JP2015102445A - タイヤ偏摩耗推定方法及びタイヤ偏摩耗推定装置 - Google Patents
タイヤ偏摩耗推定方法及びタイヤ偏摩耗推定装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2015102445A JP2015102445A JP2013243729A JP2013243729A JP2015102445A JP 2015102445 A JP2015102445 A JP 2015102445A JP 2013243729 A JP2013243729 A JP 2013243729A JP 2013243729 A JP2013243729 A JP 2013243729A JP 2015102445 A JP2015102445 A JP 2015102445A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tire
- uneven wear
- acceleration
- vibration level
- determination index
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims abstract description 14
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 claims abstract description 122
- 238000000605 extraction Methods 0.000 abstract description 6
- 238000001228 spectrum Methods 0.000 description 23
- 238000012360 testing method Methods 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 239000000284 extract Substances 0.000 description 4
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 4
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 3
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 1
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C11/00—Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
- B60C11/24—Wear-indicating arrangements
- B60C11/243—Tread wear sensors, e.g. electronic sensors
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C11/00—Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
- B60C11/24—Wear-indicating arrangements
- B60C11/246—Tread wear monitoring systems
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01M—TESTING STATIC OR DYNAMIC BALANCE OF MACHINES OR STRUCTURES; TESTING OF STRUCTURES OR APPARATUS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G01M17/00—Testing of vehicles
- G01M17/007—Wheeled or endless-tracked vehicles
- G01M17/02—Tyres
- G01M17/025—Tyres using infrasonic, sonic or ultrasonic vibrations
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N29/00—Investigating or analysing materials by the use of ultrasonic, sonic or infrasonic waves; Visualisation of the interior of objects by transmitting ultrasonic or sonic waves through the object
- G01N29/44—Processing the detected response signal, e.g. electronic circuits specially adapted therefor
- G01N29/4409—Processing the detected response signal, e.g. electronic circuits specially adapted therefor by comparison
- G01N29/4436—Processing the detected response signal, e.g. electronic circuits specially adapted therefor by comparison with a reference signal
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N2291/00—Indexing codes associated with group G01N29/00
- G01N2291/02—Indexing codes associated with the analysed material
- G01N2291/023—Solids
- G01N2291/0235—Plastics; polymers; soft materials, e.g. rubber
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N2291/00—Indexing codes associated with group G01N29/00
- G01N2291/02—Indexing codes associated with the analysed material
- G01N2291/028—Material parameters
- G01N2291/0289—Internal structure, e.g. defects, grain size, texture
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Analytical Chemistry (AREA)
- Biochemistry (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Immunology (AREA)
- Pathology (AREA)
- Tires In General (AREA)
- Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
Abstract
【解決手段】タイヤ偏摩耗推定装置10を、タイヤトレッドの内面に配置されてタイヤ径方向加速度を計測する加速度センサー11と、加速度センサーの出力信号からから蹴り出し後領域の加速度波形を抽出する加速度波形抽出手段12と、抽出した加速度波形から偏摩耗メジャー帯域の振動レベルαと基準化帯域の振動レベルβとを算出する手段と、前記振動レベルαと前記振動レベルβとから、偏摩耗の判定を行うための指標である偏摩耗判定指標γを算出する偏摩耗判定指標算出手段16と、前記偏摩耗判定指標γの大きさから、タイヤショルダー部の端部が偏摩耗しているか否かを判定する判定手段18とから構成した。
【選択図】図1
Description
これらの偏った摩耗が積み重なると、タイヤショルダー部の端部が著しく摩耗したタイヤになってしまう。このような偏った摩耗が積み重なったタイヤを、トレッド表面が均一に摩耗したタイヤである正常摩耗タイヤに対し偏摩耗タイヤという。
極端な偏摩耗が起こっているタイヤを使用し続けると、タイヤ本来の性能が発揮できなくなる。特にスタッドレスタイヤでは、路面のグリップ不足が発生しやすくなるといった問題点がある。
また、偏摩耗タイヤは、タイヤの接地形状が理想としている状態から外れていることから、燃費性能もトレッド表面が均一に摩耗している正常摩耗タイヤに比べて低下する。
このように、前記特許文献1では、タイヤトレッドの内面側の幅方向中心部とショルダー部とに配置された加速度センサーの出力信号からそれぞれ算出したセンター部微分ピーク値とショルダー部微分ピーク値との比を用いてショルダー部の偏摩耗を推定しているので、走行速度の変化による偏摩耗推定の精度低下を防ぐことができる。
そこで、センサーの数を減らしつつ、ショルダー部の偏摩耗の推定精度を高める手法の開発が望まれている。
このように、タイヤショルダー部の端部の偏摩耗状態の変化により大きく変動する偏摩耗メジャー帯域の振動レベルを、ノイズも小さく、かつ、偏摩耗状態の変化の影響の殆どない基準化帯域の振動レベルで基準化した値から偏摩耗判定のメジャーとなる指標を算出し、この指標を用いてタイヤショルダー部の端部が偏摩耗しているか否かを判定したので、少ないセンサー数で、偏摩耗状態の変化を確実に推定できるとともに、走行速度の変化による影響を大幅に低減することができる。
なお、蹴り出し後領域の加速度波形としては、例えば、加速度センサーの走行時における出力信号のうち、加速度センサーの設置点が路面から離れる点(蹴り出し点)以降の出力信号波形で、かつ、蹴り出し後領域出力信号の大きさが所定の信号レベルよりも小さくなった時点までの波形を用いたり、蹴り出し点からタイヤ一周分の1/5〜2/5程度の時間領域までの波形を用いればよい。
また、タイヤショルダー部の端部とは、トレッド幅方向外側に位置する周方向溝よりも外側に位置する陸部の、トレッド幅方向外側の端部を指す。
これにより、簡単な計算で走行速度の影響を除くことのできる偏摩耗判定指標γを算出することができる。
また、ステップ(e)において、前記偏摩耗判定指標γと、予め求めておいた閾値もしくは、予め求めておいた偏摩耗が起きていない正常タイヤにおける偏摩耗判定指標である基準判定指標γ0とを比較して、タイヤショルダー部の端部が偏摩耗しているか否かを判定するようにしたので、タイヤショルダー部の端部の偏摩耗を更に精度良く推定できる。
このような構成を採ることにより、少ないセンサー数で、タイヤショルダー部の端部の偏摩耗を精度よく推定することのできるタイヤ偏摩耗推定装置を実現することができる。
加速度センサー11がタイヤ偏摩耗推定装置10のセンサー部を構成し、加速度波形抽出手段12から判定手段18までの各手段が記憶・演算部を構成する。
記憶・演算部を構成する各手段は、例えば、コンピュータのソフトウェアにより構成され図示しない車体側に配置される。なお、記憶手段17は、RAM等のメモリーにより構成される。
また、加速度センサー11の出力信号を演算部に送る構成としては、例えば、タイヤ内部やもしくは図示しないホイールに増幅器及び送信器を設置して、加速度センサー11の出力信号を増幅した後、無線にて車体側に送信する構成とすることが好ましい。なお、記憶・演算部をタイヤ側に設けて判定手段18の判定結果を車体側の図示しない車両制御装置に送信する構成としてもよい。
加速度波形分離手段13は、加速度波形抽出手段12で抽出された径方向加速度波形から、蹴り出し後領域の加速度波形(以下、蹴り出し後波形という)を分離して抽出する。
図3は、加速度センサー11で検出した径方向加速度波形の一例を示す図で、横軸は時間[sec.]、縦軸は径方向加速度の大きさ[G]である。加速度センサー11の走行時における出力信号は、加速度センサー11の設置点(厳密には、加速度センサー11の設置された箇所のタイヤ径方向外側に位置するトレッドの表面)が路面に接地した点(踏み込み点)Pfと、路面から離れる点(蹴り出し点)Pkにおいて0となる。加速度波形分離手段13では、径方向加速度波形から、蹴り出し点Pkよりも後の時間領域(蹴り出し後領域)にある加速度波形のみを抽出し、これを蹴り出し後波形として、周波数解析手段14に送る。
なお、踏み込み点Pfと蹴り出し点Pkの位置は、上記の径方向加速度波形を微分した加速度微分波形の2つのピーク値の位置からそれぞれ特定される。
また、本例では、蹴り出し後領域を、蹴り出し点Pkと蹴り出し点Pkからタイヤ一周分の30%だけ後の時間領域までとした。
図4は、蹴り出し後波形の周波数スペクトルの一例を示す図で、横軸は周波数 [Hz]、縦軸は径方向加速度の大きさ(加速度スペクトルレベル)[dB]である。同図の太い実線がショルダーエッジ摩耗の起こったタイヤ(以下、偏摩耗品)のデータで、細い実線がショルダーエッジ摩耗の起きていないタイヤ(正常摩耗品)のデータである。
偏摩耗品は、図5の太い線で示すような、ショルダー陸部3cのタイヤ幅方向外側の端部が著しく摩耗して、ゴムがなくなっている状態のタイヤである。一方、正常摩耗品は、同図の細い線で示すように、摩耗はしているが、偏摩耗品のように、ゴムが極端になくなってはいない。なお、図5のタイヤは、後述する実車試験に用いたタイヤである。
帯域値算出手段15は、偏摩耗メジャー帯域値算出部15aと、基準化帯域値算出部15bとを備え、周波数解析手段14で演算した蹴り出し後波形の周波数スペクトルから偏摩耗メジャー帯域における加速度スペクトルレベルのR.M.S.値(メジャー振動レベル)αと、基準化帯域における加速度スペクトルレベルのR.M.S.値(基準振動レベル)βとを算出する。
偏摩耗判定指標算出手段16は、帯域値算出手段15で算出したメジャー振動レベルαと基準振動レベルβとを用いて、ショルダーエッジ摩耗が起きているか否かを判定するための指標である偏摩耗判定指標γを算出する。本例では、γ=α/βとした。
記憶手段17は、予め求めておいた正常摩耗品を走行させて測定した偏摩耗判定指標である基準判定指標γ0を記憶する。
判定手段18は、偏摩耗判定指標算出手段16で算出された偏摩耗判定指標γと、基準判定指標γ0とを比較して、ショルダーエッジ摩耗が起こっているか否かを判定する。
まず、加速度センサー11により、タイヤトレッド3の変形に伴って変形するインナーライナー部2のセンター部におけるタイヤ径方向加速度の時系列波形を検出する。
次に、加速度波形抽出手段12により径方向加速度波形を抽出した後、加速度波形分離手段13にて、径方向加速度波形から蹴り出し後波形を分離して抽出し、周波数解析手段14にて、蹴り出し後波形の周波数スペクトルを求める。
図4に示すように、RMで示す偏摩耗メジャー帯域では、偏摩耗品の加速度スペクトルレベルが正常摩耗品の加速度スペクトルレベルよりも大きく、RNで示す基準化帯域では、偏摩耗品の加速度スペクトルレベルが正常摩耗品の加速度スペクトルレベルとほぼ等しい。そこで、帯域値算出手段15にて、蹴り出し後波形の周波数スペクトルから偏摩耗メジャー帯域の振動レベルであるメジャー振動レベルαと、基準化帯域における振動レベルである基準振動レベルβとを算出した後、これらの比であるγ=α/βを算出してこれをショルダーエッジ摩耗が起きているか否かを判定するための指標である偏摩耗判定指標γとする。
そして、この算出された偏摩耗判定指標γと、記憶手段17に記憶しておいた基準判定指標γ0とを比較してショルダーエッジ摩耗が起こっているか否かを判定する。判定方法としては、例えば、Δ=γ−γ0を算出し、Δが予め設定した閾値Δkを超えた場合に、ショルダーエッジ摩耗が起こっていると判定し、Δが閾値Δk以下の場合には、ショルダーエッジ摩耗は起こっていないと判定する。
タイヤのインナーライナー部のタイヤ幅方向中心に、加速度センサーを、検出方向がタイヤ径方向になるように配置した試験タイヤを搭載した車両を、速度60 km/hr〜80km/hrにて走行させるとともに、加速度センサーの出力信号を処理する記憶・演算部を車体側に搭載して、タイヤ径方向加速度波形と蹴り出し後波形の周波数スペクトルを求めた。図3が試験車両を速度80km/hrで走行させたときのタイヤ径方向加速度波形で、図4が蹴り出し後波形の周波数スペクトルである。
試験タイヤのタイヤサイズは315/70R22.5である。
また、試験車両として、「積車」と「半積車」の2種類の車両をそれぞれ走行させて、荷重による影響についても調べた。「積車」の荷重は2.85[t]、「半積車」の荷重は2.4[t]である。
図4から明らかなように、蹴り出し後波形の周波数スペクトルでは、800〜1200Hz帯域において、偏摩耗品の加速度スペクトルレベルが正常摩耗品の加速度スペクトルレベルよりも増加していることが分かる。
メジャー振動レベルαの大きさからショルダーエッジ摩耗を推定することも可能であるが、本願発明のように、メジャー振動レベルαと、基準化帯域における振動レベルである基準振動レベルβとの比である偏摩耗判定指標γ(γ=α/β)を算出し、この偏摩耗判定指標γを用いてショルダーエッジ摩耗が起きているか否かを判定すれば、ショルダーエッジ摩耗を更に精度よく推定できる。
すなわち、図7(a),(b)に示すように、正常摩耗品においては、荷重が「積車」である場合も「半積車」である場合も、偏摩耗判定指標γはほぼ一定である。一方、偏摩耗品の偏摩耗判定指標γは、走行速度が増加すると増加するが、正常摩耗品の偏摩耗判定指標γよりも常に大きい。したがって、ショルダーエッジ摩耗が起きているか否かを判定するための、走行速度に依存しない閾値Kを設定することができるので、偏摩耗判定指標γと閾値Kとを比較すれば、ショルダーエッジ摩耗が起きているか否か精度よく推定できることが分かる。
また、前記実施の形態では、偏摩耗判定指標γと基準判定指標γ0とを比較してショルダーエッジ摩耗が起こっているか否かを判定したが、前記実施例のように、予め偏摩耗判定用の閾値Kを設定しておき、偏摩耗判定指標算出手段16で算出された偏摩耗判定指標γと上記閾値Kとを比較し、γ>Kである場合にショルダーエッジ摩耗が起こっていると判定してもよい。
また、前記実施の形態では、加速度センサー11を、センター陸部3aの中心のタイヤ径方向内側に設置したが、外側陸部3bのタイヤ径方向内側にそれぞれ設置してもよい。
また、加速度センサー11を、タイヤ周方向に複数個設置してもよい。
3b 外側陸部、3c ショルダー陸部、4a,4b 周方向溝、
10 タイヤ偏摩耗推定装置、11 加速度センサー、12 加速度波形抽出手段、
13 加速度波形分離手段、14 周波数解析手段、15 帯域値算出手段、
15a 偏摩耗メジャー帯域値算出部、15b 基準化帯域値算出部、
16 偏摩耗判定指標算出手段、17 記憶手段、18 判定手段。
Claims (5)
- 加速度センサーを用いて検出したタイヤ径方向の加速度波形からタイヤの偏摩耗を推定するタイヤ偏摩耗推定方法であって、
タイヤトレッドの内面に配置された加速度センサーの走行時における出力信号から蹴り出し後領域のタイヤ径方向の加速度波形を抽出するステップ(a)と、
前記抽出された加速度波形から800〜1200Hzの周波数帯域の加速度の大きさであるメジャー振動レベルαを算出するステップ(b)と、
前記抽出された加速度波形から2000〜2400Hzの周波数帯域の加速度の大きさである基準振動レベルβを算出するステップ(c)と、
前記メジャー振動レベルαと前記基準振動レベルβとからタイヤの偏摩耗の判定を行うための指標である偏摩耗判定指標γを算出するステップ(d)と、
前記算出された偏摩耗判定指標γの大きさからタイヤショルダー部の端部が偏摩耗しているか否かを判定するステップ(e)と、
を備えたことを特徴とするタイヤ偏摩耗推定方法。 - 前記偏摩耗判定指標γを、γ=α/βとすることを特徴とする請求項1に記載のタイヤ偏摩耗推定方法。
- 前記ステップ(e)では、
前記偏摩耗判定指標γと、予め求めておいた閾値とを比較して、タイヤショルダー部の端部が偏摩耗しているか否かを判定することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のタイヤ偏摩耗推定方法。 - 前記ステップ(e)では、
前記偏摩耗判定指標γと、予め求めておいた偏摩耗が起きていない正常タイヤにおける偏摩耗判定指標である基準判定指標γ0とを比較して、タイヤショルダー部の端部が偏摩耗しているか否かを判定することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のタイヤ偏摩耗推定方法。 - タイヤトレッドの内面に配置されてタイヤ径方向加速度を計測する加速度センサーと、
前記加速度センサーの出力信号から蹴り出し後領域の加速度波形を抽出する加速度波形抽出手段と、
前記抽出した加速度波形から800〜1200Hzの周波数帯域の加速度の大きさであるメジャー振動レベルαを算出する偏摩耗メジャー帯域値算出手段と、
前記抽出した加速度波形から2000〜2400Hzの周波数帯域の加速度の大きさである基準振動レベルβを算出する基準化帯域値算出手段と、
前記メジャー振動レベルαと前記基準振動レベルβとから、偏摩耗の判定を行うための指標である偏摩耗判定指標γを算出する偏摩耗判定指標算出手段と、
前記算出された偏摩耗判定指標γの大きさから、タイヤショルダー部の端部が偏摩耗しているか否かを判定する判定手段と、を備えるタイヤ偏摩耗推定装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013243729A JP5806278B2 (ja) | 2013-11-26 | 2013-11-26 | タイヤ偏摩耗推定方法及びタイヤ偏摩耗推定装置 |
CN201480064739.7A CN105793687B (zh) | 2013-11-26 | 2014-07-31 | 轮胎异常磨损的估计方法和估计设备 |
US15/037,192 US10286734B2 (en) | 2013-11-26 | 2014-07-31 | Method and apparatus for estimating uneven tire wear |
PCT/JP2014/070177 WO2015079741A1 (ja) | 2013-11-26 | 2014-07-31 | タイヤ偏摩耗推定方法及びタイヤ偏摩耗推定装置 |
EP14865056.7A EP3059570B1 (en) | 2013-11-26 | 2014-07-31 | Method for estimating uneven wear of tire, and device for estimating uneven wear of tire |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013243729A JP5806278B2 (ja) | 2013-11-26 | 2013-11-26 | タイヤ偏摩耗推定方法及びタイヤ偏摩耗推定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015102445A true JP2015102445A (ja) | 2015-06-04 |
JP5806278B2 JP5806278B2 (ja) | 2015-11-10 |
Family
ID=53198698
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013243729A Active JP5806278B2 (ja) | 2013-11-26 | 2013-11-26 | タイヤ偏摩耗推定方法及びタイヤ偏摩耗推定装置 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US10286734B2 (ja) |
EP (1) | EP3059570B1 (ja) |
JP (1) | JP5806278B2 (ja) |
CN (1) | CN105793687B (ja) |
WO (1) | WO2015079741A1 (ja) |
Families Citing this family (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3031632B1 (en) * | 2014-12-11 | 2017-06-21 | AGCO International GmbH | Vehicle tyre deformation device |
JP2019006351A (ja) * | 2017-06-28 | 2019-01-17 | 株式会社ブリヂストン | 路面状態推定方法及び路面状態推定装置 |
WO2020071249A1 (ja) | 2018-10-05 | 2020-04-09 | 株式会社ブリヂストン | タイヤ摩耗推定方法 |
DE102019207820A1 (de) * | 2019-05-28 | 2020-12-03 | Continental Reifen Deutschland Gmbh | Fahrzeugreifen |
AU2020220054A1 (en) | 2019-08-30 | 2021-03-18 | The Goodyear Tire & Rubber Company | Tire wear state estimation system and method employing footprint length |
US11981163B2 (en) | 2019-08-30 | 2024-05-14 | The Goodyear Tire & Rubber Company | Tire wear state estimation system and method employing footprint shape factor |
AU2020220060A1 (en) | 2019-08-30 | 2021-03-18 | The Goodyear Tire & Rubber Company | Method for extracting changes in tyre characteristics |
JP7319940B2 (ja) * | 2020-03-25 | 2023-08-02 | 株式会社ブリヂストン | タイヤ摩耗推定方法、及び、タイヤ摩耗形状判別方法 |
DE102021203191A1 (de) * | 2021-03-30 | 2022-10-06 | Continental Reifen Deutschland Gmbh | Verfahren zur Bestimmung eines Abriebs eines Reifens |
CN113506254B (zh) * | 2021-06-30 | 2022-12-06 | 武汉飞恩微电子有限公司 | 跟踪轮胎胎面磨损方法、装置、设备及存储介质 |
DE102022201283A1 (de) * | 2022-02-08 | 2023-08-10 | Continental Reifen Deutschland Gmbh | Verfahren zum Ermitteln von ungleichmäßigem Fahrzeugreifenverschleiß |
DE102022201675A1 (de) * | 2022-02-17 | 2023-08-17 | Continental Reifen Deutschland Gmbh | Verfahren und Vorrichtung zur Ermittlung einer Profiltiefe eines Fahrzeugreifens |
CN115284791A (zh) * | 2022-07-15 | 2022-11-04 | 山东玲珑轮胎股份有限公司 | 一种轮胎偏磨的预警方法及装置 |
Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007153034A (ja) * | 2005-12-01 | 2007-06-21 | Toyota Motor Corp | タイヤ摩耗状態判定装置 |
WO2009008319A1 (ja) * | 2007-07-11 | 2009-01-15 | Kabushiki Kaisha Bridgestone | タイヤの摩耗検知方法及びタイヤの摩耗検知装置 |
WO2009008502A1 (ja) * | 2007-07-11 | 2009-01-15 | Kabushiki Kaisha Bridgestone | タイヤ摩耗推定方法 |
JP2009019950A (ja) * | 2007-07-11 | 2009-01-29 | Bridgestone Corp | タイヤ摩耗推定方法及びタイヤ摩耗推定装置 |
WO2009157516A1 (ja) * | 2008-06-25 | 2009-12-30 | 株式会社ブリヂストン | タイヤ摩耗推定方法及びタイヤ摩耗推定装置 |
JP2013136297A (ja) * | 2011-12-28 | 2013-07-11 | Bridgestone Corp | タイヤ偏摩耗検知方法及びタイヤ偏摩耗検知装置 |
JP2013169816A (ja) * | 2012-02-17 | 2013-09-02 | Bridgestone Corp | タイヤ摩耗量推定方法及びタイヤ摩耗量推定装置 |
WO2013175871A1 (ja) * | 2012-05-24 | 2013-11-28 | 株式会社ブリヂストン | タイヤ偏摩耗検知方法及びタイヤ偏摩耗検知装置 |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2514640B1 (en) * | 2001-12-21 | 2015-08-05 | Kabushiki Kaisha Bridgestone | Method and apparatus for estimation of road condition and tire running state, ABS and car control making use thereof |
JP3899987B2 (ja) * | 2002-04-11 | 2007-03-28 | 株式会社豊田中央研究所 | 物理量推定装置及びタイヤ状態判定装置 |
BR0318578A (pt) * | 2003-10-31 | 2006-10-10 | Pirelli | métodos para determinar a aspereza de uma superfìcie rolante de um pneu e para controlar o comportamento de um veìculo ao qual pelo menos um pneu está montado, sistema para determinar a aspereza de uma superfìcie rolante de um pneu, pneu para um veìculo, e, roda |
US7577532B2 (en) * | 2004-06-23 | 2009-08-18 | Bridgestone Corporation | Tire wear detection system and pneumatic tire |
JP5100095B2 (ja) * | 2006-11-29 | 2012-12-19 | 株式会社ブリヂストン | タイヤ摩耗量の推定方法及びタイヤ摩耗量推定装置 |
WO2009027233A1 (de) * | 2007-08-29 | 2009-03-05 | Continental Teves Ag & Co. Ohg | Einrichtung und verfahren zur reduktion der funkdistanz bei its-sensoren |
IT1393071B1 (it) * | 2008-10-24 | 2012-04-11 | Pirelli | Metodo e sistema per il controllo dell'usura degli pneumatici di un veicolo |
JP5165603B2 (ja) * | 2009-01-09 | 2013-03-21 | 株式会社ブリヂストン | タイヤ走行状態推定方法、定常走行状態推定装置、タイヤ摩耗推定方法とその装置 |
-
2013
- 2013-11-26 JP JP2013243729A patent/JP5806278B2/ja active Active
-
2014
- 2014-07-31 CN CN201480064739.7A patent/CN105793687B/zh active Active
- 2014-07-31 WO PCT/JP2014/070177 patent/WO2015079741A1/ja active Application Filing
- 2014-07-31 US US15/037,192 patent/US10286734B2/en not_active Expired - Fee Related
- 2014-07-31 EP EP14865056.7A patent/EP3059570B1/en active Active
Patent Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007153034A (ja) * | 2005-12-01 | 2007-06-21 | Toyota Motor Corp | タイヤ摩耗状態判定装置 |
WO2009008319A1 (ja) * | 2007-07-11 | 2009-01-15 | Kabushiki Kaisha Bridgestone | タイヤの摩耗検知方法及びタイヤの摩耗検知装置 |
WO2009008502A1 (ja) * | 2007-07-11 | 2009-01-15 | Kabushiki Kaisha Bridgestone | タイヤ摩耗推定方法 |
JP2009019950A (ja) * | 2007-07-11 | 2009-01-29 | Bridgestone Corp | タイヤ摩耗推定方法及びタイヤ摩耗推定装置 |
JP2009018667A (ja) * | 2007-07-11 | 2009-01-29 | Bridgestone Corp | タイヤの摩耗検知方法及びタイヤの摩耗検知装置 |
WO2009157516A1 (ja) * | 2008-06-25 | 2009-12-30 | 株式会社ブリヂストン | タイヤ摩耗推定方法及びタイヤ摩耗推定装置 |
JP2013136297A (ja) * | 2011-12-28 | 2013-07-11 | Bridgestone Corp | タイヤ偏摩耗検知方法及びタイヤ偏摩耗検知装置 |
JP2013169816A (ja) * | 2012-02-17 | 2013-09-02 | Bridgestone Corp | タイヤ摩耗量推定方法及びタイヤ摩耗量推定装置 |
WO2013175871A1 (ja) * | 2012-05-24 | 2013-11-28 | 株式会社ブリヂストン | タイヤ偏摩耗検知方法及びタイヤ偏摩耗検知装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP3059570B1 (en) | 2018-03-21 |
EP3059570A1 (en) | 2016-08-24 |
US10286734B2 (en) | 2019-05-14 |
EP3059570A4 (en) | 2016-11-09 |
US20160280014A1 (en) | 2016-09-29 |
CN105793687B (zh) | 2018-09-11 |
CN105793687A (zh) | 2016-07-20 |
JP5806278B2 (ja) | 2015-11-10 |
WO2015079741A1 (ja) | 2015-06-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5806278B2 (ja) | タイヤ偏摩耗推定方法及びタイヤ偏摩耗推定装置 | |
JP5956250B2 (ja) | タイヤ偏摩耗検知方法及びタイヤ偏摩耗検知装置 | |
JP5620268B2 (ja) | タイヤ摩耗推定方法及びタイヤ摩耗推定装置 | |
JP5165603B2 (ja) | タイヤ走行状態推定方法、定常走行状態推定装置、タイヤ摩耗推定方法とその装置 | |
WO2016158630A1 (ja) | タイヤ摩耗量推定方法及びタイヤ摩耗量推定装置 | |
JP5902473B2 (ja) | タイヤ偏摩耗検知方法及びタイヤ偏摩耗検知装置 | |
JP5557569B2 (ja) | 路面状態推定方法 | |
JP6382534B2 (ja) | 路面状態推定方法 | |
JP5878612B2 (ja) | 路面状態推定方法 | |
JP7425579B2 (ja) | タイヤ摩耗量推定システム、タイヤ摩耗量推定プログラム及びタイヤ摩耗量推定方法 | |
WO2006135090A1 (ja) | 路面状態推定方法、路面状態推定用タイヤ、路面状態推定装置、及び、車両制御装置 | |
CN102256813A (zh) | 用于指示带有沟槽的轮胎的磨损的报警方法 | |
JP4629756B2 (ja) | 路面状態推定方法と路面状態推定装置 | |
US11458782B2 (en) | Method and device for monitoring a behavior of a tire of a vehicle | |
JP2011168211A (ja) | タイヤ偏摩耗の推定方法 | |
JP2013169816A (ja) | タイヤ摩耗量推定方法及びタイヤ摩耗量推定装置 | |
KR101704632B1 (ko) | 저압 상황을 고려한 타이어 압력 모니터링 장치 및 그 방법 | |
KR101544885B1 (ko) | 타이어 압력 모니터링 장치 및 방법 | |
US20080276700A1 (en) | Method for monitoring the tire condition in vehicles | |
JP5908953B2 (ja) | 車両制御方法及び路面状態警告方法 | |
KR20150069048A (ko) | 타이어 압력 모니터링 장치 및 방법 | |
KR101865715B1 (ko) | 타이어 저압 판정 장치 및 방법 | |
KR101744714B1 (ko) | 타이어 공기압 저하 검출 방법 및 장치 | |
KR101755843B1 (ko) | 차량의 타이어 크기 판단 시스템 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150825 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150903 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5806278 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |