戒」(WBGT値が28℃以上31℃未満)である場合、または、「危険」(WBGT値が31℃以上)である場合についても、判定部252は、上記と同様に判定する。
なお、環境情報測定装置200が電源ON状態となった直後では、通信端末100に一度もデータを送信していないので、前回のデータ送信時に算出したWBGT値は存在しない。従って、今回算出したWBGT値の属する分類と、前回のデータ送信時に算出したWBGT値の属する分類とが異なり、送信条件を満たすと判定されればよい。
このような送信条件にしても、環境情報測定装置200では、送信条件を満たすか否かの判定結果に基づいて、アドバタイズメントの種別を、種別「ADV_IND」又は種別「ADV_NONCONN_IND」に変更し、変更後の種別のアドバタイズメントを通信端末100に送信する。通信端末100は、受信した当該アドバタイズメントの種別に基づいて、環境情報測定装置200との接続を制御する。従って、無駄な消費電力を抑えることができる。
以上、本発明の実施の形態及びその変形例について説明したが、本発明は上記の実施の形態及びその変形例によって限定されるものではない。
上記実施の形態では、無線通信システム1を、セントラルとしての通信端末100と、ペリフェラルとしての環境情報測定装置200とで構成した。しかし、無線通信システム1は、通信端末100と環境情報測定装置200とから構成されるものに限られない。例えば、不正侵入を検知するセンサを備える警報装置をペリフェラルとし、この警報装置と通信端末100とによって無線通信システム1を構成してもよい。この場合には、例えば、警報装置が不正侵入を検知したときに、アドバタイズメントの種別を、種別「ADV_IND」に変更すればよい。また、例えば、花粉量を測定するセンサを備える花粉測定装置をペリフェラルとし、この花粉測定装置と通信端末100とによって無線通信システム1を構成してもよい。この場合には、例えば、花粉測定装置が測定した花粉量が基準値を超えたときに、アドバタイズメントの種別を、種別「ADV_IND」に変更すればよい。
上記実施の形態では、スマートフォンをセントラルとしたが、セントラルとなる無線通信装置はスマートフォンに限られない。例えば、BLEに基づく無線通信が可能な腕時計などをセントラルとし、メール受信機能を有するスマートフォンや携帯電話などをペリフェラルとしてもよい。この場合には、スマートフォンなどがメールを受信した場合に、アドバタイズメントの種別を、種別「ADV_IND」に変更すればよい。このような構成によれば、メールの受信があったことを腕時計などに表示させることができる。
上記実施の形態では、図1に示すように無線通信システム1を、1つのセントラル(通信端末100)と、1つのペリフェラル(環境情報測定装置200)とで構成した。しかし、無線通信システム1を、1つ又は複数のセントラルと、1つ又は複数のペリフェラルとで構成してもよい。ペリフェラルが複数ある場合には、セントラルは、ペリフェラルからのアドバタイズメントを順次受信すればよい。また、セントラルが複数ある場合には、ペリフェラルは、受信した接続要求信号を送信したセントラルとの間で接続を確立し、接続されているセントラルにデータの送信を開始すればよい。
また、本発明に係る通信端末100及び環境情報測定装置200は、専用の装置によらず、通常のコンピュータシステムを用いて実現可能である。例えば、コンピュータがプログラムを実行することで、通信端末100の機能及び環境情報測定装置200の機能を実現してもよい。通信端末100の機能及び環境情報測定装置200の機能を実現するためのプログラムは、USB(Universal Serial Bus)メモリ、SD(Secure Digital)メモリカード、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disc)、BD(Blu-ray(登録商標) Disc)、HDD(Hard Disk Drive)等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されてもよいし、ネットワークを介してコンピュータにダウンロードされてもよい。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、本発明には、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲が含まれる。以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
(付記1)
通信相手の無線通信装置と無線通信を行う無線通信装置であって、
複数種別の識別情報のうちいずれかの種別の識別情報を前記通信相手の無線通信装置へ送信する識別情報送信手段と、
データを取得するデータ取得手段と、
前記データ取得手段により取得されたデータが、前記通信相手の無線通信装置へのデータ送信の要否を表す送信条件を満たすか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段による判定結果に基づいて、前記識別情報送信手段により送信される前記識別情報の種別を変更する識別情報種別変更手段と、
を備えることを特徴とする無線通信装置。
(付記2)
前記識別情報送信手段により送信された前記識別情報を受信した前記通信相手の無線通信装置が当該識別情報に基づいて送信した接続要求信号を受信する接続要求受信手段と、
前記接続要求受信手段により受信された接続要求信号に応じて、前記データ取得手段により取得されたデータを前記通信相手の無線通信装置に送信するデータ送信手段と、
を備えることを特徴とする付記1に記載の無線通信装置。
(付記3)
前記識別情報送信手段は、接続要求信号を受信可能であることを示す第1の種別の識別情報及び接続要求信号を受信不可能であることを示す第2の種別の識別情報のうちいずれかの種別の識別情報を前記通信相手の無線通信装置へ送信し、
