JP2015108550A - 液位測定装置 - Google Patents

液位測定装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2015108550A
JP2015108550A JP2013251331A JP2013251331A JP2015108550A JP 2015108550 A JP2015108550 A JP 2015108550A JP 2013251331 A JP2013251331 A JP 2013251331A JP 2013251331 A JP2013251331 A JP 2013251331A JP 2015108550 A JP2015108550 A JP 2015108550A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid level
electrode
measurement chamber
fuel
level measurement
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013251331A
Other languages
English (en)
Inventor
友一 永作
Yuichi Nagasaku
友一 永作
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2013251331A priority Critical patent/JP2015108550A/ja
Publication of JP2015108550A publication Critical patent/JP2015108550A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Measurement Of Levels Of Liquids Or Fluent Solid Materials (AREA)

Abstract

【課題】液面レベルが傾斜した際の補正が行え、液体の揺動による測定値のばらつきを抑制可能な液位測定装置を得る。【解決手段】外筒24の内部を4つに区画して前側小液位測定室40F、後側小液位測定室40B、右側小液位測定室40R、左側小液位測定室40Lを設け、各液位測定室には共通の共通電極20を配置し、かつ、個別に電極12,14,16,18を配置する。車両走行時等で液面が揺動すると電極間の静電容量が変化するため、液面レベルの測定値もばらついてしまうが、外筒24の内部を4つに区画して液面レベルを計測する各液位測定室の面積を小さくしたため、外筒24の内部を仕切らない場合に比較して液面レベルの揺動を抑えることができ、液面レベルの測定値のばらつきを抑えることが出来る。【選択図】図1

Description

本発明は、タンク、貯留槽等に貯められた液体の液位を測定する液位測定装置に関する。
タンク、貯留槽等に貯められた液体の液位を測定するために液位測定装置が用いられる
(例えば、特許文献1参照。)。
特開平05―223623号公報。
特許文献1の液位測定装置は、静電容量により液面レベルを検出するセンサー部を有するものであり、センサー部は筒状の共通アース電極と、その中へ配置した絶縁基板に設けられた4つの電極を有しており、アース電極と電極との間の静電容量によって液面レベルの測定を行っている。また、複数の電極を備えているため、液面レベルが傾斜した場合に、傾斜の補正を行って真の液面レベルを算出することが可能となっている。
しかしながら、4つの電極全てが共通する空間に配置されており、空間内の燃料が揺動(上下変動)すると、各電極で計測する静電容量が変わるので、液面レベルの測定値がばらついてしまい、改善の余地があった。
本発明は上記事実を考慮し、液面レベルが傾斜した際の補正が行え、液体の揺動による測定値のばらつきを抑制可能な液位測定装置の提供を目的とする。
請求項1に記載の液位測定装置は、外部からの液体の出入を可能とする内部空間を有する筐体と、前記筐体に設けられ前記内部空間を複数の小液位測定室に区画する区画部材と、前記各小液位測定室に設けられる一対の電極と、を有する。
次に、請求項1に記載の液位測定装置の作用を説明する。
請求項1に記載の液位測定装置は、例えば、液体の液位を測定すべきタンク等に配置される。一対の電極間の静電容量が液体のレベルに応じて変化するので、一対の電極間の静電容量を測定することで、液体の液面レベルを測定することができる。
また、複数の小液位測定室の各々の液面レベルを測定できるので、複数の小液位測定室の各々の液面レベルに基づいて、液面が傾斜した際の液面の傾斜角度、及び液面傾斜方向を算出することが可能となる。したがって、傾斜の補正を行って、真の液面レベルを算出することが可能となる。
さらに、筐体は、内部空間が区画部材によって複数の小液位測定室に区画されており、各小液位測定室に液面レベルを測定する一対の電極が設けられている。このため、内部空間を複数に区画しないで電極を配置した場合に比較して、電極の設けられた空間(小液位測定室)の面積が小さくなり、液体が揺動した際の液面の揺動が抑えられる。これにより、液面レベルの測定値のばらつきを抑えることが出来る。
以上説明したように本発明の液位測定装置によれば、液面レベルの測定値のばらつきを抑えることが出来る、という優れた効果を有する。
液位測定装置を示す平面図である。 液位測定装置を示す側面図である。 図1に示す液位測定装置の3−3線断面図である。 共通電極を示す斜視図である。 (A)は図2に示す液位測定装置の5−5線断面図であり、(B)は燃料出入口の正面図である。
以下、図1〜図5を用いて、本発明の一実施形態に係る液位測定装置10ついて説明する。
図1、及び図2に示すように、液位測定装置10は、電極12,14,16,18,共通電極20と、電極12,14,16,18,共通電極20を支持する合成樹脂等の絶縁材料で形成されたケース22とを含んで構成されるセンサー部11を備えている。
図1及び図3に示すように、ケース22は、例えば、自動車の燃料タンクの底部13に設置され、軸芯を鉛直方向とした上下方向に延びる外筒24、外筒24の内部に配置される凸部26を備えている。外筒24は、軸方向に直角な断面形状が8角形であり、凸部26は、軸方向に直角な断面形状が4角形である。
外筒24の下端部と凸部26の下端部とは、底板28で連結されている。
凸部26の内部には空間が形成されており、頂面30の中央には上方へ突出して内部の空間と連通する円筒状のガス抜き32が一体的に形成されている。
図4に示すように、外筒24を構成する8つの側壁のうち、車両前後方向前側に配置される側壁34F、車両前後方向後側に配置される側壁34B、車両幅方向右側に配置される側壁34R、車両幅方向左側に配置される側壁34Lは、凸部26を構成する4つの側壁のうち、車両前後方向前側に配置される側壁36F、車両前後方向後側に配置される側壁36B、車両幅方向右側に配置される側壁36R、車両幅方向左側に配置される側壁36Lと互いに平行に向かい合っている。
外筒24と凸部26との間の環状の内部空間は、4枚の仕切り壁38A,38B,38C,38Dによって、車両前後方向前側に配置される前側小液位測定室40F、車両前後方向後側に配置される後側小液位測定室40B、車両幅方向右側に配置される右側小液位測定室40R、車両幅方向左側に配置される左側小液位測定室40Lの4つの小液位測定室に区画されている。
外筒24の側壁34F、側壁34B、側壁34R、及び側壁34Lの内面、凸部26の側壁36F、側壁36B、側壁36R、及び側壁36Lの外面には、一対の電極押え42が間隔を開けて形成されている。
電極押え42は、側壁から突出する第1の縦壁部42Aと、第1の縦壁部42Aの端部から他方の電極押え42に向けて延びる第2の縦壁部42Bとを備え、断面形状がL形状とされている。
外筒24の側壁34F、側壁34B、側壁34R、及び側壁34Lには、一対の電極押え42の間に、電極12,14,16,18が配置されている。
図1に示すように、凸部26には、図4に示す共通電極20が取り付けられている。共通電極20は、頂面30に載置される四角形の基部20Aと、基部20Aの各辺から下方に向けて延びて燃料に接触する4つの電極部20Bとを備えている。
図5に示すように、電極部20Bは、凸部26の側壁36F、側壁36B、側壁36R、及び側壁36Lに形成された一対の電極押え42の間に配置されている。
図1、及び図4に示すように、共通電極20の基部20Aには、中央に丸孔44が形成されている。共通電極20は、丸孔44に凸部26の円筒状のガス抜き32が挿入されることで凸部26に固定されている。
本実施形態では、電極12,14,16,18、及び共通電極20を用いて、電気的に液位(液面高さ)を測定(検出)する。より具体的には、電極12,14,16,18と共通電極20との間の静電容量を測定する。燃料タンクの燃料が減少すると、電極間の空間は、それまで燃料によって占められていたものが空気によって占められるようになるため、静電容量は減少する。したがって、静電容量の減少を検出することにより、燃料タンク内の燃料が減少したことを検出できる。電極12,14,16,18、及び共通電極20は、図示しない電気回路に接続され、検出された液位は燃料量情報として燃料タンク外へ伝達される。このように電極間の静電容量によって液位を検出する方法は従来通りである。
図2,5に示すように、外筒24の側壁34Bの下端には、第1の燃料出入口46が形成されており、側壁34Lの下端には、第2の燃料出入口48が形成されている。また、側壁34Bに面して配置された電極12の下端には、第1の燃料出入口46と対向する位置に燃料出入口50が形成されており、側壁34Lに面して配置された電極18の下端には、第2の燃料出入口48と対向する位置に燃料出入口52が形成されている。これにより、外筒24の第1の燃料出入口46及び電極12の燃料出入口50を介して後側小液位測定室40Bの内外に燃料を行き来させることができ、外筒24の第2の燃料出入口48及び電極18の燃料出入口52を介して左側小液位測定室40Lの内外に燃料を行き来させることができる。
図5に示すように、仕切り壁38Aの下端には後側小液位測定室40Bと右側小液位測定室40Rとの間で燃料を行き来可能とする第3の燃料出入口54が形成され、仕切り壁38Bの下端には右側小液位測定室40Rと前側小液位測定室40Fとの間で燃料を行き来可能とする第4の燃料出入口56が形成され、仕切り壁38Cの下端には前側小液位測定室40Fと左側小液位測定室40Lとの間で燃料を行き可能とする第5の燃料出入口58が形成されている。
凸部26の側壁36Lの下端には、第6の燃料出入口60が形成されている。また、側壁36Lに面して配置され電極部20Bには、第6の燃料出入口60と対向する位置に燃料出入口62が形成されている。これにより、凸部26の第6の燃料出入口60と電極部20Bの燃料出入口62を介して凸部26の内外に燃料を行き来させることができる。
[作用、効果]
本実施形態の液位測定装置10では、外筒24の下端に第1の燃料出入口46、第2の燃料出入口48を設け、電極12の下端に第1の燃料出入口46と対応する燃料出入口50,52を設けているので、燃料タンクに燃料が入れられると、燃料は外筒24の第1の燃料出入口46、第2の燃料出入口48、及び燃料出入口50,52を介して外筒24の内部に導入される。
外筒24の内部に導入された燃料は、第3の燃料出入口54、第4の燃料出入口56、第5の燃料出入口58、第6の燃料出入口60、及び燃料出入口62を介して外筒内部の前側小液位測定室40F、後側小液位測定室40B、右側小液位測定室40R、左側小液位測定室40L及び凸部26の内部へと導入され、タンク内の液面レベルと各液位測定室の燃料の液面レベルとが同一レベルとなる。
液面レベルは、共通電極20と、これに対向する電極12,14,16,18との間の静電容量を計測すること算出することが出来る。本実施形態では、電極12と共通電極20との間の静電容量、電極14と共通電極20との間の静電容量、電極16と共通電極20との間の静電容量、及び電極18と共通電極20との間の静電容量を用いて従来と同様に、燃料タンクが傾斜して液面が傾斜した際の液面の傾斜角度、及び液面の傾斜方向を算出することで液面補正を行うことができ、車両が傾斜した場合においても正確な液面レベルを得ることができる。
ところで、車両走行時等で液面が揺動すると電極間の静電容量が変化するため、液面レベルの測定値もばらついてしまう。しかしながら、本実施形態の液位測定装置10では、外筒24の内部を4つに仕切って液面レベルを計測する各液位測定室の面積を小さくしたため、外筒24の内部を仕切らない場合に比較して液面レベルの揺動を抑えることができ、各小液位測定室において液面レベルの測定値のばらつきを抑えることが出来る。
また、各小液位測定室で測定した液面レベルの値で平均値をとることで、さらに測定値のばらつきを抑えることが出来る。
本実施形態の液位測定装置10では、電極12,14,16,18と対向する電極を単一の共通電極20としたので、電極12,14,16,18に対して個別に対向する電極を設ける場合に比較して、電極の数を低減することができる。
本実施形態では、第6の燃料出入口60を介して凸部26の内部に燃料を導入できる。凸部26の内部へ燃料が導入されると内部の空気がガス抜き32を介してケース外へ排出され、凸部26の内部に空気が溜まることが無いので、燃料タンクに入れる燃料の容量の低減を抑えることができる。
[その他の実施形態]
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記に限定されるものでなく、上記以外にも、その主旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施可能であることは勿論である。
上記実施形態のセンサー部11では、外筒内部に4つの液位測定室が設けられていたが、本発明はこれに限らず、外筒内部は2または3つの液位測定室が設けられていても良く、5以上の液位測定室が設けられていても良い。
本発明の液位測定装置は、自動車以外の燃料タンクに用いることもでき、燃料以外の液体の液位を測定することも可能である。
10 液位測定装置
11 センサー部
12 電極
14 電極
16 電極
18 電極
20 共通電極(電極)
22 ケース(筐体)
38A 仕切り壁(区画部材)
38B 仕切り壁(区画部材)
38C 仕切り壁(区画部材)
38D 仕切り壁(区画部材)
40F 前側小液位測定室(小液位測定室)
40B 後側小液位測定室(小液位測定室)
40R 右側小液位測定室(小液位測定室)
40L 左側小液位測定室(小液位測定室)

Claims (1)

  1. 外部からの液体の出入を可能とする内部空間を有する筐体と、
    前記筐体に設けられ前記内部空間を複数の小液位測定室に区画する区画部材と、
    前記各小液位測定室に設けられる一対の電極と、を有する液位測定装置。
JP2013251331A 2013-12-04 2013-12-04 液位測定装置 Pending JP2015108550A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013251331A JP2015108550A (ja) 2013-12-04 2013-12-04 液位測定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013251331A JP2015108550A (ja) 2013-12-04 2013-12-04 液位測定装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2015108550A true JP2015108550A (ja) 2015-06-11

Family

ID=53439003

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013251331A Pending JP2015108550A (ja) 2013-12-04 2013-12-04 液位測定装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2015108550A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107725143A (zh) * 2016-08-11 2018-02-23 赛峰航空助推器股份有限公司 用于涡轮机的具有水平测量的机油箱体
JP2019078579A (ja) * 2017-10-23 2019-05-23 三菱航空機株式会社 液量算出装置および移動体の重心変更装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107725143A (zh) * 2016-08-11 2018-02-23 赛峰航空助推器股份有限公司 用于涡轮机的具有水平测量的机油箱体
JP2019078579A (ja) * 2017-10-23 2019-05-23 三菱航空機株式会社 液量算出装置および移動体の重心変更装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9383245B2 (en) Liquid level measuring device
JP2015108550A (ja) 液位測定装置
US20130104649A1 (en) Sensor device
US20150346136A1 (en) Liquid sensor
JP2014081257A (ja) センサ装置
JP5742675B2 (ja) 燃料タンク構造
JP5678944B2 (ja) 燃料タンク構造
JP4800854B2 (ja) 静電容量式傾斜角度センサ
JP2014142240A (ja) 液位測定装置
JP2017215162A (ja) ガス流路構造および流量センサ
US9678053B2 (en) Liquid sensor comprising first and second electrodes opposing each other
JP5626186B2 (ja) 燃料タンク構造
JP5786768B2 (ja) 燃料タンク構造
JP2018069589A (ja) 液体吐出装置及びカートリッジ
JP2014092453A (ja) センサ装置
JP2012220220A (ja) 液位検出装置
JP4131162B2 (ja) オイル検出装置
US11485145B2 (en) Physical quantity detection device and printing apparatus
JP5609756B2 (ja) 液位検出装置
JP5742475B2 (ja) 燃料タンク構造
JP5708439B2 (ja) 燃料タンク構造及びタンク内燃料物理量検出方法
JP2013116673A (ja) 燃料タンク構造
US20210094309A1 (en) Physical quantity detection device and printing apparatus
JP2014190860A (ja) 液位検出装置
JP2007240262A (ja) 液面レベルセンサ