JP2015105127A - 二重容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】周囲の温度が変化しても、内容物の噴き出しを防止することができる二重容器を提案する。
【解決手段】本発明の二重容器1は、外層体3に装着される脚部材8の底壁8aに、外層体3の底部3aに設けた貫通開口3hと外界とを連通させる底部開口8bを設け、脚部材8は、外層体3の押圧時には底部開口8bからの内層体2と外層体3との相互間である内部空間の空気の流出を抑制し、外層体3の復元時には底部開口8bから内部空間へ空気を取り込み、外層体3の押圧を伴わない内部空間の内圧上昇時には、内部空間の空気を外界へ排出する弁機構を有することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、内容物を収容する減容変形自在な内層体と、内層体を内側に収めて容器の外殻を形成する外層体とを備え、内容物の注出に伴って内層体のみが減容する二重容器に関するものである。
化粧水などの化粧料や、シャンプーやリンス或いは液体石鹸、また食品調味料や薬品などを収納する容器としては、内容物を収容する減容変形自在な内層体と、内層体を内側に収めて容器の外殻を形成する外層体とを備え、外層体に、内外に通じる外気導入用の開口を設け、内容物の注出に伴って内層体のみを減容させるようにした二重容器(デラミ容器、積層剥離容器とも言う)が知られている(例えば特許文献1)。この種の容器は、内層体内の内容物と外気との置換を行うことなく内容物を注出することができるので、特に、外気との接触によって品質が低下するおそれのある内容物を収納する容器として好適である。
特許文献1の積層剥離容器は、大気導入孔を備える外側層と、外側層に剥離自在に積層された内側層とを有し、通常時は内側層と外界との連通を阻止するとともに内側層の内圧上昇によって内容物の注出を許容する吐出弁を備え、また、通常時は大気導入孔に連通する空気流入孔を閉鎖するとともに外側層と内側層の相互間の減圧によって空気流入孔から空気を導入する吸込弁を備えるものである。このような容器によれば、外側層を押圧すると、外側層と内側層の相互間の空気を介して内側層を押圧することができるため、内側層の内圧が上昇して内容物を注出することができる。また、外側層の押圧を解除すれば、外側層の復元に伴い外側層と内側層の相互間が減圧されて空気流入孔から外気が導入されるため、外側層のみを元の形状に戻すことができる。
特許第3688373号公報
ところで、このような二重容器を例えば冷所に保存する場合、これを室内に取り出すと、外気によって内層体と外層体との相互間の空気が温められて膨張する結果、この相互間の内圧が上昇して内層体が加圧され、注出口から内容物が噴き出すことがあった。
本発明は、このような従来の問題点を解決することを課題とするものであり、その目的は、周囲の温度が変化しても、内容物の噴き出しを有効に防止することができる新たな二重容器を提案するところにある。
本発明は、内容物を収容する減容変形自在な内層体と、該内層体を内側に収めるとともに底部に貫通開口を有し該内層体との相互間に該貫通開口につながる内部空間を有する外層体と、内容物の注出口を有するとともに該外層体に装着されるノズルと、該貫通開口と外界とを連通させる底部開口を形成した底壁を有し該外層体に装着される脚部材とを備える二重容器であって、
前記脚部材は、前記外層体の押圧時には前記底部開口からの前記内部空間の空気の流出を抑制し、該外層体の復元時には該底部開口から該内部空間へ空気を取り込み、該外層体の押圧を伴わない該内部空間の内圧上昇時には、該内部空間の空気を外界へ排出する弁機構を有する二重容器である。
前記弁機構は、前記底部開口を閉鎖する向きに付勢され前記底壁に着座する弁体と、該底壁の着座面に設けられ、一端が該底部開口に連通するとともに他端が該弁体よりも外側で開口する細溝とからなることが好ましい。
前記弁機構は、前記底部開口を閉鎖する向きに付勢され前記底壁に着座する弁体と、該弁体から該底部開口を挿通して該底壁より突出し、前記外層体を起立姿勢で載置した際に載置面に押し当たって該弁体を該底壁から離反させる突起とからなることが好ましい。
外層体に装着される脚部材の底壁に、外層体の底部に設けた貫通開口と外界とを連通させる底部開口を設け、またこの脚部材に、外層体の押圧時には底部開口からの内部区間の空気の流出を抑制し、外層体の復元時には底部開口から内部空間へ空気を取り込み、外層体の押圧を伴わない内部空間の内圧上昇時には、内部空間の空気を外界へ排出する弁機構を設けたので、周囲の温度が変化しても、内部空間内の空気を外界へ逃がすことができ、内容物の噴き出しを防止することができる。
このような弁機構としては、底部開口を閉鎖する向きに付勢され底壁に着座する弁体と、底壁の着座面に設けられ、一端が底部開口に連通するとともに他端が該弁体よりも外側で開口する細溝とで構成するものや、底部開口を閉鎖する向きに付勢され底壁に着座する弁体と、弁体から底部開口を挿通して底壁より突出し、外層体を起立姿勢で載置した際に載置面に押し当たって弁体を該底壁から離反させる突起とで構成するものが、構造が簡単になるため有利に適合する。
本発明に従う二重容器の一実施形態を示す、側面視での半断面図である。 図1のノズル周辺及び脚部材周辺を拡大して示す図である。 本発明に従う二重容器の他の実施形態を示す、図2に対応する図であって、(a)は二重容器を載置面から持ち上げた状態であり、(b)は載置面に置いた状態である。
以下、図面を参照して、本発明をより具体的に説明する。なお、本明細書、特許請求の範囲、要約書、及び図面において、「上」とは、容器を水平面上に載置した際に外層体の底部に対してノズルが位置する側であり、「下」とは、その反対側である。
図1において、符号1は、本発明の二重容器の一実施形態を示す。本実施形態の二重容器1は、特に、少量の内容物を注出させるのに適した形態をなすものである。二重容器1は、内容物を収容する内層体2と、内層体2を内側に収める外層体3と、外層体3に装着されるノズル4を備えている。ノズル4は、中栓5と注出筒体7とで構成されている。更に中栓5と注出筒体7との間には、シール弁6が設けられている。また、外層体3の底部には脚部材8が設けられていて、脚部材8の内側には空気用の吸込弁9が設けられている。そして、ノズル4の外側にはオーバーキャップ10が設けられている。
内層体2は、その内側に内容物を収容する収容空間Sを備えている。内層体2は薄肉の合成樹脂製であって、減容変形自在となっている。
外層体3は、円板状の底部3aに、下部を小径に、上部を大径にした2段の筒状となる胴部3bを連結するとともに、上方へ向けて縮径する肩部3cを介して円筒状の口部周壁3dを連結したものである。口部周壁3dには上方へ向けて開口する上部開口3eが設けられていて、その外面には雄ねじ3fが設けられている。また、胴部3bの小径部には、脚部材8を保持するための凹所3gが設けられていて、底部3aには、貫通開口3hが設けられている。外層体3の内側には内層体2を収めていて、内層体2が減容変形することで、それらの相互間には貫通開口3hにつながる内部空間が形成される。
本実施形態において内層体2と外層体3は、相互に相溶性が低い合成樹脂を剥離可能に積層させたものであり、これらの合成樹脂素材を積層して形成したパリソンを、ブロー成形することによって得られたものである。また、貫通開口3hは、ブロー成形時に底部3aに形成される内層体2と外層体3との合わせ目(底シール部)に対し、外部から押圧力を作用させる等によって形成される底割れ状の間隙によって形成している。なお、貫通開口3hは、このような合わせ目を利用するものに限られず、成形後の外層体3に対して穿孔することで設けてもよく、また、ブロー成形の他にも、試験管状に形成したプリフォームを2軸延伸ブロー成形することや、外層体及び内層体を個別に形成し、その後、内層体を外層体内に装着するようにしたものでもよい。
図2に示すように中栓5は、中央部に開口5aを有する上壁5bと、上壁5bに段部5cを介して連結する筒壁5dと、筒壁5dの下端に連結するとともに口部周壁3dの上端との間で内層体2を挟む中栓フランジ5eと、中栓フランジ5eの下面から垂下され、口部周壁3dの内面との間で内層体2を挟む円筒状のシール壁5fとを備えている。また、筒壁5dの外面には、径方向外側へ向けて凸となる凸部5g(環状でも間欠状でも良い)が設けられている。
シール弁6は、開口5aを覆って上壁5bに当接する板状の可動壁6aと、可動壁6aから起立する円柱状の棒状部6bと、棒状部6bの先端を径方向外側に膨出させた膨出部6cを備えている。また、可動壁6aの径方向外側には、下端が段部5cに当接する環状部6dが設けられていて、可動壁6aと環状部6dとの間には、可動壁6aを上壁5bに向けて付勢する弾性アーム6eが設けられている。本実施形態のシール弁6は、弾性アーム6eを均等配置で3つ設けた3点弁の如き構成となっているが、1点弁等、他の弁構造を採用することも可能である。
