JP2015113470A - キャンドル - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 花芯2と複数の花弁3とを具備する花を備え、前記花芯は、蝋を加温して溶かした上で、スプーン一杯分の蝋を平坦面上で薄く伸ばした複数の可塑状態の蝋シートのうち、第1の蝋シートが、折り畳み丸められ、竹ぐしなどの串で表面に模様が形成された球形部材21と、第2の蝋シートから前記串により型抜きされ、外周がギザギザに形成され、中央部が凹状に窪んで形成された椀状部材22と、を有し、前記椀状部材が、前記球形部材の上面を露出して、前記球形部材を下方から包むように、配置されてなり、前記各花弁は、略円形の第3の蝋シートが、外周に複数のタックが設けられ、中央部が凹状に窪んだ椀状に形成され、前記花は、前記複数の花弁が、前記花芯の少なくとも上面を露出して、前記花芯を下方から囲うように、周方向に少しずつ位置をずらして配置されたキャンドル1。
【選択図】図1
Description
前記花芯は、蝋を加温して溶かしたうえで、スプーン一杯分の蝋を平坦面上で薄く伸ばした複数の可塑状態の蝋シートのうち、第1の蝋シートが、折り畳み丸められ、竹ぐしなどの串で表面に模様が形成された球形部材と、第2の蝋シートから前記串により型抜きされ、外周がギザギザに形成され、中央部が凹状に窪んで形成された椀状部材と、を有し、前記椀状部材が、前記球形部材の上面を露出して、前記球形部材を下方から包み込むように、配置されてなり、
前記各花弁は、略円形の第3の蝋シートが、外周縁部に複数のタックが設けられ、中央部が凹状に窪んだ椀状に形成されてなり、
前記花は、前記複数の花弁が、前記花芯との間に隙間をあけて前記花芯を露出するように下方から囲い、周方向に少しずつ位置をずらして配置されている。
[1.キャンドルの構造]
図1は、本発明の第1実施形態にかかるキャンドル1の斜視図である。図1に示すように、本実施形態のキャンドル1は、アネモネの花を模した花形である。キャンドル1は、花芯2と、複数の花弁3と、糸芯4とを備える。
次に、キャンドル1の作製工程について図2A、図2Bを参照しつつ説明する。図2Aは、キャンドル1の作製工程1を示す説明図である。図2Bは、キャンドル1の作製工程2を示す説明図である。
次に、キャンドル1の変形例について説明する。上記のキャンドル1は、花芯2に糸芯4を取り付けたものであるが、図3Aに示すような、キャンドル10としてもよい。キャンドル10は、キャンドル1の底部に、蝋で作製した茎11を溶着し、蝋で作製した葉12を茎11に溶着している。茎11は、例えば、蝋シートを折り畳み棒状にして作製する。葉12は、例えば、竹ぐし7を用いて、蝋シートから、外周がギザギザの略楕円形に型取りし、表面に葉脈の模様を刻設して作製する。なお、キャンドル1と茎11と葉12とは蝋で溶着されているので、茎11と葉12とも、キャンドルが燃える燃料となる。
上記した本実施形態のキャンドルによれば、花弁が球形部材と椀状部材とからなり、複数の花弁が一枚一枚作製されていて、独創的で且つ実物の花のような審美性に優れたキャンドルとなる。また、キャンドルは、コストのかかる複雑な型を用いることなく、比較的安価で容易に作製することができる。また、このキャンドルによれば、花芯と花弁とに用いる蝋の色を変えることもでき、さらに審美性が高いキャンドルとなる。
次に、第2実施形態のキャンドルについて説明する。第2実施形態のキャンドルは、第1実施形態とは別の形状のキャンドルである。図4に示すように、本実施形態のキャンドル100は、マムの花を模した蝋で作製された花110と、土台140と、糸芯150とを備える。花110は、花芯120と、複数の花弁130とを備える。
以上のとおり、図面を参照しながら本発明の実施形態を説明したが、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で、種々の追加、変更または削除が可能である。本実施形態は、アネモネやマムの花を模したキャンドルであるが、これらに限らずその他の花にも適用できる。また、花芯や花弁の色を同色にしてもよいし、各部材の色を変えてもよい。
2 花芯
21 球形部材
21a 挿通孔
22 椀状部材
3 花弁
4 糸芯
10 キャンドル
11 茎
12 葉
13 キャンドル
14 花
15 土台
16 糸芯
100 キャンドル
110 花
120 花芯
130 花弁
140 土台
150 糸芯
Claims (10)
- パラフィンワックスまたはミツロウなどの蝋で形成されたキャンドルであって、
花芯と複数の花弁とを具備する花を備え、
前記花芯は、
蝋を加温して溶かしたうえで、スプーン一杯分の蝋を平坦面上で薄く伸ばした複数の可塑状態の蝋シートのうち、第1の蝋シートが、折り畳み丸められ、竹ぐしなどの串で表面に模様が形成された球形部材と、
第2の蝋シートから前記串により型抜きされ、外周がギザギザに形成され、中央部が凹状に窪んで形成された椀状部材と、を有し、
前記椀状部材が、前記球形部材の上面を露出して、前記球形部材を下方から包み込むように、配置されてなり、
前記各花弁は、
略円形の第3の蝋シートが、外周縁部に複数のタックが設けられ、中央部が凹状に窪んだ椀状に形成されてなり、
前記花は、
前記複数の花弁が、前記花芯との間に隙間をあけて前記花芯を露出するように下方から囲い、周方向に少しずつ位置をずらして配置された、
キャンドル。 - 前記椀状部材を複数備え、
前記椀状部材が、前記球形部材の上面を露出して、前記球形部材を下方から包むように、周方向に少しずつ位置をずらして配置されている、
請求項1に記載のキャンドル。 - 前記各花弁は、
略円形の第3の蝋シートが、外周縁部の複数のタックに代えて外周がギザギザに形成され、または、外周縁部の複数のタックに加えて外周がギザギザに形成され、中央部が凹状に窪んだ椀状に形成されてなる、
請求項1または2に記載のキャンドル。 - 蝋で形成された茎と葉とを更に備え、
前記茎は、第4の蝋シートを折り畳み棒状に形成され、
前記葉は、第5の蝋シートから、前記串により表面に葉脈の模様が形成され葉の形に型抜きされてなり、
前記茎の一端と、前記花の底部と、が溶着され、
前記葉の根元と、前記茎と、が溶着された、
請求項1乃至3のいずれか一項に記載のキャンドル。 - 前記花芯は挿通孔を有し、
前記挿通孔に挿入され、前記花芯の表面から一部が突出した糸芯を更に備える、
請求項1乃至4のいずれか一項に記載のキャンドル。 - 蝋で形成された土台と、糸芯と、を更に備え、
前記土台は、前記糸芯が挿入される挿通孔を有し、
前記花と前記土台とが溶着された、
請求項1乃至4のいずれか一項に記載のキャンドル。 - パラフィンワックスまたはミツロウなどの蝋で形成されたキャンドルの製造方法であって、花芯を作成する工程と、複数の花弁を作成する工程と、前記花芯と前記複数の花弁を組み合わせて花を作成する工程と、を備え、
前記花芯を作成する工程は、蝋を加温して溶かしたうえで、スプーン一杯分の蝋を平坦面上で薄く伸ばした複数の可塑状態の蝋シートを作成する工程と、第1の蝋シートを折り畳み丸め、竹ぐしなどの串で表面に模様を形成し、球形部材を作成する工程と、第2の蝋シートから前記串により型抜きし、外周をギザギザに形成し、中央部を凹状に窪ませた、椀状部材を作成する工程と、前記椀状部材を、前記球形部材の上面を露出して、前記球形部材を下方から包み込むように、配置する工程と、を有し
前記複数の花弁を作成する工程は、蝋を加温して溶かしたうえで、スプーン一杯分の蝋を平坦面上で薄く伸ばして、可塑状態の略円形の第3の蝋シートを作成する工程と、前記第3の蝋シートを、外周縁部に複数のタックを設け、中央部を凹状に窪んだ椀状に形成する工程と、を有し、
前記花芯と前記複数の花弁を組み合わせて花を作成する工程は、前記複数の花弁を、前記花芯との間に隙間をあけて、前記花芯を露出するように下方から囲い、周方向に少しずつ位置をずらして組み合わせる工程を有する、
キャンドルの製造方法。 - 前記花芯を作成する工程において、
前記椀状部材を複数作成する工程と、複数の椀状部材を、前記球形部材の上面を露出して、該球形部材を下方から包むように、周方向に少しずつ位置をずらして配置する工程と、を有する、
請求項7に記載のキャンドルの製造方法。 - 前記複数の花弁を作成する工程は、
前記第3の蝋シートを、外周縁部の複数のタックにかえて外周をギザギザに形成する工程、または、外周縁部の複数のタックに加えて外周をギザギザに形成する工程と、
中央部を凹状に窪ませ椀状に形成する工程と、を有する、
請求項8または9に記載のキャンドルの製造方法。 - 蝋で形成された茎と葉を作成する工程と、
前記茎の一端と、前記花の底部と、を溶着する工程と、
前記葉の根元と、前記茎と、を溶着する工程と、
を更に備え、
前記茎を作成する工程は、第4の蝋シートを折り畳み棒状に形成し、
前記葉を作成する工程は、第5の蝋シートから、前記串により表面に葉脈の模様を形成する工程と、葉の形に型抜きする工程と、を有する、
請求項7乃至9のいずれか一項に記載のキャンドルの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015041882A JP2015113470A (ja) | 2015-03-04 | 2015-03-04 | キャンドル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015041882A JP2015113470A (ja) | 2015-03-04 | 2015-03-04 | キャンドル |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013006999U Continuation JP3189070U (ja) | 2013-12-10 | キャンドル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015113470A true JP2015113470A (ja) | 2015-06-22 |
Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2015041882A Pending JP2015113470A (ja) | 2015-03-04 | 2015-03-04 | キャンドル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2015113470A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101634499B1 (ko) * | 2015-06-26 | 2016-06-28 | 정선아 | 친환경 플라워 캔들 및 그의 제조방법 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1077508A (ja) * | 1996-08-30 | 1998-03-24 | Chiyoe Koike | 蝋製の造花と蝋燭及びその製造方法 |
CN1363650A (zh) * | 2001-01-08 | 2002-08-14 | 林建胜 | 花卉蜡烛及其制造方法 |
JP3144007U (ja) * | 2008-05-29 | 2008-08-14 | 國米 利江 | 花形キャンドル |
-
2015
- 2015-03-04 JP JP2015041882A patent/JP2015113470A/ja active Pending
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