JP2015116097A - 放電回路故障検知装置及び放電回路故障検知方法 - Google Patents

放電回路故障検知装置及び放電回路故障検知方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2015116097A
JP2015116097A JP2013258330A JP2013258330A JP2015116097A JP 2015116097 A JP2015116097 A JP 2015116097A JP 2013258330 A JP2013258330 A JP 2013258330A JP 2013258330 A JP2013258330 A JP 2013258330A JP 2015116097 A JP2015116097 A JP 2015116097A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
discharge circuit
failure detection
detection device
voltage
pwm control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013258330A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6086605B2 (ja
Inventor
太 小倉
Futoshi Ogura
太 小倉
昌俊 中島
Masatoshi Nakajima
昌俊 中島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2013258330A priority Critical patent/JP6086605B2/ja
Publication of JP2015116097A publication Critical patent/JP2015116097A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6086605B2 publication Critical patent/JP6086605B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Inverter Devices (AREA)

Abstract

【課題】新たな部品の追加なく放電回路の故障を検知可能な放電回路故障検知装置を提供すること。【解決手段】蓄電器が出力する直流電圧を異なるレベルの直流電圧に変換するコンバータと、コンバータから出力された直流電圧を交流電圧に変換して負荷に印加するインバータと、コンバータ及びインバータと並列に設けられた平滑コンデンサと、平滑コンデンサからの放電電流が流れる抵抗と、放電電流が流れる電流経路を開閉するスイッチング素子と、を有する放電回路と、平滑コンデンサの両端電圧を検出する電圧センサーとを備えたシステムにおける、放電回路の故障を検知する放電回路故障検知装置は、スイッチング素子による電流経路の開閉動作を、2つの異なるデューティ比でのPWM制御で段階的に行い、低デューティ比でのPWM制御の段階で得られる両端電圧の変化率及び高デューティ比でのPWM制御の段階で得られる両端電圧の変化率に基づいて、放電回路の故障の有無を検知する。【選択図】図1

Description

本発明は、放電回路の故障を検知する放電回路故障検知装置及び放電回路故障検知方法に関する。
特許文献1には、電力変換装置を有する電気自動車のシステムが開示されている。このシステムは、電力変換装置と、車両制御ユニットと、バッテリーにより供給される直流電源と、走行モータと、車輪とを有する。電力変換装置は、直流電源からの電力を車両制御ユニット及び電力変換制御ユニットを用いて制御し、直流から交流に変換するPWM(パルス幅変調)電力変換モジュールと、放電制御回路と、インターロック回路と、インターロック回路に接続されたフォトカプラと、車両制御ユニットによって制御されるコンタクタとがインバータ筐体に設置されている。図6は、特許文献1に示された放電制御回路及びインターロック回路を示す図である。インターロック回路30の解除と共にコンタクタ32が開くと、第2放電抵抗40と直列に接続されているスイッチング用MOSFET45がオンして、平滑コンデンサ41が放電する。
特開2006−042459号公報
上記説明した特許文献1のシステムは、平滑コンデンサ41が放電する際に電流が流れる第2放電抵抗40又はスイッチング用MOSFET45の故障を検知する機能を有していない。このため、第2放電抵抗40の抵抗値が過小又は過大となったり、スイッチング用MOSFET45が故障しても、当該システムはその状態を検知することができない。なお、第2放電抵抗40又はスイッチング用MOSFET45の故障を検知するためのセンサーを設ければ、当該センサーのためのコスト等は必要であるが、故障検知の機能搭載は実現可能である。しかし、新たな部品の追加によるコストの増加及び部品点数の増加は望ましくない。
本発明の目的は、新たな部品の追加なく放電回路の故障を検知可能な放電回路故障検知装置及び放電回路故障検知方法を提供することである。
上記課題を解決して係る目的を達成するために、請求項1に記載の発明の放電回路故障検知装置は、蓄電器(例えば、実施の形態での蓄電器101)が出力する直流電圧を異なるレベルの直流電圧に変換するコンバータ(例えば、実施の形態でのコンバータ105)と、前記コンバータから出力された直流電圧を交流電圧に変換して負荷に印加するインバータ(例えば、実施の形態での第1インバータ107及び第2インバータ113)と、前記コンバータ及び前記インバータと並列に設けられた平滑コンデンサ(例えば、実施の形態での平滑コンデンサC1,C2)と、前記平滑コンデンサからの放電電流が流れる抵抗(例えば、実施の形態での抵抗R)と、前記放電電流が流れる電流経路を開閉するスイッチング素子(例えば、実施の形態でのスイッチング素子SW)と、を有する放電回路(例えば、実施の形態での放電回路117)と、前記平滑コンデンサの両端電圧を検出する電圧センサー(例えば、実施の形態での電圧センサー115)と、を備えたシステムにおける、前記放電回路の故障を検知する放電回路故障検知装置(例えば、実施の形態での放電回路故障検知装置119)であって、前記スイッチング素子による前記電流経路の開閉動作を、2つの異なるデューティ比でのPWM制御で段階的に行い、低デューティ比でのPWM制御の段階で得られる前記両端電圧の変化率及び高デューティ比でのPWM制御の段階で得られる前記両端電圧の変化率に基づいて、前記放電回路の故障の有無を検知することを特徴としている。
さらに、請求項2に記載の発明の放電回路故障検知装置では、低デューティ比でのPWM制御の段階で得られる前記両端電圧の変化率、高デューティ比でのPWM制御の段階で得られる前記両端電圧の変化率、及び各段階で得られる前記両端電圧の変化率の差分に基づいて、前記放電回路の故障の形態を判別することを特徴としている。
さらに、請求項3に記載の発明の放電回路故障検知装置では、低デューティ比でのPWM制御の段階で得られる前記両端電圧の変化率及び高デューティ比でのPWM制御の段階で得られる前記両端電圧の変化率の少なくともいずれか一方が第1しきい値よりも大きいとき、前記抵抗の抵抗値が過小であるため前記放電回路が故障していると判断することを特徴としている。
さらに、請求項4に記載の発明の放電回路故障検知装置では、低デューティ比でのPWM制御の段階で得られる前記両端電圧の変化率及び高デューティ比でのPWM制御の段階で得られる前記両端電圧の変化率の少なくともいずれか一方が第2しきい値以下であるとき、前記抵抗の抵抗値が過大又は前記スイッチング素子がオープン故障状態であるため前記放電回路が故障していると判断することを特徴としている。
さらに、請求項5に記載の発明の放電回路故障検知装置では、前記放電回路が故障していると判断したときの、各段階で得られる前記両端電圧の変化率の差分が第3のしきい値以上であれば前記抵抗の抵抗値が過大と判別し、前記差分が前記第3のしきい値未満であれば前記スイッチング素子がオープン故障状態であると判別することを特徴としている。
