JP2015096171A - 揚送研磨装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】実施形態の揚送研磨装置は、複数の遊技機が配列された遊技機島に用いられる揚送研磨装置において、香り成分が付加された液体により研磨材を湿らせるとともに、香り成分を変更可能に構成された液体供給手段と、遊技機島に立設される筒体と、遊技機の各々で使用された遊技媒体と湿らせた研磨材とを筒体の内部で混ぜ合わせた状態で上方に移送することにより、遊技媒体、研磨材、及び、遊技媒体から離された汚れ成分を筒体の上部から排出させる移送手段と、排出された遊技媒体、研磨材、及び汚れ成分をそれぞれ分離する分離手段と、研磨材を分離手段から液体供給手段を経由して移送手段に導く戻し通路と、遊技機島における喫煙状況を検出する検知手段と、検知手段により検出された結果を受けて、香り成分が変更されるように液体供給手段を制御する制御手段と、を有する。
【選択図】図4
Description
さらに、実施形態の揚送研磨装置は、請求項1に記載の揚送研磨装置であって、前記検知手段は、前記喫煙状況として遊技客による喫煙量を検出し、前記制御手段は、前記検知手段により検出された前記喫煙量が比較的多いと判断したとき、刺激が比較的に強い前記香り成分に変更されるように、前記喫煙量が比較的少ないと判断したとき、刺激が比較的に弱い前記香り成分に変更されるように、前記液体供給手段を制御することを特徴とする。
さらに、実施形態の揚送研磨装置は、請求項1または2に記載の揚送研磨装置であって、前記液体供給手段は、前記香り成分の異なる液体が貯留された複数のタンクを有し、前記複数のタンクのうちの1つ以上が切り替えられて用いられることにより、前記香り成分を変更可能に構成されることを特徴とする。
さらに、実施形態の揚送研磨装置は、請求項1または2に記載の揚送研磨装置であって、前記液体供給手段は、タンクを有し、前記タンクに貯留された前記液体に付加される香り成分の量を調節することにより、前記香り成分を変更可能に構成されることを特徴とする。
さらに、実施形態の揚送研磨装置は、請求項1から4のいずれかに記載の揚送研磨装置であって、前記遊技機島において回収された吸殻が溜められる貯留部をさらに有し、前記検知手段は、前記喫煙状況として、前記貯留部に溜められた前記吸殻の量を検出するように構成されることを特徴とする。
図1は、本発明の第1実施形態に係る遊技機島1の一例を示す。
図1に示すように、遊技機島1は、遊技ホールのフロア上に構築されたフレーム100と、複数の遊技機200と、遊技媒体循環機構とを有する。遊技機200は、多数背中合わせにされ、表裏面に沿って並設され、フレーム100に収容される。以下、遊技機200を「パチンコ機」と、その遊技媒体を「遊技球」あるいは「パチンコ球」という場合がある。以下の説明において、遊技機200が並設される方向を「長手方向」という。また、長手方向と直交する水平方向を「短手方向」という。
図1から図3に示すように、揚送研磨装置10は、本体2、および、島上タンク3、加湿手段11、筒体30、移送手段40、分離手段50、および、戻し通路60を有する。
本体2は、遊技場の所定位置に固定されたベース4と、ベース4に立設された支柱5とを有する。島上タンク3は支柱5の上部に設けられる。後述する研磨材ストック54が支柱5の機能を有する。支柱の上端部には分離手段50およびモータ42が設けられる。
遊技媒体は、移送手段40により研磨材と共に揚送される。揚送された遊技媒体は、分離手段50により研磨材から分離され、島上樋9を通って、各遊技機200に供給される。各遊技機200に用いられた遊技媒体は、アウト球投入樋8から下部タンク7に貯留され、下部タンク7からアウト球誘導樋8aを通って、筒体30の流入口(後述する)から移送手段40に導かれる。
研磨材は、分離手段50により遊技媒体から分離される。分離された研磨材は、戻し通路60により移送手段40に導かれ、移送手段40により遊技媒体と共に揚送される。このように、研磨材は遊技媒体と同様に繰り返し使用される。
