JP2015115424A - コンデンサ装置 - Google Patents

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【課題】コンデンサ装置において、コンデンサの振動が外部に伝播することである。【解決手段】コンデンサ装置10は、充放電によって振動する振動側面13を有するコンデンサ12,14,16と、樹脂材料を介してコンデンサ12,14,16を内部に保持するケース20と、コンデンサ12,14,16の振動側面13に向かい合うケース20の対向側面24,25とコンデンサ12,14,16の振動側面13の間の樹脂部分22において、ケース20の対向側面24,25の側よりもコンデンサ12,14,16の振動側面13の側に近い位置に配置されるプレート30,32であって、樹脂材料よりも曲げ剛性の高い材料で構成され、コンデンサ12,14,16の振動側面13がケース20の対向側面24,25に投影される面積よりも広い投影面積を有するプレート30,32と、を備えることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、コンデンサ装置に係り、特に、コンデンサを樹脂ケースに収納したコンデンサ装置に関する。
コンデンサは充放電動作によって発熱し、構造によっては振動する。そこで、複数のコンデンサを用いるとき、あるいはコンデンサに電極を取り付けたとき等に、放熱性や振動の緩衝のために、コンデンサを樹脂ケースに収容することが用いられる。
例えば、 特許文献1には、複数の金属化フィルムコンデンサをケースに収納する際に、ケース内に各金属化フィルムコンデンサを分ける仕切板を配置して樹脂を充填する構成が開示される。これによって、樹脂が固化するときのケースの変形を抑制し、各金属化フィルムにかかる応力を緩和している。
特許文献2は、強誘電体を用いる積層セラミックコンデンサに交流信号が印加されると圧電現象によって振動が発生することを述べている。これを抑制するために、金属端子板を用いて積層セラミックコンデンサを回路基板から浮かせながら搭載し、回路基板とこれに対向する積層セラミックコンデンサの面との間に振動緩衝部材を介在させることが開示されている。
特許文献3には、複数のコンデンサを接続したコンデンサ装置において、コンデンサと金属製のケースの底面間に、熱伝導性のよい樹脂と機械強度のよい樹脂を二層構造で充填することが開示される。
特開2010−040832号公報 特開2000−182888号公報 特開2006−196680号公報
コンデンサが充放電をするとき振動するが、その振動は、コンデンサの構造で決まる所定の方向に生じる。例えば、円筒形のコンデンサの場合、円筒形の外周面で振動し、両端面ではあまり振動しない。
例えば、ハイブリッド車両に搭載される電力制御回路にコンデンサが接続される場合、コンデンサが動作によって振動すると、その振動が電力制御回路の筐体に伝播し、電力制御回路の筐体の振動が車両のボディに伝播し、車室内に耳障りな騒音として聞こえることがある。
本願発明の目的は、コンデンサの振動が外部に伝播することを抑制できるコンデンサ装置を提供することである。
本発明に係るコンデンサ装置は、複数の側面を有するコンデンサであって、充放電によって生じる振動が他の側面に比し大きい側面である振動側面を有するコンデンサと、樹脂材料を介してコンデンサを内部に保持するケースと、コンデンサの振動側面に向かい合うケースの対向側面とコンデンサの振動側面の間の樹脂部分において、ケースの対向側面の側よりもコンデンサ振動側面の側に近い位置に配置されるプレートであって、樹脂材料よりも曲げ剛性の高い材料で構成され、コンデンサの振動側面がケースの対向側面に投影される面積よりも広い投影面積を有するプレートと、を備えることを特徴とする。
上記構成のコンデンサ装置は、樹脂材料を介してコンデンサを内部に保持するケース内で、ケースの対向側面の側よりもコンデンサ振動側面の側に近い位置に配置されるプレートを備えるので、コンデンサの振動によってケース対向側面に生じ得る振動が抑制される。これによって、コンデンサの振動が外部に伝播することを抑制できる。
