JP2015097449A - 無停電電源システム - Google Patents

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Abstract

【課題】高電圧を出力することが可能で効率が高い無停電電源システムを提供する。
【解決手段】この無停電電源システムは、商用交流電源10から交流電力を受ける1次巻線と、互いに絶縁された複数の2次巻線とを含む入力変圧器1と、それぞれ複数の2次巻線から交流電力を受け、負荷12に対して直列接続された複数の無停電電源装置を含む高圧無停電電源装置2と、複数の無停電電源装置のうちの正常な無停電電源装置を負荷12に対して直列接続する切換回路16を備える。したがって、出力変圧器を使用しないので、高い効率が得られる。
【選択図】図3

Description

この発明は無停電電源システムに関し、特に、高電圧を出力する無停電電源システムに関する。
従来より、無停電電源装置の出力電圧を変圧器で昇圧して負荷に供給する無停電電源システムが知られている(たとえば、特許文献1参照)。
また、主交流電源が故障した場合に、フライホイール装置を含むエネルギー蓄積装置によって発電機を起動させる無停電電源システムも知られている(たとえば、特許文献2参照)。
特開平5−38055号公報 特表2001−502519号公報
しかし、従来の無停電電源装置では、変圧器における電力損失が大きく、効率が低いという問題があった。
それゆえに、この発明の主たる目的は、高電圧を出力することが可能で効率が高い無停電電源システムを提供することである。
この発明に係る無停電電源システムは、商用交流電源から供給される交流電力を受ける1次巻線と、互いに絶縁された複数の2次巻線とを含む変圧器と、それぞれ複数の2次巻線に対応して設けられ、各々が、対応の2次巻線の端子間電圧を直流電圧に変換するコンバータと、直流電圧を交流電圧に変換するインバータとを含み、出力電圧の制御が可能なN台(ただし、Nは2以上の整数である)の無停電電源装置と、N台の無停電電源装置のうちの正常なM台(ただし、Mは2以上でN以下の整数である)の無停電電源装置を負荷に対して直列接続する切換回路とを備える。切換回路によって直列接続されたM台の無停電電源装置において各段の無停電電源装置は前段の出力電圧に自己の出力電圧を加算して次段に出力し、最終段の無停電電源装置はM台の無停電電源装置の出力電圧の総和の交流電圧を負荷に出力する。この無停電電源装置は、さらに、最終段の無停電電源装置の出力電圧が目標電圧になるようにM台の無停電電源装置の各々を制御する制御装置を備える。
この発明に係る無停電電源システムでは、M台の無停電電源装置を負荷に対して直列接続することにより、負荷に高電圧を供給する。したがって、出力変圧器を使用しないので、高い効率が得られる。
この発明の実施の形態1による無停電電源システムの構成を示す回路ブロック図である。 図1に示した入力変圧器の構成を示す回路図である。 図1に示した高圧無停電電源装置の構成を示す回路図である。 図3に示した無停電電源装置の構成を示す回路図である。 図1に示した電力変換器の構成を示す回路図である。 この発明の実施の形態2による無停電電源システムの構成を示す回路ブロック図である。 図6に示した高圧無停電電源装置の構成を示す回路図である。 図7に示した無停電電源装置の構成を示す回路図である。 図7に示した高圧無停電電源装置のうちのU相に関連する部分の動作を示すタイムチャートである。
[実施の形態1]
本発明の実施の形態1による無停電電源システムは、図1に示すように、入力端子T1、バイパス端子T2、出力端子T3、スイッチS1〜S8、入力変圧器1、高圧無停電電源装置2、およびエネルギー蓄積装置4を備える。この無停電電源システムは、商用交流電源10およびバイパス交流電源11から三相三線式の商用交流電力を受けて、三相三線式の商用周波数の交流電力を負荷12に出力する。たとえば、商用交流電力の線間電圧は3300Vであり、相電圧は1905Vである。ただし、図面および説明の簡単化のため、図1では一相一線分の回路が示されている。
入力端子T1は、商用交流電源10からの商用交流電力を受ける。バイパス端子T2は、バイパス交流電源11からの商用交流電力を受ける。出力端子T3は、負荷12に接続される。スイッチS1は、たとえばブレーカであり、入力端子T1と入力変圧器1の1次巻線との間に接続され、通常時はオンされ、無停電電源システムのメンテナンス時にオフされる。
図2は、入力変圧器1の構成を示す回路図である。図2において、入力変圧器1は、3個の1次巻線CR,CS,CTと、互いに絶縁された9組の2次巻線CU1,CV1,CW1;…;CU9,CV9,CW9とを含む。1次巻線CR,CS,CTの一方端子はそれぞれR相、S相、およびT相の交流電圧VR,VS,VTを受け、それらの他方端子は互いに接続されている。交流電圧VR,VS,VTは、ともに1905Vであり、それらの位相は120度ずつずれている。
2次巻線CU1〜CU9は、1次巻線CRと電磁結合されている。2次巻線CV1〜CV9は、1次巻線CSと電磁結合されている。2次巻線CW1〜CW9は、1次巻線CTと電磁結合されている。2次巻線CU1〜CU9の一方端子にはそれぞれU相の交流電圧VU1〜VU9が出力され、それらの他方端子は互いに接続されている。2次巻線CV1〜CV9の一方端子にはそれぞれV相の交流電圧VV1〜VV9が出力され、それらの他方端子は互いに接続されている。2次巻線CW1〜CW9の一方端子にはそれぞれW相の交流電圧VW1〜VW9が出力され、それらの他方端子は互いに接続されている。交流電圧VU1〜VU9,VV1〜VV9,VW1〜VW9は、ともに1905Vである。U相の交流電圧VU1〜VU9とV相の交流電圧VV1〜VV9とW相の交流電圧VW1〜VW9の位相は120度ずつずれている。
図3は、高圧無停電電源装置2の構成を示す回路ブロック図である。図3において、高圧無停電電源装置2は、制御回路15と、9個の無停電電源装置UU1〜UU3,UV1〜UV3,UW1〜UW3と、切換回路16と、3個の出力端子TU,TV,TWとを含む。制御回路15は、高圧無停電電源装置2全体を制御する。
