JP2015098754A - 遮蔽装置及びその設置方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】昇降コードにより引き上げ又は引き下げ操作を行うブラインドにおいて、イコライザー上部の昇降コード間に引掛かった場合の安全性を確保できるブラインドを提供する。
【解決手段】本発明によれば、建築物に据付される支持部材と、前記支持部材から垂下される複数本の引張コードと、前記複数本の引張コードを束ねるコードイコライザーと、前記引張コードを引っ張ることにより移動して前記建築物の開口部における遮蔽状態を開状態と閉状態との間で調節する移動部材とを備える遮蔽装置であって、前記コードイコライザーは、通常時は前記引張コードに対して保持され、且つ前記コードイコライザーに対して閾値を超える下向きの荷重が加わると前記引張コードに沿って相対移動する構造を備える、遮蔽装置が提供される。
【選択図】図3

Description

この発明は、横型ブラインド、たくし上げカーテン、プリーツスクリーン、ロールアップスクリーン、縦型ブラインド、カーテンレール、アコーディオンカーテン、縦型プリーツスクリーン、縦型ロールスクリーン、パネルカーテン等の遮蔽装置及びその設置方法に関する。
遮蔽装置においては、開口部に対する上下又は左右の開閉動作を所謂紐引きで行う形式がある。上下に開閉する形式のものは、例えば支持部材(ヘッドボックス)から吊り下げられるスラットや生地(遮蔽材、移動部材)の下部に設けられたボトムレール(移動部材)に複数の昇降コードの一端が取着され(直接的に遮蔽部材の下端に取着される場合もある)、複数の昇降コードの他端がヘッドボックス内を取り回されヘッドボックスの一端に集約されて垂下される。他端側の昇降コード部分、他端側の昇降コード部分に設けられたつまみ(コードイコライザー)、又は他端側の昇降コード端部と接続された別体の操作コードを引き或は引き戻すことにより、遮蔽材の昇降動作を行う。左右に開閉する形式のものは、例えばハンガーレールから吊り下げられる遮蔽材の移動先頭側に設けられた先頭ランナー又は移動框に複数の引張コードの一端が取着され、複数の引張コードの他端が框や支持部材(ヘッドレール)内を取り回されヘッドレールの一端又は壁面固定框等の一箇所に集約されて垂下される。他端側の引張コード部分、他端側の引張コード部分に設けられたつまみ(コードイコライザー)、又は他端側の引張コード端部と接続された別体の操作コードを引き或は引き戻すことにより、遮蔽材の左右への開閉動作を行う。尚、一方向への移動は錘やバネ等の付勢手段を用いて反自動で動作させるものもある。
(例えば、上下に開閉する形式のものとして特許文献1を参照)。
特開平8−189270号公報
特許文献1では、複数の引張コードの端を安全ふさに連結し、安全ふさにはコード掛け手段(スロット)及び引張コードの結び目より大きい開口を設け、複数の引張コード間に子供が首を押し入れても結び目が開口の方向にずれて自動的に抜け外れる技術が開示されている。このような構成では、結び目が確実にずれない可能性があり信頼性において改善の余地がある。
そこで、非常時確実に人身等の引っ掛かりを除去或は人身等への負荷を確実に減衰できる技術が望まれている。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、確実に異物の引っ掛かりを除去或は人身等への負荷を減衰できる紐引き形式の遮蔽装置を提供するものである。
本発明によれば、建築物に据付される支持部材と、前記支持部材から垂下される複数本の引張コードと、前記複数本の引張コードを束ねるコードイコライザーと、前記引張コードを引っ張ることにより移動して前記建築物の開口部における遮蔽状態を開状態と閉状態との間で調節する移動部材とを備える遮蔽装置であって、前記コードイコライザーは、通常時は前記引張コードに対して保持され、且つ前記コードイコライザーに対して閾値を超える下向きの荷重が加わると前記引張コードに沿って相対移動する構造を備える、遮蔽装置が提供される。
本発明者は、遮蔽装置等の引張コードの使い勝手を損なわず安全性をさらに高めるべく鋭意研究を行ったところ、コードイコライザーは通常は引張コードに対して保持され、ある閾値を越えてコードイコライザーに力が作用すると引張コードに沿って通常の保持位置よりも下方に相対移動する機構を設ければ、イコライザーと共に異物を下方の安全な位置まで移動させることができることに気が付いた。このような機構を用いれば、異物への負荷が減衰できる為、安全性を高めることができ、また、コードイコライザー内に緩い抵抗を付与し引張操作時には抵抗を増加させる構造を備えた為、操作性にも優れている。そして、本発明者らは、このような機構は、移動部材が横方向に移動する遮蔽装置や引張コードの引張操作をシャフトの回転に変換して間接的に複数の引張コードで遮蔽装置の開度を調整する遮蔽装置においても同様の効果が得られることに気が付き、本発明の完成に到った。
本発明によれば、コードイコライザー上部の昇降コードに異物が引っ掛かっても確実に引っ掛かりを除去できるか、或は異物への負荷を除去できる。
以下、本発明の種々の実施形態を例示する。以下に示す実施形態は互いに組み合わせ可能である。
好ましくは、前記コードイコライザーは、通常時に前記引張コードに対して前記コードイコライザーを保持させる通常時保持構造と、ユーザーによる操作によって前記コードイコライザーによる前記引張コードの保持力を増大させる保持力増大構造とを備える。
好ましくは、前記通常時保持構造は、前記コードイコライザー内に設けられ且つ前記引張コードを屈曲させて挿通する構造である。
好ましくは、前記保持力増大構造は、前記ユーザーによる押圧によって前記コードイコライザーと前記引張コードの間の摩擦抵抗を増大させる構造である。
好ましくは、前記複数本の引張コードは、それぞれ、係止部を備え、前記コードイコライザーは、前記係止部を保持する保持構造を備え、前記保持構造は、前記複数本の引張コードを略平行にした状態で前記コードイコライザーに下向きの荷重が加わったときに前記係止部を保持し、かつ前記複数本の引張コードを前記コードイコライザーを起点として互いに拡開させた状態で前記コードイコライザーに下向きの荷重が加わったときに前記係止部の保持を解除するように構成されている。
好ましくは、前記コードイコライザーは、イコライザー本体と、弾性変形可能なカバーとを備え、前記イコライザー本体は、前記引張コードを挿通可能であり且つ前記係止部を挿通不能である複数の挿通溝と、前記係止部を収容可能な係止部収容部とを備え、前記カバーは、前記係止部収容部を覆うように前記イコライザー本体に装着可能であり、前記係止部は、前記カバーの弾性力によって前記係止部収容部に保持される。
好ましくは、前記複数本の引張コードは、前記挿通溝に1本ずつ収容され、前記イコライザー本体は、前記複数本の引張コードを略平行にした状態で前記コードイコライザーに下向きの荷重が加わったときに前記係止部を保持する係止部保持面を備える。
好ましくは、前記係止部保持面は、前記引張コードの長手方向に対して略垂直な平面、又は前記イコライザー本体の径方向内側に向かうテーパ面を備える。
好ましくは、前記イコライザー本体は、前記複数本の引張コードを前記コードイコライザーを起点として互いに拡開させた状態で前記コードイコライザーに下向きの荷重が加わったときに前記係止部を径方向外側に導くテーパ面を備える。
好ましくは、前記コードイコライザーは、前記引張コードを挿通可能であり且つ前記係止部を挿通不能である複数の挿通溝を備え、前記挿通溝は、前記引張コードを弾性的に保持するように構成される。
好ましくは、前記コードイコライザーは、前記引張コードに沿って双方向に移動可能に構成されている。
好ましくは、前記支持部材から垂下され且つ前記コードイコライザーに挿通された前記引張コードの端部は、無端状である。
好ましくは、前記支持部材から垂下され且つ前記コードイコライザーに挿通された前記引張コードの端部は、前記移動部材によって保持されている。
好ましくは、前記移動部材による前記引張コードの保持力は、前記コードイコライザーによる前記引張コードの保持力よりも小さい。
好ましくは、前記移動部材による前記引張コードの保持力を超える荷重が前記引張コードに加わったときに、前記引張コードが前記移動部材から分離する。
好ましくは、前記引張コードは、前記移動部材内に余長部を備え、前記移動部材による前記引張コードの保持力を超える荷重が前記引張コードに加わったときに前記余長部が前記移動部材から引き出されて前記引張コードと前記移動部材の間の連結が維持される。
また、本発明の別の観点によれば、上記記載の遮蔽装置の設置方法であって、前記支持部材と前記移動部材の間の前記引張コードの最低部位が異物の負荷減衰開始高さよりも低くなるように前記支持部材を前記建築物に据付する工程を備える、遮蔽装置の設置方法が提供される。
本発明の一実施形態の横型ブラインドを示し、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)はスラット3を上昇させたときの正面図である。 コードイコライザー8を示す斜視図である。 コードイコライザー8の縦断面図であり、(a)非操作時、(b)操作時の状態である。 (a)ボトムレールの端部の斜視図、(b)ボトムキャップの端部の縦断面図、(c)ボトムキャップの端部の縦断面図(開放状態)である。 昇降コードに異物が引っ掛かった場合の作用を示す正面図である。 昇降コードに異物が引っ掛かった場合の作用を示す正面図である。 昇降コードに異物が引っ掛かった場合の作用を示す正面図である。 (a)本発明の第二実施形態の横型ブラインドを示す図であり、(b)本発明の第二実施形態のボトムキャップの縦断面図であり、(c)本発明の第二実施形態のボトムレール端部の底面図である。 第二実施形態における、昇降コードに異物が引っ掛かった場合の作用を示す正面図である。 第二実施形態における、昇降コードに異物が引っ掛かった場合の作用を示す正面図である。 第三実施形態における、昇降コードに異物が引っ掛かった場合の作用を示す正面図である。 第四実施形態の横型ブラインドの正面図であり、(a)は、通常時の状態を示し、(b)〜(c)は、引張コードに異物が引っ掛かった場合の作用を示す。 第五実施形態のアコーディオンカーテンの正面図であり、(a)及び(b)は、それぞれ、アコーディオンカーテンの開状態及び閉状態を示し、(c)〜(d)は、引張コードに異物が引っ掛かった場合の作用を示す。 第六実施形態のコードイコライザー8を示し、(a)は斜視図、(b)は昇降コード5を挿通した状態の斜視図、(c)は平面図、(d)は昇降コード5を挿通した状態の底面図である。 第六実施形態のコードイコライザー8からカバー53を外した状態を示し、(a)は斜視図、(b)及び(d)は(a)と同じ状態の別角度の斜視図、(c)はカバー53の斜視図である。 第六実施形態のコードイコライザー8を示し、(a)は、断面図、(b)は、異物が引っ掛かった場合の作用を示す断面図、(c)は、昇降コード5がコードイコライザー8と相対移動する作用を示す断面図、(d)は、互いに逆方向に昇降コード5が引っ張られた場合の作用を示す断面図である。 (a)〜(b)は、第六実施形態の横型ブラインドの正面図であり、(a)は、昇降コードに異物が引っ掛かった状態を示し、(b)は、昇降コード5がコードイコライザー8と相対移動した状態を示す。 (a)は、第六実施形態のコードイコライザー8の上部の昇降コード5に異物が引っ掛かった場合の別の解除状態を示す正面図であり、(b)は、同状態の横型ブラインドを示す正面図である。 (a)は、第六実施形態のコードイコライザー8の上部の昇降コード5に異物が引っ掛かった場合の別の解除状態を示す正面図であり、(b)は、同状態の横型ブラインドを示す正面図であり、(c)は、昇降コード5がコードイコライザー8に対し相対移動する作用を示す横型ブラインドの正面図であり、(d)は、異物が昇降コード5から離脱した状態を示す横型ブラインドの正面図である。 (a)は、第六実施形態の変形例を示すコードイコライザー8の斜視図、(b)は、別角度の斜視図、(c)は、昇降コード5を挿通した状態の平面図、(d)は、底面図、(e)は、昇降コード5を挿通した状態の断面図、(f)は、異物が引っ掛かった場合の作用を示す断面図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。以下に示す実施形態中で示した各種特徴事項は、互いに組み合わせ可能である。また、各特徴について独立して発明が成立する。