島上タンク3は、遊技媒体が島上樋9に満ちたとき、遊技媒体を一時的に貯留するものである。島上タンク3には、それから溢れ出した遊技媒体を移送手段40に導くためのオーバーフロー通路(図示しない)が接続される。
図4は、加湿手段11の構成ブロック図である。図4に示すように、加湿手段11は、制御手段13、検知手段14、および、液体供給手段20を有する。加湿手段11は、研磨材を液体で湿らせるとともに、その液体に香り成分を付加するように構成される。さらに、遊技機島1における喫煙状況を検出し、その検出結果に基づいて、液体に付加する香り成分を変更するように構成される。
次に、研磨材を効果的に湿らせる構成について図3および図4を参照して説明する。
加湿手段11は、筒体30内の湿度に基づいて、移送手段40により移送される前の研磨材に対して液体を連続的にまたは間欠的に供給することを通して、研磨材を液体で湿らせることにより、筒体30の内部を加湿して、筒体30内の湿度を予め定められた範囲に保つように構成される。なお、遊技媒体を研磨する前(遊技媒体が移送手段40に導かれる直前)までに研磨材を液体で湿らせておけば、加湿手段11はどのように構成されてもよい。移送手段40に導かれる直前位置に加湿手段11を配置すれば、研磨材を効果的に液体で湿らせることができる。直前位置からある程度離れた位置に加湿手段11を配置すれば、有効な空スペースに加湿手段11を配置することが可能となる。戻し通路60を通る研磨材のほぼ全部を液体により湿らせるようにするためには、液体を噴霧する範囲が戻し通路60の所定領域(全幅および所定長)になるように構成すればよい。たとえば、液体を噴霧する範囲を戻し通路60の所定領域に広げるように構成すればよい。このとき、一度の噴霧により所定領域内の研磨材のほぼ全部を湿らせるようにできるため、液体を間欠的に噴霧すればよい。また、たとえば、液体を噴霧する範囲が戻し通路60の全幅に対して狭いとき、噴霧する方向を幅方向に沿って変えるように構成すればよい。それにより、戻し通路60の中央部を通る研磨材ばかりでなく、戻し通路60の端を通る研磨材にも液体をかけることができる。さらに、例えば、液体を噴霧する範囲が戻し通路60の所定長に対して狭いとき、液体を噴霧する範囲に研磨材が長さ方向に沿って流れて来るので、液体を連続的に噴霧すれば、流れてくる研磨材を湿らせることができる。なお、戻し通路60において、研磨材が上下に重なり合うとき、噴霧された液体が研磨材間の隙間に入っていき、下側の研磨材も湿らせることができるものとする。
噴霧される液体には、8〜12のpH値を有するアルカリ電解水が用いられることが望ましい。研磨材を湿らせているアルカリ電解水は、その浸透力により汚れと研磨材との隙間に浸透し、汚れが取り囲まれて、汚れ成分が研磨材に付着しないようになる(浸透、剥離効果)。また、汚れのうちの脂質が分解して石鹸化される(石鹸効果)。さらに、アルカリ電解水が遊技媒体に触れることにより、遊技媒体が除菌される(殺菌効果)。さらに、アルカリ電解水によって遊技媒体がさびることがない(防錆効果)。なお、アルカリ電解水のpH値を高くしていくと、それらの効果が高まるため、汚れの程度に応じたpH値のアルカリ電解水を用いればよい。8未満のpH値のアルカリ電解水では、それぞれの効果を十分に得られない傾向が生じる。12を超えるpH値のアルカリ電解水では、それぞれの効果が高まるものの、過酸化ナトリウムや過酸化水素水を加える必要があるため、製造コストが一段と嵩む。
次に、筒体30内の湿度を調整する構成について図3および図4を参照して説明する。
筒体30内の湿度が保たれる予め定められた範囲としては、たとえば、50%〜60%であることが好ましい。その範囲にした理由は、湿度が50%未満では、研磨材に汚れ成分を付着させない効果が低くなり、また、静電気の発生を抑える効果も低くなる。さらに、湿度が60%を超えると、遊技媒体や研磨材の湿り気により、汚れ成分が遊技媒体に付着する傾向が生じ、汚れ成分を分離させ難くなる。筒体30の全長にわたって複数個所に、たとえば、始端部(下端部)、中間部、および、終端部(上端部)に湿度センサ12(図4参照)が配置される。湿度センサ12は、筒体30内の湿度に対応する信号を出力する。制御手段13は、湿度センサ12から出力された信号に基づいて、筒体30内の湿度を調整するように、たとえば、液体供給手段20により供給される時間当たりの液体の量を制御する。なお、このとき、制御手段13は、各湿度センサ12の出力信号に基づき、筒体30内の湿度を細かく調整するように液体供給手段20を制御する。
図2および図3に示すように、液体供給手段20は、戻し通路60の途中に配置される。液体供給手段20は、戻し通路60を通る研磨材を液体により湿らせるように構成される。戻し通路60を通る研磨材のほぼ全部を液体により湿らせるような構成であれば、どのような構成であってもよい。一例としては、戻し通路60内の研磨材に液体を噴霧することにより、研磨材を湿らせる構成がある。
複数のタンク23には、香り成分の異なる液体が貯留される。ここで、「香り成分」とは、香料および香水(固形を含む)をいう。なお、香り成分を「香水」、また、単に「香り」という場合がある。また、「香り成分の異なる液体」とは、香り成分の種類及び/または濃度が異なる液体をいう。さらに、「濃度」とは、液体の量に対する香り成分の量の割合をいう。
遊技機島1における喫煙状況を検出する検知手段14の一例について図5および図6を参照して説明する。図5は検知手段14の一例を示す概念図である。
図6に示すように、時刻T0では、第1検知手段S1から吸殻が検出さなかったときの信号OFFが出力される。このとき、当然に、第2検知手段S2、第3検知手段S3から信号OFFが出力される。
図6に示すように、時刻T1では、第1検知手段S1から吸殻が検出されたときの信号ONが出力される。
図6に示すように、時刻T2では、第2検知手段S2から吸殻が検出されたときの信号ONが出力される。このとき、当然に、第1検知手段S1から信号ONが出力される。
制御手段13は、検知手段14により検出された結果を受けて、吸殻における単位時間当たりの増加量を求め、増加量としきい値とを比較し、比較結果に基づいて、香り成分が変更されるように液体供給手段20を制御する。ここで、「香り成分の変更」としては、香り成分の種類及び/または濃度を変更することをいう。
時刻T2において、吸殻が検出されたときの信号ONが第2検知手段S2から出力されたとき、また、時刻T3において、吸殻が検出されたときの信号ONが第3検知手段S3から出力されたとき、制御手段13は、増加量ΔQを求め、これをしきい値と比較し、比較結果に基づいて、液体供給手段20(開閉器26)を制御する。
時刻T4において、吸殻が検出されなかったときの信号OFFが第3検知手段S3から出力されたとき、また、時刻T5において、吸殻が検出されなかったときの信号OFFが第2検知手段S2から出力されたとき、さらに、時刻T6において、吸殻が検出されなかったときの信号OFFが第1検知手段S1から出力されたとき、時刻T2のときと同様に、制御手段13は、増加量ΔQを求め、これとしきい値とを比較し、比較結果に基づいて、液体供給手段20(開閉器26)を制御する。
以上のように、制御手段13は、検知手段14により検出された結果、吸殻タンク71に貯留された吸殻の増加量ΔQがしきい値以上になることを受けて、タンク23を切り替えて用いるように開閉器26を制御する。それにより、液体の香り成分が変更される。液体の香り成分が変更されることで、研磨材に噴霧された刺激の比較的に強い液体により研磨材が湿らされる。揚送研磨装置10により、この研磨材と遊技媒体とが混合され、撹拌されて筒体30の上部に揚送される。このとき、研磨材の香り成分が遊技媒体に移り、香り成分が移った遊技媒体が島上樋9を介して各遊技機200に供給される。例えば、遊技媒体が島上樋9を通るとき、遊技媒体から離れた香りが遊技機島1の周辺に広がるため、効率的な防臭効果が図られる。
次に検知手段14の他の例について図7を参照して説明する。図7は検知手段14の他の例を示す概念図である。図7に検知手段14の他の例として赤外線カメラを“C”で示し、赤外線カメラCの視野角度を“θ”で示す。赤外線カメラCは、視野角度θ内の温度分布を検出する。
制御手段13は、赤外線カメラCにより検出された温度分布に基づき、喫煙していた遊技客の数(喫煙者数)を求める。求められた喫煙者数が「遊技客による喫煙量」に相当する。
図8に示すように、17時30分において、赤外線カメラCにより検出された温度分布に基づき、制御手段13により求められた喫煙者数は“1”である。
図8に示すように、17時35分において、赤外線カメラCにより検出された温度分布に基づき、制御手段13により求められた喫煙者数は“3”である。
制御手段13は、赤外線カメラCにより温度分布が検出されたときの時刻T1における喫煙者数P1と、時刻T2における喫煙者数P2との人数差ΔPを求める(ΔP=P2−P1)。
時刻17時40分において、赤外線カメラCにより検出された温度分布に基づき、制御手段13により求められた喫煙者数は“3”である。制御手段13は、人数差ΔPを求め、求めたΔP(=0)をしきい値(=2)と比較し、比較結果に基づいて、液体供給手段20(開閉器26)を制御する。
時刻17時45分において、制御手段13により求められた喫煙者数が“2”のとき、また、時刻17時50分において、制御手段13により求められた喫煙者数が“3”のとき、時刻17時40分のときと同様に、制御手段13は、人数差ΔPを求め、これとしきい値とを比較し、比較結果に基づいて、液体供給手段20(開閉器26)を制御する。なお、時刻17時45分では、人数差ΔPは、マイナスの値となるため、制御手段13が人数差ΔPがしきい値未満であると判断し、液体供給手段20(開閉器26)を制御して、刺激が比較的に弱い液体に変更することは、検知手段14の一例における時刻T5等のときと同様である。
次に、筒体30内の研磨材に汚れが付着するのを防止するために設けられた加湿手段11が組み込まれた揚送研磨装置10について図を参照して説明する。
図2及び図3に示すように、筒体30は、遊技機島1に立設される。筒体30は、略水平に延ばされた筒軸を有する下端部と、略上方に延ばされた筒軸を有する上端部と、下端部と上端部との間に設けられ、湾曲した筒軸を有する中間部とを有する。
筒体30の下端部には流入口が設けられる。筒体30の上端部には排出口が設けられる。筒体30の流入口には、アウト球が流下するアウト球誘導樋8aが接続される。なお、前述するように、遊技機200で使用されたアウト球には汚れ成分が付着されている。
図2及び図3に示すように、移送手段40は、筒体30内に配置される。移送手段40としては、例えば、筒軸にその軸を沿わせるように配置された螺旋体である。移送手段40はモータ42により回転する。
次に、分離手段50について、図2及び図3を参照して説明する。
分離手段50は、排出された遊技媒体、研磨材、及び汚れ成分をそれぞれ分離するように構成される。分離手段50は、遊技媒体、研磨材、および汚れ成分を分離できれば、どのような手段であってもよい。遊技媒体、研磨材、及び汚れ成分は、それらの大きさや重さが互いに異なることに基づいて、分離される。
次に、戻し通路60について図2および図3を参照して説明する。
図2および図3に示すように、戻し通路60は下方に傾斜して配置される。戻し通路60の上端口は、研磨材ストック54に連通する。戻し通路60の下端口は、移送手段40を臨んで開放される。なお、戻し通路60を分離用通路53及び研磨材ストック54を含むものとして構成してもよい。
液体供給手段20を経由することにより、移送手段40に導かれる研磨材に必ず、液体を湿らせることができ、湿らせた研磨材により、アウト球を研磨することが可能となる。
前記実施形態では、液体を噴霧することにより研磨材を湿らせるように構成された液体供給手段20について説明したが、これに限らない。
次に、香り成分の濃度を変更するときに、タンク23内の液体に付加される香水の量を変える第2実施形態について図12を参照して説明する。図12は、液体供給手段20の概念図である。
制御手段13は、検知手段14により検出された結果を受けて、香水の流量を変えるように液量調整手段25aを制御する。それにより、タンク23内の液体に付加される香水の量が変わり、香りの成分の濃度が変更される。なお、液量調整手段25aを手動で調整してもよい。例えば、制御手段13は、検知手段14により検出された結果を受けて、香り成分を変更すべき旨の報知をする。係員は、この報知に促され、液量調整手段25aを操作することにより香水の流量を調整する。
次に、タンク23を切り替えるときに、タンク23自体を交換する第3実施形態について図13を参照して説明する。図13は、液体供給手段20の概念図である。
第3実施形態に係る揚送研磨装置10の基本的な構成は、第1実施形態と同じであるため、その構成を省略し、第1実施形態と異なる構成について主に説明する。
制御手段13は、検知手段14により検出された結果を受けて、香り成分が変更されるように液体供給手段20を制御する。たとえば、制御手段13は、香り成分を変更すべき旨の報知をする。係員は、この報知に促され、用いていたタンク23を格納部23aから取出する。このとき、開閉弁29が付勢力により下方に移動し、取出口を閉じる。代えて、新たなタンク23を格納部23aに収納すると、凸部23bが開閉弁29を付勢力に抗して上方に押し、取出口を開放させる。タンク23内の液体が格納部23aおよびポンプ22を介してノズル21から噴霧されることにより、新たなタンク23内の液体を、研磨材の香り付けに用いることができる。
S1 第1検知手段
S2 第2検知手段
S3 第3検知手段
1 遊技機島
2 本体
3 島上タンク
4 ベース
5 支柱
7 下部タンク
8 アウト球投入樋
8a アウト球誘導樋
9 島上樋
10 揚送研磨装置
11 加湿手段
12 湿度センサ
13 制御手段
14 検知手段
20 液体供給手段
21 ノズル
22 ポンプ
23 タンク
24 液量センサ
25 液量調整手段
26 開閉器
27 ファン
28 超音波発生器
29 開閉弁
30 筒体
40 移送手段
42 モータ
50 分離手段
51 簀の子
53 分離用通路
54 研磨材ストック
55 収集ホース
56 集塵ノズル
57 集塵装置
60 戻し通路
71 吸殻タンク
72 吸殻通路
73 吸引機
74 連絡路
100 フレーム
200 遊技機
Claims (5)
- 複数の遊技機が配列された遊技機島に用いられる揚送研磨装置において、
香り成分が付加された液体により研磨材を湿らせるとともに、前記香り成分を変更可能に構成された液体供給手段と、
前記遊技機島に立設される筒体と、
前記遊技機の各々で使用された遊技媒体と前記湿らせた前記研磨材とを前記筒体の内部で混ぜ合わせた状態で上方に移送することにより、前記遊技媒体、前記研磨材、及び、前記遊技媒体から離された汚れ成分を前記筒体の上部から排出させる移送手段と、
前記排出された遊技媒体、前記研磨材、及び前記汚れ成分をそれぞれ分離する分離手段と、
前記研磨材を前記分離手段から前記液体供給手段を経由して前記移送手段に導く戻し通路と、
前記遊技機島における喫煙状況を検出する検知手段と、
前記検知手段により検出された結果を受けて、前記香り成分が変更されるように前記液体供給手段を制御する制御手段と、
を有する
ことを特徴とする揚送研磨装置。 - 前記検知手段は、前記喫煙状況として、遊技客による喫煙量を検出し、
前記制御手段は、前記検知手段により検出された前記喫煙量が比較的多いと判断したとき、刺激が比較的に強い前記香り成分に変更されるように、前記喫煙量が比較的少ないと判断したとき、刺激が比較的に弱い前記香り成分に変更されるように、前記液体供給手段を制御することを特徴とする請求項1に記載の揚送研磨装置。 - 前記液体供給手段は、前記香り成分の異なる液体が貯留された複数のタンクを有し、前記複数のタンクのうちの1つ以上が切り替えられて用いられることにより、前記香り成分を変更可能に構成されることを特徴とする請求項1または2に記載の揚送研磨装置。
- 前記液体供給手段は、タンクを有し、前記タンクに貯留された前記液体に付加される香り成分の量を調節することにより、前記香り成分を変更可能に構成されることを特徴とする請求項1または2に記載の揚送研磨装置。
- 前記遊技機島において回収された吸殻が溜められる貯留部をさらに有し、
前記検知手段は、前記喫煙状況として、前記貯留部に溜められた前記吸殻の量を検出するように構成されることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の揚送研磨装置。
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