JP2015116817A - 流体用スクリーンチェンジャー - Google Patents

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Abstract

【課題】小型化,軽量化、操作性の向上を図ると共に、単筒又は複筒のいずれでも使用可能とした流体用スクリーンチェンジャーを提供する。
【解決手段】ケーシング本体10と濾過手段20と回転リング30と回動駆動軸40とから構成される流体用スクリーンチェンジャーにおいて、回動リング30に複数の可動入口及び可動出口が形成されると共に、ケーシング本体10に複数の固定入口及び固定出口が形成されており、回動リング30を所定角度回転させることによりそれぞれ対応する固定入口通路と可動入口通路及び固定出口通路と可動出口通路を連通可能にした。
【選択図】図2

Description

本発明は、流体用スクリーンチェンジャーに関するものである。
本願にかかる発明者は、流体用スクリーンチェンジャーに関する従来技術に独自の改良を加え、以下に示すような発明を提案している。
特開平9−225993号公報(特許文献1)には、吐出変動が少なくできるスクリーンチェンジャーを提供することを目的とし、円柱状の回動棒がその中心軸線回りに回動できるよう案内する回動棒孔を有するケーシング本体と、回動棒孔に回動自在に挿入され、可動通路を外円周面に貫通して持ち、軸線方向に直列した2本の回動棒と、回動棒の各々の一端に結合された回動駆動軸と、可動通路に挿入された有底濾過筒と、ケーシング本体に設けられ、回動棒孔の円周方向回りで隔置された入口主通路および出口主通路とを含む「スクリーンチェンジャー」が提案されている。
しかしながら、上記技術では、前記回動棒に設けられた可動通路は、該棒のほぼ直径を通る直線上に貫通し、その中に同軸に濾過手段が挿入されている。 従って、通路の直径と軸方向長さは棒の直径に規制される。つまり、通路容積は原理的に棒の直径の制限を受ける。従って、この中に収容する濾過手段の大きさ、即ち、濾過面積が棒の直径で厳しく制限を受けてしまう。このため、必要な濾過面積を得るためには、棒の直径を大とせねばならず、勢いケーシングを含む装置全体の大きさ、重量の増大を甘受せざるを得なかった。
そこで、上記問題を解決し、濾過面積の減少を招くことなく、小型化,軽量化を可能とした流体用スクリーンチェンジャーを提供することを目的とし、円柱状の回動棒がその中心軸線周りに回動できるよう案内する回動棒孔を有するケーシング本体と、回動棒孔に回動自在に挿入され、可動通路を外円周面に持ち、軸方向に並列した複数本の回動棒を持つ。また、該回動棒の一端又は両端に結合された回動駆動軸と、回動棒と同軸に挿入された濾過手段とを持つ。そして、ケーシング本体に設けられ、可動通路に入口連通路および出口連通路を介して連通するように、回動棒孔の軸方向で離置された入口主通路および出口主通路とを含む「流体用スクリーンチェンジャー」を提案している(特開2012−66527号公報、特許文献2)。
特開平9−225993号公報 特開2012−66527号公報
本発明は、上記技術に更に改良を施して、小型化,軽量化、操作性の向上を図ると共に、単筒又は複筒のいずれでも使用可能とした流体用スクリーンチェンジャーを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、円柱状の回動リングがその中心軸線周りに回動できるよう案内する回動リング孔を有するケーシング本体と、前記回動リング孔に回動自在に挿入され、軸線に同心の直円筒孔となる可動通路を備えた回動リングと、該回動リングの一端又は両端に結合された回動駆動軸と、前記回動リングと同軸に挿入された濾過手段と、前記ケーシング本体に設けられ、前記可動通路に入口通路及び出口通路を介して連通するように、前記回動リング孔の軸方向で離置された入口主通路および出口主通路とを含む流体用スクリーンチェンジャーにおいて、前記回動リングに複数の可動入口及び可動出口が形成されると共に、前記ケーシング本体に複数の固定入口及び固定出口が形成されており、前記回動リングを所定角度回転させることによりそれぞれ対応する固定入口通路と可動入口通路及び固定出口通路と可動出口通路を連通可能にしたことを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の前記ケーシング本体の第1固定入口主通路と前記回動リングの第1可動入口通路及び前記ケーシング本体