JP2015094786A - コネクターハウジング、光伝送路組立体および電子機器 - Google Patents

コネクターハウジング、光伝送路組立体および電子機器 Download PDF

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Abstract

【課題】構造が簡単で、かつ、製造が容易なコネクターハウジング、光伝送路組立体および電子機器を提供すること。【解決手段】コネクターハウジング8は、光ファイバー6a〜6cと、光ファイバー6a〜6cに装着されるフェルール7とを有する光ファイバー組立体5と、光導波路3と、光導波路3を支持する支持板4とを組立てた光導波路組立体2とが接続された接続状態で保持するものである。また、コネクターハウジング8は、フェルール7を挿入可能な貫通孔811を有する基部81と、基部81に設けられ、フェルール7を支持板4に向って付勢する板バネ82と、支持板4と係合し、支持板4がフェルール7と離間する方向に移動するのを規制する爪部84とを有する。【選択図】図1

Description

本発明は、コネクターハウジング、光伝送路組立体および電子機器に関する。
近年、光を使用してデータを移送する光通信がますます重要になっている。このような光通信では、信号を伝搬する光を一地点から他地点へ導くための手段として、光導波路が用いられる。
光導波路は、一般的には、コア層と、該コア層の両面に設けられた一対のクラッド層との積層体で構成されている。コア層には、線状のコア部とクラッド部とが形成されている。
また、この光導波路の先端部に第1のフェルールを装着することにより、第1の光導波路組立体が構成される。この第1の光導波路組立体は、例えば、他の光学部品である第2の光導波路組立体と接続される。第2の光導波路組立体も、光導波路と、光導波路の先端部に装着された第2のフェルールとで構成されている。第1の光導波路組立体と第2の光導波路組立体とは、第1のフェルールの先端面と第2のフェルールの先端面とを突き合わせた状態で、保持されることにより接続される。
さて、近年では、接続状態を実現する光コネクター規格として多心光コネクターが用いられている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の多心光コネクターは、光ファイバー心線の光ファイバーと融着接続される複数本の内蔵ファイバーを保持するフェルールと、外被から露出した複数本の光ファイバー心線を互いに結束するための結束部材と、光ファイバーと内蔵ファイバーとの融着接続部を保護するための保護スリーブをフェルールと共に収容するハウジングとを備えている。
しかしながら、このような多心光コネクターは、部品点数が比較的多く、組立ておよび装着の工程が繁雑である。このため、取り付けに手間がかかる。さらに、多心光コネクターの製造は、困難であり、低コスト化を図るのも困難である。
特開2013−134457号公報
本発明の目的は、構造が簡単で、かつ、製造が容易なコネクターハウジング、光伝送路組立体および電子機器を提供することにある。
このような目的は、下記(1)〜(14)の本発明により達成される。
(1) 光を伝送する第1の導光路と、該第1の導光路に装着されるフェルールとを有する第1の導光路部品と、光を伝送する第2の導光路と、該第2の導光路に付随する構造体とを組立てた第2の導光路部品とが、前記第1の導光路と前記第2の導光路とが光学的に接続される接続状態で保持するコネクターハウジングであって、
前記フェルールを挿入可能な内腔部を有する基部と、
前記基部に設けられ、前記フェルールを前記構造体側に向って付勢する付勢部と、
前記構造体と係合し、前記構造体が前記フェルールと離間する方向に移動するのを規制する規制部とを有することを特徴とするコネクターハウジング。
(2) 前記第1の導光路部品は、前記第1の導光路から光が出射する、または、前記第2の導光路から光が入射する接続面を有し、
前記付勢部が前記フェルールを付勢する方向は、前記接続面の法線と平行である上記(1)に記載のコネクターハウジング。
(3) 前記付勢部は、弾性を有する弾性部で構成されている上記(1)または(2)に記載のコネクターハウジング。
(4) 前記弾性部は、板バネで構成されている上記(3)に記載のコネクターハウジング。
(5) 前記板バネは、前記内腔部を介して一対設けられている上記(4)に記載のコネクターハウジング。
(6) 前記付勢部は、前記基部と一体的に形成されている上記(1)ないし(5)のいずれか1項に記載のコネクターハウジング。
(7) 前記基部から突出して設けられた突出部を有し、
前記規制部は、前記突出部の前記基部と反対側の端部に設けられ、前記突出部の突出方向と交わる方向に向って突出した爪部で構成されている上記(1)ないし(6)のいずれか1項に記載のコネクターハウジング。
(8) 前記突出部は、前記内腔部を介して一対設けられ、
前記爪部は、互いに接近する方向に突出して設けられている上記(7)に記載のコネクターハウジング。
(9) 前記各突出部は、互いに離間する方向に撓んで弾性変形可能である上記(8)に記載のコネクターハウジング。
(10) 前記基部と前記規制部とは、一体的に形成されている上記(1)ないし(9)のいずれか1項に記載のコネクターハウジング。
