JP2015108676A - 連結装置およびそれを用いた表示装置組立体 - Google Patents

連結装置およびそれを用いた表示装置組立体 Download PDF

Info

Publication number
JP2015108676A
JP2015108676A JP2013250470A JP2013250470A JP2015108676A JP 2015108676 A JP2015108676 A JP 2015108676A JP 2013250470 A JP2013250470 A JP 2013250470A JP 2013250470 A JP2013250470 A JP 2013250470A JP 2015108676 A JP2015108676 A JP 2015108676A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hinge
display
hinge piece
display devices
predetermined axis
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013250470A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6279299B2 (ja
Inventor
久晃 矢野
Hisaaki Yano
久晃 矢野
真鍋 申生
Nobuo Manabe
申生 真鍋
家村 浩俊
Hirotoshi Iemura
浩俊 家村
浩貴 重田
Hiroki Shigeta
浩貴 重田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2013250470A priority Critical patent/JP6279299B2/ja
Publication of JP2015108676A publication Critical patent/JP2015108676A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6279299B2 publication Critical patent/JP6279299B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
  • Liquid Crystal (AREA)

Abstract

【課題】 占有空間を小さくし、表示装置間の隙間を調整することができる連結装置およびそれを用いた表示装置組立体を提供する。【解決手段】 各表示装置3a,3bの背面部にそれぞれ固定される複数の取付け体5a,5bが、連結手段7によって予め定める軸線L1〜L3まわりに回動可能に連結し、各表示面2a,2bにそれぞれ平行な一平面上で予め定める軸線L1〜L3に直交する方向A1,A2に移動可能な可動部材9a,9bを設けるとともに、各可動部材9a,9bをヒンジ手段10によって予め定める軸線L1〜L3まわりに回動可能に連結して、各表示装置3a,3b間の折曲げ角度を自由に設定できるようにする。【選択図】 図1

Description

本発明は、デジタル・サイネージ(Digital Signage)とも称される電子看板などの多様なコンテンツを、表示するための大画面を構築する複数の表示装置(すなわち、ディスプレイ装置)を連結するために有利に実施することができる連結装置およびそれを用いた表示装置組立体に関する。
近年、多用途建物の壁面、百貨店、銀行、ホテル、遊技施設、駅、空港、病院および美術館などには、多様な情報を画像および音響によって表示するデジタル・サイネージ(Digital Signage)とも称される電子看板システムが普及している。
このような電子看板システムは、液晶表示パネルなどによって代表される薄型の表示装置を複数連結し、1つの大画面を構築して、立体画像などの多様な表示を行うことができるマルチディスプレイ装置によって実現されている。
複数の表示装置を回動可能に連結するように構成される連結装置およびそれを用いた表示装置組立体は、たとえば特許文献1に記載されている。この従来技術では、表示パネルユニットを設置、収納、配線等の使用環境や設置環境の自由度を向上させている。複数の表示装置は、一列にヒンジによって連結して、角度調整を可能として、各表示装置間を任意の角度に折曲げることができるように構成されている。
特開2010−54643号公報
前述の従来技術では、表示装置間がヒンジによって連結され、表示装置間を任意の角度に折曲げることができるが、屏風のように各表示装置が平行となるように折畳むことができないため、運搬および収納などに大きな占有空間を要する。また、折曲げ角度によって、表示装置間の隙間が調整できずに、サイネージコンテンツの表示演出の品位を低下させてしまうという問題がある。
本発明の目的は、占有空間を小さくし、表示装置間の隙間を調整することができる連結装置およびそれを用いた表示装置組立体を提供することである。
本発明は、互いに隣接して配置される2つの表示装置を、一方向に配列した展開状態と、各表示装置が交互に重なるように折畳まれた折畳み状態とに回動可能に連結する連結装置であって、
各表示装置の背面部にそれぞれ固定される取付け体と、
各取付け体を、予め定める軸線まわりに回動可能に連結する連結手段と、を含み、
前記連結手段は、
各取付け体にそれぞれ固定される一対の固定部材と、
各固定部材に、各表示面にそれぞれ平行な一平面上で、前記予め定める軸線に直交する方向に移動可能に設けられる一対の可動部材と、
各可動部材を、前記予め定める軸線まわりに回動自在に連結するヒンジ手段と、を含むことを特徴とする連結装置である。
また、本発明の前記ヒンジ手段は、一方の可動部材に固定される第1ヒンジ片と、
他方の可動部材に固定される第2ヒンジ片と、
一端部が第1ヒンジ片に、前記予め定める軸線まわりに回動可能に連結される第3ヒンジ片と、
一端部が第2ヒンジ片に、前記予め定める軸線まわりに回動可能に連結される第4ヒンジ片と、
第1ヒンジ片と第3ヒンジ片の一端部とを、前記予め定める軸線まわりに回動可能に連結する第1ヒンジピンと、
第2ヒンジ片と第4ヒンジ片の一端部とを、前記予め定める軸線まわりに回動可能に連結する第2ヒンジピンと、
第3ヒンジ片の他端部と第4ヒンジ片の他端部とを、前記予め定める軸線まわりに回動可能に連結する第3ヒンジピンと、を含むことを特徴とする。
また、本発明に前記ヒンジ手段は、一端部が一方の可動部材に固定され、かつ他端部が他方の可動部材に固定される捩りばねから成ることを特徴とする。
本発明は、前記連結装置によって、複数の表示装置の互いに隣接する各側部が連結されることを特徴とする表示装置組立体である。
本発明によれば、各表示装置の背面部にそれぞれ固定される複数の取付け体が、連結手段によって予め定める軸線まわりに回動可能に連結されるので、各表示面にそれぞれ平行な一平面上で予め定める軸線に直交する方向に可動部材を移動させ、各可動部材をヒンジ手段によって予め定める軸線まわりに回動させて、各表示装置間の折曲げ角度を自由に設定し、複数の表示装置を屏風のように折畳むことができる。
これによって、折畳み状態における占有空間を小さくし、収納性を向上することができる。また、各表示装置の折曲げ角度によって、ヒンジ手段の各軸の位置を個別に変えることができ、これによって各表示装置間の隙間を画像の表示品位が最適となるよう調整することができる。
また本発明によれば、ヒンジ手段が、第1〜第4ヒンジ片と、第1〜第3ヒンジピンとを含んで構成されるので、各表示装置が干渉することなしに大きな角度範囲で各表示装置間の相対的な角度を調整することができる。
また本発明によれば、ヒンジ手段を捩りばねによって実現することによって、互いに隣接する表示装置の各側部を、捩りばねのばね力によって常に弾発的に押し当てた状態とし、各表示装置の角度に拘らず、各表示装置間の隙間の発生を防止することができる。
また本発明によれば、前記連結装置によって複数の表示装置が連結されて表示装置組立体が構成される。このような表示装置組立体は、展開状態において大画面を実現することができ、折畳み状態では各表示装置が重なった状態に折畳まれるので、保管時および運搬時には折畳み状態とし、保管時および運搬時の占有スペースが少なくて済み、保管時および運搬時の利便性を向上することができる。
本発明の一実施形態の連結装置1を示す斜視図である。 ヒンジ手段10の平面図である。 ヒンジ手段10を図2の下方から見た正面図である。 第3および第4ヒンジ片13,14を第3軸線L3に関して開いた状態を示す平面図である。 第3および第4ヒンジ片13,14を第3軸線L3に関して閉じた状態を示す平面図である。 図1に示す連結装置1によって3つの表示装置3a〜3cが連結された状態を示す平面図である。 第1〜第3表示装置3a〜3cが折畳まれた状態を示す底面図である。 第1および第2表示装置3a,3bを連結する一方の連結装置10a付近の拡大底面図である。 第2および第3表示装置3b,3cを連結する他方の連結装置10b付近の拡大底面図である。 連結装置1によって3台の表示装置3a〜3cを水平な横方向に連結した表示装置組立体30aを簡略化して示す背面図である。 2台の表示装置3a1,3b1が連結装置1によって連結される本発明の他の実施形態の表示装置組立体30bを簡略化して示す背面図である。 本発明の他の実施形態の表示装置組立体30cを簡略化して示す背面図である。 本発明のさらに他の実施形態の表示装置組立体30dを簡略化して示す背面図である。
