JP2015115123A - 充電コネクタ及び蓋構造 - Google Patents

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大崎 卓也
Takuya Osaki
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Abstract

【課題】安価な構成で蓋体の開閉をスムーズに行える充電コネクタを提供する。【解決手段】充電コネクタ100は、ソケット10,12を収容するハウジング14と、ハウジング14に固定されるシャフト40と、シャフト40を中心として閉位置と開位置との間で回転可能な蓋体16と、蓋体16を開位置に向けて付勢するコイルバネ42と、蓋体16の回転運動を抑制するコイルバネ60とを備えている。コイルバネ60は、シャフト40が回転可能に圧入されるコイル61と、蓋体16が第1の回転位置から開位置まで回転する間は蓋体16の第1の当接部16Aに当接して蓋体16の回転とともにコイル61をシャフト40に対して摺動させる第1のアーム60Aと、蓋体16が第2の回転位置から閉位置まで回転する間は蓋体16の第2の当接部16Bに当接して蓋体16の回転とともに第1のアーム60Aをブレーキ開始位置に戻す第2のアーム60Bとを有する。【選択図】図6

Description

本発明は、充電コネクタに係り、特に電気自動車やプラグインハイブリッドカーに設けられる充電コネクタに関するものである。
電気自動車やプラグインハイブリッドカーの充電コネクタには、充電プラグが接続される接続口を覆うように蓋体が開閉可能に設けられている。このような蓋体は、バネなどの付勢部材によって蓋体が開く方向に付勢されている。蓋体の閉状態においては、蓋体がハウジングに係止されているが、操作者がこの係止を解除すると、付勢部材の付勢力によって蓋体が開くようになっている。
このような充電コネクタでは、蓋体を付勢するバネの力が強いと蓋体が勢いよく開きすぎて、蓋体に負担がかかって充電コネクタの破損を招く可能性がある。このため、回転式のオイルダンパを用いて蓋体をゆっくり開閉させる充電コネクタ(例えば特許文献1参照)や、蓋体の回転軸の周りにゴムリングを設けてこのゴムリングにより回転軸を圧縮し続けて蓋体をゆっくり開閉させる充電コネクタ(例えば特許文献2参照)が知られている。
しかしながら、特許文献1に開示されている充電コネクタは、高価なオイルダンパを用いるものであるため、充電コネクタの製造コストが高くなってしまうという問題がある。また、特許文献2に開示されている充電コネクタでは、蓋体が閉状態から開状態になるまでの間は蓋体にゴムリングによる摩擦力が常に印加されるようになっている。また、開状態から閉状態になるまでの間も同様にゴムリングによる摩擦力が常に印加されるようになっている。したがって、蓋体の開き始めの際にはゴムリングの摩擦力により蓋体が開きにくく、また、蓋体を閉じ始める際にはゴムリングの摩擦力により蓋体が重くなり閉じにくいという問題があった。
特開2009−202797号公報 特開2012−15058号公報
本発明は、このような従来技術の問題点に鑑みてなされたもので、安価な構成で蓋体の開閉をスムーズに行える充電コネクタを提供することを第1の目的とする。
また、本発明は、安価な構成で蓋体の開閉をスムーズに行える蓋構造を提供することを第2の目的とする。
本発明の第1の態様によれば、安価な構成で蓋体の開閉をスムーズに行える充電コネクタが提供される。この充電コネクタは車両に設けられる。上記充電コネクタは、充電プラグ用のソケットを収容するハウジングと、上記ハウジングに固定されるシャフトと、上記シャフトを中心として閉位置と開位置との間で回転可能な蓋体と、上記蓋体を上記開位置に向けて付勢する付勢部材と、上記シャフトに取り付けられ、上記蓋体の回転運動を抑制するブレーキ部材とを備えている。上記ブレーキ部材は、上記シャフトが回転可能に圧入される回転部と、上記回転部から延びる第1の延出部と、上記回転部から延びる第2の延出部とを含んでいる。