JP2015111116A - 分析装置および分析方法 - Google Patents
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Abstract
Description
さらに、最もインキュベーションの時間が短い工程の後の分注以外の分注作業はすべて1台の分注機で行うこともでき、分注作業の回数と同じ数の分注機が設けられる装置と比べて、装置の小型化を実現できる。
第1工程:前記反応容器へ検体の分注を行ってインキュベーションする工程
第2工程:前記反応容器を洗浄して標識抗体液の分注を行ってインキュベーションする工程
第3工程:前記標識抗体液が分注された前記反応容器を洗浄して発色基質液の分注を行ってインキュベーションする工程
第4工程:前記発色基質液の分注を行った前記反応容器に反応停止液の分注を行ってシグナル強度を測定する工程
さらに、最も時間が短いインキュベーション工程の後に行う分注工程以外の分注工程はすべて1台の分注機で行うこともでき、分注工程の回数と同じ数の分注機が設けられる装置と比べて、装置の小型化を実現できる。
第1工程:検体の分注工程の後にインキュベーション工程を行う工程
第2工程:前記反応容器の洗浄工程後に標識抗体液の分注工程を行い、その後インキュベーション工程を行う工程
第3工程:前記標識抗体液の分注を行った前記反応容器の洗浄工程後に発色基質液の分注工程を行い、その後インキュベーション工程を行う工程
第4工程:前記発色基質液の分注を行った前記反応容器への反応停止液の分注工程の後にシグナル強度を測定する測定工程を行う工程
[分析装置の全体概略構成]
図1に示すように、分析装置10は、箱状の筐体12を備えており、筐体12の上下方向中間部には、筐体内部を上下に区画する第1の棚板14が配置されている。
第1の棚板14の上側には、装置左側(図面矢印L方向側)に反応プレート16を複数枚格納可能とする反応プレートストッカ18が設けられている。反応プレートストッカ18は、装置左側に分注前の反応プレート16を格納する格納部を12個備え、装置右側(図面矢印R方向側)に分注後の反応プレート16を格納する格納部を12個備えている。
第1の棚板14と第2の棚板46との間には、装置左側から第2分注ユニット48、測光分析ユニット50、洗浄ユニット52が順に配置されている。
また、測光分析ユニット50は、反応プレート16の凹部16Aに所定の波長の光を投光するための投光器、凹部16Aを透過した光を受光するための受光器等を含んで構成されており、所定の波長で強度(吸光度、蛍光強度、発光強度等)を測定することにより、検体(試料)の分析を行う。
図3、4にしたがって、反応プレート16、検体プレート23、及びディスポチップボックス28を搬送する搬送装置56の構成を説明する。
図3、4に示すように、右側壁12R、及び左側壁12Lには、装置正面側に、昇降用スライドレール58が鉛直方向に取り付けられている。
一方の昇降用スライドレール58と他方の昇降用スライドレール58との間には、長手方向を装置幅方向とした水平アーム60が配置されている。
水平アーム60の両端部には、昇降用スライドレール58に沿って移動自在に支持される昇降用スライドブロック61が取り付けられている。
送りねじ62の下端には、後述する無端の昇降用タイミングベルト66が巻き掛けられる送りねじ用タイミングプーリー68が取り付けられている。
先ず、ハンドユニット左右移動装置80の構成を説明する。
水平アーム60の上面には、アーム長手方向に沿ってスライドレール82が取り付けられている。スライドレール82には、図示しないスライドブロックがレール長手方向にスライド自在に支持されており、このスライドブロックの上面にハンドユニット78が取り付けられている。
ハンドユニット78はタイミングベルト84に連結されており、タイミングベルト84を装置幅方向移動用モーター88で駆動することで、ハンドユニット78を水平アーム60の長手方向に沿って移動させることが出来る。
開閉ハンド装置100は、反応プレート16、検体プレート23、及びディスポチップボックス28を側部から把持する一対のハンド102を備えている。一対のハンド102は装置前後方向に沿って延びており、図示しないアクチュエータで互いに接離する方向(装置幅方向)に開閉移動する。
制御装置91は、コンピュータ等を含んで構成されており、各種設定や入力を行うキーボード等の入力装置92、入力した情報、装置の作動状況等を表示する表示装置93、ブザー等の警報装置94が接続されている。コンピュータには、装置各部を制御するためのプログラムが記憶されている。
なお、検体プレート23、及びディスポチップボックス28も反応プレート16と同様にして搬送することができる。
照合した反応プレート16が、これから搬送すべき正規のものであると判断されるとステップ208へ進み、ハンドユニット78は照合した反応プレート16を把持して第1分注台26Aへ搬送する。一方、照合した反応プレート16が、これから搬送すべき正規のものではないと判断されるとステップ210へ進んで警報装置94で警報を出し、搬送装置56の作動を停止する。
なお、第1分注ユニット38で検体等の液体の吸引、吐出を行う際には、予めディスポチップ配置部30に配置したディスポチップボックス28に収容された新品のディスポチップを、分注ノズル38Aを下降させることで分注ノズル38Aの先端に装着して行う。吐出終了後には、使用済みのディスポチップを分注ノズル38Aから取り外して回収箱(図示省略)に回収する。以後、第1分注ユニット38で検体等の液体の吸引、吐出を行う際には同様の動作を行う(なお、図5、7、8のフローチャートでは、ディスポチップの取り付け、取り外しのステップを省略している。)。
ステップ230では、ハンドユニット78のバーコードリーダー90が、洗浄ユニット52に配置されている反応プレート16のバーコード17を読み取り、反応プレート16の照合を行う。照合した反応プレート16が、これから搬送すべき正規のものであると判断されるとステップ232へ進み、ハンドユニット78は照合した反応プレート16を把持して第1分注台26Aに搬送する。一方、照合した反応プレート16が、これから搬送すべき正規のものではないと判断されるとステップ234へ進んで警報装置94で警報を出し、搬送装置56の作動を停止する。
一方、照合した反応プレート16が、これから搬送すべき正規のものではないと判断されるとステップ252へ進んで警報装置94で警報を出し、搬送装置56の作動を停止する。
ステップ260では、ハンドユニット78のバーコードリーダー90が第1分注台26Aに配置されている反応プレート16のバーコード17を読み取り、反応プレート16の照合を行う。照合した反応プレート16が、これから搬送すべき正規のものであると判断されるとステップ262へ進み、ハンドユニット78は照合した反応プレート16を把持してインキュベータ44に搬送する。
一方、照合した反応プレート16が、これから搬送すべき正規のものではないと判断されるとステップ264へ進んで警報装置94で警報を出し、搬送装置56の作動を停止する。
一方、照合した反応プレート16が、これから搬送すべき正規のものではないと判断されるとステップ278へ進んで警報装置94で警報を出し、搬送装置56の作動を停止する。
一方、照合した反応プレート16が、これから搬送すべき正規のものではないと判断されるとステップ286へ進んで警報装置94で警報を出し、搬送装置56の作動を停止する。
さらに、警報が出されて搬送装置56が停止すると、ハンドユニット78が配置の間違った反応プレート16または検体プレート23の前で停止するので、オペレータは、停止したハンドユニット78の前に配置されている反応プレート16または検体プレート23が、間違って配置されているものであると分かる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記に限定されるものでなく、上記以外にも、その主旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施可能であることは勿論である。
12 筐体
16 反応プレート(反応容器)
23 検体プレート
38 第1分注ユニット(第1分注機)
44 インキュベータ
48 第2分注ユニット(第2分注機)
50 測光分析ユニット
52 洗浄ユニット
56 搬送装置(搬送手段)
Claims (8)
- 反応容器に検体又は試薬の分注を行う複数の分注エリアと、
分注が行われた前記反応容器をインキュベーションするインキュベーションエリアと、
が設けられ、
それぞれの前記分注エリアに設けられた分注機と、
前記インキュベーションエリアに設けられたインキュベータと、
を備える分析装置において、
前記インキュベーションエリアと前記分注エリアとの間で前記反応容器を搬送する搬送手段を備え、
分注およびインキュベーションは複数回行われ、
最もインキュベーションの時間が短い工程の後の分注を、他の分注とは別の分注エリア及び他の分注とは別の分注機で行う分析装置。 - 前記反応容器が複数の凹部を有するプレートである請求項1に記載の分析装置。
- 以下の第1〜第4工程を含む方法に使用する分析装置であって、前記最もインキュベーションの時間が短い工程が第3工程である、請求項1に記載の分析装置。
第1工程:前記反応容器へ検体の分注を行ってインキュベーションする工程
第2工程:前記反応容器を洗浄して標識抗体液の分注を行ってインキュベーションする工程
第3工程:前記標識抗体液が分注された前記反応容器を洗浄して発色基質液の分注を行ってインキュベーションする工程
第4工程:前記発色基質液の分注を行った前記反応容器に反応停止液の分注を行ってシグナル強度を測定する工程 - 前記反応容器が、抗体又は抗原が固相化された複数の凹部を有するプレートである請求項3に記載の分析装置。
- 複数の分注エリアにそれぞれ設けられた分注機によって反応容器への検体又は試薬の分注を行う分注工程と、
前記反応容器を洗浄エリアで洗浄する洗浄工程と、
前記反応容器をインキュベーションエリアでインキュベーションするインキュベーション工程と、
を含み、かつ、前記分注工程と前記インキュベーション工程とを複数回含む分析方法において、
前記反応容器を前記分注エリア、前記洗浄エリア、および前記インキュベーションエリアに搬送する搬送工程を含み、
最も時間が短いインキュベーション工程の後に行う前記分注工程を、他の前記分注工程とは別の分注エリア及び他の前記分注工程とは別の分注機で行う分析方法。 - 前記反応容器が、複数の凹部を有するプレートである請求項5に記載の分析方法。
- 以下の第1〜第4工程を含む方法であって、前記最も時間が短いインキュベーション工程が第3工程である、請求項5に記載の分析方法。
第1工程:検体の分注工程の後にインキュベーション工程を行う工程
第2工程:前記反応容器の洗浄工程後に標識抗体液の分注工程を行い、その後インキュベーション工程を行う工程
第3工程:前記標識抗体液の分注を行った前記反応容器の洗浄工程後に発色基質液の分注工程を行い、その後インキュベーション工程を行う工程
第4工程:前記発色基質液の分注を行った前記反応容器への反応停止液の分注工程の後にシグナル強度を測定する測定工程を行う工程 - 前記反応容器が、抗体又は抗原が固相化された複数の凹部を有するプレートである請求項7に記載の分析方法。
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JPH02168163A (ja) * | 1988-12-22 | 1990-06-28 | Sekisui Chem Co Ltd | 疎水性物質の固定化用担体およびそれを用いた疎水性物質の固定化方法 |
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