本発明に係る実施の形態のコンデンサ装置の構成図である。 図1の断面図である。(a)は上面から見た図、(b)は側面から見た図、(c)は、ケースの側面におけるコンデンサとプレートの投影面積を示す図である。 図3は、コンデンサ装置の振動を示す図で、(a)は、図1,2の構成のコンデンサ容器における振動を示す図で、(b)は、プレートを用いないコンデンサ装置の振動を示す図である。 プレートの配置位置、及びプレートの面積の大きさと、コンデンサ装置の振動との関係を示す図である。
以下に図面を用いて本発明に係る実施の形態につき詳細に説明する。以下では、コンデンサ装置として、ハイブリッド車両に搭載される電力制御装置に用いられるものを述べるが、これは説明のための例示であって、外部の回路装置に接続されて用いられるコンデンサ装置であればよく、用途は問わない。以下に述べる形状、材質、コンデンサの個数等は、説明のための例示であって、コンデンサ装置の仕様等により、適宜変更が可能である。また、以下では、全ての図面において同様の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図1は、ハイブリッド車両に搭載される回転電機に接続される電力制御装置に用いられるコンデンサ装置10の外観図である。電力制御装置は、インバータ回路と、電圧変換回路とを含み、コンデンサ装置10は、これらの回路における電圧や電流の平滑化等に用いられる。
図1には、互いに直交するX方向とY方向とZ方向を示した。図2は、図1のコンデンサ装置10の断面図で、(a)は、コンデンサ装置10の上面側から見た断面図で、(b)に示すA−A線に沿って切断した図、(b)は、コンデンサ装置10の側面側から見た図で、(a)に示すB−B線に沿って切断した図、(c)は、(b)のC−C線に沿ってXZ平面で切断し、−Y方向を見た断面図である。
コンデンサ装置10は、全体として直方体の外形を有し、コンデンサ12,14,16と、樹脂材料を介してコンデンサ12,14,16を内部に保持するケース20と、振動伝播抑制のためのプレート30,32を備える。
コンデンサ12,14,16は、金属製で円筒形の外形を有する密閉容器の内部にコンデンサ素子を収納し、金属製密閉容器との間を絶縁しながら円筒形の軸方向の両端部に正極端子と負極端子を引き出したキャパシタである。
コンデンサ素子としては、正極電極薄膜と負極電極薄膜の間に誘電体を挟み、円筒状に巻回したものを用いることができる。誘電体としては液体である電解質液や、固体であるプラスチックフィルムが用いられる。例えば、正極電極薄膜と負極電極薄膜の間に電解液を充填した電解コンデンサをコンデンサ素子として用いることができる。また、ポリエステルやポリプロピレン等のフィルムの両面に金属薄膜を蒸着して一方側を正極電極薄膜、他方側を負極電極薄膜としたフィルムコンデンサをコンデンサ素子として用いてもよい。
コンデンサ12,14,16の正極端子と負極端子には、それぞれ引出電極部材が接続される。各引出電極部材は、コンデンサ装置10の内部に配置されて締結部26,28へ引き出される。引き出される途中で、複数の引出電極部材を相互接続してもよい。例えば、3つのコンデンサ12,14,16を並列接続して用いるときは、3つの正極端子を相互に接続して1つの正極引出電極部材とし、3つの負極端子を相互に接続して1つの負極引出電極部材とされる。なお、図1以下では、引出電極部材の図示を省略した。
ケース20は、コンデンサ装置10における樹脂ケースである。ケース20は、直方体形状のコンデンサ装置10において、コンデンサ12,14,16とプレート30,32とコンデンサ12,14,16の引出電極部材等を除いた樹脂部分22である。例えば、コンデンサ装置10は、モールド型にコンデンサ12,14,16等を配置し、樹脂モールドして所定の外形に成形し、その後モールド型から取り外すことで得ることができるが、得られた直方体のコンデンサ装置10の外形がケース20の外形である。このように、ケース20は、樹脂部分22を構成する樹脂材料を介してコンデンサ12,14,16等を内部に保持するものである。
