JP4131162B2 - オイル検出装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はオイル検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、内燃機関(以下、エンジンという)に供給するオイルを収容する容器に取付けられ、その容器内オイルの劣化程度や残量を検出するオイル検出装置が知られている。
図5は、容器内オイルの劣化程度を検出する劣化検出手段と容器内オイルの残量を検出する残量検出手段とを一体に備える従来のオイル検出装置100を示している。このオイル検出装置100では、容器内オイルに接触する劣化検出手段の劣化感知部110及び残量検出手段の残量感知部120の双方について、容器内オイルの油面に対し概ね垂直な方向に長手となるように配置している。尚、図5においてSは容器内オイルの油面を示している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記オイル検出装置100において劣化検出手段によるオイルの劣化程度の検出精度を高めるには、劣化感知部110をその長手方向に延長する等してオイルとの接触面積を拡大させる必要がある。しかし、車両に搭載されるオイルパンの如き容器102は設置スペースの高さ制限により扁平状に形成されることが多く、その場合、劣化感知部110の長手方向の長さを充分に確保することができない。
本発明は、上記問題に鑑みて創作されたものであって、その目的は、劣化検出手段及び残量検出手段を一体に備えるオイル検出装置において劣化検出手段によるオイルの劣化程度の検出精度を向上することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に記載のオイル検出装置によると、劣化検出手段において容器内オイルに接触する劣化感知部は、容器内オイルの油面に対し概ね平行な方向に長手となっている。これにより、取付対象たる容器の形状に依ることなく劣化感知部をその長手方向に延長してオイルとの接触面積を増大することができる。したがって、劣化感知部に接触させたオイルの劣化程度を検出する劣化検出手段について、その検出精度を向上することができる。しかも請求項1に記載のオイル検出装置によると、劣化検出手段と一体の残量検出手段において容器内オイルに接触する残量感知部は、容器内オイルの油面に対し交差する方向に長手となっている。したがって、残量感知部に接触させたオイルの残量を残量検出手段により確実に検出できる。
【0005】
また、本発明の請求項に記載のオイル検出装置によると、残量感知部は容器内オイルの油面に対し概ね垂直な方向に長手となっている。これにより、容器内オイルの油面高さに基づいてオイル残量を高精度に検出することができる。
【0006】
車両用エンジンに供給するオイルを収容するためのオイルパンの如き容器は、一般に車両の底部に搭載される。図5に示す従来のオイル検出装置100は容器102の底壁部103に取付けられるため、容器102が車両の底部に搭載されている場合、路面上の障害物が容器102の底部に衝突したときにオイル検出装置100がその取付部位において破損し易い。このようなオイル検出装置100の破損は、オイル漏れを生じさせてエンジン内部における潤滑性の低下を招き、エンジンを損傷させるおそれがある。
これに対し本発明の請求項に記載のオイル検出装置は、車両の底部に搭載された容器の側壁部に取付けられるので、路面上の障害物に衝突し難くなり、破損を防止される。
【0007】
さらに、本発明の請求項に記載のオイル検出装置によると、劣化感知部は容器の側壁部に固定され、残量感知部は劣化感知部の前記側壁部とは反対側に配置される。これにより、あるオイル残量に応じた油面高さに対して残量感知部の長手方向の相対位置関係を保ちつつ劣化感知部を長手方向に延長することが容易に実現できる。そのため、劣化感知部の設計変更による残量感知部の設計変更を最小限に抑えることができる。
【0008】
本発明の請求項に記載のオイル検出装置によると、残量検出手段は、容器の側壁部に固定されて劣化感知部の内周側を貫通し前記側壁部とは反対側の端部に残量感知部が固定される固定部を有する。この固定部は、少なくとも残量感知部の支持強度を確保可能な大きさに形成されればよく、小型化し易い。そのような固定部の小型化によって得られるスペースに向かって劣化感知部を拡大することで劣化感知部とオイルとの接触面積を増大できるので、オイルの劣化程度についてより高精度な検出が可能となる。
【0009】
本発明の請求項に記載のオイル検出装置によると、劣化検出手段及び残量検出手段は、劣化感知部及び残量感知部の各々により感知される物理量に基づいて容器内オイルの劣化程度及び残量を算出する回路部を共通に有するので、装置の小型化を図ることができる。しかもその回路部は、車両の底部に搭載された容器の側壁部の外側に配置されるので、容器内オイルの熱による誤動作乃至は故障と路面上の障害物による破損とが防止される。
【0010】
本発明の請求項に記載のオイル検出装置によると、残量感知部は装置の他の構成要素に対し着脱可能である。これにより、残量感知部を容器の深さに応じた長さのものに取替えることができるので、容器の形状に依らない高い汎用性を実現できる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を示す一実施例を図面に基づいて説明する。
本発明の一実施例によるオイル検出装置を図1〜図3に示す。オイル検出装置10は、容器としてのオイルパン2に収容されたオイル(以下、パン内オイルともいう)の劣化程度及び残量を検出する。
【0012】
オイル検出装置10の適用されるオイルパン2は矩形箱状に形成されている。オイルパン2は車両の底部に搭載され、底壁部4を路面に対向させている。オイルパン2は、車両のエンジンに供給する潤滑用のオイルを内部に収容する。尚、図1及び図2においてSは、パン内オイルの油面を示している。このようなオイルパン2において底壁部4の縁部から路面とは反対側に延びる一側壁部6にオイル検出装置10が取付けられている。
オイル検出装置10は、劣化感知部12、固定部20、残量感知部30、制御部40を有している。
【0013】
劣化感知部12は一端部13をオイルパン2の側壁部6に固定され、オイルパン2の内側に向かって油面Sに対し概ね平行に延伸している。これにより劣化感知部12は、油面Sに対し概ね平行な方向に長手となっている。
【0014】
劣化感知部12の電極14a,14b,14c,14d及び保持体15はそれぞれ、油面Sに概ね平行な方向に長手となる円筒状に形成されている。図2〜図4に示すように電極14a,14b,14c,14dは保持体15の内周側に同心上に保持され、互いに断面円環状の隙間16をあけている。最外周の電極14dと保持体15との間、並びに最内周の電極14aと固定部20との間には隙間16よりも大きな空間17,18がそれぞれ形成されている。さらに各電極14a,14b,14c,14dは径方向に貫通する複数のスリット19を備えており、各電極間の隙間16にオイルが流入し易くなっている。このような各電極14a,14b,14c,14dは、隙間16及び空間17,18のいずれかに流入したパン内オイルに接触可能である。最内周の電極14aとその電極14aから一つおいて外周側の電極14cとは、パン内オイルの水素イオン指数(pH)に拘わらず電位がほぼ一定の基準電極を構成している。また、最外周の電極14dとその電極14dから一つおいて内周側の電極14bとは、オイルのpHにより電位が変化する作用電極を構成している。各電極14a,14b,14c,14dは制御部40の制御回路44に電気的に接続されている。
【0015】
図2及び図3に示すように固定部20は制御部44のケース42と一体に形成され、細長のロッド状を呈している。固定部20はケース42を介してオイルパン2の側壁部6に一端部21を固定され、劣化感知部12の内周側を同軸上に貫通するように配置されている。固定部20には、残量感知部30と制御部40とを電気的に接続する配線24が通されている。
【0016】
残量感知部30は固定部20の側壁部6とは反対側の端部22に一端部31を固定され、オイルパン2内を底壁部4とは反対側に向かって油面Sに対し概ね垂直に延伸している。これにより、残量感知部30は固定部20とL字をなすようにして劣化感知部12の側壁部6とは反対側に配置され、油面Sに対し概ね垂直な方向に長手となっている。本実施例の残量感知部30は固定部20に対して着脱可能である。
【0017】
残量感知部30の基板34は、油面Sに概ね垂直な方向に長手となる矩形平板状に形成されている。基板34の表面上にはその長手方向の一端部から他端部に亘って延びるようにしてヒータパターン36が設けられている。ヒータパターン36は固定部20内の配線24を介して制御部40の制御回路44に電気的に接続されている。残量感知部30においてカバー37は油面Sに概ね垂直な方向に長手となる円筒状に形成され、固定部20の端部22と共同して基板34の外周側全体を覆っている。カバー37の下端部にはその内外を連通するオイル孔38が設けられている。基板34上のヒータパターン36は、オイル孔38からカバー37内に流入したパン内オイルに接触可能である。カバー37の上端部にはその内外を連通する空気孔39が設けられており、カバー37内に流入したオイルの油面高さがカバー37外のオイルの油面高さとほぼ一致するようになっている。本実施例ではさらに、オイルの流れを絞るオリフィスとしてオイル孔38を機能させており、車両の揺れ等よってカバー37外のオイルの油面高さが瞬間的に変動してもカバー37内のオイルの油面高さが変動し難くなっている。
【0018】
制御部40はオイルパン2の側壁部6に固定され、側壁部6の外側に配置されている。制御部40はケース42を有し、そのケース42内に回路部としての制御回路44を収容固定している。制御回路44には、ケース42のコネクタ46に埋設されたターミナル48を通じて電力が供給される。
【0019】
制御回路44は、劣化感知部12の劣化感知体たる電極14a〜14dが感知した電位に基づいて、パン内オイルの劣化程度を表すpHを算出する。具体的に制御回路44は入力抵抗の大きな電位差計(図示しない)を備え、基準電極14a,14cと作用電極14b,14dとの間の電位差(以下、単に電極間電位差という)を計測する。パン内オイルが劣化すると、オイル中に水素イオンが増加して電極間電位差が大きくなる。オイルのpHと電極間電位差との相関関係は予め測定されて制御回路44のメモリ(図示しない)に記憶されており、制御回路44はその相関関係と電位差計で計測された電極間電位差とからオイルのpHを算出する。以上により、パン内オイルのpHすなわち劣化程度が検出される。
【0020】
また、制御回路44は、残量感知部30の残量感知体たるヒータパターン36が感知した放熱量に基づいてパン内オイルの残量を算出する。具体的に制御回路44は、ヒータパターン36の温度が一定となるようにヒータパターン36に供給する電流を制御する。この制御状態でパン内オイルの残量が減少すると、ヒータパターン36において空気に晒される部分が拡大する。ヒータパターン36からオイルへの放熱量はヒータパターン36から空気への放熱量よりも大きいため、オイルの残量が少なくなるほどヒータパターン36から熱が逃げ難くなる。そのため、ヒータパターン36の温度を保持するためにヒータパターン36に補給すべき電流量はオイル残量の減少に伴って小さくなる。オイルの残量とヒータパターン36への補給電流量との相関関係は予め測定されて制御回路44のメモリに記憶されており、制御回路44はその相関関係とヒータパターン36への補給電流量とからオイルの残量を算出する。以上により、パン内オイルの残量が検出される。
【0021】
このように本実施例では、劣化感知部12と制御部40とにより劣化検出手段を構成し、残量感知部30と固定部20と制御部40とにより残量検出手段を構成することで、それら劣化検出手段及び残量検出手段を一纏めにしてオイルパン2の側壁部6に取付可能にしている。
【0022】
以上説明したオイル検出装置10において劣化感知部12の内周側には、残量感知部30を固定する固定部20が配置されるものの、図5に示す従来のオイル検出装置100とは異なり残量感知部30が配置されていない。固定部20は、残量感知部30の支持強度と配線24の通過スペースとを確保可能な大きさであればよく、感知感度の向上を理由に大型化される残量感知部30とは逆に、小型化が可能である。オイル検出装置10では、その固定部20の小型化によって得られるスペースを利用することにより複数の電極14a〜14dの配設が可能となっている。しかもオイル検出装置10では、劣化感知部12の長手方向がパン内オイルの油面Sに対し概ね平行な方向に設定されているので、各電極14a〜14dの長手方向の長さをオイルパン2の形状に応じて可及的に長く設定できる。このように劣化感知部12に複数の電極14a〜14dを設け、さらに各電極14a〜14dを長手方向に延長することで、各電極14a〜14dとオイルとの接触面積を増大できる。したがって、各電極14a〜14dによる電位の感知感度を高めてオイルの劣化程度の検出精度を向上することができる。
【0023】
また、オイル検出装置10では、残量感知部30の長手方向がパン内オイルの油面Sに対し概ね垂直な方向に設定されているので、オイル残量を油面Sの高さに基づいて確実に且つ高精度に検出できる。さらに残量感知部30は、劣化感知部12の内周側を貫通する固定部20によりオイルパン2の側壁部6に固定されて、劣化感知部12の側壁部6とは反対側に配置されている。それにより、あるオイル残量に応じた油面Sの高さに対して基板上ヒータパターン36の長手方向の相対位置関係を保ちつつ各電極14a〜14dを長手方向に延長することが簡単にできる。そのため、劣化感知部12の設計変更に伴う残量感知部30の設計変更を最小限に留めることができる。加えて残量感知部30は固定部20に対して着脱可能であるので、残量感知部30をオイルパン2の深さに応じた長さのものに取替えることで、各種形状のオイルパン2への装置10の適用が可能となる。
【0024】
さらにまた、オイル検出装置10は車両の底部に搭載されたオイルパン2の側壁部6に取付けられているので、オイルパン2の底壁部4に路面上の障害物が衝突しても取付部位での破損を免れられる。そのため、装置10の破損によるオイル漏れが生じ難くなり、エンジン内部における潤滑性の低下が防止される。またさらにオイル検出装置10では、パン内オイルの劣化程度及び残量を算出する制御部40の制御回路44がオイルパン2の側壁部6の外側に配置されている。それにより、路面上の障害物によって制御回路44が破損することを防止しつつ、パン内オイルの熱によって制御回路44が誤動作乃至は故障することを防止できる。またそれにより、制御回路44をオイルパン2の底壁部4の外側やオイルパン2の内側に配置する場合に比べ、オイルパン2の容積を大きく確保できる。
【0025】
尚、上述の実施例において残量感知部30は固定部20に対して着脱可能となっているが、残量感知部30をオイル検出装置10の他の構成要素に対して着脱不能としてもよい。この場合、容器としてのオイルパン2の側壁部6にオイル検出装置10を取付ける位置についてオイルパン2の深さに応じ油面Sに垂直な方向へ変化させることで、各種形状のオイルパン2に装置10を適用することが可能となる。また、上述の実施例において残量感知部30は、オイルパン2内のオイルの油面Sに対し概ね垂直な方向に長手となっているが、残量感知部30の長手方向は油面Sに対し交差する方向であれば垂直でなくてもよい。さらに上述の実施例において残量感知部30は、固定部20とL字をなすように劣化感知部12の反側壁部側に配置されている。これに対し、残量感知部30を固定部20とT字乃至は十字をなすように配置してもよく、またその配置形態に応じて残量感知部30を劣化感知部12に交差させるようにしてもよい。
【0026】
さらに上述の実施例では、劣化感知部12と制御部40とからなる劣化検出手段について、劣化感知体としての電極14a〜14dを用いた電位差測定法によりオイルの劣化程度を検出するように構成している。これに対し、例えば適宜な劣化感知体を利用した吸光度測定法、透光率測定法、又はインピーダンス測定法等の公知方法によりオイルの劣化程度を検出する劣化検出手段を採用してもよい。尚、電位差測定法を利用する上述の実施例では、最内周の電極14aとその電極14aから一つおいて外周側の電極14cとで基準電極を構成し、最外周の電極14dとその電極14dから一つおいて内周側の電極14bで作用電極を構成した。これに対し、最外周の電極14dとその電極14dから一つおいて内周側の電極14bで基準電極を構成し、最内周の電極14aとその電極14aから一つおいて外周側の電極14cとで比較電極を構成するようにしてもよい。
【0027】
さらに上述の実施例では、残量感知部30と固定部20と制御部40とからなる残量検出手段について、残量感知体としてのヒータパターン36を利用してオイル残量を検出するように構成している。これに対し、例えば残量感知体としての二つの電極間にオイルを流入させ、それら二つの電極間の静電容量に基づいてオイル残量を検出する残量検出手段を採用してもよい。
【0028】
さらに上述の実施例では、回路部として劣化検出手段及び残量検出手段に共通の制御回路44を採用しオイル検出装置10の小型化を図っているが、劣化検出手段及び残量検出手段にそれぞれ個別の回路部を設けるようにしてもよい。
【0029】
加えて上述の実施例では、車両の底部に搭載された容器としてのオイルパン2にオイル検出装置10を取付けているが、オイル検出装置の取付対象である容器は車両の底部以外の部位に搭載されるものであってもよい。また、オイル検出装置を容器に取付ける箇所については、上述の実施例のような容器の側壁部以外にも、容器の底壁部や天壁部であってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるオイル検出装置のオイルパンへの取付状態を示す模式図である。
【図2】本発明の一実施例によるオイル検出装置を示す一部切り欠き正面図である。
【図3】本発明の一実施例によるオイル検出装置を示す一部切り欠き平面図である。
【図4】本発明の一実施例によるオイル検出装置の要部を拡大して示す断面図である。
【図5】従来のオイル検出装置の容器への取付状態を示す模式図である。
【符号の説明】
2 オイルパン(容器)
6 側壁部
10 オイル検出装置
12 劣化感知部(劣化検出手段)
14a,14b,14c,14d 電極
15 保持体
20 固定部(残量検出手段)
24 配線
30 残量感知部(残量検出手段)
34 基板
36 ヒータパターン
37 カバー
40 制御部(劣化検出手段、残量検出手段)
42 ケース
44 制御回路(回路部)
S 油面

Claims (4)

  1. 内燃機関に供給するオイルを収容し車両の底部に搭載される容器の側壁部に取付けられ、その容器内オイルについての劣化検出手段及び残量検出手段を一体に備えるオイル検出装置であって、
    前記劣化検出手段は、前記容器内オイルの油面に対し概ね平行な方向に長手となる劣化感知部を有し、その劣化感知部に接触する前記容器内オイルの劣化程度を検出し、
    前記残量検出手段は、前記容器内オイルの油面に対し交差する方向に長手となる残量感知部を有し、その残量感知部に接触する前記容器内オイルの残量を検出し、
    前記劣化感知部は前記容器の側壁部に固定され、
    前記残量感知部は、前記容器内オイルの油面に対し概ね垂直な方向に長手となるように前記劣化感知部の前記側壁部とは反対側に配置されること
    を特徴とするオイル検出装置。
  2. 前記残量検出手段は、前記側壁部に固定されて前記劣化感知部の内周側を貫通し前記側壁部とは反対側の端部に前記残量感知部が固定される固定部を有することを特徴とする請求項1に記載のオイル検出装置。
  3. 前記劣化検出手段及び前記残量検出手段は、前記劣化感知部及び前記残量感知部の各々により感知される物理量に基づいて前記容器内オイルの劣化程度及び残量を算出する回路部を共通に有し、その回路部は前記側壁部の外側に配置されることを特徴とする請求項1又は2に記載のオイル検出装置。
  4. 前記残量感知部は前記オイル検出装置の他の構成要素に対し着脱可能であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のオイル検出装置。
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