切換回路16は、スイッチSU1a〜SU1c,SU2a〜SU2c,SU3a〜SU3c,SV1a〜SV1c,SV2a〜SV2c,SV3a〜SV3c,SW1a〜SW1c,SW2a〜SW2c,SW3a〜SW3cを含む。スイッチSU1a〜SU1c,SU2a〜SU2c,SU3a〜SU3cは、制御回路15によって制御され、無停電電源装置UU1〜UU3のうちの正常な無停電電源装置を中性点NPと出力端子TUとの間に直列接続する。
スイッチSV1a〜SV1c,SV2a〜SV2c,SV3a〜SV3cは、制御回路15によって制御され、無停電電源装置UV1〜UV3のうちの正常な無停電電源装置を中性点NPと出力端子TVとの間に直列接続する。スイッチSW1a〜SW1c,SW2a〜SW2c,SW3a〜SW3cは、制御回路15によって制御され、無停電電源装置UW1〜UW3のうちの正常な無停電電源装置を中性点NPと出力端子TWとの間に直列接続する。制御回路15は、高圧無停電電源装置2の出力電圧VU,VV,VWが目標電圧になるように無停電電源装置UU1〜UU3,UV1〜UV3,UW1〜UW3のうちの正常な無停電電源装置を制御する。
詳しく説明すると、無停電電源装置UW1〜UW3,UV1〜UV3,UU1〜UU3の入力端子T11はそれぞれ2次巻線CU1〜CU9の一方端子に接続され、それらの入力端子T12はそれぞれ2次巻線CV1〜CV9の一方端子に接続され、それらの入力端子T13はそれぞれ2次巻線CW1〜CW9の一方端子に接続される。無停電電源装置UU1〜UU3の各々は、入力端子T11〜T13に与えられた三相交流電力を直流電力に変換し、その直流電力を商用周波数のU相交流電力に変換する。無停電電源装置UU1〜UU3の出力端子T14,T15間には、それぞれ商用周波数のU相交流電圧VU11〜VU13が出力される。無停電電源装置UU1〜UU3の出力電圧VU11〜VU13の各々は制御可能になっている。
スイッチSU1c〜SU3cは、中性点NPと出力端子TUの間に直列接続され、それぞれ無停電電源装置UU1〜UU3が正常である場合は非導通状態にされ、それぞれ無停電電源装置UU1〜UU3が故障した場合は導通状態にされる。
スイッチSU1a〜SU3aの一方端子はそれぞれ無停電電源装置UU1〜UU3の出力端子T14に接続され、それらの他方端子はそれぞれスイッチSU1c〜SU3cの一方端子(出力端子TU側の端子)に接続される。スイッチSU1a〜SU3aは、それぞれ無停電電源装置UU1〜UU3が正常である場合は導通状態にされ、それぞれ無停電電源装置UU1〜UU3が故障した場合は非導通状態にされる。
スイッチSU1b〜SU3bの一方端子はそれぞれ無停電電源装置UU1〜UU3の出力端子T15に接続され、それらの他方端子はそれぞれスイッチSU1c〜SU3cの他方端子(中性点NP側の端子)に接続される。スイッチSU1b〜SU3bは、それぞれ無停電電源装置UU1〜UU3が正常である場合は導通状態にされ、それぞれ無停電電源装置UU1〜UU3が故障した場合は非導通状態にされる。
たとえば、無停電電源装置UU1〜UU3がともに正常である場合は、図3に示すように、スイッチSU1a〜SU3a,SU1b〜SU3bが導通状態にされ、スイッチSU1c〜SU3cが非導通状態にされる。これにより、無停電電源装置UU1〜UU3は中性点NPおよび出力端子TU間に直列接続される。
無停電電源装置UU2は、前段の無停電電源装置UU1の出力電圧VU11に自己の出力電圧VU12を加算して次段に出力する。無停電電源装置UU3は、前段の無停電電源装置UU2の出力電圧VU11+VU12に自己の出力電圧VU13を加算して出力端子TUに出力する。結局、出力端子TUには、無停電電源装置UU1〜UU3の出力電圧VU11〜VU13の総和の交流電圧VU=VU11+VU12+VU13が出力される。このとき、交流電圧VUすなわちU相電圧VUが1905Vになるように、無停電電源装置UU1〜UU3が制御回路15によって制御される。このとき、無停電電源装置UU1〜UU3の出力電圧VU11〜VU13の各々は、1905/3Vに制御される。
また、無停電電源装置UU1〜UU3のうちの無停電電源装置UU3が故障した場合は、スイッチSU1a,SU1b,SU2a,SU2b,SU3cが導通状態にされ、スイッチSU1c,SU2c,SU3a,SU3bが非導通状態にされる。これにより、正常な無停電電源装置UU1,UU2は中性点NPおよび出力端子TU間に直列接続される。
無停電電源装置UU2は、前段の無停電電源装置UU1の出力電圧VU11に自己の出力電圧VU12を加算して次段に出力する。出力端子TUには、無停電電源装置UU1,UU2の出力電圧VU11,VU12の和の交流電圧VU=VU11+VU12が出力される。このとき、交流電圧VUすなわちU相電圧VUが1905Vになるように、無停電電源装置UU1,UU2が制御回路15によって制御される。このとき、無停電電源装置UU1,UU2の出力電圧VU11,VU12の各々は、1905/2Vに制御される。
なお、無停電電源装置UU1〜UU3のうちの無停電電源装置UU2が故障した場合は、正常な無停電電源装置UU1,UU3は切換回路16によって中性点NPおよび出力端子TU間に直列接続される。また、無停電電源装置UU1〜UU3のうちの無停電電源装置UU1が故障した場合は、正常な無停電電源装置UU2,UU3は切換回路16によって中性点NPおよび出力端子TU間に直列接続される。
同様に、無停電電源装置UV1〜UV3の各々は、入力端子T11〜T13に与えられた三相交流電力を直流電力に変換し、その直流電力を商用周波数のV相交流電力に変換する。無停電電源装置UV1〜UV3の出力端子T14,T15間には、それぞれ商用周波数のV相交流電圧VV11〜VV13が出力される。無停電電源装置UV1〜UV3の出力電圧VV11〜VV13の各々は制御可能になっている。
スイッチSV1c〜SV3cは、中性点NPと出力端子TVの間に直列接続され、それぞれ無停電電源装置UV1〜UV3が正常である場合は非導通状態にされ、それぞれ無停電電源装置UV1〜UV3が故障した場合は導通状態にされる。
スイッチSV1a〜SV3aの一方端子はそれぞれ無停電電源装置UV1〜UV3の出力端子T14に接続され、それらの他方端子はそれぞれスイッチSV1c〜SV3cの一方端子(出力端子TV側の端子)に接続される。スイッチSV1a〜SV3aは、それぞれ無停電電源装置UV1〜UV3が正常である場合は導通状態にされ、それぞれ無停電電源装置UV1〜UV3が故障した場合は非導通状態にされる。
