JP2015104770A - 電動工具 - Google Patents

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Abstract

【課題】装置本体と電池パックとが溶着することを抑制できる電動工具を提供する。【解決手段】電動モータ11の動力で先端工具12を動作する電動工具10であって、電動モータ11が設けられ、かつ、先端工具12を保持する装置本体13と、装置本体13に着脱される電池パック14と、装置本体13及び電池パック14に設けられ、かつ、電池パック14を装置本体13に着脱する際の移動方向を規制するガイドレール47及びガイド溝48と、装置本体13に設けられた動力伝達機構29と、を有し、電動モータ11及び動力伝達機構29及び電池パック14が、電動モータ11の回転中心となる第1軸線Aに沿って配置され、装置本体13と電池パック14とが移動方向に対して交差する方向に相対移動することを規制する弾性体54,55が、装置本体13に設けられている。【選択図】図1

Description

本発明は、電動モータを設けた装置本体と、装置本体に着脱される電池パックと、を有する電動工具に関する。
従来から、電動モータを設けた装置本体と、装置本体に着脱される電池パックと、を有する電動工具が知られており、その電動工具の例が特許文献1に記載されている。特許文献1に記載された電動工具はインパクトレンチであり、電動工具は、電動モータが設けられた装置本体と、装置本体に着脱可能であり、かつ、電動モータに電力を供給する電池パックと、を有する。電池パックは、電池セルを収容した収容ケースと、電池セルに接続された電池側端子とを備えている。また、収容ケースに端子挿入孔が設けられており、電池側端子は端子挿入孔に配置されている。さらに、収容ケースは合成樹脂製であり、収容ケースにガイド溝が設けられている。ガイド溝は、電池パックを装置本体に着脱する方向を定める。
装置本体は、作業者が握るグリップ部と、グリップ部に連続して設けられた装着部と、を有し、電池パックは装着部に着脱される。装着部は合成樹脂製であり、装着部にガイド突起が設けられている。ガイド突起は、電池パックを装置本体に着脱する方向を定める。そして、ガイド突起と、収容ケースのガイド溝とを位置合わせし、電池パックを装置本体に近づける向きで移動させると、電池パックが装置本体に取り付けられる。また、電池パックを装置本体に取り付ける過程で、電池側端子と機器側端子とが接続される。そして、グリップ部に設けられたトリガを操作すると、電池セルの電力が電動モータに供給されて、電動モータの出力軸が回転する。
装置本体の内部には、減速機構、ハンマ、アンビル等が設けられており、アンビルに先端工具としてのソケットが取り付けられている。このため、出力軸のトルクは、減速機構、ハンマ、アンビルを介して先端工具に伝達され、ねじ部材が締め付けられる。ねじ部材を締め付ける負荷が増加すると、ハンマとアンビルとが回転方向に相対移動し、かつ、ハンマが回転軸線に沿った方向に移動し、ハンマからアンビルに対して回転方向の打撃力が加えられる。
特開2013−63494号公報
特許文献1に記載された電動工具は、ガイド突起をガイド溝に沿って滑らせることで、電池パックを装置本体に着脱する方向を定める構造である。つまり、ガイド突起とガイド溝の内面との間に隙間がある。このため、ハンマの打撃力がアンビルに加えられて装置本体が振動すると、装着部と収容ケースとの接触箇所が擦れ合い、装着部と収容ケースとが溶着する可能性があった。
本発明の目的は、装置本体と電池パックとが溶着することを抑制できる電動工具を提供することにある。