注出筒体7は、中央部に注出口7aを有し下方に向けて拡径するテーパ部7bと、テーパ部7bの下端に連結する筒状部7cと、筒状部7cの下端に連結し中栓フランジ5eの上面に接するフランジ7dとを備えている。また、筒状部7cの内面には、中栓5の凸部5gに対応する形状をなし凸部5gに係合して注出筒体7を抜け止め保持する凹部7eが設けられている。更に、筒状部7cの内面において、テーパ部7bと筒状部7cとの境界部分には、環状部6d上端に当接し中栓5との協働にてシール弁6の上下方向の位置を規制する突起7fが設けられている。また、注出口7aには膨出部6cが挿通されていて、膨出部6cに対し注出口7aの周面に設けたシール段部7gが当接している。注出筒体7の内側には、可動壁6aが上壁5bから離反した際に開口5aを介して収容空間Sと連通する注出空間Tが形成されている。
図1に示すように脚部材8は、円板状の底壁8aと、底壁8aの中央部を貫通する底部開口8bと、底壁8aの縁部から起立するとともに胴部3bの大径部分の外面に連なる円筒状の周壁8cを備えている。また、周壁8cの内面上方には、外層体3の凹所3gに係合する爪部8dを備えている。また、図2に示すように底壁8aの上面には、幅や深さが小さい細溝8eが設けられている。ここで、細溝8eの一端(径方向内側端)は、底部開口8bに連通し、他端(径方向外側端)は、後述する吸込弁9の弁体よりも径方向外側まで延在している。
吸込弁9は、底部開口8bを覆って底壁8aの上面(着座面)に当接する弁体(可動板)9aと、可動板9aに対して隙間をあけて取り囲むとともに周壁8cの内面で嵌合保持される環状体9bと、可動板9aと環状体9bとを相互に繋ぐとともに、可動板9aを底壁8aに向けて付勢する弾性アーム(図示省略)とを備えている。本実施形態の可動板9aは円板状をなすものである。また弾性アームは、均等配置で3つ設けられていて、本実施形態では3点弁の如き構成となっているが、1点弁等、他の弁構造を採用することも可能である。
オーバーキャップ10は、半球状の天部10aに、上部を小径に下部を大径にした2段の筒状になる周壁10bを連結したものである。周壁10bの内面には、雄ねじ3fに係合する雌ねじ10cが設けられている。また、天部10aの下面には、オーバーキャップ10を取り付けた際に膨出部6cに当接する環状のリブ10dが設けられている。
上記のような構成になる二重容器1は、最初に収容空間Sの内容物を注出空間Tに移しておく。まずオーバーキャップ10を取り外し、外層体3を押圧する。細溝8eは可動板9aの外側まで延在しているが、この細溝8eが絞りの如く機能し、細溝8eからの空気の流出量は僅かとなる。このため、内層体2と外層体3との相互間に形成される内部空間の内圧が上昇し、収容空間Sが加圧される。これによって可動壁6aが上壁5bから離反し、収容空間S内の内容物が開口5a及び弾性アーム6eの周辺の隙間を介して注出空間T内に送給される。一方、外層体3の押圧を解除すれば、外層体3の復元に伴い内部空間が減圧され、可動板9aが底壁8aから離反して、外界からの空気が内部空間に導入される。そして外層体3の押圧、復元を繰り返すことで、注出空間Tに内容物を移すことができる。
そして注出空間Tに内容物を移した状態で外層体3を押圧すれば、収容空間Sの加圧に伴い、可動壁6aが上壁5bから離反するとともに膨出部6cもシール段部7gから離反する結果、注出空間T内の内容物が棒状部6bと注出口7aとの隙間を通して少量注出される。
また、周囲の温度が変化して内部空間の内圧が上昇しても、細溝8eから空気を僅かに排出することができるため、内層体2の加圧が抑制されて内容物の噴き出しを防止することができる。
本実施形態では、細溝8eを備える脚部材8と吸込弁9とによって、周囲の温度が変わるような、外層体3の押圧を伴わない内部空間の内圧上昇時においても、内部空間の空気を外界へ排出できる弁機構を構成したが、他の構成でもこのような弁機構を得ることができる。この点につき、図3を用いて説明する。
図3(a)、(b)は本発明に従う二重容器の他の実施形態を示す図である。なお、上述した実施形態と共通する部位については、図面に同一の符号を付して説明を省略する。
本実施形態の二重容器11は、図示は省略するが、ノズル4等、上部についての構成は上述した実施形態と同様である。また、脚部材8、吸込弁9を脚部材80、吸込弁90に代えて構成している。
脚部材80は、図3(a)に示すように、底壁8aの上面に、底部開口8bを取り囲む環状リブ8fを設け、細溝8eは省略したものである。また、周壁8cの内面には凸部8gを設けている。
また吸込弁90は、底部開口8bを覆って環状リブ8fの上面に当接する弁体(可動板)90aと、可動板90aに対して隙間をあけて取り囲むとともに凸部8gによって抜け出しが阻止される環状体90bと、可動板90aと環状体90bとを相互に繋ぐとともに、可動板90aを環状リブ8fに向けて付勢する弾性アーム90cとを備えている。本実施形態の可動板9aは円板状をなすものである。また弾性アーム90cは、均等配置で3つ設けられている。更に可動板90aの下面には、底部開口8bを挿通して底壁8aの下面よりも突出する突起90dが設けられている。
このような構成になる二重容器11は、これを持ち上げた状態(脚部材80が載置面から離れた状態)では、図3(a)のように、可動板90aが環状リブ8fに当接しているものの、注出口を上方に向けた起立姿勢で載置面に置くことで、図3(b)突起90dの先端が載置面に押し当たって、可動板90aを環状リブ8fから離反させることができる。このため、二重容器11を載置面に置いておけば、周囲の温度が変化して内部空間の内圧が上昇しても、底部開口8bから空気を外界へ排出することができる。一方、内容物を注出するために二重容器11を持ち上げると、図3(a)に示すように底部開口8bは閉鎖されることから、外層体3を押圧すれば収容空間Sが加圧されて内容物を注出することができる。また、押圧を解除すれば、外層体3の復元に伴い内部空間が減圧され、可動板90aが環状リブ8fから離反して、外界からの空気を内部空間に導入することができる。
本発明に従う二重容器は、本実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に従う範囲で種々の変更が可能である。例えば、細溝8eの幅、深さ、本数等は、内容物の粘性や外層体3の復元力等によって、適宜変更することができる。
本発明によれば、周囲の温度が変化しても、内容物の噴き出しを有効に防止することができる新規の二重容器を提供することが可能となる。
1 二重容器
2 内層体
3 外層体
3a 底部
3b 胴部
3c 肩部
3d 口部周壁
3e 上部開口
3f 雄ねじ
3g 凹所
3h 貫通開口
4 ノズル
5 中栓
5a 開口
5b 上壁
5c 段部
5d 筒壁
5e 中栓フランジ
5f シール壁
5g 凸部
6 シール弁
6a 可動壁
6b 棒状部
6c 膨出部
6d 環状部
6e 弾性アーム
7 注出筒体
7a 注出口
7b テーパ部
7c 筒状部
7d フランジ
7e 凹部
7f 突起
7g シール段部
8 脚部材
8a 底壁
8b 底部開口
8c 周壁
8d 爪部
8e 細溝
8f 環状リブ
8g 凸部
9 吸込弁
9a 可動板(弁体)
9b 環状体
10 オーバーキャップ
10a 天部
10b 周壁
10c 雌ねじ
10d リブ
11 二重容器
80 脚部材
90 吸込弁
90a 可動板(弁体)
90b 環状体
90c 弾性アーム
90d 突起
S 収容空間
T 注出空間

Claims (3)

  1. 内容物を収容する減容変形自在な内層体と、該内層体を内側に収めるとともに底部に貫通開口を有し該内層体との相互間に該貫通開口につながる内部空間を有する外層体と、内容物の注出口を有するとともに該外層体に装着されるノズルと、該貫通開口と外界とを連通させる底部開口を形成した底壁を有し該外層体に装着される脚部材とを備える二重容器であって、
    前記脚部材は、前記外層体の押圧時には前記底部開口からの前記内部空間の空気の流出を抑制し、該外層体の復元時には該底部開口から該内部空間へ空気を取り込み、該外層体の押圧を伴わない該内部空間の内圧上昇時には、該内部空間の空気を外界へ排出する弁機構を有する二重容器。
  2. 前記弁機構は、前記底部開口を閉鎖する向きに付勢され前記底壁に着座する弁体と、該底壁の着座面に設けられ、一端が該底部開口に連通するとともに他端が該弁体よりも外側で開口する細溝とからなる請求項1に記載の二重容器。
  3. 前記弁機構は、前記底部開口を閉鎖する向きに付勢され前記底壁に着座する弁体と、該弁体から該底部開口を挿通して該底壁より突出し、前記外層体を起立姿勢で載置した際に載置面に押し当たって該弁体を該底壁から離反させる突起とからなる請求項1に記載の二重容器。
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