JP2015097450A - 回転電機 - Google Patents

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Abstract

【課題】部品点数の削減や組み立て工数の削減を可能にする回転電機を提供する。
【解決手段】実施形態に係るブラシレスモータ(回転電機)は、複数の分割コアのそれぞれに突設されたティースに相コイルが巻回された複数のステータ片24が軸心に対して周方向に環状に配列されてなるステータ16と、ステータ16と同軸で当該ステータ16に対向して配置されるロータと、を備える回転電機である。この回転電機のステータ16は、相コイルの相種類ごとに給電を行うとともに各相の複数のステータ片24と結合し、複数の分割コアの環状配列を維持する円環板状の複数のW相用バスバー26W、V相用バスバー26V、U相用バスバー26U及びコモン用バスバー26C(バスバー26)を有する。
【選択図】図6

Description

本発明の実施形態は、回転電機の構造に関する。
従来、ブラシレスモータにおいて、コイルが巻回されるステータを複数に分割した分割コアを採用するものがある。この分割コアは、例えば、コイルを巻回するティースごとに分割することで、コイル巻回を容易にすると共に占積率を高めてモータ性能を向上させる一手段として利用されることがある。
特開2008−278691号公報
しかし、従来の分割コアを利用したブラシレスモータの場合、個々の分割コアを円環状に配列して、その配列状態を維持する必要がある。そのため、円環状のハウジングの内周側に焼き嵌めや接着剤を用いて固定したり、個々の分割コアの側面等に溶接を施して接合したりする分割コアの固定作業が必要であった。このような作業は、部品点数の増加やブラシレスモータの組み立て工数の増大を招く原因の1つになっていた。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、部品点数の削減や組み立て工数の削減を可能にする回転電機を提供することを目的の1つとする。
実施形態に係る回転電機は、複数の分割コアのそれぞれに突設されたティースに相コイルが巻回された複数のステータ片が軸心に対して周方向に環状に配列されてなるステータと、前記ステータと同軸で当該ステータに対向して配置されるロータと、を備える回転電機であって、前記ステータは、前記相コイルの相種類ごとに給電を行うとともに各相の複数のステータ片と結合し、前記複数の分割コアの環状配列を維持する円環板状の複数のバスバーを有する。この態様によると、バスバーは、個々の分割コアの環状配列を維持するように結合する。つまり、個々のステータ片はバスバーによって、配列が固定されてステータの環状形状を維持できる。また、バスバーは、ステータの環状形状を維持すると共に、各相コイルにその相ごとの給電が可能なので、当該バスバーによる結合を行うことにより分割コアの固定機能と給電機能の両方を同時に実現することが可能となり、部品点数の削減及び回転電機の組み立て工数の削減に寄与できる。
実施形態に係る回転電機の前記複数のバスバーは、前記ステータの一端面及び他端面に振り分けて配置されてもよい。この態様によれば、ステータ片の環状配列を維持するバスバーがステータの一端面と他端面の両方に存在して、環状配列を一端側及び他端側から固定するので、ステータの環状配列の維持をより強固にすることができる。
実施形態に係る回転電機の前記複数のバスバーは、U相用バスバー、V相用バスバー、W相用バスバーおよびコモン用バスバーを含み、前記ステータの一端面または他端面の一方側にU相用バスバー、V相用バスバー、W相用バスバーを配置し、他方側にコモン用バスバーを配置するようにしてもよい。この態様によれば、ステータの一端面または他端面の一方側はU相用バスバー、V相用バスバー、W相用バスバーが全て配置される。その結果、全てのステータ片の一方端がいずれかのバスバーによって結合固定される。同様に、ステータの他方側は、コモン用バスバーよって、全てのステータ片の他方端がコモン用バスバーによって結合固定される。つまり、全てのステータ片がその両端でバスバーによって結合固定されるので、ステータの環状配列の維持をより強固にバランスよく実現できる。また、全てのバスバーをステータの一面側に配置する場合に比べて、バスバーとステータ片の接合ポイント数が一端面側と他端面側で分散できるので、接合作業が容易になり作業工数の軽減に寄与できる。
本実施形態に係る回転電機の前記U相用バスバー、前記V相用バスバー、前記W相用バスバー及び前記コモン用バスバーは、前記ステータの端面においてその内周側で接続対象となる前記相コイルの端部と接合されるようにしてもよい。この態様によれば、バスバーとステータ片との接合部分がステータの外径からはみ出てしまうことを抑制できるので、回転電機の大型化抑制に寄与できる。
本実施形態に係る回転電機の前記ステータ片は、前記相コイルを支持するインシュレータと、当該インシュレータに植設されると共に前記相コイルの端部が電気的に接続されるターミナルと、を含み、前記バスバーは、接続対象となる相コイルの位置に対応する接合部を有し、当該バスバーは、相対応するステータ片のターミナルと前記接合部とを接合して前記複数の分割コアの環状配列を維持するようにしてもよい。この態様によれば、ターミナルとバスバーを結合するのみで、相コイルへの給電とステータの環状形状を維持するための強固な固定が同時に可能となり、部品点数の削減及び回転電機の組み立て工数の削減に寄与できる。
