JP2015115024A - プロファイル管理システム、情報機器、プロファイル更新方法およびコンピュータープログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】個人の関心事を特定する情報としての個人プロファイルの精度を高める。
【解決手段】プロファイル管理システムは、文書データを扱う装置のユーザーによって指定された処理対象の文書を、開催が予定されまたは既に開催されたイベントに関連する文書であるイベント文書とそれ以外の文書とに選別し、ユーザーに対応する個人プロファイルに記録されている情報と、イベントに対応するイベントプロファイルに記録されている情報とに基づいて、選別されたイベント文書に関連するイベントがユーザーにとって重要であるか否かを判定し、選別されたイベント文書のうちの重要であると判定されたイベントに関連するイベント文書から単語を抽出して、個人プロファイルにキーワードとして記録する。
【選択図】図3
【解決手段】プロファイル管理システムは、文書データを扱う装置のユーザーによって指定された処理対象の文書を、開催が予定されまたは既に開催されたイベントに関連する文書であるイベント文書とそれ以外の文書とに選別し、ユーザーに対応する個人プロファイルに記録されている情報と、イベントに対応するイベントプロファイルに記録されている情報とに基づいて、選別されたイベント文書に関連するイベントがユーザーにとって重要であるか否かを判定し、選別されたイベント文書のうちの重要であると判定されたイベントに関連するイベント文書から単語を抽出して、個人プロファイルにキーワードとして記録する。
【選択図】図3
Description
本発明は、個人の情報収集の傾向を示す個人プロファイルを提供する技術に関する。
情報機器を用いてユーザーが閲覧したり保存したりした文書から自動的にキーワードを抽出して個人プロファイルに記録する技術がある。この技術によって更新される個人プロファイルは、ユーザーの興味や関心事を示す情報として、例えば、ユーザーにとって有用と思われる文書の自動選択、同じような事柄に興味をもつ人物を探すためのプロファイル検索、電子メールのフィルタリングなどに利用される。
一方、議事録や配布資料といった会議文書のデータベース化が行われている。データベースに登録する際に会議文書からキーワードを抽出しておけば、ユーザーが所望の会議文書を探し易くなる。従来において、会議文書中の各フレーズについて出現回数と逆頻出度とを求めて重要度を定め、重要度の大きいフレーズをキーワードとして抽出する会議キーワード抽出装置が提案されている(特許文献1)。
オフィスやその他の職場において、ワーキングパーソンが関わった文書から単語を抽出し、個人の関心事を特定するキーワードとして個人プロファイルに記録することが考えられる。ワーキングパーソンが関わる文書には、各種の会議に関連する文書である会議文書が含まれる。会議は職場の代表的なイベントである。会議文書として、開催通知、議事録、アジェンタ、配布資料などがある。
一般に、あるワーキングパーソンが出席する会議は当該ワーキングパーソンの業務に深く関わる。このため、当該会議の会議文書に当該ワーキングパーソンの関心の高い単語の含まれることが多い。また、ある会議の会議文書が当該会議の参加予定者以外のワーキングパーソンにも公開され、当該会議文書に当該ワーキングパーソンが関心をもつ単語が含まれることもある。
しかし、必ずしも、あるワーキングパーソンが入手する会議文書の全てに当該ワーキングパーソンの関心をひく単語が含まれるとは限らない。すなわち、ワーキングパーソンが自己にとって重要ではない会議文書を入手することはあり得る。例えば、安全衛生の推進といった社内活動の委員の会議に所属部署の代表として出席したり、社内リクリエーションの打合せに数人の世話役の一人として出席したりする場合がある。このような場合の会議文書にワーキングパーソンの日常の仕事に有用な情報が含まれることは少ない。
本発明なこのような事情に鑑み、個人の関心事を特定する情報としての個人プロファイルの精度を高めることを目的としている。
上記目的を達成するシステムは、個人に対して作成されるプロファイルを管理するプロファイル管理システムであって、文書データを扱う装置のユーザーによって指定された処理対象の文書を、開催が予定されまたは既に開催されたイベントに関連する文書であるイベント文書とそれ以外の文書とに選別する文書選別部と、前記ユーザーに対応する個人プロファイルに記録されている情報と、前記イベントに対応するイベントプロファイルに記録されている情報とに基づいて、前記文書選別部によって選別された前記イベント文書に関連するイベントが前記ユーザーにとって重要であるか否かを判定する重要度判定部と、前記文書選別部によって選別された前記イベント文書のうちの前記重要度判定部によって重要であると判定されたイベントに関連するイベント文書から単語を抽出して、前記ユーザーに対応する前記個人プロファイルにキーワードとして記録する個人プロファイル編集部と、を備える。
本発明によれば、個人の関心事を特定する情報としての個人プロファイルの精度を高めることができる。
図1に例示されるコンピューティング環境において、プロファイル管理システムを用いて個人プロファイルを管理することができる。
ネットワーク1には1以上のユーザー端末2が接続される。ユーザー端末2は基本的に一人のユーザーによって使用される情報機器である。図1では、タブレット3,4およびラップトップ型パーソナルコンピューター5がユーザー端末2として描かれている。各ユーザー端末2は、ファイルサーバー6、管理サーバー7、MFP(Multi-functional Peripheral)8、およびクラウドサーバー9といったネットワーク1上の他の情報機器との通信が可能に構成されている。ユーザー端末2どうしの通信も可能である。通信の形態は有線、無線およびこれらの併用のいずれでもよい。
本実施形態においては、ユーザー端末2のユーザーを対象とした個人プロファイルが作成されるものとする。個人プロファイルの管理に関して、複数のユーザー端末2が個々に個人プロファイルを作成して自機内で管理する形態と、ユーザー端末2以外の装置が複数のユーザー端末2のそれぞれに対応する個人プロファイルを一括に管理する形態とがある。以下、これらの形態のシステム構成例を挙げる。
以下における「文書」という用語は、言語学上の単語を表すビット列を含む所定の処理単位の電子データを意味する。データ形式はテキストに限らず、データ処理による単語抽出が可能であれば、音声、画像、その他の形式でもよい。
〔システム構成1〕
ユーザー端末2は、自機のユーザーに対応する個人プロファイルを管理する。ネットワーク1に複数のユーザー端末2が接続される場合において、必ずしも全てのユーザー端末2が個人プロファイルを管理する機能を有する必要はない。この機能を少なくとも1台のユーザー端末2が有していればよい。ユーザー端末2のハードウェア構成が図2に示される。
