JP2015094660A - 融雪器の異常監視システム - Google Patents

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Abstract

【課題】構成を大型化させたり作業を煩雑化させたりせず、容易に融雪器の通電異常の発生を検出することの出来る融雪器の異常監視システムを提供する。【解決手段】ヒータを各々備える複数の融雪器と、これら複数の融雪器に供給する電力を単相三線式で送電する電力供給部と、電力供給部から複数の融雪器にそれぞれ電力を出力する複数の配線と、これら複数の配線の通電状態を検査するための検査部と、検査部による検査結果を示す出力信号を出力する出力部と、を備え、複数の融雪器の各々は、対応する複数の配線により、電力供給部における中性電圧線、及びこの中性電圧線を除く二相の電圧線のうち何れかと接続されて、この接続された電圧線と中性電圧線との間の電位が印加され、検査部は、中性電圧線を流れる不平衡電流を監視することで、複数の配線の通電状態が変化したか否かを判別する。【選択図】図4

Description

この発明は、融雪器の異常監視システムに関する。
従来、雪によって動作に支障を来たす部分の雪を融かして可動性を維持するための融雪器がある。このような部分として、例えば、鉄道用レール(軌条)の分岐器(ポイント)には、積雪や着氷などによりレールの切り替えが出来なくことを防止するために融雪器が設けられている。
鉄道用レールに用いられる融雪器としては、種々のタイプが存在する。これらのうち、電気抵抗に係るジュール熱を用いる電熱式のものを含む電気式の融雪器は、設置や保守の容易性から多く用いられている。この電気式の融雪器は、通常、駅ごと又は駅の所定のブロックごとの複数の融雪器がまとめられて動作制御される構成が用いられる。
しかしながら、電気式の融雪器は、断線や、短絡によるブレーカの開放が生じると機能しなくなる。分岐器は、可動部分全体が動作する必要があるので、全ての融雪器が正常に機能していなければならない。特許文献1には、各融雪器への通電を各々確認して、異常発生時にはLEDを点灯させて異常を報知する技術について開示されている。
特開平9−5378号公報
しかしながら、多くの融雪器が接続される場合や、既に設けられている融雪器に対して通電異常の検出手段を追加設置する場合、全ての融雪器に対して各々通電異常の検出手段を設けると、それぞれに対して検出用の回線や制御用の回線を併せて形成する必要が生じ、構成が大型化したり、作業が煩雑になったりするという課題がある。
この発明の目的は、構成を大型化させたり作業を煩雑化させたりせず、容易に融雪器の通電異常の発生を検出することの出来る融雪器の異常監視システムを提供することにある。
本発明は、上記目的を達成するため、ヒータを各々備える複数の融雪器と、前記複数の融雪器に供給する電力を単相三線式で送電する電力供給部と、前記電力供給部から前記複数の融雪器にそれぞれ電力を出力する複数の配線と、前記複数の配線の通電状態を検査するための検査部と、前記検査部による検査結果を示す出力信号を出力する出力部とを備え、前記複数の融雪器の各々は、対応する前記複数の配線により、前記電力供給部における中性電圧線、及び当該中性電圧線を除く二相の電圧線のうち何れかと接続されて、当該接続された電圧線と前記中性電圧線との間の電位が印加され、前記検査部は、前記中性電圧線を流れる不平衡電流を監視することで、前記複数の配線の通電状態が変化したか否かを判別するようにした。
従って、複数の配線の全てに対して検査部を設ける必要が無く、構成の大型化を防ぐことが出来る。また、システム構成や配線作業を煩雑化させずに、複数の配線のうち何れか一本が断線などにより通電されなくなった場合に、容易且つ確実に異常の発生の検出を行うことが出来る。
また、望ましくは、前記検査部は、変流器と、一端が前記中性電圧線に接続され、前記不平衡電流との和の電流が前記変流器により計測されるように配置された相殺配線とを有し、前記相殺配線は、前記二相の電圧線にそれぞれ接続された前記融雪器の合計消費電力が互いに異なる場合に、当該合計消費電力が小さい方の前記融雪器のうち少なくとも一部がこの相殺配線を介して前記中性電圧線に接続されることで、前記変流器により検出される前記不平衡電流が相殺される向きに設けられていることとした。