前記識別情報種別変更手段は、前記判定手段により送信条件を満たすと判定された場合、前記識別情報の種別を、前記第1の種別に変更し、前記判定手段により送信条件を満たさないと判定された場合、前記識別情報の種別を、前記第2の種別に変更する、
ことを特徴とする付記1または2に記載の無線通信装置。
(付記4)
前記識別情報送信手段は、前記識別情報を前記通信相手の無線通信装置に定期的に送信する、
ことを特徴とする付記1から3のいずれか1つに記載の無線通信装置。
(付記5)
前記識別情報種別変更手段は、前記識別情報の種別領域を設定することによって前記識別情報の種別を変更する、
ことを特徴とする付記1から4のいずれか1つに記載の無線通信装置。
(付記6)
第1の無線通信装置と、当該第1の無線通信装置と無線通信を行う第2の無線通信装置と、から構成される無線通信システムであって、
前記第1の無線通信装置は、
複数種別の識別情報のうちいずれかの種別の識別情報を前記第2の無線通信装置へ送信する識別情報送信手段と、
データを取得するデータ取得手段と、
前記データ取得手段により取得されたデータが、前記第2の無線通信装置へのデータ送信の要否を表す送信条件を満たすか否かを判定する第1の判定手段と、
前記第1の判定手段による判定結果に基づいて、前記識別情報送信手段により送信される前記識別情報の種別を変更する識別情報種別変更手段と、
前記識別情報送信手段により送信された前記識別情報を受信した前記第2の無線通信装置が当該識別情報に基づいて送信した接続要求信号を受信する接続要求受信手段と、
前記接続要求受信手段により受信された接続要求信号に応じて、前記データ取得手段により取得されたデータを前記第2の無線通信装置に送信するデータ送信手段と、
を備え、
前記第2の無線通信装置は、
前記第1の無線通信装置との接続要求を取得する接続要求取得手段と、
前記接続要求取得手段により接続要求が取得されたことに応じて、前記第1の無線通信装置から前記識別情報を受信する受信手段と、
前記受信手段により受信された前記識別情報の種別が前記複数種別のうちいずれの種別であるかを判定する第2の判定手段と、
前記第2の判定手段による判定結果に基づいて、前記第1の無線通信装置との接続を制御する接続制御手段と、
を備える、
ことを特徴とする無線通信システム。
(付記7)
通信相手の無線通信装置と無線通信を行う無線通信方法であって、
複数種別の識別情報のうちいずれかの種別の識別情報を前記通信相手の無線通信装置へ送信する識別情報送信ステップと、
データを取得するデータ取得ステップと、
前記データ取得ステップで取得されたデータが、前記通信相手の無線通信装置へのデータ送信の要否を表す送信条件を満たすか否かを判定する判定ステップと、
前記判定ステップでの判定結果に基づいて、前記識別情報送信ステップで送信される前記識別情報の種別を変更する識別情報種別変更ステップと、
を含むことを特徴とする無線通信方法。
(付記8)
通信相手の無線通信装置と無線通信を行うコンピュータを、
複数種別の識別情報のうちいずれかの種別の識別情報を前記通信相手の無線通信装置へ送信する識別情報送信手段、
データを取得するデータ取得手段、
前記データ取得手段により取得されたデータが、前記通信相手の無線通信装置へのデータ送信の要否を表す送信条件を満たすか否かを判定する判定手段、
前記判定手段による判定結果に基づいて、前記識別情報送信手段により送信される前記識別情報の種別を変更する識別情報種別変更手段、
として機能させることを特徴とするプログラム。
(付記9)
セントラルとBluetooth(登録商標) low energyに基づく無線通信を行うペリフェラルであって、
複数種別のアドバタイズメントのうちいずれかの種別のアドバタイズメントを前記セントラルへ送信するアドバタイズメント送信手段と、
データを取得するデータ取得手段と、
前記データ取得手段により取得されたデータが、前記セントラルへのデータ送信の要否を表す送信条件を満たすか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段による判定結果に基づいて、前記アドバタイズメント送信手段により送信される前記アドバタイズメントの種別を変更するアドバタイズメント種別変更手段と、
を備えることを特徴とするペリフェラル。
1…無線通信システム、100…通信端末、102…制御部、104…ROM、106…RAM、110…無線通信処理部、112…アンテナ、124…スピーカ、126…ドライバ、128…表示部、130…タッチパネル、151…接続要求取得部、152…受信部、153…判定部(第2の判定部)、154…接続制御部、200…環境情報測定装置、202…制御部、204…ROM、206…RAM、210…無線通信処理部、212…アンテナ、220…操作部、226…ドライバ、228…表示部、230…温度センサ、240…湿度センサ、250…アドバタイズメント送信部、251…データ取得部、252…判定部(第1の判定部)、253…アドバタイズメント種別変更部、254…接続要求受信部、255…データ送信部

Claims (9)

  1. 通信相手の無線通信装置と無線通信を行う無線通信装置であって、
    複数種別の識別情報のうちいずれかの種別の識別情報を前記通信相手の無線通信装置へ送信する識別情報送信手段と、
    データを取得するデータ取得手段と、
    前記データ取得手段により取得されたデータが、前記通信相手の無線通信装置へのデータ送信の要否を表す送信条件を満たすか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段による判定結果に基づいて、前記識別情報送信手段により送信される前記識別情報の種別を変更する識別情報種別変更手段と、
