JP2015105974A - 撮像装置及びその制御方法、プログラム、記憶媒体 - Google Patents

撮像装置及びその制御方法、プログラム、記憶媒体 Download PDF

Info

Publication number
JP2015105974A
JP2015105974A JP2013246675A JP2013246675A JP2015105974A JP 2015105974 A JP2015105974 A JP 2015105974A JP 2013246675 A JP2013246675 A JP 2013246675A JP 2013246675 A JP2013246675 A JP 2013246675A JP 2015105974 A JP2015105974 A JP 2015105974A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
image moving
moving means
unit
moving unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013246675A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6261302B2 (ja
Inventor
進洋 柴田
Nobuhiro Shibata
進洋 柴田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2013246675A priority Critical patent/JP6261302B2/ja
Publication of JP2015105974A publication Critical patent/JP2015105974A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6261302B2 publication Critical patent/JP6261302B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Adjustment Of Camera Lenses (AREA)
  • Studio Devices (AREA)

Abstract

【課題】像振れ補正装置を備える撮像装置において、露光中の像振れ補正範囲を拡大できるようにする。【解決手段】被写体像を光電変換する撮像素子と、被写体像と撮像素子との相対位置を、撮像素子の結像面内で移動させる第1の像移動部と、被写体像と撮像素子との相対位置を、撮像素子の結像面内で移動させる第2の像移動部と、撮像装置の振れを検出する振れ検出部と、振れ検出部により検出された撮像装置の振れに基づいて、撮像装置の振れに起因する被写体像の振れを補正するように第1の像移動部と第2の像移動部とを制御する制御部とを備え、制御部は、第1の像移動部と第2の像移動部のそれぞれの位置に応じて、第1の像移動部と第2の像移動部のうちの一方の像移動部を駆動させ、かつもう一方の像移動部を停止させ、駆動されている一方の像移動部が所定の範囲外の位置になった場合に、一方の像移動部を停止させ、駆動されていないもう一方の像移動部を駆動させる。【選択図】 図6