従って、二相の電圧線にそれぞれ接続される融雪器の数が互いに異なる場合や、異なる消費電力の融雪器の接続台数が互いに異なる場合には、この相殺配線を用いることで当該相殺配線を流れる電流と不平衡電流との和の値が相殺され、正常動作時に、変流器による検出電流をゼロとすることが出来る。
また、望ましくは、前記検査部は、変流器を有し、前記二相の電圧線にそれぞれ接続された前記融雪器の合計消費電力が小さい方の前記融雪器のうち少なくとも一部と前記中性電圧線との間を接続する配線は、前記変流器により検出される前記不平衡電流が相殺される向きで当該変流器に電流が検出されるように配置されていることとした。
従って、二相の電圧線にそれぞれ接続される融雪器の数が互いに異なる場合や、異なる消費電力の融雪器の接続台数が互いに異なる場合などに、予め相殺配線を別途設けておかなくても、正常動作時には、変流器による検出電流をゼロとすることが出来る。
また、望ましくは、前記検査部は、所定数の前記融雪器ごとに設けられた端子箱の内部に設けられているようにした。
従って、従来用いられている電力供給部及び配線を生かしながら、追加の配線作業を抑えて効率良く各融雪器の断線などによる異常を検出することが出来る。
また、望ましくは、前記ヒータには、複数種類の消費電力のものが含まれ、前記検査部は、前記ヒータのうちの最小の消費電力のものの断線を検出可能であるように検出基準が定められているようにした。
従って、融雪器の台数が多く、消費電力が異なるものが併用されている場合であっても、検査や配線の労力を増やさずに容易且つ確実に各融雪器の断線などによる異常を検出することが出来る。
また、望ましくは、前記出力信号を取得して前記融雪器に係る異常の有無を表示する監視部を備えるようにした。
従って、各端子箱で検出された異常を必要な場所でまとめて報知して、当該情報が必要な者に知得させることが出来る。
また、望ましくは、外部からの入力操作を受け付ける操作部を備え、前記出力部は、一度異常を示す結果を出力した後、前記操作部により当該結果に係る出力を解除する入力操作が受け付けられるまで、異常を示す結果を出力し続けるようにした。従って、一時的な異常が生じた場合や、二相の電圧線にそれぞれ接続された配線が相次いで断線して結果的に不平衡電流が消えた場合でも見落とされないように、確実に異常の発生を報知し続けることが出来る。
本発明に従うと、融雪器の異常監視システムにおいて、構成を大型化させたり作業を煩雑化させたりせず、容易に融雪器の通電異常の発生を検出することが出来るという効果がある。
本発明の実施形態の融雪システムを示す全体構成図である。 監視盤の外観を示す正面図である。 融雪システムにおける電力供給配線を示す図である。 融雪器が奇数台の場合の電力供給配線を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本実施形態の融雪システムを示す全体構成図である。
本発明の融雪器の異常監視システムの実施形態である融雪システム100は、制御部10と、降雪センサ20と、外気温センサ30と、操作表示部40(監視部、操作部)と、電力供給部50と、レール温度センサ60と、融雪器70などを備える。
降雪センサ20は、降雪状況を計測して当該計測結果に係る信号を制御部10に出力する。降雪センサ20としては、例えば、水分と外気温の検出を組み合わせたものや、光の散乱特性を用いたものなどの周知のものを用いることが出来る。
外気温センサ30は、外気温度を計測するためのセンサである。このセンサとしては、周知の半導体センサを用いても良いし、或いは、熱電対を用いて計測を行うものを用いても良い。外気温センサ30により計測された温度データは、制御部10に出力される。
制御部10は、CPUや記憶部を有し、降雪センサ20や外気温センサ30の計測データに基づいて、及び、外部からの操作表示部40への入力操作に基づいて、電力を各融雪器70に供給するか否かを制御する。制御部10は、電力供給部50に制御信号を出力して融雪器70への電力供給有無を切り替え、また、電力供給部50から取得された異常発生の有無に係る状態信号に基づいて異常の有無を知らせる動作を行わせる報知制御信号(出力信号)を操作表示部40に出力する。この制御部10は、特には限られないが、融雪器制御盤内に設けられて駅構内などの所定個所に配置される。制御部10は、回路遮断器57がオンされている間、外部電源から供給された電力を受けて、制御電源11により動作する。