上記第1の延出部は、上記蓋体が上記閉位置から上記閉位置と上記開位置との間の第1の回転位置まで回転する間は上記蓋体に接触することなくブレーキ開始位置で静止し、上記蓋体が上記第1の回転位置から上記開位置まで回転する間は上記蓋体に形成された第1の当接部に当接して該蓋体の回転とともに上記回転部を上記シャフトに対して摺動させるように構成されている。上記第2の延出部は、上記蓋体が上記開位置から上記開位置と上記閉位置との間の第2の回転位置まで回転する間は上記蓋体に接触することなく、上記蓋体が上記第2の回転位置から上記閉位置まで回転する間は上記蓋体に形成された第2の当接部に当接して該蓋体の回転とともに上記第1の延出部を上記ブレーキ開始位置に戻すように構成されている。
本発明の第2の態様によれば、安価な構成で蓋体の開閉をスムーズに行える蓋構造が提供される。この蓋構造は、ハウジングと、前記ハウジングに固定されるシャフトと、前記シャフトを中心として閉位置と開位置との間で回転可能な蓋体と、前記蓋体を前記開位置に向けて付勢する付勢部材と、前記シャフトに取り付けられ、前記蓋体の回転運動を抑制するブレーキ部材とを備える。前記ブレーキ部材は、前記シャフトが回転可能に圧入される回転部と、前記回転部から延びる第1の延出部と、前記回転部から延びる第2の延出部とを含んでいる。上記第1の延出部は、前記蓋体が前記閉位置から前記閉位置と前記開位置との間の第1の回転位置まで回転する間は前記蓋体に接触することなくブレーキ開始位置で静止し、前記蓋体が前記第1の回転位置から前記開位置まで回転する間は前記蓋体に形成された第1の当接部に当接して該蓋体の回転とともに前記回転部を前記シャフトに対して摺動させるように構成されている。前記第2の延出部は、前記蓋体が前記開位置から前記開位置と前記閉位置との間の第2の回転位置まで回転する間は前記蓋体に接触することなく、前記蓋体が前記第2の回転位置から前記閉位置まで回転する間は前記蓋体に形成された第2の当接部に当接して該蓋体の回転とともに前記第1の延出部を前記ブレーキ開始位置に戻すように構成されている。
本発明によれば、蓋体の開動作において、蓋体が閉位置から第1の回転位置に回転するまでは、ブレーキ部材の第1の延出部は蓋体のいずれの箇所にも接触することなくブレーキ開始位置で静止している。したがって、この間はブレーキ部材が蓋体に力を与えることがなく、付勢部材の付勢力が低減されることがない。このため、付勢部材の付勢力を使って蓋体をスムーズに開き始めることができる。また、蓋体が第1の回転位置から開位置に回転するまでは、ブレーキ部材の第1の延出部が蓋体の第1の当接部に当接し、蓋体の回転に伴ってブレーキ部材の回転部がシャフトに対して摺動されるので、ブレーキ部材の回転部とシャフトの外周面との間で摩擦力が生じ、この摩擦力により回転部(及び蓋体)のシャフト周りの回転が抑制(制動)される。この回転部の回転の抑制(制動)により、付勢部材による付勢力が低減されるため、蓋体をゆっくり開けることができ、蓋体に負担がかかって充電コネクタが破損してしまうことを防止することができる。
さらに、蓋体の閉動作において、蓋体が開位置から第2の回転位置に回転するまでは、ブレーキ部材の第2の延出部は蓋体のいずれの箇所にも接触することがないため、ブレーキ部材が蓋体に力を与えることがない。したがって、操作者は、付勢部材による付勢力に抗する力を蓋体に加えるだけで蓋体を回転させることができ、蓋体の閉じ始めの際に大きな力を必要としない。また、蓋体が第2の回転位置から閉位置に回転するまでは、ブレーキ部材の第2の延出部が蓋体の第2の当接部に当接しているので、蓋体の回転に伴って上記第1の延出部をブレーキ開始位置に戻すことができる。
ここで、上記シャフトの外周面に対して摺動可能な内周面を有する上記回転部としてのコイルと、上記コイルの一方の端部から延びる上記第1の延出部としての第1のアームと、上記コイルの他方の端部から延びる上記第2の延出部としての第2のアームとを含むねじりコイルバネを上記ブレーキ部材として用いることができる。この場合において、上記シャフトを上記ねじりコイルバネのコイルの内部に圧入してもよい。さらに、上記ねじりコイルバネのコイルの軸方向に沿った見たときに上記第1のアームと上記第2のアームとが交差するようにねじりコイルバネを構成してもよい。また、上記シャフトに巻回されたねじりコイルバネを上記付勢部材として用いてもよい。