    を備えることを特徴とする無線通信装置。
  2. 前記識別情報送信手段により送信された前記識別情報を受信した前記通信相手の無線通信装置が当該識別情報に基づいて送信した接続要求信号を受信する接続要求受信手段と、
    前記接続要求受信手段により受信された接続要求信号に応じて、前記データ取得手段により取得されたデータを前記通信相手の無線通信装置に送信するデータ送信手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  3. 前記識別情報送信手段は、接続要求信号を受信可能であることを示す第1の種別の識別情報及び接続要求信号を受信不可能であることを示す第2の種別の識別情報のうちいずれかの種別の識別情報を前記通信相手の無線通信装置へ送信し、
    前記識別情報種別変更手段は、前記判定手段により送信条件を満たすと判定された場合、前記識別情報の種別を、前記第1の種別に変更し、前記判定手段により送信条件を満たさないと判定された場合、前記識別情報の種別を、前記第2の種別に変更する、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の無線通信装置。
  4. 前記識別情報送信手段は、前記識別情報を前記通信相手の無線通信装置に定期的に送信する、
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の無線通信装置。
  5. 前記識別情報種別変更手段は、前記識別情報の種別領域を設定することによって前記識別情報の種別を変更する、
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の無線通信装置。
  6. 第1の無線通信装置と、当該第1の無線通信装置と無線通信を行う第2の無線通信装置と、から構成される無線通信システムであって、
    前記第1の無線通信装置は、
    複数種別の識別情報のうちいずれかの種別の識別情報を前記第2の無線通信装置へ送信する識別情報送信手段と、
    データを取得するデータ取得手段と、
    前記データ取得手段により取得されたデータが、前記第2の無線通信装置へのデータ送信の要否を表す送信条件を満たすか否かを判定する第1の判定手段と、
    前記第1の判定手段による判定結果に基づいて、前記識別情報送信手段により送信される前記識別情報の種別を変更する識別情報種別変更手段と、
    前記識別情報送信手段により送信された前記識別情報を受信した前記第2の無線通信装置が当該識別情報に基づいて送信した接続要求信号を受信する接続要求受信手段と、
    前記接続要求受信手段により受信された接続要求信号に応じて、前記データ取得手段により取得されたデータを前記第2の無線通信装置に送信するデータ送信手段と、
    を備え、
    前記第2の無線通信装置は、
    前記第1の無線通信装置との接続要求を取得する接続要求取得手段と、
    前記接続要求取得手段により接続要求が取得されたことに応じて、前記第1の無線通信装置から前記識別情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された前記識別情報の種別が前記複数種別のうちいずれの種別であるかを判定する第2の判定手段と、
    前記第2の判定手段による判定結果に基づいて、前記第1の無線通信装置との接続を制御する接続制御手段と、
    を備える、
    ことを特徴とする無線通信システム。
  7. 通信相手の無線通信装置と無線通信を行う無線通信方法であって、
    複数種別の識別情報のうちいずれかの種別の識別情報を前記通信相手の無線通信装置へ送信する識別情報送信ステップと、
    データを取得するデータ取得ステップと、
    前記データ取得ステップで取得されたデータが、前記通信相手の無線通信装置へのデータ送信の要否を表す送信条件を満たすか否かを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップでの判定結果に基づいて、前記識別情報送信ステップで送信される前記識別情報の種別を変更する識別情報種別変更ステップと、
    を含むことを特徴とする無線通信方法。
  8. 通信相手の無線通信装置と無線通信を行うコンピュータを、
    複数種別の識別情報のうちいずれかの種別の識別情報を前記通信相手の無線通信装置へ送信する識別情報送信手段、
    データを取得するデータ取得手段、
    前記データ取得手段により取得されたデータが、前記通信相手の無線通信装置へのデータ送信の要否を表す送信条件を満たすか否かを判定する判定手段、
    前記判定手段による判定結果に基づいて、前記識別情報送信手段により送信される前記識別情報の種別を変更する識別情報種別変更手段、
    として機能させることを特徴とするプログラム。
  9. セントラルとBluetooth(登録商標) low energyに基づく無線通信を行うペリフェラルであって、
    複数種別のアドバタイズメントのうちいずれかの種別のアドバタイズメントを前記セントラルへ送信するアドバタイズメント送信手段と、
    データを取得するデータ取得手段と、
    前記データ取得手段により取得されたデータが、前記セントラルへのデータ送信の要否を表す送信条件を満たすか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段による判定結果に基づいて、前記アドバタイズメント送信手段により送信される前記アドバタイズメントの種別を変更するアドバタイズメント種別変更手段と、
    を備えることを特徴とするペリフェラル。
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