報知制御信号は、融雪システム100に係る他の異常、例えば、後述のレール温度センサ60による計測温度異常と共通に一つの信号が利用されても良いし、別個の信号として出力されても良い。また、この報知制御信号は、一度異常が発生した後異常の検出がなくなった場合であっても、操作入力に基づいて解除命令が受け付けられるまで異常を報知し続ける設定とすることが出来る。
操作表示部40は、駅係員や担当職員が融雪器70の状況を監視し、また、融雪器70に係る操作を行うためのものであり、融雪器監視盤に設けられている。この融雪器監視盤は、例えば、駅事務室や監視センタといった駅係員の目に付き易い場所に設けられている。
図2は、本実施形態の操作表示部40が設けられた融雪器監視盤の外観を示す図である。
この操作表示部40では、ランプスイッチ41により融雪器70の動作制御状態及び実際の稼働状況を表示させることが出来る。また、操作表示部40は、当該ランプスイッチ41の押下動作を検出して外部からの入力操作を受け付ける。これにより、操作表示部40は、駅係員などの手動入力操作により融雪器70の動作を開始又は停止させる命令を受け付けることが出来るようになっている。また、操作表示部40は、指針、指示器や、液晶などによる表示画面といった任意の方式により表示を行っても良く、また、押しボタンスイッチ42、操作キーやタッチパネルなどを備えて所定の動作命令に係る入力操作を受け付けても良い。
電力供給部50は、制御部10からの制御信号に基づいて、外部電源から入力される電力を制御部10及び各融雪器70に供給する。この電力供給部50は、回路遮断器57がオンされている間、制御電源11に電力を供給して制御部10を動作させ、当該制御部10からの制御信号に応じてスイッチ55により融雪器70への電力の供給有無(オンオフ)を切り替える。電力供給部50は、スイッチ55がオンの状態で、各分岐器に対応して設けられた端子箱50aに電力を供給し、また、各端子箱50aにおいて、当該電力を各融雪器70に対応して設けられた配線に分配する。電力供給部50は、短絡などにより各融雪器70に過大な電流が流れる場合に当該融雪器70への電流を遮断する開閉器58と、各融雪器70の何れかへの電流が流れていない状況を検出する検査部を有している。この検査部については、後に詳述する。
レール温度センサ60は、各端子箱50aに対応して一つずつ設けられ、融雪器70のうちの一台により加温されるレール部分の温度を計測する。このレール温度センサ60には、外気温センサ30と同様に種々の周知の温度センサから適宜選択された方式のものが用いられる。このレール温度センサ60の温度計測により、端子箱50aから全ての融雪器70に対して電力が供給されていないような状況、即ち、端子箱50aより上流における断線や短絡、及び制御信号の異常などを検出することが出来る。
融雪器70は、各々ヒータを有し、融雪が必要なレールを加熱する。ここでは、電熱式のヒータが用いられ、供給される電力のジュール熱によってレールを加熱することでレールの可動部分の積雪を融かし、また、凍結を防止する。
融雪器70は、線路の各ポイントにおいて可動レール(トングレール)及びその周辺のレールの側面や下部にそれぞれ複数個ずつ配置される。図1に示した例では、端子箱50aから5台の融雪器70aに電力が供給され、また、端子箱50bを介して更に5台の融雪器70bに電力が供給されている。ここでは、各融雪器70a、70bは、枕木91の上に設けられた可動レール94a、94b及びレール93a、93bの床板92の内部又は側面に配置されて、床板92を介して可動レール94a、94b及びレール93a、93bを加熱する。或いは、融雪器70は、直接可動レール94a、94b及びレール93a、93bを加熱するものであっても良い。
なお、端子箱50aから端子箱50bへの配線は、複数の融雪器70bに対して共通の配線を用いることが出来るが、別個の配線を共通の配線保護管内を通しても良いし、更に、端子箱50bを設けずに直接端子箱50aから10台の融雪器70a、70bに電力供給を行っても良い。
次に、融雪器70への電力供給に係る配線について、詳しく説明する。
図3は、融雪システム100における電力供給配線について説明する図である。
本実施形態の融雪システム100では、外部電源から単相三線式で電力が取得、送電される。このとき、受電には、混触防止板付変圧器が用いられ、または、受電側に絶縁変圧器が設けられている。2本の電圧線(R相電圧線56a及びT相電圧線56b)には、所定の電圧が逆位相で供給され、また、中性線56c(N相、中性電圧線)には、接地電圧が供給される。また、受電側は、非接地式とすることが出来る。
端子箱50aの内部では、5つの融雪器70aに対し、それぞれ個別配線71aを介してR相電圧線56aと中性線56cとの間の電圧が並列に印加される。一方、端子箱50aにおいて、T相電圧線56bと中性線56cとの間の電圧は、端子箱50bに送られるか、または直接5台の融雪器70bに印加される。図3では、5台の融雪器70bに個別配線71bを介してそれぞれ直接並列に電圧が印加される場合の配線が示されている。端子箱50bに当該電圧が印加された場合には、端子箱50bで当該T相電圧線56bと中性線56cとの間の電圧が更にそれぞれ並列に融雪器70bに対して印加される。
このとき、融雪器70aの合計負荷と融雪器70bの合計負荷とが等しければ、R相電圧線56aと中性線56cとの間の電流と、T相電圧線56bと中性線56cとの間の電流が逆向きで等しくなり、相殺される。一方で、融雪器70a、70bの何れかで断線が生じて当該融雪器に電流が流れない場合、合計負荷が互いに異なることになって、中性線56cに不平衡電流が流れることになる。
本実施形態の融雪システム100では、この不平衡電流を監視する検査部を設けることで、断線の検出を行う。ここでは、検査部として、貫通型の零相変流器51(ZCT、変流器)と、漏電監視リレー52とが端子箱50aの内部に設けられており、零相変流器51の環状コアの内側を中性線56cが通過するように配置して、中性線56cを流れる電流とCT比とに応じた電流を零相変流器51から取り出して漏電監視リレー52に送る。漏電監視リレー52では、所定の基準値以上の電流値を検出して、当該基準値以上の電流が検出された場合に、状態信号を制御部10に出力する。この所定の基準値(検出基準)は、融雪器70a、70bにおいて最も消費電力(負荷)の小さいヒータに流れる電流値よりも小さく、且つ、ノイズなどの一時的な揺らぎの影響を受けづらく、また、ヒータ間の負荷のずれによる誤動作が起き難い程度の大きさを持つ適宜な値に対応して設定される。
ここで、一の端子箱50aにおいて、R相電圧線56aと中性線56cとの間の電圧に係る電力が分配される融雪器70aの数と、T相電圧線56bと中性線56cとの間の電圧に係る電力が分配される融雪器70bの数とが等しいとは限られない。例えば、融雪器70の数が全体で奇数台の場合には、全ての融雪器70に適切に電力が供給されている正常状態であっても不平衡電流が中性線56cを流れることになる。
図4には、融雪器70の個数が奇数台の場合の電力供給配線の例を示す。
本実施形態の融雪システム100では、中性線56cに一端が接続された配線53b(相殺配線)を零相変流器51の環状コアの内側で中性線56cと平行に通過するように配置し、当該配線53bの他端を調整用端子54bの一方に接続する。また、調整用端子54bのもう一方は、直接T相電圧線56bに接続される。従って、T相電圧線56bに接続される融雪器70bがR相電圧線56aに接続される融雪器70aよりも一台少ない場合、融雪器70bのうち一台がこの調整用端子54bに接続されることで、零相変流器51の環状コアに生じる磁場が融雪器二台分となって、見かけ上同数の融雪器70がR相電圧線56a及びT相電圧線56bにそれぞれ接続されていることになる。その結果、通常では、零相変流器51は、不平衡電流に対応する検出電流を生じない。一方で、調整用端子54bに接続された融雪器70bへの配線が断線した場合には、零相変流器51は、融雪器二台分の不平衡電流に対応する検出電流を出力して、この検出電流が漏電監視リレー52により検出される。
同様に、中性線56cに一端が接続された配線53aを零相変流器51の環状コアの内側で中性線56cと平行に通過するように配置し、当該配線53aの他端を調整用端子54aの一方に接続する。また、調整用端子54aのもう一方は、直接R相電圧線56aに接続される。従って、R相電圧線56aに接続される融雪器70aがT相電圧線56bに接続される融雪器70bよりも一台少ない場合、融雪器70aのうち一台がこの調整用端子54aに接続されることで、零相変流器51の環状コアに生じる磁場が融雪器二台分となって、見かけ上同数の融雪器70a、70bがそれぞれR相電圧線56a及びT相電圧線56bに接続されていることになる。その結果、通常では、零相変流器51は、不平衡電流に対応する検出電流を生じない。一方で、調整用端子54aに接続された融雪器70aへの配線が断線した場合には、零相変流器51には、融雪器二台分の不平衡電流に対応する検出電流を出力して、この検出電流が漏電監視リレー52により検出される。
