JP2015099440A - 施設内扉制御システム - Google Patents

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剛 笠井
Takeshi Kasai
剛 笠井
嘉人 國崎
Yoshihito Kunisaki
嘉人 國崎
宏一 太田
Koichi Ota
宏一 太田
透乃 津川
Yukino Tsugawa
透乃 津川
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Abstract

【課題】本発明の目的は、施設の利用者が、施設内の特定のエリアに侵入することを制限することができる施設内扉制御システムを提供することである。
【解決手段】施設内扉制御システム1は、記憶部21と、監視カメラ12と、判定部22と、扉制御部23とを備える。記憶部は、特定利用者の顔データを記憶する。特定利用者は、施設10の利用者であって、施設内の制御扉11の利用が制限されている。監視カメラは、施設内に設置され、制御扉の周辺の画像である扉画像を取得する。判定部は、監視カメラによって取得された扉画像に、記憶部に記憶される顔データに適合する特定利用者が含まれているか否かを判定する。扉制御部は、判定部の判定に基づいて、制御扉の制御を変更する。
【選択図】図1

Description

本発明は、施設内扉制御システムに関する。
従来、病院および老人ホーム等の施設において、入院患者および徘徊癖がある人等の監視対象者が、許可を得ずに施設外に出ることを防止するシステムが用いられている。例えば、特許文献1(特開2013−92847号公報)には、監視対象者に発信機を持たせ、発信機が発信する電波を受信する受信機を施設内に設置するシステムが開示されている。このシステムは、監視対象者が監視エリアの外に出た場合に受信機が受信する電波強度が異常に低下することを利用して、監視対象者が監視エリアの外に出たことを検知する。
しかし、このシステムは、監視対象者に発信機を持たせることを忘れたり、監視対象者に他の監視対象者の発信機を持たせたり、監視対象者自身が発信機を取り外したりする場合に、監視対象者が監視エリアの外に出たことを正常に検知できないおそれがある。
本発明に係る施設内扉制御システムは、施設の利用者が、施設内の特定のエリアに侵入することを制限することができる。
本発明に係る施設内扉制御システムは、記憶部と、撮像部と、判定部と、扉制御部とを備える。記憶部は、特定利用者の顔データを記憶する。特定利用者は、施設の利用者であって、施設内の特定の扉の利用が制限されている。撮像部は、施設内に設置され、特定の扉の周辺の画像である扉画像を取得する。判定部は、撮像部によって取得された扉画像に、記憶部に記憶される顔データに適合する特定利用者が含まれているか否かを判定する。扉制御部は、判定部の判定に基づいて、特定の扉の制御を変更する。
本発明に係る施設内扉制御システムは、予め、施設の特定利用者の顔データを記憶しておく。施設が病院である場合、特定利用者は、例えば、施設内の特定の扉の利用が禁止されている入院患者である。施設内において、特定の扉の周辺には監視カメラが設置されている。監視カメラは、特定の扉を通過しようとする者を監視する。この施設内扉制御システムは、監視カメラが撮像した画像に特定利用者が含まれているか否かを、特定利用者の顔データに基づいて判定する。そして、監視カメラが撮像した画像に特定利用者が含まれていると判定された場合、このシステムは、特定利用者が特定の扉を通過することを防止するために、例えば、特定の扉を閉じてロックする。従って、この施設内扉制御システムは、施設の特定利用者が、特定の扉を通過して、施設内の特定のエリアに侵入することを防止することができる。
本発明に係る施設内扉制御システムでは、扉制御部は、特定利用者に応じて、特定の扉の制御を変更することが好ましい。この施設内扉制御システムは、例えば、施設内に複数の特定の扉がある場合に、通過することが禁止されている扉を、特定利用者ごとに設定することができる。
本発明に係る施設内扉制御システムでは、判定部は、扉滞在時間をさらに測定ことが好ましい。扉滞在時間は、特定利用者が特定の扉の周辺に滞在している時間である。扉制御部は、判定部によって測定された扉滞在時間に応じて、特定の扉の制御を変更する。この施設内扉制御システムは、扉滞在時間を測定して、特定利用者が、特定の扉の周辺を通過しただけであるのか、または、特定の扉を通過しようとしているのかを判定する。このシステムは、例えば、特定利用者が、特定の扉の周辺を通過しただけの場合には、特定の扉を閉じてロックしない。