ユーザー端末2は、自機のユーザーに対応する個人プロファイルを管理する。ネットワーク1に複数のユーザー端末2が接続される場合において、必ずしも全てのユーザー端末2が個人プロファイルを管理する機能を有する必要はない。この機能を少なくとも1台のユーザー端末2が有していればよい。ユーザー端末2のハードウェア構成が図2に示される。
図2のように、ユーザー端末2は、CPU(Central Processing Unit)21、ROM(Read Only Memory)22、RAM(Random Access Memory)23、ストレージ24、入力インタフェース25、ディスプレイ26、通信インタフェース27、および図示しない他の要素を備える。
CPU21は、ROM22またはストレージ24に格納されているプログラムをRAM23にロードして実行する。ストレージ24は、ソリッドステートドライブ(SSD:Solid State Drive)または他の不揮発性メモリデバイスであり、プロファイル管理プログラム100を記憶することができる。ストレージ24がハードディスクドライブであってもよい。プロファイル管理プログラム100は、所定のサーバーからのダウンロード、またはリムーバブルメディアからのインストールによってストレージ24に格納される。CPU21がプロファイル管理プログラム100を実行することによって、後述するプロファイル管理システムが実現される。
入力インタフェース25は、ユーザーの操作入力動作に応じた信号を出力する1以上の入力デバイスを備える。例えば、ユーザー端末2がタブレットである場合、ディスプレイに密着するタッチパネルが入力インタフェース25に含まれる。ユーザー端末2がラップトップ型やデスクトップ型のパーソナルコンピューターである場合、キーボードおよびマウス(他のポインティングデバイスでもよい)が入力インタフェース25に含まれる。また、音声による操作を受け付ける構成のユーザー端末2では、マイクロフォンが入力インタフェース25に含まれる。
ディスプレイ26は、液晶パネル、有機エレクトロルミネッセンスパネル、または他の画面表示の可能なデバイスである。ユーザー端末2がデスクトップ型のパーソナルコンピューターである場合、一般に、ディスプレイ26はCPU21を備える本体と別体であって、外部接続ケーブルを介して本体と接続される。
通信インタフェース27は、有線通信のためのデバイスおよび無線通信のためのデバイスを備える。無線通信にはWLAN(Wireless Local Area Network)の規格に準拠した通信、およびBluetooth(登録商標)の規格に準拠した通信が含まれる。
図3はプロファイル管理システムの機能構成を示している。図3の例示において、プロファイル管理システム10は、ユーザー端末として使用されるタブレット3に設けられている。ただし、これに限らず、タブレット型以外のパーソナルコンピューター、スマートフォン、PDA(Personal Digital Assistant)などの他の情報機器にプロファイル管理システム10を組み入れてもよい。
プロファイル管理システム10は、ユーザーUaがタブレット3を用いて行なう情報収集を支援するシステムの一部として、個人プロファイルF1に適切なキーワードを記録する役割りを担う。プロファイル管理システムの機能構成要素の説明に先立って、個人プロファイルF1を活用する情報収集の概略を説明する。
タブレット3のユーザーUaは、インターネット41や社内データベース42といった情報源40にアクセスして所望の情報を取得することができる。ユーザーUaは所定の操作をして情報検索部32を起動させる。情報検索部32は、ユーザーUaの指示に従って各種の処理を実行する処理実行部31の一部であって、情報検索に関わる処理の実行を受け持つ。
情報検索部32を起動させたユーザーUaは、取得したい情報に応じたキーワードを入力する。そうすると、タブレット3の入出力部33から情報検索部32へキーワードが検索キー36として通知される。情報検索部32は検索キー36に基づいて検索クエリ37を作成して情報源40に送信する。そして、情報検索部32は情報源40からの検索回答を入出力部33に表示させる。
その後、ユーザーUaは、検索回答に示された文書(Webページであってもよい)を表示させて内容を確認したり、MFP8に文書を印刷させたり、ストレージ24に文書を保存させたりする。新たにキーワードを入力して再検索を指示することもできる。
このような情報検索において、情報検索部32による検索クエリ37の自動作成に個人プロファイルF1が活用される。すなわち、情報検索部32は、適時に個人プロファイルF1を参照し、ユーザーUaによって入力されたキーワードと既に個人プロファイルF1に記録されているキーワードとに基づいて、ヒットの対象範囲を絞り込んだり逆に拡げたりするような検索クエリ37を自動作成する。どのような検索クエリ37を作成するかはモード設定に依存する。簡単な例として、ユーザーUaによって入力されたキーワードと個人プロファイルF1のキーワードとを「AND」で結び付ければヒットの対象範囲が絞り込まれ、「OR」で結び付ければヒットの対象範囲が拡がる。検索クエリ37の自動作成において、キーワードの数、重み値、キーワードの意味する概念の分類などを考慮して検索クエリ37を決める複雑なアルゴリズムを適用してもよい。ユーザーの入力したキーワードを類似の意味を表わす適切なキーワードに置き換えることもできる。
なお、情報検索部32が自動的に情報検索を行なってもよい。予め設定された時期に起動した情報検索部32が個人プロファイルのキーワードを用いて検索クエリ37を作成して情報源40を探索し、得られた情報をお薦めの情報としてユーザーに提示する。
検索クエリ37の自動作成の目的は、ユーザーUaが自己にとって有用な情報を入手し易くすることである。ユーザーUaにとって有用か否かの判定に個人プロファイルF1のキーワードが影響する。このため、個人プロファイルF1には、ユーザーUaが最近においてどのような情報に関心をもっているかという情報収集の傾向をより的確に示すキーワードを記録する必要がある。
プロファイル管理システム10は、ユーザーUaがタブレット3を用いて作業を行なう際に処理の対象として指定した文書から単語を抽出し、抽出した単語をキーワードとして個人プロファイルF1に記録する。文書の指定を伴う作業として、閲覧、編集、保存、印刷、転送、削除などがある。
ユーザーUaは、会議に出席する際に予め会議文書を保存させておいたタブレット3を持参し、会議中にタブレット3に会議文書を表示させて閲覧することができる。このようにタブレット3が文書閲覧装置として使用される場合、会議文書をタブレット3に保存させるとき、会議場所で会議文書を閲覧するとき、またはこれらの双方において、会議文書からの単語抽出が行なわれる。