以上のように、本実施形態の融雪システム100は、ヒータを各々備える複数の融雪器70と、これらの融雪器70に供給する電力を単相三線式で送電する電力供給部50と、電力供給部50から複数の融雪器70にそれぞれ電力を出力する複数の個別配線71a、71bと、これら個別配線71a、71bの通電状態を検査するための零相変流器51及び漏電監視リレー52と、漏電監視リレー52による検査結果を操作表示部40に表示させるための表示制御信号を出力する制御部10とを備える。複数の融雪器70の各々は、それぞれ対応する複数の個別配線71a、71bにより、電力供給部50における中性線56cと、この中性線56cを除くR相電圧線56a及びT相電圧線56bのうち何れかと、に接続されて、この接続された電圧線と中性線56cとの間の電位が印加される。零相変流器51及び漏電監視リレー52は、中性線56cを流れる不平衡電流を監視することで、複数の個別配線71a、71bの通電状態が変化したか否かを判別する。従って、個別配線71a、71bの全てに対して検査部を設けて構成を大型化させたり、配線作業や検出処理などを煩雑化させたりせずに、何れか一本が断線などにより通電されなくなった場合に容易且つ確実に異常の発生の検出を行うことが出来る。
また、検査部は、零相変流器51と、一端が中性線56cに接続されて不平衡電流との和の電流がこの零相変流器51により計測されるように配置された配線53a、53bとを有し、これらの配線53a、53bは、R相電圧線56a及びT相電圧線56bにそれぞれ接続された融雪器70a、70bの合計消費電力が互いに異なる場合に、合計消費電力が小さい方の融雪器のうち少なくとも一部がこの配線53a、53bを介して中性線56cに接続されることで、零相変流器51により検出される不平衡電流が相殺される向きに設けられている。従って、R相電圧線56aに接続される融雪器70aの数とT相電圧線56bに接続される融雪器70bの数が異なる場合や、異なる消費電力の融雪器の接続台数が互いに異なる場合などでも、正常動作時には、零相変流器51による検出電流をゼロとすることが出来る。その結果、漏電監視リレー52により基準レベル以上の電流を検出することで容易に断線による異常を検知することが出来る。
また、予め配線53a、53b及び調整用端子54a、54bを設けておくことで、このような場合でも個別配線71a、71bの配線作業を簡便に行うことが出来る。
また、検査部は、零相変流器51を有し、R相電圧線56a及びT相電圧線56bにそれぞれ接続された融雪器70a、70bの合計消費電力が小さい方の融雪器のうち少なくとも一部と、中性線56cとの間を接続する個別配線は、零相変流器51により検出される不平衡電流が相殺される向きでこの零相変流器51に電流が検出されるように配置されている。
従って、R相電圧線56aに接続される融雪器70aの数とT相電圧線56bに接続される融雪器70bの数が異なる場合や、異なる消費電力の融雪器の接続台数が互いに異なる場合に、正常動作時における零相変流器51による検出電流をゼロとすることが出来る。その結果、漏電監視リレー52が基準レベル以上の電流を検出することで容易に断線による異常を検知することが出来る。
また、零相変流器51、漏電監視リレー52及び配線53a、53bといった検査部の構成要素は、所定数の融雪器70ごとに設けられた端子箱50aの内部に設けられている。従って、従来の共通の配線と個別配線71a、71bとを生かして追加の配線作業を抑えながら効率良く各融雪器70の断線などによる異常を検出することが出来る。
ヒータには、複数種類の消費電力のものが含まれ、漏電監視リレー52には、利用されているヒータのうちの最小の消費電力のものの断線を検出可能であるように零相変流器51の検出電流に係る検出基準が定められている。即ち、融雪器70の台数が多く、消費電力が異なるものが併用されている場合であっても、検査や配線の労力を増やさずに容易且つ確実に各融雪器70の断線などによる異常を検出することが出来る。
また、状態信号を取得して融雪器70に係る異常の有無を表示する操作表示部40を備えるので、線路際などの屋外に設けられる端子箱50aや融雪器制御盤とは別個に、駅員事務室や監視センタといった係員の目に止まりやすい位置で異常に係る表示を行わせることが出来るので、検出された異常を迅速且つ確実に融雪器70の担当職員などに報知することが出来る。
また、操作表示部40は、外部からの入力操作を受け付け、制御部10は、一度異常を示す結果を出力した後、操作表示部40により当該結果に係る出力を解除する入力操作が受け付けられるまで、異常を示す結果を出力し続ける。従って、配線の接触不良などで完全に断線する前の段階で異常の発生を見落とさずに認識することが出来る。また、R相電圧線56aに接続された融雪器70aへの個別配線71aとT相電圧線56bに接続された融雪器70bへの個別配線71bとが相次いで断線したような場合には、見かけ上不平衡電流がゼロになるが、このような状況でも、断線のタイミングに僅かでも差がある限り、確実に異常の発生を担当職員などに報知し続けることが出来る。
なお、本発明は、上記実施の形態に限られるものではなく、様々な変更が可能である。
例えば、上記実施の形態では、配線53a、53bを零相変流器51の環状コア内に通すことでR相電圧線56aに接続された負荷とT相電圧線56bに接続された負荷との不平衡を解消することとしたが、この配線53a、53bを用いずに単にダミーの負荷に接続することで解消することも可能である。また、複数種類の消費電力の融雪器70が混在する場合に、不平衡に係る消費電力の融雪器70が他に接続されていない場合などには、ダミーの負荷を用いることが出来る。
また、上記実施の形態では、必要に応じて配線53a、53bを用いることで全ての融雪器70が正常に動作している場合に零相変流器51による検出電流がゼロとなり、当該検出電流の絶対値が基準値以上となった場合に異常と判断することとしたが、融雪器70の接続状況に応じて基準値にオフセットを持たせるように検査部の回路を設けても良い。
また、上記実施の形態では、電熱式の融雪器について説明したが、他の方式の融雪器、例えば、電気でファンを回転させて温風を送ることでレールを加熱する温風式の融雪器などにも本発明を適用することが出来る。
また、上記実施の形態では、制御部10が融雪器70に係る異常の有無を判断して操作表示部40に対し、表示動作に係る表示制御信号を出力する構成としたが、漏電監視リレー52からの状態信号の電圧レベルを直接出力信号として用いて、または、当該電圧レベルを、操作表示部40における異常を示すランプの点灯及び消灯に応じた電圧レベルに変換する回路を介して、制御部10の制御動作によらずに操作表示部40における異常を示すランプを点灯させる構成としても良い。更に、融雪システム100に係る全ての配線をアナログ電気回路で形成して、制御部10を備えない構成としても良い。
また、上記実施の形態では、融雪器制御盤から共通の配線で端子箱50aに送電された後に個々の融雪器70に電力が分配されたが、複数の端子箱50aを設ける必要があるほど融雪器70の数が多くなく、また、融雪器70が分散して配置されていないような場合には、融雪器制御盤で個々の融雪器70に電力を分配し、また、検査部による通電の検査を行っても良い。
また、上記実施の形態では、零相変流器51を用いて電流の検出を行ったが、融雪器70の台数が多くなく、想定される不平衡電流が十分に小さい場合には、直接電流計で電流値を計測しても良い。また、この場合、異常の検出に必要なレベル以上の電流については、電流計に並列に設けられたツェナーダイオードなどで電流計を迂回させてしまうことも出来る。
また、上記実施の形態では、予め配線53a、53bと調整用端子54a、54bを設けておき、必要に応じてこれらの調整用端子54a、54bと融雪器70の個別配線71a、71bとを接続することで配線作業を容易にしたが、調整用端子54a、54bの代わりに他の接続部材で接続しても良い。また、必ずR相電圧線54a又はT相電圧線54bの何れか一方の側の融雪器による合計消費電力が他方の融雪器による合計消費電力以上となるように融雪器70を接続することとして、配線53a、53bのうち何れか、及び、対応する調整用端子54a、54bのうち何れかのみを設けることとしても良い。
更に、配線53a、53bと調整用端子54a、54bを設けず、融雪器70からの個別配線71a、71bのうち中性線56cに接続されるものを、必要に応じて配線53a、53bと同様に零相変流器51の環状コア内部に通してから中性線56cに直接接続しても良い。
また、上記実施の形態では、制御部10が検査部からの状態信号に基づき融雪器70の異常有無を示す表示に係る表示制御信号を融雪器監視盤に出力して表示を行わせることとしたが、異常有無を示す信号の出力先は、これに限られない。融雪器制御盤自身に異常の有無を示す表示を行わせることも出来るし、或いは、異常の検出時に担当職員の携帯端末に無線送信などで出力しても良い。
また、上記実施の形態では、鉄道用レールのポイント部分における融雪システム100の利用を例に挙げて説明したが、これに限られない。ロータやポンプなど他の可動部分などについても、同様に本発明の融雪システム100を適用することが出来る。
その他、上記実施の形態で示した構成、配置や動作手順などの具体的な細部は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
10 制御部
11 制御電源
20 降雪センサ
30 外気温センサ
40 操作表示部
41 ランプスイッチ
42 押しボタンスイッチ
50 電力供給部
50a 端子箱
50b 端子箱
51 零相変流器
52 漏電監視リレー
53a 配線
53b 配線
54a 調整用端子
54b 調整用端子
55 スイッチ
56a R相電圧線
56b T相電圧線
56c 中性線
57 回路遮断器
58 開閉器
60 レール温度センサ
70 融雪器
70a 融雪器
70b 融雪器
71a 個別配線
71b 個別配線
91 枕木
92 床板
93a レール
93b レール
94a 可動レール
94b 可動レール
100 融雪システム

Claims (7)

  1. ヒータを各々備える複数の融雪器と、
    前記複数の融雪器に供給する電力を単相三線式で送電する電力供給部と、
    前記電力供給部から前記複数の融雪器にそれぞれ電力を出力する複数の配線と、
    前記複数の配線の通電状態を検査するための検査部と、
    前記検査部による検査結果を示す出力信号を出力する出力部と
    を備え、
    前記複数の融雪器の各々は、対応する前記複数の配線により、前記電力供給部における中性電圧線、及び当該中性電圧線を除く二相の電圧線のうち何れかと接続されて、当該接続された電圧線と前記中性電圧線との間の電位が印加され、
    前記検査部は、前記中性電圧線を流れる不平衡電流を監視することで、前記複数の配線の通電状態が変化したか否かを判別する
    ことを特徴とする融雪器の異常監視システム。
  2. 前記検査部は、
    変流器と、
    一端が前記中性電圧線に接続され、前記不平衡電流との和の電流が前記変流器により計測されるように配置された相殺配線と
    を有し、
    前記相殺配線は、前記二相の電圧線にそれぞれ接続された前記融雪器の合計消費電力が互いに異なる場合に、当該合計消費電力が小さい方の前記融雪器のうち少なくとも一部がこの相殺配線を介して前記中性電圧線に接続されることで、前記変流器により検出される前記不平衡電流が相殺される向きに設けられている
    ことを特徴とする請求項1記載の融雪器の異常監視システム。
  3. 前記検査部は、変流器を有し、
    前記二相の電圧線にそれぞれ接続された前記融雪器の合計消費電力が小さい方の前記融雪器のうち少なくとも一部と前記中性電圧線との間を接続する配線は、前記変流器により検出される前記不平衡電流が相殺される向きで当該変流器に電流が検出されるように配置されている
    ことを特徴とする請求項1記載の融雪器の異常監視システム。
  4. 前記検査部は、所定数の前記融雪器ごとに設けられた端子箱の内部に設けられていることを特徴とする請求項2又は3記載の融雪器の異常監視システム。
  5. 前記ヒータには、複数種類の消費電力のものが含まれ、
    前記検査部は、前記ヒータのうちの最小の消費電力のものの断線を検出可能であるように検出基準が定められている
    ことを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の融雪器の異常監視システム。
  6. 前記出力信号を取得して前記融雪器に係る異常の有無を表示する監視部を備えることを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載の融雪器の異常監視システム。
  7. 外部からの入力操作を受け付ける操作部を備え、
    前記出力部は、一度異常を示す結果を出力した後、前記操作部により当該結果に係る出力を解除する入力操作が受け付けられるまで、異常を示す結果を出力し続ける
    ことを特徴とする請求項1〜6の何れか一項に記載の融雪器の異常監視システム。
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