の第1固定出口主通路と前記回動リングの第1可動出口通路が連通したときに前記回動リングの前記可動通路と連通し、前記濾過手段を交換する際には前記回動リングを所定角度回転させて前記第1可動入口通路を閉口状態にすると共に、前記ケーシング本体の第1固定入口主通路と前記回動リングの可動放出溝及び前記ケーシング本体の第1固定放出通路と前記回動リングの第1可動出口を連通させて流体を外部に放出し、前記ケーシング本体の第1固定出口主通路と前記回動リング端部の外周部に設けられた可動排出口通路を連通させて残留した流体を前記ケーシング本体の第2固定放出通路を介して外部に放出することを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の流体用スクリーンチェンジャーにおいて、前記濾過手段を交換した後に流体を確認する際には前記回動リングを更に所定角度回転させて前記ケーシング本体の第1固定入口主通路と前記回動リングの第2可動入口通路及び前記ケーシング本体の固定排出口通路と前記回動リングの第1可動出口通路を連通させて流体を外部に排出することを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、請求項2に記載の流体用スクリーンチェンジャーにおいて、前記ケーシング本体に洗浄液を流し込むための第2固定入口通路が設けられ、前記ケーシング本体の第2固定入口通路と前記回動リングの第2可動入口通路及び前記ケーシング本体の第1固定放出通路と前記回動リングの第1可動出口通路を連通させ、前記ケーシング本体内部と前記回動リング内部と前記濾過手段を洗浄して外部に放出することを特徴とする。
また、請求項5に記載の発明は、請求項1乃至請求項4に記載の前記回動リング孔の内周壁面に軸方向で前記入口主通路から前記出口主通路に向かって次第に小径となる円錐状テーパー内面が形成され、前記回動リングの外周壁面に前記回動リング孔の内周壁面に形成された前記円錐状テーパー内面と略同一勾配の円錐状テーパー外面が形成されていることを特徴とする。
また、請求項6に記載の発明は、請求項1乃至請求項5に記載の前記回動リングの天部に圧力バランス用部材が固定されていることを特徴とする。
また、請求項7に記載の発明は、請求項1乃至請求項5に記載の前記回動リングの内部に内筒が挿入されており、前記内筒の天部及び底部にそれぞれ圧力バランス用部材が固定されていることを特徴とする。
また、請求項8に記載の発明は、請求項1乃至請求項5に記載の前記回動リングの内部に内筒が挿入されており、前記内筒の天部及び底部に設ける各圧力バランス用部材と前記濾過手段とを一体化して連結固定されていることを特徴とする。
以上のように、本発明にかかる流体用スクリーンチェンジャーによれば、小型化,軽量化、操作性の向上を図ると共に、単筒又は複筒のいずれでも使用することができる。
本発明の実施形態の一例を示す概略斜視図である。 図1のX−X線断面図である。 図2のY−Y線断面図である。 通常運転時の作動状態を示す説明図である。 濾過手段交換時の作動状態を示す説明図である。 流体確認時の作動状態を示す説明図である。 圧力バランスの説明図である。 複筒として使用する場合の概念図である。 本発明の実施形態の他例を示す断面説明図である。 圧力バランスの応用例を示す説明図である。
以下、本発明の実施の一形態について図面を参酌しながら説明する。
ケーシング本体10は、図1に示すように外形が直方体をなした鋼のブロック状のものであり、後述する円柱状の回動リング30がその中心軸線周りに回動できるよう内設される。なお、ケーシング本体10の外形については、図示する内容に限定されるものではなく、単筒又は複筒の使用形態に応じて適宜変更することができる。
図2又は図3に示すように、ケーシング本体10には、その一方外面からに回動リング孔17を連通して他方外面に開口するように、第1固定入口主通路11と第1固定出口主通路12が設けられ、これらの通路が後述する可動通路31に連通する。
また、前記回動リング孔17には、1本の回動リング30が回動自在に挿入される。回動リング30は可動通路31を外円周面に持つ。この可動通路31は軸線に同心の直円筒孔となり、その一端側で軸線の半径方向に貫通する第1可動入口通路32が設けられ、他端側で軸線の半径方向に曲がる第1可動出口通路35が設けられる。これらの第1可動入口通路32と第1可動出口通路35はそれぞれ第1固定入口主通路11と第1固定出口主通路12に連通する。