(第1実施形態)
図1は、本発明の一実施形態の連結装置1を示す斜視図である。まず、基本的構成を説明するために、隣接して配置される2台の表示装置3a,3bを連結する場合について述べる。本実施形態の連結装置1は、画像を表示可能な表示面2a,2bを有する複数の表示装置3a,3bを、各表示装置3a,3bを一方向に配列した展開状態と、各表示装置3a,3bが交互に重なるように折畳まれた折畳み状態とに回動可能に連結するように構成される。各表示装置3a,3bは、たとえば薄型液晶表示装置によって実現される。
連結装置1は、互いに隣接して配置される2つの表示装置3a,3bの背面部4a,4bにそれぞれ固定される複数の取付け体5a,5bと、各表示装置3a,3bの背面部4a,4bにそれぞれ固定される取付け体5a,5bを、予め定める軸線である第1軸線L1、第2軸線L2および第3軸線L3のうちの少なくとも1つの軸線まわりに回動可能に連結する連結手段7と、を含んで構成される。
第1〜第3軸線L1,L2,L3は、平行である。各表示装置3a,3bは、連結装置1によって互いに連結された状態において、第1〜第3軸線L1,L2,L3がほぼ鉛直となるように、所定の設置位置に設置される。
複数の表示装置3a,3bは、表示システムを構成し、その所定の位置は、たとえば多用途建物の壁面、百貨店、銀行、ホテル、遊技施設、駅、空港、病院および美術館などであり、多様な情報を画像および音響によって表示するデジタル・サイネージ(Digital Signage)とも称される電子看板システムとして用いられる。
このような電子看板システムは、液晶表示パネルなどによって代表される薄型の表示装置を複数連結し、1つの大画面を構築して、立体画像などの多様な表示を行うことができる。
前記連結手段7は、各取付け体5a,5bにそれぞれ固定される一対の固定部材8a,8bと、各固定部材8a,8bに、各表示面2a,2bにそれぞれ平行な一平面上で、各軸線L1,L2,L3に直交する方向A1,A2に移動可能に設けられる一対の可動部材9a,9bと、各可動部材9a,9bを、各軸線L1,L2,L3まわりに回動自在に連結するヒンジ手段10とを備える。
図2は、ヒンジ手段10の平面図であり、図3はヒンジ手段10を図2の下方から見た正面図であり、図4は第3および第4ヒンジ片13,14を第3軸線L3に関して開いた状態を示す平面図であり、図5は第3および第4ヒンジ片13,14を第3軸線L3に関して閉じた状態を示す平面図である。
前記ヒンジ手段10は、一方の可動部材9aに固定される第1ヒンジ片11と、他方の可動部材9bに固定される第2ヒンジ片12と、一端部が第1ヒンジ片11に、第1軸線L1まわりに回動可能に連結される第3ヒンジ片13と、一端部が第2ヒンジ片12に、第2軸線L2まわりに回動可能に連結される第4ヒンジ片14と、第1ヒンジ片11と第3ヒンジ片13の一端部とを、第1軸線L1まわりに回動可能に連結する第1ヒンジピン15と、第2ヒンジ片12と第4ヒンジ片14の一端部とを、第2軸線L2まわりに回動可能に連結する第2ヒンジピン16と、第3ヒンジ片13の他端部と第4ヒンジ片14の他端部とを、第3軸線L3まわりに回動可能に連結する第3ヒンジピン17とを備える。
前述のように、ヒンジ手段10を3軸構造にし、両端のヒンジ片11,12を可動部材9a,9bに固定して、各軸線L1,L2,L3に垂直なA1,A2方向にスライド移動できる構成とした。
この構成によって、各表示装置3a,3b間の折曲げ角度を360度の角度範囲で自由に設定し、複数の表示装置3a,3bを、いわば屏風のように折畳むことができ、各表示装置が干渉することなしに、大きな角度範囲で、各表示装置3a,3b間の相対的な角度を調整することができる。
これによって、折畳み状態における占有空間を小さくし、収納性を向上するることができる。また、各表示装置3a,3bの折曲げ角度によって、ヒンジ手段10の各軸L1,L2,L3の位置を個別に変えることができ、これによって各表示装置3a,3b間の隙間を最小限にすることができる。
各可動部材9a,9bには、矢符A1,A2方向に一直線状に延びる案内長孔21が形成される。各可動部材9a,9bは、ボルト20と、該ボルト20の軸部が螺合する図示しないナットとによって、固定部材8a,8bに対して矢符A1,A2方向に移動させ、任意の位置で位置決めして固定することができる。前記図示しないナットは、各固定部材8a,8bと各取付け体5a,5bとの間に配置され、各ボルト20の頭部と前記ナットとによって、各可動部材9a,9bと各固定部材8a,8bとを挟着し、各可動部材9a,9bの各固定部材8a,8bに対する矢符A1,A2方向の変位が阻止され、前述のように任意の位置で固定される。
各可動部材9a,9bおよび各固定部材8a,8bは、断面が略凹状の短尺材から成る。各可動部材9a,9bおよび各固定部材8a,8bの材料としては、軽量でかつ強度が高く、耐摩耗性の高い材料、たとえばアルミニウム合金から成ってもよい。
各取付け体5a,5bは、各表示装置3a,3bの背面部4a,4bよりも面内側に退避した矩形の板状体から成り、曲げ剛性を高くするため、矢符A1,A2方向に平行な長手方向に延びる断面凸状の図示しない補強部が形成されている。各取付け体5a,5bの材料としては、軽量でかつ強度が高く、耐摩耗性の高い材料、たとえばアルミニウム合金から成ってもよい。
図6は、図1に示す連結装置1によって3台の表示装置3a〜3cが連結された状態を示す平面図である。なお、図1と対応する部分には、同一の数字に添え字a,b,cを付して説明する。3台の表示装置3a〜3cは、前述の連結装置1によって、互いに隣接する表示装置3a〜3c同士が回動可能に連結される。すなわち、各表示装置3a〜3cは、表示面2a〜2cを正面から見て、左側の側部を一側部3a1,3b1,3c1とし、右側の側部を他側部3a2,3b2,3c2としたとき、第1表示装置3aの他側部3a2と第2表示装置3bの一側部3b1とが連結され、第2表示装置3bの他側部3b2と第3表示装置3cの一側部3c1とが連結される。