本発明に係る施設内扉制御システムは、通知部をさらに備えることが好ましい。通知部は、扉制御部が特定の扉の制御を変更する場合に、警告を通知する。この施設内扉制御システムは、例えば、特定利用者が特定の扉を通過することを防止するために、特定の扉を閉じてロックした場合に、特定利用者が特定の扉を通過しようとしていることを、施設の関係者に通知する。
本発明に係る施設内扉制御システムでは、記憶部は、特定利用者の付添人の顔データをさらに記憶することが好ましい。判定部は、撮像部によって取得された扉画像に、記憶部に記憶される顔データに適合する特定利用者および付添人が共に含まれているか否かをさらに判定する。この施設内扉制御システムは、予め、特定利用者の付添人の顔データを記憶しておく。このシステムは、監視カメラが撮像した画像に、特定利用者およびその付添人が共に含まれていると判定された場合、特定利用者が付添人と共に特定の扉を通過することを許可する。
本発明に係る施設内扉制御システムは、施設の利用者が、施設内の特定のエリアに侵入することを制限することができる。
本発明の実施形態に係る施設内扉制御システムを採用している施設の見取り図である。 管理サーバのブロック図である。
本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。以下に説明される実施形態は、本発明の具体例の一つであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
(1)施設内扉制御システムの構成
本実施形態に係る施設内扉制御システム1は、病院および老人ホーム等の施設10で採用される。施設内扉制御システム1は、施設10の特定の利用者による、施設10内の特定の扉11の利用を制限する。例えば、施設10が病院である場合、施設内扉制御システム1は、特定の入院患者が、病院の出入り口にある扉を通過して病院から外に出ることを防止する。
図1は、本実施形態に係る施設内扉制御システム1を採用している施設10の見取り図である。図1は、実際の施設10の一部の概略的な見取り図である。図1には、施設内扉制御システム1を構成するために必要な最低限の要素のみが示されている。施設10は、主として、制御扉11、監視カメラ12および管理サーバ13を備える。施設10は、許可エリア10aと、禁止エリア10bとに区画されている。許可エリア10aは、特定利用者の滞在が許可されているエリアである。特定利用者は、施設10の関係者によって予め指定された、施設10の利用者である。禁止エリア10bは、特定利用者の滞在が制限または禁止されているエリアである。特定利用者は、通常、許可エリア10aに滞在し、許可エリア10aから禁止エリア10bに入ることが禁止されている。
(1−1)制御扉
制御扉11は、許可エリア10aと禁止エリア10bとの境界に設置される扉である。施設10の利用者および関係者は、制御扉11を通過して、許可エリア10aと禁止エリア10bとの間を行き来することができる。施設10の特定利用者は、制御扉11の利用が制限されている。制御扉11は、開閉の状態、開閉動作のタイミング、および、開閉動作のスピードが制御可能な扉である。制御扉11は、管理サーバ13と通信可能に接続されている。
(1−2)監視カメラ
監視カメラ12は、許可エリア10aにおいて、制御扉11の周辺に設置されるカメラである。監視カメラ12は、制御扉11の周辺の画像である扉画像を撮像する。監視カメラ12は、許可エリア10aにおいて、制御扉11の周辺にいる者を監視する。監視カメラ12は、管理サーバ13と通信可能に接続されている。監視カメラ12によって撮像された映像は、管理サーバ13に送られる。なお、図1に示されるように、複数の監視カメラ12が、許可エリア10aに設置されてもよい。
(1−3)管理サーバ
管理サーバ13は、施設10内に設置されるコンピュータである。管理サーバ13は、施設10の関係者によって操作される。図1に示されるように、管理サーバ13は、禁止エリア10bに設置される。しかし、管理サーバ13は、許可エリア10aに設置されてもよい。図2は、管理サーバ13のブロック図である。管理サーバ13は、主として、記憶部21と、判定部22と、扉制御部23と、通知部24と、通信部25とから構成される。
記憶部21は、施設10の利用者を特定利用者として登録し、特定利用者の個人情報および顔データを記憶する。施設10の関係者は、施設10の利用者の内、所定の条件を満たす利用者を特定利用者として抽出して、記憶部21に登録する。また、施設10の関係者は、管理サーバ13等のコンピュータを用いて、施設10の利用者の内、所定の条件を満たす利用者を特定利用者として自動的に抽出して、記憶部21に登録してもよい。記憶部21は、施設10の関係者によって入力された特定利用者の顔写真に基づいて、特定利用者の顔の画像を顔データとして記憶する。記憶部21は、特定利用者の顔の画像から、顔のパーツの相対位置および大きさ等の特徴を予め抽出して、顔データとして記憶してもよい。管理サーバ13は、記憶部21を参照することにより、特定利用者の個人情報および顔データを取得することができる。
