JP2015102706A - 広告出力装置、画像形成装置、広告出力方法、広告出力プログラム、広告出力システム及び広告出力システムにおける広告出力方法 - Google Patents

広告出力装置、画像形成装置、広告出力方法、広告出力プログラム、広告出力システム及び広告出力システムにおける広告出力方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2015102706A
JP2015102706A JP2013243533A JP2013243533A JP2015102706A JP 2015102706 A JP2015102706 A JP 2015102706A JP 2013243533 A JP2013243533 A JP 2013243533A JP 2013243533 A JP2013243533 A JP 2013243533A JP 2015102706 A JP2015102706 A JP 2015102706A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
output
data
advertisement
function
capture
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013243533A
Other languages
English (en)
Inventor
ゼン 顧
Zheng Ko
ゼン 顧
昇 田邑
Noboru Tamura
昇 田邑
優香 斎藤
Yuka Saito
優香 斎藤
潤田 浩也
Hiroya Uruta
浩也 潤田
五十嵐 尉之
Yasuyuki Igarashi
尉之 五十嵐
大祐 増井
Daisuke Masui
大祐 増井
昌志 谷口
Masashi Taniguchi
昌志 谷口
直也 田村
Naoya Tamura
直也 田村
有登 柴田
Yuto Shibata
有登 柴田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2013243533A priority Critical patent/JP2015102706A/ja
Publication of JP2015102706A publication Critical patent/JP2015102706A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Record Information Processing For Printing (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

【課題】本発明は、取り込んだ出力対象データを出力する際に、該該出力対象データの取込機能に応じて決定した出力機能で広告データを出力する。
【解決手段】複合装置1は、複数の取込機能(スキャナエンジン、ネットワークI/F17、外部I/F18等)で出力対象データを取り込むと、該取込機能をCPU11が判定し、複数の出力機能(プリンタエンジン、ネットワークI/F17、外部I/F18等)のうち、不揮発性メモリ14に、取込機能と対応して登録されている出力機能で、不揮発性メモリ14に格納されている広告データを出力する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、広告出力装置、画像形成装置、広告出力方法、広告出力プログラム、広告出力システム及び広告出力システムにおける広告出力方法に関し、詳細には、取り込んだ出力対象データを出力する際に、該該出力対象データの取込機能に応じた出力機能で広告データを出力する広告出力装置、画像形成装置、広告出力方法、広告出力プログラム、広告出力システム及び広告出力システムにおける広告出力方法に関する。
近年、画像形成装置は、コンビニエンスストア、公共施設、ロケーションフリー印刷環境のオフィス等のように不特定多数の人によって利用可能な環境に設置されるようになってきている。このような画像形成装置は、一般的に、複合装置が用いられ、有料でコピー、プリントアウト、スキャンして取り込んだ出力対象の電子データをSD(Secure Digital)カード等のメモリに蓄積する等のデータ出力サービスを提供している。
一方で、画像形成装置の利用を安価に行いたいとの要望から、出力データに、広告データを付加して、印刷出力することで、利用料金を安くするサービスが出現している。(特許文献1参照)
ところが、従来の画像形成装置における広告データ付加方式は、取り込んだ出力対象の電子データ(以下、適宜、出力対象データという。)の一部の領域、例えば、空白領域に広告データを付加して印刷出力しているのみである。
したがって、広告データを効果的に付与しているとはいえない場合、出力対象データが広告データを付与するのには適していない場合等があり、広告データの出力における効率及び適切さが求められるようになってきている。
そして、従来、サーバと、サーバに接続された画像形成装置と有する広告提供システムにおいて、前記画像形成装置は、入力キーワードを入力するキーワード入力手段と、原稿データを入力する原稿データ入力手段と、前記原稿データから文字データの認識を行う文字データ認識手段と、前記入力キーワードのうち、前記文字データ認識手段により認識された文字データに含まれているキーワードをサーバに送信する送信手段と、を備え、前記サーバは、登録キーワードに対応づけて広告データを記憶する記憶手段と、前記画像形成装置から送信されたキーワードを受信するキーワード受信手段と、前記キーワード受信手段により受信されたキーワードに基づいて登録キーワードを検索し、当該検索された広告データを前記画像形成装置に送信する広告データ送信手段と、を備え、前記画像形成装置は、前記送信したキーワードに対応する広告データを、前記サーバから受信する広告データ受信手段と、前記広告データを、前記原稿データに合成する合成手段と、を更に備えた広告提供システムが提案されている(特許文献2参照)
すなわち、この従来技術は、入力されたキーワードに対応する広告データを提供することで、広告効果の向上を図っている。
しかしながら、上記従来技術にあっては、単にキーワードに基づいて広告データを選択しているのみであるため、広告データの選択を行うことはできるが、広告データの出力機能を適切化することはできない。その結果、出力対象データの出力において、広告効果の向上と利用性を向上させる上で、改良の必要があった。
そこで、本発明は、出力対象データの出力に際して、広告データの出力機能の効果的な選択を行うことを目的としている。
上記目的を達成するために、請求項1記載の広告出力装置は、複数の取込機能で出力対象データを取り込むデータ取込手段と、前記データ取込手段が前記出力対象データを取り込んだ取込機能を判別する判別手段と、広告データを記憶する広告データ記憶手段と、前記広告データを複数の出力機能で出力する広告データ出力手段と、前記取込機能に関連付けて前記出力機能を記憶する対応機能記憶手段と、前記判別手段が判別した前記取込機能に基づいて、前記対応機能記憶手段から前記出力機能を取得し、前記広告データ出力手段に該出力機能で前記広告データを出力させる広告出力制御手段と、を備えていることを特徴としている。
本発明によれば、出力対象データの出力に際して、広告データの出力機能の効果的な選択を行うことができる。
本発明の第1実施例を適用した複合装置のブロック図。 機能関連データベースの一例を示す図。 広告データの一例を示す図。 コントローラの機能ブロック図。 出力対象データ取込機能に応じた出力機能による広告出力の説明図。 広告出力シーケンス図。 第2実施例の機能関連データベースの一例を示す図。 第2実施例の出力対象データ取込機能に応じた出力機能による広告出力の説明図。 第2実施例の広告出力シーケンス図。 第3実施例の機能関連データベースの一例を示す図。 文書種別判定処理の説明図。 第3実施例の出力対象データ取込機能に応じた出力機能による広告出力の説明図。
以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述べる実施例は、本発明の好適な実施例であるので、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明によって不当に限定されるものではなく、また、本実施の形態で説明される構成の全てが本発明の必須の構成要件ではない。
図1〜図6は、本発明の広告出力装置、画像形成装置、広告出力方法、広告出力プログラム、広告出力システム及び広告出力システムにおける広告出力方法の第1実施例を示す図であり、図1は、本発明の広告出力装置、画像形成装置、広告出力方法、広告出力プログラム、広告出力システム及び広告出力システムにおける広告出力方法の第1実施例を適用した複合装置1のブロック構成図である。
図1において、複合装置1は、コントローラ2、操作表示部3及びエンジン4等を備えており、プリント機能、コピー機能、スキャナ機能、配信機能、メモリ転送機能、ファクシミリ機能等を備えているとともに、本発明の広告出力機能を備えている。すなわち、複合装置1は、広告出力装置として機能している。
コントローラ2は、CPU(Central Processing Unit)11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、不揮発性メモリ14、操作I/F15、エンジンI/F16、ネットワークI/F17及び外部I/F18等を備えている。コントローラ2は、各部が、バス19により接続されている。
ROM12は、複合装置1としての基本プログラム、本発明の広告出力プログラム等のプログラム及び必要なシステムデータを格納している。
RAM13は、CPU11によってROM12のプログラムが展開されたり、画像データや広告データ等のデータの処理を行う際のワークメモリとして利用される。
CPU(広告出力制御手段、判別手段、文書種別判定手段)11は、ROM12内のプログラムにもとづいて、RAM13をワークメモリとして利用して、複合装置1の各部を制御して、複合装置1としての基本処理を実行するとともに、後述する本発明の広告出力処理を実行する。
すなわち、本実施例の複合装置1は、ROM、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory )、EPROM、フラッシュメモリ、フレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory )、CD−RW(Compact Disc Rewritable )、DVD(Digital Versatile Disk)、SD(Secure Digital)カード、MO(Magneto-Optical Disc)等のコンピュータが読み取り可能な記録媒体に記録されている本発明の広告出力方法を実行する広告出力プログラムを読み込んでROM12や不揮発性メモリ14に導入することで、後述する出力対象データの出力に際して、広告データの出力機能の効果的な選択を行う広告出力方法を実行する広告出力装置としての機能を有する複合装置として構築されている。この広告出力プログラムは、アセンブラ、C、C++、C#、Java(登録商標)等のレガシープログラミング言語やオブジェクト指向プログラミング言語等で記述されたコンピュータ実行可能なプログラムであり、上記記録媒体に格納して頒布することができる。
不揮発性メモリ(広告データ記憶手段、対応機能記憶手段)14は、ハードディスク、電池バックアップされたRAM等で構成され、CPU11の制御下で、複合装置1の電源がオフの状態においても記憶しておくべきデータが格納され、また、読み出される。不揮発性メモリ14は、例えば、図2に示すような機能関連データベースDB1及び図3に示すような広告データCD1を格納している。図2に示す機能関連データベースDB1は、複合装置1が備えている出力対象となるデータ(以下、出力対象データという。)を複合装置1内へ取り込む複数の取込機能のうち、実際に出力対象データを取り込むのに用いられた取込機能と、該出力対象データに対して出力する広告データの出力に用いる出力機能と、を対応させたデータベースである。図2の機能関連データベースDB1では、例えば、取込機能「紙」に対して、出力機能として、「広告画像を用紙の余白に貼り付け」、取込機能「外部メモリ」に対して、出力機能として、「広告主のアクセスURLをメモリに書き込む」、取込機能「モバイル端末」に対して、出力機能として、「広告主のアクセスURLを送る」、取込機能「クラウドアプリ」に対して、出力機能として、「広告主のアクセスURLをメール宛先に送る」等が登録されている。また、図3に示す広告データCD1は、広告主、アクセスURL、広告画像データを対応させたデータである。
操作I/F15は、操作表示部3に接続されており、操作表示部3とCPU11との間のデータ及び信号の授受を行う。
エンジンI/F16は、エンジン4に接続されており、コントローラ2、特に、CPU11からエンジン4への制御信号や描画データの出力及びエンジン4からコントローラ2へのステータス信号や読み取り結果である画像データ(出力対象データ)の取り込みを行う。
エンジン4は、プリンタエンジン、スキャナエンジン、ファクシミリエンジン等を備えている。プリンタエンジン(出力機能)としては、例えば、電子写真方式プリンタエンジン、インク噴射式プリンタエンジン等のプリンタエンジンが使用されている。エンジン4のプリンタエンジンは、電子写真方式のプリンタエンジンの場合、図示しないが、電子写真方式で用紙に画像データ(描画データ)を記録出力するのに必要な部品、例えば、感光体、帯電部、光書込部、現像部、転写部及びクリーニング部等を備えており、描画データ及び制御信号により光書込部を動作させて感光体上に静電潜像を形成して、現像部によりトナーを感光体上に供給して現像してトナー画像を形成する。プリンタエンジンは、給紙部から用紙を感光体と転写部との間に給紙して、感光体上のトナー画像を用紙に転写させ、トナー画像の転写された用紙を定着部に搬送して、定着部で加熱・加圧して用紙上のトナー画像を定着させることで、画像を形成する。また、エンジン4のスキャナエンジン(取込機能)は、例えば、CCD(Charge Coupled Device)を利用したラインイメージセンサ、アナログ/デジタル(A/D)変換回路及びこれらを駆動する駆動回路等を備えており、一般的にADFを備えている。ADFには、複数枚の原稿がセットされ、ADFは、セットされた原稿を1枚ずつスキャナエンジンの原稿読み取り位置に送給する。エンジン4のプリンタエンジンは、広告データを用紙に印刷出力するときには、広告データを出力する出力機能として機能する。エンジン4のスキャナエンジンは、ADFから搬送されてきた原稿を主走査及び副走査して原稿の濃淡情報から画像を所定の解像度で読み取って、例えば、RGB各所定ビット(例えば、各8ビット)の画像データを取り込んでコントローラ2に出力する。なお、スキャナエンジンは、CCDを用いたものに限るものではなく、例えば、CIS(Contact Image Sensor:密着イメージセンサ)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor )を用いたものであってもよい。そして、エンジン4のスキャナエンジンは、出力対象データを原稿等から読み取って取り込むときには、取込機能として機能する。さらに、エンジン4は、ファクシミリエンジン(取込機能、出力機能)としては、コントローラ2から受け取ったファクシミリデータを通信回線を介して送信先のファクシミリ装置にファクシミリ送信(データ出力)し、また、相手ファクシミリ装置から送信されてきたファクシミリデータを受信して、コントローラ2に出力対象データとして取り込ませる。エンジン4のファクシミリエンジンは、広告データをファクシミリデータとして送信するときには、出力機能として機能し、出力対象データをファクシミリデータとして受信するときには、取込機能として機能する。
ネットワークI/F(取込機能、出力機能)17は、有線または無線の上記ネットワークNWを介して、コンピュータ、モバイル端末(スマートフォン、タブレット等)等の情報処理装置が接続される。ネットワークI/F17は、ネットワークNWを介して情報処理装置から送信されてくる制御信号及びデータ(画像データ等の出力対象データ)等を受け取るとともに、複合装置1から情報処理装置に各種制御信号及び画像データや広告データ等のその他のデータの出力を行うインターフェイスである。ネットワークI/F17は、出力対象データをネットワークNWの情報処理装置から受信するときには、取込機能として機能し、広告データをネットワークNWの情報処理装置に送信するときには、出力機能として機能する。
外部I/F(取込機能、出力機能)18には、外部デバイスGD、例えば、可搬性を有するメモリデバイス等が着脱可能に装着される。外部デバイスGDとしては、例えば、USB(Universal Serial Bus)メモリ、メモリカード(例えば、SDメモリカード等)、フロッピィディスク(登録商標)等が挿入される。外部I/F18は、CPU11の制御下で、外部デバイスGDをドライブして、外部デバイスGDに記憶されている出力対象データ等のデータの読み出し及び外部デバイスGDへの広告データ等のデータの書き込み(出力)を行う。この外部I/F18は、外部デバイスGDの外部I/F18への挿入及び取り出しを自動検出し、検出結果をCPU11に出力する。外部デバイスGDは、SDカード、USB(Universal Serial Bus)メモリ等であり、本実施例では、出力対象データが格納された状態で外部I/F18に挿入される。また、外部デバイスGDは、外部I/F18によって出力対象データが取り込まれ、また、外部I/F18によって、広告データが書き込まれる。外部I/F18は、外部デバイスGDから出力対象データを取り込むときには、取込機能として機能し、外部デバイスGDへ広告データを書き込むときには、出力機能として機能する。
操作表示部3は、図1に示すように、CPU21、プログラムROM22、RAM23、不揮発性メモリ24、表示部25及びコントローラI/F26等を備えており、各部は、バス27で接続されている。
プログラムROM22は、操作表示部3用のプログラム及び本発明の広告出力方法のうち、操作表示部3が実行する部分の広告出力プログラム及び必要なデータが格納されている。
RAM23は、CPU21によってプログラムROM22のプログラムが展開されたり、表示データや操作データ等のデータの処理を行う際のワークメモリとして利用される。
CPU21は、プログラムROM22内のプログラムにもとづいて、RAM23をワークメモリとして利用して、操作表示部3の各部を制御して、操作表示部3としての基本処理を実行する。また、CPU21は、後述する本発明の広告出力処理のうち操作表示部3としての処理を実行する。
不揮発性メモリ24は、操作表示部3の電源がオフの場合にも記憶しておくべきデータが、CPU21の制御下で、書き込まれ、また、読み出される。
表示部(出力機能)25は、例えば、タッチパネル付きLCD(Liquid Crystal Display)等が用いられ、CPU21の制御下で、表示データを表示するとともに、各種機能キーを表示する。表示部25は、機能キーがタッチ操作されると、CPU21が該操作を認識して、コントローラI/F26を介して、必要な操作情報をコントローラ2のCPU11へ通知する。この表示部25は、広告データを表示するときには、広告データを出力する出力機能として機能する。
コントローラI/F26は、操作表示部3とコントローラ2との間のデータ及び制御信号の授受を行う。
複合装置1は、上記エンジン4のスキャナエンジン、スキャナエンジン、ネットワークI/F17、外部I/F18は、全体として、データ取込手段として機能している。また、エンジン4のプリンタエンジン、ネットワークI/F17、外部I/F18、表示部25等は、全体として、広告データ出力手段として機能している。
そして、複合装置1は、上記広告出力プログラムが導入されることで、コントローラ2に、図4に示すような機能ブロックが構築される。すなわち、コントローラ2は、広告出力プログラムが導入されることで、データ処理部31、データ保管部32、画像処理部33、通信部34及び印刷制御部35等が構築される。
データ処理部31は、CPU11等で構築され、コントローラ2の各部を制御して、本発明の広告出力処理を実行する。データ処理部31は、判別手段、広告出力制御手段として機能している。
通信部34は、ネットワークI/F及び外部I/F18等で構築され、コンピュータ、モバイル端末等の情報処理装置及びSDカードメモリ等の外部デバイスGDとの通信を行う。通信部34は、取込機能を有するデータ取込手段及び出力機能を有する広告データ出力手段として機能している。
データ保管部32は、不揮発性メモリ14等で構築され、データ処理部31の制御下で、図2に示した機能連携データベースDB1、図3に示した広告データCD1及び出力対象データ等を格納し、また、読み出される。データ保管部32は、広告データ記憶手段、対応機能記憶手段として機能している。
画像処理部33は、CPU11、RAM13等で構築され、データ処理部31の制御下で、出力対象データの出力機能に応じたデータ処理及び広告データの出力機能に応じたデータ処理を行う。
印刷制御部35は、エンジンI/F16等で構築され、データ処理部31の制御下でデータ処理された出力対処データのエンジン4を出力機能として利用したデータ出力処理及び広告データの出力処理を行う。印刷制御部35は、出力機能を有する広告データ出力手段として機能している。
次に、本実施例の作用を説明する。本実施例の複合装置1は、出力対象データの出力に際して、該出力対象データの取込機能に応じて、広告データの出力機能の効果的な選択を行う。
例えば、複合装置1は、図5に示すように、出力対象データを格納しているSDカードが外部I/F18に挿入されると(P1)、CPU11が、外部I/F18を出力対象データの取込機能として利用して、該SDカード内の出力対象データの一覧情報を取り込む。CPU11は、取り込んだ出力対象データの一覧情報を、例えば、操作表示部3の表示部25に、文書一覧として表示させる(P2)。ユーザが、表示部25の表示を見て、出力対象とする出力対象データを選択して、出力機能(例えば、印刷出力)を選択すると(P3)、CPU11は、該出力対象データをSDカードから外部I/F18を介して不揮発性メモリ14に取り込む。CPU11は、該出力対象データの取込機能に基いて広告の出力機能を選んで広告出力を行う(P4)。すなわち、CPU11は、出力対象データの取込機能(図5の場合、SDカード)を取得し(P4-1)、該取込機能に対応して、不揮発性メモリ14に登録されている機能関連データベースDB1を参照して広告データの出力機能を選択する(P4-2)。CPU11は、選択した出力機能を用いて広告データを出力する広告出力処理を実施する(P4-3)。CPU11は、広告出力処理を実施すると、不揮発性メモリ14に取り込んだ出力対象データを指定された出力機能よって出力、例えば、印刷出力する(P5)。
そして、複合装置1は、図6に示すように、広告出力処理を行う。なお、図6は、外部デバイスGDとしてのSDカードから出力対象データを取り込んで、出力対象データを印刷出力する場合が示されているが、取込機能及び出力機能はこれらに限るものではない。
図6において、ユーザ∪が、外部デバイスGDであるSDカードを外部I/F18に挿入すると、コントローラ2の通信部34が、SDカードの読み取りを行う(S1)。通信部34は、SDカードに格納されているファイルの一覧を取り込んで操作表示部3の表示部25にファイル一覧を表示させる(S2)。
ユーザ∪が、ファイル一覧を見て出力対象データ(ファイル)を選択して印刷要求操作が行われると(S3)、操作表示部3から対象ファイル(出力対象データ)の印刷要求をコントローラ2のデータ処理部31へ行う(S4)。
データ処理部31は、通信部34から該出力対象データを取り込んだときの取込機能を取得する(S5)。すなわち、CPU11は、外部I/F18を取込機能として、SDカード(外部デバイスGD)から出力対象データを取り込んでいることを取得する。
データ処理部31は、取込機能を取得すると、データ保管部32の機能関連データベースDB1を参照して、該取込機能に対応する広告出力機能を抽出する(S6)。いま、取込機能が外部デバイスGDであるので、データ処理部31は、図2に示した機能関連データベースDB1から広告主のアクセスURLをメモリに書き込むことを出力機能として、取得する。
データ処理部31は、出力機能を取得すると、該出力機能に従って、広告、すなわち、広告主のアクセスURLを外部デバイスGDであるSDカードに書き込む広告出力処理を行う(S7)。
データ処理部31は、広告出力処理を行うと、画像処理部33に出力対象データから印刷データを生成させ、生成させた印刷データを印刷制御部35に渡して、エンジン4のプリンタエンジンに画像を印刷出力させる(S8)。
このように、本実施例の複合装置1は、複数の取込機能(スキャナエンジン、ネットワークI/F17、外部I/F18等)で出力対象データを取り込むデータ取込手段と、前記データ取込手段が前記出力対象データを取り込んだ取込機能を判別するCPU(判別手段)21と、広告データを記憶する不揮発性メモリ(広告データ記憶手段)14と、前記広告データを複数の出力機能(プリンタエンジン、ネットワークI/F17、外部I/F18等)で出力する広告データ出力手段と、前記取込機能に関連付けて前記出力機能を記憶する不揮発性メモリ(対応機能記憶手段)14と、前記判別手段としてのCPU21が判別した前記取込機能に基づいて、不揮発性メモリ14から前記出力機能を取得し、前記広告データ出力手段に該出力機能で前記広告データを出力させるCPU(広告出力制御手段)21と、を備えている。
したがって、出力対象データを取り込んだときの取込機能に応じて、該出力対象データに対する広告データの出力機能を決定して該広告データを出力することができ、出力対象データの出力に際して、広告データの出力機能の効果的な選択を行うことができる。
また、本実施例の複合装置1は、データに基づいて用紙(被記録媒体)に画像を形成出力する画像形成出力機能(プリンタエンジン)を有する画像形成装置としての複合装置であって、複数の取込機能(スキャナエンジン、ネットワークI/F17、外部I/F18等)で出力対象データを取り込むデータ取込手段と、前記データ取込手段が前記出力対象データを取り込んだ取込機能を判別するCPU(判別手段)11と、広告データを記憶する不揮発性メモリ(広告データ記憶手段)14と、前記広告データを、前記画像形成出力機能(プリンタエンジン)を含む複数の出力機能で出力する広告データ出力手段と、前記取込機能に関連付けて前記出力機能を記憶する不揮発性メモリ(対応機能記憶手段)14と、前記判別手段としてのCPU21が判別した前記取込機能に基づいて、不揮発性メモリ14から前記出力機能を取得し、前記広告データ出力手段に該出力機能で前記広告データを出力させるCPU(広告出力制御手段)11と、を備えている。
したがって、取り込んだ出力対象データをプリンタエンジンで記録出力する場合にも、該出力対象データの取り込み機能に応じて出力機能を設定して、該出力機能で広告データを出力することができる。出力対象データの出力に際して、広告データの出力機能の効果的な選択を行うことができる。
さらに、本実施例の複合装置1は、複数の取込機能(スキャナエンジン、ネットワークI/F17、外部I/F18等)で出力対象データを取り込むデータ取込処理ステップと、前記データ取込処理ステップで前記出力対象データを取り込んだ取込機能を判別する判別処理ステップと、不揮発性メモリ(広告データ記憶手段)14の記憶する広告データを複数の出力機能(プリンタエンジン、ネットワークI/F17、外部I/F18等)で出力する広告データ出力処理ステップと、前記判別処理ステップが判別した前記取込機能に基づいて、該取込機能に関連付けて前記出力機能を記憶する不揮発性メモリ(対応機能記憶手段)14から該出力機能を取得し、前記広告データ出力処理ステップの該出力機能で前記広告データを出力させる広告出力制御処理ステップと、を有する広告出力方法を実行している。
したがって、出力対象データを取り込んだときの取込機能に応じて、該出力対象データに対する広告データの出力機能を決定して該広告データを出力することができ、出力対象データの出力に際して、広告データの出力機能の効果的な選択を行うことができる。
また、本実施例の複合装置1は、CPU11等の制御プロセッサに、複数の取込機能(スキャナエンジン、ネットワークI/F17、外部I/F18等)で出力対象データを取り込むデータ取込処理と、前記データ取込処理で前記出力対象データを取り込んだ取込機能を判別する判別処理と、不揮発性メモリ(広告データ記憶手段)14の記憶する広告データを複数の出力機能で出力する広告データ出力処理と、前記判別処理が判別した前記取込機能に基づいて、該取込機能に関連付けて前記出力機能を記憶する不揮発性メモリ(対応機能記憶手段)14から該出力機能を取得し、前記広告データ出力処理において該出力機能で前記広告データを出力させる広告出力制御処理と、を実行させる広告出力プログラムを搭載している。
したがって、出力対象データを取り込んだときの取込機能に応じて、該出力対象データに対する広告データの出力機能を決定して該広告データを出力することができ、出力対象データの出力に際して、広告データの出力機能の効果的な選択を行うことができる。
図7〜図9は、本発明の広告出力装置、画像形成装置、広告出力方法、広告出力プログラム、広告出力システム及び広告出力システムにおける広告出力方法の第2実施例を示す図であり、図7は、本発明の広告出力装置、画像形成装置、広告出力方法、広告出力プログラム、広告出力システム及び広告出力システムにおける広告出力方法の第2実施例を適用した複合装置が格納している機能関連データベースDB2の一例を示す図である。
なお、本実施例は、上記第1実施例の複合装置1と同様の複合装置に適用したものであり、本実施例の説明においては、第1実施例で用いた符号をそのまま用いて説明する。
本実施例の複合装置1は、取込機能に基づいて一元的に決定される出力機能では、広告を出力することができない場合に該取込機能に対応する他の出力機能を設けている。すなわち、本実施例の複合装置1は、図7に示すように、不揮発性メモリ14、すなわち、データ保管部32に、機能関連データベースDB2を格納しており、この機能関連データベースDB2は、1つの取込機能に対して、メインの出力機能の他に、サブ出力機能が登録されているとともにサブ出力機能を選択する際の状況も登録されている。例えば、図7において、機能関連データベースDB2は、取込機能「紙」に対して、状況が正常に出力できる「異常なし」の場合には、「広告画像を用紙の余白に貼り付ける」が出力機能として設定されている。そして、取込機能が「紙」であって、状況が消耗品切れの近い「消耗品すぐ切れる」の場合には、「出力時に表示部上に広告動画を表示する」が設定されている。また、取込機能が「外部デバイス」の場合、出力状況が「異常なし」の場合には、「広告主のアクセスURLを外部デバイスに書き込む」が、また、出力状況が「書き込み失敗」の場合には、広告画像を用紙の余白に貼り付ける」が設定されている。さらに、取込機能が「外部デバイス」であって、出力状況が「書き込み失敗かつ消耗品すぐ切れる」の場合には、「出力時に操作部上に広告動画を表示する」が設定されている。図7の機能関連データベースDB2は、その他に、取込機能がモバイル端末、クラウドの場合が設定登録されているが、これらは、一例であり、取込機能と出力機能を適切にかつ効果的に広告を行うことのできる組み合わせを設定することができる。
そして、本実施例の複合装置1は、データ保管部32に上記機能関連データベースDB2が格納された状態で、出力対象データの出力要求があると、図8に示すように、出力対象データの取込機能に応じた出力機能による広告出力を行う。なお、図8は、図5と同様にSDカード(外部デバイスGD)から出力対象データを取り込む工程を取込機能としており、図5と同様の処理については、同一の処理番号を付与して、その説明を簡略化する。
すなわち、例えば、図8に示すように、出力対象データを格納しているSDカードが外部I/F18に挿入されると(P1)、CPU11が、外部I/F18を出力対象データの取込機能として利用して、該SDカード内の出力対象データの一覧情報を取り込む。CPU11は、取り込んだ出力対象データの一覧情報を、例えば、操作表示部3の表示部25に、文書一覧として表示させる(P2)。ユーザが、表示部25の表示を見て、出力対象とする出力対象データを選択して、出力機能(例えば、印刷出力)を選択すると(P3)、CPU11は、該出力対象データをSDカードから外部I/F18を介して不揮発性メモリ14に取り込む。CPU11は、該出力対象データの取込機能に基いて広告の出力機能を選んで広告出力を行う(P41)。すなわち、CPU11は、出力対象データの取込機能(図8の場合、SDカード)を取得し(P41−1)、該取込機能に対応して、不揮発性メモリ14に登録されている機能関連データベースDB2を参照して、まずは、状況として「異常なし」に対応する広告の出力機能を選択する(P41−2)。具体的には、CPU11は、「広告主のアクセスURLを外部デバイスに書き込む」を出力機能として選択する。そして、CPU11は、選択した出力機能を用いて広告データを出力する広告出力処理を実施するが、失敗する(P41−3)。CPU11は、最初に選択した広告出力を選択した広告出力処理の実施に失敗すると、機能関連データベースDB2の状況が該出力機能の失敗(「書き込み失敗」)に対応する他の出力機能である「広告画像を用紙の余白に貼り付ける」を、出力機能として選択する。なお、この場合、用紙への書き込みを阻害する要因、例えば、消耗品が少なくすぐ切れる状態にあると、出力機能として、「出力時に表示部上に広告画像を表示する」を選択する。
そして、CPU11は、選択した他の広告出力機能を実施して、広告出力を行う(P41−5)。
CPU11は、広告出力を実施すると、不揮発性メモリ14に取り込んだ出力対象データを指定された出力機能よって出力、例えば、印刷出力する(P5)。
そして、複合装置1は、図9に示すように、広告出力処理を行う。なお、図9は、外部デバイスGDとしてのSDカードから出力対象データを取り込んで、出力対象データを印刷出力する場合が示されているが、取込機能及び出力機能はこれらに限るものではない。そして、図9において、図6と同様の処理については、同一の符号を付与して、その説明を省略する。
図9において、ユーザ∪が、外部デバイスGDであるSDカードを外部I/F18に挿入すると、コントローラ2の通信部34が、SDカードの読み取りを行う(S1)。通信部34は、SDカードに格納されているファイルの一覧を取り込んで操作表示部3の表示部25にファイル一覧を表示させる(S2)。
ユーザ∪が、ファイル一覧を見て出力対象データ(ファイル)を選択して印刷要求操作が行われると(S3)、操作表示部3から対象ファイル(出力対象データ)の印刷要求をコントローラ2のデータ処理部31へ行う(S4)。
データ処理部31は、通信部34から外出力対象データを取り込んだときの取込機能を取得する(S5)。いま、SDカード(外部デバイスGD)から取得していることを取得する。
データ処理部31は、取込機能を取得すると、データ保管部32の機能関連データベースDB2を参照して、該取込機能に対応する広告出力機能を抽出する(S6)。いま、外部I/F8を取込機能として外部デバイスGDから出力対象データを取得しているので、データ処理部31は、図7に示した機能関連データベースDB2から広告主のアクセスURLをメモリに書き込むことを出力機能として、取得する。
データ処理部31は、出力機能を取得すると、該出力機能に従って、広告、すなわち、広告主のアクセスURLを外部デバイスGDであるSDカードに書き込む広告出力処理を行う(S7)。
ところが、いま、外部デバイスGDが一杯等の理由によって外部デバイスGDへの書き込みに失敗すると、データ処理部31は、該書き込みに失敗したことが外部I/F18である通信部34から通知される(S21)。
データ処理部31は、書き込みに失敗すると、図7に示した機能関連データベースDB2を参照して、書き込み失敗に対して設定されている他の広告出力機能、図7では、「広告画像を用紙の余白に貼り付ける」を取得する(S22)。
データ処理部31は、広告画像を用紙の余白に貼り付けるために、出力対象データであるファイルデータに広告画像を貼り付けた新しい印刷データの生成要求を画像処理部33に行う(S23)。
データ処理部31は、データ保管部32から出力対象データ及び広告画像データを取得し(S24)、出力対象データの余白部分に広告画像データを割り付けた画像データを生成する。データ処理部31は、該画像データを印刷データに変換して印刷制御部35を介してエンジン4のプリンタエンジンに画像を印刷出力させる(S25)。
このように、本実施例の複合装置1は、前記広告出力制御手段であるCPU11の決定した前記出力機能での前記広告データ出力手段による前記広告出力の可否を判定するCPU(判別手段)11を、さらに備え、前記対応機能記憶手段としての不揮発性メモリ14が、1つの取込機能に対して、複数の出力機能を記憶し、前記広告出力制御手段としてのCPU11が、前記取込機能に対応した前記出力機能での前記広告データ出力手段による広告データの出力が不可能であることを前記判別手段としてのCPU11が判定すると、該取込機能に対して不揮発性メモリ14に記憶されている他の出力機能を、該広告データの出力機能として選択する。
したがって、出力対象データの取込機能と複合装置1の状況に応じて、適切な出力機能を選択して広告データを出力することができる。その結果、出力対象データの出力に際して、確実に出力可能な広告データの出力機能の効果的な選択を行うことができる。
図10〜図12は、本発明の広告出力装置、画像形成装置、広告出力方法、広告出力プログラム、広告出力システム及び広告出力システムにおける広告出力方法の第2実施例を示す図であり、図10は、本発明の広告出力装置、画像形成装置、広告出力方法、広告出力プログラム、広告出力システム及び広告出力システムにおける広告出力方法の第2実施例を適用した複合装置が格納している機能関連データベースDB3の一例を示す図である。
なお、本実施例は、上記第1実施例の複合装置1と同様の複合装置に適用したものであり、本実施例の説明においては、第1実施例で用いた符号をそのまま用いて説明する。
本実施例の複合装置1は、出力対象データが広告画像の付加された状態で出力されることに適していないデータ、例えば、住民票の申出書等の公文書のデータ等については、出力対象データに広告データを付加しない、その他の出力機能で出力する。
そこで、本実施例の複合装置1は、コントローラ2の不揮発性メモリ14、すなわち、データ保管部32に、図10に示すような機能関連データベースDB3を格納している。この機能関連データベースDB3は、図10に示すように、取込機能毎に文書種別として、広告貼付可能文書の場合の広告出力機能と広告貼付禁止文書の場合の広告出力機能が登録されている。なお、図10は、図7の場合の取込機能毎に出力状況に対応した出力機能における広告貼付可能文書と広告添付禁止文書に対する出力機能が登録されている。
そして、複合装置1は、予め図11(b)に示すような文書種別判定データベースBD1が不揮発性メモリ14(すなわち、データ保管部32)に格納されている。図14(b)の文書種別判定データベースBD1では、文書種別として、「履歴書」、「住民票」等が掲げられており、これらの文書種別毎に、該文書種別を判定するキーワードが、例えば、「履歴書」では、「履歴」、「氏名」、「性別」及び「生年月日」が登録されており、「住民票」では、「住民票」、「区長」、「本籍」、「住所」、「氏名」が登録されている。
そして、複合装置1は、図11(a)に示すように、文書データ(出力対象データ)を取り込むと、データ処理部31が、PDL(Page Description Language)データ等に変換する。そして、データ処理部31は、通常の文字認識方式、例えば、OCR(Optical Character Reader)機能を利用して、取り込んだ出力対象データの文字認識を行う。
データ処理部31は、出力対象データの文字認識を行うと、認識した出力対象データの文字に、文書種別判定データベースBD1に登録されているキーワードが含まれているか検出して、検出結果から文書種別を判定する。例えば、データ処理部31は、図11(c)に示すように、文書種別判定データベースBD1に登録されているキーワードが、出力対象データに含まれているか否かの検出を行い、該検出結果から文書種別を判定する。例えば、図11(c)の場合、データ処理部31は、「履歴書」については、含まれているキーワードと含まれていないキーワードがあるが、「住民票」については、全てのキーワードが含まれているため、図11(d)に示すように、「住民票」と判定する。
そして、本実施例の複合装置1は、データ保管部32に上記機能関連データベースDB3及び文書種別判定データベースBD1が格納された状態で、出力対象データの出力要求があると、図12に示すように、出力対象データの取込機能に応じた出力機能による広告出力を行う。なお、図12は、図5及び図8と同様にSDカード(外部デバイスGD)から出力対象データを取り込む工程を取込機能としており、図5及び図8と同様の処理については、同一の処理番号を付与して、その説明を簡略化する。
すなわち、例えば、図12に示すように、出力対象データを格納しているSDカードが外部I/F18に挿入されると(P1)、CPU11が、外部I/F18を出力対象データの取込機能として利用して、該SDカード内の出力対象データの一覧情報を取り込む。CPU11は、取り込んだ出力対象データの一覧情報を、例えば、操作表示部3の表示部25に、文書一覧として表示させる(P2)。ユーザが、表示部25の表示を見て、出力対象とする出力対象データを選択して、出力機能(例えば、印刷出力)を選択すると(P3)、CPU11は、該出力対象データをSDカードから外部I/F18を介して不揮発性メモリ14に取り込む。CPU11は、該出力対象データの取込機能及び文書種別に基いて広告の出力機能を選んで広告出力を行う(P42)。すなわち、CPU11は、取り込んだ出力対象データの文書種別の判定を、図11に示したように実施し、文書種別を取得する(P42−1)。次に、CPU11は、出力対象データの取込機能(図12の場合、SDカード)を選出し(P42−2)、該取込機能及び文書種別に対応して、不揮発性メモリ14に登録されている機能関連データベースDB3を参照して、広告出力機能を選出する(P42−3)。CPU11は、選出した広告出力機能によって広告データの出力を実施する(P42−4)。なお、この場合、広告データの出力に失敗すると、CPU11は、該取込機能及び文書種別に対応して、失敗した場合の出力機能を、再度選択し、選択した広告出力機能を実施する処理を、広告出力が適切に実行できるまで繰り返し行う。例えば、CPU11は、取込機能が、「外部デバイス」で、出力対象データが「住民票」等の広告添付禁止文書であると、まず、状況として「異常なし」で、文書種別が「広告添付禁止文書」に対応する「広告主のアクセスURLを外部デバイスに書き込む」の出力機能を選択する。そして、CPU11は、「広告主のアクセスURLを外部デバイスに書き込む」の出力機能による出力に失敗すると、状況として「書き込み失敗」であって、文書種別が「広告添付禁止文書」に対応する他の出力機能である「広告画像を別紙で出力」を、出力機能として選択する。なお、この場合、用紙への書き込みを阻害する要因、例えば、消耗品が少なくすぐ切れる状態にあると、状況として、「書き込み失敗及び消耗品すぐ切れる」であって、文書種別が「広告添付禁止文書」に対応する出力機能である「出力時に表示部上に広告画像を表示する」を選択する。
そして、CPU11は、広告データの出力を行うと、出力対象データの出力を行う(P5)。なお、広告データの出力を出力対象データの余白に印刷出力するときには、広告データの出力と出力対象データの出力を同時に行うことになる。
このように、本実施例の複合装置1は、前記データ取込手段の取り込んだ前記出力対象データの文書種別を判定するCPU(文書種別判定手段)11を、さらに備え、前記広告制御手段としてのCPU11が、前記文書種別が予め広告データの出力を禁止する文書種別として設定されている文書種別であると、前記広告データ出力手段による前記広告データの出力を禁止している。
したがって、履歴書」、「住民票」等の広告出力に不適切な文書に対しては、広告データの出力、特に、該文書へ直接広告を記録する記録出力を禁止することができる。その結果、文書の種別に応じた適切な広告出力を行うことができる。
なお、上記説明においては、複合装置1が、データ処理部31、データ保管部32、画像処理部33、通信部34及び印刷制御部35の全ての機能部を備えているが、本発明の形態としては、複合装置1がこれらの全ての機能を備えている場合に限るものではない。例えば、本発明は、データ保管部32等がネットワーク上の装置に設けられていていたり、画像処理部33やデータ処理部31もネットワーク上の他の装置に分散して設けられているような広告出力システムとして構成されていてもよい。また、上記説明においては、出力対象データを印刷出力する場合について説明したが、出力対象データの出力機能としては、印刷出力に限るものではない。
すなわち、データの出力を行う複合装置1等のデータ出力装置と、データの出力に伴う広告データを提供するサーバ等の外部装置と、を備えている広告出力システムであって、複数の取込機能で出力対象データを取り込むデータ取込手段と、前記データ取込手段が前記出力対象データを取り込んだ取込機能を判別する判別手段と、前記広告データを複数の出力機能で出力する広告データ出力手段と、前記取込機能に関連付けて前記出力機能を記憶する対応機能記憶手段と、前記判別手段が判別した前記取込機能に基づいて、前記対応機能記憶手段から前記出力機能を取得し、前記広告データ出力手段に該出力機能で前記外部装置の提供する広告データを出力させる広告出力制御手段と、データ出力装置上、外部装置上またはネットワーク上のその他の装置を備えている広告出力システムであってもよい。
このような場合、広告出力システムは、出力対象データを取り込んだときの取込機能に応じて、該出力対象データに対する広告データの出力機能を決定して該広告データを出力することができ、出力対象データの出力に際して、広告データの出力機能の効果的な選択を行うことができる。
また、データの出力を行う複合装置1等のデータ出力装置と、データの出力に伴う広告データを提供する外部装置と、を備えている広告出力システムの実行する広告出力方法であって、複数の取込機能で出力対象データを取り込むデータ取込処理ステップと、前記データ取込処理ステップで前記出力対象データを取り込んだ取込機能を判別する判別処理ステップと、前記広告データを複数の出力機能で出力する広告データ出力処理ステップと、前記判別処理ステップで判別された前記取込機能に基づいて、該取込機能に関連付けて前記出力機能を記憶する対応機能記憶手段から該出力機能を取得し、前記広告データ出力処理ステップの該出力機能で前記外部装置の提供する広告データを出力させる広告出力制御処理ステップと、を有する広告出力方法を広告出力システムが実行してもよい。
このような場合、広告出力システムは、出力対象データを取り込んだときの取込機能に応じて、該出力対象データに対する広告データの出力機能を決定して該広告データを出力することができ、出力対象データの出力に際して、広告データの出力機能の効果的な選択を行うことができる。
以上、本発明者によってなされた発明を好適な実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施例で説明したものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
1 複合装置
2 コントローラ
3 操作表示部
4 エンジン
11 CPU
12 ROM
13 RAM
14 不揮発性メモリ
15 操作I/F
16 エンジンI/F
17 ネットワークI/F
18 外部I/F
19 バス
21 CPU
22 プログラムROM
23 RAM
24 不揮発性メモリ
25 表示部
26 コントローラI/F
27 バス
NW ネットワーク
GD 外部デバイス
DB1、DB2、DB3 機能関連データベース
CD1 広告データ
BD1 文書種別判定データベース
特開2012−014381号公報 特開2012−244427号公報

Claims (8)

  1. 複数の取込機能で出力対象データを取り込むデータ取込手段と、
    前記データ取込手段が前記出力対象データを取り込んだ取込機能を判別する判別手段と、
    広告データを記憶する広告データ記憶手段と、
    前記広告データを複数の出力機能で出力する広告データ出力手段と、
    前記取込機能に関連付けて前記出力機能を記憶する対応機能記憶手段と、
    前記判別手段が判別した前記取込機能に基づいて、前記対応機能記憶手段から前記出力機能を取得し、前記広告データ出力手段に該出力機能で前記広告データを出力させる広告出力制御手段と、
    を備えていることを特徴とする広告出力装置。
  2. 前記広告出力装置は、
    前記広告出力制御手段の決定した前記出力機能での前記広告データ出力手段による前記広告出力の可否を判定する判定手段を、さらに備え、
    前記対応機能記憶手段は、
    1つの取込機能に対して、複数の出力機能を記憶し、
    前記広告出力制御手段は、
    前記取込機能に対応した前記出力機能での前記広告データ出力手段による広告データの出力が不可能であることを前記判定手段が判定すると、該取込機能に対して前記対応機能記憶手段に記憶されている他の出力機能を、該広告データの出力機能として選択することを特徴とする請求項1記載の広告出力装置。
  3. 前記広告出力装置は、
    前記データ取込手段の取り込んだ前記出力対象データの文書種別を判定する文書種別判定手段を、さらに備え、
    前記広告制御手段は、
    前記文書種別が予め広告データの出力を禁止する文書種別として設定されている文書種別であると、前記広告データ出力手段による前記広告データの出力を禁止することを特徴とする請求項1または請求項2記載の広告出力装置。
  4. データに基づいて被記録媒体に画像を形成出力する画像形成出力機能を有する画像形成装置であって、
    複数の取込機能で出力対象データを取り込むデータ取込手段と、
    前記データ取込手段が前記出力対象データを取り込んだ取込機能を判別する判別手段と、
    広告データを記憶する広告データ記憶手段と、
    前記広告データを、前記画像形成出力機能を含む複数の出力機能で出力する広告データ出力手段と、
    前記取込機能に関連付けて前記出力機能を記憶する対応機能記憶手段と、
    前記判別手段が判別した前記取込機能に基づいて、前記対応機能記憶手段から前記出力機能を取得し、前記広告データ出力手段に該出力機能で前記広告データを出力させる広告出力制御手段と、
    を備えていることを特徴とする画像形成装置。
  5. 複数の取込機能で出力対象データを取り込むデータ取込処理ステップと、
    前記データ取込処理ステップで前記出力対象データを取り込んだ取込機能を判別する判別処理ステップと、
    広告データ記憶手段の記憶する広告データを複数の出力機能で出力する広告データ出力処理ステップと、
    前記判別処理ステップが判別した前記取込機能に基づいて、該取込機能に関連付けて前記出力機能を記憶する対応機能記憶手段から該出力機能を取得し、前記広告データ出力処理ステップの該出力機能で前記広告データを出力させる広告出力制御処理ステップと、
    を有することを特徴とする広告出力方法。
  6. 制御プロセッサに、
    複数の取込機能で出力対象データを取り込むデータ取込処理と、
    前記データ取込処理で前記出力対象データを取り込んだ取込機能を判別する判別処理と、
    広告データ記憶手段の記憶する広告データを複数の出力機能で出力する広告データ出力処理と、
    前記判別処理が判別した前記取込機能に基づいて、該取込機能に関連付けて前記出力機能を記憶する対応機能記憶手段から該出力機能を取得し、前記広告データ出力処理において該出力機能で前記広告データを出力させる広告出力制御処理と、
    を実行させることを特徴とする広告出力プログラム。
  7. データの出力を行うデータ出力装置と、データの出力に伴う広告データを提供する外部装置と、を備えている広告出力システムであって、
    複数の取込機能で出力対象データを取り込むデータ取込手段と、
    前記データ取込手段が前記出力対象データを取り込んだ取込機能を判別する判別手段と、
    前記広告データを複数の出力機能で出力する広告データ出力手段と、
    前記取込機能に関連付けて前記出力機能を記憶する対応機能記憶手段と、
    前記判別手段が判別した前記取込機能に基づいて、前記対応機能記憶手段から前記出力機能を取得し、前記広告データ出力手段に該出力機能で前記外部装置の提供する広告データを出力させる広告出力制御手段と、
    を備えていることを特徴とする広告出力システム。
  8. データの出力を行うデータ出力装置と、データの出力に伴う広告データを提供する外部装置と、を備えている広告出力システムの実行する広告出力方法であって、
    複数の取込機能で出力対象データを取り込むデータ取込処理ステップと、
    前記データ取込処理ステップで前記出力対象データを取り込んだ取込機能を判別する判別処理ステップと、
    前記広告データを複数の出力機能で出力する広告データ出力処理ステップと、
    前記判別処理ステップで判別された前記取込機能に基づいて、該取込機能に関連付けて前記出力機能を記憶する対応機能記憶手段から該出力機能を取得し、前記広告データ出力処理ステップの該出力機能で前記外部装置の提供する広告データを出力させる広告出力制御処理ステップと、
    を有することを特徴とする広告出力方法。
JP2013243533A 2013-11-26 2013-11-26 広告出力装置、画像形成装置、広告出力方法、広告出力プログラム、広告出力システム及び広告出力システムにおける広告出力方法 Pending JP2015102706A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013243533A JP2015102706A (ja) 2013-11-26 2013-11-26 広告出力装置、画像形成装置、広告出力方法、広告出力プログラム、広告出力システム及び広告出力システムにおける広告出力方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013243533A JP2015102706A (ja) 2013-11-26 2013-11-26 広告出力装置、画像形成装置、広告出力方法、広告出力プログラム、広告出力システム及び広告出力システムにおける広告出力方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2015102706A true JP2015102706A (ja) 2015-06-04

Family

ID=53378436

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013243533A Pending JP2015102706A (ja) 2013-11-26 2013-11-26 広告出力装置、画像形成装置、広告出力方法、広告出力プログラム、広告出力システム及び広告出力システムにおける広告出力方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2015102706A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017151603A (ja) * 2016-02-23 2017-08-31 コニカミノルタ株式会社 広告配信システム、画像形成装置、サーバ、広告出力方法、およびコンピュータプログラム
JP2020102166A (ja) * 2018-12-25 2020-07-02 キヤノン株式会社 画像処理システム、画像処理方法、プログラム、画像処理装置、情報処理装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017151603A (ja) * 2016-02-23 2017-08-31 コニカミノルタ株式会社 広告配信システム、画像形成装置、サーバ、広告出力方法、およびコンピュータプログラム
JP2020102166A (ja) * 2018-12-25 2020-07-02 キヤノン株式会社 画像処理システム、画像処理方法、プログラム、画像処理装置、情報処理装置
JP7277128B2 (ja) 2018-12-25 2023-05-18 キヤノン株式会社 画像処理システム、画像処理方法、プログラム、画像処理装置、情報処理装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4789516B2 (ja) 文書変換装置、文書変換方法並びに記憶媒体
US7783136B2 (en) Image data searching with changing search method based on image data output form
KR20150144136A (ko) 모바일 장치, 화상형성장치 및 그의 매뉴얼 제공 방법
US8730500B2 (en) Image processing apparatus, image forming apparatus, image processing system, image processing method, image processing program, and storage medium
JP2014164738A (ja) 画像形成装置及び画像形成方法
US8638456B2 (en) Image processing apparatus and image processing method
JP2006323456A (ja) 画像処理装置および画像処理システムおよびデータ処理方法およびコンピュータが読み取り可能なプログラムを格納した記憶媒体およびプログラム
JP2016111417A (ja) ネットワークシステム、電子機器、電子機器管理方法及び電子機器管理プログラム
US9558345B2 (en) Storage medium recording display control program for function setting, method for operating display control program, and electronic device including the same
JP2015102706A (ja) 広告出力装置、画像形成装置、広告出力方法、広告出力プログラム、広告出力システム及び広告出力システムにおける広告出力方法
US10171688B2 (en) Management server to receive scanned images and align the scanned images based on page numbers included in the scanned images
JP2007026123A (ja) 文書管理システム
JP7336981B2 (ja) 情報処理装置、制御プログラムおよび制御方法
JP2006243999A (ja) 画像形成装置
JP6946897B2 (ja) 情報処理装置、情報処理プログラム、及び情報処理システム
JP2010262368A (ja) 画像形成システム、アンケート管理装置、およびアンケート管理プログラム
US10956109B2 (en) Image forming system including plural image forming apparatuses connected via network
JP2004153567A (ja) 画像入出力装置及びその制御方法、画像入出力システム、及び制御プログラム
US11902478B2 (en) System, user device and method that enables the user to be effectively notified of a failure circumstance
US20220070306A1 (en) Information processing apparatus, system, and display method
JP4089945B2 (ja) 画像形成装置及び画像形成方法
JP7124539B2 (ja) 情報処理装置及びプログラム
JP2016036932A (ja) 画像形成装置
CN115938047A (zh) 信息处理装置与系统、计算机可读介质以及信息处理方法
JP2006031485A (ja) 画像形成システム