このようにして、ケーシング本体10に設けられた第1固定入口主通路11及び第1固定出口主通路12は、可動通路31に連通するように回動リング30の軸方向で隔置されたものとなる。また、回動リング30の可動通路31は第1固定入口主通路11及び第1固定出口主通路12に連通するように、第1可動入口通路32と第1可動出口通路35はそれぞれ軸方向に隔置されて方向転換するものとなる。
回動リング30の可動通路31内には、同軸に濾過手段20が挿入される。濾過手段20は有底濾過筒からなり、例えば次のように構成される。補強多孔筒21は直円筒を呈して回動リング30と同心となり、その外周(または内周)に円筒スクリーン22が装着される。補強多孔筒21の一端にネジで取り付けられた凸部材23は、外側中央が外側に凸となっている。補強多孔筒21の他端は、ネジで回動リング30に取り付けられる。これにより、円筒スクリーン22と可動通路31の内面との間には間隔が保たれ、この間隔と補強多孔筒21の内側には、濾過室が構成される。
回動リング30の一端に回動駆動軸40が結合される。回動リング30の他端で可動通路31の開口端には、蓋50のフランジ部がケーシング本体10にボルトで固定される。蓋50の中心部は可動通路31内に突入している。
図3に示すように、回動リング30には複数の可動入口及び可動出口が形成され、ケーシング本体10には複数の固定入口及び固定出口が形成されている。このため、回動リング30を所定角度回転させることにより、それぞれ対応する固定入口通路と可動入口通路及び固定出口通路と可動出口通路を連通可能にしている。以下、その詳細について説明する。
上述したように、ケーシング本体10の第1固定入口主通路11と回動リング30の第1可動入口通路32及びケーシング本体10の第1固定出口主通路12と回動リング30の第1可動出口通路35が連通したときに、回動リング30の可動通路31と連通する。
回動リング30には、第1可動入口通路32から軸線を中心にして所定角度回転(例えば、右回り45度)させた位置に濾過手段20を交換する際に第1固定入口主通路11から流入する流体を外部に放出するときに使用する可動放出溝33が設けられ、この可動放出溝33から軸線を中心にしてさらに所定角度回転(例えば、右回り45度)させた位置に洗浄液を流し込むときに使用する第2可動入口通路34が設けられる。また、回動リング30端部の外周部には残留した流体を排出するときに使用する可動排出口通路36が設けられる。
一方、ケーシング本体10には、第1固定入口主通路11から軸線を中心にして所定角度回転(例えば、右回り45度)させた位置に洗浄液を流し込むときに使用する第2固定入口通路13が設けられる。また、ケーシング本体10の第1固定出口主通路12から軸線を中心にして所定角度回転(例えば、左回り45度)させた位置に濾過手段を交換する際に流体を外部に放出するときに使用する第1固定放出通路14が設けられ、この第1固定放出通路14から軸線を中心にしてさらに所定角度回転(例えば、左回り45度)させた位置に流体を確認するときに使用する固定排出口通路16が設けられる。また、ケーシング本体10の第1固定出口主通路12から軸線を中心にして逆方向に所定角度回転(例えば、右回り45度)させた位置に残留した流体を排出するときに使用する第2固定放出通路15が設けられる。
また、図7に示すように、回動リング30の天部には下部への押しつけ力を低減するための圧力バランス用部材60がネジ止め等により固定されている。これは、入口圧力P1をもった液体がフィルター内部に充満し、濾過手段20によって濾過され出口通路を通り次工程に至ることになるが、入口圧力P1は濾過手段20で圧力損失がおこりP2となる(P1>P2)。そのため、P1がフィルターの内表面にかかり、円柱状の回動リング30をケーシング本体10底部に押しつける大きな力となる。従って、回動駆動軸40の端部に連結された駆動手段は大きな力を必要とし、時には油圧などが用いられる。そこで、このような大きな力をバランスするようにするために、回動リング30の天部には圧力バランス用部材60が固定されている。これにより、回動リング30を上部に引き上げようとする力が働き、下部への押しつけ力を大幅に低減することができる。
次に、本発明にかかる流体用スクリーンチェンジャーの作動状態を説明する。図4は通常運転時の作動状態を示す説明図である。通常運転時には、ケーシング10の第1固定入口主通路11より入った流体は第1可動入口通路32を経由して可動通路31の入口より濾過室に入り、円筒スクリーン22を通り、補強多孔筒21の円周に開けられた孔より補強多孔筒21内を通り、可動通路31の出口を経て第1可動出口通路35と第1固定出口主通路12を経由して次の機器に入る。この間に円筒スクリーン22で流体の不純物が濾過される。
図5は濾過手段交換時の作動状態を示す説明図である。濾過手段交換時には、回動リング30が図5の矢印の方向に45度回転すると、第1可動入口通路32が閉口状態になる。また、第1固定入口主通路11と可動放出溝33が連通して流体が外部に放出されるとともに、第1固定放出通路14と第1可動出口35が連通し流体が外部に放出される。また、第1固定出口主通路12と可動排出口通路36が連通して残留した流体が第2固定放出通路15を介して外部に放出される。従って、濾過室の流体の流れが止まるため、蓋50を取り外して濾過手段20が外に取り出され、新しい濾過手段20と交換できる。
また、濾過手段交換時にケーシング本体10内部等を洗浄する場合、第2固定入口通路13から洗浄液を流し込むと、ケーシング本体10内部と回動リング30内部と濾過手段20が洗浄され、第1可動出口35と第1固定放出通路14を経由して外部に放出される。
図6は流体確認時の作動状態を示す説明図である。濾過手段を交換した後に流体がきれいに濾過されているか否かを確認する時には、回動リング30が図6の矢印の方向に45度回転すると、第1固定入口主通路11と第2可動入口通路34が連通して流体は可動通路31の入口より濾過室に入り、円筒スクリーン22を通り、補強多孔筒21の円周に開けられた孔より補強多孔筒21内を通り、可動通路31の出口を経て第1可動出口通路35と固定排出口通路16を経由して外部に排出される。このように、流体がきれいなことを確認してから、図4の状態(通常の運転状態)に戻して流体を正規の流れに戻す。
以上、本発明にかかる流体用スクリーンチェンジャーについて、1本の回動リング30を単筒として使用する場合の実施形態の一例を説明したが、上述した作動状態は、複筒として使用する場合も同様である。従って、本発明にかかる流体用スクリーンチェンジャーは、図8に示すように、(a)平行2筒、(b)直列2筒、その他3筒以上の複筒として使用することができる。
次に、本発明の実施形態の他例について、図9を参酌しながら説明する。
上述した流体用スクリーンチェンジャーにおいて、回動リング孔17と回動リング30が円柱状(直円筒)に形成されている場合は、回転隙間があるため、この隙間より小さな異物はスクリーンを通らず製品に混入するおそれがある。この問題を解決するためには、テーパー軸とテーパー孔を採用することが効果的である。
図9に示すように、回動リング孔17の内周壁面に軸方向で入口主通路(第1固定入口主通路11)から出口主通路(第1固定出口主通路12)に向かって次第に小径となる円錐状のテーパー内面17aが形成されている。また、回動リング30の外周壁面に回動リング孔17の内周壁面に形成された円錐状のテーパー内面17aと略同一勾配の円錐状のテーパー外面30aが形成されている。これにより、定常運転中においてテーパー面は相互に密着するため、小さな異物の混入を防止することができる。また、スクリーン交換時は、テーパー面の間に隙間が生じるようにテーパー軸を軸方向に少し移動させると容易に回動できるため、スクリーンの交換が容易になる。尚、この隙間が生じる時間は極めて短く、又スクリーン交換時は製品を採らないので問題はない。
また、上述した圧力バランスの応用例について、図10を参酌しながら説明する。
また、図10に示すように、回動リング30の内部に内筒300が挿入されており、内筒300に圧力バランス用部材61(天板)と圧力バランス用部材62(底板)がネジ止め等により固定されている。この場合、図7と同様に、回動リングを上部に引き上げようとする力が働き、下部への押しつけ力を大幅に低減することができる。尚、他の応用例としては、内筒300の天部及び底部に設ける各圧力バランス用部材61、62と濾過手段20とをボルト等により一体化して連結固定することが考えられる。
10 ケーシング本体
11 第1固定入口主通路
12 第1固定出口主通路
13 第2固定入口通路
14 第1固定放出通路
15 第2固定放出通路
16 固定排出口通路
17 回動リング孔
17a テーパー内面
20 濾過手段
21 補強多孔筒
22 円筒スクリーン
23 凸部材
30 回動リング
30a テーパー外面
300 内筒
31 可動通路
32 第1可動入口通路
33 可動放出溝
34 第2可動入口通路
35 第1可動出口通路
36 可動排出口通路
40 回動駆動軸
50 蓋
51 蓋
60 圧力バランス用部材
61 圧力バランス用部材
62 圧力バランス用部材
100 第1スクリーン
101 第2スクリーン
110 第1スクリーン
111 第2スクリーン

Claims (8)

  1. 円柱状の回動リングがその中心軸線周りに回動できるよう案内する回動リング孔を有するケーシング本体と、前記回動リング孔に回動自在に挿入され、軸線に同心の直円筒孔となる可動通路を備えた回動リングと、該回動リングの一端又は両端に結合された回動駆動軸と、前記回動リングと同軸に挿入された濾過手段と、前記ケーシング本体に設けられ、前記可動通路に入口通路及び出口通路を介して連通するように、前記回動リング孔の軸方向で離置された入口主通路および出口主通路とを含む流体用スクリーンチェンジャーにおいて、
    前記回動リングに複数の可動入口及び可動出口が形成されると共に、前記ケーシング本体に複数の固定入口及び固定出口が形成されており、前記回動リングを所定角度回転させることによりそれぞれ対応する固定入口通路と可動入口通路及び固定出口通路と可動出口通路を連通可能にしたことを特徴とする流体用スクリーンチェンジャー。
  2. 前記ケーシング本体の第1固定入口主通路と前記回動リングの第1可動入口通路及び前記ケーシング本体の第1固定出口主通路と前記回動リングの第1可動出口通路が連通したときに前記回動リングの前記可動通路と連通し、前記濾過手段を交換する際には前記回動リングを所定角度回転させて前記第1可動入口通路を閉口状態にすると共に、前記ケーシング本体の第1固定入口主通路と前記回動リングの可動放出溝及び前記ケーシング本体の第1固定放出通路と前記回動リングの第1可動出口を連通させて流体を外部に放出し、前記ケーシング本体の第1固定出口主通路と前記回動リング端部の外周部に設けられた可動排出口通路を連通させて残留した流体を前記ケーシング本体の第2固定放出通路を介して外部に放出することを特徴とする請求項1に記載の流体用スクリーンチェンジャー。
  3. 請求項2に記載の流体用スクリーンチェンジャーにおいて、前記濾過手段を交換した後に流体を確認する際には前記回動リングを更に所定角度回転させて前記ケーシング本体の第1固定入口主通路と前記回動リングの第2可動入口通路及び前記ケーシング本体の固定排出口通路と前記回動リングの第1可動出口通路を連通させて流体を外部に排出することを特徴とする流体用スクリーンチェンジャー。
  4. 請求項2に記載の流体用スクリーンチェンジャーにおいて、前記ケーシング本体に洗浄液を流し込むための第2固定入口通路が設けられ、前記ケーシング本体の第2固定入口通路と前記回動リングの第2可動入口通路及び前記ケーシング本体の第1固定放出通路と前記回動リングの第1可動出口通路を連通させ、前記ケーシング本体内部と前記回動リング内部と前記濾過手段を洗浄して外部に放出することを特徴とする流体用スクリーンチェンジャー。
  5. 前記回動リング孔の内周壁面に軸方向で前記入口主通路から前記出口主通路に向かって次第に小径となる円錐状テーパー内面が形成され、前記回動リングの外周壁面に前記回動リング孔の内周壁面に形成された前記円錐状テーパー内面と略同一勾配の円錐状テーパー外面が形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の流体用スクリーンチェンジャー。
  6. 前記回動リングの天部に圧力バランス用部材が固定されていることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の流体用スクリーンチェンジャー。
  7. 前記回動リングの内部に内筒が挿入されており、前記内筒の天部及び底部にそれぞれ圧力バランス用部材が固定されていることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の流体用スクリーンチェンジャー。
  8. 前記回動リングの内部に内筒が挿入されており、前記内筒の天部及び底部に設ける各圧力バランス用部材と前記濾過手段とを一体化して連結固定されていることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の流体用スクリーンチェンジャー。
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