さらに、請求項6に記載の発明の放電回路故障検知装置では、前記平滑コンデンサは、前記コンバータと前記インバータの間に設けられたことを特徴としている。
さらに、請求項7に記載の発明の放電回路故障検知装置では、前記2つの異なるデューティ比でのPWM制御は所定時間ずつ行うことを特徴としている。
さらに、請求項8に記載の発明の放電回路故障検知装置では、前記システムは、前記蓄電器からの電力供給経路の開閉を行うコンタクタ部を備え、前記コンタクタ部によって前記電力供給経路が開かれた状態のときに前記PWM制御を行うことを特徴としている。
さらに、請求項9に記載の発明の放電回路故障検知方法では、蓄電器(例えば、実施の形態での蓄電器101)が出力する直流電圧を異なるレベルの直流電圧に変換するコンバータ(例えば、実施の形態でのコンバータ105)と、前記コンバータから出力された直流電圧を交流電圧に変換して負荷に印加するインバータ(例えば、実施の形態での第1インバータ107及び第2インバータ113)と、前記コンバータ及び前記インバータと並列に設けられた平滑コンデンサ(例えば、実施の形態での平滑コンデンサC1,C2)と、前記平滑コンデンサからの放電電流が流れる抵抗(例えば、実施の形態での抵抗R)と、前記放電電流が流れる電流経路を開閉するスイッチング素子(例えば、実施の形態でのスイッチング素子SW)と、を有する放電回路(例えば、実施の形態での放電回路117)と、前記平滑コンデンサの両端電圧を検出する電圧センサー(例えば、実施の形態での電圧センサー115)と、を備えたシステムにおける、前記放電回路の故障を検知する放電回路故障検知方法であって、前記スイッチング素子による前記電流経路の開閉動作を、2つの異なるデューティ比でのPWM制御で段階的に行うステップと、低デューティ比でのPWM制御の段階で得られる前記両端電圧の変化率及び高デューティ比でのPWM制御の段階で得られる前記両端電圧の変化率に基づいて、前記放電回路の故障の有無を検知するステップと、を有することを特徴としている。
請求項1〜8に記載の発明の放電回路故障検知装置及び請求項9に記載の放電回路故障検知方法によれば、新たな部品の追加なく放電回路の故障を検知できる。さらに、故障形態を判別できる。
一実施形態の放電回路故障検知装置を含む駆動システムの構成を示すブロック図 (a)〜(d)は、放電回路故障検知装置119による2段階に分けたPWM制御のデューティ比と、このPWM制御によるV2電圧の時間変化と、各段階でのV2電圧の変化率の時間変化とを示すグラフ 放電回路故障検知装置119によるPWM制御の詳細を示すフローチャート 放電回路故障検知装置119が放電回路117の故障の有無の判断及び放電回路117の故障形態の判別を行う際の動作を示すフローチャート 他の実施形態の放電回路故障検知装置を含む駆動システムで、平滑コンデンサC1からの放電電流が流れる経路を示す図 特許文献1に示された放電制御回路及びインターロック回路を示す図
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、一実施形態の放電回路故障検知装置を含む駆動システムの構成を示すブロック図である。なお、図1に示すシステムは、HEV(Hybrid Electrical Vehicle:ハイブリッド電気自動車)に設けられた例を示す。なお、このシステムは、EV(Electrical Vehicle:電気自動車)に設けられても良い。
図1に示すHEV(以下、単に「車両」という)の駆動システムは、蓄電器101と、コンタクタ部103と、コンバータ105と、第1インバータ(TRC INV)107と、電動機(TRC MOT)109と、発電機(GEN MOT)111と、第2インバータ(GEN INV)113と、平滑コンデンサC1,C2と、電圧センサー115と、放電回路117と、放電回路故障検知装置119とを備える。なお、第1インバータ107及び第2インバータ113は、コンバータ105に対して並列に設けられている。平滑コンデンサC1は、蓄電器101とコンバータ105の間に、コンバータ105とそれぞれ並列に設けられている。また、平滑コンデンサC2及び電圧センサー115は、コンバータ105と第1インバータ107及び第2インバータ113との間に、コンバータ105とそれぞれ並列に設けられている。