上記第1の当接部は、上記ブレーキ部材の第1の延出部と係合可能に構成されていることが好ましく、上記第2の当接部は、上記ブレーキ部材の第2の延出部と係合可能に構成されていることが好ましい。
本発明に係る充電コネクタは、安価な構成で蓋体の開閉をスムーズに行うことができる。また、本発明に係る充電コネクタ用の蓋構造は、安価な構成でスムーズに開閉させることができる。
本発明の一実施形態における充電コネクタを示す斜視図である。 図1の充電コネクタの平面図である。 図1の充電コネクタの蓋体が閉位置にあるときの断面図であり、図2のA−A線断面に対応するものである。 図3の蓋体が開位置にあるときの断面図であり、図2のA−A線断面に対応するものである。 図1の充電コネクタの蓋体が閉位置にあるときの断面図であり、図2のB−B線断面に対応するものである。 図5の蓋体が閉位置と開位置との間の第1の回転位置にあるときの断面図であり、図2のB−B線断面に対応するものである。 図5の蓋体が開位置にあるときの断面図であり、図2のB−B線断面に対応するものである。 図5の蓋体が開位置と閉位置との間の第2の回転位置にあるときの断面図であり、図2のB−B線断面に対応するものである。 本発明の一実施形態におけるブレーキ部材として用いられるコイルバネを示す正面図である。 本発明の他の実施形態におけるブレーキ部材として用いられるコイルバネを示す正面図である。
以下、本発明に係る蓋構造を有する充電コネクタの実施形態について図1から図10を参照して詳細に説明する。なお、図1から図10において、同一又は相当する構成要素には、同一の符号を付して重複した説明を省略する。
図1は、本発明の一実施形態における蓋構造を有する充電コネクタ100を示す斜視図である。図1に示すように、充電コネクタ100は、充電プラグ(図示せず)のパワー端子に嵌合するパワーソケット10と、充電プラグの信号端子に嵌合する信号線ソケット12と、パワーソケット10と信号線ソケット12とを収容するハウジング14と、ハウジング14に取り付けられた蓋体16とを備えている。ハウジング14は、略矩形状の板部20と円筒状のソケット収容部22とを備えている。板部20には、充電コネクタ100を電気自動車やプラグインハイブリッドカーの車体に取り付ける際にネジなどを挿通させる固定孔18が形成されている。ソケット収容部22の内部には、パワーソケット10と信号線ソケット12とが収容されている。
図2は充電コネクタ100の平面図、図3は蓋体16が閉位置にあるときの断面図、図4は蓋体16が開位置にあるときの断面図である。図3及び図4は、図2のA−A線断面に対応するものである。また、図2から図4においてパワーソケット10と信号線ソケット12は図示を省略している。
図1から図4に示すように、蓋体16は、ハウジング14のソケット収容部22に対応する形状を有する円板部24と、互いに離間して円板部24から略垂直に延びる第1の側壁31、第2の側壁32、及び第3の側壁33と、円板部24から略垂直に延び、これらの側壁31,32,33と垂直な第4の側壁34とを有している。第1の側壁31、第2の側壁32、及び第3の側壁33には、それぞれ挿通孔36が形成されており、これらの挿通孔36にはハウジング14に固定されたシャフト40が挿通されている。このような構成により、蓋体16はシャフト40を中心として回転可能となっており、図3に示す閉位置から図4に示す開位置まで移動(回転)するようになっている。
図3に示す蓋体16の閉位置では、ハウジング14のソケット収容部22に収容されたパワーソケット10と信号線ソケット12が蓋体16に覆われるようになっており、このとき蓋体16は後述するロック機構により閉位置にロックされる。図4に示す蓋体16の開位置では、第4の側壁34の端部がハウジング14のソケット収容部22の外周面22Aに当接するようになっており、このソケット収容部22の外周面22Aにより蓋体16のそれ以上の回転が規制される。
