JP2015114122A - 自動分析装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】実施形態の自動分析装置は、試薬容器が格納された試薬庫を備え、試薬容器から分注された試薬を試料と反応させることにより生成された反応液の成分を分析する複数のモジュールを有し、さらに、管理手段と、搬送手段とを有する。管理手段は、第1の抽出条件および第2の抽出条件を記憶する記憶部を有し、分析中または分析予定の所望モジュールの試薬庫から第1の抽出条件に該当する試薬容器が格納された試薬庫を搬送先として検索し、さらに、所望モジュール以外の試薬庫から第2の抽出条件に該当する試薬容器を搬送対象として検索する。搬送手段は、搬送先および搬送対象が検索されたことを受けて、搬送先に搬送対象を搬送する。
【選択図】図1
Description
また、後者の公報に記載された技術においても、試薬庫の他に、予備庫が設けられているため、コストが嵩み、装置全体が大型になるという問題点があった。
自動分析装置の第1実施形態について各図を参照して説明する。
先ず、自動分析装置の基本的な構成について図1および図2を参照して簡単に説明する。図1は、自動分析装置の概念図、図2は、自動分析装置の構成ブロック図である。
2つのモジュール1A、1Bは同じ構成を有している。そのため、モジュール1Aの構成を代表して説明し、モジュール1Bについてはモジュール1Aと異なる構成を説明する。
管理手段32は、第1の抽出条件に基づいて、分析中または分析予定の所望モジュールの中から搬送先(試薬庫)を検索し、第2の抽出条件に基づいて、その他のモジュールの試薬庫の中から搬送対象(試薬容器)を検索する。ここで、「搬送先」とは、所望モジュールの試薬庫であって、他のモジュールの試薬庫の中の試薬容器が搬送される先の試薬庫をいう。また、「搬送対象」とは、所望モジュール以外の試薬庫の中の試薬容器であって、所望モジュールの試薬庫に搬送される試薬容器をいう。
管理手段32は、記憶部33を有する。記憶部33は、複数モジュールの稼働状況および各モジュールの試薬庫の試薬容器の使用状況を含む使用情報を記憶する。記憶部33には、第1の抽出条件、試薬の規定量が記憶される。搬送先を検索するときの第1の抽出条件の一例としては、使用状況としての試薬容器内の試薬の残量が規定量未満であることである。管理手段32は、この第1の抽出条件を満たす試薬容器が格納された試薬庫を搬送先として検索する。
さらに、記憶部33には、各モジュールの使用情報、および、その他の各モジュールの第1試薬庫R1、第2試薬庫R2に格納された試薬容器に関するデータが記憶される。これらのデータから構成されたデータ構造を図3および図4に示す。
次に、データ構造について図3および図4を参照して説明する。図3はモジュール1Aの第1試薬庫R1、第2試薬庫R2に格納された試薬容器に関するデータから作られたデータ構造を示す図、図4はモジュール1Bの第1試薬庫R1、第2試薬庫R2に格納された試薬容器に関するデータから作られたデータ構造を示す図である。
試料容器搬送手段21は、試料容器搬送ライン211を有している。試料容器搬送ライン211は、装置本体の前縁部に沿って設けられる。試料容器搬送ライン211は、試料ラック6をモジュール1A側の吐出位置(後述する)とモジュール1B側の吐出位置(後述する)との間に搬送可能に構成される。試料容器搬送ライン211により、試料ラック6が吐出位置に搬送されたとき、試料分注プローブ7(後述する)により、試料ラック6内の試料容器から試料が吸引可能となる。
試薬容器搬送手段22は、第1搬送ライン221、第2搬送ライン222、第3搬送ライン223、および、試薬容器を第1試薬庫R1、第2試薬庫R2から第1搬送ライン221、第2搬送ライン222に移送する手段を有する。なお、試薬容器搬送手段22が「搬送手段」に相当する。
次に、作業モードの設定について図6及び図7を参照して説明する。図6は作業モード設定画面を示す図、図7は作業モードを設定するときの一連の動作を示す図である。
作業モード設定画面に、「新規追加」、「項目編集」、および、「削除」が表示される。管理手段32は、入力部の操作による「項目編集」の指定を受けて、作業モード編集画面を表示部に表示させる。
次に、作業モードの編集について図7及び図8を参照して説明する。図8は、作業モード編集画面を示す図である。ここでは、作業モードとして「特殊項目用」が指定され、かつ、「項目編集」が指定されたものとする。作業モード編集画面には、識別情報IDとそれに対応する項目名のリストが表示され、「追加」、「削除」のボタンが表示される。
管理手段32は作業モードが編集されたかどうかを判断する(ステップS204)。入力部の操作による「追加」、「削除」の指定を受けて、管理手段32は、リストに項目名を追加、削除する(ステップS205)。
なお、作業モードとして「特殊項目用」が指定されたときを示したが、「ルーチン用」、「夜間用」が指定されたときも、同様に、管理手段32は、リストに項目名を追加、削除する。
以上に、第1実施形態に係る自動分析装置の構成を説明した。次に、搬送先の検索から搬送対象の搬送までの一連の動作について図3および図9を参照して説明する。
搬送先の検出の詳細について、図3に示すモジュール1Aを一例に挙げて説明する。図3から、モジュール1Aの第1試薬庫R1における配置番号01に配置された試薬容器内の試薬の残量が規定量以上であることがわかる。さらに、配置番号02に配置された試薬容器内の試薬の残量が規定量未満であることがわかる。なお、記憶部33には、予め、モジュール1Aが稼働中であること、および、モジュール1Bが休止中であることが記憶されるものとする。
図10において、管理手段32は、いずれのケースが選択されたかを判断する(ステップS401)。この第1実施形態では、入力部(図示しない)の操作によりケース1が予め選択される。管理手段32は、ケース1が選択されたと判断したとき(CASE=1)、第1の抽出条件として、「試薬の残量が規定量未満であること」を選択する(ステップS402)。
前述する搬送先の検索で、配置番号02、試薬容器の識別番号、試薬の種類A、および、搬送先である第1試薬庫R1が検索されたこととする。
図4から、モジュール1Bの第1試薬庫R1における配置番号01〜10に配置された試薬容器内の試薬の残量が規定量以上であることがわかる。さらに、第2試薬庫R2における配置番号01〜03に配置された試薬容器内の試薬の残量が規定量以上であることがわかる。なお、記憶部33には、予め、モジュール1Bが休止中であるこが記憶される。
図12において、管理手段32は、いずれのケースが選択されたかを判断する(ステップS601)。この第1実施形態では、入力部(図示しない)の操作によりケース1が予め選択される。管理手段32は、ケース1が選択されたと判断したとき(CASE=1)、第2の抽出条件として、「休止中のモジュールであり、かつ、搬送先に係る試薬と同じ種類の試薬が入っていること」を選択する(ステップS602)。
次に、図9に示すように、試薬容器搬送手段22が搬送対象を搬送先に搬送する(ステップ:S303)。ここでは、搬送先として、配置番号02、試薬容器の識別番号(「C100」とする)、および、試薬の種類Aに係る第1試薬庫R1(モジュール1Aに属する)を一例に挙げ、また、搬送対象として、配置番号01、試薬容器の識別番号(「C200」とする)、および、試薬の種類Aに係る試薬容器(モジュール1Bの第1試薬庫R1に属する)を一例に挙げて説明する。
以上により、一のモジュールであり、残量が所定量未満である種類Aの試薬が入った識別番号C100の試薬容器と、休止中の他のモジュールであって種類Aと同じ種類の試薬が入った識別番号C200の試薬容器とを交換することが可能となる。
次に、モジュールにおける他の構成の詳細について図1および図2を参照して説明する。ここでも、モジュール1Aを代表して説明し、モジュール1Bの説明を省略する。図2は自動分析装置の構成ブロック図である。
上記の第1実施形態の自動分析装置では、搬送対象を検索するとき、モジュールの稼働状況が休止中であるかどうかを抽出条件としていた。これに対し、休止中であるかどうかに関係なく、試薬の使用状況としての試薬の使用頻度に基づいて、搬送先および搬送対象を検索する場合がある。
図9に示すように、先ず、管理手段32が各モジュール1A、1Bの中から搬送先(試薬庫)を検出する(ステップ:S301)。
搬送先の検出の詳細について、図3に示すモジュール1Aを一例に挙げて説明する。図3から、モジュール1Aの第1試薬庫R1における配置番号04に配置された試薬容器内の試薬の残量が規定量未満であり、かつ、試薬の使用頻度が既定値以上であることがわかる。
図10において、管理手段32は、いずれのケースが選択されたかを判断する(ステップS401)。この第2実施形態では、入力部(図示しない)の操作によりケース2が予め選択される。管理手段32は、ケース2が選択されたと判断したとき(CASE=2)、第1の抽出条件として、「試薬の残量が規定量未満であり、かつ、試薬の使用頻度が規定値以上であること」を選択する(ステップS403)。
前述する搬送先の検索で、配置番号04、試薬容器の識別番号、試薬の種類B、および、搬送先である第1試薬庫R1が検索されたこととする。搬送対象の検索では、図9に示すように、まず、管理手段32が、搬送先であるモジュール1A以外のモジュール(すなわち、モジュール1B)における第1試薬庫R1、第2試薬庫R2の中から搬送対象として試薬容器を検出する(ステップ:S302)。
図12において、管理手段32は、いずれのケースが選択されたかを判断する(ステップS601)。この第2実施形態では、入力部(図示しない)の操作によりケース2が予め選択される。管理手段32は、ケース2が選択されたと判断したとき(CASE=2)、第2の抽出条件として、「搬送先に係る試薬と同じ種類の試薬が入っており、かつ、試薬の残量が規定量以上であり、かつ、試薬の使用頻度が規定値未満であること」を選択する(ステップS603)。
次に、図9に示すように、試薬容器搬送手段22が搬送対象を搬送先に搬送する(ステップ:S303)。ここでは、搬送先として、配置番号04、試薬容器の識別番号(「C300」とする)、および、試薬の種類Bに係る第1試薬庫R1(モジュール1Aに属する)を一例に挙げ、また、搬送対象として、配置番号03、試薬容器の識別番号(「C400」とする)、および、試薬の種類Bに係る試薬容器(モジュール1Bの第1試薬庫R1に属する)を一例に挙げて説明する。
以上により、一のモジュールであり、残量が所定量未満であり、かつ、使用頻度が所定値以上である種類Bの試薬が入った識別番号C300の試薬容器と、種類Bと同じ種類の試薬が入っており、残量が所定量以上であり、かつ、使用頻度が所定値未満である識別番号C400の試薬容器とを交換することが可能となる。
上記の第2実施形態の自動分析装置では、搬送先を検索するとき、試薬の残量が規定量未満であること、さらに、搬送対象を検索するとき、試薬の残量が規定量以上であることが前提となっていた。これに対し、試薬の残量が規定量未満であるかどうかに関係なく、試薬の有効期限に基づいて、搬送先および搬送対象を検索する場合がある。
図9に示すように、先ず、管理手段32が各モジュール1A、1Bの中から搬送先(試薬庫)を検出する(ステップ:S301)。
搬送先の検出の詳細について、図3に示すモジュール1Aを一例に挙げて説明する。図3から、モジュール1Aの第1試薬庫R1における配置番号06に配置された試薬容器内の試薬の使用頻度が既定値以上であり、かつ、試薬の有効期限が比較的近いことがわかる。
前述する搬送先の検索で、配置番号06、試薬容器の識別番号、試薬の種類C、および、搬送先である第1試薬庫R1が検索されたこととする。搬送対象の検索では、図9に示すように、まず、管理手段32が、搬送先であるモジュール1A以外のモジュール(すなわち、モジュール1B)における第1試薬庫R1、第2試薬庫R2の中から搬送対象として試薬容器を検出する(ステップ:S302)。
図12において、管理手段32は、いずれのケースが選択されたかを判断する(ステップS601)。この第3実施形態では、入力部(図示しない)の操作によりケース3が予め選択される。管理手段32は、ケース3が選択されたと判断したとき(CASE=3)、第2の抽出条件として、「搬送先に係る試薬と同じ種類の試薬が入っており、かつ、試薬の使用頻度が規定値未満であり、かつ、試薬の有効期限が比較的遠いこと」を選択する(ステップS604)。
次に、図9に示すように、試薬容器搬送手段22が搬送対象を搬送先に搬送する(ステップ:S303)。ここでは、搬送先として、配置番号06、試薬容器の識別番号(「C500」とする)、および、試薬の種類Cに係る第1試薬庫R1(モジュール1Aに属する)を一例に挙げ、また、搬送対象として、配置番号05、試薬容器の識別番号(「C600」とする)、および、試薬の種類Cに係る試薬容器(モジュール1Bの第1試薬庫R1に属する)を一例に挙げて説明する。
前述する第1実施形態から第3実施形態では、搬送先を検索するときの3つの第1の抽出条件および搬送対象を検索するときの3つの第2の抽出条件のうちの1つが選択され、選択された抽出条件により搬送先および搬送対象が検索されるように構成される。
上記の第1実施形態から第4実施形態の自動分析装置では、休止中のモジュールの有無、さらに、試薬の残量が規定量未満であるかどうか、さらに、試薬の使用頻度が規定値未満であるかどうか、さらに、試薬の有効期限を抽出条件として、搬送先および搬送対象を検索していた。そして、搬送対象を搬送先に搬送することにより、試薬をモジュール間で補充し合うことが可能となっていた。抽出条件としては、これらに限らず、試薬庫に配置された試薬容器の構成を示す配置パターンであってもよい。すなわち、配置パターンに基づいて搬送先および搬送対象を検索し、搬送対象を搬送先に搬送するように構成してもよい。
図14は、モジュール1Aにおいて、配置パターンに基づいて搬送先および搬送対象が検索され、搬送が行われた試薬容器に関するデータから構成されたデータ構造を示す図、図15は、モジュール1Bにおいて、配置パターンに基づいて搬送先および搬送対象が検索され、搬送が行われた試薬容器に関するデータから構成されたデータ構造を示す図である。
管理手段32は、分析中または分析予定の所望モジュール1Aの配置パターンの指示を受けて、配置パターンを構成する試薬容器が格納されていない所望モジュールの試薬庫を搬送先として検索する。ここでは、モジュール1Aの第1試薬庫R1に、特殊項目用の試薬を入れた試薬容器が格納されていないため、第1試薬庫R1が搬送先として検索される。
試薬容器搬送手段22が搬送ライン221〜223を介して識別番号C800の試薬容器を第1モジュール1Aの第1試薬庫R1における配置番号02に搬送する。さらに、試薬容器搬送手段22が搬送ライン221〜223を介して識別番号C700の試薬容器を第2モジュール1Bの第2試薬庫R2における配置番号01に搬送する。
以上により、管理手段32は、モジュールが配置パターンの変更の指示を受けたときでも、その配置パターンに基づいて、搬送対象としての試薬容器を検索する。そして、試薬容器搬送手段22が試薬容器を搬送先としてのモジュールに搬送する。
1B モジュール
R1 第1試薬庫
R2 第2試薬庫
1 自動分析装置
2 試薬容器
5 反応庫
6 試料ラック
7 試料分注プローブ
8 試薬分注プローブ
11 撹拌ユニット
12 測光ユニット
13 洗浄ユニット
14 分析部
15 データ処理部
16 駆動部
17 制御部
21 試料容器搬送手段
22 試薬容器搬送手段
31 主制御部
32 管理手段
33 記憶部
Claims (7)
- 試薬容器が格納された試薬庫を備え、前記試薬容器から分注された試薬を試料と反応させることにより生成された反応液の成分を分析する複数のモジュールを有する自動分析装置において、
第1の抽出条件および第2の抽出条件を記憶する記憶部を有し、分析中または分析予定の所望モジュールの前記試薬庫から前記第1の抽出条件を満たす試薬容器が格納された試薬庫を搬送先として検索し、さらに、前記所望モジュール以外の試薬庫から前記第2の抽出条件を満たす試薬容器を搬送対象として検索する管理手段と、
前記搬送先および前記搬送対象が検索されたことを受けて、前記搬送先に前記搬送対象を搬送する搬送手段と、
を有する
ことを特徴とする自動分析装置。 - 試薬容器が格納された試薬庫を備え、前記試薬容器から分注された試薬を試料と反応させることにより生成された反応液の成分を分析する複数のモジュールを有する自動分析装置において、
前記複数モジュールの稼働状況および各モジュールの試薬庫の試薬容器の使用状況を含む使用情報を記憶する記憶部を有し、分析中又は分析予定の所望モジュールの試薬庫における前記使用状況から分析能力の不足を表す第1の抽出条件を満たす第1の試薬容器が格納された試薬庫を搬送先として検索し、さらに、前記所望のモジュール以外の試薬庫から前記使用情報を基に分析能力の余裕を表す第2の抽出条件を満たす第2の試薬容器を搬送対象として検索する管理手段と、
前記搬送先および前記搬送対象が検索されたことを受けて、前記搬送先に前記搬送対象を搬送する搬送手段と、
を有する
ことを特徴とする自動分析装置。 - 前記記憶部は、前記使用状況としての各試薬容器における試薬の残量、および、試薬の規定量を記憶し、並びに、前記第1の抽出条件および前記第2の抽出条件として、前記残量と前記規定量とが比較された結果、および、モジュールの前記稼働状況が休止中であるかどうかを記憶し、
前記管理手段は、試薬の残量が規定量未満である試薬容器が格納された試薬庫を前記搬送先として検索し、前記試薬と同じ種類の試薬が入れられた試薬容器であって、前記休止中であるモジュールの試薬庫に格納された試薬容器を前記搬送対象として検索することを特徴とする請求項2に記載の自動分析装置。 - 前記記憶部は、前記使用状況としての各試薬容器における試薬の残量、試薬の規定量、前記使用状況としての試薬の使用頻度、および、前記使用頻度の規定値を記憶し、並びに、前記第1の抽出条件および前記第2の抽出条件として、前記残量と前記規定量とが比較された結果、および、前記使用頻度と前記規定値とが比較された結果を記憶し、
前記管理手段は、試薬の残量が規定量未満であり、かつ、前記試薬の使用頻度が規定値以上である試薬容器が格納された試薬庫を前記搬送先として検索し、前記試薬と同じ種類の試薬が入れられた試薬容器であって、その試薬容器内の試薬の残量が規定量以上であり、かつ、前記試薬の使用頻度が規定値未満である試薬容器を前記搬送対象として検索することを特徴とする請求項2に記載の自動分析装置。 - 前記記憶部は、前記使用状況としての各試薬容器における試薬の使用頻度、前記使用頻度の規定値、および、前記使用情報としての前記試薬の有効期限を記憶し、並びに、前記第1の抽出条件および前記第2の抽出条件として、前記使用頻度と前記規定値とが比較された結果を記憶し、
前記管理手段は、試薬の使用頻度が規定値以上であり、かつ、試薬の有効期限が比較的遠い試薬容器が格納された試薬庫を前記搬送先として検索し、前記試薬と同じ種類の試薬が入れられた試薬容器であって、試薬の使用頻度が規定値未満であり、かつ、試薬の有効期限が比較的近い試薬容器を前記搬送対象として検索することを特徴とする請求項2に記載の自動分析装置。 - 前記記憶部は、前記第1の抽出条件として、前記試薬庫に配置される複数の前記試薬容器の構成を示す前記使用情報としての配置パターンを記憶し、
前記管理手段は、前記所望モジュールの配置パターンの変更の指示を受けて、前記配置パターンを構成する試薬容器が格納されていない前記所望モジュールの試薬庫を前記搬送先として検索し、前記試薬容器と同じ種類の試薬が入れられた試薬容器を、他のモジュールの試薬庫から前記搬送対象として検索することを特徴とする請求項2に記載の自動分析装置。 - 前記搬送手段は、前記試薬容器が交換対象として格納された前記搬送先において、前記交換対象が配置されていた位置に、前記搬送対象を前記試薬庫から搬送し、かつ、前記試薬庫における前記搬送対象が配置されていた位置に、前記交換対象を前記搬送先から搬送することを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の自動分析装置。
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