判定部22は、記憶部21に記憶されている特定利用者の顔データ、および、監視カメラ12によって取得された扉画像に基づいて、扉画像に含まれている人物が特定利用者であるか否かを判定する。判定部22は、顔認証ソフトウェアの機能を有する。
扉制御部23は、判定部22の判定に基づいて、制御扉11の制御方法を変更する。具体的には、判定部22が、扉画像に含まれている人物が特定利用者であると判定した場合に、扉制御部23は、制御扉11を利用しようとしている特定利用者が存在すると判断する。そして、扉制御部23は、制御扉11をロックして、特定利用者が制御扉11を通過することを防止する。制御扉11がロックされている間は、制御扉11の利用者は、制御扉11を開くことができない。
通知部24は、扉制御部23が制御扉11の制御方法を変更した場合に、警告を通知する。具体的には、通知部24は、扉制御部23が制御扉11をロックした場合に、施設10の関係者に、特定利用者が制御扉11を利用しようとしている旨を通知する。通知部24は、管理サーバ13のディスプレイ、および、施設10の関係者の携帯端末に、警告を通知してもよく、制御扉11の近傍に設置されている警報装置を鳴らして、制御扉11の周囲の人に警告を通知してもよい。
通信部25は、管理サーバ13のネットワークインターフェイス機器である。通信部25は、制御扉11および監視カメラ12と、有線または無線の通信回線を介して接続されている。管理サーバ13は、制御扉11をロックする機能、制御扉11のロックを解除する機能、および、監視カメラ12の向きを変更する機能等を有する。
(2)施設内扉制御システムの動作
本実施形態に係る施設内扉制御システム1によって、制御扉11の制御方法が変更される工程について説明する。施設10の特定利用者は、通常、許可エリア10aに滞在している。許可エリア10aにおいて、特定利用者の移動は制限されていない。許可エリア10aにおいて、特定利用者が制御扉11に近付くと、監視カメラ12は特定利用者を撮像する。管理サーバ13は、特定利用者の顔データに適合する顔の画像が、監視カメラ12が取得した扉画像に含まれていることを検知すると、特定利用者が制御扉11を利用しようとしていると判定し、制御扉11をロックする。そして、管理サーバ13は、制御扉11の周辺の特定利用者の存在を、施設10の関係者等に通知する。
(3)施設内扉制御システムの特徴
本発明に係る施設内扉制御システム1は、施設10内の特定の扉である制御扉11の制御方法を変更するシステムである。施設10は、例えば、病院および老人ホームである。以下、施設10が病院である場合について説明する。
施設内扉制御システム1は、予め、施設10の特定利用者の顔データを管理サーバ13に記憶しておく。特定利用者は、制御扉11の利用が制限されている、認知症の入院患者等である。施設10は、許可エリア10aと禁止エリア10bとに区画される。許可エリア10aは、例えば、特定利用者が通常滞在しているエリアであり、特定利用者の行動が制限されていない病棟である。禁止エリア10bは、例えば、特定利用者の行動が制限されている事務室、受付、および、建物外の敷地である。制御扉11は、許可エリア10aと禁止エリア10bとの境界に設置されている。施設10の関係者は、制御扉11を通過して、許可エリア10aと禁止エリア10bとの間を自由に行き来することができる。一方、特定利用者は、制御扉11の利用が制限されているので、許可エリア10aと禁止エリア10bとの間を自由に行き来することができない。そのため、特定利用者は、制御扉11を通過して許可エリア10aから禁止エリア10bに入ることができない。
許可エリア10aにおいて、制御扉11の周辺には監視カメラ12が設置されている。監視カメラ12は、制御扉11の周囲の空間を撮像し、制御扉11の周辺にいる者を監視する。管理サーバ13は、監視カメラ12が撮像した扉画像に、特定利用者が含まれているか否かを、特定利用者の顔データに基づいて判定する。そして、監視カメラが取得した扉画像に特定利用者が含まれていると判定された場合、管理サーバ13は、特定利用者が制御扉11を通過することを防止するために、制御扉11の制御方法を変更する。例えば、管理サーバ13は、制御扉11が閉まっている場合には、制御扉11をロックする。また、管理サーバ13は、制御扉11が開いている場合には、制御扉11を閉じてロックする。従って、施設内扉制御システム1は、施設10の特定利用者が、制御扉11を通過して、許可エリア10aから禁止エリア10bに侵入することを防止することができる。
また、監視カメラ12が取得した扉画像に特定利用者が含まれていると判定された場合、管理サーバ13は、特定利用者が制御扉11を通過しようとしていることを、施設10の関係者、および、制御扉11の周囲の人物等に通知する。なお、管理サーバ13は、制御扉11の制御方法を変更する際において、制御扉11が開いている場合には、制御扉11を閉じることなく、特定利用者が制御扉11を通過しようとしていることを通知するだけでもよい。これにより、閉まる制御扉11に特定利用者が挟まれることが防止されるので、特定利用者の安全が確保される。
(4)変形例
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の具体的構成は、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で変更可能である。次に、本実施形態に対する適用可能な変形例について説明する。
(4−1)変形例A
本実施形態に係る施設内扉制御システム1では、管理サーバ13の扉制御部23は、特定利用者による制御扉11の利用を制限する制御を行う。しかし、扉制御部23は、特定利用者に応じて、制御扉11の利用を制限する制御を行ってもよい。具体的には、施設10内に複数の制御扉11がある場合において、扉制御部23は、特定利用者ごとに、利用が制限される制御扉11を設定してもよい。例えば、扉制御部23は、複数の制御扉11の内の一つの利用を、ある特定利用者に対して制限し、他の特定利用者に対して制限しない制御を行うことができる。すなわち、この施設内扉制御システム1は、施設10内に複数の制御扉11がある場合に、通過することが禁止されている制御扉11を、特定利用者ごとに設定することができる。
(4−2)変形例B
本実施形態に係る施設内扉制御システム1では、管理サーバ13の判定部22は、扉滞在時間をさらに測定してもよい。扉滞在時間は、特定利用者が制御扉11の周辺に滞在している時間である。扉制御部23は、判定部22によって測定された扉滞在時間に応じて、制御扉11の制御方法を変更する。
本変形例では、管理サーバ13は、扉滞在時間を測定することで、特定利用者が、制御扉11の周辺を通過しただけであるのか、または、制御扉11を通過して禁止エリア10bに侵入しようとしているのかを判定することができる。管理サーバ13は、特定利用者が制御扉11の周辺を通過しただけの場合には、特定利用者による制御扉11の利用を制限せず、制御扉11を閉じたりロックしたりしない。従って、この施設内扉制御システム1は、制御扉11の制御方法の不必要な変更を防止することができる。
(4−3)変形例C
本実施形態に係る施設内扉制御システム1では、管理サーバ13の記憶部21は、特定利用者の付添人の顔データをさらに記憶してもよい。例えば、施設10が病院であり、特定利用者が施設10に入院している患者である場合、付添人は、特定利用者の介護者、および、施設10で勤務している看護士等である。
本変形例では、判定部22は、監視カメラ12によって取得された扉画像に、特定利用者の顔データに適合する顔の画像、および、その特定利用者の付添人の顔データに適合する顔の画像が、共に含まれているか否かを判定する。管理サーバ13は、特定利用者およびその付添人が扉画像に含まれていると判定された場合、特定利用者が付添人と共に制御扉11を通過することを許可する。すなわち、扉制御部23は、特定利用者が付添人と共に制御扉11を通過することができるように、特定利用者による制御扉11の利用を制限せず、制御扉11を閉じたりロックしたりしない。従って、この施設内扉制御システム1は、制御扉11の制御方法の不必要な変更を防止することができる。
(4−4)変形例D
本実施形態に係る施設内扉制御システム1では、扉制御部23は、特定利用者による制御扉11の利用を制限する。扉制御部23は、制御扉11をロックして、特定利用者が制御扉11を通過できないようにする。しかし、扉制御部23は、制御扉11をロックする代わりに、制御扉11の開閉のスピードを遅くしてもよい。これにより、施設内扉制御システム1は、制御扉11がロックされて、特定利用者以外の利用者が制御扉11を通過できなくなることを防止することができる。また、制御扉11の開閉のスピードを遅くすることにより、制御扉11が閉まっている状態から、制御扉11が開いている状態に移行するまでの時間が長くなる。これにより、特定利用者が制御扉11を通過することを所定の時間だけ禁止して、特定利用者を制御扉11の前で足止めすることができる。この場合においても、通知部24が、特定利用者が制御扉11を通過しようとしている旨を通知することで、特定利用者が制御扉11を通過することが防止される。
(4−5)変形例E
本実施形態に係る施設内扉制御システム1では、管理サーバ13の判定部22は、監視カメラ12によって取得された扉画像に基づいて、制御扉11の周囲にいる人物が特定利用者であるか否かを判定する。しかし、施設内扉制御システム1は、扉画像だけではなく、特定利用者の体重に基づいて、制御扉11の周囲にいる人物が特定利用者であるか否かを判定してもよい。
本変形例では、管理サーバ13の記憶部21には、特定利用者の体重が予め記憶されている。また、制御扉11の近傍の床に、重量測定装置が埋設されている。重量測定装置は、管理サーバ13と通信可能に接続されている。重量測定装置は、制御扉11の周囲にいる人物の重量を測定する。管理サーバ13の判定部22は、扉画像に基づいて、制御扉11の周囲にいる人物が特定利用者であると判定した場合に、さらに、特定利用者の体重に基づいて、その人物が特定利用者であるか否かを判定する。具体的には、判定部22は、重量測定装置によって測定された重量が、記憶部21に記憶された特定利用者の体重に近い場合、制御扉11の周囲にいる人物が特定利用者であると判定する。これにより、管理サーバ13は、制御扉11の周囲にいる人物が特定利用者であるか否かを判定する精度を向上させることができる。
(4−6)変形例F
本実施形態に係る施設内扉制御システム1では、監視カメラ12は、許可エリア10aにおいて、制御扉11の周辺に設置される。しかし、許可エリア10aの他の箇所にも、監視カメラが設置されてもよい。例えば、施設10が病院であり、特定利用者が施設10の入院患者である場合、病院内の各所に監視カメラが設置されてもよい。この場合、管理サーバ13は、監視カメラによって特定利用者を監視および追跡して、病院内における特定利用者の移動経路を記録することができる。そして、管理サーバ13は、特定利用者の移動経路に基づいて、特定利用者が制御扉11に向かっていることを判定することができる。特定利用者が制御扉11に向かっていると判定された場合、管理サーバ13は、特定利用者が制御扉11に到達する前に、施設10の関係者等に、特定利用者が制御扉11を通過する可能性がある旨を通知することができる。
(4−7)変形例G
本実施形態に係る施設内扉制御システム1では、監視カメラ12は、許可エリア10aに設置される。しかし、監視カメラ12は、禁止エリア10bに設置されてもよい。この場合、制御扉11は、ガラス等の透明の素材で作成され、監視カメラ12は、制御扉11の向こう側の許可エリア10aを撮像するように設置される。
本変形例では、何らかの原因で特定利用者が禁止エリア10bに滞在している場合であっても、管理サーバ13は、禁止エリア10bにいる特定利用者を検知して、施設10の関係者等に、特定利用者が禁止エリア10bにいる旨を通知することができる。この場合、管理サーバ13は、制御扉11のロックを解除したり、制御扉11を開けたりすることで、特定利用者を禁止エリア10bから許可エリア10aに誘導することができる。
1 施設内扉制御システム
10 施設
11 制御扉(特定の扉)
12 監視カメラ(撮像部)
13 管理サーバ
21 記憶部
22 判定部
23 扉制御部
24 通知部
特開2013−92847号公報

Claims (5)

  1. 施設の利用者であって、前記施設内の特定の扉の利用が制限されている特定利用者の顔データを記憶する記憶部と、
    前記施設内に設置され、前記特定の扉の周辺の画像である扉画像を取得する撮像部と、
    前記撮像部によって取得された前記扉画像に、前記記憶部に記憶される前記顔データに適合する前記特定利用者が含まれているか否かを判定する判定部と、
    前記判定部の判定に基づいて、前記特定の扉の制御を変更する扉制御部と、
    を備える、施設内扉制御システム。
  2. 前記扉制御部は、前記特定利用者に応じて、前記特定の扉の制御を変更する、
    請求項1に記載の施設内扉制御システム。
  3. 前記判定部は、前記特定利用者が前記特定の扉の周辺に滞在している時間である扉滞在時間をさらに測定し、
    前記扉制御部は、前記判定部によって測定された前記扉滞在時間に応じて、前記特定の扉の制御を変更する、
    請求項1または2に記載の施設内扉制御システム。
  4. 前記扉制御部が前記特定の扉の制御を変更する場合に、警告を通知する通知部をさらに備える、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の施設内扉制御システム。
  5. 前記記憶部は、前記特定利用者の付添人の顔データをさらに記憶し、
    前記判定部は、前記撮像部によって取得された前記扉画像に、前記記憶部に記憶される前記顔データに適合する前記特定利用者および前記付添人が共に含まれているか否かをさらに判定する、
    請求項1から4のいずれか1項に記載の施設内扉制御システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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