図1から図4に示すように、シャフト40には、蓋体16を開く方向に蓋体16を付勢する付勢部材としての(ねじり)コイルバネ42が巻回されている。図2に示すように、このコイルバネ42は、第1の側壁31と第2の側壁32との間に位置している。図3及び図4に示すように、コイルバネ42は、コイル43と、コイル43の軸線周りのモーメントを受ける2つのアーム42A,42Bを有している。コイルバネ42の一方のアーム42Aは、ハウジング14のソケット収容部22の外周面22Aに当接しており、コイルバネ42の他方のアーム42Bは、蓋体16の第4の側壁34の内面34Aに当接している。蓋体16の閉位置におけるコイルバネ42のアーム42A,42Bのたわみ角は、蓋体16の開位置におけるコイルバネ42のアーム42A,42Bのたわみ角よりも小さくなっており、このコイルバネ42により蓋体16が開位置に向けて付勢されるようになっている。
図3及び図4に示すように、充電コネクタ100は、蓋体16を閉位置にロックするロック機構50を有している。このロック機構50は、ロック部材51と、ハウジング14に固定されたシャフト52と、シャフト52に巻回された(ねじり)コイルバネ53とを備えている。ロック部材51は、操作者が蓋体16のロック状態を解除するための操作部54と、蓋体16の円板部24の端部に係止する係止部55と、シャフト52が挿通された基部56とを有している。
コイルバネ53はコイルの軸線周りのモーメントを受ける2つのアーム53A,53Bを有している。コイルバネ53の一方のアーム53Aは、ハウジング14のソケット収容部22の外周面22Bに当接しており、コイルバネ53の他方のアーム53Bは、ロック部材51に当接している。このようなコイルバネ53により、ロック部材51は図3の矢印Cの方向に付勢されている。
操作者がコイルバネ53の付勢力に抗してロック部材51の操作部54を図3の矢印Dの方向に動かす(シャフト52を中心として回転させる)と、ロック部材51の係止部55と蓋体16との係止が解除され、蓋体16が上述したコイルバネ42の付勢力により開位置に向けてシャフト40を中心に回転する。
図5から図8は、図2のB−B線断面に対応する断面図である。図5は蓋体16が閉位置にあるときの断面図、図6は蓋体16が後述する第1の回転位置にあるときの断面図、図7は蓋体16が開位置にあるときの断面図、図8は蓋体16が後述する第2の回転位置にあるときの断面図である。図5から図8においてもパワーソケット10と信号線ソケット12は図示を省略している。
図1、図2、及び図5から図8に示すように、シャフト40には、蓋体16の回転運動を抑制するブレーキ部材としての(ねじり)コイルバネ60が巻回されている。図2に示すように、このコイルバネ60は、第2の側壁32と第3の側壁33との間に位置している。このコイルバネ60のコイル61の内径はシャフト40の外径よりも小さく形成されており、コイルバネ60は、コイル61がシャフト40の外周面に摺動できる程度の圧入によりシャフト40に取り付けられている。
図5から図8に示すように、コイルバネ60は、コイル61から延びる2つのアーム60A,60Bを有している。これらのアーム60A,60Bによってコイル61の軸線周りのモーメントを受けるようになっている。蓋体16にはコイルバネ60のアーム60Aに対応して第1の当接部16Aが形成されており、コイルバネ60のアーム60Bに対応して第2の当接部16Bが形成されている。
コイルバネ60の一方のアーム60Aは、蓋体16が図5に示す閉位置にあるときには、蓋体16のいずれの箇所にも接触していない。また、操作者がロック機構50による蓋体16のロックを解除して蓋体16を開ける際(開動作)に、蓋体16が図6に示す第1の回転位置に回転するまでは蓋体16のいずれの箇所にも接触しない。したがって、この間、コイルバネ60は図5に示すブレーキ開始位置に静止したままである。このように、開動作の最初の段階では、コイルバネ60による力が蓋体16に加わることがなく、上述したコイルバネ42の付勢力が低減されることなく蓋体16に加わる。
蓋体16が図6に示す第1の回転位置に至ったとき、コイルバネ60のアーム60Aが蓋体16の第1の当接部16Aに当接するようになっている。蓋体16がこの第1の回転位置から図7に示す開位置まで回転する間は、コイルバネ60のアーム60Aが蓋体16の第1の当接部16Aに当接し続け、蓋体16の回転に伴ってコイルバネ60自体もシャフト40を中心として回転する。上述したように、シャフト40はコイルバネ60のコイル61に圧入されているため、コイルバネ60がシャフト40を中心として回転する際には、コイル61がシャフト40の外周面に対して摺動し、摩擦力が生じる。この摩擦力によりコイル61及び蓋体16のシャフト40周りの回転が抑制(制動)され、蓋体16の回転運動が抑制される。
また、コイルバネ60の他方のアーム60Bは、蓋体16が図7に示す開位置にあるときには、蓋体16のいずれの箇所にも接触していない。また、操作者が蓋体16を閉じる際(閉動作)に、蓋体16が図8に示す第2の回転位置に回転するまでは蓋体16のいずれの箇所にも接触しない。したがって、この間はコイルバネ60による力が蓋体16に加わることがなく、操作者は、上述したコイルバネ42の付勢力に抗する力を蓋体16に加えるだけで蓋体16を回転させることができる。
蓋体16が図8に示す第2の回転位置に至ったとき、コイルバネ60のアーム60Bが蓋体16の第2の当接部16Bに当接するようになっている。蓋体16がこの第2の回転位置から図5に示す閉位置まで回転する間は、コイルバネ60のアーム60Bが蓋体16の第2の当接部16Bに当接し続け、蓋体16の回転に伴ってコイルバネ60自体もシャフト40を中心として回転する。このとき、コイルバネ60のコイル61がシャフト40の外周面に対して摺動して摩擦力が生じ、この摩擦力によりコイル61及び蓋体16のシャフト40周りの回転が抑制(制動)される。したがって、この間、操作者は、コイルバネ42の付勢力に加えてこの摩擦力に抗する力を加えて蓋体16を回転させる必要がある。このような操作により蓋体16を閉位置まで回転させると、蓋体16の回転に伴ってコイルバネ60自体もシャフト40を中心として回転し、これによりコイルバネ60のアーム60Aを図5に示すブレーキ開始位置に戻すことができる。
上述したように、本実施形態によれば、蓋体16の開動作において、蓋体16が図5に示す閉位置から図6に示す第1の回転位置に回転するまでは、コイルバネ60のアーム60Aは蓋体16のいずれの箇所にも接触することなくブレーキ開始位置で静止している。したがって、この間はコイルバネ60が蓋体16に力を与えることがなく、もう1つのコイルバネ42の付勢力が低減されることがない。このため、コイルバネ42の付勢力を使って蓋体16をスムーズに開き始めることができる。
また、蓋体16が図6に示す第1の回転位置から図7に示す開位置に回転するまでは、コイルバネ60のアーム60Aが蓋体16の第1の当接部16Aに当接し、蓋体16の回転に伴ってコイルバネ60のコイル61がシャフト40に対して摺動されるので、コイル61とシャフト40との間で摩擦力が生じ、この摩擦力によりコイル61及び蓋体16のシャフト40周りの回転が抑制(制動)される。この回転の抑制(制動)により、もう1つのコイルバネ42による付勢力が低減されるため、蓋体16をゆっくり開けることができ、蓋体16に負担がかかって充電コネクタが破損してしまうことを防止することができる。
さらに、蓋体16の閉動作において、蓋体16が図7に示す開位置から図8に示す第2の回転位置に回転するまでは、コイルバネ60のアーム60Bは蓋体16のいずれの箇所にも接触することがないため、コイルバネ60が蓋体16に力を与えることがない。したがって、操作者は、もう1つのコイルバネ42による付勢力に抗する力を蓋体16に加えるだけで蓋体16を回転させることができ、蓋体16の閉じ始めの際に大きな力を必要としない。