Description

本発明は、カメラ、ビデオカメラ等の撮像装置における像振れ補正技術に関するものである。
近年のカメラ、ビデオカメラ等の撮像装置は、像振れ補正機能を備えることが一般的になってきている。特に、特許文献1のように撮影光学系内の補正レンズを光軸に垂直な方向に移動させることにより像振れ補正制御を行う方式が多く採用されている。また特許文献2のように単一の補正レンズだけでなく、複数の補正レンズを用いて像振れ補正制御を行うものもある。
特開平8−62541号公報 特開2001−249276号公報
ところで、従来の像振れ補正制御では、露光時と露光時以外で像振れ補正のターゲットとなる周波数を切り換えている場合がある。露光時以外は一般的な手振れ周波数である5Hz前後をターゲットとして補正しており、見た目重視の像振れ補正を行っている。ここで見た目重視の像振れ補正とは、手振れ周波数帯域をターゲットとして、その帯域において最も抑振性能が良くなるように制御を行うことであり、補正レンズが駆動限界に到達するケースが少なくなるため、見た目に違和感がない制御となる。
一方、露光時には一般的な手振れ周波数とは別に、体ブレ周波数である1Hz前後まで含めてターゲットとして補正している。1Hz前後の低域周波数までもターゲットとすると、特に低域に対する補正レンズの像振れ補正範囲が広くなるため、比較的短い時間で補正限界に到達する恐れがある。特に露光時間が長いときは、補正レンズが駆動端付近に接近して見た目が悪くなり、かつ著しく像振れ補正性能が落ちる課題があった。
本発明は上述した課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、像振れ補正装置を備える撮像装置において、露光中の像振れ補正範囲を拡大できるようにすることである。
本発明に係わる撮像装置は、被写体像を光電変換する撮像素子と、前記被写体像と前記撮像素子との相対位置を、前記撮像素子の結像面内で移動させる第1の像移動手段と、前記被写体像と前記撮像素子との相対位置を、前記撮像素子の結像面内で移動させる第2の像移動手段と、撮像装置の振れを検出する振れ検出手段と、前記振れ検出手段により検出された前記撮像装置の振れに基づいて、前記撮像装置の振れに起因する前記被写体像の振れを補正するように前記第1の像移動手段と前記第2の像移動手段とを制御する制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記第1の像移動手段と前記第2の像移動手段のそれぞれの位置に応じて、前記第1の像移動手段と前記第2の像移動手段のうちの一方の像移動手段を駆動させ、かつもう一方の像移動手段を停止させ、駆動されている前記一方の像移動手段が所定の範囲外の位置になった場合に、前記一方の像移動手段を停止させ、駆動されていない前記もう一方の像移動手段を駆動させることを特徴とする。
本発明によれば、像振れ補正装置を備える撮像装置において、露光中の像振れ補正範囲を拡大することが可能となる。
撮像装置の鏡筒の部品構成を示す分解斜視図。 第1および第2の像移動ユニットの分解斜視図。 撮像装置の構成を示すブロック図。 像振れ補正制御に関するブロック図。 従来の像振れ補正制御で露光時と露光時以外で制御を変えている例を示す図。 第1の像移動ユニットと第2の像移動ユニットが露光開始前までは同時に駆動しており、露光開始以降ではどちらか一方のみ駆動している状態を示す図。 第1の実施形態における像振れ補正動作を示すフローチャート。 第1の実施形態における像振れ補正動作を示すフローチャート。 第1の実施形態における像振れ補正動作を示すフローチャート。 第2の実施形態における像振れ補正動作を示すフローチャート。 第2の実施形態における像振れ補正動作を示すフローチャート。
以下、本発明の実施形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は本発明の第1の実施形態に係わる撮像装置の鏡筒の部品構成を示す分解斜視図である。
図1において、101は撮像素子であり、各レンズ群を通ってきた光学像(被写体像)を光電変換する。102はフォーカスユニットであり、ピント調整を行うレンズを含む。103はステッピングモータであり、フォーカスユニット102の駆動を行う。104はカム筒、105は固定筒であり、固定筒105はカム筒104を回転可能に軸支する。
108は変倍を行うズームレンズである。本実施形態の光学系ではカム筒104を操作することにより、撮影光学系の倍率を所望の値に変更することができる。カム筒104の操作は、ユーザーによる手動操作でもよいし、DCモータなどのカム筒104の回転のための専用モータを設けてもよい。106は第1の像移動ユニットであり、その詳細は後述する。107は第2の像移動ユニットであり、その詳細は後述する。
図2は第1および第2の像移動ユニットの分解斜視図である。図2において、111はシフトレンズであり、光軸を偏心させることで撮像素子101の結像面内での被写体像の相対位置を変位させ、撮像装置の振れに起因する像振れの補正を行う。112は磁石、115はコイルであり、公知のボイスコイルモータを構成して、可動部114を駆動させる。117は第2の像移動ユニット107の固定地板であり、円筒形状に形成される固定部材である。113は付勢ばねであり、固定地板117が有しているばねかけ部により係止され、可動部114を固定地板117に近づく方向に付勢する。116は転動ボールであり、光軸と直交する固定地板117の面上を転がって、可動部114を光軸と直交する方向に移動可能に支持する。第1の像移動ユニット106についても第2の像移動ユニット107と同様の構成であるため説明を省略する。
図3は、本発明の第1の実施形態に係わる撮像装置の構成を示すブロック図である。図3において、301はズームユニットであり、カム筒104と固定筒105とズームレンズ108より構成される。302はズーム駆動制御部であり、ズームユニット301の駆動を制御する。
106、107はそれぞれ第1の像移動ユニット、第2の像移動ユニットである。303は像振れ補正制御部であり、第1の像移動ユニット106と第2の像移動ユニット107を制御する。
304は絞り・シャッタユニットである。305は絞り・シャッタ駆動制御部であり、絞り・シャッタユニット304の駆動を制御する。102はフォーカスユニットである。306はフォーカス駆動制御部であり、フォーカスユニット102の駆動を制御する。
101は撮像素子である。307は撮像信号処理部であり、撮像素子101から出力された電気信号を映像信号に変換処理する。308はシステム全体を制御する制御部であり、内部のCPU(中央演算処理装置)がプログラムを解釈して実行することで各種の処理を行う。
309は振れ検出部であり、撮像装置に加わる振れ量を検出する。310は記憶部であり、第1及び第2の像移動ユニット106,107のパラメータなどの様々なデータを記憶する。311は操作部であり、撮像装置の操作を行うユーザインタフェースである。312は電源部であり、システム全体に用途に応じて電源を供給する。313は表示部であり、撮像信号処理部307により得られた画像の表示制御を行う。
図4は本発明の第1の実施形態における像振れ補正制御に関するブロック図である。図4において、309は振れ検出部であり、撮像装置に与えられた振れを検出する。311は操作部であり、露光開始等を撮像装置に指示する。401はHPF(複数のフィルタの1つ)であり、振れ検出部309が検出した振れ周波数の中のオフセット成分を除去、即ち高域成分を抽出している。402は位相補償フィルタ(高域パス)であり、HPF401によりずれた位相を調整している。
位相補償フィルタ(高域パス)402により、ターゲットとした周波数に対してより低域の周波数までも像振れ補正することが可能となるが、その反面像移動ユニットの像振れ補正を行う範囲は広がる傾向となる。403と406は積分部1(高域パス)と積分部2(高域パス)であり、振れ角速度を振れ角度に変換している。これにより振れ角度をキャンセルするための目標位置を算出することができる。405はブレーキ部(高域パス)であり、振れ角速度が像振れ補正可能な範囲を超えて極めて大きいときは振れ角度をクランプする処理を行っている。
404は目標値切り換え部(高域パス)であり、操作部311からの信号に応じて、ターゲット周波数付近の目標値を算出する系統と、ターゲット周波数及びより低域まで含めた目標値を算出する系統とを切り換えている。
410はLPF(複数のフィルタの1つ)であり、振れ検出部309が検出した振れ周波数の中の低周波成分を抽出している。411は位相補償フィルタ(低域パス)であり、LPF410によりずれた位相を調整している。位相補償フィルタ(低域パス)411により、ターゲットとした周波数に対してより低域の周波数までも像振れ補正することが可能となるが、その反面像移動ユニットの像振れ補正を行う範囲は広がる傾向となる。
412と415は積分部1(低域パス)と積分部2(低域パス)であり、振れ角速度を振れ角度に変換している。これにより振れ角度をキャンセルするための目標位置を算出することができる。414はブレーキ部(低域パス)であり、振れ角速度が像振れ補正可能な範囲を超えて極めて大きいときは振れ角度をクランプする処理を行っている。
413は目標値切り換え部(低域パス)であり、操作部311からの信号に応じて、ターゲット周波数付近の目標値を算出する系統と、ターゲット周波数及びより低域まで含めた目標値を算出する系統とを切り換えている。
407と416は駆動ゲイン変更部1と駆動ゲイン変更部2であり、目標位置が駆動範囲の端にある場合には目標位置に所定の重み付けを行い、それ以上目標位置を端に近づけないようにしている。
また例として、第1の像移動ユニット106が駆動されており、かつ第2の像移動ユニット107が停止しているとき、駆動ゲインはそれぞれ100%と0%である。一方、駆動を切り換える、即ち第1の像移動ユニット106を停止させ、第2の像移動ユニット107を駆動させる場合は駆動ゲインをそれぞれ0%と100%に変更する。
409と418は現在位置検出部1と現在位置検出部2であり、それぞれの像移動ユニットの現在位置を検出している。408と417は駆動出力部1と駆動出力部2であり、ぞれぞれの目標位置と現在位置との偏差を算出し偏差がゼロに収束するように帰還制御を行っている。419は駆動ゲイン変更タイミング判定部であり、操作部311からの信号、それぞれの像移動ユニットの現在位置から像移動ユニットの駆動と停止の切り換えを行う。
図5は従来の像振れ補正制御で露光時と露光時以外で制御を変えている例である。従来の像振れ補正制御は、本実施形態における第1の像移動ユニットのみを備えている。
図5(a)は、従来の像振れ補正制御のブロック図であり、図4から第1の像移動ユニットの制御部分だけを抜きとったものとほぼ同じである。図5(b)は、Y軸をレンズ位置、Z軸を時間とした波形である。
露光開始前までは、HPF401を通過した後、ブレーキ部405と積分部2(406)を通るルートである。このルートでは像移動ユニットが駆動限界に到達するケースが少なくなり、見た目重視の像振れ補正を行うことができる。実際、図5(b)の点線の軌跡がこのことを表現している
露光開始時には、位相補償フィルタ402を通過した後、積分部1(403)を通るルートに切り換わる。このルートではターゲット周波数である一般的な手振れだけでなく、体ブレ周波数であるより低域周波数までも十分に像振れ補正を行うことができる。しかし、より低域周波数までも十分に像振れ補正しようとすると、像移動ユニットが像振れ補正を行う範囲が広大になり、比較的短い時間で補正限界に到達することがある。実際、図5(b)の実線の軌跡がこのことを表現している。
図6は、本実施形態の動作を示しており、第1の像移動ユニット106と第2の像移動ユニットが露光開始前(露光直前)までは両方が同時に駆動されており、露光開始以降の露光の途中ではどちらか一方のみが駆動されている例を示す。
図6(a)のY軸は第1の像移動ユニット106のレンズ位置、Z軸は時間である。図6(b)のY軸は第2の像移動ユニット107のレンズ位置、Z軸は時間である。露光開始前までは、第1の像移動ユニット106は図4において、HPF401を通過した後、ブレーキ部405と積分部2(406)を通るルートで制御される。第2の像移動ユニット107は図4において、LPF410を通過した後、ブレーキ部414と積分部2(415)を通るルートで制御される。
露光開始時には、第1の像移動ユニット106は図4において、位相補償フィルタ402を通過した後、積分部1(403)を通るルートの制御に切り換わる。第2の像移動ユニット107はその場で停止する。
露光中の第1の像移動ユニット106は、低域周波数まで十分に像振れ補正する特性に切り換わるため、補正限界まで近づきやすくなる。補正限界が近づいてきたら、第2の像移動ユニット107への切り換えを行う。このとき第2の像移動ユニット107は図4において、位相補償フィルタ411を経過した後、積分部2(415)を通るルートの制御に切り換わっている。第1の像移動ユニット106はその場で停止する。
以下、図4、図6〜図9を参照して第1の実施形態の動作について説明する。
図7は駆動切り換えを伴う像振れ補正制御のフローチャートである。以下では、高域パスの出力を第1の像移動ユニット106に、低域パスの出力を第2の像移動ユニット107に対応させて説明を行う。しかし、高域パスの出力を第2の像移動ユニット107に、低域パスの出力を第1の像移動ユニット106に対応させた場合は第1の像移動ユニットと第2の像移動ユニットを置き換えればよいだけである。
ステップS701で、像振れ補正制御を開始すると、ステップS702では、振れ検出部309から振れ角速度ωを取得する。ステップS703では、振れ角速度ωのコピーを作成する。ステップS704では、振れ角速度ωにHPF(ハイパスフィルタ)を掛けて高周波成分であるω_Hを抽出する。ステップS705では、高周波成分を抽出して得られた振れ角速度ω_Hのコピーを作成する。
ステップS706では、振れ角速度ω_Hに位相補償フィルタを掛けて、ターゲットとした周波数に対してより低域の周波数までも位相を補償したω_H_Pを抽出する。ステップS707では、振れ角速度ω_H_Pを積分して目標角度Θ_H_Pを算出する。実際は目標角度に固定定数を乗算することにより目標位置となるが、ここでは便宜上そのままΘ_H_Pを目標位置として置き換えることにする。
ステップS708では、振れ角速度ω_Hのコピーと所定速度1を比較する。振れ角速度ω_Hが所定速度1より速い場合には、ステップS709で振れ角速度ω_Hを所定速度1でクランプする。ω_Hが所定速度1以下の場合にはクランプはしない。
ステップS710では、振れ角速度ω_Hのコピーを積分して目標角度Θ_Hを算出する。実際は目標角度に固定定数を乗算することにより目標位置となるが、ここでは便宜上そのままΘ_Hを目標位置として置き換えることにする。
ステップS711では、第1の像移動ユニット106の現在位置P1を取得する。ステップS712では、振れ角速度ωのコピーにLPF(ローパスフィルタ)を掛けて低周波成分であるω_Lを抽出する。ステップS713は、低周波成分を抽出して得られた振れ角速度ω_Lのコピーを作成する。
ステップS714では、振れ角速度ω_Lに位相補償フィルタを掛けて、ターゲットとした周波数に対してより低域の周波数までも位相を補償したω_L_Pを抽出する。ステップS715では、振れ角速度ω_L_Pを積分して目標角度Θ_L_Pを算出する。実際は目標角度に固定定数を乗算することにより目標位置となるが、ここでは便宜上そのままΘ_L_Pを目標位置として置き換えることにする。
ステップS716では、振れ角速度ω_Lのコピーと所定速度2を比較する。振れ角速度ω_Lが所定速度2より速い場合には、ステップS717で振れ角速度ω_Lを所定速度2でクランプする。ω_Lが所定速度1以下の場合にはクランプはしない。ステップS718では、振れ角速度ω_Lのコピーを積分して目標角度Θ_Lを算出する。実際は目標角度に固定定数を乗算することにより目標位置となるが、ここでは便宜上そのままΘ_Lを目標位置として置き換えることにする。
ステップS719では、第2の像移動ユニット107の現在位置P2を取得する。ステップS720では、SW2の状態、即ち露光開始か否かを判定する。露光が始まらない場合は、見た目重視の像振れ補正を行うために、位相補償フィルタを掛けない。また大きな角速度に対してはクランプしたΘ_H、Θ_Lを目標角度とする。
ステップS721では、現在位置P1と目標位置Θ_Hの差分である偏差D1を算出する。ステップS722では、現在位置P2と目標位置Θ_Lの差分である偏差D2を算出する。ステップS723で偏差D1を電圧に変換して駆動出力する。ステップS724で偏差D2を電圧に変換して駆動出力する。ステップS725では、第2の像移動ユニット駆動フラグをOFFにする。
ステップS720でSW2が押下された状態、即ち露光が始まっている場合はターゲットとした周波数に対してより低域の周波数までも像振れ補正を行う。ステップS726は、現在位置に応じて一方のレンズを停止、もう一方のレンズを特性変更して駆動する処理である。
詳細は図8を用いて説明する。ステップS801で、処理が開始される。ステップS802では、それぞれの現在位置が所定範囲内であるか否かを判定する。共に所定範囲内であるときは、ステップS803でそれぞれの現在位置に対して、中心に近い方を判定する。
第1の像移動ユニット106の方が中心に近い場合は、ステップS804で現在位置P1と目標位置Θ_H_Pの差分である偏差D1’を算出する。ステップS805では、第2の像移動ユニットの駆動ゲインを0%に変更する。ステップS806では、偏差D1’を電圧に変換して駆動出力する。
ステップS807では、第2の移動ユニット107の駆動ゲインを電圧に変換して駆動出力する。第2の像移動ユニット107の駆動ゲインは0%であるため、即ちその場で停止することになる。ステップS808では、第2の像移動ユニット駆動フラグをOFFにする。
ステップS803で第2の像移動ユニット107の方が中心に近い場合は、ステップS809で第1の像移動ユニット106の駆動ゲインを0%に変更する。ステップS810では、現在位置P2と目標位置Θ_L_Pの差分である偏差D2’を算出する。ステップS811で第1の像移動ユニット106の駆動ゲインを電圧に変換して駆動出力する。第1の像移動ユニット106の駆動ゲインは0%であるため、即ちその場で停止することになる。ステップS812で偏差D2’を電圧に変換して駆動出力する。ステップS813では、第2の像移動ユニット駆動フラグをONにする。ステップS814で処理を終了する。そして、図7のステップS727に戻る。
ステップS727は、現在位置に応じて一方のレンズを停止、もう一方のレンズを特性変更して駆動する処理である。
詳細は図9を用いて説明する。ステップS901で、処理が開始される。ステップS902では、第2の像移動ユニット駆動フラグを判定する。第2の像移動ユニット107が駆動していないときは、ステップS903で第1の像移動ユニット106が所定範囲1を超えていないか否かを判定する。所定範囲1を超えていない場合は、ステップS904で現在位置P1と目標位置Θ_H_Pの差分である偏差D1’を算出する。ステップS905では、第2の像移動ユニットの駆動ゲインを0%に変更している。ステップS906で偏差D1’を電圧に変換して駆動出力する。ステップS907で第2の像移動ユニット107の駆動ゲインを電圧に変換して駆動出力する。第2の像移動ユニット107の駆動ゲインは0%であるため、即ちその場で停止を続けることになる。
ステップS903で第1の像移動ユニット106が所定範囲1を超えている場合は、ステップS908で第1の像移動ユニット106の駆動ゲインを0%に変更する。ステップS909では、現在位置P2と目標位置Θ_L_Pの差分である偏差D2’を算出する。ステップS910では、第1の像移動ユニット106の駆動ゲインを電圧に変換して駆動出力する。第1の像移動ユニット106の駆動ゲインは0%であるため、即ちその場で停止を続けることになる。ステップS911では、偏差D2’を電圧に変換して駆動出力する。ステップS912で処理を終了する。そして、図7のステップS728に戻る。
ステップS728では、像振れ補正制御を終了する。
(第2の実施形態)
次に図10と図11を参照して第2の実施形態について説明する。第1の実施形態と同様に高域パスの出力を第1の像移動ユニット106に、低域パスの出力を第2の像移動ユニット107に対応させて説明を行う。しかし、高域パスの出力を第2の像移動ユニット107に、低域パスの出力を第1の像移動ユニット106に対応させた場合は第1の像移動ユニットと第2の像移動ユニットを置き換えればよいだけである。
また、ここでは第1の像移動ユニット106の方が第2の像移動ユニット107よりも駆動分解能が高いものとするが、第2の像移動ユニット107の方が第1の像移動ユニット106よりも駆動分解能が高い場合は、第1の像移動ユニットと第2の像移動ユニットを置き換えればよいだけである。
図10のステップS702〜ステップS725までは図7と同様であるため、説明を省略する。ステップS729は、現在位置に応じて一方のレンズを停止、もう一方のレンズを特性変更して駆動を切り換える処理である。
詳細は図11を用いて説明する。ステップS1101で、処理を開始する。ステップS1102では、それぞれの現在位置が所定範囲内であるか否かを判定する。共に所定範囲内であるときは、高分解能である第1の像移動ユニット106による駆動を行うため、ステップS1106で第2の像移動ユニット駆動フラグをOFFにする。
ステップS1102で共に所定範囲内ではないときは、ステップS1103で共に所定範囲外であるか否かを判定する。共に所定範囲外であるときは、ステップS1104で第1の像移動ユニット107の現在位置と第2の像移動ユニット107の現在位置のどちらが中心位置に近いかを判定する。
第1の像移動ユニット106が中心位置に近い場合は、第1の像移動ユニット106による駆動を行うため、ステップS1107で第2の像移動ユニット駆動フラグをOFFにする。
第2の像移動ユニット107が中心位置に近い場合は、第2の像移動ユニット107による駆動を行うため、ステップS1108で第2の像移動ユニット駆動フラグをONにする。
ステップS1105では、第1の像移動ユニット106の現在位置のみが所定範囲外か、第2の像移動ユニット107の現在位置のみが所定範囲外であるかを判定する。第1の像移動ユニット106の現在位置のみが所定範囲外であるときは、第2の像移動ユニット107による駆動を行うため、ステップS1109で第2の像移動ユニット駆動フラグをONにする。第2の像移動ユニット107の現在位置のみが所定範囲外であるときは、第1の像移動ユニット106による駆動を行うため、ステップS1110で第2の像移動ユニット駆動フラグをOFFにする。
ステップS1111では、第2の像移動ユニット駆動フラグを判定する。第2の像移動ユニットフラグがOFFのときは、ステップS1112で現在位置P1と目標位置Θ_H_Pの差分である偏差D1’を算出する。ステップS1113では、第2の像移動ユニット107の駆動ゲインを0%に変更する。ステップS1114で偏差D1’を電圧に変換して駆動出力する。ステップS1115で第2の像移動ユニット107の駆動ゲインを電圧に変換して駆動出力する。第2の像移動ユニット107の駆動ゲインは0%であるため、即ちその場で停止することになる。
第2の像移動ユニットフラグがONのときは、ステップS1116で第1の像移動ユニット106の駆動ゲインを0%に変更する。ステップS1117では、現在位置P2と目標位置Θ_L_Pの差分である偏差D2’を算出する。ステップS1118で第1の像移動ユニットの駆動ゲインを電圧に変換して駆動出力する。第1の像移動ユニットの駆動ゲインは0%であるため、即ちその場で停止を続けることになる。ステップS1119で偏差D2’を電圧に変換して駆動出力する。ステップS1120で処理を終了する。
(第3の実施形態)
次に、第3実施形態について説明する。第3の実施形態では、像移動ユニットの切り換えを行うとき、段階的に変更する。段階的に変更するとは、出力1の駆動ゲインと出力2の駆動ゲインの合計が100%となるように変更することである。
例として、1回目の帰還制御で出力1の駆動ゲインを100%、出力2の駆動ゲインを0%、2回目の帰還制御で出力1の駆動ゲインを50%、出力2の駆動ゲインを50%、3回目の帰還制御で出力1の駆動ゲインを0%、出力2の駆動ゲインを100%のように順次変更することを意味する。
(その他の実施形態)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
以上、撮像装置を例にして説明してきたが、撮像装置のみに限定されるものではなく、本発明は撮像装置を有する携帯機器にも適用可能である。

Claims (11)

  1. 被写体像を光電変換する撮像素子と、
    前記被写体像と前記撮像素子との相対位置を、前記撮像素子の結像面内で移動させる第1の像移動手段と、
    前記被写体像と前記撮像素子との相対位置を、前記撮像素子の結像面内で移動させる第2の像移動手段と、
    撮像装置の振れを検出する振れ検出手段と、
    前記振れ検出手段により検出された前記撮像装置の振れに基づいて、前記撮像装置の振れに起因する前記被写体像の振れを補正するように前記第1の像移動手段と前記第2の像移動手段とを制御する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記第1の像移動手段と前記第2の像移動手段のそれぞれの位置に応じて、前記第1の像移動手段と前記第2の像移動手段のうちの一方の像移動手段を駆動させ、かつもう一方の像移動手段を停止させ、駆動されている前記一方の像移動手段が所定の範囲外の位置になった場合に、前記一方の像移動手段を停止させ、駆動されていない前記もう一方の像移動手段を駆動させることを特徴とする撮像装置。
  2. 前記制御手段は、前記撮像素子の露光開始前は、前記第1の像移動手段と前記第2の像移動手段の両方を駆動させ、前記撮像素子の露光が開始された場合には、前記撮像素子の露光直前の前記第1の像移動手段と前記第2の像移動手段のそれぞれの位置に応じて、前記第1の像移動手段と前記第2の像移動手段のうちの一方の像移動手段を駆動させ、かつもう一方の像移動手段を停止させ、前記撮像素子の露光の途中で、駆動されている前記一方の像移動手段が所定の範囲外の位置になった場合に、前記一方の像移動手段を停止させ、駆動されていない前記もう一方の像移動手段を駆動させることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記制御手段は、前記第1の像移動手段の方が前記第2の像移動手段よりも駆動分解能が高い場合、前記第1の像移動手段と前記第2の像移動手段の両方が駆動範囲の中心から前記所定の範囲内の位置にあるときは前記第1の像移動手段を駆動させることを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
  4. 前記制御手段は、前記第1の像移動手段と前記第2の像移動手段の両方が前記駆動範囲の中心から前記所定の範囲外にあるときは、前記駆動範囲の中心に近い位置にある前記像移動手段を駆動させることを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
  5. 前記制御手段は、前記第1の像移動手段と前記第2の像移動手段のうちの一方の像移動手段が、前記所定の範囲内にあるときは、該所定の範囲内にある前記像移動手段を駆動させることを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
  6. 前記制御手段は、前記一方の像移動手段を停止させ、駆動されていない前記もう一方の像移動手段を駆動させる動作を段階的に行うことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  7. 前記被写体像の振れを補正するように前記第1の像移動手段と前記第2の像移動手段とを駆動させる目標位置を算出する算出手段をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  8. 前記算出手段は、複数のフィルタで構成されることを特徴とする請求項7に記載の撮像装置。
  9. 被写体像を光電変換する撮像素子と、前記被写体像と前記撮像素子との相対位置を、前記撮像素子の結像面内で移動させる第1の像移動手段と、前記被写体像と前記撮像素子との相対位置を、前記撮像素子の結像面内で移動させる第2の像移動手段と、を備える撮像装置を制御する方法であって、
    撮像装置の振れを検出する振れ検出工程と、
    前記振れ検出工程により検出された前記撮像装置の振れに基づいて、前記撮像装置の振れに起因する前記被写体像の振れを補正するように前記第1の像移動手段と前記第2の像移動手段とを制御する制御工程と、を備え、
    前記制御工程では、前記第1の像移動手段と前記第2の像移動手段のそれぞれの位置に応じて、前記第1の像移動手段と前記第2の像移動手段のうちの一方の像移動手段を駆動させ、かつもう一方の像移動手段を停止させ、駆動されている前記一方の像移動手段が所定の範囲外の位置になった場合に、前記一方の像移動手段を停止させ、駆動されていない前記もう一方の像移動手段を駆動させることを特徴とする撮像装置の制御方法。
  10. 請求項9に記載の制御方法の各工程をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  11. 請求項9に記載の制御方法の各工程をコンピュータに実行させるためのプログラムを記憶したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
JP2013246675A 2013-11-28 2013-11-28 撮像装置及びその制御方法、プログラム、記憶媒体 Active JP6261302B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013246675A JP6261302B2 (ja) 2013-11-28 2013-11-28 撮像装置及びその制御方法、プログラム、記憶媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013246675A JP6261302B2 (ja) 2013-11-28 2013-11-28 撮像装置及びその制御方法、プログラム、記憶媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015105974A true JP2015105974A (ja) 2015-06-08
JP6261302B2 JP6261302B2 (ja) 2018-01-17

Family

ID=53436140

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013246675A Active JP6261302B2 (ja) 2013-11-28 2013-11-28 撮像装置及びその制御方法、プログラム、記憶媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6261302B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7374661B2 (ja) 2019-08-27 2023-11-07 キヤノン株式会社 制御装置、撮像装置、および、レンズ装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11101998A (ja) * 1997-09-29 1999-04-13 Nikon Corp カメラシステム、カメラボディ及び交換レンズ
JP2009251492A (ja) * 2008-04-10 2009-10-29 Olympus Imaging Corp 撮像装置および撮像装置の制御方法
JP2013178381A (ja) * 2012-02-28 2013-09-09 Nikon Corp 振れ補正ユニットの個体差を緩和するための調整パラメータを取得する調整パラメータ取得方法および調整パラメータ取得プログラム

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11101998A (ja) * 1997-09-29 1999-04-13 Nikon Corp カメラシステム、カメラボディ及び交換レンズ
JP2009251492A (ja) * 2008-04-10 2009-10-29 Olympus Imaging Corp 撮像装置および撮像装置の制御方法
JP2013178381A (ja) * 2012-02-28 2013-09-09 Nikon Corp 振れ補正ユニットの個体差を緩和するための調整パラメータを取得する調整パラメータ取得方法および調整パラメータ取得プログラム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7374661B2 (ja) 2019-08-27 2023-11-07 キヤノン株式会社 制御装置、撮像装置、および、レンズ装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP6261302B2 (ja) 2018-01-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7693409B2 (en) Optical apparatus and image pickup apparatus
WO2015087533A1 (ja) 手振れ補正装置及びその調整方法、手振れ補正回路及び手振れ補正方法並びにカメラモジュール及びその光学要素の位置制御方法
JP2017021253A (ja) カメラシステム、そのブレ補正方法、カメラボディ、及び交換レンズ
JP2015075617A (ja) 像ブレ補正装置、レンズ装置、撮像装置、像ブレ補正装置の制御方法、プログラム、および、記憶媒体
JP6558891B2 (ja) 像振れ補正装置および撮像装置
JP6482197B2 (ja) 像振れ補正装置、その制御方法および撮像装置
JP2012008468A (ja) 光学機器及びその制御方法
JP6261302B2 (ja) 撮像装置及びその制御方法、プログラム、記憶媒体
JP2009069618A (ja) 撮像装置、制御プログラムおよび記録媒体
JP6611585B2 (ja) ズーム制御装置およびズーム制御方法、撮像装置
JP2023111971A (ja) 光学機器
JP2013257486A (ja) 光学装置、撮像装置、および光学装置の制御方法
JP6236578B2 (ja) 可動レンズの位置検出装置、レンズ装置、撮像装置、可動レンズの位置検出方法、及び、可動レンズの位置検出プログラム
JP3576784B2 (ja) 撮像装置、撮像方法およびレンズ制御装置
JP2018189828A (ja) 制御装置、レンズ鏡筒、および撮像装置
JP2002107602A (ja) レンズ鏡筒
JP6590491B2 (ja) 像振れ補正装置及びそれを備えた撮像装置、及び像振れ補正装置の制御方法
JP2019219529A (ja) 制御装置、撮像装置、制御方法、プログラム、および、記憶媒体
JP6700931B2 (ja) 画像処理装置、撮像装置および制御方法
JP6178573B2 (ja) 像ブレ補正装置及びその制御方法、プログラム、記憶媒体
JP7208181B2 (ja) 制御装置、レンズ装置、撮像装置、制御方法、およびプログラム
JP2017194554A (ja) 撮像装置、及びその制御方法
JP2016200674A (ja) レンズ制御装置およびレンズ制御方法
JP6587534B2 (ja) 画角制御装置、撮像装置および画角制御プログラム
JP6628550B2 (ja) レンズ鏡筒および撮像装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20161107

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170630

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170628

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170727

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171113

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20171212

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6261302

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151