(11) 前記第2の導光路は、光導波路であり、
前記構造体は、前記光導波路を支持する基板である上記(1)ないし(10)のいずれか1項に記載のコネクターハウジング。
(12) 上記(1)ないし(11)のいずれか1項に記載のコネクターハウジングと、
前記第1の導光路部品とを備えることを特徴とする光伝送路組立体。
(13) 上記(1)ないし(11)のいずれか1項に記載のコネクターハウジングと、
前記第1の導光路部品と、
前記第2の導光路部品とを備えることを特徴とする光伝送路組立体。
(14) 上記(12)または(13)の光伝送路組立体を備えることを特徴とする電子機器。
本発明によれば、コネクターハウジング、光伝送路組立体および電子機器は、構造が簡単で、かつ、製造が容易なものとなる。
本発明のコネクターハウジング(光伝送路組立体)の第1実施形態を示す分解斜視図である。 図1中のA−A線断面図である。 図1に示す光導波路を示す斜視図である。 図1に示す光伝送路組立体を組立てた状態を示す斜視図である。 図1に示すコネクターハウジングを装着状態とする過程を示す図である。 本発明のコネクターハウジング(光伝送路組立体)の第2実施形態を示す斜視図である。 本発明のコネクターハウジング(光伝送路組立体)の第3実施形態を示す斜視図である。 図7中矢印B方向から見た図である。 本発明のコネクターハウジング(光伝送路組立体)の第4実施形態を示す斜視図である。 本発明のコネクターハウジングの第5実施形態を示す側面図である。 本発明のコネクターハウジングの第6実施形態を示す側面図である。 本発明のコネクターハウジングの第7実施形態を示す側面図である。 本発明のコネクターハウジングの第8実施形態を示す側面図である。 本発明のコネクターハウジング(光伝送路組立体)の第9実施形態を示す側面図である。
以下、本発明のコネクターハウジング、光伝送路組立体および電子機器を添付図面に示す好適な実施形態に基づいて詳細に説明する。
<第1実施形態>
図1は、本発明のコネクターハウジング(光伝送路組立体)の第1実施形態を示す分解斜視図、図2は、図1中のA−A線断面図、図3は、図1に示す光導波路を示す斜視図、図4は、図1に示す光伝送路組立体を組立てた状態を示す斜視図、図5は、図1に示すコネクターハウジングを装着状態とする過程を示す図である。
なお、以下では、説明の都合上、図1〜図5(図6、図7、図9、図14についても同様)の上側を「上方」、下側を「下方」と言う。
また、図1および図4では、光ファイバー(第1の導光路)6a、6b、6cを並べて束ねた、いわゆる「光ファイバーリボン」として模式的に記している。
なお、本実施形態では、第1の導光路を光ファイバー6a〜6c、第2の導光路を光導波路3として説明するが、第1の導光路が光導波路3、第2の導光路が光ファイバー6a〜6cであってもよい。さらに、第1の導光路および第2の導光路が、それぞれ光導波路3であってもよく、第1の導光路および第2の導光路が、それぞれ光ファイバー6a〜6cであってもよい。
また、以下では、光は、光導波路3から光ファイバー6a〜6cに向う構成となっているが、光ファイバー6a〜6cから光導波路3に向う構成となっていてもよい。
また、以下では、光導波路3と光ファイバー6a〜6cとが光学的に接続された状態を「接続状態」と言う。
図1に示すように、光伝送路組立体1は、光ファイバー6a〜6cとフェルール7とを有する光ファイバー組立体(第1の導光路部品)5と、光導波路(第2の導光路)3と支持板(構造体)4とを有する光導波路組立体(第2の導光路部品)2と、コネクターハウジング8とを備えている。以下、各部について詳細に説明する。
図2に示すように、光導波路3は、クラッド層(第1のクラッド層(クラッド部))33aと、コア層32と、クラッド層(第2のクラッド層(クラッド部))33bとで構成され、これらの層をこの順に下側から積層してなるものである。
コア層32は、長尺状をなす複数本(本実施形態では、3本)のコア部(導波路チャンネル)34a、34b、34cと、複数本(本実施形態では、4本)の側面クラッド部(クラッド部)35a、35b、35c、35dとを有し、これらが光導波路3の幅方向に交互に配置されている。このように光導波路3は、複数本のコア部を有するマルチチャンネルタイプとなっている。
コア部34a〜34cと側面クラッド部35a〜35dとは、互いに光の屈折率が異なり、その屈折率の差は、特に限定されないが、0.5%以上であるのが好ましく、0.8%以上であるのがより好ましい。なお、上限値は、特に設定されなくてもよいが、好ましくは5.5%程度とされる。
なお、前記屈折率差とは、コア部の屈折率をA、クラッド部の屈折率をBとしたとき、次式で表される。
屈折率差(%)=|A/B−1|×100
また、コア部34a〜34cは、側面クラッド部35a〜35dに比べて屈折率が高い材料で構成され、また、クラッド層33a、33bに対しても屈折率が高い材料で構成されている。
コア部34a〜34c、側面クラッド部35a〜35dの各構成材料は、それぞれ、特に限定されない。本実施形態では、コア部34a〜34cと側面クラッド部35a〜35dとは同一の材料で構成されており、それらの屈折率の差は、各部を構成する材料の化学構造の差異により発現している。