さて、図3のとおり、プロファイル管理システム10は、個人プロファイル編集部11、イベントプロファイル取得部12、文書選別部13、重要度判定部14、アクション判別部15、および注目位置判別部16を有している。これらの構成要素は、CPU21がプロファイル管理プログラム100を実行することによって実現される機能要素である。
個人プロファイル編集部11には、重要度判定部14から会議文書D2sが引き渡され、文書選別部13から会議文書以外の文書D3が引き渡される。個人プロファイル編集部11は、会議文書D2sおよび文書D3から、所定のアルゴリズムに従って単語を抽出する。そして、個人プロファイル編集部11は、抽出した単語をキーワードとして個人プロファイルF1に記録する。個人プロファイルF1はストレージ24によって記憶される。
イベントプロファイル取得部12は、タブレット3の外部の情報源40から適時に会議プロファイルF2を取得する。会議プロファイルF2は、会議というイベントに特化したイベントプロファイルであり、会議の内容を特徴づけるキーワードを含んでいる。会議プロファイルF2は、例えば図4のように管理サーバー7において稼働する会議システム50によって作成される。
図4に示される会議システム50は、ユーザーUaが勤める企業に導入された業務支援システムである。会議システム50は、会議プロファイルF2の作成・管理の他に、会議室の予約管理、開催通知の自動送信、出欠回答の集計、会議文書の管理といった会議に関連する様々な処理を実行する。会議システム50は、イベントプロファイル取得部12からの要求に応答する形で最新の会議プロファイルF2をタブレット3に転送する。タブレット3からみて管理サーバー7は情報源40の一部である。転送された会議プロファイルF2は、タブレット3内のストレージ24に格納される。
イベントプロファイル取得部12が会議プロファイルF2を取得する時期として、例えば毎日の定刻を設定することができる。または、管理サーバー7から会議プロファイルF2の更新を通知を受けるようにしておき、会議システム50によって会議プロファイルF2が更新されるごとに逐次に会議プロファイルF2を取得してもよい。
図3に戻って、文書選別部13は、処理実行部31から文書D1を取得し、取得した文書D1を会議文書D2とそれ以外の文書D3とに選別する。文書D1は、上述したようにユーザーUaが様々な作業において指定する文書である。本例では、作業終了直後または作業途中の所定の段階で文書D1が処理実行部31に取得されるので、文書D1はユーザーUaが現時点で関わっている文書であるといえる。
会議文書D2は、会議プロファイルF2に会議として登録されているイベントに関連するイベント文書である。文書選別部13は、タブレット3に取り込まれている会議プロファイルF2を参照し、文書D1が会議文書D2であれば当該会議文書D2(文書D1)を重要度判定部14へ引き渡す。文書D1が会議文書D2でなければ、文書選別部13は当該文書D1を会議文書以外の文書D3として個人プロファイル編集部11に引き渡す。会議文書以外の文書D3は非イベント文書であったり、研修会や講演会といった会議以外のイベントに関連するイベント文書であったりする。
重要度判定部14は、会議文書D2に対応する会議がユーザーUaにとって重要なイベントであるかどうかを判定する。ただし、ユーザーUaの実際の心情を判定するのではない。すなわち、実際には、重要度判定部14は会議文書D2に対応する会議がユーザーUaにとって重要であるとみなすかどうかを判定する。重要度判定部14による判定は、会議プロファイルF2に記録されている情報と個人プロファイルF1の記録されている情報とに基づいて行われる。判定の詳細を後述する。
アクション判別部15は、ユーザーUaの行なった行動(ユーザーアクション)が文書からの単語抽出の契機とする特定の行動であるかどうかを判別する。アクション判別部15は、タブレット3に対する操作の履歴を記録するキーロガー34からログデータD34を取得し、予めアクションデータベースに登録されている特定の行動の定義情報を参照してユーザーUaの行動を判別をする。
ユーザーUaが特定の行動を行なったとき、アクション判別部15は文書選別部13に文書D1の取得を指示する。この指示を受けて文書選別部13が文書D1を取得し、上述のとおり個人プロファイル編集部11によって会議文書D2sまたは文書D3から単語が抽出される。
このようにアクション判別部15によって単語抽出の実施/不実施を制御する機能を有するので、プロファイル管理システム10では、個人プロファイルF1のキーワードに係る動作のカスタマイズが可能である。例えば「閲覧して保存した文書からは単語を抽出し、閲覧しただけの文書からは単語を抽出しない」といった設定をすることができる。一日のうちの所定の時間帯や一週間のうちの特定の曜日のみ単語抽出の実施するという設定も可能である。
注目位置判別部16は、個人プロファイル編集部11に対して、単語抽出の対象となっている文書のうちのユーザーUaが注目した位置を通知する。個人プロファイル編集部11は通知された位置の単語を抽出する。これによって、より確実にユーザーの関心の高いキーワードを個人プロファイルF1に記録することができる。
注目位置判別部16には、ユーザーUaの動きを検出するセンサー35の出力が入力される。センサー35は、例えばタブレット3の前面に配置されたカメラである。注目位置判別部16は、文書を表示している状態のディスプレイ26を見ているユーザーUaの撮影像からユーザーUaの視線を検知し、文書における注視されている位置を求める。これには例えばhttp://www.toshiba.co.jp/tech/review/2005/11/60#11pdf/rd01.pdfの瞳検出技術を用いることができる。センサー35として、アイトラッキング用のカメラをタブレット3に接続してもよい。
また、注目位置判別部16は、キーロガー34からのログデータD34を分析し、ユーザーUaが下線やマーカー線を付加した位置を、ユーザーUaが注目した位置として個人プロファイル編集部11に通知する。
図5に個人プロファイルのデータ構成例が示されている。図5(A)のように、個人プロファイルF1では「個人プロファイルID」、「属性情報」、および「検索支援情報」という項目61,62,63のデータが記録される。項目62(「属性情報」)は複数の小項目に分けられており、「氏名」および「部署」という小項目621,622のデータを有している。項目63(「検索支援情報」)は、「キーワード」および「重み」という小項目631,632に分けられている。
「個人プロファイルID」のデータは、ユーザーUaを一意に特定する識別情報である。例えば、ユーザーUaの勤め先での社員番号が「個人プロファイルID」のデータとされる。図5(B)の例示では便宜的にアルファベット一文字とされているが、実際には「個人プロファイルID」のデータは所定文字数の文字列とされる。「部署」のデータは、ユーザーUaが勤め先で所属する業務区分である。
「キーワード」のデータは、上述のようにユーザーUaが閲覧したり印刷したりした文書から抽出される単語である。「重み」のデータは、対応する単語の抽出元の文書における出現頻度に応じて定められる数値であって、キーワードの重要度の指標とされる。図5(B)のように、通常、複数の単語が「キーワード」のデータとして記録され、各キーワードにひとつずつ「重み」のデータが対応づけられる。
図6に会議プロファイルのデータ構成例が示されている。図6(A)のように、会議プロファイルF2では、「会議プロファイルID」、「開催情報」、および「備考」という項目71,72,73のデータが記録される。項目72(「属性情報」)は複数の小項目に分けられており、「日時」、「場所」および「参加者」という小項目721,722,723を有している。項目73(「備考」)は、「関連文書」、「キーワード」および「重み」という小項目731,732,733に分けられている。会議プロファイルF2には、開催予定の会議が登録される。登録された会議が終了した後も、一定期間が経過するまで、登録された会議のデータが削除されずに会議プロファイルF2に保存される。
「会議プロファイルID」のデータは、登録される会議を一意に特定する識別情報である。図6(B)の例示では便宜的に1桁の数字とされているが、実際には「会議プロファイルID」のデータは所定文字数の文字列とされる。例えば分類記号とシリーズ番号との組合せとされる。
「関連文書」のデータは、会議に関連する文書である会議文書を特定する情報である。文書の保存先が固定である場合は文書ファイル名を、そうではない場合は文書ファイルの保存先のアドレスを「関連文書」のデータとすることができる。会議文書には、会議の主催者または関係者によって会議システム50に登録される文書(例えば、開催通知や配布資料)がある。会議システム50が参加予定者に自動送信するメールを会議文書に含めてもよい。図6(B)のように、会議プロファイルIDで区別される会議ごとに、該当する会議文書が記録される。
「関連文書」のデータは、会議に関連する文書である会議文書を特定する情報である。文書の保存先が固定である場合は文書ファイル名を、そうではない場合は文書ファイルの保存先のアドレスを「関連文書」のデータとすることができる。会議文書には、会議の主催者または関係者によって会議システム50に登録される文書(例えば、開催通知や配布資料)がある。会議システム50が参加予定者に自動送信するメールを会議文書に含めてもよい。図6(B)のように、会議プロファイルIDで区別される会議ごとに、該当する会議文書が記録される。
「キーワード」のデータは、会議システム50が会議プロファイルF2に登録された会議文書から会議システム50によって抽出される単語である。「重み」のデータは、対応する単語の抽出元の文書における出現頻度に応じて定められる数値である。図6(B)のように、通常、会議ごとに複数の単語が「キーワード」のデータとして記録され、各キーワードに対してひとつの「重み」のデータが対応づけられる。
図7のフローチャートは図3のプロファイル管理システム10の動作の概要を示している。
アクション判別部15が、ログデータD34に記録されるユーザーアクションの発生を待ち受ける(S01)。ユーザーアクションが発生すると、すなわちユーザーUaが何らかの操作を行なうと、フローはステップS02へ進む。
ステップS02において、アクション判別部15はアクションデータベースF3を参照する。発生したユーザーアクションが文書からの単語抽出の契機とするアクションとしてアクションデータベースF3に登録されている場合(S02でYES)、アクション判別部15は文書選別部13に文書の取得を指示する。その際、ログデータD34から抽出した文書指定情報を文書選別部13に与える。
文書選別部13が処理実行部31から文書D1を取得する。そして、文書選別部13は、会議プロファイルF2における「関連文書」のデータを検索し、文書D1に対応したデータが会議プロファイルF2に記録されているかどうかを調べる。文書D1が会議プロファイルF2に登録された会議文書であれば、文書選別部13は文書D1を会議文書D2として重要度判定部14に送る。文書D1が会議文書でなければ、文書選別部13は文書D1を会議文書以外の文書D3として個人プロファイル編集部11に送る(S04)。このように文書D1を選別する処理は、ユーザーUaが関わった各種の文書から会議文書という特定のイベント文書を抽出する処理であると見ることができる。
次に、ステップS05において、イベント重要度判定サブルーチンの処理が行われる。これにより、個人プロファイル編集部11による単語抽出の対象となる文書が決まる。ただし、会議文書D2に対応する会議(イベント)が重要ではないと判定された場合には、対象となる文書がないことになる。この場合、文書D1に対して単語抽出は行われない。
文書選別部13の取得した文書D1が単語抽出の対象に決まると、個人プロファイル編集部11が、単語抽出の前処理として文書D1のうちの不要部分を削除する(S06)。例えば、ユーザーUaによって注目された箇所(注目箇所)が注目位置判別部16から通知された場合は、注目箇所以外の部分を削除する。注目箇所を含む所定の塊(ページ、章、または項など)を残し、それ以外の部分を削除してもよい。また、公知の領域判別技術を用いて、電子メールのヘッダおよびWebページのバナー広告といった予め定められた種類の文書における予め定められた部分を削除することができる。
続いて、個人プロファイル編集部11は、前処理後の文書D1から例えば形態素解析の手法を適用して単語を抽出し(S07)、抽出した単語を個人プロファイルF1に記録する。また、キーワードごとに重みの値を計算し、キーワードに対応づけて個人プロファイルF1に記録する。抽出した単語が既に個人プロファイルF1に記録されている場合には、今回の抽出で得られた単語の抽出元での出現頻度を反映させるように、既に記録されている重みの値を更新する。
キーワードとして記録する単語を、抽出された単語のうちの重要度の大きい単語に限定することができる。重要度が設定値以上である単語に限定したり、重要度の大きいものから順に選んだ設定数個の単語に限定したりする方法がある。重要度の算出には、例えば広く知られるTF−IDF(Term Frequency Inverse Document Frequency)法を用いることができる。
図8は、図7のフローに対応するイベント重要度判定サブルーチンのフローチャートである。
重要度判定部14は、個人プロファイルF1から所定のデータを読み込む(S51)。ここでは、一例をして「キーワード」のデータを読み込むものとする。また、重要度判定部14は、会議プロファイルF2から注目する会議文書D2に対応する会議についての所定のデータを読み込む(S52)。ここでは、一例として「キーワード」および「重み」のデータを読み込むものとする。なお、個人プロファイルF1からの読込みを会議プロファイルF2からの読込みの前に行なってもよいし、後に行なってもよい。
続いて、重要度判定部14は、個人プロファイルF1に記録されているデータと会議プロファイルF2に記録されているデータとに基づいて、会議文書D2に対応する会議がユーザーUaにとって重要な会議であるかどうかを判定する(S53)。判定の具体例を次に挙げる。
重要度判定部14は、会議プロファイルF2における会議文書D2に対応する会議プロファイルIDに対応づけて記録されているキーワードと、個人プロファイルF1のキーワードとを比較する。そして、会議プロファイルF2のキーワードのうちの個人プロファイルF1のキーワードと一致するキーワードに注目し、注目したキーワードに対応する重みの合計を算出する。重要度判定部14は、算出した合計値が閾値以上である場合に、当該会議プロファイルIDで特定される会議を、ユーザーUaによって重要な会議であると判定する。
ここで、会議文書D2に対応する会議プロファイルIDが図6(B)の例における「1」であったとする。そうすると、会議プロファイルF2のキーワードのうち、「技術」、「材料」、「合成」および「温度」が、図5(B)の個人プロファイルF1のキーワードと一致する。これら一致するキーワードの重みの和を一致度として求めると、一致度は3+5+4+4=16であり、閾値(ここでは15とする)よりも大きい。一致度が閾値よりも大きい場合、会議文書D2に関連する会議は重要であると判定される。
これに対して、会議文書D2に対応する会議プロファイルIDが図6(B)の例における「2」であったとすると、会議プロファイルF2のキーワードのうちで図5(B)の個人プロファイルF1のキーワードと一致するのは「温度」のみである。この「温度」の重みは2であるので、一致度は2となる。一致度が閾値よりも小さい場合、会議文書D2に対応する会議は重要ではない判定される。
このように同じユーザーUaが関与した会議文書D2であっても、それに対応する会議がユーザーUaにとって重要であったり重要でなかったりする。例えば、ユーザーUaが企業において主に材料技術の開発に従事している技術者であるとする。会議プロファイルIDが「1」である会議を、材料技術に関する実験の結果を関係者に報告するイベントであるとすると、この会議はユーザーUaが日常の業務に関わる情報を得る上で重要である。会議プロファイルIDが「2」である会議を、ユーザーUaが部署の代表として出席する安全委員の定例会であるとすると、この会議はユーザーUaが日常の業務に関わる情報を得る上で重要ではない。
ただし、ユーザーUaが安全委員会を運営する総務課に所属する社員であったとすると、ユーザーUaの個人プロファイルにおいて安全委員会に関連するキーワードの重みが大きくなるのが通常である。したがって、この場合、安全委員の定例会はユーザーUaにとって重要であると判定される。
図8に戻って、会議文書D2に対応する会議がユーザーUaにとって重要であると判定された場合(S54でYES)、重要度判定部14は会議文書D2を単語抽出の対象に決めて個人プロファイル編集部11に送る(S55)。会議文書D2に対応する会議がユーザーUaにとって重要ではないと判定された場合(S54でNO)、重要度判定部14は会議文書D2を単語抽出の対象外に決めて削除する(S56)。
図9は個人プロファイル編集部の動作の変形例を示している。図9において、図3の例の構成要素に対応する構成要素には図3の例の構成要素と同じ参照符合が付されている。
個人プロファイル編集部11は、図3の例と同様にタブレット3に組み込まれたプロファイル管理システム10の機能要素である。この個人プロファイル編集部11は、文書から単語を抽出したときに、個人プロファイルF1に記録すべきキーワード情報D11を管理サーバー7のユーザー管理システム55に送信する。すなわち、個人プロファイルF1の「キーワード」および「重み」のデータ更新をユーザー管理システム55に要求する。
ユーザー管理システム55は、ネットワーク1に接続される複数のユーザー端末2のそれぞれのユーザーに対応する個人プロファイルを集中管理する。キーワード情報D11を受信すると、ユーザー管理システム55は、図10のように構成される個人プロファイル群F10のうちのユーザーUaに対応する個人プロファイルF1に、キーワード情報D11によって示される「キーワード」および「重み」のデータを記録する。
なお、個人プロファイル群F10における各個人プロファイルF1、F2のデータ構成は図5のとおりである。個人プロファイル群F10では、個人プロファイルIDで識別されるユーザー別に「キーワード」および「重み」のデータが記録される。
図9の例では、個人プロファイル編集部11が、タブレット3の外部で保存される個人プロファイルF1をユーザー管理システム55を介して更新する。最新の個人プロファイルF1はタブレット3の外部に存在することになる。このため、タブレット3の情報検索部32は、検索クエリを自動作成する際にユーザー管理システム55を介して個人プロファイルF1を参照する。または、情報検索部32は適時(例えば起動時)に個人プロファイルF1を管理サーバー7からタブレット3に取り込んでおき、その後は取り込んだ個人プロファイルF1を参照する。
図11は、会議プロファイルを更新する処理のフローチャートである。
会議システム50は、例えば会議の主催者による入力操作に従って「開催情報」の各小項目のデータおよび「備考」のうちの「関連文書」のデータを登録する(S71)。新たに会議の開催登録が指示されたときには、新たな会議に会議プロファイルIDを割り当てる。既に登録されている会議について、日時や場所の変更、および会議文書の新規登録・差替え・削除が指示されたときには、指示された項目のデータを更新する。
新たに会議文書を登録した場合(S72でYES))、会議システム50は当該会議文書から単語を抽出する(S73)。そして、抽出した単語を「キーワード」のデータとして記録する。単語の抽出にはTF−IDF法を適用することができる。
キーワードの記録と併せて、抽出したキーワードの抽出元の会議文書での出現頻度から重みを算出して記録する。また、会議文書を更新した場合には、更新前後における差分部分からキーワードとなる単語を抽出し、その出現頻度に基づいて会議プロファイルを更新する。具体的には、新たにキーワードとなる単語の記録や、記録されたキーワードの削除や、既に記録されているキーワードに対する重みの加算や減算を行なう。
図12は個人プロファイルの利用形態の変形例を示している。図12では上述の図9の例と同様に、個人プロファイルF1は管理サーバー7において管理され、個人プロファイル編集部11によって単語が抽出されるごとに逐次に更新される。この個人プロファイルF1は、情報源40に対する検索に際して、タブレット3の情報検索部32ではなく、例えば、ドキュメントサーバー6に組み込まれた検索支援システム58によって参照される。つまり、タブレット3から情報源40へのアクセスは、検索支援システム58を介して行なわれる。情報検索部32は、ユーザーが入力したキーワードを検索キー36として検索支援システム58に送信し、検索支援システム58は検索キー36と個人プロファイルF1のキーワードとに基づいて検索クエリ37を作成する。
なお、個人プロファイルF1がユーザー端末において管理される場合に、ユーザー端末の外部の検索支援システム58がユーザー端末との通信によって個人プロファイルF1を参照する形態もある。
〔システム構成2〕
図13はプロファイル管理システムの構成の他の例を示している。図13のプロファイル管理システム10bは、ユーザー端末において動作する機能要素と、ユーザー端末の外部の装置において動作する機能要素とから構成される。ただし、プロファイル管理システム10bの機能は基本的には図3の例と同様である。図13では、ユーザー端末はパーソナルコンピューター5であり、ユーザー端末の外部の装置は管理サーバー7である。
図13はプロファイル管理システムの構成の他の例を示している。図13のプロファイル管理システム10bは、ユーザー端末において動作する機能要素と、ユーザー端末の外部の装置において動作する機能要素とから構成される。ただし、プロファイル管理システム10bの機能は基本的には図3の例と同様である。図13では、ユーザー端末はパーソナルコンピューター5であり、ユーザー端末の外部の装置は管理サーバー7である。
プロファイル管理システム10bにおいて、アクション判別部15bがユーザー端末としてのパーソナルコンピューター5に設けられる。アクション判別部15bは、パーソナルコンピューター5にインストールされたプログラムが実行されることによって実現される機能要素である。
アクション判別部15bは、パーソナルコンピューター5のユーザーUcの行なった行動が文書からの単語抽出の契機とする特定の行動であるかどうかを判別する。アクション判別部15bは、パーソナルコンピューター5に対する操作の履歴を記録するキーロガー34からのログデータD34を取得し、予めアクションデータベースに登録されている特定の行動の定義情報を参照してユーザーUcの行動を判別をする。
ユーザーUcが特定の行動を行なったとき、アクション判別部15bは管理サーバー7の文書選別部13bに文書D1の取得を指示する。指示には文書D1の所在を示す情報が含まれる。この指示を受けて文書選別部13bは、情報源40またはパーソナルコンピューター5から文書D1を取得し、その文書D1を会議プロファフィルF2に記録されている会議文書D2とそれ以外の文書D3とに選別する。
その際、上述のとおり個人プロファイル編集部11によって会議文書D2sまたは文書D3から単語が抽出される。
プロファイル管理システム10bにおいて、文書選別部13bとともに、個人プロファイル編集部11、イベントプロファイル取得部12b、および重要度判定部14が管理サーバー7に設けられる。文書選別部13bを含むこれらの要素は、管理サーバー7にインストールされたプログラムが実行されることによって実現される機能要素である。
イベントプロファイル取得部12bは、管理サーバー7内の図示しない会議システムが管理する会議プロファイルF2をワークエリアに取り込んで文書選別部13bおよび重要度判定部14に提供する。
重要度判定部14は、上述の例と同様に、会議文書D2に対応する会議がユーザーUaにとって重要なイベントであるかどうかを判定する。個人プロファイル編集部11は、会議文書D2sおよび文書D3から、所定のアルゴリズムに従って単語を抽出する。そして、個人プロファイル編集部11は、抽出した単語をキーワードとして個人プロファイルF1に記録する。
図14は、会議文書に対する処理と会議に対する出欠との組合せに応じた重要度判定のための設定テーブルの例を示している。重要度判定部14における会議の重要度の判定に際して、ユーザーUa,Ucが会議に出席するかどうかを判定条件の一つにすることができる。会議に対する出欠は、会議プロファイルF2の開催情報に含まれる参加者に関するデータから判別可能である。また、ユーザーUa,Ucが会議文書D2に対してどのような処理の実行を指示したかを判定条件に加えることができる。図14の設定テーブルT1では、会議文書に対する処理と会議に対する出欠とを組み合せた複数の条件のそれぞれに、大中小の3段階に区分した重要度のいずれかが対応付けられている。
設定テーブルT1において、複数の処理のうちの“保存”については、出欠に関わらず重要度が「大」とされている。一般に、ユーザーが会議文書をユーザー端末に取り込むような会議はユーザーの仕事との関係が深い、と考えられる。また、ユーザーが参加しない会議であっても、ユーザーが自己のユーザー端末に取り置きたいと思う会議文書はユーザーの仕事に関係する書類であると考えられるので、当該会議文書が単語抽出の対象になるようにするため、会議の重要度が「大」とされている。
“編集・作成”については、出席の場合は重要度が「大」とされ、欠席の場合は重要度が「小」とされている。欠席(出席しない)とされるのは、ユーザーが参加予定者でない場合、参加予定者であるが欠席届が記録されている場合、および実際に出席しなかった場合である。通常、ユーザーが会議文書を作成したり編集したりし、かつ出席するという会議はユーザーの仕事との関係が深い。例えば、自分で資料を作って出席する場合、会議で何らかの説明や提案をすると考えられる。これに対して、自己が出席しないのに会議文書を作成したり編集したりするのは、他者に頼まれて行なう作業であると考えられる。
“閲覧”および“印刷”については、出欠に関わらず重要度が「中」とされている。ユーザーが自己のユーザー端末に会議文書を保存する場合と比べると、会議に対するユーザーの関心は低いけれども、会議はユーザーの仕事に関係すると考えられる。
“スキャニング”については、“保存”の場合と同様に出欠に関わらず重要度が「大」とされている。“スキャニング”は、用紙に記録された会議文書の内容を光学的に読み取って電子データ化する処理であり、MFP8のようにイメージスキャナーを備えた情報機器において行われる。プロファイル管理システム10bの重要度判別部14が例えばMFP8に設けられるシステム構成において、設定テーブルT1における“スキャニング”についての設定が有効となる。ユーザーが用紙上の記録内容を電子データ化してMFP8内のストレージに記憶させるような会議文書は、ユーザーにとって重要であると考えられる。したがって、当該会議文書が単語抽出の対象になるようにするのが好ましい。
設定テーブルT1の変形として、さらにユーザーアクションの発生した時期を会議前、会議中、および会議後に分けて、判定条件の組み合わせを細分化してもよい。例えば、会議後にも会議文書を閲覧する場合は、ユーザーが自己の仕事に関係する資料として見返していると考えられるので、重要度を「中」ではなく「大」とする。これにより、重要度判定の精度を向上させることができる。
図14の設定テーブルT1のように重要度を3以上のレベルに区分する場合、設定テーブルT1による重要度の判定と上述したキーワードの一致度による判定とを併用し、会議文書に対応する会議がユーザーにとって重要であるかどうかを判定する。詳しくは、重要度の「大」、「中」および「小」を順に例えば「10」、「5」、「0」と数値化しておき、この数値とキーワードの一致度との合計が所定の閾値以上である場合に、会議が重要であると判定する。合計が閾値未満であれば、会議は重要ではないと判定する。
設定テーブルT1における重要度を「大」および「小」の2段階とする場合には、キーワードの一致度による判定を行なわず、設定テーブルT1による重要度の判定のみを行なうようにしてもよい。その場合、会議プロファイルF2における「キーワード」および「重み」の記録を省略することができる。
以上の実施形態によれば、ユーザーにとって重要ではない会議に関連する文書が単語抽出の対象から除外されるので、不要なキーワードを記録することによる個人プロファイルF1のユーザーの関心事を示す情報としての精度の低下を防ぐことができる。
共にキーワード情報以外のデータを含む会議プロファイルF2および個人プロファイルF1の間のデータ比較によって会議文書D2からの単語抽出の要否を決めるので、ユーザーの関心事の移り変わりに応じて個人プロファイルF1におけるキーワードの記録を更新させることができる。
仮に、会議プロファイルF2を参照せずに、会議文書D2に含まれる単語と個人プロファイルF1のキーワードとの一致の度合いによって当該会議文書D2がユーザーにとって重要かどうかを判定すると、個人プロファイルF1の有用性の低下するおそれが生じる。すなわち、ユーザーの関与する文書D1を選別することなく、全ての文書D1の重要度をそれに含まれる単語に基づいて判定することになる。そうすると、個人プロファイルF1に記録されている単語は少なく、記録されていない単語を多く含む文書D1は重要ではないと判定されてしまう。これは、個人プロファイルF1に既に記録されているもの以外の新規のキーワードが記録されないことを意味する。新たなプロジェクトが立ち上がったり部署が変わったりしてユーザーの関心事が変化してもそれが反映されなければ、情報検索の支援における個人プロファイルF1の有用性が低下する。上述の実施形態によれば、このような不都合が起こらないようにすることができる。
上述の実施形態において、会議の重要度の判定精度を上げるため、単語と重みの両方を会議プロファイルF2に登録し、単語および重みから会議の重要度を判定したが、単語のみから判定してもよい。また、さらに判定精度を上げるために、単語の共起度を単語間の関係性として数値化したものを加えてもよい。
会議の重要度を、会議プロファイルF2と個人プロファイルF1との間のキーワード以外のデータに基づいて判定することができる。例えば、会議プロファイルF2に挙げられた参加者のうちの個人プロファイルF1に対応するユーザーUaと同じ部署に所属する参加者の割合または数に基づいて、会議の重要度を判定してもよい。ある仕事にチームで取り組むことはよくあるので、同じチームに属する人が集まる会議は各人の仕事に深く関わる会議である蓋然性が高い。したがって、ユーザーUaの部署と会議の参加者の部署とを比較し、一致度が高ければ会議を重要であると判定するようにしてもよい、また、上述のとおりキーワードを比較して重要度を求める処理に、部署の一致度が高い場合に重要度を上げる処理を加えることで、会議の重要度の判定精度をより高めることができる。
会議プロファイルF2の項目にアジェンタまたは他の書誌事項を加え、それらのデータを会議の重要度判定に利用してもよい。例えば会議における大小の項目の議題をまとめたアジェンタに会議に関わる重要な単語の含まれることが多くあるので、アジェンダと個人プロファイルのキーワードとを比較して一致度が高ければ会議の重要度を上げるようにする。
上述の実施形態では、文書選別部13が文書D1を取得した後に重要度判定部14が会議の重要性を判定する動作を例示したが、これに限らない。まず、会議文書であるかどうかの判別および会議の重要性の判定を可能にする例えばファイル名といった文書D1に付随するメタデータのみを取得し、文書D1を単語抽出の対象とした後に文書D1の主データ(単語を含む)を取得してもよい。
ユーザーが文書D1に関わる何らかの操作をしたときにリアルタイムで文書D1を取得するものとして説明したが、これに限らない。操作が終わった後の適時にログデータD34を解析し、過去に行なわれた操作に関わる文書D1を取得して単語を抽出することができる。
会議プロファイルF2に会議以外のイベントを登録してもよい。ユーザーUa,Ucが業務として参加するイベントには、出張やセミナー聴講のように自己の仕事を進める上で必要な情報の収集を目的として参加するもの、および実験の協力者やオフィス環境の監査委員のように他の部署の仕事を助けるため参加するものがある。これらのイベントについてそのプロファイルを作成すると、自己の情報収集のためのイベントにおいて他のイベントと比べて自己の仕事に関係するキーワードが多く記録されるであろうと推定される。したがって、イベントのプロファイルと個人プロファイルとの一致度を見ることで、会議以外のイベントについても重要度を判定することができる。そして、重要度の高いイベントの関連する文書のみから単語を抽出して個人プロファイルにキーワードとして記録することで、個人プロファイルの精度を向上させることができる。
Ua,Uc ユーザー(個人)
2 ユーザー端末(文書データを扱う装置)
3 タブレット(情報機器)
5 パーソナルコンピューター(情報機器)
F1 個人プロファイル
F2 会議プロファイル(イベントプロファイル)
10,10b プロファイル管理システム
11 個人プロファイル編集部
13,13b 文書選別部
14 重要度判定部
D1 文書
D2 会議文書(イベント文書)
D3 文書(会議文書以外の文書)
D2s 会議文書(イベント文書)
100 プロファイル管理プログラム
2 ユーザー端末(文書データを扱う装置)
3 タブレット(情報機器)
5 パーソナルコンピューター(情報機器)
F1 個人プロファイル
F2 会議プロファイル(イベントプロファイル)
10,10b プロファイル管理システム
11 個人プロファイル編集部
13,13b 文書選別部
14 重要度判定部
D1 文書
D2 会議文書(イベント文書)
D3 文書(会議文書以外の文書)
D2s 会議文書(イベント文書)
100 プロファイル管理プログラム
Claims (9)
- 個人に対して作成されるプロファイルを管理するプロファイル管理システムであって、
文書データを扱う装置のユーザーによって指定された処理対象の文書を、開催が予定されまたは既に開催されたイベントに関連する文書であるイベント文書とそれ以外の文書とに選別する文書選別部と、
前記ユーザーに対応する個人プロファイルに記録されている情報と、前記イベントに対応するイベントプロファイルに記録されている情報とに基づいて、前記文書選別部によって選別された前記イベント文書に関連するイベントが前記ユーザーにとって重要であるか否かを判定する重要度判定部と、
前記文書選別部によって選別された前記イベント文書のうちの前記重要度判定部によって重要であると判定されたイベントに関連するイベント文書から単語を抽出して、前記ユーザーに対応する前記個人プロファイルにキーワードとして記録する個人プロファイル編集部と、を備える
ことを特徴とするプロファイル管理システム。 - 前記重要度判定部は、判定対象の前記イベントに関連するイベント文書から抽出されて前記イベントプロファイルに前記情報として記録されている1以上の単語と、前記個人プロファイルに既に前記キーワードとして記録されている1以上の単語とにおける、一致する単語の数に応じて決まる一致度合いが設定値以上である場合に、当該イベントが重要であると判定する
請求項1記載のプロファイル管理システム。 - 前記一致度合いは、前記イベントプロファイルに前記1以上の単語と共に記録されている当該単語の抽出の際の出現頻度に応じた重み値のうちの、当該イベントプロファイルと前記個人プロファイルとの間で一致する単語に対応する重み値を合計した値である
請求項2記載のプロファイル管理システム。 - 前記重要度判定部は、イベントプロファイルに記録されている前記イベントの参加者のうちの前記ユーザーと属性の一致する参加者の割合が設定値以上である場合に、当該イベントが重要であると判定する
請求項1記載のプロファイル管理システム。 - 前記重要度判定部は、前記処理対象の文書に対して前記ユーザーによって指定された処理および前記イベントに対する前記ユーザーの参加の有無に応じて、処理の種類と参加の有無とを組み合わせた複数の判定条件のそれぞれに対して重要度を定めた設定情報に基づいて、前記イベントが前記ユーザーにとって重要であるか否かを判定する
請求項1記載のプロファイル管理システム。 - 前記重要度判定部は、
処理の種類と参加の有無とを組み合わせた複数の判定条件のそれぞれに対して重要度を定めた設定情報から、前記処理対象の文書に対して前記ユーザーによって指定された処理および前記イベントに対する前記ユーザーの参加の有無に応じた重要度を抽出し、
前記イベントに関連するイベント文書から抽出されて前記イベントプロファイルに前記情報として記録されている1以上の単語のうち、前記個人プロファイルに既に前記キーワードとして記録されている1以上の単語と一致する単語を抽出し、
抽出した1以上の単語に対応づけて前記イベントプロファイルに記録されている当該単語の抽出の際の出現頻度に応じた重み値の和と、前記設定情報から抽出した重要度との合計値が設定値以上である場合に、当該イベントが重要であると判定する
請求項1記載のプロファイル管理システム。 - 文書データを扱う情報機器であって、
ユーザーによって指定された処理対象の文書を、開催が予定されまたは既に開催されたイベントに関連する文書であるイベント文書とそれ以外の文書とに選別する文書選別部と、
前記ユーザーに対して作成される個人プロファイルに記録されている情報と、前記イベントに対応するイベントプロファイルに記録されている情報とに基づいて、前記文書選別部によって選別された前記イベント文書に関連するイベントが前記ユーザーにとって重要であるか否かを判定する重要度判定部と、
前記文書選別部によって選別された前記イベント文書のうちの前記重要度判定部によって重要であると判定されたイベントに関連するイベント文書から単語を抽出して、前記個人プロファイルにキーワードとして記録する個人プロファイル編集部と、を備える
ことを特徴とする情報機器。 - 文書データを扱う情報機器において実行されるコンピュータープログラムであって、
前記情報機器が有するコンピューターに、
前記情報機器のユーザーによって指定された処理対象の文書を、開催が予定されまたは既に開催されたイベントに関連する文書であるイベント文書とそれ以外の文書とに選別する文書選別処理と、
前記ユーザーに対して作成される個人プロファイルに記録されている情報と、前記イベントに対応するイベントプロファイルに記録されている情報とに基づいて、前記文書選別処理によって選別された前記イベント文書に関連するイベントが前記ユーザーにとって重要であるか否かを判定する重要度判定処理と、
前記文書選別処理によって選別された前記イベント文書のうちの前記重要度判定処理によって重要であると判定されたイベントに関連するイベント文書から単語を抽出して、前記個人プロファイルにキーワードとして記録する個人プロファイル編集処理と、を実行させる
ことを特徴とするコンピュータープログラム。 - 個人に対して作成されるプロファイルを更新するプロファイル更新方法であって、
文書データを扱う装置のユーザーによって指定された処理対象の文書を、開催が予定されまたは既に開催されたイベントに関連する文書であるイベント文書とそれ以外の文書とに選別し、
前記ユーザーに対応する個人プロファイルに記録されている情報と、前記イベントに対応するイベントプロファイルに記録されている情報とに基づいて、選別された前記イベント文書に関連するイベントが前記ユーザーにとって重要であるか否かを判定し、
選別された前記イベント文書のうちの重要であると判定されたイベントに関連するイベント文書から単語を抽出して、前記個人プロファイルにキーワードとして記録する
ことを特徴とするプロファイル更新方法。
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WO2022091281A1 (ja) | 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム |
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