本実施形態に係る回転電機の前記ステータ片は、前記相コイルを支持するインシュレータを有し、前記バスバーは、接続対象となる相コイルの位置に対応する接合部を有し、前記バスバーは、前記接合部を相対応するステータ片のインシュレータの一部と接合して前記複数の分割コアの環状配列を維持するとともに、当該接合部は対応する相コイルの端部と電気的に接続されるようにしてもよい。この態様によれば、バスバーの接合部とインシュレータとが直接結合するとともに、その接合部に相コイルの端部が電気的に接続される。その結果、ステータ片側で相コイルの端部を中継する部材が不要になり、部品点数の削減ができるとともに、組み立て工程の削減に寄与できる。
本実施形態に係る回転電機の前記ステータの端面と前記バスバーとの間に挿入され、前記ステータを構成する前記複数のステータ片を円環状に整列させる整列誘導部を有する円環状の位置決め部材を含んでもよい。この態様によれば、整列誘導部材によりバスバーと結合される前の個々のステータ片の環状配列が容易になり、組み立て作業効率が向上できる。
本実施形態に係る回転電機の前記位置決め部材は、相対応する前記ステータ片及び前記バスバーの位相を決める位相決め部を有してもよい。この態様によれば、整列誘導部によって環状配列されるステータ片と、位相決め部によって位相が定められるバスバーとの相対位置の位置決めが位置決め部材によって精度よく実現できる。その結果、高精度のステータ片の環状配列により、ステータの堅牢化ができる。
本実施形態に係る回転電機の前記複数のバスバーは、U相用バスバー、V相用バスバー、W相用バスバーおよびコモン用バスバーを含み、前記U相用バスバー、V相用バスバー、W相用バスバーのうち少なくとも1つと前記コモン用バスバーを前記ステータの端部の一方側に配置する場合、前記コモン用バスバーと前記相コイルのそれぞれのコモン側の端部は、前記ステータの外周側または内側の一方で接続され、他のバスバーと前記相コイルのそれぞれの非コモン側の端部は前記コモン用バスバーの接続位置より前記ステータの端部における内側または外側で接続されるようにしてもよい。この態様によれば、ステータの端部の一方側に、コモン用バスバーとそれ以外のバスバーを配置する場合でも、接合部が2重構造となるので、コモン用バスバーとそれ以外のバスバーとが互いに干渉することなく配置できる。その結果、接合部が接合される位置のバリエーションが増加し、設計自由度の向上に寄与できる。
図1は、実施形態に係る回転電機の断面図である。 図2は、実施形態に係る回転電機のステータの斜視図である。 図3は、実施形態に係る回転電機のステータを構成する分割コアアッセンブリの分解斜視図である。 図4は、実施形態に係る回転電機のステータを構成する相コイルの斜視図である。 図5は、実施形態に係る回転電機のステータを構成するステータ片の斜視図である。 図6は、実施形態に係る回転電機のステータの分解斜視図である。 図7は、実施形態に係る回転電機のステータを構成するステータ片の環状配列をコモン用バスバーの配置側から見た斜視図である。 図8は、実施形態に係る回転電機のステータを構成するステータ片の環状配列をU相用バスバー、V相用バスバー、W相用バスバーの配置側から見た斜視図である。 図9(a)〜(f)は、実施形態に係る回転電機のステータにおいて、積層配置されるU相用バスバー、V相用バスバー、W相用バスバー、絶縁リング及び位置決め部材の斜視図である。 図10(a)、(b)は、実施形態に係る回転電機のステータにおいて積層配置されるコモン用バスバー及び位置決め部材の斜視図である。 図11(a)〜(c)は、実施形態に係る回転電機のステータを構成するステータ片がバスバーによって環状配列され固定された状態を示す上面図、側面図、下面図である。 図12(a)、(b)は、実施形態に係る回転電機のステータを構成するステータ片の環状配列をガイドする位置決め部材であり、コモン用バスバーの配置側について説明する部分拡大図である。 図13(a)、(b)は、実施形態に係る回転電機のステータを構成するステータ片の環状配列をガイドする位置決め部材であり、U相用バスバー、V相用バスバー、W相用バスバーの配置側について説明する部分拡大図である。 図14は、実施形態に係る回転電機のステータを構成するステータ片の環状配列を維持するために他の実施形態を説明する斜視図である。 図15は、実施形態に係る回転電機のステータを構成するステータ片の環状配列を維持するバスバーの配置バリエーションを説明する斜視図である。
以下、本発明の例示的な実施形態が開示される。以下に示される実施形態の構成、ならびに当該構成によってもたらされる作用および結果(効果)は、あくまで一例である。本発明は、以下の実施形態に開示される構成以外によっても実現可能であるとともに、基本的な構成によって得られる種々の効果(派生的な効果も含む)を得ることが可能である。
図1は、本実施形態の回転電機の一例として示すブラシレスモータ10の概略断面図である。図1のブラシレスモータ10は一例としてインナーロータタイプの構造を示している。ブラシレスモータ10は、ロータ12と一体化された回転シャフト14及びロータ12を環囲するように配置されるステータ16、ロータ12または回転シャフト14の回転角度(位置)を検出する回転検出部18を主な構成部品とする。
ロータ12は、例えば回転シャフト14の外周面にその周方向に沿って固定された永久磁石12aを含み、当該永久磁石12aはS極とN極が回転シャフト14の周方向に交互に着磁されている。なお、ロータ12は、永久磁石12aがその内部に埋め込まれたタイプでもよい。