(第一実施形態)
図1に示す日射遮蔽装置としての横型ブラインドは、ヘッドボックス1(支持部材)から垂下される複数本のラダーコード4を介して多数段のスラット3(遮蔽材、移動部材)が吊下支持され、同ラダーコード4の下端にボトムレール2(移動部材)が吊下支持される。横型ブラインドは建築物の開口部寸法に合わせて据付される。
ラダーコード2の近傍において、ヘッドボックス1から複数本の昇降コード5が垂下され、これらの昇降コード5は各垂下位置においてその上端部がヘッドボックス1内に導入され、下端部が前記ボトムレール2に接続されている。
ヘッドボックス1内に導入された昇降コード5は、回転自在なガイドローラ(不図示)によってヘッドボックス1の幅方向右側に案内される。右側に案内された昇降コード5は集約されて自重降下を防止する為のストッパ(不図示)を介して昇降コード導出部7からヘッドボックス1の外へ導出される。ストッパは昇降コード5の操作により昇降コード5の移動を阻止する状態と移動を許容させる状態とを選択可能となっている。従って、昇降コード5の操作により図1(a)に示す閉鎖状態と図1(c)に示す開放状態との間でスラット3及びボトムレール2の上下方向における開度を調整可能となっている。尚、ボトムレール2の昇降に伴って昇降コード5の端部がボトムレール2とともに昇降する為、昇降コード5の最低部位(下向きからボトムキャップ6に向かって上向きに反転した部分)は昇降中ほぼ一定の高さに維持される。
昇降コード導出部7から導出された昇降コード5はヘッドボックス1から垂下され、それらの端部はボトムレール2に接続されている。より具体的には、ボトムレール2の左右方向両端部に設けられたボトムキャップ6のうち一端部に取着されたボトムキャップ6に導入される。
コードイコライザー8は、昇降コード導出部7から所定距離下方位置で昇降コード5に対して保持されている。図1ではコードイコライザー8の形状は模式的に表わしており、以下の各実施形態で詳述するコードイコライザー8の各外形状に置き換えられる。
図2〜図3に示すようにコードイコライザー8の外観は細長の略円筒形状の中空状で、上下方向略中央に第一括れ部10が設けられ、下端部に第二括れ部11が形成されている。また、コードイコライザー8の上端面には第1通過孔13が、コードイコライザー8の下端面には第2通過孔14がそれぞれ形成され、上下方向に内部空間15が連通するようになっている。尚、第1通過孔13、第2通過孔14は長孔状であり複数の昇降コード5が挿通可能となっている。第一括れ部10には押ボタン12が下方に向かうに連れてやや大きく突出するよう設けられている。
図3(a)に示すように、第1通過孔13の下方近傍におけるケース35内周には断面円形の固定軸18が固定され、複数の昇降コードを屈曲させて挿通可能となっている。この屈曲によりコードイコライザー8の昇降コード5の長手方向への相対移動に耐える所定の保持力を発生させる抵抗が付与されている。(第1抵抗付与部16)例えば、この保持力として最大本数を挿通した状態で2kgfに設定される。また、昇降コード5の屈曲を戻そうとする力に抗する分力を発生させコードイコライザー8を略垂直に維持する為に重量調整部42を設けている。固定軸18はケース35と一体に成形しても別体としケース35に固定してもよい。この実施例では、固定軸18を2本設け昇降コードを略S字状に屈曲させたが、表面摩擦や保持力の設定により適宜本数を増減させてもよい。
第1抵抗付与部16の下方には第一括れ部10の内周面に形成された凹凸面20aと、押ボタン12の内部空間15側に向かって形成された凹凸面20bとが対向するように設けられている。(第2抵抗付与部17)第2抵抗付与部17は昇降コード数本分の幅を有し、それら複数の昇降コード5を一括して挟着可能となっている。凹凸面20a、20bも昇降コード数本分の幅に合わせた長さに形成される。所定荷重を超えたとき第1抵抗付与部16は昇降コードの上下双方向に相対移動可能であるため、コードイコライザー8の上下の向きが逆転した状態であっても所定保持力を超えたときは相対移動可能である。
図3(a)に示すように、第一括れ部10上端付近のケース35の内周に押ボタン12の上端が固定支持部37により一体的に固定されており、固定支持部37から水平方向に屈曲板状の弾性部19が形成されている。弾性部19の下方には押ボタン12が一体に形成され、押ボタン12の外側面は第一括れ部10の曲面に沿うようにスリット36から突出している。従って、図3(b)に示すように押ボタン12をユーザーが指等で押圧することにより弾性部19が屈曲して固定支持部37を中心に回動しながら押ボタン12を押し込むことが可能となっている。そして、指等で押圧を止めると(a)の状態に弾性部19の弾性により復帰する。尚、弾性部19の弾性変形により押ボタン12を押し込み可能とした構成は、回転軸を形成して押ボタン12が回転軸を中心に回転する構成に置き換え可能である。弾性により復帰する構成は必須でなく、押ボタン12が自由に回転することにより操作時以外は第2抵抗付与部17の摩擦抵抗増加作用が働かないようにすればよい。本実施形態では昇降コード5が第2通過孔14を挿通させる形態を示しているが、昇降コード5の端をボトムレール等の移動部材に接続しない場合にも、このコードイコライザー8を使用することができる。その際には、昇降コード5の端部を凹凸面20a、20bで挟着可能な高さで(より好ましくは昇降コード5の端部がケース35の内部空間に収容されるよう)第1抵抗付与部16で保持すればよい。
図4(a)に示すように、ボトムレール2の端部にはボトムキャップ6が取着されている。ボトムレール2は中空状であり、ボトムキャップ6は一端面がボトムレール2の内部空間と連通している。ボトムキャップ6の正面側垂立面には略円形の挿通孔21が複数形成され、ボトムレール6内部に通じる開口となっている。挿通孔21間及びボトムキャップ6の端縁を結ぶように連通スリット38が形成され、ボトムキャップ6の端縁から連通スリット38を経由して昇降コード5を挿通孔21まで挿入させることが可能となっている。
