JP2015112572A - ダイコーター、及び塗布フィルムの製造方法 - Google Patents

ダイコーター、及び塗布フィルムの製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2015112572A
JP2015112572A JP2013257950A JP2013257950A JP2015112572A JP 2015112572 A JP2015112572 A JP 2015112572A JP 2013257950 A JP2013257950 A JP 2013257950A JP 2013257950 A JP2013257950 A JP 2013257950A JP 2015112572 A JP2015112572 A JP 2015112572A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
intersection
intersection point
spacer
slit
die coater
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013257950A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015112572A5 (ja
Inventor
諭司 國安
Satoshi Kuniyasu
諭司 國安
裕介 池山
yusuke Ikeyama
裕介 池山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Corp
Original Assignee
Fujifilm Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujifilm Corp filed Critical Fujifilm Corp
Priority to JP2013257950A priority Critical patent/JP2015112572A/ja
Priority to US14/566,065 priority patent/US20150165470A1/en
Priority to CN201410769220.0A priority patent/CN104707757A/zh
Publication of JP2015112572A publication Critical patent/JP2015112572A/ja
Publication of JP2015112572A5 publication Critical patent/JP2015112572A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05CAPPARATUS FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05C5/00Apparatus in which liquid or other fluent material is projected, poured or allowed to flow on to the surface of the work
    • B05C5/02Apparatus in which liquid or other fluent material is projected, poured or allowed to flow on to the surface of the work the liquid or other fluent material being discharged through an outlet orifice by pressure, e.g. from an outlet device in contact or almost in contact, with the work
    • B05C5/0254Coating heads with slot-shaped outlet
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05CAPPARATUS FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05C5/00Apparatus in which liquid or other fluent material is projected, poured or allowed to flow on to the surface of the work
    • B05C5/02Apparatus in which liquid or other fluent material is projected, poured or allowed to flow on to the surface of the work the liquid or other fluent material being discharged through an outlet orifice by pressure, e.g. from an outlet device in contact or almost in contact, with the work
    • B05C5/0254Coating heads with slot-shaped outlet
    • B05C5/0266Coating heads with slot-shaped outlet adjustable in length, e.g. for coating webs of different width
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05CAPPARATUS FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05C5/00Apparatus in which liquid or other fluent material is projected, poured or allowed to flow on to the surface of the work
    • B05C5/02Apparatus in which liquid or other fluent material is projected, poured or allowed to flow on to the surface of the work the liquid or other fluent material being discharged through an outlet orifice by pressure, e.g. from an outlet device in contact or almost in contact, with the work
    • B05C5/0245Apparatus in which liquid or other fluent material is projected, poured or allowed to flow on to the surface of the work the liquid or other fluent material being discharged through an outlet orifice by pressure, e.g. from an outlet device in contact or almost in contact, with the work for applying liquid or other fluent material to a moving work of indefinite length, e.g. to a moving web

Landscapes

  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)

Abstract

【課題】塗膜の幅方向における膜厚分布の改善と、塗膜の端部の長さを抑制できるダイコーター、及び塗布フィルムの製造方法を提供する。
【解決手段】
マニホールドと前記マニホールドに連通し塗布液を吐出するスリットとを有するダイブロック本体と、前記スリットの幅方向の両端部にそれぞれに配置され、前記塗布液の流路の幅を画定するスペーサーとを備えるダイコーターであって、スペーサーの切欠領域の面積が仮想三角形の面積より大きい。
【選択図】図5

Description

本発明は、連続する基材に塗膜を形成するためのダイコーター、及び塗布フィルムの製造方法であって、塗膜の幅方向における膜厚分布の改善に関する技術である。
光学素子、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイなどの表示装置、半導体装置、薄膜太陽電池など、各種の装置に、ガスバリアフィルム、保護フィルム、光学補償フィルムや反射防止フィルム等として、基材の上に塗膜の形成された塗布フィルムが利用されている。
基材の上に塗膜を形成する方法として、ダイコーターを使用する方法が知られている。ダイコーターは、マニホールドとマニホールドに連通するスリットとを有するダイブロックとを有している。基材の上に形成される塗膜の幅を画定するため、ダイコーターのスリットの両端にスペーサーが挿入される。スペーサー同士の距離により、スリットの幅が調整される。塗膜の形成される基材はバックアップローラに巻き掛けられて連続的に搬送される。ダイコーターのスリットの先端と搬送される基材との間に、スリットから吐出された塗布液のビードが形成され、このビードを介して基材に塗膜が形成される。塗布液のビードを安定させるため、ダイコーターの上流側は減圧状態に維持されている。
塗膜の膜厚は、ダイコーターのスリットの隙間で画定される。しかしながら、スリットを均一な間隙にしたとしても、塗膜の中央付近に比較して、塗膜の幅方向の端部で、膜厚が厚くなる問題がある。このような問題を改善するための提案がなされている。
特許文献1は、スライドビード塗布装置において、塗布液流出規制部材によりキャビティの下部から上部に円弧状に流出幅を広げ、スリット内の下部から上部にかけて、流出幅を広くすることを開示する。また、特許文献2は、ダイコーターにおいて、吐出溝を有する口金からペーストを塗布する際に、吐出溝が吐出溝先端に向かって外に広がっていることを開示する。これにより、ペースト塗布層の端部が盛り上がることなく、均一な高さのペースト塗布層を全面に形成することができる。
特開平5−096223号公報 特開2000−260310号公報
しかしながら、特許文献1、及び特許文献2では、塗膜の幅方向の端部で膜厚が厚くなるのを抑制することを目的としているが、その効果は十分ではない。また、この方法では、製品として使用できない端部が広くできてしまうということが分かった。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、塗膜の幅方向における膜厚分布を抑制できるダイコーター、及び塗布フィルムの製造方法を提供することを目的とする。
本実施形態のダイコーターは、マニホールドとマニホールドに連通し塗布液を吐出するスリットとを有するダイブロック本体と、スリットの幅方向の両端部にそれぞれに配置され、塗布液の流路の幅を画定するスペーサーとを備えるダイコーターであって、スペーサーは、スリットの塗布液の供給側から吐出側に向かって、一定の幅の流路を画定する第一面と、第一面に連続的につながり一定の幅より広い幅の流路を画定する第二面と、第二面に連続的につながり先端面を構成する第三面と、を有し、スペーサーの平面視において、第一面の仮想延長線と第三面の仮想延長線との交点を基準交点とし、第一面と第二面との交点を第一交点とし、第二面と第三面との交点を第二交点とした場合、基準交点と第一交点と第二交点とを結んで構成される仮想三角形の面積より、第一交点と基準交点とを結ぶ直線、基準交点と第二交点とを結ぶ直線、及び第二面に沿う連続線で囲まれる切欠領域の面積が大きい。
他の実施形態の塗布フィルムの製造方法は、マニホールドとマニホールドに連通し塗布液を吐出するスリットとを有するダイブロック本体と、スリットの幅方向の両端部にそれぞれに配置され、塗布液の流路の幅を画定するスペーサーとを持つダイコーターであって、スペーサーは、スリットの塗布液の供給側から吐出側に向かって、一定の幅の流路を画定する第一面と、第一面に連続的につながり一定の幅より広い幅の流路を画定する第二面と、第二面に連続的につながり先端面を構成する第三面と、を有し、スペーサーの平面視において、第一面の仮想延長線と第三面の仮想延長線との交点を基準交点とし、第一面と第二面との交点を第一交点とし、第二面と第三面との交点を第二交点とした場合、基準交点と第一交点と第二交点とを結んで構成される仮想三角形の面積より、第一交点と基準交点とを結ぶ直線、基準交点と第二交点とを結ぶ直線、及び第二面に沿う連続線で囲まれる切欠領域の面積が大きいダイコーターを準備する工程と、連続する基材を搬送する工程と、ダイコーターの上流側を減圧して減圧状態を維持し、ダイコーターから塗布液を吐出することで、基材の上に塗膜を形成する工程と、を有する。
好ましくは、基準交点と第一交点との距離より、基準交点と第二交点との距離が長い。
本発明の塗布装置、及び塗布フィルムの製造方法によれば、塗膜の幅方向における膜厚分布を抑制できる。
ダイコーターを含む塗布システムの概略構成図。 ダイコーターの斜視図である。 対向するスペーサーの斜視図。 スペーサーの平面図。 第一の実施形態の切欠領域の大きさを示すスペーサーの平面図。 本実施の形態のメカニズムを説明するための平面図。 塗布フィルムの端部の膜厚分布を示す図。 第一の実施形態のスペーサーの平面図。 第二の実施形態の切欠領域の大きさを示すスペーサーの平面図。 第二の実施形態のスペーサーの平面図。 減圧度を説明するための概略構成図。 比較例のスペーサーの形状を示す平面図。 実施例のスペーサーの形状を示す平面図。
以下、添付図面にしたがって本発明の好ましい実施の形態について説明する。本発明は以下の好ましい実施の形態により説明される。本発明の範囲を逸脱すること無く、多くの手法により変更を行うことができ、本実施の形態以外の他の実施の形態を利用することができる。したがって、本発明の範囲内における全ての変更が特許請求の範囲に含まれる。
ここで、図中、同一の記号で示される部分は、同様の機能を有する同様の要素である。また、本明細書中で、数値範囲を“ 〜 ”を用いて表す場合は、“ 〜 ”で示される上限、下限の数値も数値範囲に含むものとする。
図1はダイコーターを含む塗布システムの斜視図であり、図2はダイコーターの斜視図である。図1に示すように、ダイコーター10は、塗布液の吐出側を基材42に向けて配置される。バックアップローラ30は、基材42の塗膜44の形成面と反対面側に配置されている。バックアップローラ30は回転自在に構成されているので、バックアップローラ30は搬送される基材42を支持することができる。基材42には図示しない巻取り装置やフィードローラにより張力が付与されているので、基材42は矢印の方向に連続的に搬送される。ダイコーター10により基材42の上に塗膜44を形成することで塗布フィルム40が製造される。
ダイコーター10に供給された塗布液はマニホールド18に送液される。マニホールド18に塗布液を送る方法としては、マニホールド18の他端側を閉塞して一方側から供給する方法に加えて、マニホールド18の中央部から供給して両側に分流させる方法、及びマニホールド18の一方側から供給し他方向から引き抜く方法があり、何れを適用してもよい。ダイコーター10には、スリット20、及び/又はマニホールド18を覆う側板(不図示)が必要に応じて配置される。
マニホールド18に送液された塗布液は、マニホールド18と連通するスリット20を介して基材42に供給される。ダイコーター10のスリット20の吐出側と基材42とは、例えば、30μm〜300μmの間隙を離して対向配置されている。ダイコーター10の先端、つまり、スリット20の吐出口21には、平坦な上流リップ26と平坦な下流リップ28とを有している。上流リップ26、及び下流リップ28は平坦な形状に限定されない。
塗布液がスリット20から吐出されると、ダイコーター10のスリット20の吐出側と基材42との間にビードが形成される。ビードを介して基材42の上に塗布液を塗布することで、基材42の上に塗膜44が形成される。ビードの形状を安定させるため、塗布位置より基材42の搬送方向の上流側で、減圧状態が維持される。ダイコーター10に対し上流側に配置された減圧チャンバー24により減圧状態が維持される。
なお、位置に関して、ある基準点から基材42が搬送される方向を「下流に向かって」、「下流側」と称し、ある基準点から基材42が搬送される方向と逆方向を「上流に向かって」「上流側」と称する。
ダイコーター10は、第一ブロック12と第二ブロック14とを備えている。第一ブロック12と第二ブロック14とによりダイブロック本体16が構成される。第一ブロック12と第二ブロック14には内部に空間を有している。第一ブロック12と第二ブロック14とを組み合わせることで、マニホールド18、及びスリット20が形成される。マニホールド18は、ダイブロック本体16の内部に形成されたダイコーター10の幅方向に沿って伸びる空間である。マニホールド18に塗布液が一時的に蓄えられる。スリット20は、マニホールド18と連通し、ダイコーター10の幅方向に沿って、マニホールド18からダイコーター10の先端方向へ伸びる空間である。スリット20はダイコーター10の先端で外部に開放されているので、塗布液の吐出口21として機能する。上記の構成とすることにより、ダイブロック本体16にマニホールド18、及びスリット20が形成される。本実施の形態ではダイブロック本体16を第一ブロック12と第二ブロック14との2つのダイブロックで構成した。ダイブロック本体16は、1つのダイブロックでも、3以上のダイブロックで構成することができる。
ダイコーター10は、スリット20の幅方向の両端部にそれぞれ配置されたスペーサー22を備えている。スペーサー22は基材42の上に形成される塗膜44の幅Lを規制する。ダイコーター10から基材42に供給する塗布液の流路は、スリット20と対向する2つのスペーサー22とにより画定される。スリット20の隙間Hは第一ブロック12と第二ブロック14との距離により画定される。スリット20の隙間Hが塗膜44の厚さを規定する要素となる。但し、スリット20の隙間Hを規定しても、塗膜44の端部では、厚膜部が形成される。対向配置された一対のスペーサー22同士の距離により、塗布液の流路の幅が画定される。
図3は、一対のスペーサー22の斜視図である。スペーサー22の厚さは、スリット20の隙間Hと基本的に一致する。一対のスペーサー22はそれぞれ、スリット20の塗布液の供給側から吐出側に向かって、一定の幅Aの流路を画定する第一面22Aを有している。第一面22Aは平面又は略平面で構成され、対向する第一面22Aは平行又は略平行である。これにより、一定の幅Aの流路が画定される。
スペーサー22はそれぞれ、第一面22Aに連続的につながり、幅Bの流路を画定する第二面22Bを有している。対向する第二面22B間の距離は、対向する第一面22A間の距離より長い。したがって、第一面22Aで確定される一定の幅Aより広い幅Bの流路を第二面22Bにより画定することができる。第二面22Bは複数の面で構成しても良いし、第二面22Bは平面視で円弧となる曲面で構成しても良い。幅Bは、幅Aより広い限りにおいて、一定幅である必要性はない。スペーサー22の「平面視」とは、スペーサー22の最も広い面を設置させた状態で上方からスペーサー22を見ることを意味する。
スペーサー22はそれぞれ、第二面22Bに連続的につながる第三面22Cを有している。第三面22Cは、搬送される基材42と対向する面である先端面を構成する。
本実施の形態のスペーサー22は、平面視において特徴的な構造を有している。図4に示すように、第一の実施形態のスペーサー22は、平面視において、第一面22Aの仮想延長線と第三面22Cの仮想延長線との交点を基準交点P0とし、第一面22Aと第二面22Bとの交点を第一交点P1とし、第二面22Bと第三面22Cとの交点を第二交点P2とした場合、第一交点P1と基準交点P0とを結ぶ直線、基準交点P0と第二交点P2とを結ぶ直線、及び第二面22Bに沿う連続線で囲まれる切欠領域22Sを有している。
図5に示すように、スペーサー22の切欠領域22Sは、基準交点P0と第一交点P1と第二交点P2とを結んで構成される仮想三角形22Vの面積より大きな面積を有している。つまり、スペーサー22の第二面22Bは、切欠領域22Sの面積が仮想三角形22Vの面積より大きくなるように構成される。
なお、図4、図5において、スペーサー22を平面視するので、第一面22A、及び第三面22Cを仮想的に延長させた場合に延長線と表現している。その延長線の交点を基準交点P0と表現している。第一面22Aと第二面22Bとの交線を第一交点P1と、第二面22Bと第三面22Cとの交線を第二交点P2と表現している。第二面22Bについて、第二面22Bの沿う連続線と表現している。
次に、図6を参照して、第一の実施形態のスペーサー22の作用を説明する。図6に示すように、スリット20の両端部に、切欠領域22Sを有するスペーサー22が設けられている。
このスペーサー22により吐出側では、流路の幅Bが供給側の流路の幅Aより広い。スリット20の幅方向の両端部において、塗布液が切欠領域22Sに流れ込み、その後、スリット20の先端から塗布液が吐出される。一方、スリット20の両端部付近を除く領域では塗布液はスリット20の先端からそのまま吐出される。本実施の形態では、切欠領域22Sの面積を、仮想三角形22Vより大きくしている。したがって、切欠領域22Sの面積が仮想三角形22Vの面積と同じ場合と比較して、本実施の形態では、塗布液が切欠領域22Sにより多く流れ込む。したがって、スリット20の両端付近において、塗布液の流速を、スリット20の両端部付近を除く領域と比較して遅くできる。そのため、スリット20の両端付近において、単位時間当たりの吐出量を小さくでき、塗膜が厚くなるのを抑制することができる。なお、図6において下から上に向かう矢印は塗布液の流れを示す。
図7は、本実施の形態により形成された塗布フィルム40の端部の拡大図である。なお、塗布フィルム40の端部は、塗膜44を乾燥させた後の拡大図である。図7に示すように、塗膜44は、製品と使用される定常部44Aと、製品として使用されない端部44Bとで構成される。さらに、端部44Bは、薄膜部44B−1と厚膜部44B−2とで構成される。端部44Bに関し、厚膜部44B−2が形成される限り、定常部44Aと厚膜部44B−2との間に薄膜部44B−1が形成される。定常部44A、及び端部44B(薄膜部44B−1と厚膜部44B−2)の位置、及び長さは、光学干渉膜厚計、又は接触式膜厚計により測定することができる。
本実施の形態のスペーサー22により、スリット20の吐出側の両端部において、塗布液の吐出量が少なくなるので厚膜部44B−2の厚さを小さくできる。これにより、塗膜44の定常部44Aと塗膜44の端部44Bとの差Tを小さくできる。差Tを小さくできるので、膜厚分布を改善することができる。
端部44Bの長さが短いほど、定常部44Aの長さを長くできる。つまり、製品として使用できる領域を大きくできるので、塗布フィルム40の得率を向上することができる。そのためには、薄膜部44B−1の長さを短くすることが、端部44Bの長さ短くすることにつながる。
本実施の形態では、切欠領域22Sの面積を仮想三角形22Vの面積より大きくしている。その結果、基準交点P0と第一交点P1との距離を短くできる。基準交点P0と第一交点P1との距離を短くすることにより、薄膜部44B−1の長さを短くできる。
基準交点P0と第一交点P1との距離は流路の幅を拡大する開始位置を決定する。開始位置が塗布液の吐出側に近づくほど、塗布液の流速分布が吐出側で発生する。つまり、流速分布を遅く発生させた場合、流速の遅い塗布液は、短い時間で基材42に塗布される。それにより、流速の遅い塗布液の、幅方向の長さ、即ち薄膜部44B−1を短くできる。
図8は、第一の実施形態に含まれるスペーサー22の代表的な形状を示している。図8の(A)では、スペーサー22は2つの第二面22Bを有している。2つの第二面22Bの成す角θが鈍角である。図8の(B)では、スペーサー22は2つの第二面22Bを有している。2つの第二面22Bの成す角θが鋭角である。図8の(C)では、スペーサー22は1つの第二面22Bを有している。1つの第二面22Bは曲面で構成される。図8(A)〜(C)の何れの場合も、切欠領域22Sの面積は仮想三角形22Vの面積より大きい。
図9に示すように、第二の実施形態のスペーサー122は、第一の実施形態のスペーサー22と同様に、平面視において、第一面122Aの仮想延長線と第三面122Cの仮想延長線との交点を基準交点P0とし、第一面22Aと第二面22Bとの交点を第一交点P1とし、第二面122Bと第三面122Cとの交点を第二交点P2とした場合、第一交点P1と基準交点P0と第二交点P2とをそれぞれ結ぶ直線、及び第二面22Bに沿う連続線で囲まれる切欠領域122Sを有している。スペーサー122の切欠領域122Sは、基準交点P0と第一交点P1と第二交点P2とを結んで構成される仮想三角形122Vの面積より大きな面積を有している。さらに、第二の実施形態のスペーサー122は、第一交点P1と基準交点P0との距離が、第二交点P2と基準交点P0との距離より短く設定されている。
スペーサー22の切欠領域22Sとスペーサー122の切欠領域122Sとを同じ面積とした場合、第一の実施形態のスペーサー22と比較して、第二の実施形態のスペーサー122の基準交点P0と第一交点P1との距離は短くなる。その結果、薄膜部44B−1をより短くできる。
図10は、第二の実施形態に含まれるスペーサー122の代表的な形状を示している。図10の(A)では、スペーサー122は2つの第二面122Bを有している。2つの第二面122Bの成す角θが鈍角である。図10の(B)では、スペーサー122は2つの第二面122Bを有している。2つの第二面122Bの成す角θが鋭角である。図10の(C)では、スペーサー122は1つの第二面122Bを有している。1つの第二面122Bは曲面で構成される。図10(A)〜(C)の何れの場合も、切欠領域122Sの面積は仮想三角形122Vの面積より大きい。
次に、本実施の形態においては、減圧チャンバー24による減圧度は、減圧上限値の20%以上で、かつ減圧上限値以下である範囲内であることが好ましい。図11はダイコーター10の断面図である、減圧上限値は、塗布液のメニスカス60が上流リップ26の上流側の端部と接する状態を意味する。減圧下限値は、点線で示す塗布液のメニスカス60が上流リップ26の下流側の端部と接する状態を意味する。減圧度は大きいことが好ましく、減圧度は減圧上限値の20%以上であることが好ましく、減圧上限値の50%以上がより好ましく、減圧上限値の80%以上であることがさらに好ましい。減圧度を上げることで厚膜部44B−2の厚さを薄くできるからである。
本実施の形態に用いられる基材42は、特に限定されない。樹脂フィルム、金属フィルム、ガラス又はこれらを組み合わせて用いることができる。樹脂フィルムは、例えば、ポリエチレンテレフタラート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、トリアセチルセルロース(TAC)、環状オレフィンポリマー(COP)、環状オレフィンコポリマー(COC)等の樹脂で構成される。基材42は、主成分(樹脂、金属、又はガラス又はこれらの組合せ)に加えて、他の成分を含んでもよい。
本実施形態で用いられる塗布液としては、特に限定されない。塗布液の粘度についても特に限定されないが、塗布液が10〜500mPa・sの粘度を有する場合、本実施の形態を適用することが好ましい。10〜500mPa・sの粘度を有する塗布液を使用すると塗膜の端部の厚さが大きくなる傾向にあるが、本実施の形態を適用することで塗膜の端部が厚くなるのを抑制できる。なお、塗布液の粘度は、B型粘度計で測定することができる。
次に、塗布フィルム40の製造方法について図1、図5を参照して説明する。マニホールド18とマニホールド18に連通し塗布液を吐出するスリット20とを有するダイブロック本体16と、スリット20の幅方向の両端部に配置され、塗布液の流路の幅を画定するスペーサー22とを有するダイコーター10を準備する。スペーサー22は、切欠領域22Sの面積が仮想三角形22Vの面積より大きい形状である。スペーサー22に代えてスペーサー122を用いることもできる。連続する基材42を搬送する場合、基材42をバックアップローラ30で支持しながら搬送するのが好ましい。ダイコーター10の上流側を減圧チャンバー24で減圧することができる。ダイコーター10から塗布液を吐出することで、基材42の上に塗膜44を形成する。この工程を経て塗布フィルム40が製造される。
次に、実施例を挙げて本発明をさらに具体的に説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
[塗布方法]
実施例で使用した基材、ダイコーター、スペーサーの形状、塗布条件、塗布液は次の通りである。基材として、幅1500mm、厚み100μmのPET(ポリエチレンテレフタレート)フィルムを使用した。
スリットの隙間Hが150μmであり、吐出側のスペーサー間の距離(いわゆる塗布幅)が1470mmに設定された2つのスペーサーを有するダイコーターを使用した。塗布液として、ハードコート層用の塗布液を使用した。
(ハードコート層用の塗布液の調製)
下記組成物をミキシングタンクに投入し、攪拌して、孔径0.4μmのポリプロピレン製フィルターで濾過してハードコート層用の塗布液(固形分濃度65質量% 粘度15mPa・s)とした。
溶剤(表1記載) 21.0質量部(2種以上の場合には合計量)
(a)モノマー:PET30 22.52質量部
(b)モノマー:ウレタンモノマー 6.30質量部
光重合開始剤(イルガキュア184、チバ・スペシャルティ・ケミカルズ(株)製) 0.84質量部
レベリング剤(SP−13) 0.006質量部
それぞれ使用した化合物を以下に示す。
レベリング剤(SP−13):
Figure 2015112572
PET30:日本化薬(株)製、下記構造の化合物の混合物。質量平均分子量は298で、1分子中の官能基の数は3.4(平均)。
Figure 2015112572
ウレタンモノマー:下記構造の化合物。質量平均分子量は596で、1分子中の官能基の数は4。
Figure 2015112572
さらに固形分濃度を変えて100mPa・s、及び500mPa・sの粘度を有する塗布液を準備した。ダイコーターからの塗布量は10〜50μmのウエット膜厚となるように吐出量を調整した。
バックアップローラに巻き掛け支持されている連続走行する基材に、ダイコーターを用いて、乾燥後の塗膜の定常部の膜厚が5〜25μmμmとなるように、ハードコート層用の塗布液を塗布し、乾燥し塗布フィルムを製造した。形状の異なる複数のスペーサーを準備し、塗布する際に、スリットの両端部にスペーサーを配置した。比較例のスペーサーの形状を図12(A)〜(C)に示した。実施例のスペーサーの形状を図13(D)〜(F)に示した。各スペーサーの各寸法を以下に示した。比較例の形状(A)はW:50mm、L:50mmであり、形状(B)はW1:50mm、W2:5mm、L:50mmであり、形状(C)はW1:50mm、W2:5mm、L1:50mm、L2:10mmであった。
実施例の形状DはW1:50mm、W2:5mm、L1:50mm、L2:5mm、θ:90°であり、形状EはW1:50mm、W2:5mm、L1:50mm、L2:10mm、L3:45mm、θ:45°であり、形状FはW1:50mm、W2:10mm、L1:50mm、L2:2.5mm、θ:90°であった。
[評価方法]
製造された塗布フィルムの膜厚を光干渉膜厚計で定常部44Aと端部44Bとの差Tと、薄膜部(44B−1)の長さ測定した。総合評価は、それぞれの測定結果に基づいて行った。条件、及び評価結果を表1に示す。差Tが8μm未満、及び薄膜部(44B−1)の長さが6μm以下の両方を満たす場合をGとし、いずれか一方でも満たさない場合をNGと評価した。
Figure 2015112572
表1に示すように、本実施の形態のスペーサーを用いることにより、従来のスペーサーを用いた場合と比較して、膜厚分布の改善を実現することができる。
10…ダイコーター、12…第一ブロック、14…第二ブロック14…ダイブロック本体、18…マニホールド、20…スリット、22,122…スペーサー、22A,122A…第一面、22B,122B…第二面、22C,122C…第三面、22S,122S…切欠領域、22V,122V…仮想三角形、40…塗布フィルム、42…基材、44…塗膜、44A定常部、44B…端部、44B−1薄膜部、44B−2…厚膜部

Claims (4)

  1. マニホールドと前記マニホールドに連通し塗布液を吐出するスリットとを有するダイブロック本体と、前記スリットの幅方向の両端部にそれぞれに配置され、前記塗布液の流路の幅を画定するスペーサーとを備えるダイコーターであって、
    前記スペーサーは、前記スリットの塗布液の供給側から吐出側に向かって、一定の幅の流路を画定する第一面と、前記第一面に連続的につながり前記一定の幅より広い幅の流路を画定する第二面と、前記第二面に連続的につながり先端面を構成する第三面と、を有し、
    前記スペーサーの平面視において、前記第一面の仮想延長線と前記第三面の仮想延長線との交点を基準交点とし、前記第一面と前記第二面との交点を第一交点とし、前記第二面と前記第三面との交点を第二交点とした場合、前記基準交点と前記第一交点と前記第二交点とを結んで構成される仮想三角形の面積より、前記第一交点と前記基準交点とを結ぶ直線、前記基準交点と前記第二交点とを結ぶ直線、及び前記第二面に沿う連続線で囲まれる切欠領域の面積が大きいダイコーター。
  2. 前記基準交点と前記第一交点との距離より、前記基準交点と前記第二交点との距離が長い請求項1記載のダイコーター。
  3. マニホールドと前記マニホールドに連通し塗布液を吐出するスリットとを有するダイブロック本体と、前記スリットの幅方向の両端部にそれぞれに配置され、前記塗布液の流路の幅を画定するスペーサーとを持つダイコーターであって、
    前記スペーサーは、前記スリットの塗布液の供給側から吐出側に向かって、一定の幅の流路を画定する第一面と、前記第一面に連続的につながり前記一定の幅より広い幅の流路を画定する第二面と、前記第二面に連続的につながり先端面を構成する第三面と、を有し、
    前記スペーサーの平面視において、前記第一面の仮想延長線と前記第三面の仮想延長線との交点を基準交点とし、前記第一面と前記第二面との交点を第一交点とし、前記第二面と前記第三面との交点を第二交点とした場合、前記基準交点と前記第一交点と前記第二交点とを結んで構成される仮想三角形の面積より、前記第一交点と前記基準交点とを結ぶ直線、前記基準交点と前記第二交点とを結ぶ直線、及び前記第二面に沿う連続線で囲まれる切欠領域の面積が大きいダイコーターを準備する工程と、
    連続する基材を搬送する工程と、
    前記ダイコーターの上流側を減圧して減圧状態を維持し、前記ダイコーターから塗布液を吐出することで、前記基材の上に塗膜を形成する工程と、
    を有する塗布フィルムの製造方法。
  4. 前記基準交点と前記第一交点との距離より、前記基準交点と前記第二交点との距離が長い請求項3記載の塗布フィルムの製造方法。
JP2013257950A 2013-12-13 2013-12-13 ダイコーター、及び塗布フィルムの製造方法 Pending JP2015112572A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013257950A JP2015112572A (ja) 2013-12-13 2013-12-13 ダイコーター、及び塗布フィルムの製造方法
US14/566,065 US20150165470A1 (en) 2013-12-13 2014-12-10 Die coater and method for producing coated film
CN201410769220.0A CN104707757A (zh) 2013-12-13 2014-12-12 模涂器及涂布膜的制造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013257950A JP2015112572A (ja) 2013-12-13 2013-12-13 ダイコーター、及び塗布フィルムの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015112572A true JP2015112572A (ja) 2015-06-22
JP2015112572A5 JP2015112572A5 (ja) 2015-08-20

Family

ID=53367254

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013257950A Pending JP2015112572A (ja) 2013-12-13 2013-12-13 ダイコーター、及び塗布フィルムの製造方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20150165470A1 (ja)
JP (1) JP2015112572A (ja)
CN (1) CN104707757A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022521016A (ja) * 2019-12-27 2022-04-04 エルジー エナジー ソリューション リミテッド コーティングの均一性に優れた電極スラリー吐出用のコーティングシム及びそれを含むコーティングダイ

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10315405B2 (en) * 2014-06-23 2019-06-11 Exel Industries Methods and apparatus for applying protective films
EP3381571B1 (de) 2017-03-27 2019-11-06 Robatech AG Schlitzdüse
DE102019113819A1 (de) 2019-05-23 2020-11-26 Airbus Operations Gmbh Vorrichtung zum Lackauftrag
KR102666576B1 (ko) * 2020-11-05 2024-05-16 주식회사 엘지에너지솔루션 슬롯 다이 코터
WO2024159631A1 (zh) * 2023-02-03 2024-08-08 上川精密科技(无锡)有限公司 一种锂电池V腔涂布模头θ角大小的确定方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5732114U (ja) * 1980-07-31 1982-02-19
JP2011189280A (ja) * 2010-03-15 2011-09-29 Fujifilm Corp エクストルージョン塗布装置及び塗布方法並びに塗布フィルムの製造方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5732114U (ja) * 1980-07-31 1982-02-19
JP2011189280A (ja) * 2010-03-15 2011-09-29 Fujifilm Corp エクストルージョン塗布装置及び塗布方法並びに塗布フィルムの製造方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022521016A (ja) * 2019-12-27 2022-04-04 エルジー エナジー ソリューション リミテッド コーティングの均一性に優れた電極スラリー吐出用のコーティングシム及びそれを含むコーティングダイ
JP7442541B2 (ja) 2019-12-27 2024-03-04 エルジー エナジー ソリューション リミテッド コーティングの均一性に優れた電極スラリー吐出用のコーティングシム及びそれを含むコーティングダイ
US11951508B2 (en) 2019-12-27 2024-04-09 Lg Energy Solution, Ltd. Electrode slurry-discharging shim allowing even coating, and coating die comprising same

Also Published As

Publication number Publication date
CN104707757A (zh) 2015-06-17
US20150165470A1 (en) 2015-06-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2015112572A (ja) ダイコーター、及び塗布フィルムの製造方法
JP5912762B2 (ja) ダイコーター及び塗布膜の製造方法
US8728580B2 (en) Method of manufacturing film with coating
JP6906194B2 (ja) 電池極板の製造方法および塗工装置
TW201636104A (zh) 細縫噴嘴、塗布方法、及塗布裝置
JP2009045513A (ja) 塗布方法及び塗布装置並びに塗布膜製品の製造方法
JPH03296464A (ja) 塗布装置
JP2003260400A (ja) 塗布方法及び装置
JP2004305955A (ja) スロットダイおよびスロットダイ塗布装置
CN105983511A (zh) 涂布装置和涂布方法
JP5491250B2 (ja) エクストルージョン塗布装置及び塗布フィルムの製造方法
JP4600741B2 (ja) 塗布膜付きウエブの製造方法及び製造装置
JP6593093B2 (ja) 塗布装置、塗工装置および塗膜付ウェブの製造方法
JP5361771B2 (ja) エクストルージョン塗布方法及び塗布フィルムの製造方法
JP2017029945A (ja) 塗工システム及び塗工装置
JP2006272269A (ja) 塗布液の塗布方法および光学フィルム
JP7152378B2 (ja) 塗布装置
JP2006272130A (ja) 塗布液の塗布方法、塗布液の塗布装置、光学フィルム、および反射防止フィルム
JP2014226620A (ja) 薄膜の形成方法および薄膜
JP2012245423A (ja) 塗布装置
JP6027809B2 (ja) スロットダイによる塗膜の塗工方法および機能性フィルムの製造方法
KR20150085785A (ko) 도포 필름의 제조 방법 및 익스트루젼 도포 장치
JP5429979B2 (ja) 塗膜を有するフィルムの製造方法、光学フィルムの製造方法
JP2006272270A (ja) 塗布液の塗布方法、塗布液の塗布装置、および光学フィルム
CN104971866B (zh) 侧面进料涂覆方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150527

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150703

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20151021

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20151116

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20160307