また、蓋体16が図8に示す第2の回転位置から図5に示す閉位置に回転するまでは、コイルバネ60のアーム60Bが蓋体16の第2の当接部16Bに当接しているので、蓋体16の回転に伴ってコイルバネ60のアーム60Aを上述したブレーキ開始位置に戻すことができる。
ここで、蓋体16の第1の当接部16Aは、コイルバネ60のアーム60Aが係合するように構成されていることが好ましい。本実施形態では、図5から図8に示すように、蓋体16に段差を形成することにより、コイルバネ60のアーム60Aが第1の当接部16Aに係合するようになっている。このように、コイルバネ60のアーム60Aを蓋体16の第1の当接部16Aに係合させることで、蓋体16の回転とともにコイルバネ60を確実に回転させてコイルバネ60のコイル61の制動作用を発揮させることができる。なお、蓋体16が閉じる際には、コイルバネ60のアーム60Aと蓋体16の第1の当接部16Aの係合は解除される。
また、同様に、蓋体16の第2の当接部16Bは、コイルバネ60のアーム60Bが係合するように構成されていることが好ましい。例えば、蓋体16に段差を形成することによりコイルバネ60のアーム60Bを第2の当接部16Bに係合させてもよい。このように、コイルバネ60のアーム60Bを蓋体16の第2の当接部16Bに係合させることで蓋体16の回転とともにコイルバネ60を確実に回転させてコイルバネ60のアーム60Aをブレーキ開始位置に戻すことができる。なお、蓋体16が開く際には、コイルバネ60のアーム60Bと蓋体16の第2の当接部16Bの係合は解除される。
ところで、上述した実施形態において使用したコイルバネ60は、図9に示すように、コイル61の軸方向に沿って見たとき、アーム60Aとアーム60Bとが交差していない。すなわち、アーム60Aが蓋体16の第1の当接部16Aに当接して回転するときは、図9の矢印で示すように、コイル61を巻き戻す方向にモーメントが加わるため、コイル61とシャフト40との間の摩擦力が低減することが考えられる。
このような観点から、図9に示すコイルバネ60に代えて、図10に示すようなコイルバネ160を用いてもよい。このコイルバネ160は、コイル161の軸方向に沿って見たとき、アーム160Aとアーム160Bとが交差するように構成されている。したがって、アーム160Aが蓋体16の第1の当接部16Aに当接して回転するときは、図10の矢印で示すように、コイル161を巻き込む方向にモーメントが加わるため、コイル161とシャフト40との間の摩擦力を増すことができ、コイルバネ160による制動作用を向上することができる。
上述した実施形態では、本発明に係る蓋構造を車両に設けられる充電コネクタに適用した例を説明したが、これは一例であって、本発明に係る蓋構造はあらゆる蓋構造に適用できるものである。
これまで本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されず、その技術的思想の範囲内において種々異なる形態にて実施されてよいことは言うまでもない。
10 パワーソケット
12 信号線ソケット
14 ハウジング
16 蓋体
16A 第1の当接部
16B 第2の当接部
18 固定孔
20 板部
22 ソケット収容部
22A,22B 外周面
24 円板部
31 第1の側壁
32 第2の側壁
33 第3の側壁
34 第4の側壁
40 シャフト
42 コイルバネ
42A,42B アーム
50 ロック機構
51 ロック部材
52 シャフト
53 コイルバネ
53A,53B アーム
54 操作部
55 係止部
56 基部
60 コイルバネ
60A,60B アーム
61 コイル
100 充電コネクタ
160 コイルバネ
160A,160B アーム
161 コイル

Claims (8)

  1. 車両に設けられる充電コネクタであって、
    充電プラグ用のソケットを収容するハウジングと、
    前記ハウジングに固定されるシャフトと、
    前記シャフトを中心として閉位置と開位置との間で回転可能な蓋体と、
    前記蓋体を前記開位置に向けて付勢する付勢部材と、
    前記シャフトに取り付けられ、前記蓋体の回転運動を抑制するブレーキ部材と、
    を備え、
    前記ブレーキ部材は、
    前記シャフトが回転可能に圧入される回転部と、
    前記回転部から延びる第1の延出部であって、前記蓋体が前記閉位置から前記閉位置と前記開位置との間の第1の回転位置まで回転する間は前記蓋体に接触することなくブレーキ開始位置で静止し、前記蓋体が前記第1の回転位置から前記開位置まで回転する間は前記蓋体に形成された第1の当接部に当接して該蓋体の回転とともに前記回転部を前記シャフトに対して摺動させる第1の延出部と、
    前記回転部から延びる第2の延出部であって、前記蓋体が前記開位置から前記開位置と前記閉位置との間の第2の回転位置まで回転する間は前記蓋体に接触することなく、前記蓋体が前記第2の回転位置から前記閉位置まで回転する間は前記蓋体に形成された第2の当接部に当接して該蓋体の回転とともに前記第1の延出部を前記ブレーキ開始位置に戻す第2の延出部と、
    を含む、ことを特徴とする充電コネクタ。
  2. 前記ブレーキ部材は、
    前記シャフトの外周面に対して摺動可能な内周面を有する前記回転部としてのコイルと、
    前記コイルの一方の端部から延びる前記第1の延出部としての第1のアームと、
    前記コイルの他方の端部から延びる前記第2の延出部としての第2のアームと、
    を含む第1のねじりコイルバネにより構成されることを特徴とする請求項1に記載の充電コネクタ。
  3. 前記シャフトが前記第1のねじりコイルバネのコイルの内部に圧入されていることを特徴とする請求項2に記載の充電コネクタ。
  4. 前記第1のねじりコイルバネは、前記第1のねじりコイルバネのコイルの軸方向に沿った見たときに前記第1のアームと前記第2のアームとが交差するように構成されることを特徴とする請求項2又は3に記載の充電コネクタ。
  5. 前記付勢部材は、前記シャフトに巻回された第2のねじりコイルバネにより構成されることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の充電コネクタ。
  6. 前記第1の当接部は、前記ブレーキ部材の第1の延出部と係合可能に構成されていることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の充電コネクタ。
  7. 前記第2の当接部は、前記ブレーキ部材の第2の延出部と係合可能に構成されていることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の充電コネクタ。
  8. ハウジングと、
    前記ハウジングに固定されるシャフトと、
    前記シャフトを中心として閉位置と開位置との間で回転可能な蓋体と、
    前記蓋体を前記開位置に向けて付勢する付勢部材と、
    前記シャフトに取り付けられ、前記蓋体の回転運動を抑制するブレーキ部材と、
    を備え、
    前記ブレーキ部材は、
    前記シャフトが回転可能に圧入される回転部と、
    前記回転部から延びる第1の延出部であって、前記蓋体が前記閉位置から前記閉位置と前記開位置との間の第1の回転位置まで回転する間は前記蓋体に接触することなくブレーキ開始位置で静止し、前記蓋体が前記第1の回転位置から前記開位置まで回転する間は前記蓋体に形成された第1の当接部に当接して該蓋体の回転とともに前記回転部を前記シャフトに対して摺動させる第1の延出部と、
    前記回転部から延びる第2の延出部であって、前記蓋体が前記開位置から前記開位置と前記閉位置との間の第2の回転位置まで回転する間は前記蓋体に接触することなく、前記蓋体が前記第2の回転位置から前記閉位置まで回転する間は前記蓋体に形成された第2の当接部に当接して該蓋体の回転とともに前記第1の延出部を前記ブレーキ開始位置に戻す第2の延出部と、
    を含む、ことを特徴とする蓋構造。
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