各表示面2a,2b,2cの法線を含む仮想鉛直面B1,B2,B3は、第1表示装置3aの表示面2aと第2表示装置3bの表示面2bとを2等分する中央の仮想鉛直面B4、および第2表示装置3bの表示面2bと第3表示装置3cの表示面2cとを2等分する中央の仮想鉛直面B5に対して、仮想一水平面上において角度θ1,θ2,θ3,θ4を成す。
各可動部材9a,9bを各固定部材8a,8bに対して矢符A1,A2方向に移動させることによって、各角度θ1〜θ4を個別に変化させ、これによって各表示面2a,2b,2cの視聴者に臨む向きを希望する向きに、たとえば設置、収納、配線等の使用環境や設置環境に応じて最適な向きに設定することができる。
図7は、第1〜第3表示装置3a〜3cが折畳まれた状態を示す底面図であり、図8は第1および第2表示装置3a,3bを連結する一方の連結装置10a付近の拡大底面図であり、図9は第2および第3表示装置3b,3cを連結する他方の連結装置10b付近の拡大底面図である。
前述の第1〜第3表示装置3a〜3cが互いに平行に重なって折畳まれた状態では、第1表示装置3aの取付け体5aに設けられる可動部材9aと、第2表示装置3bの取付け体5bに設けられる可動部材9bとは、一方のヒンジ手段10aによって、互いに干渉することなく、近接して、対向する位置に配置される。
一方のヒンジ手段10aは、第2ヒンジピン17が第1および第2ヒンジピン15,16よりも内側、すなわち各可動部材9a,9b間に配置され、第3および第4ヒンジ片13,14は各可動部材9a,9b間の空間に退避している。
また、第2表示装置3bの取付け体5bに設けられる可動部材9bと、第3表示装置3cの取付け体5cに設けられる可動部材9cとは、他方のヒンジ手段10bによって、互いに第2および第3表示装置3b,3cを挟んで離反する方向に臨んだ状態に配置される。
他方のヒンジ手段10bは、第1〜第3ヒンジピン15〜17は、各可動部材9a,9b、第2表示装置3bの他側部3b2および第3表示装置3cの一側部3c1よりも側方(図7の右方)に露出して配置される。この状態では、第1〜第3ヒンジピン15〜17の各軸線L1〜L3は、仮想一平面上で平行に配置される。
このように第1〜第3表示装置3a〜3cが互いに平行に重なって折畳まれた状態では、各可動部材9a,9bおよび各ヒンジ手段10a,10bの第1〜第3表示装置3a〜3cからの突出量が極めて少ない状態とすることができるので、運搬時や収納時の占有空間が少なくて済み、取扱い上の利便性に優れた表示システムを実現することができる。
また、各可動部材9a〜9cを各固定部材8a〜8cに対して矢符A1,A2方向へ移動させて、各表示装置3a〜3cの各表示面2a〜2cによって表示される画像の表示品位が低下しないように、各表示装置3a〜3c間の隙間を調整、たとえば隙間がなくなるように調整することができる。
(第2実施形態)
本発明の他の実施形態では、前記ヒンジ手段10は、一端部が一方の可動部材9aに固定され、かつ他端部が他方の可動部材9bに固定される捩りばねによって実現されてもよい。このように各可動部材9a,9bを捩りばねによって連結する構成とすることによって、互いに隣接する表示装置3a〜3cの各側部を、捩りばねのばね力によって弾発的に押し当てた状態とし、各表示装置3a〜3c間の角度θ1〜θ4に拘らず、常に隙間の発生を防止することができる。
(第3実施形態)
前述の各実施形態では、3軸のヒンジ手段10について述べたが、本発明の他の実施形態では、3軸のヒンジ手段に限らず、4軸以上の多軸のヒンジ手段を採用するようにしてもよい。このような構成を採用した場合においても、前述の3軸のヒンジ手段10を用いた場合と同様な効果を達成することができる。
図10Aは、前述の各実施形態の連結装置1によって3台の表示装置3a〜3cを水平な横方向に連結した表示装置組立体30aを簡略化して示す背面図であり、図10Bは2台の表示装置3a1,3b1が連結装置1によって連結される本発明の他の実施形態の表示装置組立体30bを簡略化して示す背面図である。なお、前述の実施形態と対応する部分には、同一の参照符を付す。前述の実施形態では、3台の表示装置3a〜3cを、展開状態において、互いに隣接して配置される各側部の上下2個所を連結装置1によって連結した構成について述べたが、本発明の他の実施形態では、2台の表示装置3a1,3b1の互いに隣接した各側部を上下2個所で連結装置1によって連結した表示装置組立体30bが実現される。このような表示装置組立体30bにおいても、前述の各実施形態と同様に、展開状態においては大画面を実現し、折畳み状態においては占有スペースを小さくして、保管時および運搬時の利便性を向上することができる。
(第5実施形態)
図10Cは、本発明の他の実施形態の表示装置組立体30cを簡略化して示す背面図である。本実施形態では、前述の実施形態の表示装置組立体30a,30bに比べて小形の表示装置、たとえば20型〜32型程度の表示装置3a2,3b2,3c2,3d2の互いに隣接する各側部の上下2段を、前記連結装置1によって連結するように構成される。このような表示装置組立体30cによれば、展開状態においては、横長の大画面を実現し、折畳み状態においては、占有スペースを小さくして、保管時および運搬時の利便性を向上することができる。
(第6実施形態)
第10Dは、本発明のさらに他の実施形態の表示装置組立体30dを簡略化して示す背面図である。本実施形態では、5台の表示装置3a3〜3e3の互いに隣接する長辺側の各一側部が前記連結装置1によって、長辺方向の両端部と中央部との3個所が連結されて構成される。このような構成によってもまた、前述の各実施形態と同様に、展開状態においては、大画面を実現し、折畳み状態においては、占有スペースを小さくして、保管時および運搬時の利便性を向上することができる。
1 連結装置
2a,2b,2c 表示面
3a,3b,3c 表示装置
4a,4b,4c 背面部
5a,5b,5c 取付け体
7 連結手段
8a,8b 固定部材
9a,9b 可動部材
10;10a,10b ヒンジ手段
11 第1ヒンジ片
12 第2ヒンジ片
13 第3ヒンジ片
14 第4ヒンジ片
15 第1ヒンジピン
16 第2ヒンジピン
17 第3ヒンジピン
20 ボルト
21 案内長孔
L1 第1軸線
L2 第2軸線
L3 第3軸線

Claims (4)

  1. 互いに隣接して配置される2つの表示装置を、一方向に配列した展開状態と、各表示装置が交互に重なるように折畳まれた折畳み状態とに回動可能に連結する連結装置であって、
    各表示装置の背面部にそれぞれ固定される取付け体と、
    各取付け体を、予め定める軸線まわりに回動可能に連結する連結手段と、を含み、
    前記連結手段は、
    各取付け体にそれぞれ固定される一対の固定部材と、
    各固定部材に、各表示面にそれぞれ平行な一平面上で、前記予め定める軸線に直交する方向に移動可能に設けられる一対の可動部材と、
    各可動部材を、前記予め定める軸線まわりに回動自在に連結するヒンジ手段と、を含むことを特徴とする連結装置。
  2. 前記ヒンジ手段は、
    一方の可動部材に固定される第1ヒンジ片と、
    他方の可動部材に固定される第2ヒンジ片と、
    一端部が第1ヒンジ片に、前記予め定める軸線まわりに回動可能に連結される第3ヒンジ片と、
    一端部が第2ヒンジ片に、前記予め定める軸線まわりに回動可能に連結される第4ヒンジ片と、
    第1ヒンジ片と第3ヒンジ片の一端部とを、前記予め定める軸線まわりに回動可能に連結する第1ヒンジピンと、
    第2ヒンジ片と第4ヒンジ片の一端部とを、前記予め定める軸線まわりに回動可能に連結する第2ヒンジピンと、
    第3ヒンジ片の他端部と第4ヒンジ片の他端部とを、前記予め定める軸線まわりに回動可能に連結する第3ヒンジピンと、を含むことを特徴とする請求項1に記載の連結装置。
  3. 前記ヒンジ手段は、一端部が一方の可動部材に固定され、かつ他端部が他方の可動部材に固定される捩りばねから成ることを特徴とする請求項1に記載の連結装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1つに記載の連結装置によって、複数の表示装置の互いに隣接する各側部が連結されることを特徴とする表示装置組立体。
JP2013250470A 2013-12-03 2013-12-03 連結装置、それを用いた表示装置組立体および表示装置の折り畳み方法 Expired - Fee Related JP6279299B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013250470A JP6279299B2 (ja) 2013-12-03 2013-12-03 連結装置、それを用いた表示装置組立体および表示装置の折り畳み方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013250470A JP6279299B2 (ja) 2013-12-03 2013-12-03 連結装置、それを用いた表示装置組立体および表示装置の折り畳み方法

