JP2015109692A - 無線通信システムおよび無線基地局装置 - Google Patents

無線通信システムおよび無線基地局装置 Download PDF

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Abstract

【課題】Massive MIMO局への初期接続時にエリアカバレッジを確保しつつ、最適なビーム検出を行なう。【解決手段】 無線通信システムは、各々が2次元配置された複数のアンテナ素子を有する複数の無線基地局と、ユーザ装置とを含み、前記ユーザ装置は、前記複数の無線基地局のいずれかに初期接続する際に、前記複数の無線基地局に対して上りリンク信号を送信し、前記上りリンク信号に基づき、前記複数の無線基地局間で、前記ユーザ装置が接続すべき無線基地局を選択し、前記選択された無線基地局から、前記ユーザ装置に対し、所定のプリコーディングベクトルでプリコーディングされたデータ信号を送信する。【選択図】図6

Description

本発明は、無線通信技術の分野に関し、特に、3D-MIMO(Three Dimensional Multiple Input Multiple Output)方式の無線通信システムと無線基地局装置に関する。
3GPP(Third Generation Partnership Project)におけるLTE(Long Term Evolution)標準規格のリリース8−11では、基地局のアンテナ素子を横方向に複数配置し、水平方向のビームフォーミングを行う技術が採用されている。
リリース12標準化においては、縦方向と横方向に2次元配置した多数のアンテナ素子を基地局に搭載し、水平方向に加えて垂直方向にビームを形成する三次元MIMO(3D−MIMO)が検討されつつある(たとえば、非特許文献1および非特許文献2参照)。垂直方向(仰俯角方向)と水平方向(方位角方向)にビームを形成することによって、システム特性の改善が期待される。
3GPP標準化上は、送信アンテナ数が8以下の場合の3D−MIMOを垂直ビームフォーミングと称し、送信アンテナが8より大きい場合(16,32,64…など)を、FD−MIMO(Full Dimension-MIMO)と称している。FD−MIMOはMassive MIMOと呼ばれることが多い。
Massive MIMOは、非常に多くの基地局アンテナ素子を用いて鋭いビームを形成することによって周波数利用効率を改善することができる。
アンテナサイズの小型化を考慮すると、Massive MIMOは最大で数十GHzといった比較的高い周波数帯で運用されることが想定される。アンテナ素子間の距離は、波長に依存するからである。
高い周波数帯を適用すると、伝搬ロスによる伝送特性の劣化が顕著になる。これを補うには、非常に多数の基地局アンテナを用いてビーム利得を大きくする必要がある。そうするとアンテナが大型化する。このように、アンテナ数およびビーム利得と、伝搬ロスとはトレードオフの関係にある。
ここで、データ信号については、基地局はユーザ装置からフィードバックされる伝搬路情報(CSI:Channel State Information)に基づいてビームフォーミングを行うことが可能である。TDD方式の場合は、伝送路の双対性に基づいて基地局で直接伝搬路を推定してビームフォーミングすることも可能である。
これに対し、ユーザ装置がMassive MIMO局に初期接続するときは、Massive MIMO局でユーザ装置に対する最適なビームが不明である。そのため、十分なカバレッジを確保できないという問題がある。また、カバレッジホールを埋める観点から、同期信号や報知チャネルやセル固有参照信号(CRS:Cell-specific Reference Signal)など、セル内の全ユーザ(または複数のユーザ)に送信される信号には、一般的にプリコーディングは行われない。
そこで、本発明は3D−MIMO方式の無線基地局への初期接続時に、セルのカバレッジを確保しつつ適切なビーム検出を実現する構成を提供することを課題とする。
上記課題を実現するために、本発明のひとつの態様では、無線通信システムは、
各々が2次元配置された複数のアンテナ素子を有する複数の無線基地局と、
ユーザ装置と、
を含み、
前記ユーザ装置は、前記複数の無線基地局のいずれかに初期接続する際に、前記複数の無線基地局に対して上りリンク信号を送信し、
前記上りリンク信号に基づき、前記複数の無線基地局間で、前記ユーザ装置が接続すべき無線基地局を選択し、
前記選択された無線基地局から、前記ユーザ装置に対し、所定のプリコーディングベクトルでプリコーディングされたデータ信号を送信する、
ことを特徴とする。
3D−MIMOを採用する無線基地局への初期接続時に、セルのカバレッジを確保するとともに、最適なビーム検出が可能になる。
第1実施形態の無線通信システムの概略図である。 第1実施形態の無線通信システムで行なわれる動作のシーケンス図である。 Massive MIMO局が行う同期信号のプリコーディング切り替えを示す模式図である。 Massive MIMO局が有する二次元アレイアンテナの配置例を示す図である。 第2実施形態の無線通信システムの概略図である。 第2実施形態の無線通信システムで行われる動作のシーケンス図である。 Massive MIMO局の構成例である。 ユーザ装置の構成例である。
実施形態では、マクロ基地局のエリア内に、3D−MIMO方式の無線基地局が存在する無線通信システムにおいて、一般にビームフォーミングを適用しない信号に対して、プリコーディングによる水平方向、垂直方向、あるいはそれらを組み合わせた3次元のビーム形成を行うことによって、エリアカバレッジを確保する。
一般的にビームフォーミングを適用しない信号とは、たとえば、同期信号、報知チャネル、CRS(Cell-specific Reference Signal)、3GPPリリース12標準規格で検討されているディスカバリ信号などである。これらの信号は、セル内のすべてのユーザに報知されるため、明細書および特許請求の範囲では「下りユーザ共通信号」と称することとする。
セル内の全ユーザに送信される下りユーザ共通信号に対してビームフォーミングを適用する場合、初期接続時のようにユーザ装置への最適なビームが不明なときでも、3D−MIMO局で最適なビームを検出できる構成が必要になる。
これを実現するために、実施形態では、
(1)3D−MIMO局が連続的、定期的、あるいは間欠的に、異なるビームフォーミングで下りリンクユーザ共通信号を送信する方法と、
(2)ユーザ装置からの上りリンク情報を利用する方法、
を提案する。
<第1実施形態>
図1は、本発明が適用される無線通信システム1Aの概略構成図である。無線通信システム1Aは、広範囲をカバーするマクロ基地局(第2の無線基地局)10と、マクロ基地局10のエリア2内またはその周辺に位置し、2次元配置したアンテナアレイを有する3D−MIMO局(第1の無線基地局)20と、ユーザ装置30を含む。3D−MIMO局20のアンテナ数は8以下であっても、8を超える数であってもよいが、実施形態では8を超えるアンテナを有するものとする。この意味で、3D−MIMO局20を適宜「Massive MIMO局20」と称する。なお、図示の便宜上、単一のMassive MIMO局20が描かれているが、マクロ基地局10のエリア2内およびその周辺には、複数のMassive MIMO局20が存在してもよい。
Massive MIMO局20は、自局がカバーするエリア3に、指向性の高いビームで信号の送信を行う。Massive MIMO局20は、データ信号のみならず、同期信号、CRS、ディスカバリ信号など、一般的にビームフォーミングを行わない下りリンクユーザ共通チャネルで伝送される信号にもプリコーディングを適用して、カバレッジを拡大する。
第1実施形態では、Massive MIMO局20は、下りリンクユーザ共通信号を異なるビームフォーミングで送信することによって、ユーザ装置30への最適なビームを検出する。以下の記載では、下りリンクユーザ共通チャネルで伝送される信号として、同期信号を例にとって説明する。
図2は、図1の無線通信システム1Aで行われる動作のシーケンス図である。マクロ基地局10は、Massive MIMO局20とユーザ装置30に対してアシスト情報を送信する(S101)。マクロ基地局10からMassive MIMO局20へのアシスト情報の送信は、バックホールを介した通信でもよいし、無線伝送であってもよい。
アシスト情報には、ユーザ装置30に隣接するMassive MIMO局20の同期信号系列、同期信号の時間/周波数的な多重位置、送信アンテナ数、同期信号系列に付加するビームフォーミング情報などが含まれている。これらの情報は、Massive MIMO局20に割り当てられる物理セルID(PCID)またはバーチャルセルID(VCID)等に紐付けられる周波数ホッピングパターンに基づいてホッピングを行うことにより、干渉白色化をおこなってもよい。
Massive MIMO局20は、アシスト情報に基づいて自セルのエリア3内に、同期信号を送信する(S102)。同期信号は、Massive MIMO局20が連続的、間欠的、周期的に送信してもよいし、マクロ基地局10からのトリガ信号を契機として送信を開始してもよい。マクロ基地局10からのトリガに基づく場合は、Massive MIMO局20の同期信号の送信頻度を削減することができる。
Massive MIMO局20は、複数のプリコーディングベクトルを切り換えながら同期信号を送信する。図2の例では、プリコーディングベクトル(PV)0〜7によりビーム形成を行う。
図3は、Massive MIMO局20が行う同期信号のプリコーディング切り替え例を示す。図3(A)では、Massive MIMO局20は、TTI(Transmission Time Interval)などの複数の時間スロットを用いて、プリコーディングベクトルを切り換える。これによりエリアカバレッジを確保しつつ、最適なプリコーディングベクトルを選択する。
たとえば、時間t1でプリコーディングベクトル0を用いて第1の方向にビームを形成し、時間t2でプリコーディングベクトル1を用いて第2の方向にビームを形成する。以下同様に、時間t8まで、プリコーディングベクトルを切り換えながら同期信号を送信する。
図3(B)では、Massive MIMO局20は、周波数的に同期信号のプリコーディングを切り換える。周波数的な切り替えの単位は、リソースブロックごと、サブバンドごと、サブキャリアごと等、任意である。周波数f1でプリコーディングベクトル0を用いて第1の方向に送信し、周波数f2でプリコーディングベクトル1を用いて第2の方向に送信する。以下同様に、周波数f8まで、プリコーディングベクトルを切り換えながら同期信号を送信する。
図3(C)では、Massive MIMO局20は、2次元アンテナアレイを構成する複数のアンテナを複数のアンテナグループに分割し、アンテナグループごとにプリコーディングを切り換える。このとき、アンテナグループごとに直交する系列を割り当てて、最適なビームを選択するようにしてもよい。
Massive MIMO局20は、直交する複数の同期信号系列を多重して送信してもよい。送信アンテナを用いて複数時間スロットにわたって同一の信号を送信し、ユーザ装置30で時間ダイバーシチ利得を得てもよい。また、図3(A)と図3(C)を組み合わせた切り換え方法や、図3(B)と図3(C)を組み合わせた切り替え方法を採用してもよい。
図4は、Massive MIMO局20が有する2次元アンテナアレイ5の構成例である。図4(A)は、複数のアンテナ素子を1つのアンテナとした場合の例を示す。各クロスマークは、互いに直交する偏波素子を表わす。ひとつの偏波について4つの素子で1アンテナを構成する場合、4つの素子は2アンテナに相当する。全体では、縦に2、横に16、偏波が2で2×16×2=64アンテナ素子となる。
図4(B)は、単一素子が1アンテナポートとなる場合を示す。この場合、8×8=64アンテナ素子となる。
図4(C)は、直交する偏波素子を配置した例を示す。各偏波素子は2つの偏波方向を扱うので、8×8×2=128アンテナ素子となる。
図4(D)は、単一偏波素子を用いた例を示す。この場合、8×8=64アンテナ素子となる。図3(C)のプリコーディング切り替え方法は、図4の複数のアンテナ素子をグループ化して、グループごとに異なるプリコーディングベクトルでビームフォーミングを行うものである。
図2に戻って、Massive MIMO局20のエリア3内に位置するユーザ装置30は、Massive MIMO局20からの同期信号を受信し、同期処理およびプリコーディングベクトルの選択を行う(S103)。図3(A)の場合は、ユーザ装置30は、時間的にt1〜t8にわたって同期信号を受信し、最適なビーム(プリコーディングベクトル)を選択することができる。最適なビームの選択は、移動機で予め保持するレプリカ信号と受信信号の相関値で決定しても良い。あるいは、t1から順に同期信号を受信し、相関値が一定の閾値を超えた時点でのビームを選択してもよい。たとえば、t3で受信した同期信号の相関値がしきい値を超えたときは、ユーザ装置30はインデックス3のビーム(プリコーディングベクトル)を最適ビームとして選択する。
図3(B)の方法では、ユーザ装置30はf1〜f8のすべてで同期信号を受信し、最適な周波数成分でのビーム(プリコーディングベクトル)を選択することができる。あるいは、f1から順に走査して、一定の閾値を超えた時点でのビームを選択してもよい。
図3(C)の方法では、ユーザ装置30はアンテナグループ1〜8による同期信号を受信し、最適なアンテナグループでのビーム(プリコーディングベクトル)を選択してもよい。あるいは、アンテナグループ1により送信される信号から順に受信し、閾値を超えた時点でのビームを選択してもよい。
次に、ユーザ装置は、同期完了として、選択したプリコーディングベクトルをMassive MIMO局20またはマクロ基地局10に通知する(S104)。選択したビームは、ビームフォーミング番号(インデックス)を通知することで足りる。このフィードバック情報から、Massive MIMO局20は、ユーザ装置30にとっての最適ビームを知ることができる。
これにより下りリンクの同期が確立され、Massive MIMO局20からユーザ装置30に対するデータ送信が行われる(S105)。なお、図示はしないが、同期完了および選択ビームの通知がユーザ装置30からマクロ基地局10に送信された場合は、マクロ基地局10からMassive MIMO局20に対する制御信号に基づいて、Massive MIMO局20からユーザ装置30へのデータ送信が開始されてもよい。
同期信号に替えてCRS(参照信号)を用いてセル検出を行なう場合も同様である。ユーザ装置30は、時間的(t1〜t8など)、周波数的(f1〜f8など)、あるいはアンテナグループ1〜8ごとに異なるビーム形成でMassive MIMO局20から送信されるCRSを受信し、最適ビーム番号をMassive MIMO局20またはマクロ基地局10に通知する。
なお、マクロ基地局10が送信するアシスト情報の中には、複数のMassive MIMO局20に関する情報が含まれていてもよい。この場合、ユーザ装置30は複数のMassive MIMO局20に対して同期処理を行なうことにより、Massive MIMO局20の選択(セル検出)を高精度に行うことができる。また、セル検出をCRSに基づいて行う場合は、アシスト情報にCRSの信号系列や多重位置に関する情報が含まれる。
上記のようにマクロ局10からのアシスト情報を用いることは、有効な方法であるが、必須とは限らず、Massive MIMO局20とユーザ装置30のみで動作することも可能である。この場合は、たとえば、Massive MIMO局20は、図3に示すように、あらかじめ設定されたプリコーディングベクトル(たとえばV0−V7)に応じて時間、周波数、アンテナグループ等を切り替えながら同期信号等の下りリンクユーザ共通信号を送信し続ける。ユーザ装置30は、同期あるいは相関がとれた時点でのプリコーディングベクトルをMassive-MIMO局に通知する。この方法によっても、初期接続時のセルカバレッジの確保と適切なビーム検出を実現することができる。
また、本方法はマクロ局からのアシスト情報が非常に有効ではあるが、必須とは限らず、Massive MIMO局および移動局のみで動作することも可能である。
<第2実施形態>
次に、第2実施形態の無線通信システムとセル検出方法について説明する。第2実施形態では、ユーザ装置30からMassive MIMO局20への上りリンク信号を利用して、ユーザ装置30が接続すべきMassive MIMO局20と、最適な下りリンクプリコーディングベクトルが選択される。
図5は、第2実施形態の無線通信システム1Bの概略図である。無線通信システム1Bは、マクロ基地局10と、マクロ基地局10のサービスエリア内に位置するMassive MIMO局20−1、20−1、20−3と、ユーザ装置30を含む。ユーザ装置30は、マクロ基地局10から送信されるアシスト情報に基づいて、Massive MIMO局20−1、20−2、20−3に上りリンク信号を送信する。
図6は、図5の無線通信システム1Bで行われる動作のシーケンス図である。まず、マクロ基地局10は、自セルのエリア2内に在圏するユーザ装置30と、Massive MIMO局20−1〜20−3に、アシスト情報を送信する(S201)。アシスト情報には、複数のMassive MIMO局20−1、20−2、20−3の同期信号系列、同期信号の時間/周波数的な多重位置、送信アンテナ数、上りリンク信号送信タイミング、同期信号系列に付加されるビームフォーミング情報などが含まれる。
ユーザ装置30は、Massive MIMO局20−1〜20−3に、上りリンク信号を送信する(S202)。上りリンク信号は、復調基準信号(DM−RS:Demodulation Reference signal)やサウンディング基準信号(SRS)のような参照信号、ランダムアクセスチャネル(RACH)などLTEで既に規定されている参照信号、物理チャネルでも良いし、新たに規定される信号でも良い。参照信号は物理上りリンク共有チャネル(PUSCH)に多重されてもよい。
Massive MIMO局20−1〜20−3の各々は、上りリンク送信タイミングに合わせてユーザ装置30から上りリンク信号を受信し、たとえば受信信号の電波強度に基づいて最適なMassive MIMO局20を選択する(S203)。Massive MIMO局20の選択は、Massive MIMO局20−1〜20−3からの受信強度情報に基づいてマクロ基地局10が選択してもよいし、複数のMassive MIMO局20−1〜20−3の間の協調動作によって選択されてもよい。
選択されたMassive MIMO局20は、上りリンク信号が同期信号である場合は同期処理を行なう。同時に、複数の受信アンテナで受信する上りリンク信号から、たとえば到来方向(DOA)の推定を行って、下りリンクのプリコーディングベクトルを選択する(S204)。
選択したプリコーディングベクトル(ウエイト)を生成し、ユーザ装置30に対するデータ信号を所定のビームフォーミングで送信する(S205)。
ユーザ装置30に搭載されているアンテナ素子数は限定的であり、下りリンクのような鋭いビームフォーミング利得を得ることはできない。そこで、ユーザ装置30は同期信号(あるいは参照信号)の送信を時間的に複数回行って、時間ダイバーシチを得る方法を組み合わせてもよい。
上記の方法は、マクロ局10からのアシスト情報の利用が有効ではあるが、必須とは限らず、第1実施形態と同様にMassive MIMO局20とユーザ装置30のみで動作することも可能である。
また、本方法はマクロ局からのアシスト情報が非常に有効ではあるが、必須とは限らず、Massive MIMO局および移動局のみ動作することも可能である。
<装置構成>
図7は、第1実施形態および第2実施形態で用いられるMassive MIMO局20の概略構成図である。Massive MIMO局20は、多数のアンテナ21−1〜21−Nを有し、アンテナ数に応じた無線(RF)送信回路23−1〜23−Nと無線(RF)受信回路24−1〜24−Nを有する。図示はしないが、Massive MIMO局20がマクロ基地局10とバックホールで接続される場合は、バックホール通信回路を有する。
下りユーザ共通チャネル生成部39は、自局のセル内の全ユーザに報知される下りリンクユーザ共通信号を生成する。下りリンクユーザ共通信号は、同期信号、参照信号、ディスカバリ信号などである。プリコーディングウエイト生成部44は、下りリンクユーザ共通信号を、複数の異なる指向性のビームで送信するためのプリコーディングウエイト(ベクトル)を生成する。ここで生成されるプリコーディングウエイトは、たとえば、送信される信号の水平方向の位相回転量、垂直方向の位相回転量、偏波間の位相回転量を表わす。
プリコーディング乗算部40は、プリコーディングウエイト生成部44で生成されるプリコーディングベクトルを時間的、周波数的、あるいはアンテナグループごとに切り換えて、下りユーザ共通信号の信号系列に線形処理を施す。線形処理が施された下りユーザ共通信号は、RF送信回路23−1〜23−Nで高周波信号に変換され、デュプレクサ22−1〜22−Nを介して、送信アンテナ21−1〜21−Nから所望のビーム形状および方向に送信される。
RF受信回路24−1〜24−Nは、アンテナ21−1〜21−Nで受信された上りリンク信号を、デュプレクサ22−1〜22−Nを介して受け取る。受信信号がユーザ装置30によるプリコーディングベクトルの選択結果(ビーム番号など)などのフィードバック制御情報である場合、フィードバック制御情報はチャネル推定部45とフィードバック制御情報復調部43とに供給され、復調結果がプリコーディングウエイト生成部44に入力される。プリコーディング切り換え部41は、選択されたビーム(プリコーディングベクトル)でユーザ装置30に送信するデータのプリコーディングを行う。
受信信号が、ユーザ装置30からの上りリンク参照信号である場合は、たとえば受信信号から到来方向の推定を行い、推定結果をプリコーディングウエイト生成部44に供給する。プリコーディングウエイト生成部は、推定された到来方向に応じて下りリンクのプリコーディングベクトルを選択する。
初期接続を行ったユーザ装置30へのデータ信号は、シリアル−パラレル変換器25、チャネル符号化部26−1〜26−N、データ変調部27−1〜27−N、コードワード−レイヤマッピング部28を介して、プリコーディング切り換え部41で、最適なプリコーディングが施される。データ信号に参照信号を分散させて送信する場合は、プリコーディングが施されたデータ信号と参照信号が、マルチプレクサ42で多重されて、アンテナ21−1〜21−Nから所定のビーム形状で送信される。
なお、受信系列での受信タイミング推定、CP(Cyclic Prefix)除去、FFT,IDFTや、送信系列でのIFFT、CP付加などの処理は、発明と直接関連しないため図示および説明を省略する。
図8は、ユーザ装置30の概略構成図である。無線(RF)受信回路52−1〜52−Mは、複数の異なるプリコーディングベクトルPV0〜PV7で線形処理された下りリンクユーザ共通信号を、アンテナ31−1〜31−Mおよびデュプレクサ51−1〜51−Mを介して受信する。RF受信回路52−1〜52−Mは、時間t1〜t8にわたって、あるいは周波数成分f1〜f8にわたって、あるいはアンテナグループ1〜8に対応して、下りリンクユーザ共通信号を受信する。
下りリンクユーザ共通信号が同期信号である場合、プリコーディングベクトル選択部53は、マクロ基地局10からのアシスト情報に含まれる同期信号系列と、受信した同期信号の系列の間の相関が最も高い信号のビーム、あるいは所定のしきい値を超えたときのビームを選択する。下りリンクユーザ共通信号が参照信号である場合も同様に、アシスト情報に含まれる参照信号系列と、受信した参照信号との比較に基づき、最適なビーム(プリコーディングベクトル)を選択する。
フィードバック制御信号生成部56は、プリコーディングベクトル選択部53が選択したプリコーディングベクトル(ビーム番号)を通知するためのフィードバック制御情報を生成する。フィードバック制御情報は、RF送信回路57−1〜57−Mおよびデュプレクサ51−1〜51−Mを介して、アンテナ31−1〜31−MからMassive MIMO局20またはマクロ基地局10へ送信される。
上りリンク参照信号生成部61は、Massive MIMO局20に初期接続する際に送信する同期信号、参照信号、またはランダムアクセスチャネル(RACH)などを生成する。参照信号はマルチプレクサ62により図示しない上りリンク共有チャネル(PUSCH)に多重されてもよい。
RF受信回路52−1〜52−Nは、Massive MIMO局20から下りリンクのデータ信号を受信する。このデータ信号は、フィードバック制御信号または上りリンク参照信号に基づいてプリコーディングされて送信されてくる。データ信号は、チャネル推定部54のチャネル推定結果に基づいて、データチャネル信号復調部58で復調され、チャネル復号部59で復号される。
上述した構成および方法により、ユーザ装置30の初期接続時にMassive MIMO局のカバレッジを確保しつつ、最適なビーム検出を効率的に行なうことができる。
上記では、Massive MIMO局20でマクロ基地局10からのアシスト情報を用いる方法(第1実施形態)と、Massive MIMO局20でユーザ装置30からの上りリンク信号を用いる方法(第2実施形態)を記載したが、これらを組み合わせてもよい。たとえば、ユーザ装置30からの上りリンク信号を用いてセル(Massive MIMO局)選択を行った後に、Massive MIMO局20で異なるプリコーディングベクトル(PV0〜PV7)によるビームフォーミングを適用してもよい。
本発明は、PSS(Primary Synchronization Signal)/SCC(Secondary Synchronization Signal)などの同期信号、CRSなどの参照信号、ディスカバリ信号の他にも、一般にビームフォーミングを適用していない下りリンクユーザ共通信号に適用可能である。
