JP2015100759A - 脱硝剤注入装置及び脱硝ユニット - Google Patents

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串岡 清則
Kiyonori Kushioka
清則 串岡
学 小田
Manabu Oda
学 小田
英雄 宮西
Hideo Miyanishi
英雄 宮西
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【課題】簡単な構成で脱硝剤を効率よく拡散でき、脱硝剤と排ガスとを混合させることができる脱硝剤注入装置及び脱硝ユニットを提供すること。
【解決手段】排ガスが流れる排気管に脱硝剤を注入する脱硝剤注入装置であって、脱硝剤を供給する脱硝剤供給源と、排気管に挿入され、かつ、排気管に挿入されている部分に注入ノズルが形成され、脱硝剤供給源から供給される脱硝剤を注入ノズルから排気管内に注入する脱硝剤注入管と、脱硝剤注入管に固定され、脱硝剤の拡散を促進する拡散促進機構と、を有し、拡散促進機構は、脱硝剤注入管の延在方向から見た場合、脱硝剤注入管の外周のうち、少なくとも排ガスの流れ方向上流側の全域に配置され、かつ、延在方向に直交する方向に対して傾斜している板状部材である。
【選択図】図3

Description

本発明は、排ガスに含まれる窒素酸化物を分解する脱硝剤を注入する脱硝剤注入装置及びこれを有する脱硝ユニットに関する。
例えば火力発電所等の燃焼装置である石炭焚ボイラや、自動車、船舶の燃焼装置であるエンジン等、ごみ焼却炉の燃焼装置である焼却炉から排出される排ガスには、窒素酸化物が含まれる場合がある。このような場合、排ガスが流れる排気管に窒素酸化物を分解する脱硝剤を注入し、脱硝剤により窒素酸化物を分解するシステムがある。また、窒素酸化物と脱硝剤とを効率よく反応させるために排気管に脱硝触媒を配置することもある。
ここで、排気管内に脱硝剤を注入する脱硝剤注入装置は、例えば、特許文献1に示すように、排気管に挿入され、排気管内に脱硝剤を注入するための注入ノズルが形成された脱硝剤注入管を有する。脱硝剤注入装置は、脱硝剤注入管に供給された脱硝剤を注入ノズルから噴射することで、排気管の中に脱硝剤を注入する。また、特許文献1には、排気管に供給した脱硝剤を拡散させる機構として、脱硝剤注入管の注入ノズルが形成されていない部分を、排ガスの流れ方向下流側に配置し、脱硝剤注入管の側面にフィンを設ける構造が記載されている。また、特許文献2には、脱硝剤注入管の注入ノズルが形成されている領域の注入ノズルよりも上流側にフィンを設ける構造が記載されている。
特開昭60−12120号公報 実開平7−9428号公報
特許文献1や特許文献2に記載の装置は、脱硝剤を排気管に注入する注入ノズルの前後にフィンや空気を撹拌する機構を設けることで、還元剤と排ガスの混合を促進することができる。しかしながら、特許文献1に記載の装置のように、脱硝剤注入管の下流側に混合を促進させる機構を設けられない場合がある。また、特許文献2に記載の装置は、脱硝剤注入管に撹拌する機構を取り付ける際に手間がかかる。
本発明は、前記問題に鑑み、簡単な構成で脱硝剤を効率よく拡散でき、脱硝剤と排ガスとを混合させることができる脱硝剤注入装置及び脱硝ユニットを提供することを目的とする。
上述した課題を解決するための本発明の脱硝剤注入装置は、排ガスが流れる排気管に脱硝剤を注入する脱硝剤注入装置であって、前記脱硝剤を供給する脱硝剤供給源と、前記排気管に挿入され、かつ、前記排気管に挿入されている部分に注入ノズルが形成され、前記脱硝剤供給源から供給される脱硝剤を前記注入ノズルから前記排気管内に注入する脱硝剤注入管と、前記脱硝剤注入管に固定され、前記脱硝剤の拡散を促進する拡散促進機構と、を有し、前記拡散促進機構は、前記脱硝剤注入管の延在方向から見た場合、前記脱硝剤注入管の外周のうち、少なくとも前記排ガスの流れ方向上流側の全域に配置され、かつ、前記延在方向に直交する方向に対して傾斜している板状部材であることを特徴とする。
ここで、前記拡散促進機構は、前記板状部材が、前記延在方向を軸としたらせん形状で、前記脱硝剤注入管の周囲に複数周回分巻きつけられていることが好ましい。
また、前記拡散促進機構は、前記板状部材が前記延在方向に複数配置されていることも好ましい。
前記板状部材は、前記脱硝剤注入管の全周に配置されたリング形状であることが好ましい。
また、前記拡散促進機構は、複数の前記板状部材が、前記延在方向に直交する方向に対し同じ向きに傾斜していることが好ましい。
また、前記脱硝剤注入管は、前記注入ノズルが、前記延在方向に列状に配置され、前記拡散促進機構は、前記延在方向において、前記注入ノズルの形成間隔と同じ周期で配置されていることが好ましい。
上述した課題を解決するための本発明の脱硝ユニットは、上記のいずれかに記載の脱硝剤注入装置と、前記排ガスの流れ方向において、前記脱硝剤注入装置よりも下流側の前記排気管に配置された脱硝触媒と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、簡単な構成で脱硝剤を効率よく拡散でき、脱硝剤と排ガスとを混合させることができる。
図1は、脱硝ユニットを有する燃焼システムの概略構成を示す模式図である。 図2は、脱硝剤注入装置を図1のA−A線方向から見た模式図である。 図3は、脱硝剤注入装置の脱硝剤注入管ユニットの一部の概略構成を示す斜視図である。 図4は、脱硝剤注入装置の脱硝剤注入管ユニットの一部の概略構成を示す模式図である。 図5は、脱硝剤注入管ユニットを図4のB−B線方向から見た模式図である。 図6は、脱硝剤注入装置の脱硝剤注入管ユニットの一部の概略構成を示す斜視図である。 図7は、脱硝剤注入装置の脱硝剤注入管ユニットの一部の概略構成を示す模式図である。 図8は、脱硝剤注入管ユニットを図7のC−C線方向から見た模式図である。 図9は、脱硝剤注入管ユニットの他の一例を示す模式図である。 図10は、脱硝剤注入管ユニットの他の一例を示す模式図である。
以下、この発明につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施例における構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
図1は、脱硝ユニットを有する燃焼システムの概略構成を示す模式図である。図2は、脱硝剤注入装置を図1のA−A線方向から見た模式図である。図1に示す燃焼システム10、燃焼装置12と排気管14と脱硝ユニット16とを有する。なお、燃焼システム10は、火力発電プラント、自動車、船舶などの原動機等の燃料を燃焼させる各種システム、ごみ焼却炉のような、可燃物を燃焼させるシステム等、窒素酸化物を含む排ガスを排出する種々のシステムが対象となる。また、燃焼システム10は、燃焼装置12と排気管14と脱硝ユニット16以外に排ガスを処理する機構や、排ガスから熱を回収する機構等を備えていてもよい。
燃焼装置12は、燃焼器、エンジン、ボイラ、焼却炉等、排ガスを排出する種々の装置である。排気管14は、燃焼装置12から排出される排ガスを案内する管路である。なお、本実施形態では、図2に示すように排気管14を断面が矩形となる形状としたが、これに限定されず、円形でも多角形でも直線と曲線を組み合わせた形状でもよい。また、排気管14は、延在方向(排ガスGが流れる方向)が直線となる形状に限定されず、折れ曲がっている、例えばL字管、U字管となっていてもよい。
脱硝ユニット16は、図1及び図2に示すように、脱硝剤注入装置20と、脱硝触媒22とを有する。脱硝剤注入装置20は、排ガスGが流れる排気管14に脱硝剤を注入する。ここで脱硝剤としては、アンモニアや尿素等を用いることができる。また脱硝剤は、アンモニアを気体で供給してもよいし、アンモニア水、尿素水等の液体で供給してもよい。脱硝剤注入装置20は、脱硝剤供給源24と複数の脱硝剤注入管ユニット26とを有する。脱硝剤供給源24は、脱硝剤を貯留し、貯留した脱硝剤を脱硝剤注入管ユニット26に供給する。脱硝剤注入管ユニット26は、脱硝剤供給源24に接続され、排気管14に挿入されている。本実施形態の脱硝ユニット16は、複数の脱硝剤注入管ユニット26が、排気ガスGの流れ方向に直交する面で並んで配置されている。脱硝剤注入管ユニット26は、脱硝剤供給源24から供給された脱硝剤を排気管14内に注入する。脱硝剤注入管ユニット26の構造については後述する。
脱硝触媒22は、排ガスGの流れ方向において、脱硝剤注入装置20よりも下流側の排気管14の中に配置されている。脱硝触媒22は、脱硝剤注入装置20が配置されている位置を通過した排ガスGが通過する位置に配置されている。脱硝触媒22は、脱硝剤と排ガスG中の窒素酸化物成分との反応を促進する材料である。
脱硝ユニット16は、排気管14を流れる排ガスGに脱硝剤注入装置20で脱硝剤を注入した後、脱硝触媒22を通過させる。脱硝剤が注入された排ガスGは、脱硝触媒22の通過時に脱硝剤と窒素酸化物との反応が促進され窒素酸化物が分解される。これにより、脱硝ユニット16は、通過した排ガスGの窒素酸化物濃度を低減することができる。
次に、図3から図5を用いて、脱硝剤注入管ユニット26について説明する。図3は、脱硝剤注入装置の脱硝剤注入管ユニットの一部の概略構成を示す斜視図である。図4は、脱硝剤注入装置の脱硝剤注入管ユニットの一部の概略構成を示す模式図である。図5は、脱硝剤注入管ユニットを図4のB−B線方向から見た模式図である。
脱硝剤注入管ユニット26は、脱硝剤注入管30と、拡散促進機構33と、を有する。脱硝剤注入管30は、内部に脱硝剤が通過する流路が形成された管であり、一方の端部が脱硝剤供給源24に接続され、他方の端部が閉塞されている。脱硝剤注入管30は、閉塞されている他方の端部側の所定の範囲が排気管14の排ガスGが流れる領域(内部)に配置されている。脱硝剤注入管30は、排気管14の内部に配置されている部分に複数の注入ノズル32が形成されている。
脱硝剤注入管30は、図3及び図4に示すように、注入ノズル32が、延在方向(脱硝剤が流れる方向)に列状に形成されている。また、注入ノズル32は、図3から図5に示すように、脱硝剤注入管30の壁面の排ガスGの流れ方向の下流側の端に形成されている。注入ノズル32は、脱硝剤注入管30の壁面に形成された貫通穴であり、脱硝剤注入管30の内部と排気管14とをつなげ、脱硝剤注入管30の内部を流れる脱硝剤を排気管14内に注入する。
拡散促進機構33は、注入ノズル32から排気管14に注入された還元剤の排気管14内での拡散を促進させる機構である。拡散促進機構33は、脱硝剤注入管30に固定された板状部材34を有する。板状部材34は、脱硝剤注入管30の延在方向を軸とした、らせん形状で、脱硝剤注入管30の周囲に複数周回分巻きつけられている。板状部材34は、らせん形状で巻きつけられることで、排ガスGの流れ方向及び脱硝剤注入管30の延在方向の両方に直交する方向の両端における板状部材34の傾き方向を逆にすることができる。板状部材34は、脱硝剤注入管30と対面している面の少なくとも一部が脱硝剤注入管30に固定されている。また、板状部材34は、らせん形状の一周分の脱硝剤注入管30の延在方向の距離が、注入ノズル32の配置間隔と同じ距離となる。したがって、脱硝剤注入管30の壁面の排ガスGの流れ方向の下流側の端の部分は、脱硝剤注入管30の延在方向において、板状部材34と注入ノズル32とが交互に配置される。
脱硝剤注入管ユニット26は、らせん形状の板状部材34を有する拡散促進機構33を設けることで、脱硝剤注入管ユニット26に到達した排ガスGの流れを、矢印35で示す延在方向の下側(一方側)に傾斜した流れと、矢印36で示す延在方向の上側(他方側)に傾斜した流れとに分岐することができる。この矢印35の流れと矢印36の流れは、排ガスGの流れ方向下流側、つまり注入ノズル32の近傍でぶつかり、矢印38で示すような排ガスGの流れ方向を軸としたらせん状の流れを形成する。
脱硝剤注入管ユニット26は、拡散促進機構33により、注入ノズル32の近傍に矢印38で示すような乱れた流れを形成できることで、注入ノズル32から注入された脱硝剤を効率よく排気管14内で拡散させることができ、脱硝剤と排ガスGとを効率よく混合させることができる。
脱硝剤注入装置20及び脱硝ユニット16は、脱硝剤注入管30に設けた拡散促進機構33で脱硝剤を効率よく拡散できることで、脱硝剤注入装置20で脱硝剤の注入と拡散を行うことができる。これにより、装置構成を簡単にすることができ、混合器を設置できない構成であっても脱硝剤を効率よく拡散することができる。また、拡散促進機構33をらせん形状の板状部材34とすることで、脱硝剤注入管30に簡単に固定することができる。つまり、拡散促進機構33を脱硝剤注入管30に固定するために溶接、接着等を施工する箇所を少なくすることができる。また、固定している部分が一部外れても他の部分で保持することができるため、拡散促進機構33が排気管14内に脱落する恐れを低減することができる。
また、脱硝剤注入管ユニット26は、本実施形態のように、拡散促進機構33が延在方向において、注入ノズル32の形成間隔と同じ周期で配置されていることが好ましい。これにより、各注入ノズル32の周りに形成される排ガスGの流れを同様の流れとすることができ、脱硝剤を均一に拡散させることができる。なお、拡散促進機構33は、注入ノズル32の形成間隔と異なる周期で配置してもよい。つまり、板状部材34が1周分する間に2つの注入ノズル32が配置された構成としてもよいし、周期がずれていて位置によって注入ノズル32と板状部材34との関係がずれていてもよい。
ここで、図3から図5では、拡散促進機構33をらせん形状の板状部材としたがこれに限定されない。板状部材は、脱硝剤注入管の延在方向から見た場合、脱硝剤注入管の外周のうち、少なくとも排ガスの流れ方向上流側の全域に配置され、かつ、延在方向に直交する方向に対して傾斜している板状部材であればよい。
図6は、脱硝剤注入装置の脱硝剤注入管ユニットの一部の概略構成を示す斜視図である。図7は、脱硝剤注入装置の脱硝剤注入管ユニットの一部の概略構成を示す模式図である。図8は、脱硝剤注入管ユニットを図7のC−C線方向から見た模式図である。
図6から図8に示す脱硝剤注入管ユニット26aは、拡散促進機構33a以外、脱硝剤注入管ユニット26と同様の構成である。以下、拡散促進機構33aについて説明する。拡散促進機構33aは、複数の板状部材40を有する。拡散促進機構33aは、板状部材40が脱硝剤注入管30の延在方向に複数配置されている。板状部材40は、脱硝剤注入管30の周囲の全周を囲うリング形状の板である。また、板状部材40は、延在方向に直交する方向に対し同じ向きに傾斜している。さらに、板状部材40は、延在方向において、注入ノズル32と同じピッチで配置されている。
拡散促進機構33aは、板状部材40を設けることで、脱硝剤注入管30の周囲に板状部材40に沿った矢印42の流れを形成することができる。また板状部材40の外周の端部に矢印43、44で示す板状部材40の面から反対側に向かう流れを形成することができる。これにより、脱硝剤注入管30の排ガスの流れ方向下流側に矢印46で示す、排ガスの流れ方向を軸としたらせん状の流れを形成することができ、注入ノズル32から注入された脱硝剤を効率よく拡散することができる。
また、拡散促進機構33aは、複数の板状部材40を、脱硝剤注入管30の全周を囲うリング形状とし、延在方向に直交する方向に対して傾いた形状とすることで、脱硝剤注入管30から外れにくい構造とすることができる。また1枚の板状部材40が脱硝剤注入管30から外れた場合でも下方側にある板状部材40で支持することができ、脱硝剤注入管30から脱落することを抑制することができる。
図9は、脱硝剤注入管管ユニットの他の一例を示す模式図である。上記実施形態では、脱硝剤注入管30の全周に板状部材が配置される形状としたがこれに限定されない。図9に示す脱硝剤注入管ユニット26bの拡散促進機構33bは、板状部材50を、脱硝剤注入管30の外周のうち、排ガスの流れ方向上流側の全域、つまり脱硝剤注入管30の外周のうち排ガスの流れ方向上流側となる半分の領域が脱硝剤注入管30と接し、排ガスの流れ方向の下流側の部分が流れ方向に沿った直線形状となるU字形状である。このように、排ガスの流れ方向の下流側には、板状部材50を設けない構成としても上記と同様の効果を得ることができる。
図10は、脱硝剤注入管ユニットの他の一例を示す模式図である。図10に示す脱硝剤注入管ユニット26cの拡散促進機構33cのように、板状部材40に対して延在方向に直交する方向に対して傾斜している向きが異なる板状部材52を設けた構成としてもよい。なお、板状部材の延在方向に直交する方向に対して傾斜している向きを同じ向きとすることで、排ガスを流れやすくすることができ、拡散促進機構による圧力損失を小さくすることができる。
10 燃焼システム
12 燃焼装置
14 排気管
16 脱硝ユニット
20 脱硝剤注入装置
22 脱硝触媒
24 脱硝剤供給源
26、26a、26b、26c 脱硝剤注入管ユニット
30 脱硝剤注入管
32 注入ノズル
33、33a、33b、33c 拡散促進機構
34、40、50、52 板状部材
35、36、38、42、43、44 矢印
G 排ガス

Claims (7)

  1. 排ガスが流れる排気管に脱硝剤を注入する脱硝剤注入装置であって、
    前記脱硝剤を供給する脱硝剤供給源と、
    前記排気管に挿入され、かつ、前記排気管に挿入されている部分に注入ノズルが形成され、前記脱硝剤供給源から供給される脱硝剤を前記注入ノズルから前記排気管内に注入する脱硝剤注入管と、
    前記脱硝剤注入管に固定され、前記脱硝剤の拡散を促進する拡散促進機構と、を有し、
    前記拡散促進機構は、前記脱硝剤注入管の延在方向から見た場合、前記脱硝剤注入管の外周のうち、少なくとも前記排ガスの流れ方向上流側の全域に配置され、かつ、前記延在方向に直交する方向に対して傾斜している板状部材であることを特徴とする脱硝剤注入装置。
  2. 前記拡散促進機構は、前記板状部材が、前記延在方向を軸としたらせん形状で、前記脱硝剤注入管の周囲に複数周回分巻きつけられていることを特徴とする請求項1に記載の脱硝剤注入装置。
  3. 前記拡散促進機構は、前記板状部材が前記延在方向に複数配置されていることを特徴とする請求項1に記載の脱硝剤注入装置。
  4. 前記板状部材は、前記脱硝剤注入管の全周に配置されたリング形状であることを特徴とする請求項3に記載の脱硝剤注入装置。
  5. 前記拡散促進機構は、複数の前記板状部材が、前記延在方向に直交する方向に対し同じ向きに傾斜していることを特徴とする請求項3または4に記載の脱硝剤注入装置。
  6. 前記脱硝剤注入管は、前記注入ノズルが、前記延在方向に列状に配置され、
    前記拡散促進機構は、前記延在方向において、前記注入ノズルの形成間隔と同じ周期で配置されていることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の脱硝剤注入装置。
  7. 請求項1から6のいずれか一項に記載の脱硝剤注入装置と、
    前記排ガスの流れ方向において、前記脱硝剤注入装置よりも下流側の前記排気管に配置された脱硝触媒と、を有することを特徴とする脱硝ユニット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101768689B1 (ko) 2015-09-14 2017-08-17 후지 덴키 가부시키가이샤 배기가스 처리 장치 및 배기가스 처리 장치의 메인터넌스 방법

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