JP2015102673A - 撮像レンズおよび撮像レンズを備えた撮像装置 - Google Patents

撮像レンズおよび撮像レンズを備えた撮像装置 Download PDF

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Abstract

【課題】撮像素子の高画素化に対応しつつレンズ全長の短縮化および広角化を実現した撮像レンズおよびこの撮像レンズを備えた撮像装置を提供する。【解決手段】撮像レンズは、物体側から順に、正の屈折力を有し、物体側に凸面を向けた第1レンズL1と、負の屈折力を有する第2レンズL2と、負の屈折力を有する第3レンズL3と、正の屈折力を有する第4レンズL4と、負の屈折力を有する第5レンズL5と、両凹形状である第6レンズL6とから構成される実質的に6個のレンズからなる。【選択図】図1

Description

本発明は、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等の撮像素子上に被写体の光学像を結像させる固定焦点の撮像レンズ、およびその撮像レンズを搭載して撮影を行うデジタルスチルカメラやカメラ付き携帯電話機および情報携帯端末(PDA:Personal Digital Assistance)、スマートフォン、タブレット型端末および携帯型ゲーム機等の撮像装置に関する。
パーソナルコンピュータの一般家庭等への普及に伴い、撮影した風景や人物像等の画像情報をパーソナルコンピュータに入力することができるデジタルスチルカメラが急速に普及している。また、携帯電話、スマートフォン、またはタブレット型端末に画像入力用のカメラモジュールが搭載されることも多くなっている。このような撮像機能を有する機器には、CCDやCMOSなどの撮像素子が用いられている。近年、これらの撮像素子のコンパクト化が進み、撮像機器全体ならびにそれに搭載される撮像レンズにも、コンパクト性が要求されている。また同時に、撮像素子の高画素化も進んでおり、撮像レンズの高解像、高性能化が要求されている。例えば5メガピクセル以上、よりさらに好適には8メガピクセル以上の高画素に対応した性能が要求されている。
このような要求を満たすために、レンズ枚数が比較的多い5枚構成とした撮像レンズが提案されており、近年ではさらに6枚構成とした撮像レンズも提案されている。例えば、特許文献1および2には、物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ、負の屈折力を有する第2レンズ、負の屈折力を有する第3レンズ、正の屈折力を有する第4レンズ、負の屈折力を有する第5レンズ、および負の屈折力を有する第6レンズからなる6枚構成の撮像レンズが提案されている。
米国特許第8385006号明細書 米国特許第8379323号明細書
一方、特に携帯端末、スマートフォンまたはタブレット端末のような薄型化が進む装置に用いられる撮像レンズには、撮像素子の高画素化に対応しつつ、レンズ全長の短縮化および広角化を実現することが求められている。しかしながら、特許文献1に記載の撮像レンズは、さらなる広角化が求められ、特許文献2に記載の撮像レンズは、さらなるレンズ全長の短縮化が求められる。
本発明は上述の点に鑑みてなされたもので、その目的は、撮像素子の高画素化に対応しながら、レンズ全長の短縮化および広角化を実現することができる撮像レンズ、およびその撮像レンズを搭載して高解像の撮像画像を得ることができる撮像装置を提供することにある。
本発明の撮像レンズは、物体側から順に、正の屈折力を有し、物体側に凸面を向けた第1レンズと、負の屈折力を有する第2レンズと、負の屈折力を有する第3レンズと、正の屈折力を有する第4レンズと、負の屈折力を有する第5レンズと、両凹形状である第6レンズとから構成される実質的に6個のレンズからなるものである。
本発明の撮像レンズにおいて、さらに、次の好ましい構成を採用することで、光学性能をより良好なものとすることができる。
本発明の撮像レンズにおいて、第5レンズが物体側に凹面を向けたメニスカス形状であることが好ましい。
本発明の撮像レンズにおいて、第4レンズが像側に凸面を向けていることが好ましい。
本発明の撮像レンズにおいて、第2レンズが像側に凹面を向けていることが好ましい。
本発明の撮像レンズは、以下の条件式(1)〜(5)、(1−1)〜(5−1)、(1−2)〜(5−2)のいずれか一つ、あるいは任意の組合せを満足することが好ましい。
−10<f/f6<−0.8 (1)
−5<f/f6<−0.85 (1−1)
−3<f/f6<−0.89 (1−2)
−1.1<f・P23<0 (2)
−1.1<f・P23<−0.2 (2−1)
−1.1<f・P23<−0.4 (2−2)
−0.088<f/f5<0 (3)
−0.088<f/f5<−0.02 (3−1)
−0.085<f/f5<−0.03 (3−2)
0<(L5r−L5f)/(L5r+L5f)<0.073 (4)
0.02<(L5r−L5f)/(L5r+L5f)<0.068 (4−1)
0.03<(L5r−L5f)/(L5r+L5f)<0.063 (4−2)
0.5<f・tanω/L6r<20 (5)
0.7<f・tanω/L6r<10 (5−1)
1<f・tanω/L6r<5 (5−2)
ただし、
f:全系の焦点距離
f5:第5レンズの焦点距離
f6:第6レンズの焦点距離
L5f:第5レンズの物体側の面の近軸曲率半径
L5r:第5レンズの像側の面の近軸曲率半径
L6r:第6レンズの像側の面の近軸曲率半径
ω:無限遠物体に合焦した状態における最大画角の半値
P23:第2レンズの像側の面と第3レンズの物体側の面とにより形成される空気レンズの屈折力であり、この空気レンズの屈折力は以下の式(P)で求められる。
ここで、
Nd2:第2レンズのd線に対する屈折率
Nd3:第3レンズのd線に対する屈折率
L2r:第2レンズの像側の面の近軸曲率半径
L3f:第3レンズの物体側の面の近軸曲率半径
D5:第2レンズと第3レンズの光軸上の空気間隔
なお、本発明の撮像レンズにおいて、「実質的に6個のレンズからなる」とは、本発明の撮像レンズが、6個のレンズ以外に、実質的に屈折力を有さないレンズ、絞りやカバーガラス等レンズ以外の光学要素、レンズフランジ、レンズバレル、手振れ補正機構等の機構部分、等を持つものも含むことを意味する。
なお、上記のレンズの面形状や屈折力の符号は、非球面が含まれているものについては近軸領域で考えるものとする。また、曲率半径の符号は、物体側に凸面を向けた面形状のものを正とし、像側に凸面を向けた面形状のものを負とすることにする。
本発明による撮像装置は、本発明の撮像レンズを備えたものである。
本発明の撮像レンズによれば、全体として6枚というレンズ構成において、各レンズ要素の構成を最適化し、特に第1レンズ、第6レンズの形状を好適に構成したので、撮像素子の高画素化に対応しながら、レンズ全長の短縮化および広角化を達成可能なレンズ系を実現できる。
また、本発明の撮像装置によれば、本発明の撮像レンズを備えているので、撮像レンズの光軸方向の装置サイズを短縮化することが可能であり、広い画角で高解像の撮影画像を取得することができる。
本発明の一実施の形態に係る撮像レンズの第1の構成例を示すものであり、実施例1に対応するレンズ断面図である。 本発明の一実施の形態に係る撮像レンズの第2の構成例を示すものであり、実施例2に対応するレンズ断面図である。 本発明の一実施の形態に係る撮像レンズの第3の構成例を示すものであり、実施例3に対応するレンズ断面図である。 本発明の一実施の形態に係る撮像レンズの第4の構成例を示すものであり、実施例4に対応するレンズ断面図である。 本発明の一実施の形態に係る撮像レンズの第5の構成例を示すものであり、実施例5に対応するレンズ断面図である。 本発明の一実施の形態に係る撮像レンズの第6の構成例を示すものであり、実施例6に対応するレンズ断面図である。 本発明の一実施の形態に係る撮像レンズの第7の構成例を示すものであり、実施例7に対応するレンズ断面図である。 本発明の一実施の形態に係る撮像レンズの第8の構成例を示すものであり、実施例8に対応するレンズ断面図である。 本発明の一実施の形態に係る撮像レンズの第9の構成例を示すものであり、実施例9に対応するレンズ断面図である。 本発明の一実施の形態に係る撮像レンズの第10の構成例を示すものであり、実施例10に対応するレンズ断面図である。 本発明の一実施の形態に係る撮像レンズの第11の構成例を示すものであり、実施例11に対応するレンズ断面図である。 本発明の一実施の形態に係る撮像レンズの第12の構成例を示すものであり、実施例12に対応するレンズ断面図である。 図1に示す撮像レンズの光路図である。 本発明の実施例1に係る撮像レンズの諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)は歪曲収差、(D)は倍率色収差を示す。 本発明の実施例2に係る撮像レンズの諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)は歪曲収差、(D)は倍率色収差を示す。 本発明の実施例3に係る撮像レンズの諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)は歪曲収差、(D)は倍率色収差を示す。 本発明の実施例4に係る撮像レンズの諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)は歪曲収差、(D)は倍率色収差を示す。 本発明の実施例5に係る撮像レンズの諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)は歪曲収差、(D)は倍率色収差を示す。 本発明の実施例6に係る撮像レンズの諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)は歪曲収差、(D)は倍率色収差を示す。 本発明の実施例7に係る撮像レンズの諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)は歪曲収差、(D)は倍率色収差を示す。 本発明の実施例8に係る撮像レンズの諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)は歪曲収差、(D)は倍率色収差を示す。 本発明の実施例9に係る撮像レンズの諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)は歪曲収差、(D)は倍率色収差を示す。 本発明の実施例10に係る撮像レンズの諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)は歪曲収差、(D)は倍率色収差を示す。 本発明の実施例11に係る撮像レンズの諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)は歪曲収差、(D)は倍率色収差を示す。 本発明の実施例12に係る撮像レンズの諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)は歪曲収差、(D)は倍率色収差を示す。 本発明に係る撮像レンズを備えた携帯電話端末である撮像装置を示す図である。 本発明に係る撮像レンズを備えたスマートフォンである撮像装置を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る撮像レンズの第1の構成例を示している。この構成例は、後述の第1の数値実施例(表1、表2)のレンズ構成に対応している。同様にして、後述の第2乃至第12の実施形態に係る数値実施例(表3〜表24)のレンズ構成に対応する第2乃至第12の構成例の断面構成を、図2〜図12に示す。図1〜図12において、符号Riは、最も物体側のレンズ要素の面を1番目として、像側に向かうに従い順次増加するようにして符号を付したi番目の面の曲率半径を示す。符号Diは、i番目の面とi+1番目の面との光軸Z1上の面間隔を示す。なお、各構成例共に基本的な構成は同じであるため、以下では、図1に示した撮像レンズの構成例を基本にして説明し、必要に応じて図2〜図12の構成例についても説明する。また、図13は図1に示す撮像レンズにおける光路図であり、無限遠の距離にある物点からの軸上光束2および最大画角の光束3の各光路を示す。
本発明の実施の形態に係る撮像レンズLは、CCDやCMOS等の撮像素子を用いた各種撮像機器、特に、比較的小型の携帯端末機器、例えばデジタルスチルカメラ、カメラ付き携帯電話機、スマートフォン、タブレット型端末およびPDA等に用いて好適なものである。この撮像レンズLは、光軸Z1に沿って、物体側から順に、第1レンズL1と、第2レンズL2と、第3レンズL3と、第4レンズL4と、第5レンズL5と、第6レンズL6とを備えている。
図26に、本発明の実施の形態に係る撮像装置1である携帯電話端末の概観図を示す。本発明の実施の形態に係る撮像装置1は、本実施の形態に係る撮像レンズLと、この撮像レンズLによって形成された光学像に応じた撮像信号を出力するCCDなどの撮像素子100(図1参照)とを備えて構成される。撮像素子100は、この撮像レンズLの結像面に配置される。
図27に、本発明の実施の形態に係る撮像装置501であるスマートフォンの概観図を示す。本発明の実施の形態に係る撮像装置501は、本実施の形態に係る撮像レンズLと、この撮像レンズLによって形成された光学像に応じた撮像信号を出力するCCDなどの撮像素子100(図1参照)とを有するカメラ部541を備えて構成される。撮像素子100は、この撮像レンズLの結像面に配置される。
第6レンズL6と撮像素子100との間には、レンズを装着するカメラ側の構成に応じて、種々の光学部材CGが配置されていても良い。例えば撮像面保護用のカバーガラスや赤外線カットフィルタなどの平板状の光学部材が配置されていてもよい。この場合、光学部材CGとして例えば平板状のカバーガラスに、赤外線カットフィルタやNDフィルタ等のフィルタ効果のあるコートが施されたもの、あるいは同様の効果を有する材料を使用しても良い。
また、光学部材CGを用いずに、第6レンズL6にコートを施す等して光学部材CGと同等の効果を持たせるようにしてもよい。これにより、部品点数の削減と全長の短縮を図ることができる。
この撮像レンズLはまた、第2レンズL2の物体側の面より物体側に配置された開口絞りStを備えることが好ましい。開口絞りStをこのように配置した場合には、特に結像領域の周辺部において、光学系を通過する光線の結像面(撮像素子)への入射角が大きくなるのを抑制することができる。この効果を更に高めるために、開口絞りStを、第1レンズL1の物体側の面より物体側に配置することが好ましい。なお、「第2レンズの物体側の面より物体側に配置」とは、光軸方向における開口絞りの位置が、軸上マージナル光線と第2レンズL2の物体側の面の交点と同じ位置かそれより物体側にあることを意味する。同様に、「第1レンズL1の物体側の面より物体側に配置」とは、光軸方向における開口絞りの位置が、軸上マージナル光線と第1レンズL1の物体側の面の交点と同じ位置かそれより物体側にあることを意味する。
さらに、開口絞りStを光軸方向において第1レンズL1の物体側の面よりも物体側に配置した場合において、開口絞りStを第1レンズL1の面頂点よりも像側に配置することが好ましい。このように、開口絞りStを第1レンズL1の面頂点よりも像側に配置した場合には、開口絞りStを含めた撮像レンズLの全長を短縮化することができる。なお、図1〜図12それぞれに示す第1乃至第12の構成例に係る撮像レンズLは、開口絞りStが第1レンズL1の物体側の面より物体側に配置され、開口絞りStが第1レンズL1の面頂点よりも像側に配置されている。なお、図1〜図12に示す開口絞りStは必ずしも大きさや形状を表すものではなく、光軸Z1上の位置を示すものである。
この撮像レンズLにおいて、第1レンズL1は、光軸近傍において正の屈折力を有する。このことにより、レンズ全長の短縮化に有利となる。また、第1レンズL1は、光軸近傍において物体側に凸面を向けている。このため、撮像レンズLの主たる結像機能を担う第1レンズL1の正の屈折力を十分に強めることができ、より好適にレンズ全長の短縮化を実現することができる。また、第2、7〜9および第12の実施形態に示すように、第1レンズL1を光軸近傍において物体側に凸面を向けたメニスカス形状とすることが好ましい。この場合には、後側主点位置をより物体側に位置させることができ、全長の短縮化に有利である。また、第1、3〜6、10および第11の実施形態に示すように、第1レンズL1を光軸近傍において両凸形状としてもよい。この場合には、球面収差を良好に補正することができる。
第2レンズL2は、光軸近傍において負の屈折力を有する。このことにより、球面収差と、像面湾曲と、軸上色収差とを良好に補正することができる。第2レンズL2は、光軸近傍において像側に凹面を向けていることが好ましい。この場合には、光線が第1レンズL1を通過する際に生じた球面収差および軸上の色収差を良好に補正することができ、全長の短縮化を実現しやすい。また、第2レンズL2が光軸近傍において像側に凹面を向けている場合には、像面湾曲の発生を好適に抑制することができる。また、第1〜4および第7〜12の実施形態に示すように、第2レンズL2を光軸近傍において像側に凹面を向けたメニスカス形状としてもよい。この場合には、第2レンズL2の後側主点位置を物体側に寄せやすく、好適に全長を短縮化することができる。また、第5および第6の実施形態に示すように、第2レンズL2を光軸近傍において両凹形状としてもよい。この場合には、色収差を良好に補正しつつ、高次の球面収差の発生を抑制することができる。
第3レンズL3は、光軸近傍において負の屈折力を有する。このことにより、球面収差と、像面湾曲と、軸上色収差とを良好に補正することができる。第2レンズL2と該第2レンズL2に隣接する第3レンズL3とをともに光軸近傍において負の屈折力を有するように構成することにより、第2レンズL2と第3レンズL3に負の屈折力を分担させて、第2レンズL2と第3レンズL3からなる負のレンズ群の屈折力を好適に強めつつ、第2レンズL2と第3レンズL3の個々の負の屈折力が強くなりすぎないように抑制することができる。このため、球面収差と、像面湾曲と、軸上色収差とを良好に補正する効果をさらに高めることができる。また、第3および第10〜12の実施形態に示すように、第3レンズL3を光軸近傍において物体側に凸面を向けたメニスカス形状とすることができ、この場合には、好適に全長の短縮化を実現しつつ、球面収差を良好に補正することができる。また、第5、7および第8の実施形態に示すように、第3レンズL3を光軸近傍において両凹形状とすることができ、この場合には、良好に軸上色収差を補正することができる。あるいは、第1、2、4、6および第9の実施形態に示すように、第3レンズL3を光軸近傍において像側に凸面を向けたメニスカス形状とすることができ、この場合には、球面収差と非点収差を好適に補正することができる。
第4レンズL4は、光軸近傍において正の屈折力を有する。また、本撮像レンズLは、第5レンズL5と第6レンズL6がともに光軸近傍で負の屈折力を有する。本撮像レンズLは、第1レンズL1から第4レンズL4までを1つの正のレンズ群とみなすと、第5レンズL5と第6レンズL6を1つの負のレンズ群とみなすことができ、撮像レンズLが全体としてテレフォト型の構成とされている。このため、本撮像レンズLによれば、撮像レンズLが全体としてテレフォト型の構成とされていることにより、撮像レンズ全体の後側主点位置を物体側に寄せることができ、好適に全長を短縮化できる。また、第1レンズL1から第4レンズL4からなる正のレンズ群のうち、最も像側に配置された第4レンズL4が、光軸近傍において正の屈折率を有するため、第1レンズL1から第4レンズL4からなる正のレンズ群の正の屈折力を十分強めることができ、撮像レンズLをテレフォト型の構成としたことによるレンズ全長の短縮化の効果をさらに高めることができる。また、第1レンズL1から第4レンズL4からなる正のレンズ群のうち、最も像側に配置された第4レンズL4が光軸近傍において正の屈折率を有することにより、中心画角における歪曲収差の発生を抑制することができ、また、光学系を通過する光線の結像面(撮像素子)への入射角が大きくなるのを抑制することができる。
また、第4レンズL4は、光軸近傍において像側に凸面を向けていることが好ましい。このことにより、非点収差を良好に補正することができる。また、この効果をさらに高めるために、第1〜3および第5〜12の実施形態に示すように、第4レンズL4は、光軸近傍において像側に凸面を向けたメニスカス形状であることが好ましい。また、第4の実施形態に示すように、第4レンズL4を光軸近傍において両凸形状としてもよい。この場合には、第4レンズL4の正の屈折力を好適に強めることができ、レンズ全長の短縮化に有利である。
第5レンズL5は、光軸近傍において負の屈折力を有する。また、第5レンズL5は、光軸近傍において物体側に凹面を向けたメニスカス形状であることが好ましい。この場合には、非点収差を良好に補正することができ、広角化に有利である。
第6レンズL6は、光軸近傍において負の屈折力を有する。このことにより、全長の短縮化を実現しつつ、像面湾曲を良好に補正することができる。また、第6レンズL6は、光軸近傍において両凹形状である。第6レンズL6の物体側の面が光軸近傍で負のパワーを有しているため、広角化に有利である。また、第6レンズL6の像側の面が光軸近傍で負のパワーを有しているため、レンズ全長の短縮化に有利である。また、第6レンズL6を光軸近傍において両凹形状とすることにより、第6レンズL6の各面の曲率の絶対値が大きくなりすぎることを抑制しつつ、第6レンズL6の負の屈折力を十分に強めることができる。また、第6レンズL6を光軸近傍で両凹形状にすることにより、像面湾曲をより良好に補正することができる。
また、本撮像レンズLにおいて、第5レンズL5と該第5レンズL5に隣接する第6レンズL6とをともに光軸近傍において負の屈折力を有するように構成することにより、第5レンズL5と第6レンズL6からなる負のレンズ群の屈折力を好適に強めることができる。このため、上述のように、撮像レンズLを第1レンズから第4レンズL4からなる正のレンズ群と、第5レンズL5と第6レンズL6からなる負のレンズ群とから構成されたテレフォト型構成にしたことによるレンズ全長の短縮化の効果をより高めることができる。また、第5レンズL5と該第5レンズL5に隣接する第6レンズL6とをともに光軸近傍において負の屈折力を有するように構成することにより、第5レンズL5と第6レンズL6に負の屈折力を分担させて、第5レンズL5と第6レンズL6の個々のレンズの負の屈折力が強くなりすぎないように抑制できるため、歪曲収差を好適に低減することができる。
また、第6レンズL6は、像側の面に少なくとも1つの変曲点を有する非球面形状とすることが好ましい。このことにより、特に結像領域の周辺部において、光学系を通過する光線の結像面(撮像素子)への入射角が大きくなるのを抑制することができる。なお、第6レンズL6の像側の面における「変曲点」とは、第6レンズL6の像側の面形状が像側に対して凸形状から凹形状(または凹形状から凸形状)に切り替わる点を意味する。変曲点の位置は、第6レンズL6の像側の面の有効径内であれば光軸から半径方向外側の任意の位置に配置することができる。
上記撮像レンズLによれば、全体として6枚というレンズ構成において、第1レンズL1乃至第6レンズL6の各レンズ要素の構成を最適化したので、レンズ全長を短縮化しながらも、広角化を実現でき、撮像素子の高画素化にも対応可能な高い結像性能を有するレンズ系を実現できる。
この撮像レンズLは、高性能化のために、第1レンズL1乃至第6レンズL6のそれぞれのレンズの少なくとも一方の面を非球面形状とすることが好適である。
また、上記撮像レンズLを構成する第1レンズL1乃至第6レンズL6は接合レンズでなく単レンズとすることが好ましい。全てのレンズを単レンズにすれば、いずれかのレンズを接合レンズとした場合よりも空気に接触するレンズ面数が多くなるため、設計自由度が高くなり、レンズ全長の短縮化、広角化、高解像化を図ることがより容易となる。
また、例えば第1〜第12の実施形態に係る撮像レンズのように無限遠物体に合焦した状態における最大画角が70度以上となるように、上記撮像レンズLの第1レンズL1乃至第6レンズL6の各レンズ構成を設定した場合には、レンズ全長の短縮化を実現しつつ、携帯電話などの高解像化の要求を満たす大きさの撮像素子に撮像レンズLを好適に適用することができる。
次に、以上のように構成された撮像レンズLの条件式に関する作用および効果をより詳細に説明する。なお、撮像レンズLは、下記各条件式について、各条件式のいずれか1つまたは任意の組合せを満足することが好ましい。満足する条件式は撮像レンズLに要求される事項に応じて適宜選択されることが好ましい。
まず、第6レンズL6の焦点距離f6および全系の焦点距離fは、以下の条件式(1)を満足することが好ましい。
−10<f/f6<−0.8 (1)
条件式(1)は第6レンズL6の焦点距離f6に対する全系の焦点距離fの比の好ましい数値範囲を規定するものである。条件式(1)の下限以下とならないように、第6レンズL6の屈折力を抑制することにより、歪曲収差の発生を抑えることができ、また、中間画角において光学系を通過する光線の結像面(撮像素子)への入射角が大きくなるのを抑制することができる。条件式(1)の上限以上とならないように、第6レンズL6の屈折力を確保することにより、好適にレンズ全長の短縮化を実現することができる。この効果をより高めるために、条件式(1−1)を満たすことがより好ましく、条件式(1−2)を満たすことがよりさらに好ましい。
−5<f/f6<−0.85 (1−1)
−3<f/f6<−0.89 (1−2)
また、全系の焦点距離fと第2レンズL2の像側の面と第3レンズL3の物体側の面とにより形成される空気レンズの屈折力P23は、以下の条件式(2)を満足することが好ましい。
−1.1<f・P23<0 (2)
ここで、P23は、第2レンズL2のd線に対する屈折率Nd2、第3レンズL3のd線に対する屈折率Nd3、第2レンズL2の像側の面の近軸曲率半径L2r、第3レンズL3の物体側の面の近軸曲率半径L3f、第2レンズL2と第3レンズL3の光軸上の空気間隔D5を用いて以下の式(P)で求められるものである。
屈折力は焦点距離の逆数であるから、第2レンズL2の像側の面と第3レンズL3の物体側の面とにより形成される空気レンズの焦点距離をf23aとすると、条件式(2)は、このf23aに対する全系の焦点距離fの比の好ましい数値範囲を規定するものである。条件式(2)の下限以下とならないように構成することで、球面収差が補正過剰になることを抑制して、球面収差を良好に補正することができる。条件式(2)の上限以上とならないように構成することで、第2レンズL2の像側の面と第3レンズL3の物体側の面とにより形成される空気レンズを負の屈折力を有するものとすることができる。このことにより、第2レンズL2と第3レンズL3をともに光軸近傍において負の屈折力を有するように構成して、第2レンズL2と第3レンズL3に負の屈折力を分担させることにより得られる先述の効果をさらに高めることができる。すなわち、第2レンズL2と、上記空気レンズと、第3レンズL3の全てを光軸近傍において負の屈折力を有するようにすることにより、第2レンズL2と、上記空気レンズと、第3レンズL3とからなる負のレンズ群の屈折力を好適に強めつつ、第2レンズL2と、上記空気レンズと、第3レンズL3に負の屈折力を分担させて第2レンズL2と第3レンズL3の個々の負の屈折力が強くなりすぎないように抑制することができる。このため、条件式(2)の上限以上とならないように構成することで、球面収差と、像面湾曲と、軸上色収差とをより良好に補正することができる。この効果をより高めるために、条件式(2−1)を満たすことがより好ましく、条件式(2−2)を満たすことがよりさらに好ましい。
−1.1<f・P23<−0.2 (2−1)
−1.1<f・P23<−0.4 (2−2)
また、第5レンズL5の焦点距離f5および全系の焦点距離fは、以下の条件式(3)を満足することが好ましい。
−0.088<f/f5<0 (3)
条件式(3)は第5レンズL5の焦点距離f5に対する全系の焦点距離fの比の好ましい数値範囲を規定するものである。条件式(3)の下限以下とならないように、第5レンズL5の屈折力を抑制することにより、歪曲収差を良好に補正することができる。条件式(3)の上限以上とならないように、第5レンズL5の屈折力を確保することにより、好適にレンズ全長の短縮化を実現することができる。この効果をより高めるために、条件式(3−1)を満たすことがより好ましく、条件式(3−2)を満たすことがよりさらに好ましい。
−0.088<f/f5<−0.02 (3−1)
−0.085<f/f5<−0.03 (3−2)
また、第5レンズL5の物体側の面の近軸曲率半径L5fと第5レンズL5の像側の面の近軸曲率半径L5rは、以下の条件式(4)を満足することが好ましい。
0<(L5r−L5f)/(L5r+L5f)<0.073 (4)
条件式(4)は、第5レンズL5の物体側の面の近軸曲率半径L5fと第5レンズL5の像側の面の近軸曲率半径L5rに関する好ましい数値範囲を規定するものである。条件式(4)の下限以下とならないように構成することで、第5レンズL5の像側の面の近軸曲率半径の絶対値が小さくなりすぎるのを防ぐことができ、球面収差を良好に補正することができる。条件式(4)の上限以上とならないように構成することで、第5レンズL5の物体側の面の近軸曲率半径の絶対値が大きくなりすぎるのを防ぐことができ、非点収差を良好に補正することができる。この効果をより高めるために、条件式(4−1)を満たすことがより好ましく、条件式(4−2)を満たすことがよりさらに好ましい。
0.02<(L5r−L5f)/(L5r+L5f)<0.068 (4−1)
0.03<(L5r−L5f)/(L5r+L5f)<0.063 (4−2)
また、全系の焦点距離f、無限遠物体に合焦した状態における最大画角の半値ω、第6レンズL6の像側の面の近軸曲率半径L6rは、以下の条件式(5)を満足することが好ましい。
0.5<f・tanω/L6r<20 (5)
条件式(5)は第6レンズL6の像側の面の近軸曲率半径L6rに対する近軸像高(f・tanω)の比の好ましい数値範囲を規定するものである。条件式(5)の下限以下とならないように構成することで、近軸像高(f・tanω)に対して撮像レンズLの最も像側の面である第6レンズL6の像側の面の近軸曲率半径L6rの絶対値が大きくなりすぎず、レンズ全長の短縮化を実現しつつ、像面湾曲を好適に補正することができる。なお、各実施形態の撮像レンズLに示すように、第6レンズL6を像側に凹面を向け、少なくとも1つの変曲点を有する非球面形状とし、条件式(5)の下限を満たした場合には、中心画角から周辺画角まで像面湾曲を良好に補正することができるため、広角化の実現がより容易となる。また、条件式(5)の上限以上とならないように構成することで、近軸像高(f・tanω)に対して撮像レンズLの最も像側の面である第6レンズL6の像側の面の近軸曲率半径L6rの絶対値が小さくなりすぎず、中間画角において、光学系を通過する光線の結像面(撮像素子)への入射角が大きくなるのを抑制することができる。この効果をより高めるために、条件式(5−1)を満たすことがより好ましく、条件式(5−2)を満たすことがよりさらに好ましい。
0.7<f・tanω/L6r<10 (5−1)
1<f・tanω/L6r<5 (5−2)
本発明の実施の形態に係る撮像レンズは、適宜、上記の好ましい条件を満足することで、より高い結像性能を実現できる。また、本実施の形態に係る撮像装置によれば、本実施の形態に係る高性能の撮像レンズによって形成された光学像に応じた撮像信号を出力するようにしたので、装置サイズの短縮化を図りながら、広い画角で高解像の撮影画像を得ることができる。
次に、本発明の実施の形態に係る撮像レンズの具体的な数値実施例について説明する。以下では、複数の数値実施例をまとめて説明する。
後掲の表1および表2は、図1に示した撮像レンズの構成に対応する具体的なレンズデータを示している。特に表1にはその基本的なレンズデータを示し、表2には非球面に関するデータを示す。表1に示したレンズデータにおける面番号Siの欄には、実施例1に係る撮像レンズについて、最も物体側の光学要素の物体側の面を1番目として、像側に向かうに従い順次増加するようにして符号を付したi番目の面の番号を示している。曲率半径Riの欄には、図1において付した符号Riに対応させて、物体側からi番目の面の曲率半径の値(mm)を示す。面間隔Diの欄についても、同様に物体側からi番目の面Siとi+1番目の面Si+1との光軸上の間隔(mm)を示す。Ndjの欄には、物体側からj番目の光学要素のd線(波長587.6nm)に対する屈折率の値を示す。νdjの欄には、物体側からj番目の光学要素のd線に対するアッベ数の値を示す。
表1には開口絞りStと光学部材CGも含めて示している。曲率半径の符号は、物体側に凸面を向けた面形状のものを正とし、像側に凸面を向けた面形状のものを負としている。また、各レンズデータの枠外上部には、諸データとして、全系の焦点距離f(mm)と、バックフォーカスBf(mm)と、FナンバーFno.と、無限遠物体に合焦した状態における最大画角2ω(°)の値をそれぞれ示す。なお、このバックフォーカスBfは空気換算した値を表している。
表1の基本レンズデータでは、非球面は面番号に*印を付している。この実施例1に係る撮像レンズは、第1レンズL1乃至第6レンズL6の両面がすべて非球面形状となっている。表1の基本レンズデータには、これらの非球面の曲率半径として、光軸近傍の曲率半径(近軸曲率半径)の数値を示している。
表2には実施例1の撮像レンズにおける非球面データを示す。非球面データとして示した数値において、記号“E”は、その次に続く数値が10を底とした“べき指数”であることを示し、その10を底とした指数関数で表される数値が“E”の前の数値に乗算されることを示す。例えば、「1.0E−02」であれば、「1.0×10-2」であることを示す。
非球面データとしては、以下の式(A)によって表される非球面形状の式における各係数An、KAの値を記す。Zは、より詳しくは、光軸から高さhの位置にある非球面上の点から、非球面の頂点の接平面(光軸に垂直な平面)に下ろした垂線の長さ(mm)を示す。
ただし、
Z:非球面の深さ(mm)
h:光軸からレンズ面までの距離(高さ)(mm)
C:近軸曲率=1/R
(R:近軸曲率半径)
An:第n次(nは3以上の整数)の非球面係数
KA:非球面係数
以上の実施例1の撮像レンズと同様にして、図2〜図12に示した撮像レンズの構成に対応する具体的なレンズデータを実施例2乃至実施例12として、表3〜表24に示す。これらの実施例1〜12に係る撮像レンズでは、第1レンズL1乃至第6レンズL6の両面がすべて非球面形状となっている。
図14(A)〜(D)はそれぞれ、実施例1の撮像レンズにおける球面収差、非点収差、ディストーション(歪曲収差)、倍率色収差(倍率の色収差)図を示している。球面収差、非点収差(像面湾曲)、ディストーション(歪曲収差)を表す各収差図には、d線(波長587.6nm)を基準波長とした収差を示すが、球面収差図にはF線(波長486.1nm)、C線(波長656.3nm)、g線(波長435.8nm)についての収差も示し、倍率色収差図には、F線、C線、g線についての収差を示す。非点収差図において、実線はサジタル方向(S)、破線はタンジェンシャル方向(T)の収差を示す。また、Fno.はFナンバーを、ωは無限遠物体に合焦した状態における最大画角の半値をそれぞれ示す。
同様に、実施例2乃至実施例12の撮像レンズについての諸収差を図15(A)〜(D)乃至図25(A)〜(D)に示す。図15(A)〜(D)乃至図25(A)〜(D)に示す収差図は全て物体距離が無限遠の場合のものである。
また、表25には、上述した各条件式(1)〜(5)の対応値を各実施例1〜12についてそれぞれまとめたものを示す。
なお、各表には所定の桁でまるめた数値を記載している。各数値の単位としては、角度については「°」を用い、長さについては「mm」を用いている。しかし、これは一例であり、光学系は比例拡大または比例縮小しても使用可能なため他の適当な単位を用いることもできる。
各数値データおよび各収差図からわかるように、実施例1〜12の撮像レンズは、無限遠物体に合焦した状態における最大画角が70°以上あり広角化が図られており、全長が短縮化されながらも、諸収差が良好に補正されて中心画角から周辺画角まで高い結像性能が実現されている。
以上、実施形態および実施例を挙げて本発明を説明したが、本発明の撮像レンズは、上記実施形態および上記実施例に限定されず種々の変形が可能である。例えば、各レンズの曲率半径、面間隔、屈折率、アッベ数、非球面係数の値などは、各数値実施例で示した値に限定されず、他の値をとり得る。
また、各実施例では、すべて固定焦点で使用する前提での記載とされているが、フォーカス調整可能な構成とすることも可能である。例えばレンズ系全体を繰り出したり、一部のレンズを光軸上で動かしてオートフォーカス可能な構成とすることも可能である。
なお、上述した近軸曲率半径、面間隔、屈折率、アッベ数はいずれも光学測定に係わる専門家が以下の方法により測定して求めたものである。
近軸曲率半径は、超高精度三次元測定機UA3P(パナソニックファクトリーソリューションズ株式会社製)を用いてレンズを測定し、以下の手順により求める。近軸曲率半径R(mは自然数)と円錐係数Kを仮に設定してUA3Pに入力し、これらと測定データからUA3P付属のフィッティング機能を用いて非球面形状の式の第n次の非球面係数Anを算出する。上述した非球面形状の式(A)において、C=1/R、KA=K−1と考える。R、K、Anと非球面形状の式から、光軸からの高さhに応じた光軸方向の非球面の深さZを算出する。光軸からの各高さhにおいて、算出された深さZと実測値の深さZ’との差分を求め、この差分が所定範囲内であるか否かを判別し、所定範囲内の場合は設定したRmを近軸曲率半径とする。一方、差分が所定範囲外の場合は、光軸からの各高さhにおいて算出された深さZと実測値の深さZ’との差分が所定範囲内になるまで、当該差分の算出に用いられたRおよびKの少なくとも一方の値を変更してRm+1とKm+1として設定してUA3Pに入力し、上記同様の処理を行い、光軸からの各高さhにおいて算出された深さZと実測値の深さZ’との差分が所定範囲内であるかを判別する処理を繰り返す。なお、ここで言う所定範囲内は、200nm以内とする。また、hの範囲としてはレンズ最大外径の0〜1/5以内に対応する範囲とする。
面間隔は、組レンズ測長用の中心厚・面間隔測定装置OptiSurf(Trioptics製)を用いて測定して求める。
屈折率は、精密屈折計KPR-2000(株式会社島津製作所製)を用いて、被検物の温度を25°Cの状態にして測定して求める。d線(波長587.6nm)で測定したときの屈折率をNdとする。同様に、e線(波長546.1nm)で測定したときの屈折率をNe、F線(波長486.1nm)で測定したときの屈折率をNF、C線(波長656.3nm)で測定したときの屈折率をNC、g線(波長435.8nm)で測定したときの屈折率をNgとする。d線に対するアッベ数νdは、上記の測定により得られたNd、NF、NCをνd=(Nd−1)/(NF−NC)の式に代入して算出することにより求める。
1、501 撮像装置
100 撮像素子
541 カメラ部
CG 光学部材
L 撮像レンズ
L1 第1レンズ
L2 第2レンズ
L3 第3レンズ
L4 第4レンズ
L5 第5レンズ
L6 第6レンズ
St 開口絞り
Ri 物体側から第i番目の面の曲率半径
Di 物体側から第i番目と第i+1番目の面との光軸上の間隔
Z1 光軸

Claims (20)

  1. 物体側から順に、
    正の屈折力を有し、物体側に凸面を向けた第1レンズと、
    負の屈折力を有する第2レンズと、
    負の屈折力を有する第3レンズと、
    正の屈折力を有する第4レンズと、
    負の屈折力を有する第5レンズと、
    両凹形状である第6レンズとから構成される実質的に6個のレンズからなる撮像レンズ。
  2. 前記第5レンズが物体側に凹面を向けたメニスカス形状である請求項1に記載の撮像レンズ。
  3. 前記第4レンズが像側に凸面を向けている請求項1または2に記載の撮像レンズ。
  4. 前記第2レンズが像側に凹面を向けている請求項1から3のいずれか1項に記載の撮像レンズ。
  5. さらに以下の条件式を満足する請求項1から4のいずれか1項に記載の撮像レンズ。
    −10<f/f6<−0.8 (1)
    ただし、
    f:全系の焦点距離
    f6:前記第6レンズの焦点距離
  6. さらに以下の条件式を満足する請求項1から5のいずれか1項に記載の撮像レンズ
    −1.1<f・P23<0 (2)
    ただし、
    f:全系の焦点距離
    P23:前記第2レンズの像側の面と前記第3レンズの物体側の面とにより形成される空気レンズの屈折力であり、該空気レンズの屈折力は以下の式(P)で求められる。
    ここで、
    Nd2:前記第2レンズのd線に対する屈折率
    Nd3:前記第3レンズのd線に対する屈折率
    L2r:前記第2レンズの像側の面の近軸曲率半径
    L3f:前記第3レンズの物体側の面の近軸曲率半径
    D5:前記第2レンズと前記第3レンズの光軸上の空気間隔
  7. さらに以下の条件式を満足する請求項1から6のいずれか1項に記載の撮像レンズ。
    −0.088<f/f5<0 (3)
    ただし、
    f:全系の焦点距離
    f5:前記第5レンズの焦点距離
  8. さらに以下の条件式を満足する請求項1から7のいずれか1項に記載の撮像レンズ。
    0<(L5r−L5f)/(L5r+L5f)<0.073 (4)
    ただし、
    L5f:前記第5レンズの物体側の面の近軸曲率半径
    L5r:前記第5レンズの像側の面の近軸曲率半径
  9. さらに以下の条件式を満足する請求項1から8のいずれか1項に記載の撮像レンズ。
    0.5<f・tanω/L6r<20 (5)
    ただし、
    f:全系の焦点距離
    ω:無限遠物体に合焦した状態における最大画角の半値
    L6r:前記第6レンズの像側の面の近軸曲率半径
  10. さらに以下の条件式を満足する請求項1から9のいずれか1項に記載の撮像レンズ。
    −5<f/f6<−0.85 (1−1)
    ただし、
    f:全系の焦点距離
    f6:前記第6レンズの焦点距離
  11. さらに以下の条件式を満足する請求項1から10のいずれか1項に記載の撮像レンズ
    −1.1<f・P23<−0.2 (2−1)
    ただし、
    f:全系の焦点距離
    P23:前記第2レンズの像側の面と前記第3レンズの物体側の面とにより形成される空気レンズの屈折力であり、該空気レンズの屈折力は以下の式(P)で求められる。
    ここで、
    Nd2:前記第2レンズのd線に対する屈折率
    Nd3:前記第3レンズのd線に対する屈折率
    L2r:前記第2レンズの像側の面の近軸曲率半径
    L3f:前記第3レンズの物体側の面の近軸曲率半径
    D5:前記第2レンズと前記第3レンズの光軸上の空気間隔
  12. さらに以下の条件式を満足する請求項1から11のいずれか1項に記載の撮像レンズ。
    −0.088<f/f5<−0.02 (3−1)
    ただし、
    f:全系の焦点距離
    f5:前記第5レンズの焦点距離
  13. さらに以下の条件式を満足する請求項1から12のいずれか1項に記載の撮像レンズ。
    0.02<(L5r−L5f)/(L5r+L5f)<0.068 (4−1)
    ただし、
    L5f:前記第5レンズの物体側の面の近軸曲率半径
    L5r:前記第5レンズの像側の面の近軸曲率半径
  14. さらに以下の条件式を満足する請求項1から13のいずれか1項に記載の撮像レンズ。
    0.7<f・tanω/L6r<10 (5−1)
    ただし、
    f:全系の焦点距離
    ω:無限遠物体に合焦した状態における最大画角の半値
    L6r:前記第6レンズの像側の面の近軸曲率半径
  15. さらに以下の条件式を満足する請求項1から14のいずれか1項に記載の撮像レンズ。
    −3<f/f6<−0.89 (1−2)
    ただし、
    f:全系の焦点距離
    f6:前記第6レンズの焦点距離
  16. さらに以下の条件式を満足する請求項1から15のいずれか1項に記載の撮像レンズ
    −1.1<f・P23<−0.4 (2−2)
    ただし、
    f:全系の焦点距離
    P23:前記第2レンズの像側の面と前記第3レンズの物体側の面とにより形成される空気レンズの屈折力であり、該空気レンズの屈折力は以下の式(P)で求められる。
    ここで、
    Nd2:前記第2レンズのd線に対する屈折率
    Nd3:前記第3レンズのd線に対する屈折率
    L2r:前記第2レンズの像側の面の近軸曲率半径
    L3f:前記第3レンズの物体側の面の近軸曲率半径
    D5:前記第2レンズと前記第3レンズの光軸上の空気間隔
  17. さらに以下の条件式を満足する請求項1から16のいずれか1項に記載の撮像レンズ。
    −0.085<f/f5<−0.03 (3−2)
    ただし、
    f:全系の焦点距離
    f5:前記第5レンズの焦点距離
  18. さらに以下の条件式を満足する請求項1から17のいずれか1項に記載の撮像レンズ。
    0.03<(L5r−L5f)/(L5r+L5f)<0.063 (4−2)
    ただし、
    L5f:前記第5レンズの物体側の面の近軸曲率半径
    L5r:前記第5レンズの像側の面の近軸曲率半径
  19. さらに以下の条件式を満足する請求項1から18のいずれか1項に記載の撮像レンズ。
    1<f・tanω/L6r<5 (5−2)
    ただし、
    f:全系の焦点距離
    ω:無限遠物体に合焦した状態における最大画角の半値
    L6r:前記第6レンズの像側の面の近軸曲率半径
  20. 請求項1から19のいずれか1項に記載された撮像レンズを備えた撮像装置。
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