また、初期接続時だけではなく、ハンドオーバーおよびセルリセレクションにも適用可能である。
さらに、ビームフォーミングに加えて電力制御(振幅制御)を行ってもよい。
1A,1B 無線通信システム
2 マクロ基地局のサービスエリア
3 Massive MIMO局のサービスエリア
5 二次元アンテナアレイ
10 マクロ基地局
20、20−1〜20−3 Massive MIMO局
21−1〜21−N アンテナ
23−1〜23−N Massive MIMO局の無線送信回路
24−1〜24−N Massive MIMO局の無線受信回路
30 ユーザ装置
40 下りリンクユーザ共通信号生成部
41 プリコーディング乗算部
43 フィードバック制御情報復調部
44 プリコーディングウエイト生成部
52−1〜52−M ユーザ装置の無線受信回路
53 プリコーディングベクトル選択部
56 フィードバック制御信号生成部
57−1〜57−M ユーザ装置の無線送信回路
61 上りリンクユーザ参照信号生成部

Claims (7)

  1. 各々が2次元配置された複数のアンテナ素子を有する複数の無線基地局と、
    ユーザ装置と、
    を含み、
    前記ユーザ装置は、前記複数の無線基地局のいずれかに初期接続する際に、前記複数の無線基地局に対して上りリンク信号を送信し、
    前記上りリンク信号に基づき、前記複数の無線基地局間で、前記ユーザ装置が接続すべき無線基地局を選択し、
    前記選択された無線基地局から、前記ユーザ装置に対し、所定のプリコーディングベクトルでプリコーディングされたデータ信号を送信する、
    ことを特徴とする無線通信システム。
  2. 前記選択された無線基地局は、前記ユーザ装置からの前記上りリンク信号を前記複数のアンテナ素子で受信し、前記上りリンク信号の到来方向を推定して、前記データ信号のための前記所定のプリコーディングベクトルを決定することを特徴とする請求項1に記載の無線通信システム。
  3. 前記選択された無線基地局は、当該無線基地局のエリア内およびその近傍に位置する全ユーザに共通に送信される下りリンクユーザ共通信号を、複数の異なるプリコーディングベクトルでプリコーディングし、前記プリコーディングを切り替えながら送信し、
    前記複数のプリコーディングベクトルの中から、前記ユーザ装置によって選択されたプリコーディングベクトルを用いて、前記ユーザ装置に対するデータ信号を送信する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の無線通信システム。
  4. 前記上りリンク信号は、復調基準信号、サウンディング基準信号、ランダムアクセスチャネル、物理上り共有チャネルを含むことを特徴とする請求項1〜3に記載の無線通信システム。
  5. 2次元配置された複数のアンテナ素子を有する無線基地局であって、
    前記複数のアンテナ素子で、ユーザ装置から上りリンク信号を受信する受信部と、
    前記上りリンク信号の到来方向の推定結果に基づいて、前記データ信号のためのプリコーディングベクトルを生成するプリコーディングベクトル生成部と、
    前記プリコーディングベクトルを用いて前記ユーザ装置に対するデータ信号にプリコーディングを適応するプリコーディング部と、
    前記プリコーディングされた前記データ信号を前記複数のアンテナ素子から前記ユーザ装置に送信する送信部と、
    を有することを特徴とする無線基地局装置。
  6. 前記プリコーディング部は、当該無線基地局装置のエリア内およびその近傍に位置する全ユーザに共通に送信される下りリンクユーザ共通信号を、複数の異なるプリコーディングベクトルを適用してプリコーディングし、前記適用されるプリコーディングベクトルを順次切り替え、
    前記送信部は、前記プリコーディングベクトルの切り替えに応じて、前記下りリンクユーザ共通信号を異なるビームフォーミングで送信する、
    ことを特徴とする請求項5に記載の無線基地局装置。
  7. 前記上りリンク信号は、復調基準信号、サウンディング基準信号、ランダムアクセスチャネル、及び物理上り共有チャネルを含むことを特徴とする請求項5または6に記載の無線基地局装置。
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