コア層32の構成材料には、コア部34a〜34cを通過する光に対して実質的に透明な材料であればいかなる材料をも用いることができるが、具体的には、アクリル系樹脂、メタクリル系樹脂、ポリカーボネート、ポリスチレン、エポキシ樹脂、ポリアミド、ポリイミド、ポリベンゾオキサゾール、ポリシラン、ポリシラザン、また、ベンゾシクロブテン系樹脂やノルボルネン系樹脂等の環状オレフィン系樹脂のような各種樹脂材料の他、石英ガラス、ホウケイ酸ガラスのようなガラス材料等を用いることができる。
このうち、本実施形態のように化学構造の差異により屈折率差を発現させるためには、紫外線、電子線のような活性エネルギー線の照射により(あるいはさらに加熱することにより)屈折率が変化する材料であるのが好ましい。
このような材料としては、例えば、活性エネルギー線の照射や加熱により、少なくとも一部の結合が切断あるいは結合したり、少なくとも一部の官能基が脱離改変したり等して、化学構造が変化し得る材料が挙げられる。
具体的には、ポリシラン(例:ポリメチルフェニルシラン)、ポリシラザン(例:ペルヒドロポリシラザン)等のシラン系樹脂や、前述したような構造変化を伴う材料のベースとなる樹脂としては、分子の側鎖または末端に官能基を有する以下の(1)〜(6)のような樹脂が挙げられる。(1)ノルボルネン型モノマーを付加(共)重合して得られるノルボルネン型モノマーの付加(共)重合体、(2)ノルボルネン型モノマーとエチレンやα−オレフィン類との付加共重合体、(3)ノルボルネン型モノマーと非共役ジエン、および必要に応じて他のモノマーとの付加共重合体、(4)ノルボルネン型モノマーの開環(共)重合体、および必要に応じて該(共)重合体を水素添加した樹脂、(5)ノルボルネン型モノマーとエチレンやα−オレフィン類との開環共重合体、および必要に応じて該(共)重合体を水素添加した樹脂、(6)ノルボルネン型モノマーと非共役ジエン、または他のモノマーとの開環共重合体、および必要に応じて該(共)重合体を水素添加した樹脂等のノルボルネン系樹脂、その他、光硬化反応性モノマーを重合することにより得られるアクリル系樹脂、エポキシ樹脂。
なお、これらの中でも特にノルボルネン系樹脂が好ましい。これらのノルボルネン系ポリマーは、例えば、開環メタセシス重合(ROMP)、ROMPと水素化反応との組み合わせ、ラジカルまたはカチオンによる重合、カチオン性パラジウム重合開始剤を用いた重合、これ以外の重合開始剤(例えば、ニッケルや他の遷移金属の重合開始剤)を用いた重合等、公知のすべての重合方法で得ることができる。
図2に示すように、コア層32の両面には、それぞれ、クラッド層33a、33bが配置されている。クラッド層33a、33bは、それぞれ、コア層32の下部および上部に位置するクラッド部を構成するものであり、コア層32に接している。これにより、図3に示すように、コア部34a〜34cは、それぞれ、その全外周面をクラッド部に囲まれる構成となる。よって、コア部34a〜34cは、それぞれ導光路として機能する。
クラッド層33a、33bの構成材料としては、例えば、前述したコア層32の構成材料と同様の材料を用いることができるが、特にノルボルネン系ポリマーが好ましい。例えば、比較的低い屈折率を有するノルボルネン系ポリマーとしては、末端にエポキシ構造を含む置換基を有するノルボルネンの繰り返し単位を含むものが好ましい。かかるノルボルネン系ポリマーは、特に低い屈折率を有するとともに、コア層32との密着性が良好である。
また、ノルボルネン系ポリマーは、アルキルノルボルネンの繰り返し単位を含むものが好ましい。アルキルノルボルネンの繰り返し単位を含むノルボルネン系ポリマーは、柔軟性が高いため、かかるノルボルネン系ポリマーを用いることにより、光導波路3に高いフレキシビリティ(可撓性)を付与することができる。
アルキルノルボルネンの繰り返し単位が有するアルキル基としては、例えば、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル基、ノニル基、デシル基等が挙げられるが、ヘキシル基が特に好ましい。なお、これらのアルキル基は、直鎖状または分岐状のいずれであってもよい。
ヘキシルノルボルネンの繰り返し単位を含むことにより、ノルボルネン系ポリマー全体の屈折率が上昇するのを防止することができる。
以上のような構成の光導波路3は、所定の(例えば600〜1550nm程度)の波長領域の光を使用したデータ通信において好適に使用される。
このような構成の光導波路3にはコア部34a〜34cを通過する光を反射するミラー4a、4b、4cが形成されている。
図3に示すように、ミラー4aは、コア部34aに設けられ、ミラー4bは、コア部34bに設けられ、ミラー4cは、コア部34cに設けられている。また、ミラー4a〜4cは、光導波路3の幅方向に沿って整列して設けられている。ミラー4a〜4cは、同様の構成であるため、以下、ミラー4aについて代表的に説明する。
ミラー4aは、光導波路3に、例えば、レーザー照射により楔形に掘り込み加工を施して形成される。これにより得られた楔状の空間には、傾斜面が臨んでいる。この傾斜面がミラー4aとして機能する。
ミラー4a〜4cをレーザー照射により形成する場合、用いるレーザーとしては、例えば、ArF及びKrF等のエキシマレーザー、YAGレーザー、COレーザー等が挙げられる。