一実施形態の電動工具は、電動モータの動力で先端工具を動作させる電動工具であって、前記電動モータが設けられ、かつ、前記先端工具を保持する装置本体と、前記装置本体に着脱され、かつ、前記電動モータに電力を供給する電池パックと、前記装置本体及び前記電池パックに設けられ、かつ、前記電池パックを前記装置本体に着脱する際の移動方向を定めるガイド部と、前記装置本体に設けられかつ、前記電動モータの動力を前記先端工具に伝達する動力伝達機構と、を有し、前記電動モータ、前記動力伝達機構及び前記電池パックが、前記電動モータの回転中心となる第1軸線に沿って配置され、前記装置本体と前記電池パックとが前記移動方向に対して交差する方向に相対移動することを規制する移動防止部材が、前記装置本体または前記電池パックの少なくとも一方に設けられている。
他の実施形態の電動工具は、第1軸線に沿った方向に延びるモータ軸を有する電動モータの動力で先端工具を動作させる電動工具であって、前記電動モータが設けられる装置本体と、前記装置本体に着脱される電池パックと、前記先端工具を前記第1軸線と交差する第2軸線を中心として動作するように保持する工具保持部材と、を有し、前記装置本体と前記電池パックとが前記第1軸線及び前記第2軸線に対して交差する方向に相対移動することを規制する移動防止部材が、前記装置本体または前記電池パックの少なくとも一方に設けられている。
本発明によれば、電動モータの動力が先端工具に伝達されて先端工具が動作し、装置本体が振動した際に、装置本体と電池パックとが移動方向に対して交差する方向に相対移動することを規制できる。したがって、装置本体と電池パックとの溶着を防止できる。
本発明の電動工具の実施の形態1を示す側面断面図である。 図1に示す電動工具の装着部を示す底面断面図である。 図1に示す電動工具の装着部を示す斜視図である。 図1に示す電池パックの斜視図である。 図5の電池パックの平面図である。 (A),(B)は、本発明の電動工具の装着部及び電池パックの部分的な縦断面図である。 本発明の電動工具の実施の形態2を示す部分的な側面断面図である。
(実施の形態1)
以下、本発明の一実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。図1に示す電動工具10は、電動モータ11を動力源とした動力工具である。電動工具10は、取り付けられる先端工具を変更することにより、複数種類の異なる作業を行うことができる。例えば、電動工具10に、鋸歯を備えた先端工具を取り付けると、電動工具10は先端工具により対象物を切断する作業を行うことができる。また、電動工具10に、ダイヤモンドチップやカーバイトチップ等が固定された先端工具を取り付けると、電動工具10は先端工具により対象物を研削または研磨する作業を行うことができる。さらに、電動工具10に、スクレーパ形状の先端工具を取り付けると、先端工具により対象物を物体から剥離する作業を行うことができる。図1に示す電動工具10は、スクレーパ形状の先端工具12を取り付けた例である。
電動工具10は、電動モータ11を設けた装置本体13と、電動モータ11に電力を供給する電池パック14とを有する。電池パック14は装置本体13に着脱することが可能である。装置本体13は筒形状のハウジング15を備え、動力源である電動モータ11はハウジング15内に設けられている。ハウジング15内にブラケット16が設けられており、電動モータ11はブラケット16により支持されている。ハウジング15の長手方向の一端に装着部17が設けられており、電池パック14が装着部17に着脱される。電動工具10は、電池パック14の電力を電動モータ11に供給できる。
メインスイッチ18がハウジング15内に設けられ、作業者が操作するレバー19が、ハウジング15の外壁に設けられている。レバー19は、ハウジング15の外壁に沿って移動可能である。また、レバー19に加えられた操作力をメインスイッチ18に伝達するリンク20が、ハウジング15内に設けられている。さらに、ハウジング15内にコントローラ21が設けられており、ハウジング15に速度調整ダイヤル22が設けられている。速度調整ダイヤル22は、電動モータ11の目標回転数を設定する機構であり、速度調整ダイヤル22は作業者により操作される。コントローラ21は速度調整ダイヤル22、メインスイッチ18に接続されている。
そして、装着部17に電池パック14が取り付けられると、電池パック14の電力をコントローラ21に供給することが可能である。ハウジング15のうち、第1軸線Aに沿った方向で、レバー19と装着部17との間がグリップ部23であり、グリップ部23を作業者が手で握る。第1軸線Aはハウジング15内を通る想像線であり、モータ軸11aの回転中心となる。
一方、ハウジング15であって、第1軸線Aに沿った方向で装着部17とは反対側の端部に、合成樹脂製のホルダ24が設けられている。ホルダ24はブラケット16に固定されている。ホルダ24には、軸受25,26を介して工具保持軸27が回転自在に支持されている。電動工具10を側面視した図1において、工具保持軸27の第2軸線Bは、モータ軸11aの第1軸線Aと直交している。また、工具保持軸27の先端に工具保持部28が設けられており、工具保持部28はハウジング15の外に配置されている。
また、ホルダ24内に動力伝達機構29が設けられている。動力伝達機構29は、モータ軸11aの回転力を、工具保持軸27が所定角度の範囲内で往復動作する力に変換する機構である。動力伝達機構29は、モータ軸11aに固定されるスピンドル30を備えている。このスピンドル30はモータ軸11aと同心状に設けられており、スピンドル30は、ブラケット16に装着された軸受31により回転自在に支持されている。スピンドル30の中心線はモータ軸11aの第1軸線Aと同軸であり、スピンドル30に偏心軸30aが設けられている。偏心軸30aの中心線は、第1軸線Aから偏心した位置に配置されている。偏心軸30aの外周面に、ボールベアリング32の内輪が取り付けられている。
ボールベアリング32の外輪と工具保持軸27とを連結するスイングアーム33が設けられている。スイングアーム33は工具保持軸27に固定されている。スイングアーム33は、モータ軸11aと平行に延びる一対のアーム部を備えたU字形状に形成されている。一対のアーム部は、ボールベアリング32の外輪の外径に等しい間隔で配置されている。一対のアーム部は、ボールベアリング32の外輪に接触している。つまり、ボールベアリング32の外輪は、一対のアーム部の間に挟まれている。先端工具12は、工具保持部28に着脱可能である。先端工具12は、ボルト34により工具保持部28に固定されている。
電動工具10において、電動モータ11に電力が供給されてモータ軸11aが一方向に回転すると、スピンドル30及びモータ軸11aが一体回転する。スピンドル30が回転すると、偏心軸30a及びボールベアリング32は、第1軸線Aの回りを公転する。ボールベアリング32が第1軸線Aの回りを公転すると、スイングアーム33が、工具保持軸27を支点として所定角度の範囲内で往復運動する。このため、工具保持軸27は、所定角度の範囲内で正回転と逆回転とを交互に繰り返す。このようにして、電動モータ11の回転力は、工具保持軸27の回転力に変換される。
工具保持軸27が所定角度の範囲内で正回転及び逆回転すると、先端工具12も、工具保持軸27を中心として、所定角度の範囲内で往復動作、つまり、振動する。ここで、先端工具12の歯を、対象物と物体との境界部分に押し付けると、先端工具12の歯が対象物と物体との間に食い込み、対象物を物体から離脱する剥離作業を行うことができる。
次に、ハウジング15に設けた各要素の位置関係を説明する。まず、第1軸線Aに沿った方向で、ホルダ24と装着部17との間に電動モータ11が配置されている。また、第1軸線Aに沿った方向で、電動モータ11と工具保持軸27との間に動力伝達機構29が設けられている。さらに、第1軸線Aに沿った方向で、電動モータ11と装着部17との間に、コントローラ21、メインスイッチ18が設けられている。さらに、電動工具10を側面視した図1において、メインスイッチ18の配置領域、コントローラ21の配置領域は、第1軸線A上にある。
さらに、電動工具10を側面視する図1において、工具保持軸27は、第1軸線Aと直交する第2軸線Bに沿った向きで延ばされており、装着部17の一部は、第1軸線Aに対して工具保持軸27が延ばされた向きと同じ向きで延ばされている。さらに、ハウジング15は、図2及び図3のように、別体で構成された第1構成片15a及び第2構成片15bを有している。ハウジング15は、図2の分割線Cを含む平面で、第1構成片15aと第2構成片15bとに分割されている。分割線Cは第2軸線Bと平行であり、分割線Cと第1軸線Aとが直交している。また、第1構成片15a及び第2構成片15bは、ねじ部材の締め付けにより相互に固定されている。
図2には、第1構成片15aと第2構成片15bとをねじ部材により固定する例が示されている。装着部17は、ハウジング15の内部と外部とを隔てる壁17aを有し、壁17aにボス部35が設けられている。ボス部35は、壁17aからハウジング15の外部に向けて突出している。ボス部35は第1構成片15aに形成した突出部35aと、第2構成片15bに形成した突出部35bとを有する。そして、2つの突出部35a,35bをねじ部材36で連結することで、第1構成片15aと第2構成片15bとを固定している。なお、電動工具10を側面視とは、第1軸線A及び第2軸線Bの両方を含む平面に対して垂直な方向から電動工具10を視るという意味である。
上記構成の電動工具10は、作業者がレバー19を操作して、メインスイッチ18がオンされると、電池パック14の電力がコントローラ21を経由して電動モータ11に供給され、電動モータ11のモータ軸11aが回転する。これに対して、レバー19が操作されてメインスイッチ18がオフされると、電池パック14の電力は電動モータ11に供給されなくなり、電動モータ11のモータ軸11aが停止する。モータ軸11aは、第1軸線Aを中心として回転可能である。
次に、装着部17の構成を図2及び図3を参照して説明する。装着部17の壁17aに端子ホルダ37が固定されている。端子ホルダ37は、第1構成片15aと第2構成片15bとの間に介在されている。また、ハウジング15を底面視すると、分割線Cに沿った方向で、ボス部35と端子ホルダ37との間に、第1軸線Aが配置されている。そして、端子ホルダ37に複数の工具側端子38が設けられている。端子ホルダ37は合成樹脂製であり、複数の工具側端子38は、導電性の金属製である。なお、ハウジング15を底面視とは、分割線Cを含む底面を、第1軸線Aに沿った方向から視ることを意味する。
図2及び図3では、複数の工具側端子38を3個設けた例が示されている。3個の工具側端子38は、電線によりコントローラ21に接続されている。3個の工具側端子38はプレート形状であり、3個の工具側端子38は、ハウジング15の外部に露出している。ハウジング15を底面視すると、3個の工具側端子38同士は相互に平行に配置され、かつ、3個の工具側端子38は、分割線Cと平行に並べられている。また、装着部17に一対のガイドレール39が設けられている。一対のガイドレール39は分割線Cに沿った方向に延ばされており、一対のガイドレール39は互いに平行である。ハウジング15を底面視すると、分割線Cと直角な方向における一対のガイドレール39の間隔は、分割線Cと直角な方向におけるボス部35の幅よりも広い。
ハウジング15を底面視すると、端子ホルダ37及び3個の工具側端子38は、一対のガイドレール39同士の間に配置されている。また、一対のガイドレール39と壁17aとの間に、ガイド溝40がそれぞれ設けられている。2つのガイド溝40は、相互に平行であり、かつ、分割線Cと平行である。一対のガイドレール39及び2つのガイド溝40は、電池パック14を装着部17に着脱する際の移動方向を定めるガイド部である。
ハウジング15を底面視すると、分割線Cに沿った方向における一対のガイドレール39及び一対のガイド溝40の配置範囲は、端子ホルダ37の配置範囲よりも広い。また、ハウジング15を底面視すると、分割線Cに沿った方向における一対のガイドレール39及び一対のガイド溝40の配置範囲と、端子ホルダ37の配置範囲とが、一部で重なる。さらに、ハウジング15を底面視すると、分割線Cに沿った方向における一対のガイドレール39及び一対のガイド溝40の配置範囲と、ボス部35の配置範囲とは重なっていない。さらに、一対のガイドレール39の長さ方向でボス部35に近い方の端部に、ロック部41がそれぞれ設けられている。
電池パック14の構成を、図1、図4、図5を参照して説明する。電池パック14は、複数の電池セル42と収容ケース58とを有する。電池セル42は、充電及び放電を繰り返し行うことのできる二次電池である。電池セル42は、リチウムイオン電池セル、ニッケル水素電池セル、リチウムイオンポリマー電池セル、ニッケルカドミウム電池セル等を含む。
円柱形状の電池セル42は、複数本平行に並べてホルダにより保持されている。例えば、4本の電池セル42を1組として、2組で合計8本の電池セル42が、それぞれ個別に直列に接続され、14.4Vの電圧を得ている。さらに、ホルダに回路基板が取り付けられており、回路基板は電源コードを介して電池セル42に接続されている。また、回路基板に複数の電池側端子43が設けられている。電池側端子43は導電性の金属材料により構成されている。複数の電池セル42及び回路基板は、収容ケース58内に設けられている。収容ケース58は、ケース本体44と、ケース本体44の開口部を覆うカバー45とを有する。ケース本体44及びカバー45は、共に非導電性の材料、例えば、合成樹脂により別々に形成されている。
一方、カバー45にマウント部46が設けられている。また、マウント部46の両側には、電池パック14を装着部17に取り付けるときに用いられるガイドレール47が、それぞれ設けられている。2つのガイドレール47は相互に平行に配置されている。また、カバー45に、2つのガイドレール47と平行なガイド溝48が設けられている。ガイド溝48同士は平行である。
マウント部46における2つのガイドレール47の間には、複数の端子挿入孔49が設けられている。複数の端子挿入孔49は、ガイドレール47と平行である。また、ケース本体44にカバー45を取り付けた状態で、電池側端子43が複数の端子挿入孔49に1個ずつ配置されている。
さらに、カバー45は、マウント部46に連続する2つのガイド壁50を有し、2つのガイド壁50は、マウント部46から盛り上がっている。ガイド壁50同士は接続壁50aにより接続されており、ガイド壁50同士の間に凹部51が設けられている。
さらに、カバー45にはボタン52が取り付けられている。ボタン52は、カバー45に対して動作可能に取り付けられており、ボタン52にはラッチ53が設けられている。また、カバー45に孔が設けられており、ラッチ53の先端が孔からカバー45の外部に露出する。電池パック14を装着部17に装着すると、ラッチ53がロック部41に掛かるようになっている。
次に、電池パック14を装置本体13の装着部17に取り付ける作業を説明する。図1のように、電池パック14と装置本体13とを平行移動させて近づけ、装着部17のガイドレール39を電池パック14のガイド溝48に進入させ、かつ、電池パック14のガイドレール47を、装着部17のガイド溝40へ進入させる。すると、複数の工具側端子38が、端子挿入孔49に1個ずつ進入し、工具側端子38と電池側端子43とが1個ずつ接続される。
電池パック14と装着部17とは、ガイドレール39,47及びガイド溝40,48により、相対移動方向が直線状に規制される。また、装着部17のボス部35が凹部51へ進入し、ガイドレール39,47に対して交差する方向の移動が規制される。
そして、ロック部41がラッチ53に接触すると、ラッチ53がカバー45の内部側へ弾性変形し、かつ、ラッチ53がロック部41を乗り越える。さらに、ボス部35が接続壁50aに接触し、かつ、ロック部41がガイド壁50の壁面に接触した時点で、ラッチ53が元の形状に戻り、ロック部41がラッチ53に掛かる。このため、電池パック14は装着部17から外れなくなり、電池パック14を装着部17に取り付ける作業が終了する。作業者は、電池パック14が装着部17に取り付けられている状態で、レバー19を操作して、電動モータ11の回転または停止を切り替える。
一方、装着部17に電池パック14が取り付けられており、かつ、メインスイッチ18がオフされている状態で、ボタン52を押すと、ラッチ53がロック部41から外れる。次いで、作業者は、電池パック14と装置本体13とを、前記とは逆方向に相対移動すると、電池パック14を装置本体13から取り外すことができる。電池パック14を装置本体13の装着部17に取り付けまたは取り外す方向は、図1において第1軸線Aと交差する方向である。具体的には、電池パック14を装置本体13の装着部17に取り付けまたは取り外す方向は、第1軸線Aと直交する方向である。
本実施形態の電動工具10は、電池パック14が装置本体13の装着部17に取り付けられている状態で装置本体13が振動し、電池パック14と装着部17と相対移動することを防止する、移動防止部材を有する。装置本体13の振動は、電動モータ11に電力が供給され、先端工具12が工具保持軸27を支点として所定角度の範囲内で正回転と逆回転とを交互に繰り返すことにより生じる。つまり、先端工具12の振動が装置本体13に伝達されて、装着部17に荷重が加わり振動する。装着部17の振動方向は、装着部17を底面視する図2において、矢印Dに沿った方向である。つまり、装着部17は分割線Cに対して交差する方向、具体的には、分割線Cと直角な方向に振動する。
また、装置本体13の振動が電池パック14に伝達されて電池パック14が振動する方向は、電池パック14を平面視した図5において、矢印Dに沿った方向である。矢印Dに沿った方向は、装着部17を平面視した図2において、第1軸線A及び第2軸線Bに対して交差する方向である。
そして、図2、図3、図6(A)のように、一対のガイドレール39に溝39aがそれぞれ設けられており、2つの溝39aに、移動防止部材としての弾性体54がそれぞれ設けられている。2個の弾性体54は共に直方体形状であり、2個の弾性体54は溝39aに圧入して固定されている。2個の弾性体54は、一対のガイドレール39において、分割線Cに沿った方向で、ボス部35から最も離れた箇所に配置されている。また、2個の弾性体54は、分割線Cを基準として線対称となる位置に配置されている。
また、図2、図3のように、ボス部35に、移動防止部材としての弾性体55が2個設けられている。2個の弾性体55は、装着部17の振動方向である矢印Dに沿った方向で、ボス部35の両端に取り付けられている。1個の弾性体55は、突出部35aの孔56に圧入して固定され、1個の弾性体55が、突出部35bの孔57に圧入して固定されている。2個の弾性体55は、分割線Cを基準として線対象となる位置に配置されている。
また、分割線Cに沿った方向における2個の弾性体54の配置位置と、分割線Cに沿った方向における2個の弾性体55の配置位置とが異なる。具体的には、分割線Cに沿った方向で、2個の弾性体54の配置位置と、2個の弾性体55の配置位置との間に、第1軸線Aが位置する。分割線Cに沿った方向は、装着部17に対する電池パック14の移動方向であり、分割線Cに沿った方向で、第1軸線Aを挟んで両側に弾性体54,55が配置されている。言い換えれば、装着部17に対する電池パック14の移動方向であり、第1軸線Aを挟んで前後両側に弾性体54,55が配置されている。なお、2個の弾性体54及び2個の弾性体55は、エラストマー、つまり、ゴム状弾性体で成形されている。つまり、2個の弾性体54及び2個の弾性体55は、合成樹脂よりも剛性が低い材料で構成されている。
そして、電池パック14が装着部17に取り付けられた状態では、図5及び図6(A)のように、2個の弾性体54はガイド溝48の内面に押し付けられる。つまり、マウント部46は、2個の弾性体54により矢印Dに沿った方向の両側から挟まれている。また、図5のように、2個の弾性体55は、ガイド壁50の表面に対して矢印Dに沿った方向に押し付けられる。このため、装着部17が矢印Dに沿った方向に振動した場合に、装着部17と電池パック14とが、矢印Dに沿った方向に相対移動することを防止できる。したがって、装着部17とカバー45との接触箇所が摩擦力により摩耗すること、または溶着すること、を防止できる。
特に、分割線Cに沿った方向で異なる2つの位置に、2個の弾性体54と2個の弾性体55とが配置されている。このため、装着部17と電池パック14とが矢印Dに沿った方向に相対移動することを、一層確実に防止できる。さらに、弾性体54,55は、分割線Cに沿った方向において第1軸線Aを挟んで異なる2つの位置に配置されている。2つの位置は、図1において第1軸線Aの上側及び下側の位置である。したがって、装着部17が第1軸線Aを中心として振動、つまり、所定角度の範囲内で回転した場合に、装着部17と電池パック14とが、相対移動することを効果的に抑制できる。
さらに、装着部17と電池パック14とが矢印Dに沿った方向に相対移動することを防止できるため、電池側端子43と工具側端子38とがチャタリングすることを防止できる。
装着部17に取り付ける移動防止部材の他の例を、図6(B)を参照して説明する。ガイドレール39に取り付ける弾性体54がピン形状であり、弾性体54の外側にガイドレール39を囲むように金属製のプレート59が設けられている。ガイドレール39には、プレート59がガイドレール39から抜けないように抜け止め溝60が設けられている。プレート59は内側に折り返した折り返し部59aを有し、折り返し部59aの先端が抜け止め溝60に配置されている。つまり、折り返し部59aは、ガイドレール39に係合している。
プレート59は弾性体54によってガイド溝48に向けて付勢されている。プレート59は金属製であり、カバー45は合成樹脂製であるため、プレート59とカバー45とが擦れ合っても、プレート59とカバー45とが溶着することを抑制できる。したがって、図6(B)の弾性体54を、図1の装着部17に取り付けた電動工具10においても、前述と同様の効果を得ることができる。
(実施の形態2)
電動工具10の他の例を図7を参照して説明する。図7の電動工具10は、第1軸線Aに沿った方向に、電池パック14と装置本体13とが相対移動されて、電池パック14が装着部17に着脱される。装着部17の壁17aが第1軸線Aに沿った方向に延ばされており、装着部17にガイドレール及びガイド溝が設けられている。ガイドレール及びガイド溝は、第1軸線Aに沿った方向に延ばされている。
また、装着部17に2個の弾性体54及び2個の弾性体55が設けられている。2個の弾性体54と2個の弾性体55とは、第1軸線Aに沿った方向で異なる位置に配置されている。図7の電動工具10の装着部17におけるその他の構成は、図1〜図3、図6に示す装着部17の構成と同じである。また、図7に示す電池パック14の構成は、図1、図4、図5に示す電池パック14の構成と同じである。実施の形態2に示す電動工具10において、電池パック14を装着部17に対して取り付け及び取り外す方向は、第1軸線Aと平行な方向である。
図7に示す電動工具10においても、電池パック14を装着部17に取り付けた状態で、装着部17が振動しても、装着部17に弾性体54,55が設けられているため、前述と同様の効果を得ることができる。
本実施形態における工具保持軸27が、本発明の工具保持部材に相当し、ガイドレール39,47、ガイド溝40,48、ボス部35、ガイド壁50が、本発明のガイド部に相当し、ボス部35が、本発明の固定部に相当する。
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。例えば、本発明の電動工具は、移動防止部材を装置本体に取り付ける構造の他、電池パックのカバーに取り付ける構造を含む。また、本発明の電動工具は、移動防止部材を装置本体及び電池パックのカバーの両方に取り付ける構造を含む。また、移動防止部材を、装置本体またはカバーに接着剤により固定することも可能である。本発明における移動防止部材は、電池パックの移動方向で異なる複数箇所に設けられていればよく、本発明は、電池パックの移動方向で3箇所以上の異なる箇所に移動防止部材が設けられている構造を含む。
また、本発明の電動工具は、出力軸に先端工具としての砥石を取り付けたグラインダを含む。電動工具がグラインダである場合、モータ軸にピニオンギヤが取り付けられ、出力軸にリングギヤが取り付けられる。そして、ピニオンギヤがリングギヤに噛み合わされる。したがって、モータ軸が一方向に回転し、かつ、出力軸も一方向に回転する。ピニオンギヤ及びリングギヤは、減速機構である。
11…電動モータ、12…先端工具、13…装置本体、14…電池パック、15a…第1構成片、15b…第2構成片、27…工具保持軸、29…動力伝達機構、35…ボス部、39,47…ガイドレール、40,48…ガイド溝、50…ガイド壁、54,55…弾性体、A…第1軸線、B…第2軸線。

Claims (12)

  1. 電動モータの動力で先端工具を動作させる電動工具であって、
    前記電動モータが設けられ、かつ、前記先端工具を保持する装置本体と、
    前記装置本体に着脱され、かつ、前記電動モータに電力を供給する電池パックと、
    前記装置本体及び前記電池パックに設けられ、かつ、前記電池パックを前記装置本体に着脱する際の移動方向を定めるガイド部と、
    前記装置本体に設けられかつ、前記電動モータの動力を前記先端工具に伝達する動力伝達機構と、
    を有し、
    前記電動モータ、前記動力伝達機構及び前記電池パックが、前記電動モータの回転中心となる第1軸線に沿って配置され、
    前記装置本体と前記電池パックとが前記移動方向に対して交差する方向に相対移動することを規制する移動防止部材が、前記装置本体または前記電池パックの少なくとも一方に設けられている、電動工具。
  2. 前記第1軸線と交差する第2軸線を中心として回転可能であり、かつ、前記先端工具を保持する工具保持部材が、前記装置本体に設けられている、請求項1に記載の電動工具。
  3. 前記動力伝達機構は、前記電動モータの回転力を、前記先端工具を前記第2軸線を中心として所定角度の範囲内で交互に正回転及び逆回転させる力に変換する、請求項2に記載の電動工具。
  4. 前記移動防止部材は、前記ガイド部に設けられている、請求項1〜3のいずれか1項に記載の電動工具。
  5. 前記装置本体は、
    別体の第1構成片及び第2構成片と、
    前記第1構成片と前記第2構成片とを相互に固定する固定部と、
    を備え、
    前記移動防止部材は、前記固定部に設けられている、請求項1〜4のいずれか1項に記載の電動工具。
  6. 前記移動防止部材は、前記電池パックの移動方向で異なる複数箇所に設けられている、請求項1〜5のいずれか1項に記載の電動工具。
  7. 前記電池パックの移動方向は、前記第1軸線と交差する方向である、請求項1〜6のいずれか1項に記載の電動工具。
  8. 前記電池パックの移動方向は、前記第1軸線と平行な方向である、請求項1〜6のいずれか1項に記載の電動工具。
  9. 前記移動防止部材は、前記第1軸線を挟んで両側に設けられている、請求項6に記載の電動工具。
  10. 前記移動防止部材は、前記移動方向において前記第1軸線の前後両側に設けられている、請求項6に記載の電動工具。
  11. 第1軸線に沿った方向に延びるモータ軸を有する電動モータの動力で先端工具を動作させる電動工具であって、
    前記電動モータが設けられる装置本体と、
    前記装置本体に着脱される電池パックと、
    前記先端工具を前記第1軸線と交差する第2軸線を中心として動作するように保持する工具保持部材と、
    を有し、
    前記装置本体と前記電池パックとが前記第1軸線及び前記第2軸線に対して交差する方向に相対移動することを規制する移動防止部材が、前記装置本体または前記電池パックの少なくとも一方に設けられている、電動工具。
  12. 前記移動防止部材は、前記第2軸線に沿った方向において、前記モータ軸を通る前記第1軸線に対して両側に配置されている、請求項11に記載の電動工具。
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