なお、上記の方法とは別に、上部に矩形形状の開口部を有し開口部の周囲を枠状の壁部を配置し底部を有する矩形筒状の容器を予め準備し、底部と枠状の壁部で形成される内部空間にコンデンサ12,14,16等を配置し、隙間を樹脂材料で充填することでもコンデンサ装置10を得ることができるが、容器を別途準備することが必要である。この場合でも容器の材質を充填される樹脂材料と同じのときは、モールド型で得られるコンデンサ装置10と同じものとなる。以下では、製造方法を問わず、得られるコンデンサ装置10における樹脂部分22がケース20を指すものとする。
樹脂部分22を構成する樹脂材料としては、成形性と耐熱性に優れた熱硬化樹脂が用いられる。熱硬化樹脂としては、エポキシ系樹脂、ポリイミド系樹脂等を用いることができる。樹脂に適当なフィラーを含ませてもよい。
ケース20の端部に設けられる締結部26,28は、コンデンサ12,14,16の正極端子と負極端子に接続された引出電極部材を介して接続端子を保持する。例えば、締結部26に、コンデンサ装置10のプラス側端子とマイナス端子側端子を露出させて設けることができる。プラス端子は、コンデンサ12,14,16の正極端子から引出電極部材を介して引き出された接続端子であり、マイナス端子はコンデンサ12,14,16の正極端子から引出電極部材を介して引き出された接続端子である。電源制御装置のインバータ回路にコンデンサ装置10を用いる場合には、インバータ回路の正極母線からの接続線が締結部26のプラス端子に締結され、インバータの負極母線からの接続線が締結部26のマイナス端子に締結される。
上記では、締結部26を介してコンデンサ装置10と電源制御装置が接続される例を述べたが、締結部28に電源制御装置を接続するものとしてもよい。締結部26,28を介してコンデンサ装置10に接続される外部装置は、電力制御装置以外であってもよい。以下では、締結部26を介してコンデンサ装置10と電源制御装置が接続されるものとする。
コンデンサ12,14,16は、充放電動作時に振動する。振動は、円筒形の外形に生じやすく、円筒形の端面には生じにくい。このように、コンデンサ12,14,16は、円筒形の外形を構成する側面と、円筒形の端面となる側面と、複数の側面を有し、複数の側面のなかで、充放電によって生じる振動が他の側面に比し大きい側面である振動側面を有する。図1では、コンデンサ12に代表させて、その円筒形の外周面を、充放電による振動が生じやすい振動側面13として示し、振動側面13の振動18を白抜き矢印で示した。上記ではコンデンサ12,14,16を円筒形のものとして説明したが、これ以外の形状を有するものでもよい。その場合、コンデンサの複数の側面のなかで、充放電によって生じる振動が他の側面に比し大きい側面が振動側面である。
コンデンサ12,14,16が振動すると、ケース20が振動し、ケース20の締結部26,28を介して接続されている電力制御装置に振動が伝播する。電力制御装置はハイブリッド車両の車体に搭載されるので、電力制御装置の振動は、車体に伝播し、場合によって騒音として聞こえる場合がある。
コンデンサ12,14,16の振動18が電力制御装置に伝播するのは締結部26を介してであるので、締結部26が設けられるケース20の側面がコンデンサ12の振動側面13に対向する場合に、コンデンサ12の振動18が最も大きく電力制御装置に伝播する。図1はそのような場合で、コンデンサ12の振動側面13に向かい合う面であるケースの対向側面24に締結部26が設けられている。したがって、コンデンサ12の振動側面13に生じた振動18がケース20の対向側面24を振動させ、その振動が締結部26を介して電力制御装置に伝播する。プレート30は、コンデンサ12の振動18が電力制御装置に伝播することを抑制するために設けられる。同様に、プレート32は、コンデンサ16の振動18が締結部28を介して接続される外部装置に伝播することを抑制するために設けられる。
プレート30,32は、コンデンサ12,16の振動側面13と、ケース20の対向側面24,25の間に配置される板状部材である。プレート30,32は、ケース20の樹脂部分22を構成する樹脂材料よりも曲げ剛性の高い材料で構成される。プレート30,32の材料の曲げ剛性が樹脂部分を構成する曲げ剛性よりも高いとは、仮にプレート30,32の材料を、樹脂部分22を構成する樹脂材料で置き換えたとき、振動側面13と対向側面24,25の間の樹脂部分22が振動側面13からの振動によって変形する大きさが、置き替える前に比べて大きくなるということを指す。かかるプレート30,32の材質としては、金属材料を用いることができる。例えば鉄板を用いることができる。プレート30,32は平板で構成してもよいが、適当なリブを設けることで、プレート30,32としての曲げ剛性を高めることができる。コンデンサ装置10におけるプレート30,32は配置位置がコンデンサ12側かコンデンサ16側かが相違するだけで、その他は同じであるので、特に断らない限り、以下ではプレート30について説明する。
プレート30は、ケース20の対向側面24とコンデンサ12,16の振動側面13の間の樹脂材料充填部分である樹脂部分22において、ケース20の対向側面24側よりもコンデンサ12,16の振動側面13側に近い位置に配置される。
図2(b)は、振動側面13と対向側面24とプレート30について、Y方向に沿った位置関係を示す図である。ここでは、コンデンサ12の振動側面13の位置がP13として示され、ケース20の対向側面24の位置がP24として示され、プレート30の位置がP30として示される。プレート30はY方向に沿って厚さがあるので、P30はプレート30の厚さ方向の中心位置とすることができる。
図2(b)に示されるように、プレート30の位置P30は、ケース20の対向側面24の位置P24よりもコンデンサ12の振動側面13の位置P13の側に近い位置に設定される。すなわち、|P30とP13の位置の差|<|P30とP24の位置の差|となるように設定される。すなわち、近接度={|P30とP13の位置の差|/|P24とP13の位置の差|}として、近接度が0.5未満となるように設定される。近接度が小さい値となるほど、コンデンサ12の振動18によるケース20の対向側面24の振動の大きさが抑制される。好ましくは、近接度を0.1程度とすることが好ましい。
図2(c)は、プレート30の大きさを示す図である。プレート30の大きさは、プレート30がケース20の対向側面24に投影される面積A30が、コンデンサ12の振動側面13がケース20の対向側面24に投影される面積A13よりも広くなるように設定される。図2(c)に示されるように、コンデンサ12の振動側面13がケース20の対向側面24に投影される面積A13は、A13={(Z方向の高さH12)×(X方向の幅W12)}である。プレート30がケース20の対向側面24に投影される面積A30は、A30={(Z方向の高さH30)×(X方向の幅W30)}である。プレート30の大きさは、H30>H12、W30>W12となるように設定され、したがって、プレート30の投影面積A30=(H30×W30)は、コンデンサ12の振動側面13の投影面積A13=(H12×W12)よりも広い。
図3は、上記構成の作用効果を従来技術と比較して説明する図である。図3(a)は、プレート30,32を用いる図1,2の構成のコンデンサ装置10における振動を示す図で、(b)は、プレート30,32を用いない従来技術のコンデンサ装置の振動を示す図である。これらの図は、それぞれ図2(a)に対応し、コンデンサ12,14,16が充放電動作を行って振動が生じたときを示す図である。
図3(a)に示すように、コンデンサ12,14,16が充放電動作を行うと、コンデンサ12,14,16の振動側面13がX方向に伸縮を繰り返し、振動18が生じる。振動18の方向は、ケース20の対向側面24,25に向かっている。ここで、コンデンサ12の振動側面13とケース20の対向側面24との間に樹脂部分22の曲げ剛性よりも大きな曲げ剛性を有するプレート30が配置されている。これによって、コンデンサ12,16の振動側面13の振動18によって樹脂部分22が振動しても、その樹脂部分22の動きがプレート30で塞き止められ、ケース20の対向側面まで影響が及ばない。したがって、締結部26はほとんど振動しない。
これに対し、従来技術を示す図3(b)では、コンデンサ12,14,16が充放電動作を行うと、図3(a)と同様に、コンデンサ12,14,16の振動側面13がX方向に伸縮を繰り返し、振動18が生じる。ここでは、プレート30が設けられないので、振動18によって、ケース20の樹脂部分22がX方向に伸縮して振動を生じる。したがって、締結部26にX方向に伸縮する振動が生じ、この振動が電力制御装置に伝播し、ハイブリッド車両の車体に伝播し、車室内に騒音が生じ得る。
図4は、プレートの配置位置、面積によって振動抑制の効果に差が出ることを示す図である。
図4(a)は、プレート30の位置P30がコンデンサ12の振動側面の側よりもむしろケース20の対向側面24,25の位置P24に近い位置に配置された場合を示す図である。近接度でいえば、近接度≦0.5に設定された場合を示す図である。図4(a)は、近接度がかなり1.0に近い例を示している。このように近接度が1.0に近いと、コンデンサ12が振動するとき、コンデンサ12の振動側面13とプレート30の間の樹脂部分22がコンデンサ12の振動側面13のX方向の伸縮とほぼ同じように伸縮する。プレート30は、この樹脂部分22の伸縮の動きを受け止めようとするが、ここでは既にかなり大きな伸縮量となっているので、その動きを完全には塞き止めることができない。したがって、プレート30がX方向に伸縮して振動する。この振動によってケース20の対向側面24が振動し、締結部26がX方向に伸縮して振動が生じ、この振動が電力制御装置に伝播し、ハイブリッド車両の車体に伝播し、車室内に騒音が生じ得る。
図4(b)は、振動側面13の投影面積A13よりも狭い投影面積を有するプレート31,33を用いた場合を示す図である。プレート31,33は同じものであるのでプレート31について説明する。ここでは、プレート31の幅W31が図2で説明した幅W30のほぼ半分の大きさである例を示している。このようにプレート31の投影面積が狭く、コンデンサ12の振動側面13に向かい合っている部分が少ないと、プレート31が振動側面13に向かい合っていないところの樹脂部分22に振動が生じ、ケース20の対向側面24の一部が振動し、これによって締結部26に振動が生じる。この振動が電力制御装置に伝播し、ハイブリッド車両の車体に伝播し、車室内に騒音が生じ得る。
図3,4に示すように、プレート30の配置位置P30をコンデンサ12の振動側面13側に近くなるように近接度を0.5未満に設定し、プレート30の投影面積A30をコンデンサ12の振動側面13の投影面積A13よりも大きく設定することで、コンデンサ12の振動18が締結部26に伝播することを抑制できる。これによって、振動18が電力制御装置や車体に伝播することを抑制でき、車室内の騒音として影響を与えることを抑制できる。
10 コンデンサ装置、12,14,16 コンデンサ、13 振動側面、18 振動、20 ケース、30,32 プレート、22 樹脂部分、24,25 対向側面、26,28 締結部、30,31,32 プレート。

Claims (1)

  1. 複数の側面を有するコンデンサであって、充放電によって生じる振動が他の側面に比し大きい側面である振動側面を有するコンデンサと、
    樹脂材料を介してコンデンサを内部に保持するケースと、
    コンデンサの振動側面に向かい合うケースの対向側面とコンデンサの振動側面の間の樹脂部分において、ケースの対向側面の側よりもコンデンサの振動側面の側に近い位置に配置されるプレートであって、樹脂材料よりも曲げ剛性の高い材料で構成され、コンデンサの振動側面がケースの対向側面に投影される面積よりも広い投影面積を有するプレートと、
    を備えることを特徴とするコンデンサ装置。
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