回転シャフト14は、例えば中空円筒形状の金属製で、ベアリング20を介してハウジング22に支持されている。ハウジング22は、例えば樹脂製で、上蓋22a、外壁部22b、底蓋22cから構成され、ロータ12、回転シャフト14、ステータ16及び回転検出部18等を収納している。ステータ16は、後述するが複数のステータ片を環状配列して中空の円筒形状を形成して、内周側にロータ12及び回転シャフト14を包含する。すなわち、ロータ12は、ステータ16と同軸で当該ステータ16に対向して配置されている。
回転検出部18は、例えば、レゾルバを利用可能であり、回転シャフト14の回転角度を検出する。また、他の実施形態では、回転検出部18として、ホール素子を利用することも可能である。いずれの場合も、回転シャフト14またはロータ12の回転状態を検出して、ステータ16を構成する複数の相コイル、例えば、U相コイル、V相コイル、W相コイルに対する給電状態を切り替る場合に用いられる。相コイルに対する給電状態を切り替えることによりステータ16に回転磁界を発生させる。その結果、回転磁界とロータ12の永久磁石の磁界との相互作用により、ステータ16に対してロータ12を回転させる。なお、回転検出部18としてホール素子を用いる場合は、ホール素子が小型で配置スペースに自由度があるためロータ12の近傍に配置することもできる。その場合、ブラシレスモータ10の軸方向の短小化に寄与することができる。
図2は、ステータ16の斜視図である。前述したように、本実施形態のブラシレスモータ10のステータ16は、複数のステータ片24が軸心(回転シャフト14の中心)に対して周方向に環状に配列されて構成されている。本実施形態の場合は、U相用のステータ片24、V相用のステータ片24、W相用のステータ片24が存在して、それぞれ6個ずつ、合計で18個のステータ片24が環状配列している。そして、相コイルの相種類ごとに給電を行うU相用バスバー26U、V相用バスバー26V、W相用バスバー26W及びコモン用バスバー26C(不図示)によりステータ片24の環状配列の状態が維持されるように固定されている。なお、U相用バスバー26U、V相用バスバー26V、W相用バスバー26W及びコモン用バスバー(26C)を特に区別しない場合には、単にバスバー26と称する。
図2においては、U相用バスバー26U、V相用バスバー26V及びW相用バスバー26Wが、ステータ16の一端面側(図2中上面側)に配置されている。U相用バスバー26Uの給電端子26Ua、V相用バスバー26Vの給電端子26Va及びW相用バスバー26Wの給電端子26Waは、例えばポリアミド系樹脂等で構成される絶縁カバー28aの切り欠きから露出して、図示しない給電ラインに接続される。なお、バスバー26は、給電端子26Ua,26Va,26Wa以外の大部分が絶縁カバー28aによって覆われて、絶縁性を向上させる。同様に、ステータ16の他端側(図2中下面側)には、例えばポリアミド系樹脂製の絶縁カバー28bが配置され、コモン用バスバー26C(不図示)に対する絶縁性を向上させる。
図3は、ステータ片24を構成する分割コアアッセンブリ30の分解斜視図である。分割コアアッセンブリ30は、分割コア32、分割インシュレータ34a,34b、ターミナル36a,36bを含んで構成されている。
分割コア32は、一例として略T字形状の薄板電磁鋼板を複数枚積層した後、溶接等により相互接合して一体化した積層体コアを用いることができる。分割コア32の略T字形状の両腕部分がヨーク32aとなり、ステータ片24が環状配列した場合に隣接する分割コア32のヨーク32aと結合されて磁路を形成する。分割コア32の略T字形状の足部分はティース32bとなり、この部分に装着された分割インシュレータ34a,34bを介して、図4に示すような形状の相コイル38を形成するように巻線が所定回数巻回される。分割コア32のティース32bは単独であり、巻線時には他のティース32bと干渉しないので、密な巻線が容易に実現可能となり、ステータ片24を環状配列させた際に隣接するティース32bとの間に形成されるスロットにおける占積率を高めることができる。
分割インシュレータ34a,34bは、例えばポリアミド系樹脂で形成され、ティース32bに巻回される巻線との間で絶縁性を高めるための絶縁部材として機能する。また、分割インシュレータ34a,34bは、ターミナル36a,36bを支持する支持部材として機能する。ターミナル36a,36bは、相コイル38と電気的な接続を行う端子として機能する。分割インシュレータ34a,34bは、ティース32bに巻回される巻線と接触する部分、つまり、ティース32bの側面、ヨーク32aにおけるティース32bとの接続側面、ティース32bの端部に形成されたフランジ32cにおけるティース32bとの接続側面を覆うような形状の樹脂部材とすることができる。本実施形態のように、分割インシュレータ34a,34bを2分割構成とすることで、分割コア32の両端側から装着可能となり、巻線との接触面を全て覆うことができる。
ターミナル36a,36bは、銅板や銅合金板等の金属材料を所定の形状に打ち抜き成型した後、相コイル38の端部を絡げるフック部36cを曲げ加工等により形成する。そして、脚部36dを分割インシュレータ34a,34bに形成された固定孔34cに圧入されたり、挿入後に接着や溶着等を実施されたりすることで強固に固定される。なお、ターミナル36a,36bにおいて、固定孔34cに挿入される部分には、例えば爪部が形成され、容易に固定孔34cから抜け落ちないようになっている。また、フック部36cに相コイル38の巻線端部が側方から挿入された後、例えば溶接(一例として、ヒュージング溶接、熱かしめ)等により強固に固定される。
図3に示すように、分割コア32に対して、一方側に装着される分割インシュレータ34aと他方側に装着される分割インシュレータ34bとは同一形状の部品とすることができる。また、分割インシュレータ34a,34bに装着されるターミナル36a,36bも同一形状の部品とすることができる。つまり、構成部品の共用化が可能になり、製造コストの低減に寄与することができる。
なお、本実施形態の場合、固定孔34cは、分割インシュレータ34a,34bにおいて、分割コア32のフランジ32c側、つまり、ステータ片24が環状配列されて円環状のステータ16を構成した場合の内周側に形成されている。本実施形態の場合、U相、V相、W相の相コイル38はスター結線で接続され、ターミナル36a,36bは、相コイル38の各巻線端部が電機的に接続される。各相コイル38の中性点側の巻線端部はターミナル36bに接続され、ターミナル36aには、いずれかの相コイル38の非中性点側が接続される。また、ターミナル36a,36bは、複数のステータ片24が環状配列した場合にバスバー26と結合されて、配列状態を維持し、ステータ片24同士を強固に固定し一体化するための固定部材として機能する。
図3に示す分割コアアッセンブリ30が完成した後、巻線(マグネットワイヤ)を図4に示すような形状になるように、分割インシュレータ34a,34bが装着されたティース32bに巻回する。そして、前述したように、巻線端部をターミナル36a,36bにそれぞれ絡げてヒュージング溶接等により固定して、図5に示すようなステータ片24を完成させる。なお、本実施形態では、図5に示すようなステータ片24を18個準備して、環状配列させることでステータ16を構成する。
図6は、ステータ16の分解斜視図である。本実施形態のステータ16は、18個のステータ片24の環状配列体を中心として、当該環状配列体の一方端側に、位置決め部材40、U相用バスバー26U、絶縁リング42、V相用バスバー26V、絶縁リング42、W相用バスバー26W、絶縁カバー28aの順に各部材が積層配置されている。一方、環状配列体の他方端側には、位置決め部材40、コモン用バスバー26C、絶縁カバー28bの順に各部材が積層配置されている。
図7は、ステータ片24を環状配列させた状態の斜視図である。前述したように、各ステータ片24における分割コア32のヨーク32aの両端部は、分割インシュレータ34a,34bに覆われることなく露出しているので、環状配列させた場合、ヨーク32aの端部同士が接触して良好な磁路を形成する。ステータ片24の環状の配列精度は、配列時に接触する分割コア32のヨーク32aの接触面形状によって定まる。したがって、分割コア32に装着される分割インシュレータ34a,34bのターミナル36a,36bもステータ片24の配列精度に応じた精度で環状配列される。ただし、この状態では、各ステータ片24は何ら拘束を受けていないので環状配列を維持できない。
本実施形態では、前述したように、各ステータ片24の相コイル38に給電を行うバスバー26をステータ片24の固定骨格として利用すると共に、ステータ片24の両端面から固定支持することで、個別構成のステータ片24を一体化された環状配列体としている。
図8には、ステータ片24の環状配列体の一方端側に、位置決め部材40、U相用バスバー26U、絶縁リング42、V相用バスバー26V、絶縁リング42、W相用バスバー26Wを順に積層してステータ片24を一体に結合した状態が示されている。つまり、各バスバー26の接合部44(図9参照)と各ステータ片24のターミナル36aが、例えば溶接(一例として、プロジェクション溶接等)によって、強固に結合された状態が示されている。
本実施形態において、複数のステータ片24、すなわち複数の分割コア32はU相用バスバー26U、V相用バスバー26V、W相用バスバー26Wによって、一方端側が固定される。同様に、コモン用バスバー26C(一部図示)によって他方端側が固定される。その結果、複数のステータ片24、すなわち複数の分割コア32は、相互に強固に固定(固着)されて、強固な円環配列形状が実現できる。なお、前述したように、ターミナル36a,36bもステータ片24(分割コア32)の環状配列にしたがって、円環配列されるため、バスバー26と各ターミナル36aまたはターミナル36bとの溶接をスムーズに行うことができる。また、本実施形態において、バスバー26は、W相用バスバー26W、V相用バスバー26V、U相用バスバー26U及びコモン用バスバー26Cが環状配列されたステータ片24の一方側に集合配置されるのではなく、W相用バスバー26W、V相用バスバー26V、U相用バスバー26Uが一方側、コモン用バスバー26Cが他方側に分散配置される。その結果、各ターミナル36a,36bについて、環状配列方向にスペース的な余裕ができる。したがって、ターミナル36aやターミナル36bの環状配列方向の幅を大きくしたり、各ターミナル36a,36bの間隔を広げたりすることが可能になる。その結果、各バスバー26(接合部44)と、ターミナル36a,36bの接合(溶接)作業が容易になり,作業効率の向上に寄与できる。
図9(a)〜図9(f)は、複数のステータ片24を環状に一体化する場合に使用するステータ片24の一端側に配置するバスバー26、隣接するバスバー26同士の絶縁を行う絶縁リング42及び位置決め部材40の個別の形状を説明するための斜視図である。具体的には、積層上層側から順に、図9(a)に示すW相用バスバー26W、図9(b)に示す絶縁リング42、図9(c)に示すV相用バスバー26V、図9(d)に示す絶縁リング42、図9(e)に示すU相用バスバー26U、図9(f)に示す位置決め部材40である。図9(a)に示すW相用バスバー26W、図9(c)に示すV相用バスバー26V、図9(e)に示すU相用バスバー26Uの基本構成は同じである。例えば、銅板や銅合金板を所定の形状に打ち抜き加工した後、曲げ加工を行い、ターミナル36aと結合する複数の接合部44をリング状の基部46の内周側から略垂直に立ち上げる。また、W相用バスバー26Wの場合は基部46の外周側から給電端子26Waを接合部44と同方向に立ち上げる。同様に、V相用バスバー26Vの場合は基部46から給電端子26Vaを立ち上げ、U相用バスバー26Uの場合は基部46から給電端子26Uaを立ち上げる。
なお、給電端子26Wa、給電端子26Va及び給電端子26Uaは、ステータ16をブラシレスモータ10として組み立てた場合の給電ラインの配索との関係を考慮して、両者の接合(例えば、プロジェクション溶接等)がし易い形状とすることが望ましい。また、給電端子26Wa、給電端子26Va及び給電端子26Uaの基部46からの立ち上げ姿勢(方向や角度)は給電ラインとの接合が行い易いように決めることが望ましい。本実施形態の場合、給電端子26Wa、給電端子26Va及び給電端子26Uaは、接合面を同一平面(回転シャフト14の中心軸と平行な平面)上に存在させるように、各給電端子の立ち上がり脚の形状が個々に定められている。
本実施形態の場合、前述したように、3相18スロットのステータ16となるので、W相用バスバー26W、V相用バスバー26V、U相用バスバー26Uにおける接合部44は、それぞれ、給電端子26Wa、給電端子26Va、給電端子26Uaの位置を基準にして等間隔(60°)で配置されている。したがって、W相用バスバー26W、V相用バスバー26V、U相用バスバー26Uが積層された場合に、図8に示すように、給電端子26Wa、給電端子26Ua、給電端子26Vaが横一列に隣接して整列する。また、18個の接合部44が、互いに干渉することなくステータ片24の環状配列方向に整列する。
図9(b)に示す絶縁リング42は、W相用バスバー26WとV相用バスバー26Vの間の絶縁を行うためのもので、例えば、ポリアミド系樹脂で形成されるリング状の部材である。同様に、図9(d)に示す絶縁リング42は、V相用バスバー26VとU相用バスバー26Uの間の絶縁を行うためのもので、例えば、ポリアミド系樹脂で形成されるリング状の部材である。絶縁リング42は、バスバー26の基部46と実質的に同一の形状であり、積層する際に、バスバー26の基部46から立ち上がる接合部44や給電端子26Wa等と干渉しないように構成されている。なお、図9の場合、バスバー26と絶縁リング42は別体で構成する例を示しているが、例えば、絶縁リング42をバスバー26の裏面側(接合部44が立ち上がる側とは反対側)に貼り付けて一体部品としてもよい。また、バスバー26の裏面側に絶縁樹脂をコーティング等により付着させてもよい。このように、バスバー26と絶縁リング42を一体化することにより組み立て工数や部品点数の低減に寄与することができる。
図9(f)に示す位置決め部材40は、例えば、ポリアミド系樹脂で形成されたリング状(円環状)の部材であり、ステータ片24の端面とU相用バスバー26Uとの間に挿入されて絶縁リング42と同様に、U相用バスバー26Uと各ステータ片24の端面との間の絶縁を行う。また、位置決め部材40は、複数のステータ片24を円環状に整列させるときに各ステータ片24の配列位置を誘導する整列誘導部48を有する。さらに、各相コイル38の相種類とW相用バスバー26W、V相用バスバー26V及びU相用バスバー26Uとの位相を決める位相決め部50を有する。
整列誘導部48は、位置決め部材40におけるリング状の基部52の外周側から径方向外側に向かい延設されたアーム部48aと、当該アーム部48aの先端部でステータ片24の分割インシュレータ34a側に突出する突起部48bを有する。本実施形態の場合、整列誘導部48は、ステータ片24の数と同数の18個が基部52の外周面に等間隔(20°)で形成されている。整列誘導部48のアーム部48a及び突起部48bの詳細は後述する。
一方、位相決め部50は、位置決め部材40のリング状の基部52の内周面側で基部52からU相用バスバー26Uに向かって、略垂直に立ち上がる。本実施形態の場合、位相決め部50は、ステータ片24の数と同数の18個が基部52の内周面に等間隔(20°)で形成されている。位相決め部50の詳細は後述する。
図10(a)、図10(b)は、複数のステータ片24を環状に一体化する場合に使用するステータ片24の他端側に配置する位置決め部材40(図10(a))及びコモン用バスバー26C(図10(b))の斜視図である。位置決め部材40は、図9(f)で説明した位置決め部材40と同一のもので、図10(a)の場合、整列誘導部48の突起部48bを上方に向けて描かれている。したがって、位置決め部材40は、各ステータ片24とコモン用バスバー26Cとの間に挿入され、両者間の絶縁を行う。また、位置決め部材40は、複数のステータ片24を円環状に整列させるときに各ステータ片24の配列位置を誘導する整列誘導部48を有する。コモン用バスバー26Cとともに用いる位置決め部材40にも位相決め部50が形成されているが、コモン用バスバー26Cは1枚なので、ターミナル36bとコモン用バスバー26Cの位相決めに用いられる。なお、コモン用バスバー26Cとターミナル36bとの位相合わせは容易であるため位相決め部50を省略してもよい。
図10(b)に示すコモン用バスバー26Cも他のバスバー26と同様に、例えば銅板や銅合金板から所定の形状に打ち抜かれた後、曲げ加工等により接合部44が基部46の内周側から当該基部46に対して略垂直に立ち上げ形成されている。なお、コモン用バスバー26Cの場合は、全ての相コイル38のコモン側のターミナル36bと接続されるため接合部44は、等間隔(20°)で18個形成されている。なお、他の実施形態では、コモン用バスバーを複数枚で構成してもよい。例えば3枚で構成する場合、W相用バスバー26W等と同様に接合部44は60°間隔で形成され、積層されることになる。この場合、複数のコモン用バスバーの間に絶縁リング42を介在させてもさせなくてもよい。また、この場合、位置決め部材40の位相決め部50は、複数のコモン用バスバーの位相を定める機能を果たす。コモン用バスバー26Cも他のバスバー26と同様に、ターミナル36bとプロジェクション溶接等によって強固に接合される。
図11(a)〜図11(c)は、ステータ片24が各バスバー26によって環状配列され固定された状態を示す上面図、側面図、下面図である。図11(a)〜図11(c)に示すように、各位置決め部材40の整列誘導部48は、環状配列されたステータ片24において隣接する分割インシュレータ34aまたは隣接する分割インシュレータ34bの間に形成された空間に進入して、ステータ片24の環状配列を整える機能を果たす。
図12(a)、図12(b)は、コモン用バスバー26Cの配置側の位置決め部材40の位置決め姿勢を説明する部分拡大図である。図12(a)、図12(b)及び図3に示すように、分割インシュレータ34bの端部の一方側(図12(b)中右側)に第1段部54が形成され、他方側(図12(b)中左側)に第1段部54及びそれより掘り下がった第2段部56が形成されている。そして、ステータ片24が環状配列された場合、隣接する分割インシュレータ34bの第1段部54が同一の高さとなり、整列誘導部48のアーム部48aが着座する。さらに、第2段部56と隣接する分割インシュレータ34bの側面とで画成される溝部に整列誘導部48の突起部48bが係合する。このように、隣接する分割インシュレータ34bと整列誘導部48とが順次着座及び係合することで、位置決め部材40の整列誘導部48の形成ピッチに従い分割インシュレータ34b、つまりステータ片24(分割コア32)の環状配列がなされる。この状態で、コモン用バスバー26Cの接合部44とターミナル36b(図11(c)参照)との溶接を行うことで、環状配列したステータ片24の一端側の固定が完了する。
図13(a)、図13(b)は、W相用バスバー26W、V相用バスバー26V、U相用バスバー26Uの配置側の位置決め部材40の位置決め姿勢を説明する部分拡大図である。この場合も、図13(a)、図13(b)及び図3に示すように、分割インシュレータ34aの端部の一方側(図13(b)中右側)に第1段部54が形成され、他方側(図13(b)中左側)に第1段部54及びそれより掘り下がった第2段部56が形成されている。そして、ステータ片24が環状配列された場合、隣接する分割インシュレータ34aの第1段部54が同一の高さとなり、整列誘導部48のアーム部48aが着座する。さらに、第2段部56と隣接する分割インシュレータ34aの側面とで画成される溝部に整列誘導部48の突起部48bが係合する。このように、隣接する分割インシュレータ34aと整列誘導部48とが順次着座及び係合することで、位置決め部材40の整列誘導部48の形成ピッチに従い分割インシュレータ34a、つまりステータ片24(分割コア32)の環状配列がなされる。この状態で、U相用バスバー26UをU相コイル38に対応する位置に装着させて、ターミナル36aと接合部44との溶接を行う。続いて、絶縁リング42を介して、V相用バスバー26VをV相コイル38に対応する位置に装着させて、ターミナル36aと接合部44との溶接を行う。さらに、絶縁リング42を介して、W相用バスバー26Wを装着させて、W相用バスバー26Wの接合部44とをW相コイル38に対応するターミナル36aとの溶接を行う。なお、U相用バスバー26U、V相用バスバー26V、W相用バスバー26Wをそれぞれ積層させる場合、位置決め部材40から上方(バスバー26の積層側)に向かって突出形成された位相決め部50によって、各バスバー26の接合部44の位置が定められる。この場合、各バスバー26の給電端子26Ua、給電端子26Va、給電端子26Waを図8に示すように直線配列するように位置合わせしつつ、位相決め部50により接合部44の位置を定めることにより、U相用バスバー26U、V相用バスバー26V、W相用バスバー26Wの位相合わせが容易に完了する。
このように、環状配列した複数のステータ片24の両端側で、バスバー26の接合部44とターミナル36a,36bとを溶接することで、図11(b)に示すように強固に結合されて一体化されたステータ片24の環状配列体が完成する。つまり、各バスバー26は、各相コイル38に対する給電する機能と、複数のステータ片24を一体化する機能の両方を実現することができる。そして、給電機能と一体化機能を実現するための接合(溶接)を1工程で行うことができる。その結果、従来、給電機能と一体化機能を実現するための接合(溶接)を別工程(2工程)で行っていた場合に比べて、工数の低減が可能になる。また、W相用バスバー26W、V相用バスバー26V、U相用バスバー26Uをステータ片24の環状配列体の一方側、コモン用バスバー26Cを他方側に配置することにより、全てのバスバーを一方側に配置していた場合に比べて、各バスバー26の接合部44間のピッチを広くすることが可能で、溶接作業を容易に行うことができるという利点も生じる。
図14は、本実施形態の変形例を説明する図である。上述した実施形態では、例えば図3等に示すように、分割インシュレータ34a,34bがターミナル36a,36bを備え、ターミナル36a,36bを介してステータ片24とバスバー26とが接合される例を示した。図14に示す変形例では、バスバー126と分割インシュレータ34a,34b、つまりステータ片24とを直接接合する例である。この例の場合、例えばU相用バスバー126Uにおいて、分割インシュレータ34aと接合するための接合部144は、リング状の基部146の外周側から分割インシュレータ34aに向かって延設されている。接合部144は、分割インシュレータ34aに形成された固定孔34cに圧入(接着、溶着)され固定される。一方、相コイル38の端部と電気的に接続されるターミナル136aが、基部146の内周側から接合部144とは逆方向に立ち上がられている。また、ターミナル136aには、相コイル38の端部を絡げるフック部136cが形成され、相コイル38の端部がヒュージング溶接される。他のバスバー126も同様な構成である。
また、コモン用バスバー126Cも分割インシュレータ34bの固定孔34cに対応する位置に接合部144が形成される。そして、ステータ片24と接合する際には、接合部144が、分割インシュレータ34bの固定孔34cに圧入(接着、溶着)され固定される。なお、相コイル38のコモン側の端部は、接合部144に絡げてもよいし、U相用バスバー126Uと同様に、端部を絡げるためのターミナルを別途設けてもよい。
このように、図14に示す変形例においては、分割インシュレータ34a,34bに設けるターミナル36a,36bを削減しつつ、環状配列されたステータ片24をバスバー126を用いて、両端方向から強固に固定して環状配列を維持することができる。つまり、部品点数の削減及び組み立て工数の削減に寄与することができる。なお、図14では、U相用バスバー126U(バスバー126)に接合部144とターミナル136aを設ける例を示しているが、接合部144にターミナル136aの機能を持たせて、相コイル38の端部を接合部144の一部に絡げるようにしてターミナル136aを省略してもよい。
図14においては、図示を省略しているが、U相用バスバー126Uとステータ片24の間及びコモン用バスバー126Cとステータ片24の間には、位置決め部材40が挿入され、ステータ片24の位置決め及び絶縁を行う。
図15は、本実施形態の他の変形例を説明する図である。図6等で説明した構造は、W相用バスバー26W、V相用バスバー26VおよびU相用バスバー26Uをステータ片24の一方側に集約配置し、コモン用バスバー26Cを他方側に配置した。一方、図15は、U相用バスバー26UまたはV相用バスバー26VまたはW相用バスバー26Wのうち少なくとも1つとコモン用バスバー26Cとをステータ片24の一方側に積層配置する例である。図15は、U相用バスバー26Uとコモン用バスバー26Cを同じ側に配置する例である。この場合、ステータ片124の基本構成は、図3に示す例と同じであるが、一方側、図15の場合は分割インシュレータ134aにターミナル36a,36bを配置し、分割インシュレータ134bにターミナル36bを配置しない点で異なる。例えば、ステータ片124の内周側にU相用バスバー26Uと接合するためのターミナル36aを圧入または、挿入後に接着や溶着等を実施することで強固に固定する。また、ステータ片124の外周側にコモン用バスバー26Cと接合するためのターミナル36bを圧入または、挿入後に接着や溶着等を実施することで強固に固定する。この場合、U相用バスバー26Uは、図9(e)に示すものと同じものが利用可能である。一方、コモン用バスバー26Cは、U相用バスバー26Uの外周側に配置されることになるため、コモン用バスバー26Cの直径はU相用バスバー26Uの直径よりターミナル36aとターミナル36bの径方向の間隔分だけ大きくなっている。各接合部44の配列は、ステータ片124が環状配列したときの周方向ピッチに対応した等間隔とする。
このようなステータ片124を利用する場合、各バスバー26の様々な配置バリエーションが可能になる。例えば、ステータ片124の一方側にU相用バスバー26U及びコモン用バスバー26Cを配置し、他方側にW相用バスバー26W及びV相用バスバー26Vを配置する。この場合、ステータ片124の他方側は、図3と同様にターミナル36bが1本だけ配置される。また、別の例では、ステータ片124の一方側にV相用バスバー26V及びコモン用バスバー26Cを配置し、他方側にW相用バスバー26W及びU相用バスバー26Uを配置する。また、ステータ片124の一方側に例えばW相用バスバー26W及びコモン用バスバー26Cを配置し、他方側にU相用バスバー26U及びV相用バスバー26Vを配置する。また、別の例では、ステータ片124の一方側に全てのバスバー26(U相用バスバー26U、V相用バスバー26V、W相用バスバー26W、コモン用バスバー26C)を配置する。そして、ステータ片124の他方側には、ステータ片124の固定を行う機能のみを有するダミーのバスバー(必ずしも導電体である必要はなく、例えば樹脂材料でもよい)を配置するようにしてもよい。また、別の実施形態においては、ステータ片124の一方側に全てのバスバー26(U相用バスバー26U、V相用バスバー26V、W相用バスバー26W、コモン用バスバー26C)を配置することで、ステータ片24の環状配列の維持固定が十分にできる場合には、他端側での固定を省略してもよいし、例えば、絶縁カバー28bによる簡易的な固定(環状配列の保持)を行うようにしてもよい。
このような構成とすることにより、ブラシレスモータ10へ給電を行う給電ラインのレイアウトに応じて、給電端子26Ua、給電端子26Wa、給電端子26Va及びコモン用端子の位置が選択可能となり、ブラシレスモータ10の設計自由度の向上に寄与できる。なお、図15の例では、U相用バスバー26U用のターミナル36aを内周側に配置し、コモン用バスバー26C用のターミナル36bを外周側に配置したが、逆の配置としてもよい。この場合は、W相用バスバー26W、V相用バスバー26V用のターミナル36aも外周側に配置することになる。
上述した各実施形態及び変形例においては、インナーロータタイプのブラシレスモータ10を示したが、アウターロータタイプのブラシレスモータにも本実施形態の構造は適用可能であり、同様の効果を得ることができる。
また、上述した各実施形態及び変形例においては、18個のステータ片24を環状配列する例を示したが、ステータ片24の配置数は要求されるブラシレスモータ10の性能に応じて適宜選択可能であり、例えば、3の倍数個のステータ片24を環状配列可能であり、同様の効果を得ることができる。特に、ステータ片24の配列数が多くなる場合には、各バスバー26の配置を、ステータ片24の両端に分散配置することにより、接合部44の配置ピッチに余裕を持たせることが可能となり、設計時のサイズ的制約を緩和できたり、組み立て時の作業性の向上に寄与することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10…ブラシレスモータ、12…ロータ、16…ステータ、24…ステータ片、26…バスバー、26U…U相用バスバー、26V…V相用バスバー、26W…W相用バスバー、26C…コモン用バスバー、32…分割コア、32b…ティース、34a,34b…分割インシュレータ、36a,36b…ターミナル、38…相コイル、40…位置決め部材、44…接合部、48…整列誘導部、50…位相決め部。

Claims (9)

  1. 複数の分割コアのそれぞれに突設されたティースに相コイルが巻回された複数のステータ片が軸心に対して周方向に環状に配列されてなるステータと、前記ステータと同軸で当該ステータに対向して配置されるロータと、を備える回転電機であって、
    前記ステータは、前記相コイルの相種類ごとに給電を行うとともに各相の複数のステータ片と結合し、前記複数の分割コアの環状配列を維持する円環板状の複数のバスバーを有する回転電機。
  2. 前記複数のバスバーは、前記ステータの一端面及び他端面に振り分けて配置される請求項1に記載の回転電機。
  3. 前記複数のバスバーは、U相用バスバー、V相用バスバー、W相用バスバーおよびコモン用バスバーを含み、前記ステータの一端面または他端面の一方側にU相用バスバー、V相用バスバー、W相用バスバーを配置し、他方側にコモン用バスバーを配置する請求項2に記載の回転電機。
  4. 前記U相用バスバー、前記V相用バスバー、前記W相用バスバー及び前記コモン用バスバーは、前記ステータの端面においてその内周側で接続対象となる前記相コイルの端部と接合される請求項3に記載の回転電機。
  5. 前記ステータ片は、前記相コイルを支持するインシュレータと、当該インシュレータに植設されると共に前記相コイルの端部が電気的に接続されるターミナルと、を含み、
    前記バスバーは、接続対象となる相コイルの位置に対応する接合部を有し、当該バスバーは、相対応するステータ片のターミナルと前記接合部とを接合して前記複数の分割コアの環状配列を維持する請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の回転電機。
  6. 前記ステータ片は、前記相コイルを支持するインシュレータを有し、
    前記バスバーは、接続対象となる相コイルの位置に対応する接合部を有し、前記バスバーは、前記接合部を相対応するステータ片のインシュレータの一部と接合して前記複数の分割コアの環状配列を維持するとともに、当該接合部は対応する相コイルの端部と電気的に接続される請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の回転電機。
  7. 前記ステータの端面と前記バスバーとの間に挿入され、前記ステータを構成する前記複数のステータ片を円環状に整列させる整列誘導部を有する円環状の位置決め部材を含む請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の回転電機。
  8. 前記位置決め部材は、相対応する前記ステータ片及び前記バスバーの位相を決める位相決め部を有する請求項7に記載の回転電機。
  9. 前記複数のバスバーは、U相用バスバー、V相用バスバー、W相用バスバーおよびコモン用バスバーを含み、前記U相用バスバー、V相用バスバー、W相用バスバーのうち少なくとも1つと前記コモン用バスバーを前記ステータの端部の一方側に配置する場合、前記コモン用バスバーと前記相コイルのそれぞれのコモン側の端部は、前記ステータの外周側または内側の一方で接続され、他のバスバーと前記相コイルのそれぞれの非コモン側の端部は前記コモン用バスバーの接続位置より前記ステータの端部における内側または外側で接続される請求項1に記載の回転電機。
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