レーザーの照射エネルギーは、特に限定されないが、1〜10mJ程度であるのが好ましく、5〜7mJ程度であるのがより好ましい。これにより、短時間で光導波路3の構成材料を除去することができる。また、レーザーの照射する際の周波数は、特に限定されないが、50〜300Hz程度であるのが好ましく、200〜250Hz程度であるのがより好ましい。周波数が前記範囲内であると、ミラー4aは、確実に平滑なものとなる。
このミラー4aは、光導波路3(コア部34b)の延在(長手)方向に対して所定の傾斜角度θで傾斜しており、かつ、その右側と左側では、屈折率が異なっている。このため、コア部34aを通過する光は、ミラー4aに到達すると、ミラー4aで反射され、上側に屈曲する。
この傾斜角度θは、42〜48°が好ましく、43〜47°がより好ましい。
このような傾斜角度θに設定された傾斜面では、コア部34aを通過する光は、略直角に反射され、光導波路3の真上に位置する光ファイバー6aの端面63aに入射する。これにより、光導波路3と光ファイバー6aとは光学的に接続される。
このような光導波路3は、支持板4に支持されている。
図1に示すように、支持板4は、板状をなし、支持板4の平面視で、長方形をなしている。光導波路3の端部は、この支持板4の上面41に載置され、この状態で、図示しない接着剤等を介して固定されている。
また、図2に示すように、支持板4には、上面41に開放する一対のガイド孔43が設けられている。
次に、光ファイバー組立体5について説明する。
図1に示すように、光ファイバー組立体5は、複数本(本実施形態では3本)の光ファイバー6a〜6cと、光ファイバー6a〜6cを一括して保持するフェルール7とを有している。
光ファイバー6aは光が通過するコア部61aと、コア部61aを囲むクラッド部62aを有している。光ファイバー6bは光が通過するコア部61bと、コア部61bを囲むクラッド部62bを有している。光ファイバー6cは光が通過するコア部61cと、コア部61cを囲むクラッド部62cを有している。また、光ファイバー6a〜6cの下側の端面63a〜63cは、光導波路3のコア部34a〜34cからそれぞれ光が入射する接続面となっている。
また、図2に示すように、光ファイバー6a〜6cの下側の端面63a〜63cと、光導波路3との間には、それらの間隙を埋めるように保護層10が設けられている。この保護層10により、光導波路3の上面および光ファイバー6a〜6cの下側の端面63a〜63cを保護することができる。また、保護層10は、光透過性を有する光透過性材料で構成されている。この光透過性材料としては、特に限定されず、例えば、アクリル系樹脂、メタクリル系樹脂、ポリカーボネート、ポリスチレン、エポキシ系樹脂やオキセタン系樹脂のような環状エーテル系樹脂、ポリアミド、ポリイミド、ポリベンゾオキサゾール、ポリシラン、ポリシラザン、ベンゾシクロブテン系樹脂やノルボルネン系樹脂等の環状オレフィン系樹脂のような各種樹脂材料の他、石英ガラス、ホウケイ酸ガラスのような各種ガラス材料、サファイア、水晶のような各種結晶材料等を用いることができ、特に、エポキシ樹脂、ポリアミド樹脂を用いるのが好ましい。
また、この光透過性材料の屈折率は、光ファイバー6a〜6cのコア部61a〜61cの屈折率と光導波路3のコア部34a〜34cの屈折率との間の値であるのが好ましい。その屈折率は、例えば、1.420〜1.780が好ましく、1.450〜1.580がより好ましい。
また、光透過性材料の弾性率は、1〜5000MPaであるのが好ましく、10〜1000MPaであるのがより好ましい。これにより、光導波路3の上面および光ファイバー6a〜6cの端面63a〜63cを確実に保護することができる。
図1および図2に示すように、フェルール7は、筐体で構成され、光ファイバー6a〜6cの端部が挿入される光ファイバー側内腔部71と、光導波路3の端部が入り込む光導波路側内腔部72とを有している。
図1に示すように、光ファイバー側内腔部71は、フェルール7の上面73に開放している。光ファイバー6a〜6cは、上面73側から光ファイバー側内腔部71に挿入され、図示しない接着剤等を介してフェルール7に固定されている。
また、光導波路側内腔部72は、フェルール7の下面74に開放しており、接続状態で、光導波路3が入り込むことができる程度に欠損した凹部で構成されている。これにより、支持板4上に、光導波路3を跨ぐようにフェルール7を設置することができる。
また、光ファイバー側内腔部71と光導波路側内腔部72とは連通している。これにより、接続状態では、光ファイバー6a〜6cの端面は、光導波路3に臨むこととなる。また、この状態では、光ファイバー6a〜6cの端面63a〜63cは、それぞれ光導波路3のミラー4a〜4cに対応する部分に臨んでいる。このような構成によれば、光ファイバー6a〜6cと光導波路3は、ミラー4a〜4cを介して、光学的に接続される。
また、フェルール7には、光ファイバー側内腔部71を介してガイド孔75が一対設けられている。各ガイド孔75は、横断面形状が円形をなし、上面73から下面74まで貫通形成されている。各ガイド孔75は、接続状態で、支持板4に設けられた各ガイド孔43と連通している。これにより、一対の円柱状のガイドピン9を、各ガイド孔75および各ガイド孔43に一括して挿入することで、接続状態を効果的に保持することができる。
さて、光伝送路組立体1は、接続状態を保持するコネクターハウジング8を備えている。なお、このコネクターハウジングが光導波路組立体2および光ファイバー組立体5に装着された状態を、以下、「装着状態」と言う。
図1、図2、図4および図5に示すように、コネクターハウジング8は、基部81と、基部81に設けられた板バネ(弾性部)82と、基部81から突出して設けられた突出部83a、83b、83c、83dとを有している。
図1に示すように、基部81は、板状をなし、その平面視で、長方形をなしている。基部81の略中央部には、厚さ方向に貫通する貫通孔(内腔部)811が設けられている。この貫通孔811は、接続状態で、光ファイバー組立体5が挿入される部分である。また、基部81には、一対のガイド孔812が貫通孔811を介して設けられている。各ガイド孔812は、上側から見たとき円形をなしており、基部81の厚さ方向に貫通している。また、各ガイド孔812は、装着状態で、フェルール7の各ガイド孔75とそれぞれ連通している。これにより、装着状態で、ガイドピン9を挿入することができる。
板バネ82は、基部81の下面814に設けられている。また、板バネ82は、貫通孔811を介して一対設けられている。各板バネ82は、各ガイド孔812が並設された方向と交わる方向に沿って並設されている。各板バネ82は、基部81に両端支持され、外力を付与しない自然状態では、基部81と反対側に突出するようにアーチ状をなしている。この板バネ82は、弾性を有し、装着状態で、フェルール7の上面73を、支持板4側、すなわち、下側に向って付勢する。すなわち、板バネ82は、付勢部として機能する。また、板バネ82がフェルール7を付勢する方向は、光ファイバー6a〜6cの端面63a〜63cの法線の方向と平行である。これにより、装着状態で、光ファイバー6a〜6cの端面63a〜63cと、光導波路3の上面とが平行のまま、光ファイバー組立体5を光導波路組立体2に押しつけることができる。よって、光伝送路組立体1での光結合損失を低減させることができる。さらに、板バネ82は、貫通孔811を介して一対設けられているため、安定的にフェルール7を付勢することができる。
突出部83a〜83dは、それぞれ基部81の各角部に設けられている。また、突出部83aと突出部83bとが対をなし、突出部83cと突出部83dとが対をなしている。なお、突出部83aと突出部83bとの対と、突出部83cと突出部83dとの対とは、同様の構成であるため、以下、突出部83aと突出部83bの対について代表的に説明する。
突出部83aおよび突出部83bは、長尺状をなす板部材で構成されている。これらの突出部83a〜83dは、基部81の長辺に沿って設けられており、ガイド孔812を介して対向している。
また、突出部83aおよび突出部83bの下端部、すなわち、基部81と反対側の端部には、それぞれ、外形形状が楔形をなす爪部(規制部)84が設けられている。各爪部84は、各突出部83a、83bの内側の面に、互いに接近する方向(突出部83a〜83dの突出方向と交わる方向)に突出して設けられている。各爪部84は、装着状態で、支持板4の下面42と係合する。これにより、装着状態で、板バネ82の付勢力によって、支持板4が、フェルール7と離間する方向に移動するのが規制される。このように、板バネ82によってフェルール7を支持板4側に向って付勢し、その付勢力による移動を爪部84で規制することによって、フェルール7および支持板4は、コネクターハウジング8に挟持されることとなる。このように、コネクターハウジング8によれば、接続状態を確実に保持することができる。
なお、コネクターハウジング8を装着状態とする際、図5(a)に示すように、コネクターハウジング8を上方から支持板4に接近させる。これにより、各爪部84の傾斜面841が支持板4の縁部に当接する。この当接状態のまま、コネクターハウジング8を支持板4に向って押圧すると、各突出部83a、83bは、互いに離間する方向に撓んで弾性変形する(図5(b)参照)。このとき、支持板4の縁部は、傾斜面841上を摺動して、各爪部84の頂部842が支持板4の側面に移動する。さらに押圧を続けると、各頂部842は、支持板4の側面を下側に向って摺動しつつ移動し、遂には、支持板4の下面42側に至る。これにより、支持板4と各爪部84とがそれぞれ係合し、装着状態となる。
また、図1および図4に示すように、コネクターハウジング8では、突出部83a〜83dがそれぞれ基部81の角部に設けられているため、支持板4の四隅と係合することとなる。これにより、コネクターハウジング8は、安定的に接続状態を保持することができる。
コネクターハウジング8では、基部81、板バネ82、突出部83a〜83dおよび各爪部84は、一体的に形成されている。これにより、部品点数を少なくすることができ、構造を簡単なものとすることができる。よって、コネクターハウジング8の製造が容易となるとともに、低コスト化を図ることができる。さらに、部品点数が比較的少ないため、コネクターハウジング8の着脱操作も容易となる。
このような支持板4、フェルール7およびコネクターハウジング8の構成材料としては、特に限定されず、例えば、無機充填物が充填された樹脂材料が挙げられ、この樹脂材料としては、例えば、熱硬化性エポキシ樹脂、PPS(ポリフェニレンサルファイド)が用いられる。また、無機充填物としては、例えば、粒状シリカやガラスフィラー、アルミナ、ホワイトカーボン、ベントナイト等が用いられる。
以上のような構成の光伝送路組立体1は、例えば、ルータ装置、WDM装置、携帯電話、自動車、ゲーム機、パソコン、テレビ、ホーム・サーバー、その他各種電子機器に搭載することができる。
<第2実施形態>
図6は、本発明のコネクターハウジング(光伝送路組立体)の第2実施形態を示す斜視図である。
以下、この図を参照して本発明のコネクターハウジングの第2実施形態について説明するが、前述した実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項はその説明を省略する。
本実施形態は、コネクターハウジングの形状が異なること以外は前記第1実施形態と同様である。
図6に示すように、光伝送路組立体1Aは、2本の光導波路3と、各光導波路3の端部に装着されたフェルール7Aとを有している。
フェルール7Aは、筐体で構成され、光導波路3の端部が挿入される光導波路側内腔部72を有している。また、これらは、フェルール7Aの端面同士を突き合わせた状態で接続されている。
また、コネクターハウジング8Aでは、突出部83cおよび突出部83dが省略されている。これにより、コネクターハウジング8Aのさらなる小型化を図ることができる。
このように、コネクターハウジング8Aによれば、フェルール7A(光導波路組立体)同士の接続状態の保持にも用いることができる。すなわちコネクターハウジング8Aは、汎用性に優れている。
<第3実施形態>
図7は、本発明のコネクターハウジング(光伝送路組立体)の第3実施形態を示す斜視図、図8は、図7中矢印B方向から見た図である。
以下、この図を参照して本発明のコネクターハウジングの第3実施形態について説明するが、前述した実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項はその説明を省略する。
本実施形態は、コネクターハウジングの形状が異なること以外は前記第2実施形態と同様である。
図7に示すように、光伝送路組立体1Bでは、コネクターハウジング8Bは、一対のつまみ部85を有している。一対のつまみ部85は、基部81から、各突出部83a、83bの延長線上に突出して設けられている。この各つまみ部85は、コネクターハウジング8Bの着脱操作を行う際に把持される部分である。
図8に示すように、コネクターハウジング8Bは、自然状態では、つまみ部85は図中右側に向って互いに離間するように傾斜している。また、各突出部83a、83bは、図中左側に向って互いに接近するように傾斜している。
つまみ部85を把持して、図中矢印方向に力を加えると、図8中二点鎖線で示すように、各つまみ部85は、図中右側に向って互いに接近するように傾斜する。このとき、各突出部83a、83bは、図中左側に向って互いに離間するように傾斜する。
このような構成によれば、各つまみ部85を操作するという簡単な構成で、コネクターハウジング8Bを装着状態とすることができる。さらに、コネクターハウジング8Bを、装着状態から離脱させる際の操作を容易に行うことができる。
<第4実施形態>
図9は、本発明のコネクターハウジング(光伝送路組立体)の第4実施形態を示す斜視図である。
以下、この図を参照して本発明のコネクターハウジングの第4実施形態について説明するが、前述した実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項はその説明を省略する。
本実施形態は、コネクターハウジングの形状が異なること以外は前記第3実施形態と同様である。
図9に示すように、光伝送路組立体1Cでは、コネクターハウジング8Cは、各突出部83a、83bの突出方向の長さが短くなっている。
また、フェルール7Bの各側面には、一対の切欠き76が設けられている。各切欠き76は、図9中上側から見たとき、略V字状に切り欠かれて形成されている。装着状態では、コネクターハウジング8Cの爪部84と係合することができる。
このような構成によれば、突出部83a、83bの長さが短い分、コネクターハウジング8Cのさらなる小型化を図ることができる。
<第5実施形態>
図10は、本発明のコネクターハウジングの第5実施形態を示す側面図である。
以下、この図を参照して本発明のコネクターハウジングの第5実施形態について説明するが、前述した実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項はその説明を省略する。
本実施形態は、コネクターハウジングの形状が異なること以外は前記第1実施形態と同様である。
図10に示すように、本実施形態のコネクターハウジング8Dでは、各板バネ82が、基部81に片持ち支持されている。また、各板バネ82の全長は、第1実施形態での板バネ82の全長よりも若干短い。これにより、各板バネ82は、装着状態で、図10中二点鎖線で示すように、弾力性が比較的乏しい材料であっても、確実に平坦に変形する。よって、装着状態で、光導波路組立体2および光ファイバー組立体5のがたつきを防止することができる。
<第6実施形態>
図11は、本発明のコネクターハウジングの第6実施形態を示す側面図である。
以下、この図を参照して本発明のコネクターハウジングの第6実施形態について説明するが、前述した実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項はその説明を省略する。
本実施形態は、コネクターハウジングの形状が異なること以外は前記第5実施形態と同様である。
図11に示すように、本実施形態のコネクターハウジング8Eでは、各板バネ82の基部81の長辺方向の長さが若干長い。これにより、各板バネ82の付勢力は比較的大きくなる。よって、コネクターハウジング8Eは、装着状態では、各板バネ82の付勢力が比較的大きい分、接続状態をより安定的に保持することができる。
<第7実施形態>
図12は、本発明のコネクターハウジングの第7実施形態を示す側面図である。
以下、この図を参照して本発明のコネクターハウジングの第7実施形態について説明するが、前述した実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項はその説明を省略する。
本実施形態は、コネクターハウジングの形状が異なること以外は前記第1実施形態と同様である。
図12に示すように、本実施形態のコネクターハウジング8Fでは、板バネ82は、その途中が湾曲して形成された湾曲部821が形成されている。湾曲部821は、3つ形成されており、板バネ82の中央部の湾曲部821は、突出部83a〜83dの突出方向に沿って突出している。
また、板バネ82の全長は、第1実施形態の板バネ82よりも長く、その分、厚さが薄くなっている。
このような構成によれば、湾曲部821の形成個数、突出方向等によって、板バネ82の付勢力を制御することができる。さらに、基部81の幅方向の応力を板バネ82で緩和することができる。これにより、基部81のひずみを抑制することができ、よって、コネクターハウジング8Fは、比較的長期にわたって、信頼性が向上する。
<第8実施形態>
図13は、本発明のコネクターハウジングの第8実施形態を示す側面図である。
以下、この図を参照して本発明のコネクターハウジングの第8実施形態について説明するが、前述した実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項はその説明を省略する。
本実施形態は、コネクターハウジングの形状が異なること以外は前記第7実施形態と同様である。
図13に示すように、本実施形態のコネクターハウジング8Gでは、湾曲部821のうちの両端側に位置する2つの湾曲部821が突出部83a〜83dの突出方向に沿って突出している。これにより、コネクターハウジング8Gを装着状態とする際、2つの湾曲部821がフェルール7と当接することとなる。これにより、装着状態とする操作を安定的に行うことができるとともに、装着状態とした後も、安定的に接続状態を保持することができる。
<第9実施形態>
図14は、本発明のコネクターハウジングの第9実施形態を示す側面図である。
以下、この図を参照して本発明のコネクターハウジングの第9実施形態について説明するが、前述した実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項はその説明を省略する。
本実施形態は、コネクターハウジングの形状が異なること以外は前記第1実施形態と同様である。
図14に示すように、本実施形態の光伝送路組立体1Dでは、光導波路3は、回路基板(基板)11に支持されている。回路基板11は、第1の絶縁層111と、第1の導体パターン(導体回路)112と、第2の絶縁層113と、第2の導体パターン(導体回路)114と、第3の絶縁層115と、第3の導体パターン(導体回路)116と、被覆層(ソルダーレジスト層)117とを有し、これらがこの順に下側から積層された(配置された)積層体で構成されている。
第1の導体パターン112、第2の導体パターン114、第3の導体パターン116は、それぞれ、導電性を有する金属材料で構成されたものであり、互いに電気的に接続されている。そして、第1の導体パターン112、第2の導体パターン114、第3の導体パターン116のうちのいずれか1つは、電源や制御装置(図示せず)と接続することができるように構成されている。
なお、第1の絶縁層111、第2の絶縁層113、第3の絶縁層115および被覆層117の構成材料としては、特に限定されないが、例えば、各種樹脂材料が挙げられ、特に、エポキシ樹脂、フェノール樹脂が好ましい。
このような回路基板11には、厚さ方向に貫通する貫通孔118が設けられている。この貫通孔118は、コネクターハウジング8の突出部83a〜83dが挿入される部分である。また、各貫通孔118に突出部83a〜83dが挿入された状態では、各爪部84は、回路基板11の下面と係合する。これにより、装着状態を保持することができる。
このように、コネクターハウジング8は、回路基板11にも装着することができる。よって、光伝送路組立体1Dの設計の自由度の向上を図ることができる。
以上、本発明のコネクターハウジング、光伝送路組立体および電子機器を図示の実施形態について説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、コネクターハウジング、光伝送路組立体および電子機器を構成する各部は、同様の機能を発揮し得る任意の構成のものと置換することができる。また、任意の構成物が付加されていてもよい。
また、本発明のコネクターハウジング、光伝送路組立体および電子機器は、前記各実施形態のうちの、任意の2以上の構成(特徴)を組み合わせたものであってもよい。
なお、各実施形態では、第1の導光路組立体と第2の導光路組立体とを組立てる以前に、予め、第1の導光路を、コネクターハウジング8の貫通孔811に挿通しておくのが好ましい。
また、前記実施形態では、フェルールは、各種コネクター規格に準拠するよう構成されていてもよい。コネクター規格としては、例えば小型(Mini)MTコネクター、JIS C 5981に規定されたMTコネクター、16MTコネクター、2次元配列型MTコネクター、MPOコネクター、MPXコネクター等が挙げられる。
また、各実施形態では、基部、各突出部および各板バネは、一体的に形成されているが、本発明ではこれに限定されず、基部と各突出部とが一体的に形成され、各板バネが別体として構成されていてもよい。さらに、基部と各板バネが一体的に形成され、各突出部が別体として構成されていてもよい。
1、1A、1B、1C、1D 光伝送路組立体
2 光導波路組立体
3 光導波路
32 コア層
33a、33b クラッド層
34a、34b、34c コア部
35a、35b、35c、35d 側面クラッド部
4a、4b、4c ミラー
4 支持板
41 上面
42 下面
43 ガイド孔
5 光ファイバー組立体
6a、6b、6c 光ファイバー
61a、61b、61c コア部
62a、62b、62c クラッド部
63a、63b、63c 端面
7、7A、7B フェルール
71 光ファイバー側内腔部
72 光導波路側内腔部
73 上面
74 下面
75 ガイド孔
76 切欠き
8、8A、8B、8C、8D、8E、8F、8G コネクターハウジング
81 基部
811 貫通孔
812 ガイド孔
814 下面
82 板バネ
821 湾曲部
83a、83b、83c、83d 突出部
84 爪部
841 傾斜面
842 頂部
85 つまみ部
9 ガイドピン
10 保護層
11 回路基板
111 第1の絶縁層
112 第1の導体パターン
113 第2の絶縁層
114 第2の導体パターン
115 第3の絶縁層
116 第3の導体パターン
117 被覆層
118 貫通孔

Claims (14)

  1. 光を伝送する第1の導光路と、該第1の導光路に装着されるフェルールとを有する第1の導光路部品と、光を伝送する第2の導光路と、該第2の導光路に付随する構造体とを組立てた第2の導光路部品とが、前記第1の導光路と前記第2の導光路とが光学的に接続される接続状態で保持するコネクターハウジングであって、
    前記フェルールを挿入可能な内腔部を有する基部と、
    前記基部に設けられ、前記フェルールを前記構造体側に向って付勢する付勢部と、
    前記構造体と係合し、前記構造体が前記フェルールと離間する方向に移動するのを規制する規制部とを有することを特徴とするコネクターハウジング。
  2. 前記第1の導光路部品は、前記第1の導光路から光が出射する、または、前記第2の導光路から光が入射する接続面を有し、
    前記付勢部が前記フェルールを付勢する方向は、前記接続面の法線と平行である請求項1に記載のコネクターハウジング。
  3. 前記付勢部は、弾性を有する弾性部で構成されている請求項1または2に記載のコネクターハウジング。
  4. 前記弾性部は、板バネで構成されている請求項3に記載のコネクターハウジング。
  5. 前記板バネは、前記内腔部を介して一対設けられている請求項4に記載のコネクターハウジング。
  6. 前記付勢部は、前記基部と一体的に形成されている請求項1ないし5のいずれか1項に記載のコネクターハウジング。
  7. 前記基部から突出して設けられた突出部を有し、
    前記規制部は、前記突出部の前記基部と反対側の端部に設けられ、前記突出部の突出方向と交わる方向に向って突出した爪部で構成されている請求項1ないし6のいずれか1項に記載のコネクターハウジング。
  8. 前記突出部は、前記内腔部を介して一対設けられ、
    前記爪部は、互いに接近する方向に突出して設けられている請求項7に記載のコネクターハウジング。
  9. 前記各突出部は、互いに離間する方向に撓んで弾性変形可能である請求項8に記載のコネクターハウジング。
  10. 前記基部と前記規制部とは、一体的に形成されている請求項1ないし9のいずれか1項に記載のコネクターハウジング。
  11. 前記第2の導光路は、光導波路であり、
    前記構造体は、前記光導波路を支持する基板である請求項1ないし10のいずれか1項に記載のコネクターハウジング。
  12. 請求項1ないし11のいずれか1項に記載のコネクターハウジングと、
    前記第1の導光路部品とを備えることを特徴とする光伝送路組立体。
  13. 請求項1ないし11のいずれか1項に記載のコネクターハウジングと、
    前記第1の導光路部品と、
    前記第2の導光路部品とを備えることを特徴とする光伝送路組立体。
  14. 請求項12または13の光伝送路組立体を備えることを特徴とする電子機器。
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