図4(b)に示すように、ボトムキャップ6の内部には解除バー40が前後方向に設けられている。また、挿通孔21近傍には、固定挟着部23がボトムキャップ6に一体に設けられている。固定挟着部23と対向するように解除バー40には細長薄板状の可動挟着部22が設けられている。固定挟着部23及び可動挟着部22の先端部には凹凸面が形成され、凹凸面により昇降コードを一括して複数本挟むことが可能になっている。従って、図4(b)に示す状態で、固定挟着部23と可動挟着部22とで昇降コード端部を所定の保持力により移動しないよう保持可能となっている。複数の昇降コード5の各端部は切断されほつれ止めされた状態とされ、結び玉は等の抜け止めは設けられず、各昇降コード5は無端状となっている。尚、本実施例におけるボトムキャップ6の昇降コード5を移動しないように保持する所定の保持力は、コードイコライザー8の保持力よりも小さく、より好ましくはコードイコライザー8の保持力の1/2未満で且つヘッドボックス1から垂下される昇降コード及びイコライザーの重量の和より大きくすることが好ましい。
解除バー40の長手方向中央部には支持部24がボトムキャップ6と一体に形成されている。解除バー40の後方には解除操作片25が設けられている。ボトムキャップ6の後面側垂立面には解除操作片25が内外を通過する回動孔39が形成されている。解除操作片25を矢印B方向に押すことにより固定挟着部23と可動挟着部22との間を昇降コード5を差し込むことができる十分な間隔まで開くことが可能となっている。
図5(a)に示すように、異物Wがコードイコライザー8の下方に位置する昇降コード5に引っ掛かって荷重Cが作用し、ボトムキャップ6による昇降コード5の所定保持力を超える分力が昇降コード5に作用した場合、図5(b)に示すようにボトムキャップ6から昇降コード端5a、5bが外れ、安全性が保たれる。通常の使用状態に復帰させるには、昇降コード端5a、5bを挿通孔21に挿入し、図4(c)に示すように解除操作片25を操作して固定挟着部23と可動挟着部22との間に昇降コード5を差し込むことにより復帰可能である。
図6(a)に示すように、異物Wがコードイコライザー8の上方に位置する複数の昇降コード5の間に引っ掛かって荷重Cが作用し、コードイコライザー8による昇降コード5の所定の保持力を超える力が昇降コード5に作用した場合、図6(b)に示すように、コードイコライザー8は昇降コード5に沿って下方に移動する。昇降コード5の下部まで到達し未だ荷重が掛かったままである場合、分力C2がボトムキャップ6に接続された昇降コード5に作用し、図6(c)に示すようにボトムキャップ6から昇降コード端5a、5bが外れる。そして、コードイコライザー8は昇降コード5に沿ってさらに下方に移動して、昇降コード5からコードイコライザー8は抜け落ちる。通常の使用状態に復帰させるには、昇降コード端5a、5bをコードイコライザー8の内部空間へ挿通させボトムキャップ6の挟着部へ保持させればよい。
図7(a)に示すように、ブラインドの上限位置で昇降コード5がほぼ導出されてコードイコライザー8が反転した状態においては、異物Wがコードイコライザー8の上方に位置する複数の昇降コード5の間に引っ掛かる場合がある。そのような場合にも、荷重Cがボトムレール6の昇降コード5の保持力を超えると図7(b)に示すように昇降コード5がボトムキャップから外れ安全性が確保される。
(第二実施形態)
図8〜図10に示す第二実施形態は、ボトムレール2に対し昇降コード5が分離することなく所定長さ伸びる構成が第一実施形態と異なる点であり、他の構成は同様である為説明は省略する。
図8に示すように、コードイコライザー8の下方に伸びる昇降コード5はボトムキャップ6内部に導入され、所定長さの余長41がボトムキャップ6及びボトムレール2内に収容されている。従って、ボトムレール2に対し昇降コード5は分離することなく所定長さ伸びることが可能となっている。所定長さはブラインド設置高さに対する床Fの位置から必要長さを求めることが可能であるが、この方法に限られるものではない。ブラインド設置高さに対する床Fの位置に加え、異物の負荷減衰開始高さ(例えば想定幼児の平均身長)を加味して床Fより上方に設定にしてもよい。ボトムキャップ6の内部には図8(b)(c)に示すように、昇降コード5をボトムレール2内に屈曲案内する為の円筒状の転回軸43が設けられている。
異物Wがコードイコライザー8の下方に位置する昇降コード5に引っ掛かって荷重Cが作用し、ボトムキャップ6による昇降コード5の所定保持力を超える分力が昇降コード5に作用した場合、図9(a)に示すようにボトムキャップ6から昇降コード5が導出され、異物が床Fに到達し異物への負荷を減衰できるので安全性が保たれる。このように昇降コード5が引き延ばされた状態で使用し続けることができる。また、第一実施形態と同様に昇降コード5に対する当初の挟着位置にボトムキャップ6を挟着し直すことも可能である。
異物Wがコードイコライザー8の上方に位置する複数の昇降コード5の間に引っ掛かって荷重Cが作用し、コードイコライザー8による昇降コード5の所定の保持力を超える力が昇降コード5に作用した場合、コードイコライザー8は昇降コード5に沿って下方に移動する。そして、図8に示す昇降コード5の最低部位に達しても異物Wが床Fに到達しないと、図9(b)に示すように、床Fに到達するまでボトムキャップ6から昇降コード5が導出される。このような状態から、コードイコライザー8の位置を当初位置に復帰させるには、コードイコライザー8の昇降コード5に対する移動は双方向に可能な為、昇降コード5の、コードイコライザー8よりも下側の部位を把持しながらコードイコライザー8を昇降コード5に沿って上昇させ当初位置に復帰させることができる。
図10(a)に示すように、ブラインドの上限位置で昇降コード5がほぼ導出されてコードイコライザー8が反転した状態においては、異物Wがコードイコライザー8の上方に位置する複数の昇降コード5の間に引っ掛かる場合がある。そのような場合にも、荷重Cがボトムレール6の昇降コード5の保持力を超えると、図10(b)に示すように昇降コード5の余長41がボトムキャップ6から引き出され、異物Wに対する負荷が減衰される。
(第三実施形態)
本実施形態の構成は、図11(a)に示すようにコードイコライザー8の上方に位置する複数の昇降コード5間に異物が挟まれ、コードイコライザー8が昇降コード5に対し下方に移動した際に、ヘッドボックス1から垂下された昇降コード5の最低部位(下向きからボトムキャップ6に向かって上向きに反転した部分)が据え付けられた床に接する長さの昇降コードを備えている。また、ボトムキャップ6の昇降コード5の保持力をコードイコライザー8の昇降コード5の保持力より大きくしている。これらの点が異なり、その他の構成は第一実施形態と同様であるので説明は省略する。
ボトムキャップ6の昇降コード5の保持力をコードイコライザー8の昇降コード5の保持力より大きくするには、ボトムキャップ6の固定挟着部23と可動挟着部22とに設けられた凹凸面をボトムキャップ前後方向に長くするか、可動挟着部22が予め下向きに傾斜するよう支持部24による弾性力を強くするなどの手段により挟着部の摩擦抵抗を増加させることにより可能である。逆に、コードイコライザー8の第1抵抗付与部の抵抗を減少させてもよい。
このような遮蔽装置では、コードイコライザー8の上方に位置する複数の昇降コード5間に異物が挟まれた状態でコードイコライザー8に対し所定の保持力以上の力が作用すると、コードイコライザー8が昇降コード5に対し下方に移動し、図11(a)に示すようにコードイコライザー8が床Fに当接する。従って、異物Wに対する負荷が確実に減衰される。
また、ボトムレール2が上限付近にある状態では、図7(a)に示すようにコードイコライザー8が反転上昇した状態にある場合がある。その際にも、本実施形態の遮蔽装置では垂下された昇降コード5の最低部位が据え付けられた床に接する長さの昇降コード5を備えているため、図11(b)に示す状態までコードイコライザー8が昇降コード5に沿って移動する。従って、このような状態であっても異物Wに対する負荷が確実に減衰される。
本実施形態では、コードイコライザー8が床に接するまで移動するように床Fを基準に予め昇降コード5の長さが設けられている為、ボトムキャップ6から昇降コード5の端部が分離することは希であり、ボトムキャップ6の昇降コードの挟着位置の再調整を行うことなくコードイコライザー8を昇降コード5に対する移動前の位置に再度移動させるだけで復帰させることができる。
また、昇降コード5の最低部位が据え付けられた床に接する長さまで昇降コードを備えず、異物の負荷減衰開始高さ(例えば想定幼児の平均身長)を加味した距離だけ床Fより上方に昇降コード5の最低部位が到達するよう昇降コード5を備えた構成としてもよい。
(第四実施形態)
第一実施形態から第三実施形態までは、ボトムレール(移動部材)等に直接引張コード8を連結させた形態を示したが、本実施形態では、ボトムレール(移動部材)等に引張コード8を直接連結せず、別の部材を介して間接的に引張コード8の引張力をスラット(遮蔽材、移動部材)の開度を調節するように構成した遮蔽装置の例を示す。それ以外の構成は第一実施形態又は第二実施形態と同様であるので説明を省略する。
図12(a)に示すように、ヘッドボックス1(支持部材)の左端にはスラット3(遮蔽材、移動部材)の回転調節用の一対の引張コード5c、5dが垂下される。引張コード5c、5dの上端はチルタードラム28に互いに逆方向に固定され、シャフト30に対し双方向の回転を伝達できるようになっている。シャフト30には、ラダーコード4の本数に対応して(ここでは2本)チルトドラム29が固定されている。各チルトドラム29にラダーコード4の一対の上端が前後方向において互いに逆向きに固定され、ラダーコード4の上下動によりスラット3の前後方向の傾斜が変化する。つまり、引張コード27がチルタードラム28、チルトドラム29、シャフト30、ラダーコード4等の部材を介して間接的にスラット(遮蔽材、移動部材)を回転させ、据え付けられた開口部における遮蔽材の角度(開度)を調節可能となっている。
チルトつまみ26a、26bの下方では、コードイコライザー8が第一実施形態同様に引張コード27に対し保持されている。イコライザー8の構造は第一実施形態と同様のものを使用し、引張コード5c、5dをイコライザー8内に挿通した構造も同様であるが、引張コード5c、5dの切断された下端部はコードイコライザー8内に無端状に収容されている。
本構成でも異物Wがコードイコライザー8の上方に位置する引張コード27に引っ掛かって荷重Cが作用すると(図12(b))、昇降コード5の所定保持力を超える力が引張コード27に作用した場合、図12(c)に示すようにコードイコライザー8が引張コード27から抜け落ち、異物への負荷を除去できる。
(第五実施形態)
本実施形態では、紐引きアコーディオンカーテンに適用した例を示す。引張コード5e、5fは移動框33(移動部材)に固定され、固定框34、ヘッドレール1(支持部材)を取り回され引張コード導出部7から垂下された引張コード5e、5fの下端部にコードイコライザー8を設けた。移動框33の上端部は先頭ランナー31によりヘッドレール1に沿って移動可能に支持され、遮蔽材3の上端部もランナー32により支持されている。従って、引張コード5e、5fの引っ張り操作により図13(a)に示す開放状態と図13(b)に示す閉鎖状態との間で遮蔽材3による開口状態を調整可能となっている。また、図13(b)の矢印D方向へ錘やバネ、ヘッドレール1の傾斜による付勢力を与え一方向へは自動的に閉鎖可能としている。矢印D方向への移動を阻止するストッパ(付図示)はヘッドレール1、固定框34等の引張コード5e、5fの経路中に設けられ、引張コード5e、5fの引っ張り操作により、移動框33(移動部材)の移動を阻止する状態と許容する状態とを選択可能となっている。
イコライザー8の構造は第一実施形態と同様のものを使用し、引張コード5e、5fをイコライザー8内に挿通した構造も同様であるが、引張コード5e、5fの切断された下端部はコードイコライザー8内に無端状に収容されている。本実施例においても、異物Wがコードイコライザー8の上方に位置する引張コード5a、5bの間に引っ掛かって荷重Cが作用し(図13(c))、所定保持力を超える力が引張コード5に作用した場合、図13(d)に示すようにコードイコライザー8が引張コード5から抜け落ち、異物への負荷を除去できる。
(第六実施形態)
第一実施形態では、遮蔽装置の操作時にユーザーが指等で押圧することにより昇降コード5とコードイコライザー8との摩擦抵抗を増加させ引っ張り操作を可能としているが、本実施形態では、コードイコライザー8の引っ張り操作時には特段ユーザーが指等で押圧することなく昇降コード5とコードイコライザー8とが十分保持され、且つ複数の昇降コード5の拡開する方向へ所定の引っ張り力が作用したときコードイコライザー8と昇降コード5とが相対移動可能となる遮蔽装置を示す。
本実施形態に用いられるコードイコライザー8は、図14(a)に示すように略円柱状に形成され、上部に挿通溝51が垂直方向に形成され、挿通溝51から下方へ向かい昇降コード5を挿通可能となっている。図14(b)及び(d)に昇降コード5を3本挿通した状態を示す。このコードイコライザー8は、図15(a)及び(b)に示すイコライザー本体50と、図15(c)に示すカバー53(板バネ)の2部材から構成され、好ましくは合成樹脂により形成される。
イコライザー本体50は上部に略円錐台形の上部挿通部66、下部に略円錐台形の下部挿通部67が形成され、上下方向の中間部にはカバー53の内周面63の径より細径の円柱状の接続部57が上下方向に形成され、上部保持部66と下部挿通部67とが一体として形成されている。図15(b)に示す通り、接続部57には板状の接続壁68が垂直に形成され、下部挿通部67と一体となっている。下部挿通部67には、第2通過孔14が形成され接続壁68で2箇所に隔てられている。昇降コード5は、図14(d)に示すように1つの第2通過孔14に3本を挿通可能となっている。
図15(a)に示す通り、イコライザー本体50の上部挿通部66には、外周に向けて放射状に6本の挿通溝51が形成されている。各挿通溝51の幅は昇降コード5の直径より僅かに幅広であり、図14(d)に示すように昇降コード5を挿通可能となっている(この例では最大6本)。昇降コード5の本数が6本未満の場合には、選択的に使用可能である。図15(b)、図16(a)に示すように、上部挿通部66の挿通溝51の基端側の下面55は水平に形成されている。また、挿通溝51の先端側に向かってテーパ面54が形成されている。
図15(c)に示す通り、カバー53は開閉端58をもつ筒状の板バネであり弾性変形可能となっている。カバー53の上下端縁にはテーパ59、61が形成され、上下対称形となっている。イコライザー本体50の上部挿通部66には、カバー53のテーパ59に対応する傾斜で、テーパ面54が形成され、イコライザー本体50の下部挿通部67には、カバー53のテーパ61に対応する傾斜で、テーパ面56が形成されている。従って、カバー53は上下勝手がなく容易に組み付けることができる。図15(a)に示すように、下部挿通部67の上部には円筒状に立設される内周当接部62が形成され、内周当接部62の周面はカバー53の内周面63に対応する直径となっている。また、図15(a)に示すように接続壁68の一方はイコライザー本体50の外周に連なるように回り止め52として形成されており、カバー53を組み付けた状態で開閉端58が回り止め52の両側から当接し、イコライザー本体50に対しカバー53が相対回転しないようになっている。組み付けた状態で相対回転せず、挿通溝51と開閉端58の位置をずらしている為、昇降コード5が開閉端58の間に位置することは無く、不用意に昇降コード5が開閉端58の間からすり抜けてしまうことが防止される。
イコライザー本体50にカバー53を組み付けるには、開閉端58を図15(d)矢印G方向に向けて弾性的に開きながら、内周当接部62を乗り越えるように嵌め込む。すると、カバー53は板バネであり上下にテーパ59、61を備えているため、対応する形状のイコライザー本体部分に誘われて、ぴったりとはまり込む。回り止め52に開閉端58が重なってしまった場合には、カバー53を若干回動させることにより、正規の組み付け状態にすることができる。
図16(a)に示すように、組み付けた状態で、カバー53の内側にはイコライザー本体50とで囲われる内部空間(係止部収容部)15が生成され、内部空間15には結び玉(突起物、係止部)60が収容可能となっている。各結び玉60は各挿通溝51の幅より大きく、各第2通過孔14の径方向の幅よりも大きい。尚、組み付けた状態で、内周面63と各挿通溝51との間で第1通過孔13が生成されている。図14(c)に示す通り、第1通過孔13から第2通過孔14まで連通され、図14(b)及び(d)に示すように昇降コード5を垂直に挿通可能となっている。
このコードイコライザー8を、ユーザーが把持して下方に引っ張ることにより昇降コード5を引き下げ遮蔽状態を調節することができる。また、コードイコライザー8より下方の昇降コード5を引っ張っても第2通過孔14から結び玉60は抜け出ることは無く引っ張り操作が可能である。図16(a)に示すように、昇降コード5の長手方向にコードイコライザー8が引っ張られ矢印A方向の力が作用すると、その反作用で昇降コード5に上向きの張力が発生し下面55を介して結び玉60に圧力が加わるが、下面55は水平面であるため結び玉60は動かず昇降コード5を引き下げることが可能である。なお、下面55は、結び玉60を保持する係止部保持面として機能するように構成されていればよく、水平面以外にも、イコライザー本体50の径方向内側に向かうテーパ面であってもよい。このように複数の昇降コード5を互いに略平行にした状態でコードイコライザー8に下向きの荷重を加えた場合、コードイコライザー8の保持構造によって結び玉60が保持されて、昇降コード5の引き下げが可能となる。
図17(a)に示すような状態で、異物Xにより所定荷重Cが作用すると、図16(b)に示すように、複数の昇降コード5が(ここでは2本で説明するが)互いに拡開する方向C3a、C3bへの引っ張り力が作用し、且つコードイコライザー8に下向きの力C3が作用する。各挿通溝51から昇降コード5がはみ出し、昇降コード5に発生する張力に伴う矢印E1,E2方向の分力によりカバー53上部のテーパ59を弾性に抗して広げる。また、2つの結び玉60も水平面に沿って互いに離れる方向(径方向外側方向)へ移動する。結び玉60がテーパ面54に達し、内周面63を押し広げて図16(c)に示すように内部空間15から離脱する。離脱した後も、第2通過孔14には昇降コード5が挿通された状態は保たれる。このようにして、コードイコライザー8と昇降コード5とが相対移動可能となり、矢印F方向にコードイコライザー8が移動することができる。そして、図17(b)に示す位置までコードイコライザー8は昇降コード5に沿って下方へ移動する。この状態からさらに張力が作用していればボトムキャップ6から昇降コード5が外れるが、これは前述の実施形態と同様である。このように、複数の昇降コード5を互いに拡開させた状態でコードイコライザー8に下向きの荷重を加えた場合、コードイコライザー8の保持構造による結び玉60の保持が解除されて、コードイコライザー8が昇降コード5に対して相対移動可能になって安全が確保される。
図17(b)に示すような状態から、操作可能な状態に復帰させるには、コードイコライザー8を昇降コード5に沿って結び玉60の位置まで上昇させカバー53を若干広げながらテーパ59に沿って内部空間15に導入すればよく復帰作業は容易である。
尚、図16(b)のような斜角ではなく、図16(d)に示すように昇降コード5に正反対方向C4a、C4b方向への所定の張力が作用した場合でも、カバー53はE1、E2の方向に弾性的に広げられ、結び玉60は内部空間15から離脱する。この場合には、コードイコライザー8に下向きの力C3は作用しなくても作動する。
また、荷重のバランスによっては全ての結び玉が一斉に離脱するとも限らない。コードイコライザー8に下向きの力C3が偏って作用し、例えば図18(a)に示すように、一方の昇降コード5aの結び玉60が離脱すると共に、結び玉60が離脱していない昇降コード5bへ異物Xの荷重Cが作用する場合がある。このようなケースでは、図18(b)に示すように、昇降コード5bがヘッドボックス1から引き出されることにより、ボトムレール2及びスラット(遮蔽材)3が傾斜しながら一定量持ち上がる。そして、ボトムレール2の傾斜が大きくなるに従って昇降コード5bに加わる張力が大きくなり、この張力が所定値に達すると、昇降コード5bの結び玉60がカバー53を押し広げて内部空間15から離脱し、図17(b)に示すような状態となる。
また、コードイコライザー8に下向きの力C3が偏って作用し、図19(a)に示すように、一方の昇降コード5bの結び玉60が離脱し、図19(b)に示すように離脱した側の昇降コード5bへ異物Xの荷重Cが作用する場合もあるが、このようなケースにおいても、以下に示す作用によって、安全性が確保される。コードイコライザー8は、離脱していない昇降コード5aの結び玉60の場所に位置したまま、離脱した側の昇降コード5bとコードイコライザー8とが相対移動し、図19(c)に示すように、昇降コード5bの、コードイコライザー8よりも下側の部分がコードイコライザー8の上側に引き上げられ、昇降コード5bの、コードイコライザー8とボトムキャップ6の間にある部分の長さが短くなる。そして、異物Xの位置が下がるにつれて、昇降コード5bに加わる張力が大きくなる。そして、この張力が所定値に達すると、図19(d)に示すようにその昇降コード5bの端部がボトムキャップ6から外れ、異物Xに対し無負荷の状態となる。図19(d)に示すような状態から、操作可能な状態に復帰させるには、コードイコライザー8の第1通過孔13に昇降コード5を挿入し第2通過孔から引き出す。昇降コード5に沿って結び玉60の位置まで相対移動させ、カバー53を若干広げながら結び玉60をテーパ59に沿って内部空間15に導入すればよい。復帰作業を容易に行うことがある。
(第六実施形態の変形例)
第六実施形態では、結び玉(突起物)60をコードイコライザー8の外周方向に移動しないようにカバー(板バネ)53を設けたが、本変形例では、カバー53ではない保持手段としてイコライザー本体にスナップ保持する構成とした。図20に示すように、昇降コード5を挿通する第1通過孔13よりも外周方向に昇降コード直径より狭い部分を設けてスナップとする。具体的には、図20(c)に示す、挿通溝51に設けた突条65、65の間の狭い空間を設ける。このような構成とすることにより、第六実施形態と同様、図20(e)に示すようにコードイコライザー8の引っ張り操作時には特段ユーザーが指等で押圧することなく昇降コード5とコードイコライザー8とが十分に保持される。また、図20(f)に示すように複数の昇降コード5の拡開する方向C3a、C3bへの引っ張り力が作用したとき、挿通溝51の突条65、65の間から昇降コード5が抜け出し、結び玉60が離脱しコードイコライザー8と昇降コード5とが相対移動可能となる。
本発明は、以下の実施態様でも実施することができる。
・昇降コードは2本以上であってもよい。
・コードイコライザー8の移動構造は、引張コードに対し操作に耐え得る抵抗で保持し、閾値を越える力がコードイコライザー8に作用した時に、その抵抗を減少させるよう構成してもよい。
・コードイコライザー8の移動構造は、引張コードに突起物を設けてその位置でコードイコライザー8を保持し、その突起物に対しコードイコライザー内部を係合させ、その突起物をコードイコライザー内部が乗り越える抵抗により所定の保持力を発生させ、その保持力を越える力がコードイコライザー8に作用した時にコードイコライザー8が下方に移動する構造としてもよい。
・移動構造は引張操作時に引張コードに対し複数の押圧部材で抵抗を増加させてもよい。
1:支持部材(ヘッドボックス、ヘッドレール)
2:ボトムレール(移動部材)
3:スラット(遮蔽材、移動部材)
4:ラダーコード
5、5a,5b:昇降コード(引張コード)
6:ボトムキャップ(移動部材)
7:昇降コード導出部
8:コードイコライザー
9:テープホルダー
10:第1括れ部
11:第2括れ部
12:押ボタン
13:第1通過孔
14:第2通過孔
15:内部空間
16:第1抵抗付与部
17:第2抵抗付与部
18:固定軸
19:弾性部
20:凹凸面
21:挿入孔
22:可動挟着部
23:固定挟着部
24:支持部
25:解除操作片
26:チルトつまみ
27:チルター開口部
28:チルタードラム
29:チルトドラム
30:シャフト
31:先頭ランナー
32:ランナー
33:移動框(移動部材)
34:固定框
35:ケース
36:スリット
37:固定支持部
38:連通スリット
39:回動孔
40:解除バー
41:余長
42:重量調整部
43:転回軸
50:イコライザー本体
51:挿通溝
53:カバー(板バネ)
54:テーパ面
55:下面
57:接続部
58:開閉端
60:結び玉(突起物)
62:内周当接部
64:上面
66:上部挿通部
67:下部挿通部
68:接続壁

Claims (17)

  1. 建築物に据付される支持部材と、前記支持部材から垂下される複数本の引張コードと、前記複数本の引張コードを束ねるコードイコライザーと、前記引張コードを引っ張ることにより移動して前記建築物の開口部における遮蔽状態を開状態と閉状態との間で調節する移動部材とを備える遮蔽装置であって、
    前記コードイコライザーは、通常時は前記引張コードに対して保持され、且つ前記コードイコライザーに対して閾値を超える下向きの荷重が加わると前記引張コードに沿って相対移動する構造を備える、遮蔽装置。
  2. 前記コードイコライザーは、通常時に前記引張コードに対して前記コードイコライザーを保持させる通常時保持構造と、ユーザーによる操作によって前記コードイコライザーによる前記引張コードの保持力を増大させる保持力増大構造とを備える、請求項1に記載の遮蔽装置。
  3. 前記通常時保持構造は、前記コードイコライザー内に設けられ且つ前記引張コードを屈曲させて挿通する構造である、請求項2に記載の遮蔽装置。
  4. 前記保持力増大構造は、前記ユーザーによる押圧によって前記コードイコライザーと前記引張コードの間の摩擦抵抗を増大させる構造である、請求項2又は請求項3に記載の遮蔽装置。
  5. 前記複数本の引張コードは、それぞれ、係止部を備え、
    前記コードイコライザーは、前記係止部を保持する保持構造を備え、
    前記保持構造は、前記複数本の引張コードを略平行にした状態で前記コードイコライザーに下向きの荷重が加わったときに前記係止部を保持し、かつ前記複数本の引張コードを前記コードイコライザーを起点として互いに拡開させた状態で前記コードイコライザーに下向きの荷重が加わったときに前記係止部の保持を解除するように構成されている、請求項1に記載の遮蔽装置。
  6. 前記コードイコライザーは、イコライザー本体と、弾性変形可能なカバーとを備え、
    前記イコライザー本体は、前記引張コードを挿通可能であり且つ前記係止部を挿通不能である複数の挿通溝と、前記係止部を収容可能な係止部収容部とを備え、
    前記カバーは、前記係止部収容部を覆うように前記イコライザー本体に装着可能であり、
    前記係止部は、前記カバーの弾性力によって前記係止部収容部に保持される、請求項5に記載の遮蔽装置。
  7. 前記複数本の引張コードは、前記挿通溝に1本ずつ収容され、
    前記イコライザー本体は、前記複数本の引張コードを略平行にした状態で前記コードイコライザーに下向きの荷重が加わったときに前記係止部を保持する係止部保持面を備える、請求項6に記載の遮蔽装置。
  8. 前記係止部保持面は、前記引張コードの長手方向に対して略垂直な平面、又は前記イコライザー本体の径方向内側に向かうテーパ面を備える、請求項6に記載の遮蔽装置。
  9. 前記イコライザー本体は、前記複数本の引張コードを前記コードイコライザーを起点として互いに拡開させた状態で前記コードイコライザーに下向きの荷重が加わったときに前記係止部を径方向外側に導くテーパ面を備える、請求項6〜請求項8の何れか1つに記載の遮蔽装置。
  10. 前記コードイコライザーは、前記引張コードを挿通可能であり且つ前記係止部を挿通不能である複数の挿通溝を備え、
    前記挿通溝は、前記引張コードを弾性的に保持するように構成される、請求項5に記載の遮蔽装置。
  11. 前記コードイコライザーは、前記引張コードに沿って双方向に移動可能に構成されている、請求項1〜請求項4の何れか1つに記載の遮蔽装置。
  12. 前記支持部材から垂下され且つ前記コードイコライザーに挿通された前記引張コードの端部は、無端状である、請求項1〜請求項11の何れか1つに記載の遮蔽装置。
  13. 前記支持部材から垂下され且つ前記コードイコライザーに挿通された前記引張コードの端部は、前記移動部材によって保持されている、請求項1〜請求項11の何れか1つに記載の遮蔽装置。
  14. 前記移動部材による前記引張コードの保持力は、前記コードイコライザーによる前記引張コードの保持力よりも小さい、請求項13に記載の遮蔽装置。
  15. 前記移動部材による前記引張コードの保持力を超える荷重が前記引張コードに加わったときに、前記引張コードが前記移動部材から分離する、請求項13又は請求項14に記載の遮蔽装置。
  16. 前記引張コードは、前記移動部材内に余長部を備え、前記移動部材による前記引張コードの保持力を超える荷重が前記引張コードに加わったときに前記余長部が前記移動部材から引き出されて前記引張コードと前記移動部材の間の連結が維持される、請求項13又は請求項14に記載の遮蔽装置。
  17. 請求項13〜請求項16の何れか1つに記載の遮蔽装置の設置方法であって、
    前記支持部材と前記移動部材の間の前記引張コードの最低部位が異物の負荷減衰開始高さよりも低くなるように前記支持部材を前記建築物に据付する工程を備える、遮蔽装置の設置方法。
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