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018005253A Division JP6633661B2 (ja) 2018-01-17 2018-01-17 連結装置、それを用いた表示装置組立体、表示装置の配置方法および表示装置の折り畳み方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015108676A true JP2015108676A (ja) 2015-06-11
JP6279299B2 JP6279299B2 (ja) 2018-02-14

Family

ID=53439083

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013250470A Expired - Fee Related JP6279299B2 (ja) 2013-12-03 2013-12-03 連結装置、それを用いた表示装置組立体および表示装置の折り畳み方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6279299B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109074134A (zh) * 2016-05-24 2018-12-21 英特尔公司 用于电子设备的360度铰链组装件
TWI668496B (zh) * 2018-08-07 2019-08-11 香港商冠捷投資有限公司 Display device and display thereof
WO2019207400A1 (ja) * 2018-04-27 2019-10-31 株式会社半導体エネルギー研究所 電子機器

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57139566U (ja) * 1981-02-26 1982-09-01
JPS61100776U (ja) * 1984-12-10 1986-06-27
JPH053552U (ja) * 1991-06-28 1993-01-19 株式会社岡村製作所 保管庫の扉開閉装置
JP2000184311A (ja) * 1998-12-21 2000-06-30 Hitachi Ltd 情報処理装置用の表示装置
JP2002291703A (ja) * 2001-03-29 2002-10-08 Shiba Sangyo:Kk 医療用液晶モニター装置
JP2004191601A (ja) * 2002-12-10 2004-07-08 Celestar Lexico-Sciences Inc ディスプレイスタンド及びマルチディスプレイ並びにマルチディスプレイの使用方法
JP2009265305A (ja) * 2008-04-24 2009-11-12 Onkyo Corp 表示装置及びこの表示装置を備えたコンピュータ装置
JP2010211216A (ja) * 1998-12-23 2010-09-24 Jerry Moscovitch コンピュータディスプレイ画面システムと調節式ディスプレイ画面取付台およびそのディスプレイ画面システム用旋回式ディスプレイ画面

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57139566U (ja) * 1981-02-26 1982-09-01
JPS61100776U (ja) * 1984-12-10 1986-06-27
JPH053552U (ja) * 1991-06-28 1993-01-19 株式会社岡村製作所 保管庫の扉開閉装置
JP2000184311A (ja) * 1998-12-21 2000-06-30 Hitachi Ltd 情報処理装置用の表示装置
JP2010211216A (ja) * 1998-12-23 2010-09-24 Jerry Moscovitch コンピュータディスプレイ画面システムと調節式ディスプレイ画面取付台およびそのディスプレイ画面システム用旋回式ディスプレイ画面
JP2002291703A (ja) * 2001-03-29 2002-10-08 Shiba Sangyo:Kk 医療用液晶モニター装置
JP2004191601A (ja) * 2002-12-10 2004-07-08 Celestar Lexico-Sciences Inc ディスプレイスタンド及びマルチディスプレイ並びにマルチディスプレイの使用方法
JP2009265305A (ja) * 2008-04-24 2009-11-12 Onkyo Corp 表示装置及びこの表示装置を備えたコンピュータ装置

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109074134A (zh) * 2016-05-24 2018-12-21 英特尔公司 用于电子设备的360度铰链组装件
JP2019516915A (ja) * 2016-05-24 2019-06-20 インテル コーポレイション 電子装置のための360度のヒンジアセンブリ
WO2019207400A1 (ja) * 2018-04-27 2019-10-31 株式会社半導体エネルギー研究所 電子機器
CN112005291A (zh) * 2018-04-27 2020-11-27 株式会社半导体能源研究所 电子设备
JPWO2019207400A1 (ja) * 2018-04-27 2021-05-13 株式会社半導体エネルギー研究所 電子機器
JP7213869B2 (ja) 2018-04-27 2023-01-27 株式会社半導体エネルギー研究所 電子機器
US11570914B2 (en) 2018-04-27 2023-01-31 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Electronic device
CN112005291B (zh) * 2018-04-27 2023-03-21 株式会社半导体能源研究所 电子设备
TWI668496B (zh) * 2018-08-07 2019-08-11 香港商冠捷投資有限公司 Display device and display thereof

Also Published As

Publication number Publication date
JP6279299B2 (ja) 2018-02-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10440838B2 (en) Display device having a bendable display panel and a support for supporting the bendable display panel
KR102163739B1 (ko) 접철식 기기
EP2902870B1 (en) Display device and method of driving the same
US9612619B2 (en) Electronic device with pivoting display assembly
WO2018042602A1 (ja) 情報処理装置
GB2528339A (en) Foldable display apparatus
JP6279299B2 (ja) 連結装置、それを用いた表示装置組立体および表示装置の折り畳み方法
KR20210145118A (ko) 폴더블 메커니즘 및 그 디스플레이 장치
WO2017098711A1 (ja) 映像表示装置
KR20200138485A (ko) 하우징 부재 및 이를 포함하는 플렉서블 표시장치
JP5061366B2 (ja) ヒンジ構造、及び折り畳み式電子機器
TW201533560A (zh) 具有收納功能的電子裝置
JP2013025617A (ja) 画像表示装置
CN111503458A (zh) 电子设备
JP2018097374A (ja) 連結装置およびそれを用いた表示装置組立体
US11635789B2 (en) Electronic apparatus and hinge device
JP5805491B2 (ja) 折り畳み式電子機器
JP7268853B2 (ja) フレキシブルディスプレイ用ヒンジ機構
WO2023138208A1 (zh) 多段式柔性转轴组件和电子设备
CN214253067U (zh) 笔记本电脑
JP6084088B2 (ja) 二軸ヒンジ
JP2015109013A (ja) 折畳式物品の開閉装置及び該開閉装置を備えた電子機器
KR20140033901A (ko) 양방향 힌지 결합체
CN112748771A (zh) 笔记本电脑
JP2022533601A (ja) フレキシブル素材の360度双方向フォールディング耐久性評価装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160923

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170726

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170801

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171002

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171219

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180117

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6279299

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees