JP2015109006A - プラント設計支援システム - Google Patents

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孝保 笠原
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Abstract

【課題】計装機器配置設計を行うに当たり後日のトラブルを少なくすることができるプラント設計支援システムを提供する。【解決手段】プラントを構成する配管及び主要機器の配置についての3次元情報を備えた第1のデータベースと、プラントの制御ロジック、および制御ロジックで使用する計測器の情報を備えた第2のデータベースと、計測器をプラントに設置するときに順守すべき計装配置ルールを記憶している第3のデータベースとを含む記憶装置と、プラントを構成する配管及び主要機器の配置についての3次元情報を用いた処理を行う3次元CAD機能と、計測器のプラントにおける計測点を決定する計測点配置機能とを含む演算装置と、演算装置での処理内容を表示する表示装置を備え、表示装置には、プラントを構成する配管及び主要機器が3次元表示され、かつ第3のデータベースに保持する計装配置ルールを順守することができる計測器配置位置に当該計測器が表示されている。【選択図】図1

Description

本発明は、発電プラントや、化学プラントなど大規模な3次元的構造物をもつ産業設備の設計支援システムに係り、特に計装機器配置に関する設計支援を可能とするプラント設計支援システムに関する。
大規模な3次元的構造物をもつ産業設備の設計支援を可能とするプラント設計支援システムについての背景技術として、特許文献1、特許文献2が知られている。
特許文献1には、「プラントの総合エンジニアリング支援を行うプラント総合エンジニアリング支援システムにおいて、プラントの見積もり、受注ネゴ、調達・購入、技術検討、先行設計、建設・土木工事、機器据付工事、配管工事、計装工事、電気設備工事、試験・調整、試運転、試験記録出力、総合運転のエンジニアリング、総合エンジニアリング情報のデータベースの構築を支援する総合運転エンジニアリング情報と、該総合運転エンジニアリング情報の該総合運転エンジニアリング情報データベースの構築を支援することを特徴とするプラント総合エンジニアリング支援システム」と記載されている。
また、特許文献2には、「例えば原子力発電所等の原子力施設のプロセス計装設計において、上流の系統設計仕様を元に、CAD、解析ツールを使用し、前記設計支援手段により、上流の系統設計仕様データの各種解析結果を詳細仕様決定に反映させながら機器の自動設計を行うことで、仕様決定等の機器の自動設計が可能となり、設計効率と設計品質の向上を図ることができる原子力計装設計支援システムを提供できる。」と記載されている。
特開2008−84051号公報 特開2000−292584号公報
背景技術に記載したように、上流設計で定まった系統情報を利用した、計装機器の設計支援は従来からおこなわれてきた。しかしながら、これまでは、設計支援の内容は系統の1次元的特徴である圧力、流量や、2次元的特徴である系統機器の配置順序など、2次元の系統図の情報をもとにした支援に限られてきた。
これは、近年、CADなどの3次元設計が盛んになったとはいえ、設計の初期段階では、3次元設計は主要な機器・配管の配置設計に限られており、計装配管のような小径配管の配置位置決定は、プラント建設が終了してから現場において適宜実施されることがほとんどであった。仮に3次元データ化されるとしても、それはプラントのメインテナンスと管理のために、配置後の整理の目的で実施されることがせいぜいのところであったためである。
然るに係る設計では、計測点の3次元的位置を把握できないまま、計装機器の設計や、制御ロジックの設計が進むことになる。このため、机上での設計に基づいて実際にプラントを試運転する段階になって初めて、発注した計測機器が不適切なものであったり、制御ロジックで設定した設定値が不適切なものであったりするトラブルが発生し、現地での調整の長期化や、機器の変更によるコスト増をあらかじめリスクとして考慮する必要があった。
以上のことから本発明においては、計装機器配置設計を行うに当たり後日のトラブルを少なくすることができるプラント設計支援システムを提供することを目的とする。
本願は上記課題を解決する手段を複数含んでいるが、その一例を挙げるならば、プラントを構成する配管及び主要機器の配置についての3次元情報を用いて表示装置にプラント構成を表示することによりプラント設計を支援するプラント設計支援システムであって、プラントを構成する配管及び主要機器の配置についての3次元情報を備えた第1のデータベースと、プラントの制御ロジック、および制御ロジックで使用する計測器の情報を備えた第2のデータベースと、計測器をプラントに設置するときに順守すべき計装配置ルールを記憶している第3のデータベースとを含む記憶装置と、プラントを構成する配管及び主要機器の配置についての3次元情報を用いた処理を行う3次元CAD機能と、計測器のプラントにおける計測点を決定する計測点配置機能とを含む演算装置と、演算装置での処理内容を表示する表示装置を備え、表示装置には、プラントを構成する配管及び主要機器が3次元表示され、かつ第3のデータベースに保持する計装配置ルールを順守することができる計測器配置位置に当該計測器が表示されていることを特徴とする。
本発明により、3次元画面上で計装配置ルールを順守した計測器位置を決定することができるので、後日のトラブルを軽減することができる。
さらに詳細には、本発明の実施例によれば、計測点の3D上の位置を設計の初期段階で知ることができるため、適する計測機器の仕様を動作環境にあっているかを事前に確認でき、3D位置の情報を利用したシミュレーションにより、計測位置での流量の乱れや制御設定値を事前に設定することができる。これにより、プラント建設現地でのトラブルを低減することができる。また、事前のプレゼンとして顧客の要望に合わせて計測点を変更した際のレイアウト、制御の方法の妥当性を顧客に説明することができ、より顧客のニーズにあった設計を実現することができる。さらに、プラントの信頼性の要求レベルとコストとのトレードオフを考慮した、計装系統の多重度の自動設定処理を組み合わせることにより、プラントの信頼性の要求レベルにあった多重度をもつ計装系統の設計とその実現性の確認ができる。
計測点自動配置を行う実施例1に係る設計支援システムの構成例を示す図。 明細書中の説明において標準的に採用する系統構成例を示す図。 図2の配管系統を構成する主要機器の3次元的な配置関係の例を示す図。 図3の配置関係を表す3次元CADにおける具体的なデータ表現の例を示す図。 図2の系統図における制御の基本ロジック図の例を示す図。 基本ロジック図の入出力部分における処理を示す図。 計測位置自動配置ルールの具体的な事例を示す図。 計測位置自動配置ルールの具体的な事例を示す図。 主要機器と計測器、弁などの設置位置の関係を示す図。 計測点自動配置機能C2の具体的な処理内容を示すフロー図。 図10の処理ステップS14を詳細に示した図。 温度計TEA1を配置する際の3DCADにおける画面例を示す図。 計器配置完了時のレイアウトを3DCADにより表示した例を示す図。 ユーザが計測点配置を行う実施例2に係る設計支援システムの構成例を示す図。 ユーザが位置決定していくシステム支援の考え方を示す図。 制約を満たさない機器を3DCAD画面上に表示した例を示す図。 ユーザ確定機器の位置を3DCAD画面上に固定表示した例を示す図。 計装配管自動配置を行う実施例3に係る設計支援システムの構成例を示す図。 計測器位置からBox位置まで計装配管を配置することを説明するための図。 最適計装機器・冗長/共用度設定を行う実施例4に係る設計支援システムの構成例を示す図。 計測器の冗長度設計の考え方の例を示す図。 最適計装機器・冗長/共用度設定機能の処理フロー例を示す図。 冗長度変更後の入力信号処理ロジック例を示す図。 冗長度変更後の機器―計測器配置対応表を示す図。 冗長度変更後の系統図を示す図。 冗長度変更後の3DCAD画面を示す図。 シミュレーションによる設定値設定支援を行う実施例5に係る設計支援システムの構成例を示す図。 カルマン流解析によりサーモウエル選定支援を行う実施例6に係る設計支援システムの構成例を示す図。
以下、本発明の実施例について図面を用いて説明する。
最初に、本発明に係る計測点自動配置を行う設計支援システムの構成例について、図1を参照して説明する。
図1に示す設計支援システム1は、計算機システムを主体に構成されている。よく知られた計算機システムと同様に、記憶部DB、演算部C、画面出力部DP、システム操作部Kb、インターフェイス部I/F、ユーザインターフェイス部UI/Fなどで構成されている。
より詳細に説明すると、ユーザがシステムの入力を行うためのシステム操作部Kbは、キーボード、マウス、タッチパネルデジタイザーなどで実現されている。表示装置(画面出力部)DPは、ユーザがシステムからの出力を確認するために使用され、タッチパネル液晶のように、システム操作部Kbと画面出力部DPを同じ装置で実現することも可能である。ユーザインターフェイス部UI/Fは、これら外部入出力装置(画面出力部DP、システム操作部Kb)とシステムの演算処理の橋渡しをするためのものである。インターフェイス部I/Fは、記憶装置DBと演算処理装置Cとの間のデータのやりとりを制御する。
演算処理装置C内には、計測点自動配置機能C2、および3次元CAD機能C1が実装されている。記憶装置DBは複数のデータベースで構成されており、ここには基本ロジック図を収納するデータベースDB1、I−O基本信号対応ロジック図を収納するデータベースDB2、計測対象格納機器・配管3Dレイアウトデータを収納するデータベースDB3、機器−計測器配置対応表を収納するデータベースDB4、計測位置配置ルールを収納するデータベースDB5が格納されている。
以下本発明の実施例の説明を行うに当たり、最初に図2から図9を用いて、記憶装置DBに備えた複数のデータベース(DB1からDB5)の記憶内容を明らかにしておく。その後に演算処理装置C内の計測点自動配置機能C2の処理内容を説明する。かつ以下の説明は、標準的に採用する配管系統図を定義しておき、以後、本実施例では、この図2の系統図に記載された基本設計をもとに計測点を設定する例を説明する。
この標準系統図の例では、配管系統は2つのタンク(TankA、TankB)と、これらの間で水を循環させる2つのポンプ(PMP1、PMP2)と、4つのバルブ(VA1、VA2、VB1、VB2)および4つの温度計(TEA1、TEA2、TEB1、TEB2)、2つの流量計(FR1、FR2)、4つの水位計(LTA1、LTA2、LTB1、LTB2)、4つの配管(LINE1、LINE2、LINE3、LINE4、)から構成されている。
これにより、タンクTankAから配管LINE3、LINE4、タンクTankB、配管LINE1、LINE2を経由してタンクTankAに至る循環系統を構成している。また図2の例では、2つのタンクTankA、TankBの間を循環する対象系統の他に、外部系統として、タンクTankAを循環するOUTA系統、タンクTankBを循環するOUTB系統がある。
なおタンクTankAとタンクTankBとの間を循環する対象系統としは、タンクTankBからタンクTankAへの流れの系統として、タンクTankBからポンプPMP2までの配管LINE1と、ポンプPMP2からタンクTankAまでの配管LINE2があり、タンクTankAからタンクTankBへの流れの系統としては、タンクTankAからポンプPMP1までの配管LINE3とポンプPMP1からタンクTankBまでの配管LINE4がある。
3次元CAD機能(図1のC1)を用いた設計により、図2の主要機器(タンク、ポンプなど)の配管上の配置位置は決定されており、記憶装置DB内に格納されている。次に図2の配管系統を構成する配管及び主要機器の3次元的な配置関係の例を図3と図4を用いて説明する。
配管及び主要機器の3次元的な配置関係を示す図3において、Brは建屋である。これによればタンクTankAとタンクTankBはそれぞれ建屋Br1、Br2内に収納された屋内タンクである。またポンプPMP1は屋外設置のポンプであり、ポンプPMP2は建屋Br3内に収納された屋内ポンプである。これらを結ぶ配管LINE1からLINE4は基本的に同一高さ位置に設置されている。
図4は、図3の配置関係を表す3次元CADにおける具体的なデータ表現の例を示している。左側にポンプPMP1、PMP2の記載事例、右側に配管LINEの記載事例を示している。これらのデータが、記憶装置DB内の計測対象格納機器・配管3Dレイアウトデータを収納するデータベースDB3に格納されている。
左側のポンプPump1、Pump2は、その3次元中心位置座標を表すデータの例で、2行で、一つのポンプを表している。各データの1行目について、コンマで区切った、最初のデータ”PMP1”は機器名を、2番目のデータ”Pump”は機器の大分類を、”type1”は小分類を示している。この例では、大分類と小分類の組合せで2行目に記載される中心座標に配置される3次元の部品データが特定される。次に続く4つの数字のうち最初の2つは、部品データを配置する場合の向きを示す仰角と回転角”0”、”0”、次の”1”は、部品の拡大係数を示し、”1”は部品を1.0倍に拡大するものを示す。最後の数字”0”は、部品をCAD上で表する際のレイヤ番号を示している。また、2行目の3つの数字は部品の中心の3次元座標を示している。
一方、図4右側のデータは、LINE1からLINE4までの系統を3DCADで表示するための情報を示したものである。1行目のコンマで区切られた各データは、”LINE1”がライン名、“I/F”が口径、”10”が配管肉厚、”6”が以後のデータ行数を示す。その次の行から始まるデータは、配管ラインの中心性を線分で区切って示したもので、2行一組で一つの線分を表す。それぞれの行の最初の番号は、各系統中の線分の番号をしめしている。次の3つの数字は、線分端点の3次元座標を、もし曲がりRがある場合には、最後にその数字が記載される。
図5は、図2の系統図における制御の基本ロジック図の例であり、ポンプUMP1、PUMP2の制御ロジックを表している。また図6は基本ロジック図の入出力部分における処理を示す図である。図5の基本ロジック図は、図1の記憶装置DB内の基本ロジック図を収納するデータベースDB1内に格納されている。図6の入出力部分における処理を示す図は、図1の記憶装置DB内のI−O基本信号対応ロジック図を収納するデータベースDB2内に格納されている。
まず図6は、図2の計装関係機器が2重系を構成していることから、各計測器について平均値を求めて、図5の基本ロジック図に反映させることを表している。例えば2つの流量計(FR1、FR2)について、平均値回路AV1で平均値を求めてこれを流量の制御用計測信号FRとする。同様に2つの水位計(LTA1とLTA2、LTB1とLTB2)について、それぞれ平均値回路AV2、AV3で平均値を求めてこれをそれぞれ水位の制御用計測信号LTA、LTBとしている。また2つの温度計(TEA1とTEA2、TEB1とTEB2))について、それぞれ平均値回路AV4、AV5で平均値を求めてこれをそれぞれ温度の制御用計測信号TEA、TEBとしている。
このことからも明らかなように、図6中の2重丸は、図2の系統図に示された計測器が検知した制御用計測信号値で、図6に示す平均値を求めるロジックに従って、センサからの信号を加工して制御ロジックに用いる入力信号としたものである。
図5は、図6の平均値を帰還値として図2のポンプ(PMP1、PMP2)を制御するロジックを示している。ここでは関数発生器F1A、F1Bにおいて、水位信号LTの温度信号TEによる補償を実施する。その後、減算回路SUB1、SUB2において水位設定器LSA、LSBからの偏差を求める。ポンプ制御ロジックPLでは、流量一定とすべくポンプ制御を実施するものであるが、先行制御信号として各タンクTankの推移偏差信号を用いることを示している。
図5のロジックは全体としてタンクTankA、TankBの水位、およびタンクTankA、TankBを循環する系統の温度、流速(流量)の計測信号からポンプPump1、Pump2の動作を定める制御ロジックを記載したものである。
図7、図8は、図1の記憶装置DB内の計測位置自動配置ルールについてのデータベースDB5の具体的な事例を示した図である。
このうち図7は、計測機器の配置のルールの例として、電磁流量計を計測器として採用するときのルールに関するものである。この例では、電磁流量計の近傍に、モータ、変圧器など電磁波を発生する機器があると正確に計測できないため、モータ、変圧器から3メートル以上離して設置すべきことのルールである。
図8は、流量計、温度計、圧力計などの計測機器を設置する際の配管のレイアウト上の制約を記載したものである。なお図8において点線の矢印は流れの方向を示し、左から右に流体が流れる場合のルールを示している。また、Dは配管の口径を示す。
この例では、1410は流量計、温度計、圧力計のいずれかである。一番上の図の1411は、バルブを示し、計測機器1410の位置は、バルブ1411のフランジの下流側に口径Dの10倍以上離れていなければならず、上流側に、口径Dの2倍以上離れていなければならない事を示す。
図8中央において1412は、一般に“T”と呼ばれる、T字型に配管を分岐させる配管部品(T字分岐配管)で、計測機器1410の位置は、”T(1412)”のフランジから下流側に口径の5倍以上離れていなければならないことを示す。これに対して、”T”の上流側には制約はない。
図8下の1413は、ベントと呼ばれる配管曲げ部品で、この場合も”T字分岐配管T”と同様、下流側では口径Dの5倍以上計測機器1410は離れていなければならいが、上流側には制約はない。
図2の系統図に示された基本設計結果では、配管LINE1には、流れ方向順に、温度計TEB2、バルブVB2の順に機器が配置され、配管LINE2には、流れ方向順に、バルブVA2、温度計TEA1が配置され、配管LINE3には、流れ方向順に、温度計TEA2、流量計FR1が、配管LINE4には、流れ方向順に、バルブVB1、流量計FR2、温度計TEB1の順に配置されている。
図9は、配管及び主要機器と計測器、弁などの設置位置の関係を示している。例えば各ラインLINEに対して、どの計器・バルブを設置するかを示したもので、流れ方向の順に設置する機器がラインごとに記載されている。例えば1行目は、”LINE1”について、流れ方向に”TEB2”、”VB2”の順に機器が設置されることを意味している。同様に2行目は、”LINE2”について流れ方向に”VA2”、”TEA1、”の順に機器が設置され、3行目は、”LINE3”について流れ方向に”TEA2”、”FR1”、”VA1”の順に機器が設置され、4行目は、”LINE4”について流れ方向に”VB1”、”FR2”、”TEB1”の順に機器が設置されていることを表している。また図9では、タンクTankA、TankBについて、ここに設置する計測器として水位計(LTA1、LTA2、LTB1、LTB2)との対応関係を保持している。
図9に示した主要機器と計測器、弁などの設置位置の関係は、図1の記憶装置DB内の機器−計測器配置対応表を収納するデータベースDB4に格納されている。
以上、図2から図9を用いて記憶装置DBに備えた複数のデータベース(DB1からDB5)の記憶内容を明らかにした。図1の演算処理装置C内の計測点自動配置機能C2では、以上説明した各種のデータを用いて以下の処理を実行する。計測点自動配置機能C2の処理内容は、図10に示されている。
図10の計測点自動配置機能C2の処理フローでは、処理ステップS10で処理を開始すると、最初に処理ステップS11において、主要機器の3Dデータを図1の記憶装置DB内の計測対象格納機器・配管3Dレイアウトデータを収納するデータベースDB3から読み込む。なおこの段階では他のデータベースの記憶内容も読み込んでおいてもよい。また適宜の場面で他のデータベースの記憶内容を読み込んでもよい。以下の説明では適宜のタイミングで記憶内容を参照して判断に使用するものとし、逐一何をどこから入手するのかを特に必要がない限り説明を省略する。
処理ステップS12では、計測器配置の前にバルブの配置が可能であるかを確認する。またこの処理では、その前提として配置位置未決定のバルブが存在することを確認している。一般の3次元CADを用いた設計では、配管及び主要機器については配置決定しているが、各配管のバルブまで配置決定することはしていないのが通例である。特に、主配管であればともかく、補機などの周辺機器に関する配管などでは、バルブ位置まで初期段階で決定することは稀である。このため、配置未決定のバルブがある場合には、バルブ配置の可能性を検証する。
バルブ配置が不可能である場合には、以降の計測器位置決定が行えないので、処理ステップS16に移り、ここでの処理は終了する。この問題については、より上位の主要機器の配管設計に遡って対応しなおす必要がある。
バルブ配置が可能である場合には、処理ステップS13に移り、バルブの位置を決定する。図2の配管事例では、配管LINE1のバルブVB2、配管LINE4のバルブVB1などについての配置位置を決定することになる。なおここでは記載しないが、バルブ配置を決定する場合にも位置上の制約条件が存在する。他方、次段処理で行う計測器の配置位置決定のためには、バルブ配置位置は許容範囲のどこでもよいわけではなく、計測器の配置位置を考慮した位置にしておくことが有効である。
さらにバルブ配置位置が決定すると、処理ステップS14において計測器配置が可能であるかを確認する。処理ステップS15では計測器配置を決定し、すべてのバルブとすべての計測器の配置が完了すると処理ステップS16に移り、終了する。
以上図10の処理内容を、順を追って説明したが、実際にバルブや計測器の配置を決定する場合には、処理ステップS12から処理ステップS15までの処理は、例えば以下のように一体として進められる。
例えば最初に、図3の配管レイアウトにおけるT字分岐配管Tやエルボウ(図8の中段および下段参照)の配置位置で、ラインを部分ラインに分断する。図4の計測対象格納機器・配管3Dレイアウトデータを収納するデータベースDB3において、配管LINE1について、1、2、3の番号を付して2行ごとに記述されているのが、部分ラインを意味していると考えてよい。
これにより、配管ラインは有限個に分断されるので、部分ラインに、図9の機器−計測器配置対応表を収納するデータベースDB4に記載の順にバルブ、計装機器をおくとすると、置き方の組合せは有限個になる。例えば配管LINE1では、温度計TEB2とバルブVB2をこの順に置くことになる。たとえばLINE1が2つの部分L11.L12にエルボウまたはT字分岐配管Tによって分割されたとすると、ここでの組合せは、L11にTEB2とVB2の双方をおくか、L11にTEB2のみ置きL12にVB2をおくか、それとも全部をL12に置くかの3つである。
組合せがきまると、部分ラインL11.L12の長さはきまっているので、その長さから図8の中段および下段に記述したルールを満たすことができるか判定できる。つまり中段のT字分岐配管Tのケースでは、長さが口径の5倍より短い場合には、計測機器をおくことができない。また、バルブを置くと仮定した部分ラインに計測器も置く場合には、部分ラインの長さが配管口径の10倍より長くなければならない。
すべての配置の組合せに対して、ルールを満たすことができない場合、NGを出力して処理ステップS16にて終了する。
もし、OKの場合には、OKとなる部分ラインのどこかにバルブを人手または計算機により配置する。人手による配置の場合でも、図8の上段のルールを満たし得る位置の範囲を3DCAD上で表示するなどの支援が考えられる。また、計器を置いたあと計測機器の配置が可能な範囲の中から、どの位置に置くかを、バルブ配置ルール等であらかじめ設定することに依ってバルブを自動配置することも可能である。
なお、人手を介して配置決定する場合には、設計支援システムは適宜画面出力部DPに現状の表示を行い、ユーザの判断を支援する。例えばバルブや配管の配置と、図7、8に示したルールをもとに、計測機器を配置することができる設置可能範囲を3D画面上で表示する。ユーザは表示された設置可能範囲の中から、人手によりバルブなどの配置を処理ステップS15にて配置する。この場合も、配置可能な範囲のどこに計測機器を置くかのルールを別途組み込んでおけば、自動配置可能である。このように配置が成功すれば、ステップS16において、配置処理は成功終了する。
図12に、バルブVA2配置後、温度計TEA1を図10の処理ステップS15でLINE2上に配置する際の3DCADにおける設定支援機能の画面例を示している。計器TEA1の設定位置は、LINE2の中心線上の、制約条件範囲R(点線でかこった部分)に限定され、ユーザは容易に設定を行うことができる。
図13に最終的に計器の3次元配置が完了した際のレイアウトを3DCADにより表示した例を示す。
以上の処理により、主要機器・配管の3次元配置を容易に実現することができる。
図11は、図10で説明した計器配置決定処理フローにおいて、処理ステップS14を実行する際にさらに考慮すべき事項を定めた処理フローである。図11では、計測器を設置する候補位置が定まったという前提で実行される。
例えば、配管LINE2に温度計TEA2を設置できる候補箇所が定まったとする。図11では次になすべき事項として温度計として具体的に何を使用するのか、その候補を選択していく。処理ステップS14Aと処理ステップS14Bが計器候補抽出処理に相当している。
計器候補抽出処理のうち、処理ステップS14Aでは計器性能チェックの観点から、使用する温度計TEA2を絞り込んでいく。なお、この絞込みの前提として図1の記憶装置DB内の計測位置自動配置ルールのデータベースDB5の一部として、計測器の仕様情報が登録されているものとする。これらの仕様内容は、計測器型式ごとの寸法(配管径、サイズなど)、電源、使用環境、測定範囲、接続方式、出力種別、計測方式、測定対象、材質、信号変換方式、本質安全対策、強度特性など、多岐にわたり準備されていることが望ましい。
処理ステップS14A1では、計器性能チェックとして運転時の計器環境を評価する。設計設定値を抽出し、あるいはシミュレーションによる評価を判断する。処理ステップS14A2では、計器性能チェックとして測定環境条件(温度、圧力、放射能)での使用に耐える条件を満たすかを判断する。処理ステップS14A3では、計器性能チェックとして測定範囲による絞り込みを行う。このようにして、選定箇所で使用可能な計器の型式が限定され、絞り込まれていく。
次に絞り込まれた計測器はさらに処理ステップS14Bにおいて、空間条件からのチェックを受ける。温度計TEA2を設置できる候補箇所に、絞り込んだ計測器を配置できるだけの空間が確保されていることをチェックする。このため、処理ステップS14B1では、計測器本体を取り付けるための、あるいは付随的に使用することになる部品(付属部品)候補の情報を収集する。
そのうえで処理ステップS14B2では、配置案を生成する。この配置案は、直間部距離制約、付属品配置制約、設置対象箇所でのヘッドクリアランス、人の体格が装置の近くに入れる空間についてのアクセスビリティなどの観点からも評価される。
計器性能面、あるいは空間条件の面から最終的に絞り込まれた計器は、さらにその上で処理ステップS14Cにおいて、設置、運用開始後の定期点検などの場面での、保守環境面からもチェックされる。ここでは、作業対象箇所でのヘッドクリアランス、人の体格が装置の近くに入れる空間確保についてのアクセスビリティなどが考慮される。また運転中保守を行い、その場所で計器読み取り確認などの作業がある場合には、その場の温度、放射線、電磁波、明るさなどの運用保守条件を満たすことが要求される。また停止時における部品取替え、点検時の環境条件なども考慮される。
以上の各面において評価され、性能からも、空間条件からも、その後の保守環境の面からも妥当と判断された計測器と、その付属品の組み合わせが、最終的に選択されていく。
図14に示す実施例2は、図1の実施例1にさらに計測点妥当性評価機能C3と計測点妥当性検証ルールのデータベースDB6を組み込んだものである。図1の実施例1における計測点自動配置機能C2が自動的に計測点配置を決定していくものであるに対し、計測点妥当性評価機能C3では逐一の判断にユーザが介入し、システムからの支援による画面表示を参照しながらユーザが位置決定していくシステム支援の考え方を採用したものである。
この例でも、実施例1と同様、配管及び主要機器の配置(図3)、計装機器の配置順序と配管ラインの関係(図2、図9)が設定されているとする。このとき、人手で配置した計測点を、図7、および図8のルールによりチェックするもので、処理手順を図15に示す。
図15に示す処理手順では、処理ステップS21において3D配置データをシステムに読込み、処理ステップS22においてバルブ、計器のラインをユーザが確認(正しい順序で正しいラインに各機器が配置されているか)し、さらに処理ステップS23において、すべてのラインについて図7および図8の配置制約をチェックして、OKならば、処理ステップS24で成功終了とし、図13の最終配置を3DCADで表示し、NGであれば、処理ステップS25で終了とし、制約を満たさない機器を3DCAD画面上で図16のXのように枠で囲うなどして強調表示するとともに、みたさないルールを表示する。
図14の実施例により、人手によるレイアウトチェックおよび自動レイアウトを並行して行うことができる。このとき、既にユーザによって確定した機器の位置が自動で動かないように、例えば、図17に示す3DCAD画面上で、動かさない機器をピックして固定するようにするのがよい。また固定した機器であることが確認できるように、Yで示すように注意表示しておくのがよい。
実施例1、2においては、計測器の設置位置を定めるための手法を説明してきた。これに対し、次の段階では計測器からの信号を計測器盤などの設置箇所まで導くための計装配管を設置する必要がある。計測器から計測器盤までの間を無線で信号を飛ばすこともあるが、有線とするときにはケーブルを収納するダクトなどの計装配管のルートを定める必要がある。
図18に示す実施例3は、さらに計装配管自動配置機能C4と計装配管自動配置ルールを収納したデータベースDB7を追加したものである。上記実施例によって配置された計測機器には、無線で信号を飛ばすものもあるが、計装配管を通して図19の計測器盤Boxまで配線する場合には、上記実施例の機能により計装機器の位置を自動設定できるので、これをもとに2点の位置情報から従来技術として存在する配管自動レイアウト技術を利用して、自動的に計装配管のレイアウトを設定できる。これにより、設計の初期段階での配管物量の評価を、従来よりも正確にすることができる。
計装配管自動配置機能C4と計装配管自動配置ルールを収納したデータベースDB7は、計装機器の位置と計測器盤Box位置との2点の位置情報から、計装配管のルートを設定するものであり、従来公知の配管自動レイアウト技術を利用して実現が可能である。
図20に示す実施例4は、上記実施例に、最適計装機器・冗長/共用度設定機能C5を追加したものである。
計測器の冗長度設計の考え方について図21を用いて説明する。まず図2の配管系統では、計測器として温度計TEA、TEB、流量計FR、水位計LTA、LTBを使用する。図21では、信頼性とコストのバランスに基づき、制御用計測の冗長度を定める表の例を示している。左端の列が、コストと信頼性の重みのバランスの3つのケースを示したもので、真ん中が標準的なばあい、上がコスト重視の場合、下が、信頼性重視の場合である。
たとえば、コスト重視の場合、FR、LTA、LTBは、標準の場合と同じ2重系であるが、TEA、TE=Bは、標準の場合が2重系であるのに対し、1重系となる。
これらの計測器の信頼性を高めるのであれば、多重系構成を採用すればよく、コスト重視するのであれば単重系構成を採用すればよい。またプラント全体が多重系とされるのではなく、配管系統などの重要度に応じて適宜コスト重視の設計が行われる。例えば図21のコスト重視の考え方では、主要計測器である流量計FR、水位計LTA、LTBは二重化するが、水位の補償用に使用される温度の計測器TEA、TEBはその重要性からして単重系構成とすることが許容できる。
最適計装機器・冗長/共用度設定機能C5では、係る要望に応じて、適宜の単位ごとに多重系を選択可能とするものである。この場合の処理の流れを図22に示す。
まず処理ステップS21では冗長度設定処理を行う。冗長度設定処理は、あらかじめ対象プラントの信頼性の要求とコストの要求のバランスに基づき、各制御用計測信号の評価に用いる計測機器の冗長度を定めた表示を用意し、その表に基づいて各系統の計測機器の個数を設定する処理である。ここでは、例えば流量計FR、水位計LTA、LTBは二重化するが、温度計TEA、TEBは単重系とすることを指定する。
次の処理ステップS21では、ライン構成設定処理を行う。ユーザが上記のコスト重視案をシステム操作部Kbから指定、選択すると、標準の場合、図6のようになっていた入力信号処理ロジックは、自動的に、図23のように変更される。温度計TEA2、TEB2が削除されている。
これに従って、図9に示した機器―計測器配置対応表のデータベースDB4内の情報(各ラインに対する、計器・バルブの設置順)が、標準の図9から図24のように変換される。温度計TEA2、TEB2が削除されている。さらに系統図も図2から、図25のように変換される。
これに基づき、上記実施例と同様の処理で、計測機器のレイアウトが実行され(処理ステップS23)、図26に示すように3DCAD上に表示される。
図27の実施例5は、シミュレーションによる設定値設定支援機能C6を追加したものである。
計測器が出力する値の中には、高さ位置に依存するものがある。例えば水位計の場合、その検出値は基準位置からの高さの信号である。このため、基準位置をどこに置くかによって計測器の検出値の意味する高さが相違することがある。特に水位検出値をその基準値と比較する場合に、設定値と検出値の双方が同一基準位置に合わせられている必要がある。
計測機器の位置がきまることにより、従来技術として存在する配管シミュレーションにより、図5の設定器LSAの値を1000から900に変更することにより、検出器との間の基準位置を修正することができる。このように、制御用設定値を設計の処理段階に設定することができ、現地での調整作業やロジックの実装の際の手間を減らすことができる。
図28の実施例6は、カルマン流解析によりサーモウエル選定支援機能C7を追加したものである。
計測機器の位置がきまることにより、従来技術として存在するカルマン流解析機能により、流体解析の観点から計測点位置の妥当性を検証しさらに信頼性を高めるとともに、サーモウエルの選定の妥当性を事前にチェックすることにより現地でのトラブルを削減することができる。
C:演算装置
C1:三次元CAD機能
C2:計測点自動配置機能
C3:計測点妥当性検証機能
C4:計装配管自動配置機能
C5:最適計装機器・冗長/共用度設定機能
C6:シミュレーションによる設定値設定支援機能
C7:カルマン流解析によるサーモウエル選定支援機能
DB:記憶装置
DB1:基本ロジック図のデータベース
DB2:I−O基本信号対応ロジック図のデータベース
DB3:計測対象格納機器配管3Dレイアウトデータのデータベース
DB4:機器―計測器配置対応表のデータベース
DB5:計測位置自動配置ルールのデータベース
DB6:計測点妥当性検証ルール
DB7:計装配管自動配置ルール
DP:システム画面出力装置
I/F:インターフェイス部
Kb:システム操作装置
LINE:配管
LS:設定器
PMP:ポンプ
Tank:タンク
UI/F:ユーザインターフェイス部

Claims (9)

  1. プラントを構成する配管及び主要機器の配置についての3次元情報を用いて表示装置にプラント構成を表示することによりプラント設計を支援するプラント設計支援システムであって、
    プラントを構成する配管及び主要機器の配置についての3次元情報を備えた第1のデータベースと、前記プラントの制御ロジック、および制御ロジックで使用する計測器の情報を備えた第2のデータベースと、前記計測器を前記プラントに設置するときに順守すべき計装配置ルールを記憶している第3のデータベースとを含む記憶装置と、
    前記プラントを構成する配管及び主要機器の配置についての3次元情報を用いた処理を行う3次元CAD機能と、前記計測器の前記プラントにおける計測点を決定する計測点配置機能とを含む演算装置と、
    前記演算装置での処理内容を表示する表示装置を備え、
    前記表示装置には、プラントを構成する配管及び主要機器が3次元表示され、かつ前記第3のデータベースに保持する計装配置ルールを順守することができる計測器配置位置に当該計測器が表示されていることを特徴とするプラント設計支援システム。
  2. 請求項1に記載のプラント設計支援システムであって、
    前記第3のデータベースに保持された計装配置ルールは、配管及び主要機器に対して所定距離を置いて計測器を配置することのルールを含むことを特徴とするプラント設計支援システム。
  3. 請求項2に記載のプラント設計支援システムであって、
    前記第3のデータベースに保持された計装配置ルールは、前記配置ルールを順守して決定された計測器設置予定位置において、必要な計測器性能を発揮し得、かつ当該位置に十分な空間を持って設置可能な計測器を得るための仕様情報を含むことを特徴とするプラント設計支援システム。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のプラント設計支援システムであって、
    前記演算装置は、前記表示装置に、前記第3のデータベースに保持する計装配置ルールを順守することができる計測器配置位置の候補を画面表示し、ユーザが選択した計測器配置位置を確定情報として取り込むことを特徴とするプラント設計支援システム。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のプラント設計支援システムであって、
    前記表示装置には、前記配管上にバルブ位置が併せて表示されるとともに、該バルブ位置が特定されてから前記計装配置ルールを順守することができる計測器配置位置に計測器が表示されることを特徴とするプラント設計支援システム。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のプラント設計支援システムであって、
    前記演算装置は、前記計測器配置位置が定められたときに、当該配置位置から計測器盤設置位置に至る計装配管の配置ルートを定める計装配管配置機能を備えていることを特徴とするプラント設計支援システム。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のプラント設計支援システムであって、
    前記演算装置は、ユーザからの計測器の冗長/共用度の設定を受けて、前記計測器配置位置の決定処理に反映させる最適計装機器・冗長/共用度設定機能を備えていることを特徴とするプラント設計支援システム。
  8. 請求項1から請求項7のいずれか1項に記載のプラント設計支援システムであって、
    前記演算装置は、前記計測器配置位置が定められたときに、当該配置位置を前記第2のデータベースの制御ロジックで使用する計測器の設定値に反映させる設定値設定支援機能を備えていることを特徴とするプラント設計支援システム。
  9. 請求項1から請求項7のいずれか1項に記載のプラント設計支援システムであって、
    前記演算装置は、前記計測器配置位置が定められたときに、流体解析の観点から計測点位置の妥当性を検証し、サーモウエルの選定の妥当性をチェックする
    情報を備えたサーモウエル選定支援機能を備えていることを特徴とするプラント設計支援システム。
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JP2023532142A (ja) * 2020-09-03 2023-07-26 株式会社PlantStream プログラム、三次元空間設計装置及び方法

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