スイッチSV1b〜SV3bの一方端子はそれぞれ無停電電源装置UV1〜UV3の出力端子T15に接続され、それらの他方端子はそれぞれスイッチSV1c〜SV3cの他方端子(中性点NP側の端子)に接続される。スイッチSV1b〜SV3bは、それぞれ無停電電源装置UV1〜UV3が正常である場合は導通状態にされ、それぞれ無停電電源装置UV1〜UV3が故障した場合は非導通状態にされる。
たとえば、無停電電源装置UV1〜UV3がともに正常である場合は、図3に示すように、スイッチSV1a〜SV3a,SV1b〜SV3bが導通状態にされ、スイッチSV1c〜SV3cが非導通状態にされる。これにより、無停電電源装置UV1〜UV3は中性点NPおよび出力端子TV間に直列接続される。
無停電電源装置UV2は、前段の無停電電源装置UV1の出力電圧VV11に自己の出力電圧VV12を加算して次段に出力する。無停電電源装置UV3は、前段の無停電電源装置UV2の出力電圧VV11+VV12に自己の出力電圧VV13を加算して出力端子TVに出力する。結局、出力端子TVには、無停電電源装置UV1〜UV3の出力電圧VV11〜VV13の総和の交流電圧VV=VV11+VV12+VV13が出力される。このとき、交流電圧VVすなわちV相電圧VVが1905Vになるように、無停電電源装置UV1〜UV3の各々が制御回路15によって制御される。このとき、無停電電源装置UV1〜UV3の出力電圧VV11〜VV13の各々は、1905/3Vに制御される。
また、無停電電源装置UV1〜UV3のうちの無停電電源装置UV3が故障した場合は、スイッチSV1a,SV1b,SV2a,SV2b,SV3cが導通状態にされ、スイッチSV1c,SV2c,SV3a,SV3bが非導通状態にされる。これにより、正常な無停電電源装置UV1,UV2は中性点NPおよび出力端子TV間に直列接続される。
無停電電源装置UV2は、前段の無停電電源装置UV1の出力電圧VV11に自己の出力電圧VV12を加算して次段に出力する。出力端子TVには、無停電電源装置UV1,UV2の出力電圧VV11,VV12の和の交流電圧VV=VV11+VV12が出力される。このとき、交流電圧VVすなわちV相電圧VVが1905Vになるように、無停電電源装置UV1,UV2の各々が制御回路15によってが制御される。このとき、無停電電源装置UV1,UV2の出力電圧VV11,VV12の各々は、1905/2Vに制御される。
なお、無停電電源装置UV1〜UV3のうちの無停電電源装置UV2が故障した場合は、正常な無停電電源装置UV1,UV3は切換回路16によって中性点NPおよび出力端子TV間に直列接続される。また、無停電電源装置UV1〜UV3のうちの無停電電源装置UV1が故障した場合は、正常な無停電電源装置UV2,UV3は切換回路16によって中性点NPおよび出力端子TV間に直列接続される。
同様に、無停電電源装置UW1〜UW3の各々は、入力端子T11〜T13に与えられた三相交流電力を直流電力に変換し、その直流電力を商用周波数のW相交流電力に変換する。無停電電源装置UW1〜UW3の出力端子T14,T15間には、それぞれ商用周波数のW相交流電圧VW11〜VW13が出力される。無停電電源装置UW1〜UW3の出力電圧VW11〜VW13の各々は制御可能になっている。
スイッチSW1c〜SW3cは、中性点NPと出力端子TWの間に直列接続され、それぞれ無停電電源装置UW1〜UW3が正常である場合は非導通状態にされ、それぞれ無停電電源装置UW1〜UW3が故障した場合は導通状態にされる。
スイッチSW1a〜SW3aの一方端子はそれぞれ無停電電源装置UW1〜UW3の出力端子T14に接続され、それらの他方端子はそれぞれスイッチSW1c〜SW3cの一方端子(出力端子TW側の端子)に接続される。スイッチSW1a〜SW3aは、それぞれ無停電電源装置UW1〜UW3が正常である場合は導通状態にされ、それぞれ無停電電源装置UW1〜UW3が故障した場合は非導通状態にされる。
スイッチSW1b〜SW3bの一方端子はそれぞれ無停電電源装置UW1〜UW3の出力端子T15に接続され、それらの他方端子はそれぞれスイッチSW1c〜SW3cの他方端子(中性点NP側の端子)に接続される。スイッチSW1b〜SW3bは、それぞれ無停電電源装置UW1〜UW3が正常である場合は導通状態にされ、それぞれ無停電電源装置UW1〜UW3が故障した場合は非導通状態にされる。
たとえば、無停電電源装置UW1〜UW3がともに正常である場合は、図3に示すように、スイッチSW1a〜SW3a,SW1b〜SW3bが導通状態にされ、スイッチSW1c〜SW3cが非導通状態にされる。これにより、無停電電源装置UW1〜UW3は中性点NPおよび出力端子TW間に直列接続される。
無停電電源装置UW2は、前段の無停電電源装置UW1の出力電圧VW11に自己の出力電圧VW12を加算して次段に出力する。無停電電源装置UW3は、前段の無停電電源装置UW2の出力電圧VW11+VW12に自己の出力電圧VW13を加算して出力端子TWに出力する。結局、出力端子TWには、無停電電源装置UW1〜UW3の出力電圧VW11〜VW13の総和の交流電圧VW=VW11+VW12+VW13が出力される。このとき、無停電電源装置UW1〜UW3の出力電圧VW11〜VW13の各々は、1905/3Vに制御される。
また、無停電電源装置UW1〜UW3のうちの無停電電源装置UW3が故障した場合は、スイッチSW1a,SW1b,SW2a,SW2b,SW3cが導通状態にされ、スイッチSW1c,SW2c,SW3a,SW3bが非導通状態にされる。これにより、正常な無停電電源装置UW1,UW2は中性点NPおよび出力端子TW間に直列接続される。
無停電電源装置UW2は、前段の無停電電源装置UW1の出力電圧VW11に自己の出力電圧VW12を加算して次段に出力する。出力端子TWには、無停電電源装置UW1,UW2の出力電圧VW11,VW12の和の交流電圧VW=VW11+VW12が出力される。このとき、交流電圧VWすなわちW相電圧VWが1905Vになるように、無停電電源装置UW1,UW2の各々が制御回路15によって制御される。このとき、無停電電源装置UW1,UW2の出力電圧VW11,VW12の各々は、1905/2Vに制御される。
なお、無停電電源装置UW1〜UW3のうちの無停電電源装置UW2が故障した場合は、正常な無停電電源装置UW1,UW3は切換回路16によって中性点NPおよび出力端子TW間に直列接続される。また、無停電電源装置UW1〜UW3のうちの無停電電源装置UW1が故障した場合は、正常な無停電電源装置UVW,UVWは切換回路16によって中性点NPおよび出力端子TW間に直列接続される。
端子TU,TV間の電圧VU−VV、すなわち線間電圧VUVは1905×√3≒3300Vとなる。端子TV,TW間の電圧VV−VW、すなわち線間電圧VVWは1905×√3≒3300Vとなる。端子TW,TU間の電圧VW−VU、すなわち線間電圧VWUは1905×√3≒3300Vとなる。線間電圧VUV,VVW,VWUの位相は120度ずつずれている。
図4は、無停電電源装置UU1の構成を示す回路図である。図4において、無停電電源装置UU1は、入力端子T11〜T13、コンデンサC1〜C3、サイリスタ20、抵抗素子R1〜R3、リアクトルL1、トランジスタQ1〜Q4、ダイオードD1〜D10、直流正母線PL1、直流負母線NL1、および出力端子T14,T15を含む。
ダイオードD1〜D3のアノードはそれぞれ入力端子T11〜T13に接続され、それらのカソードは互いに接続される。ダイオードD4〜D6のカソードはそれぞれ入力端子T11〜T13に接続され、それらのアノードはともに直流負母線NL1に接続される。ダイオードD1〜D6は、入力端子T11〜T13に与えられた三相交流電圧VU1,VV1,VW1を全波整流する全波整流回路を構成する。
コンデンサC1は、ダイオードD1〜D3のカソードと直流負母線NL1との間に接続され、ダイオードD1〜D6からなる全波整流回路の出力電圧を平滑化させる。サイリスタ20のアノードはダイオードD1〜D3のカソードに接続され、サイリスタ20のカソードは直流正母線PL1に接続される。抵抗素子R1は、サイリスタ20に並列接続される。抵抗素子R2は直流正母線PL1と基準電圧のラインとの間に接続され、抵抗素子R3は直流負母線NL1と基準電圧のラインとの間に接続される。
ダイオードD1〜D6、コンデンサC1、サイリスタ20、および抵抗素子R1〜R3は、三相交流電圧VU1,VV1,VW1を直流電圧に変換するコンバータ21を構成する。所定の周期でサイリスタ20のゲートにパルス信号を与えるとサイリスタ20が導通する。サイリスタ20に流れる電流が0Aになると、サイリスタ20が非導通になる。一周期当たりのサイリスタ20の導通時間を調整することにより、コンバータ21の出力電圧、すなわち直流正母線PL1および直流負母線NL1間の電圧を調整することが可能となっている。
コンバータ21は、商用交流電源10から三相交流電力が供給されている通常時は、対応の2次巻線CU7,CV7,CW7を介して供給される三相交流電力を直流電力に変換し、商用交流電源10からの三相交流電力の供給が停止された停電時は停止する。換言すると、コンバータ21は、通常時は、対応の2次巻線CU7,CV7,CW7を介して供給される三相交流電圧VU7,VV7,VW7に基づいて正電圧および負電圧を生成し、生成した正電圧および負電圧をそれぞれ直流正母線PLおよび直流負母線NL間に供給し、停電時は停止する。
トランジスタQ1,Q2のコレクタはともに直流正母線PL1に接続され、それらのエミッタはそれぞれトランジスタQ3,Q4のコレクタに接続される。トランジスタQ3,Q4のエミッタは、ともに直流負母線NL1に接続される。ダイオードD7〜D10は、それぞれトランジスタQ1〜Q4に逆並列に接続される。
トランジスタQ1〜Q4およびダイオードD7〜D10は、2レベルのインバータ22を構成する。リアクトルL1は、トランジスタQ1のエミッタと出力端子T14との間に接続される。コンデンサC3の一方電極は出力端子T14に接続され、その他方電極はトランジスタQ2のエミッタと出力端子T15に接続される。リアクトルL1およびコンデンサC3は、出力フィルタ23を構成する。
インバータ22は、通常時は、コンバータ21で生成された直流電力を交流電力に変換し、停電時は停止する。換言すると、インバータ22は、直流正母線PLの正電圧および直流負母線NLの負電圧に基づいて、正電圧および負電圧を含む2レベルの交流電圧を生成する。
たとえば、トランジスタQ1,Q4をオンさせるとともにトランジスタQ2,Q3をオフさせると、直流正母線PL1がトランジスタQ1およびリアクトルL1を介して出力端子T14に接続されるとともに、直流負母線NL1がトランジスタQ4を介して出力端子T15に接続され、出力フィルタ23に正電圧が供給される。
また、トランジスタQ1,Q4をオフさせるとともにトランジスタQ2,Q3をオンさせると、直流正母線PL1がトランジスタQ2を介して出力端子T15に接続されるとともに、直流負母線NL1がトランジスタQ3およびリアクトルL1を介して出力端子T14に接続され、出力フィルタ23に負電圧が供給される。
したがって、トランジスタQ1〜Q4を制御することにより正電圧および負電圧のうちの所望の電圧を出力フィルタ23に供給することができ、正電圧および負電圧の2レベルで変化する交流電圧を出力フィルタ23に供給することができる。
出力フィルタ23は、ローパスフィルタであり、商用周波数の交流電圧VU11を出力端子T14,T15に通過させ、インバータ22で発生したスイッチング周波数の信号が出力端子T14,T15に通過するのを禁止する。換言すると、出力フィルタ23は、インバータ22で生成された2レベルの交流電圧の波形を正弦波に変換し、正弦波の交流電圧VU11を出力端子T14,T15間に出力する。
他の無停電電源装置UU2,UU3,UV1〜UV3,UW1〜UW3の各々は、無停電電源装置UU1と同様であるので、その説明は繰り返さない。
図1に戻って、スイッチS2,S3は、高圧無停電電源装置2の出力端子(たとえばTU)と出力端子T3との間に直列接続される。スイッチS2(第2のスイッチ)は、たとえばコンタクタであり、インバータ22から負荷12に交流電力を供給するインバータ給電モード時にオンされ、バイパス交流電源11からバイパス端子T2を介して負荷12に交流電力を供給するバイパス給電モード時にオフされる。
スイッチS3(第3のスイッチ)は、たとえばブレーカであり、通常はオンされ、無停電電源システムのメンテナンス時にオフされる。スイッチS4は、たとえばブレーカであり、入力端子T1とバイパス端子T2の間に接続され、通常はオフされ、端子T1,T2間を短絡したいとき、たとえば、商用交流電源10が故障したためにバイパス交流電源11から入力変圧器1に交流電力を供給するときにオンされる。
スイッチS5の一方端子はバイパス端子T2に接続され、その他方端子はスイッチS6を介してスイッチS2,S3間のノードN1に接続される。スイッチS5は、たとえばブレーカであり、通常はオンされ、メンテナンス時にオフされる。スイッチS6(第1のスイッチ)は、たとえばコンタクタであり、バイパス給電モード時にオンされ、インバータ給電モード時にオフされる。スイッチS7は、たとえばブレーカであり、バイパス端子T2と出力端子T3との間に接続され、通常はオフされ、メンテナンス時にオンされる。
なお、一般には、無瞬断スイッチがスイッチS6に並列接続されている。無瞬断スイッチは、高圧無停電電源装置2が正常である場合はオフし、高圧無停電電源装置2が故障したときに瞬時にオンするものである。また、無瞬断スイッチは、商用交流電源10から交流電力が正常に供給されている通常時はオフし、商用交流電源10からの交流電力の供給が停止した場合は瞬時にオンする。しかし、この実施の形態1では、エネルギー蓄積装置4を設けたので、無瞬断スイッチは不要となっている。
エネルギー蓄積装置4は、変圧器5、電力変換器6、モータ7、およびフライホイール装置8を含む。エネルギー蓄積装置4は、高圧無停電電源装置2またはバイパス交流電源11から交流電力が正常に供給されている場合は、高圧無停電電源装置2またはバイパス交流電源11から供給される交流電力をフライホイール装置8の回転エネルギーに変換し、高圧無停電電源装置2およびバイパス交流電源11からの交流電力の供給が停止された場合は、フライホイール装置8に蓄えられた回転エネルギーを交流電力に変換し、その交流電力をスイッチS8,S3を介して負荷12に与える。
すなわち、スイッチS8は、たとえばブレーカであり、ノードN1と変圧器5の1次巻線との間に接続され、通常はオンされ、メンテナンス時にオフされる。変圧器5の2次巻線は、電力変換器6に接続される。変圧器5は、高圧無停電電源装置2またはバイパス交流電源11から交流電力が正常に供給されている場合は、高圧無停電電源装置2またはバイパス交流電源11からの交流電力を電力変換器6に供給し、高圧無停電電源装置2およびバイパス交流電源11からの交流電力の供給が停止された場合は、電力変換器6から供給される交流電力を出力端子T3を介して負荷12に供給する。
図5は、電力変換器6の構成を示す回路図である。図5において、電力変換器6は、端子T21〜T25、フィルタ30,33、コンバータ31,32、およびコンデンサC14、直流正母線PL2、および直流負母線NL2を備える。端子T21〜T23は、高圧無停電電源装置2またはバイパス交流電源11から変圧器5を介して供給される三相交流電圧を受ける。
フィルタ30は、コンデンサC11〜C13およびリアクトルL11〜L13を含む。コンデンサC11は端子T21,T22間に接続され、コンデンサC12は端子T22,T23間に接続され、コンデンサC13は端子T23,T21間に接続される。リアクトルL11〜L13の一方端子は、それぞれ端子T21〜T23に接続される。
フィルタ30は、ローパスフィルタを構成し、商用周波数の交流電圧を通過させ、コンバータ31で発生するスイッチング周波数の信号を遮断する。また、フィルタ30は、コンバータ31がインバータとして動作する場合にコンバータ31で生成された三相交流電圧の各々の波形を正弦波に変換して端子T21〜T23に通過させる。
コンバータ31は、トランジスタQ11〜Q16およびダイオードD11〜D16を含む。トランジスタQ11〜Q13のコレクタはともに直流正母線PL2に接続され、それらのエミッタはそれぞれリアクトルL11〜L13の他方端子に接続される。トランジスタQ14〜Q16のコレクタはそれぞれリアクトルL11〜L13の他方端子に接続され、それらのエミッタはともに直流負母線NL2に接続される。ダイオードD11〜D16は、それぞれトランジスタQ11〜Q16に逆並列に接続される。
コンバータ31は、高電圧無停電電源装置2またはバイパス交流電源11から三相交流電圧が正常に供給されている場合は、その三相交流電圧に基づいて正電圧および負電圧を生成し、生成した正電圧および負電圧をそれぞれ直流正母線PL2および直流負母線NL2間に出力する。また、コンバータ31は、高電圧無停電電源装置2およびバイパス交流電源11からの三相交流電圧の供給が停止された場合は、直流正母線PL2の正電圧および直流負母線NL2の負電圧に基づいて三相交流電圧を生成し、フィルタ30に与える。コンデンサC14は、直流正母線PL2および直流負母線NL2間に接続され、直流正母線PL2および直流負母線NL2間の電圧を平滑化させる。
コンバータ32は、トランジスタQ21〜Q24およびダイオードD21〜D24を含む。トランジスタQ21,Q22のコレクタはともに直流正母線PL2に接続され、それらのエミッタはそれぞれトランジスタQ23,Q24のコレクタに接続される。トランジスタQ23,Q24のエミッタは、ともに直流負母線NL2に接続される。ダイオードD21〜D24は、それぞれトランジスタQ21〜Q24に逆並列に接続される。
コンバータ32は、高電圧無停電電源装置2およびバイパス交流電源11から三相交流電圧が正常に供給されている場合は、直流正母線PL2の正電圧および直流負母線NL2の負電圧に基づいて交流電圧を生成し、その交流電圧をフィルタ33を介してモータ7に与える。また、コンバータ32は、高電圧無停電電源装置2およびバイパス交流電源11からの三相交流電圧の供給が停止された場合は、モータ7からフィルタ33を介して供給される交流電圧に基づいて正電圧および負電圧を生成し、生成した正電圧および負電圧をそれぞれ直流正母線PL2および直流負母線NL2間に出力する。
フィルタ33は、リアクトルL14およびコンデンサC15を含む。リアクトルL14は、トランジスタQ21のエミッタと端子T24との間に接続される。コンデンサC15の一方電極は端子T24に接続され、その他方電極はトランジスタQ24のエミッタおよび端子T25に接続される。
フィルタ33は、ローパスフィルタを構成し、商用周波数の交流電圧を通過させ、コンバータ33で発生するスイッチング周波数の信号を遮断する。また、フィルタ33は、コンバータ32がインバータとして動作する場合にコンバータ32で生成された交流電圧の波形を正弦波に変換して端子T24,T25に通過させる。
モータ7は、高圧無停電電源装置2またはバイパス交流電源11から交流電力が正常に供給されている場合には、高圧無停電電源装置2またはバイパス交流電源11から変圧器5および電力変換器6を介して供給される交流電力によって駆動され、フライホイール装置8を回転駆動させてフライホイール装置8に回転エネルギーを蓄えさせる。
また、モータ7は、高圧無停電電源装置2またはバイパス交流電源11からの交流電力の供給が正常でない場合には、回転エネルギーによって回転し続けるフライホイール装置8によって回転駆動され、交流電力を生成して電力変換器6に供給する。
フライホイール装置8は、モータ7によって回転駆動されることによって回転エネルギーを蓄積し、モータ7を回転駆動させることによって回転エネルギーを放出する。
次に、この無停電電源システムの動作について説明する。ただし、説明の簡単化のため、R相およびU相に関連する部分の動作のみについて説明する。通常は、スイッチS1〜S3,S5,S8がオンされ、スイッチS4,S6,S7はオフされる。商用交流電源10から入力端子T1およびスイッチS1を介して入力変圧器1の1次巻線CRに交流電圧VRが供給される。これにより、入力変圧器1の2次巻線CU1〜CU9にそれぞれ交流電圧VU1〜VU9が出力される。
無停電電源装置UU1〜UU3は、それぞれ交流電圧VU7〜VU9によって駆動され、それぞれ正弦波形の交流電圧VU11〜VU13を出力する。交流電圧VU11〜VU13は、加算されて高圧の交流電圧VUとなる。高圧の交流電圧VUは、スイッチS2,S3および出力端子T3を介して負荷12に供給される。この状態は、無停電電源装置UU1〜UU3のインバータ22から負荷12に交流電力が供給されるので、インバータ給電モードと呼ばれる。
また、このとき、無停電電源装置UU1〜UU3からスイッチS2,S8を介してエネルギー蓄積装置4に交流電力が供給され、モータ7によってフライホイール装置8が回転駆動されて回転エネルギーが蓄えられる。
インバータ給電モード時において商用交流電源10の出力電圧が瞬間的に低下した場合、いわゆる瞬低が発生した場合は、コンデンサC2によって直流正母線PL1および直流負母線NL1間の直流電圧が維持され、安定した交流電圧が負荷12に供給され、負荷12が安定に運転される。
また、無停電電源装置UU1〜UU3のうちの無停電電源装置UU3が故障した場合は、フライホイール装置8の回転エネルギーがモータ7によって交流電力に変換される。モータ7によって生成された交流電力は、電力変換器6および変圧器5によって商用交流電力と同じ電圧および周波数の交流電力に変換され、スイッチS8,S3および出力端子T3を介して負荷12に供給され、負荷12の運転が継続される。
また、図3のスイッチSU3a,SU3bが非導通にされるとともに、スイッチSU3cが導通状態にされ、故障した無停電電源装置UU3が切り離され、正常な無停電電源装置UU2,UU1がU相端子TUおよび中性点NP間に直列接続される。また、U相電圧VUが目標電圧になるように、無停電電源装置UU2,UU1の出力電圧が調整される。U相電圧VUが目標電圧に到達すると、無停電電源装置UU2,UU1から負荷12およびエネルギー蓄積装置4の交流電力が供給され、負荷12が駆動されるとともに、エネルギー蓄積装置4のエネルギーが蓄積される。
また、インバータ給電モード時において、商用交流電源10からの交流電力の供給が停止された場合(すなわち停電が発生した場合)、または高圧無停電電源装置2全体が故障した場合は、フライホイール装置8の回転エネルギーがモータ7によって交流電力に変換される。モータ7によって生成された交流電力は、電力変換器6および変圧器5によって商用交流電力と同じ電圧および周波数の交流電力に変換され、スイッチS8,S3および出力端子T3を介して負荷12に供給され、負荷12の運転が継続される。したがって、従来のように無瞬断スイッチをオンしてバイパス給電をする必要はないので、無瞬断スイッチは設けられていない。
また、スイッチS6がオンするとともにスイッチS1,S2がオフするとともに、コンバータ21およびインバータ22の運転が停止される。これにより、バイパス交流電源11からバイパス端子T2、スイッチS5,S6,S3、および出力端子T3を介して負荷12に交流電力が供給され、負荷12の運転が継続される。この状態は、バイパス交流電源11から負荷12に交流電力が供給されるので、バイパス給電モードと呼ばれる。
また、このとき、バイパス交流電源11からバイパス端子T2およびスイッチS5,S6,S8を介してエネルギー蓄積装置4に交流電力が供給され、モータ7によってフライホイール装置8が回転駆動されて回転エネルギーが蓄えられる。
バイパス給電モード時において、バイパス交流電源11からの交流電力の供給が停止されたり、バイパス交流電源11の出力電圧が瞬間的に低下すると、フライホイール装置8の回転エネルギーがモータ7によって交流電力に変換される。モータ7によって生成された交流電力は、電力変換器6および変圧器5によって商用交流電力と同じ電圧および周波数の交流電力に変換され、スイッチS8,S3および出力端子T3を介して負荷12に供給され、負荷12の運転が継続される。
メンテナンス時は、スイッチS7のみがオンされ、他のスイッチS1〜S6,S8がオフされ、バイパス交流電源11からバイパス端子T2、スイッチS7および出力端子T3を介して負荷12に交流電力が供給され、負荷12が運転される。交流電源10,11のうちの一方の交流電源が故障した場合は、スイッチS4がオンされ、他方の交流電源が故障した交流電源の役割も果たす。
この実施の形態1では、複数の無停電電源装置(たとえばUU1〜UU3)を負荷12に対して直列接続することにより、負荷12に高電圧を供給する。したがって、出力変圧器を使用しないので、高い効率が得られる。
また、低電圧の無停電電源装置によって出力変圧器を駆動する場合は定格電流の大きな無停電電源装置が必要となるが、本実施の形態1では、大容量の無停電電源システムを定格電流が小さな無停電電源装置で構成することができる。
また、入力変圧器1の複数の2次巻線(たとえばCU7〜CU9)をそれぞれ複数の無停電電源装置(たとえばUU1〜UU3)に接続することによって複数の無停電電源装置(たとえばUU1〜UU3)同士を絶縁したので、低耐圧のトランジスタQ、ダイオードDなどを使用することができ、装置の低コスト化を図ることができる。
また、エネルギー蓄積装置4を設けたので、停電時間が長い場合でも負荷12の運転を継続することができる。また、無瞬断スイッチが不要となるので、装置の低コスト化を図ることができる。
また、複数台の無停電電源装置(たとえばUU1〜UU3)のうちの故障した無停電電源装置(たとえばUU3)を切り離し、残りの正常な無停電電源装置(たとえばUU1,UU2)を負荷12に対して直列接続するので、複数の無停電電源装置のうちの一部の無停電電源装置が故障した場合でも、残りの正常な無停電電源装置によって負荷12を運転することができる。
なお、この実施の形態1では、商用交流電源10からの3.3KVの交流電圧を降圧し、3段の無停電電源装置で1905Vの相電圧を生成し、3.3KVの線間電圧を再生したが、無停電電源装置の段数を増やすことにより、さらに高圧の無停電電源システムを構成することができる。たとえば、商用交流電源からの6.6KVの交流電圧を降圧し、6段の無停電電源装置で3810Vの相電圧を生成し、6.6KVの線間電圧を再生してもよい。
すなわち、直列接続されたN台(ただし、Nは2以上の整数である)の無停電電源装置を使用することにより、任意の高電圧を再生することができる。また、N台の無停電電源装置のうちの故障した無停電電源装置を切り離し、残りの正常なM台(ただし、Mは2以上でN以下の整数である)の無停電電源装置を直列接続することにより、任意の高電圧を再して負荷12を運転することができる。
[実施の形態2]
図6は、この発明の実施の形態2による無停電電源システムの構成を示す回路ブロック図であって、図1と対比される図である。図6を参照して、この無停電電源システムが図1の無停電電源システムと異なる点は、高圧無停電電源装置2が高圧無停電電源装置40で置換されている点である。
図7は、高圧無停電電源装置40の構成を示す回路ブロック図であって、図3と対比される図である。図7を参照して、この高圧無停電電源装置40が高圧無停電電源装置2と異なる点は、無停電電源装置UU1〜UU3,UV1〜UV3,UW1〜UW3が無停電電源装置UU1A〜UU3A,UV1A〜UV3A,UW1A〜UW3Aで置換され、リアクトルLU,LV,LWおよびコンデンサCU,CV,CWが追加されている点である。
図8は、無停電電源装置UU1Aの構成を示す回路図であって、図4と対比される図である。図8を参照して、無停電電源装置UU1Aは、無停電電源装置UU1からリアクトルL1およびコンデンサC3、すなわち出力フィルタ23を除去したものである。トランジスタQ1のエミッタは出力端子T14に直接接続されている。このため、無停電電源装置UU1Aの出力電圧VU11Aは、正弦波にはならず、パルス信号列となる。他の無停電電源装置UU2A,UU3A,UV1A〜UV3A,UW1A〜UW3Aの各々も、無停電電源装置UU1Aと同じ構成である。
図7に戻って、無停電電源装置UU1A〜UU3Aがともに正常である場合は、スイッチSU1a〜SU3a,SU1b〜SU3bが導通状態にされ、スイッチSU1c〜SU3cが非導通状態にされる。このとき、無停電電源装置UU3Aの出力端子T14と無停電電源装置UU1Aの出力端子T15の間には、無停電電源装置UU1A〜UU3Aの出力パルス信号列を加算したパルス信号列が出力される。制御回路15は、加算したパルス信号列の波形を正弦波に近付けるために、無停電電源装置UU1A〜UU3Aのインバータ22を所定角度ずつ位相をずらせて制御する。
リアクトルLUは、スイッチSU3a,SU3c間のノードと出力端子TUとの間に接続され、コンデンサCUは出力端子TUと中性点NPとの間に接続される。リアクトルLUおよびコンデンサCUは、出力フィルタを構成する。この出力フィルタは、ローパスフィルタであり、商用周波数の交流電圧を出力端子TUおよび中性点NP間に通過させ、インバータ22で発生したスイッチング周波数の信号が出力端子TUおよび中性点NP間に通過するのを禁止する。換言すると、リアクトルLUおよびコンデンサCUからなる出力フィルタは、加算された無停電電源装置UU1A〜UU3Aの出力パルス信号列を正弦波に変換し、正弦波の交流電圧VUを出力端子TUおよび中性点NP間に出力する。
同様に、無停電電源装置UV3Aの出力端子T14と無停電電源装置UV1Aの出力端子T15の間には、無停電電源装置UV1A〜UV3Aの出力パルス信号列を加算したパルス信号列が出力される。制御回路15は、加算したパルス信号列の波形を正弦波に近付けるために、無停電電源装置UV1A〜UV3Aのインバータ22を所定角度ずつ位相をずらせて制御する。
リアクトルLVは、スイッチSV3a,SV3c間のノードと出力端子TVとの間に接続され、コンデンサCVは出力端子TVと中性点NPとの間に接続される。リアクトルLVおよびコンデンサCVは、出力フィルタを構成する。この出力フィルタは、ローパスフィルタであり、商用周波数の交流電圧を出力端子TVおよび中性点NP間に通過させ、インバータ22で発生したスイッチング周波数の信号が出力端子TVおよび中性点NP間に通過するのを禁止する。換言すると、リアクトルLVおよびコンデンサCVからなる出力フィルタは、加算された無停電電源装置UV1A〜UV3Aの出力パルス信号列を正弦波に変換し、正弦波の交流電圧VVを出力端子TVおよび中性点NP間に出力する。
同様に、無停電電源装置UW3Aの出力端子T14と無停電電源装置UW1Aの出力端子T15の間には、無停電電源装置UW1A〜UW3Aの出力パルス信号列を加算したパルス信号列が出力される。制御回路15は、加算したパルス信号列の波形を正弦波に近付けるために、無停電電源装置UW1A〜UW3Aのインバータ22を所定角度ずつ位相をずらせて制御する。
リアクトルLWは、スイッチSW3a,SW3c間のノードと出力端子TWとの間に接続され、コンデンサCWは出力端子TWと中性点NPとの間に接続される。リアクトルLWおよびコンデンサCWは、出力フィルタを構成する。この出力フィルタは、ローパスフィルタであり、商用周波数の交流電圧を出力端子TWおよび中性点NP間に通過させ、インバータ22で発生したスイッチング周波数の信号が出力端子TWおよび中性点NP間に通過するのを禁止する。換言すると、リアクトルLWおよびコンデンサCWからなる出力フィルタは、加算された無停電電源装置UW1A〜UW3Aの出力パルス信号列を正弦波に変換し、正弦波の交流電圧VWを出力端子TWおよび中性点NP間に出力する。
図9(a)〜(d)は、図7および図8に示した高圧無停電電源装置40のうちのU相に関連する部分の動作を示すタイムチャートである。図9(a)は無停電電源装置UU1Aの出力電圧VU11Aの波形を示し、図9(b)は無停電電源装置UU1A〜UU3Aの出力電圧VU11A〜VU13Aを加算したU相電圧VUの波形を示し、図9(c)はU相とV相の線間電圧VUVの波形を示し、図9(d)はU相電流IUの波形を示している。
図9(a)に示すように、無停電電源装置UU1Aの出力電圧VU11Aは、0〜180度では正のパルス信号列となり、180〜360度では負のパルス信号列となる。正弦波のピークとなる90度および270度付近ではパルス幅は最大になり、正弦波の0点となる0度および180度付近ではパルス幅は最小となる。
また図9(b)に示すように、位相のずれた無停電電源装置UU1A〜UU3Aの出力電圧VU11A〜VU13Aを加算したU相電圧VUの波形は、無停電電源装置UU1Aの出力電圧VU11Aの波形よりも正弦波に近くなる。また図9(c)に示すように、線間電圧VUVの波形はさらに正弦波に近くなる。また図9(d)に示すように、負荷12に流れるU相電流IUの波形はほぼ正弦波になる。V相、W相に関連する部分の動作も、U相に関連する部分の動作と同じであるので、その説明は繰り返さない。また、他の構成および動作は、実施の形態1と同じであるので、その説明は繰り返さない。
この実施の形態2では、各相において出力フィルタを3つの無停電電源装置に共通に設け、かつ入力フィルタを除去したので、回路面積を小さくすることができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
T1,T11〜T13 入力端子、T2 バイパス端子、T3,T14,T15,TU,TV,TW 出力端子、T21〜T25 端子、S1〜S8,SU1a〜SU1c,SU2a〜SU2c,SU3a〜SU3c,SV1a〜SV1c,SV2a〜SV2c,SV3a〜SV3c,SW1a〜SW1c,SW2a〜SW2c,SW3a〜SW3c スイッチ、1 入力変圧器、2,40 高圧無停電電源装置、4 エネルギー蓄積装置、5 変圧器、6 電力変換器、7 モータ、8 フライホイール装置、10 商用交流電源、11 バイパス交流電源、12 負荷、CR,CS,CT 1次巻線、CU1〜CU9,CV1〜CV9,CW1〜CW9 2次巻線、UU1〜UU3,UV1〜UV3,UW1〜UW3,UU1A〜UU3A,UV1A〜UV3A,UW1A〜UW3A 無停電電源装置、15 制御回路、16 切換回路、L1,L11〜L14,LU,LV,LW リアクトル、C1〜C3,C11〜C15,CU,CV,CW コンデンサ、R1〜R3 抵抗素子、Q1〜Q4,Q11〜Q16,Q21〜Q24 トランジスタ、D1〜D16,D21〜D24 ダイオード、20 サイリスタ、21,31,32 コンバータ、22 インバータ、23 出力フィルタ、30,33 フィルタ、PL1,PL2 直流正母線、NL1,NL2 直流負母線。

Claims (6)

  1. 商用交流電源から供給される交流電力を受ける1次巻線と、互いに絶縁された複数の2次巻線とを含む変圧器と、
    それぞれ前記複数の2次巻線に対応して設けられ、各々が、対応の2次巻線の端子間電圧を直流電圧に変換するコンバータと、直流電圧を交流電圧に変換するインバータとを含み、出力電圧の制御が可能なN台(ただし、Nは2以上の整数である)の無停電電源装置と、
    前記N台の無停電電源装置のうちの正常なM台(ただし、Mは2以上でN以下の整数である)の無停電電源装置を負荷に対して直列接続する切換回路とを備え、
    前記切換回路によって直列接続されたM台の無停電電源装置において各段の無停電電源装置は前段の出力電圧に自己の出力電圧を加算して次段に出力し、最終段の無停電電源装置は前記M台の無停電電源装置の出力電圧の総和の交流電圧を前記負荷に出力し、
    さらに、前記最終段の無停電電源装置の出力電圧が目標電圧になるように前記M台の無停電電源装置の各々を制御する制御回路を備える、無停電電源システム。
  2. 各無停電電源装置は、さらに、前記インバータの出力電圧の波形を正弦波に変換するフィルタ回路を含み、
    前記M台の無停電電源装置に含まれるM個の前記フィルタ回路の出力電圧が加算されて前記負荷に与えられる、請求項1に記載の無停電電源システム。
  3. さらに、加算された前記M台の無停電電源装置の出力電圧の波形を正弦波に変換して前記負荷に与えるフィルタ回路を備える、請求項1に記載の無停電電源システム。
  4. M台の前記インバータの出力電圧の位相は順次ずれている、請求項3に記載の無停電電源システム。
  5. さらに、前記負荷と並列接続され、前記M台の無停電電源装置から交流電力が正常に供給されている場合は、前記M台の無停電電源装置から供給される交流電力をフライホイール装置の回転エネルギーに変換し、前記M台の無停電電源装置からの交流電力の供給が停止された場合は、前記フライホイール装置に蓄えられた回転エネルギーを交流電力に変換し、その交流電力を前記負荷に与えるエネルギー蓄積装置を備える、請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の無停電電源システム。
  6. さらに、一方端子がバイパス交流電源からの交流電力を受け、M台の前記インバータから前記負荷に交流電力を供給するインバータ給電モード時は非導通になり、前記バイパス交流電源から前記負荷に交流電力を供給するバイパス給電モード時は導通する第1のスイッチと、
    一方端子が前記M台の無停電電源装置からの交流電力を受け、他方端子が前記第1のスイッチの他方端子に接続され、前記インバータ給電モード時は導通し、前記バイパス給電モード時は非導通になる第2のスイッチと、
    一方端子が前記第1および第2のスイッチの他方端子に接続され、他方端子が前記負荷に接続され、通常は導通し、メンテナンス時に非導通になる第3のスイッチとを備え、
    前記エネルギー蓄積装置は、前記第1および第2のスイッチの他方端子に接続され、前記M台の無停電電源装置または前記バイパス交流電源から交流電力が正常に供給されている場合は、前記M台の無停電電源装置または前記バイパス交流電源から供給される交流電力をフライホイール装置の回転エネルギーに変換し、前記M台の無停電電源装置および前記バイパス交流電源からの交流電力の供給が停止された場合は、前記フライホイール装置に蓄えられた回転エネルギーを交流電力に変換し、その交流電力を前記第3のスイッチを介して前記負荷に与える、請求項5に記載の無停電電源システム。
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