蓄電器101は、直列に接続された複数の蓄電セルを有し、例えば100〜200Vの高電圧を供給する。蓄電セルは、例えば、リチウムイオン電池やニッケル水素電池である。コンタクタ部103は、蓄電器101とコンバータ105の間に設けられ、蓄電器101と電動機109又は発電機111との間の電力供給経路の開閉を行う。電流供給経路には大電流が流れるため、コンタクタ部103を構成するプラス側メインリレーRS1、マイナス側メインリレーRS2及び予備充電リレーRS3は、機械式接点及びコイルから構成される機械式リレーである。
コンバータ105は、蓄電器101の直流出力電圧を直流のまま昇圧又は降圧する。第1インバータ107は、コンバータ105の直流出力電圧を交流電圧に変換して3相電流を電動機109に供給する。電動機109は、車両が走行するための動力を発生する。発電機111は、図示しない内燃機関の動力等によって駆動され、電力を発生する。第2インバータ113は、発電機111が発生した交流電圧を直流電圧に変換する。第2インバータ113によって変換された電力は、蓄電器101に充電されるか、第1インバータ107を介して電動機109に供給される。
平滑コンデンサC1は、コンバータ105の蓄電器101側の直流電圧を平滑化する。また、平滑コンデンサC2は、コンバータ105の第1インバータ107及び第2インバータ113側の直流電圧を平滑化する。電圧センサー115は、平滑コンデンサC2の両端電圧に等しい当該直流電圧(以下「V2電圧」という)を検出する。電圧センサー115が検出したV2電圧を示す信号は、放電回路故障検知装置119に送られる。
放電回路117は、平滑コンデンサC2と並列に設けられ、図1に示すように、直列接続されたスイッチング素子SW及び抵抗Rを有する。スイッチング素子SWは、放電回路故障検知装置119による制御に応じて、放電回路117の電流経路を開閉する。抵抗Rは、例えばセメント抵抗である。
放電回路故障検知装置119は、車両のイグニッションスイッチがオン状態からオフ状態にされ、コンタクタ部103によって電力供給経路が開かれた状態のときに、放電回路117のスイッチング素子SWを2相変調方式でPWM制御する。このとき、スイッチング素子SWが閉状態であれば、平滑コンデンサC2の放電電流が放電回路117を流れ、スイッチング素子SWが開状態であれば放電電流は流れない。放電回路117の電流経路が導通し、図1に一点鎖線で示す平滑コンデンサC2の放電電流が流れることによって、V2電圧が低下する。
放電回路故障検知装置119は、放電回路117の故障を検知するために、2つの異なるデューティ比での段階的なPWM制御をそれぞれ所定の規定時間ずつ行う。すなわち、放電回路故障検知装置119によるPWM制御のデューティ比を2段階に分けて、各デューティ比でのPWM制御がそれぞれ規定時間ずつ行われる。図2(a)〜(d)は、放電回路故障検知装置119による2段階に分けたPWM制御のデューティ比と、このPWM制御によるV2電圧の時間変化と、各段階でのV2電圧の変化率の時間変化とを示すグラフである。
図2(a)は、放電回路117が正常時のグラフの一例を示す。図2(a)に示すように、放電回路117が正常時には、放電回路故障検知装置119による低デューティ比でのPWM制御の段階では、V2電圧は緩やかに低下し、その後の高デューティ比でのPWM制御の段階では、V2電圧は急速に低下する。なお、PWM制御時のV2電圧は、電圧センサー115から得られる。また、各段階でのV2電圧の変化率は放電回路故障検知装置119が算出する。以下、低デューティ比でのPWM制御の段階で得られるV2電圧の変化率をΔVlと表記し、高デューティ比でのPWM制御の段階で得られるV2電圧の変化率をΔVhと表記する。放電回路故障検知装置119は、2段階のデューティ比でのPWM制御を行って得られる、各段階でのV2電圧の変化率ΔVl,ΔVhに基づいて、放電回路117の故障の有無を検知する。さらに、放電回路故障検知装置119は、V2電圧の変化率ΔVl,ΔVhに基づいて、放電回路117の故障の形態を判別する。
図2(b)は、放電回路117の抵抗Rの抵抗値が過小であるときのグラフの一例を示す。また、図2(c)は、放電回路117の抵抗Rの抵抗値が過大であるときのグラフの一例を示す。また、図2(d)は、放電回路117のスイッチング素子SWがオープン故障しているときのグラフの一例を示す。図2(b)〜(d)に示すように、放電回路117の故障の形態によって、各段階でのV2電圧の変化率ΔVl,ΔVhは正常時とは異なる。すなわち、放電回路117の抵抗Rの抵抗値が過小であるときに上記PWM制御が行われると、図2(b)に示すように、正常時と比較してV2電圧の変化率ΔVlが大きい。また、放電回路117の抵抗Rの抵抗値が過大であるときに当該PWM制御が行われると、図2(c)に示すように、正常時と比較してV2電圧の変化率ΔVl,ΔVhがどちらも小さい。また、放電回路117のスイッチング素子SWがオープン故障しているときに当該PWM制御が行われると、図2(d)に示すように、V2電圧の変化率ΔVl,ΔVhはどちらも0である。
したがって、放電回路故障検知装置119は、V2電圧の変化率ΔVlの絶対値が第1しきい値thl1よりも大きい(|ΔVl|>thl1)とき、放電回路117が故障していると判断し、故障の形態としては抵抗Rの抵抗値が過小であると判別する。なお、放電回路故障検知装置119は、V2電圧の変化率ΔVhの絶対値が第1しきい値thh1よりも大きい(|ΔVh|>thh1)ときも、同様の検知及び判別を行っても良い。なお、第1しきい値thl1は、放電回路117が正常時におけるV2電圧の変化率ΔVlの絶対値よりも大きな値である。同様に、第2しきい値thl2は、放電回路117が正常時におけるV2電圧の変化率ΔVhの絶対値よりも大きな値である。
また、放電回路故障検知装置119は、V2電圧の変化率ΔVlの絶対値が第2しきい値thl2以下(|ΔVl|≦thl2)、かつ、V2電圧の変化率ΔVhの絶対値が第2しきい値thh2以下(|ΔVh|≦thh2)であり、V2電圧の変化率ΔVhと変化率ΔVlの差分の絶対値がしきい値thd以上(|ΔVh−ΔVl|≧thd)のとき、放電回路117が故障していると判断し、故障の形態としては抵抗Rの抵抗値が過大であると判別する。なお、第2しきい値thl2は、第1しきい値thl1よりも小さい値であって、放電回路117が正常時におけるV2電圧の変化率ΔVlの絶対値よりも小さな値である。同様に、第2しきい値thh2は、第1しきい値thh1よりも小さい値であって、放電回路117が正常時におけるV2電圧の変化率ΔVhの絶対値よりも小さな値である。
また、放電回路故障検知装置119は、V2電圧の変化率ΔVlの絶対値が第2しきい値thl2以下(|ΔVl|≦thl2)、かつ、V2電圧の変化率ΔVhの絶対値が第2しきい値thh2以下(|ΔVh|≦thh2)であり、V2電圧の変化率ΔVhと変化率ΔVlの差分の絶対値がしきい値thd未満(|ΔVh−ΔVl|<thd)のとき、放電回路117が故障していると判断し、故障の形態としてはスイッチング素子SWがオープン故障状態であると判別する。なお、オープン故障状態のスイッチング素子SWは、放電回路117の電流経路が導通するよう制御されても、開状態のまま変化しない。
上記説明した場合以外において、放電回路故障検知装置119は、放電回路117は正常であると判断する。すなわち、V2電圧の変化率ΔVlの絶対値が第1しきい値thl1以下であり、第2しきい値thl2より大きく(thl2<|ΔVl|≦thl1)、かつ、V2電圧の変化率ΔVhの絶対値が第1しきい値thh1以下であり、第2しきい値thh2より大きい(thh2<|ΔVl|≦thh1)とき、放電回路故障検知装置119は、放電回路117は正常であると判断する。
以下、車両のイグニッションスイッチがオン状態からオフ状態にされた際に放電回路故障検知装置119が行う放電回路117の故障検知のための動作について、図3及び図4を参照して説明する。図3は、放電回路故障検知装置119によるPWM制御の詳細を示すフローチャートである。図4は、放電回路故障検知装置119が放電回路117の故障の有無の判断及び放電回路117の故障形態の判別を行う際の動作を示すフローチャートである。
図3に示すように、放電回路故障検知装置119は、イグニッションスイッチがオフ状態にされたか否かを判断し(ステップS101)、オフ状態であればステップS103に進む。ステップS103では、放電回路故障検知装置119は、コンタクタ部103が電流供給経路を開くよう制御する。次に、放電回路故障検知装置119は、低デューティ比でのPWM制御を行う(ステップS105)。ステップS105では電圧センサー115からV2電圧を示す信号が得られるため、放電回路故障検知装置119は、このときのV2電圧の変化率ΔVlを算出する(ステップS107)。次に、放電回路故障検知装置119は、低デューティ比でのPWM制御の開始から規定時間が経過したかを判断する(ステップS109)。ステップS109において、規定時間が経過していなければステップS105に戻って低デューティ比でのPWM制御を継続し、規定時間が経過すればステップS111に進む。
ステップS111では、放電回路故障検知装置119は、高デューティ比でのPWM制御を行う。ステップS111でも電圧センサー115からV2電圧を示す信号が得られるため、放電回路故障検知装置119は、このときのV2電圧の変化率ΔVhを算出する(ステップS113)。次に、放電回路故障検知装置119は、高デューティ比でのPWM制御の開始から規定時間が経過したかを判断する(ステップS115)。ステップS115において、規定時間が経過していなければステップS111に戻って高デューティ比でのPWM制御を継続し、規定時間が経過すればステップS117に進む。ステップS117では、放電回路故障検知装置119は、ステップS113で算出されたV2電圧の変化率ΔVhと、ステップS107で算出されたV2電圧の変化率ΔVlの差分の絶対値(|ΔVh−ΔVl|)を算出する。
次に、図4に示すように、放電回路故障検知装置119は、V2電圧の変化率ΔVlの絶対値が第1しきい値thl1よりも大きい(|ΔVl|>thl1)か否かを判断し(ステップS201)、|ΔVl|>thl1であればステップS205に進み、|ΔVl|≦thl1であればステップS203に進む。ステップS203では、放電回路故障検知装置119は、V2電圧の変化率ΔVhの絶対値が第1しきい値thh1よりも大きい(|ΔVh|>thh1)か否かを判断し、|ΔVh|>thh1であればステップS205に進み、|ΔVh|≦thh1であればステップS207に進む。ステップS205では、放電回路故障検知装置119は、放電回路117が故障していると判断し、故障の形態としては抵抗Rの抵抗値が過小であると判別する。
ステップS207では、放電回路故障検知装置119は、V2電圧の変化率ΔVlの絶対値が第2しきい値thl2以下(|ΔVl|≦thl2)か否かを判断し、|ΔVl|≦thl2であればステップS209に進み、|ΔVl|>thl2であればステップS211に進む。ステップS209では、放電回路故障検知装置119は、V2電圧の変化率ΔVhの絶対値が第2しきい値thh2以下(|ΔVh|≦thh2)か否かを判断し、|ΔVh|≦thh2であればステップS213に進み、|ΔVh|>thh2であればステップS211に進む。ステップS211では、放電回路故障検知装置119は、放電回路117は正常であると判断する。
ステップS213では、放電回路故障検知装置119は、図3に示したステップS117で算出したV2電圧の変化率ΔVhと変化率ΔVlの差分の絶対値(|ΔVh−ΔVl|)がしきい値thd未満(|ΔVh−ΔVl|<thd)か否かを判断する。ステップS213において、|ΔVh−ΔVl|<thdであればステップS215に進み、|ΔVh−ΔVl|≧thdであればステップS217に進む。ステップS215では、放電回路故障検知装置119は、放電回路117が故障していると判断し、故障の形態としては抵抗Rの抵抗値が過大であると判別する。ステップS217では、放電回路故障検知装置119は、放電回路117が故障していると判断し、故障の形態としてはスイッチング素子SWがオープン故障状態であると判別する。
以上説明したように、本実施形態では、放電回路117の電流経路を導通させて平滑コンデンサC2を放電する際に、放電回路故障検知装置119は、2つの異なるデューティ比でのPWM制御を放電回路117のスイッチング素子SWに対して行う。当該PWM制御時のV2電圧の変化率は、放電回路117のスイッチング素子SWがオープン故障していたり、抵抗Rの抵抗値が過小又は過大であると、正常時とは異なる。このため、放電回路故障検知装置119は、各デューティ比でのPWM制御時に得られたV2電圧の変化率に基づいて、放電回路117の故障の有無を検知する。さらに、放電回路故障検知装置119は、これらV2電圧の変化率に基づいて、放電回路117の故障の形態を判断する。
このように、本実施形態によれば、車両の駆動システムに新たな部品を追加することなく、容易に放電回路117の故障を検知することができ、さらには、放電回路117の故障の形態も判別できる。
上記説明したように、本実施形態では、放電回路故障検知装置119がPWM制御を行う際、スイッチング素子SWが閉状態のときには平滑コンデンサC2の放電電流が放電回路117を流れる。他の実施形態として、当該PWM制御が行われているときに、コンバータ105の上段(ハイサイド側)のトランジスタをオン状態、下段(ローサイド側)のトランジスタをオフ状態とすることで、図5に二点鎖線で示す平滑コンデンサC1の放電電流が放電回路117を流れるようにしても良い。なお、このときの第1しきい値thl1,thh1及び第2しきい値thl2,thh2は、放電回路117が正常であるときのV2電圧に応じた値が設定される。
101 蓄電器
103 コンタクタ部
105 コンバータ
107 第1インバータ(TRC INV)
109 電動機(TRC MOT)
111 発電機(GEN MOT)
113 第2インバータ(GEN INV)
115 電圧センサー
117 放電回路
119 放電回路故障検知装置
C1,C2 平滑コンデンサ
SW スイッチング素子
R 抵抗

Claims (9)

  1. 蓄電器が出力する直流電圧を異なるレベルの直流電圧に変換するコンバータと、
    前記コンバータから出力された直流電圧を交流電圧に変換して負荷に印加するインバータと、
    前記コンバータ及び前記インバータと並列に設けられた平滑コンデンサと、
    前記平滑コンデンサからの放電電流が流れる抵抗と、前記放電電流が流れる電流経路を開閉するスイッチング素子と、を有する放電回路と、
    前記平滑コンデンサの両端電圧を検出する電圧センサーと、
    を備えたシステムにおける、前記放電回路の故障を検知する放電回路故障検知装置であって、
    前記スイッチング素子による前記電流経路の開閉動作を、2つの異なるデューティ比でのPWM制御で段階的に行い、
    低デューティ比でのPWM制御の段階で得られる前記両端電圧の変化率及び高デューティ比でのPWM制御の段階で得られる前記両端電圧の変化率に基づいて、前記放電回路の故障の有無を検知することを特徴とする放電回路故障検知装置。
  2. 請求項1に記載の放電回路故障検知装置であって、
    低デューティ比でのPWM制御の段階で得られる前記両端電圧の変化率、高デューティ比でのPWM制御の段階で得られる前記両端電圧の変化率、及び各段階で得られる前記両端電圧の変化率の差分に基づいて、前記放電回路の故障の形態を判別することを特徴とする放電回路故障検知装置。
  3. 請求項1又は2に記載の放電回路故障検知装置であって、
    低デューティ比でのPWM制御の段階で得られる前記両端電圧の変化率及び高デューティ比でのPWM制御の段階で得られる前記両端電圧の変化率の少なくともいずれか一方が第1しきい値よりも大きいとき、前記抵抗の抵抗値が過小であるため前記放電回路が故障していると判断することを特徴とする放電回路故障検知装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の放電回路故障検知装置であって、
    低デューティ比でのPWM制御の段階で得られる前記両端電圧の変化率及び高デューティ比でのPWM制御の段階で得られる前記両端電圧の変化率の少なくともいずれか一方が第2しきい値以下であるとき、前記抵抗の抵抗値が過大又は前記スイッチング素子がオープン故障状態であるため前記放電回路が故障していると判断することを特徴とする放電回路故障検知装置。
  5. 請求項4に記載の放電回路故障検知装置であって、
    前記放電回路が故障していると判断したときの、各段階で得られる前記両端電圧の変化率の差分が第3のしきい値以上であれば前記抵抗の抵抗値が過大と判別し、前記差分が前記第3のしきい値未満であれば前記スイッチング素子がオープン故障状態であると判別することを特徴とする放電回路故障検知装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の放電回路故障検知装置であって、
    前記平滑コンデンサは、前記コンバータと前記インバータの間に設けられたことを特徴とする放電回路故障検知装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載の放電回路故障検知装置であって、
    前記2つの異なるデューティ比でのPWM制御は所定時間ずつ行うことを特徴とする放電回路故障検知装置。
  8. 請求項1〜7のいずれか一項に記載の放電回路故障検知装置であって、
    前記システムは、前記蓄電器からの電力供給経路の開閉を行うコンタクタ部を備え、
    前記コンタクタ部によって前記電力供給経路が開かれた状態のときに前記PWM制御を行うことを特徴とする放電回路故障検知装置。
  9. 蓄電器が出力する直流電圧を異なるレベルの直流電圧に変換するコンバータと、
    前記コンバータから出力された直流電圧を交流電圧に変換して負荷に印加するインバータと、
    前記コンバータ及び前記インバータと並列に設けられた平滑コンデンサと、
    前記平滑コンデンサからの放電電流が流れる抵抗と、前記放電電流が流れる電流経路を開閉するスイッチング素子と、を有する放電回路と、
    前記平滑コンデンサの両端電圧を検出する電圧センサーと、
    を備えたシステムにおける、前記放電回路の故障を検知する放電回路故障検知方法であって、
    前記スイッチング素子による前記電流経路の開閉動作を、2つの異なるデューティ比でのPWM制御で段階的に行うステップと、
    低デューティ比でのPWM制御の段階で得られる前記両端電圧の変化率及び高デューティ比でのPWM制御の段階で得られる前記両端電圧の変化率に基づいて、前記放電回路の故障の有無を検知するステップと、
    を有することを特徴とする放電回路故障検知方法。
JP2013258330A 2013-12-13 2013-12-13 放電回路故障検知装置及び放電回路故障検知方法 Expired - Fee Related JP6086605B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013258330A JP6086605B2 (ja) 2013-12-13 2013-12-13 放電回路故障検知装置及び放電回路故障検知方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013258330A JP6086605B2 (ja) 2013-12-13 2013-12-13 放電回路故障検知装置及び放電回路故障検知方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015116097A true JP2015116097A (ja) 2015-06-22
JP6086605B2 JP6086605B2 (ja) 2017-03-01

Family

ID=53529426

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013258330A Expired - Fee Related JP6086605B2 (ja) 2013-12-13 2013-12-13 放電回路故障検知装置及び放電回路故障検知方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6086605B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20190009829A (ko) 2016-12-20 2019-01-29 가부시키가이샤 히다치 산키시스템 방전 기능을 갖는 전력 변환 장치
WO2019039047A1 (ja) * 2017-08-21 2019-02-28 日立オートモティブシステムズ株式会社 電力変換装置及びその制御方法
WO2019159580A1 (ja) * 2018-02-15 2019-08-22 日立オートモティブシステムズ株式会社 電力変換装置
JP2020184838A (ja) * 2019-05-08 2020-11-12 富士電機株式会社 インバータ装置及びインバータ制御プログラム
JP2021129391A (ja) * 2020-02-13 2021-09-02 株式会社デンソー モータ駆動装置

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111251824B (zh) * 2020-01-20 2021-06-22 广州华凌制冷设备有限公司 空调器的控制方法、控制装置和空调器

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012147448A1 (ja) * 2011-04-25 2012-11-01 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 放電制御回路
WO2012164680A1 (ja) * 2011-05-31 2012-12-06 トヨタ自動車株式会社 車両および車両の制御方法
JP2013031259A (ja) * 2011-07-27 2013-02-07 Denso Corp コンデンサの放電回路
JP2013038895A (ja) * 2011-08-08 2013-02-21 Denso Corp コンデンサの放電回路
JP2013188092A (ja) * 2012-03-09 2013-09-19 Aisin Aw Co Ltd 電動車両用インバータ装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012147448A1 (ja) * 2011-04-25 2012-11-01 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 放電制御回路
WO2012164680A1 (ja) * 2011-05-31 2012-12-06 トヨタ自動車株式会社 車両および車両の制御方法
JP2013031259A (ja) * 2011-07-27 2013-02-07 Denso Corp コンデンサの放電回路
JP2013038895A (ja) * 2011-08-08 2013-02-21 Denso Corp コンデンサの放電回路
JP2013188092A (ja) * 2012-03-09 2013-09-19 Aisin Aw Co Ltd 電動車両用インバータ装置

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20190009829A (ko) 2016-12-20 2019-01-29 가부시키가이샤 히다치 산키시스템 방전 기능을 갖는 전력 변환 장치
KR102089915B1 (ko) 2016-12-20 2020-03-16 가부시키가이샤 히다치 산키시스템 방전 기능을 갖는 전력 변환 장치
WO2019039047A1 (ja) * 2017-08-21 2019-02-28 日立オートモティブシステムズ株式会社 電力変換装置及びその制御方法
WO2019159580A1 (ja) * 2018-02-15 2019-08-22 日立オートモティブシステムズ株式会社 電力変換装置
JPWO2019159580A1 (ja) * 2018-02-15 2020-12-10 日立オートモティブシステムズ株式会社 電力変換装置
US11196356B2 (en) 2018-02-15 2021-12-07 Hitachi Astemo, Ltd. Power conversion device
JP2020184838A (ja) * 2019-05-08 2020-11-12 富士電機株式会社 インバータ装置及びインバータ制御プログラム
JP7322493B2 (ja) 2019-05-08 2023-08-08 富士電機株式会社 インバータ装置及びインバータ制御プログラム
JP2021129391A (ja) * 2020-02-13 2021-09-02 株式会社デンソー モータ駆動装置
JP7331723B2 (ja) 2020-02-13 2023-08-23 株式会社デンソー モータ駆動装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP6086605B2 (ja) 2017-03-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6086605B2 (ja) 放電回路故障検知装置及び放電回路故障検知方法
CN109168326B (zh) 电源装置
US8513953B2 (en) Power supply device and method for making decision as to contactor weld of power supply device
US7242196B2 (en) Power supply controller apparatus for detecting welding of contactors
KR101190337B1 (ko) 2차 전지 승온 제어 장치, 이를 구비하는 차량, 및 2차 전지 승온 제어 방법
JP6414460B2 (ja) バッテリの劣化状態判定装置及び劣化状態判定方法
CN111791728A (zh) 使用电动机驱动系统的多输入充电系统和方法
US8890488B2 (en) Power supply apparatus and method of controlling the same
JP2006278210A (ja) 故障診断装置および故障診断方法
US20120139522A1 (en) Converter controller
JP5692185B2 (ja) 半導体モジュール
US20160276823A1 (en) Power supply system
US20200395780A1 (en) Charge control apparatus, energy storage apparatus, and charging method
EP2693595B1 (en) Balance correction apparatus and electrical storage system
JP2017034925A (ja) 電源システム
JP2016171637A (ja) 電源システム
CN113167824A (zh) 绝缘电阻检测装置
JP2006067683A (ja) 蓄電装置
JP2011185812A (ja) 電源制御装置
JP2019221063A (ja) 車両用電源装置
CN110361669B (zh) 电池劣化判定装置
JP5611300B2 (ja) 電力変換装置およびその制御方法
JP2016213025A (ja) 蓄電池システム
JP2014102079A (ja) 蓄電システム
JP2012115018A (ja) 電力制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20151127

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160920

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160921

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161025

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170104

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170130

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6086605

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees