JP2015094331A - 内燃機関用酸素濃度センサの劣化判定装置及び方法 - Google Patents

内燃機関用酸素濃度センサの劣化判定装置及び方法 Download PDF

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Abstract

【課題】酸素濃度センサの劣化状態を正確に判定できる内燃機関用酸素濃度センサの劣化判定装置及び劣化判定方法を提供する。
【解決手段】内燃機関EGの排気通路125に設けられる酸素濃度センサ128の劣化の有無を判定する内燃機関用酸素濃度センサの劣化判定装置において、前記酸素濃度センサの検出素子1281の温度を活性化温度より低い温度に制御する温度制御手段11と、前記酸素濃度センサの出力回路の端子にパルス電流を印加する電流印加手段11と、前記パルス電流を印加した場合の前記酸素濃度センサの応答出力電圧の収束電圧を検出する収束電圧検出手段11と、前記検出された収束電圧と予め設定された収束電圧基準値とを比較し、これらの収束電圧差が所定値より大きい場合に、前記酸素濃度センサが劣化していると判定する判定手段11と、を備える。
【選択図】 図3D

Description

本発明は、内燃機関の排気通路に設けられる内燃機関用酸素濃度センサの劣化判定装置及び方法に関するものである。
内燃機関の排気通路に設けられて空燃比フィードバック制御に用いられる酸素濃度センサは、熱劣化などによって内部抵抗、起電力又は応答時間などのセンサ特性が劣化することがある。このため、酸素濃度センサの出力のリッチ期間及びリーン期間を加算した反転周期の平均値を所定の劣化判定値と比較し、反転周期が劣化判定値以上となったときに酸素濃度センサが劣化していると判定する劣化判定装置が知られている(特許文献1)。
特開2004−324471号公報
しかしながら、上記従来技術のように酸素濃度センサ出力の反転周期と劣化判定値とを比較する方法は、内燃機関系統が正常に駆動していることを前提に酸素濃度センサの劣化状態を判定するものである。このため、内燃機関系統に何らかの異常が発生して内燃機関に供給される混合気の空燃比制御を正確に行うことができない場合には、酸素濃度センサ出力の反転周期がその影響を受けるため、酸素濃度センサが正常であるにもかかわらず劣化していると誤判定するおそれがある。
本発明が解決しようとする課題は、酸素濃度センサの劣化状態を正確に判定できる内燃機関用酸素濃度センサの劣化判定装置及び方法を提供することである。
本発明は、酸素濃度センサの温度を活性化温度より低い温度に制御し、判定用パルス電流を印加した場合の応答出力電圧の収束電圧差を判定基準値と比較することによって上記課題を解決する。
本発明によれば、判定用パルス電流に対する応答出力電圧の収束電圧差を判定基準値と比較するので、内燃機関系統の駆動状態に影響を受けることなく酸素濃度センサの劣化状態を正確に判定することができる。また、酸素濃度センサを活性化温度より低い温度に制御して応答出力電圧を計測するので、得られる収束電圧差が大きくなり、これにより酸素濃度センサの劣化状態を精度よく判定することができる。
本発明の一実施の形態に係る内燃機関用酸素濃度センサの劣化判定装置を適用した内燃機関を示すブロック図である。 図1の酸素濃度センサを示す断面図である。 劣化品及び非劣化品の酸素濃度センサにパルス電流を印加した場合の応答出力電圧を示すグラフである。 酸素濃度センサを低温及び高温に維持した状態でパルス電流を印加した場合の応答出力電圧を示すグラフである。 酸素濃度センサに短パルス電流及び長パルス電流を印加した場合の応答出力電圧を示すグラフである。 図2の劣化判定部で判定される酸素濃度センサの応答出力電圧を示すグラフである。 本発明の一実施の形態に係る内燃機関用酸素濃度センサの劣化判定装置の情報処理内容を示すフローチャートである。 図4の情報処理の動作を示すタイムチャートである。 本発明の他の実施の形態に係る内燃機関用酸素濃度センサの劣化判定装置の情報処理内容を示すフローチャートである。 図6の情報処理の動作を示すタイムチャートである。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、本例に係る内燃機関用酸素濃度センサの劣化判定装置を適用した内燃機関EGを示すブロック図であり、内燃機関EGの吸気通路111には、エアーフィルタ112、吸入空気流量を検出するエアフローメータ113、吸入空気流量を制御するスロットルバルブ114、コレクタ115及び吸気温度センサ117が設けられている。
スロットルバルブ114には、当該スロットルバルブ114の開度を調整するDCモータ等のアクチュエータ116が設けられている。このスロットルバルブアクチュエータ116は、運転者のアクセルペダル操作量等に基づき演算される要求トルクを達成するように、コントロールユニット11からの駆動信号に基づき、スロットルバルブ114の開度を電子制御する。また、スロットルバルブ114の開度を検出するスロットルセンサ116aが設けられて、その検出信号をコントロールユニット11へ出力する。なお、スロットルセンサ116aはアイドルスイッチとしても機能させることができる。
また、コレクタ115から各気筒に分岐した吸気通路111aに臨ませて、燃料噴射バルブ118が設けられている。燃料噴射バルブ118は、コントロールユニット11において設定される駆動パルス信号によって開弁駆動され、図外の燃料ポンプから圧送されてプレッシャレギュレータにより所定圧力に制御された燃料を吸気通路(以下、燃料噴射ポートともいう)111a内に噴射する。なお、本発明が適用される内燃機関EGは、燃料噴射バルブ118からの燃料を燃焼室123に直接噴射する、いわゆる直接噴射型内燃機関であってもよい。
シリンダ119と、当該シリンダ内を往復移動するピストン120の冠面と、吸気バルブ121及び排気バルブ122が設けられたシリンダヘッドとで囲まれる空間が燃焼室123を構成する。点火プラグ124は、各気筒の燃焼室123に臨んで装着され、コントロールユニット11からの点火信号に基づいて吸入混合気に対して点火を行う。なお、本発明が適用される内燃機関EGは、点火プラグ124のないディーゼルエンジンであってもよい。
一方、排気通路125には、排気中の特定成分、たとえば酸素濃度を検出することにより排気、ひいては吸入混合気の空燃比を検出する空燃比センサ126が設けられ、その検出信号はコントロールユニット11へ出力される。この空燃比センサ126は、リッチ・リーン出力する酸素濃度センサであっても良いし、空燃比をリニアに広域に亘って検出する広域空燃比センサであってもよい。
また、排気通路125には、排気を浄化するための排気浄化触媒127が設けられている。この排気浄化触媒127としては、ストイキ(理論空燃比,λ=1、空気重量/燃料重量=14.7)近傍において排気中の一酸化炭素COと炭化水素HCを酸化するとともに、窒素酸化物NOxの還元を行って排気を浄化することができる三元触媒、或いは排気中の一酸化炭素COと炭化水素HCの酸化を行う酸化触媒を用いることができる。
排気通路125の排気浄化触媒127の上流側近傍には、本例に係る排気温度センサ134が設けられ、その検出信号はコントロールユニット11へ出力される。
排気通路125の排気浄化触媒127の下流側には、排気中の特定成分、たとえば酸素濃度を検出し、リッチ・リーン出力する酸素濃度センサ128が設けられ、その検出信号はコントロールユニット11へ出力される。ここでは、酸素濃度センサ128の検出値により、空燃比センサ126の検出値に基づく空燃比フィードバック制御を補正することで、空燃比センサ126の劣化等に伴う制御誤差を抑制する等のために(いわゆるダブル空燃比センサシステム採用のために)、下流側酸素濃度センサ128を設けて構成したが、空燃比センサ126の検出値に基づく空燃比フィードバック制御を行なわせるだけでよい場合には、酸素濃度センサ128を省略することができる。なお、図1において129はマフラである。
内燃機関EGのクランク軸130にはクランク角センサ131が設けられ、コントロールユニット11は、クランク角センサ131から機関回転と同期して出力されるクランク単位角信号を一定時間カウントすることで、又は、クランク基準角信号の周期を計測することで、機関回転速度Neを検出することができる。
内燃機関EGの冷却ジャケット132には、水温センサ133が当該冷却ジャケットに臨んで設けられ、冷却ジャケット131内の冷却水温度Twを検出し、これをコントロールユニット11へ出力する。
コントロールユニット11は、CPU,ROM,RAM,A/D変換器及び入出力インタフェース等を含んで構成されるマイクロコンピュータからなり、既述したように、各種センサ類であるエアフローメータ113,スロットルセンサ116a,吸気温度センサ117,空燃比センサ126,酸素濃度センサ128,クランク角センサ131,水温センサ133,排気温度センサ134による検出信号が入力される。コントロールユニット11は、これらセンサ類からの信号に基づいて検出される運転状態に応じて、スロットルバルブ114の開度を制御し、燃料噴射バルブ118を駆動して燃料噴射量と燃料噴射時期を制御する。
上述した空燃比センサ126及び上記酸素濃度センサ128は、その検出部が排気通路125内に突出するように装着される。酸素濃度センサ128の要部を図2に示すが、空燃比センサ126を酸素濃度センサで構成した場合もこれと同じ構造となる。本例の酸素濃度センサ128(空燃比センサ126を酸素濃度センサで構成した場合の空燃比ンセンサ126も含む。以下同じ。)は、検出素子1281と、検出素子1281の内側に配置されるヒータ1282と、検出素子1281の外側に配置されるプロテクタ1283とを含んで構成されている。
本例の検出素子1281は、ジルコニア・濃淡電池式の検出素子であり、有底筒状とされたジルコニア固体電解質1284の両面に電極1285,1286が形成され、内部の空間S1に酸素濃度が既知である大気などの基準ガスが導入され、外部の空間S2に測定ガス、本例では排気通路125を流れる排気ガスが導入される。そして、酸素が高濃度である側のジルコニア固体電解質1284の表面において下記式1の電気化学反応が生じ、酸素が低濃度である側のジルコニア固体電解質1284の表面において下記式2の電気化学反応が生じるので、酸素が高濃度である側の電極1285又は1286から酸素が低濃度である側の電極1286又は1285へイオン電導が生じる。この起電力Eは、所定の温度範囲において下記式3のネルンストの論理式に従うので、起電力Eを測定することで酸素濃度を検出することができる。本例の酸素濃度センサ128においては、排気空燃比が理論空燃比よりもリッチのときに起電力が発生し、理論空燃比よりもリーンのときにはほとんど起電力が発生せず、理論空燃比を境に出力がON・OFF的に切り替わる。
[数1]
+4e→2O …式1
[数2]
2O →O+4e …式2
[数3]
E=(RT/nF)ln(PR/PM) …式3
ただし、式3において、Eは起電力(平衡電位),Rは気体定数,Tは絶対温度(K),nはイオンの荷数,Fはファラデー定数(=96485C/mol),PRは基準ガス側のイオン濃度,PMは測定ガス側のイオン濃度である。
ヒータ1282は、棒状に形成されて空間S1内に挿入され、検出素子1281の作動温度まで昇温させコントロールユニット11によって通電されて発熱し、検出素子1281を所定の作動温度まで加熱して昇温させる。本例の酸素濃度センサ128の作動温度は、たとえば700℃近傍である。
プロテクタ1283は、先端が有底筒状に形成され、検出素子1281を取り囲むように設けられ、検出素子1281の被毒や被水を低減(防止)して検出素子1281を保護する。プロテクタ1283には多数の通気孔1287が形成され、この通気孔1287を通過した排気ガスが空間S2内において検出素子1281の外側面に接触するようになっている。なお、図2において符号1251は排気通路125を構成する排気管の壁面である。
ジルコニア固体電解質1284の両面にそれぞれ形成された電極1285,1286は、一方が接地され、他方に接続された回路線138に電圧センサ135が設けられ、当該電圧センサ135の出力信号はコントロールユニット11に出力される。また、回路線138には、スイッチング回路137を介して電源136が接続され、コントロールユニット11によりスイッチング回路137のON/OFFが制御される。これについては後述する。
さて既述したとおり、酸素濃度センサ128は、熱劣化などによって内部抵抗、起電力又は応答時間などのセンサ特性が劣化することがあるが、内燃機関EGが駆動中に酸素濃度センサ128の劣化判定を行うと、内燃機関EGの異常に影響を受けて誤判定を行うおそれがある。このため本発明者らは、酸素濃度センサ128単体の電気的特性に着目し、酸素濃度センサ128にパルス電流を印加したときの応答出力電圧が、劣化品と非劣化品とでどのような差異が生じるかを種々の側面から検証した。
最初に、劣化が確認された同一仕様の複数の酸素濃度センサ(以下、劣化品ともいう)と、これと同一仕様の正常な複数の酸素濃度センサ(以下、非劣化品ともいう)を用意し、それぞれに対して図2に示すスイッチング回路137をON/OFFすることで電源136から回路線138を介して電極1285,1286に所定時間のパルス電流を印加し、このときの応答出力電圧を電圧センサ135により所定間隔で計測した。図3Aは、30msのパルス電流を印加した場合における、劣化品の応答出力電圧プロファイル(点線)と、非劣化品の応答出力電圧プロファイル(実線)を示すグラフである。複数の劣化品の応答出力電圧プロファイルには劣化度合いによって若干の相違は見られたが、概して図3Aに点線で示すように、パルス電流の印加開始tから印加終了tまでの間は、酸素濃度センサ128の内部抵抗に応じた電圧まで急激に増加し、非劣化品の印加終了時tの電圧に比べて内部抵抗が増加した分だけ高い電圧を示した。ただし、パルス電流の印加終了時tにおける劣化品と非劣化品の応答出力電圧の差はさほど大きくはなかった。
これに対して、パルス電流の印加を終了してからの電圧降下プロファイルについては、印加終了時tから所定時間経過時tにおいて、劣化品の応答出力電圧と非劣化品の応答出力電圧との間に顕著な差ΔVが観察された。以下、この差ΔVを応答出力電圧の収束電圧差ともいうが、この収束電圧差ΔVは、パルス電流の印加終了時tにおける劣化品の応答出力電圧と非劣化品の応答出力電圧との差よりも大きく、劣化判定を行うには充分な大きさであった。
次に、応答出力電圧の収束電圧差ΔVを極力大きくするための検証として、酸素濃度センサ128の検出素子1281の温度を、酸素濃度センサ128の作動温度である700℃近傍の高温に設定した場合と、作動温度より低い350℃〜550℃の低温に設定した場合に、応答出力電圧プロファイルにどのような差異が生じるかを確認した。図3Bは、同じ30msのパルス電流を印加した場合における、高温に設定した酸素濃度センサ128の応答出力電圧プロファイル(点線)と、低温に設定した酸素濃度センサ128の応答出力電圧プロファイル(実線)を示すグラフである。劣化品及び非劣化品の両方について検証したが、傾向はいずれも同じであった。すなわち、作動温度である高温に設定した場合の応答出力電圧は収束電圧の部分も含めて相対的に小さく、特に図示する最大応答電圧と収束電圧との差ΔVが小さく、充分な収束電圧差ΔVが確保できない。これに対して、作動温度より低温に設定した場合の応答出力電圧は収束電圧の部分を含めて相対的に大きく、特に図示する最大応答電圧と収束電圧との差Δが大きく、充分な収束電圧差ΔVが確保できることが確認された。
さらに、応答出力電圧の収束電圧差ΔVを極力大きくするための検証として、印加するパルス電流のON時間について短パルス電流にした場合と長パルス電流にした場合に、応答出力電圧プロファイルにどのような差異が生じるかを確認した。図3Cは、2msの短パルス電流を印加した場合の応答出力電圧プロファイル(点線)と、30msの長パルス電流を印加した場合の応答出力電圧プロファイル(実線)を示すグラフである。これについても劣化品及び非劣化品の両方について検証したが、傾向はいずれも同じであった。すなわち、短パルス電流を印加した場合の応答出力電圧は収束電圧の部分も含めて相対的に小さく、特に図示する最大応答電圧と収束電圧との差ΔVが小さく、充分な収束電圧差ΔVが確保できない。これに対して、長パルス電流を印加した場合の応答出力電圧は収束電圧の部分を含めて相対的に大きく、特に図示する最大応答電圧と収束電圧との差ΔVが大きく、充分な収束電圧差ΔVが確保できることが確認された。
以上の検証から、本例の劣化判定装置では、酸素濃度センサ128の劣化判定にあたっては、酸素ンセンサ128の検出素子1281の温度を作動温度より低い、たとえば350℃〜550℃の低温に設定し、及び/又は、印加するパルス電流の印加時間を30ms程度まで長く設定する。これにより、応答出力電圧の収束電圧差ΔVを極力大きくすることができるので、劣化判定の判定精度が高くなる。
《第1実施形態》
次に、図4のフローチャート及び図5のタイムチャートを参照して、本例の酸素濃度センサ128の劣化判定に関する情報処理手順を説明する。以下の処理はコントロールユニット11内にインストールされた劣化判定プログラムによって実行される。
まずステップST1では、内燃機関EGが運転中か否かを判定する。内燃機関EGが運転中である場合はステップST2へ進み、停止中である場合はステップST8へ進んで酸素濃度センサ128の劣化判定は行わないで本フローを終了する。具体的には、図5に示すように時間tにてイグニッションキースイッチがONし、スタータスイッチがONしたのちに(時間t)、エンジン回転速度を検出することでエンジン回転速度が0でない所定値になったときに内燃機関EGが運転中であると判定する。
ステップST2では、酸素濃度センサ128が排気通路125内の凝縮水により被水する被水環境にあるか否かを判定する。酸素濃度センサ128が被水環境にある場合はステップST3へ進み、被水環境にない場合はステップST9へ進む。ここでいう被水環境とは、内燃機関EGから排出される凝縮水又は排気ガス中に含まれる蒸気が冷却された凝縮水によって酸素濃度センサ128の検出素子1281に水分が付着する環境をいう。検出素子1281が被水した状態でヒータ1282をONして活性温度まで昇温すると、検出素子1281が亀裂するなど損傷を受けるおそれがある。このため、ステップST2にて酸素濃度センサ128が被水環境にない場合はこうした損傷のおそれがないので、ステップST9へ進んでヒータ1282をONし、酸素濃度センサ128の劣化判定を行うことなく通常の運転状態に移行する。
被水環境にあるか否かは、たとえばコントロールユニット11内に設けられたタイマー等により検出される内燃機関EGが始動してからの経過時間、エアフローメータ113により検出される吸気量、排気温度センサ134等により検出される排気浄化触媒127の温度などによって判定することができる。内燃機関EGが始動してから所定時間を経過して暖機状態である場合は被水環境にないと判定し、吸気量が所定量より多い場合は排気ガスによって凝縮水が飛散するので被水環境にないと判定し、排気浄化触媒127の温度が所定温度に達している場合は凝縮水が蒸発していると推察できるので被水環境にないと判定する。これら内燃機関EGの始動からの経過時間、吸気量及び排気浄化触媒127の温度は適宜組み合わせることで被水環境にあるか否かの判定に用いることができる。
これに対して、酸素濃度センサ128が被水環境にある場合は、ヒータ1282をONして検出素子1281の温度を活性温度まで上昇させると、上述した亀裂などの問題が生じるおそれがある。このため、ステップST3へ進み、ヒータ1282をONして検出素子1281を活性温度の700℃より低い350℃に制御する。これにより、検出素子1281が被水していても、亀裂などの損傷を受けない低い温度で検出素子1281を温度制御することで、被水した水分を蒸発させることができる。なお、酸素濃度センサ128について、検出素子1281の温度と内部抵抗との関係を予めサンプリングしておき、図2に示すスイッチング回路137をON/OFFすることで電源136から回路線138を介して電極1285,1286に所定時間のパルス電流を印加し、このときの応答出力電圧を電圧センサ135により計測する。これにより、内部抵抗値が算出されるので、検出素子1281の温度を検出することができる。図5において、時間tにて内燃機関EGの始動を検出したら、時間t〜tにてヒータ1282を100%のデューティ比で駆動し、時間tにて上述したパルス電流の印加と応答出力電圧と温度−内部抵抗データとから検出素子1281の温度が350℃に達したことを検出する。
ステップST4では、劣化判定条件として、エンジン回転速度、エンジン負荷及び燃料噴射量などに基づいて内燃機関EGが安定した運転状態にあるか否かを判定する。内燃機関EGが安定した運転状態にあり劣化判定条件が成立している場合は、ステップST5へ進み、内燃機関EGが安定した運転状態になく劣化判定条件が成立していない場合はステップST3へ戻り、検出素子1281の温度を350℃に維持する。劣化判定条件が成立するには内燃機関EGが安定した運転状態にあることが好ましいので、具体的にはたとえばクランク角センサ1313等により検出されるエンジン回転速度がアイドル回転速度範囲といった所定範囲内にあり、アクセルペダルの踏込量から算出されるエンジン負荷が低負荷といった所定範囲内にあり、エンジン負荷から算出される燃料噴射量が少量といった所定範囲内にある場合に内燃機関EGが安定した運転状態にあると判定する。図5において時間t〜tの間で安定した運転状態を判定する。なお、ステップST4にて劣化判定条件が成立していない場合はステップST3へ戻るが、これを所定回数繰り返しても劣化判定条件が成立しない場合は本フローを終了するようにしてもよい。
ステップST5では、図2に示すコントロールユニット11によりスイッチング回路137をON/OFFすることで、電源136から回路線138を介して電極1285,1286に所定時間のパルス電流を印加し、このときの応答出力電圧を電圧センサ135により所定間隔で計測する。図5において時間t〜tの間がステップST5の劣化判定期間となる。このとき、図5に示すように検出素子1281の温度を、活性温度より低い400℃程度まで昇温してもよい。
ステップST5におけるパルス電流の印加と応答出力電圧の関係を図3Dに示す。本例では、同図に示すように、パルス電流はON時間をTS2−Tとし、点線の劣化品のグラフで示すように、印加開始tからtS1−t経過後の応答出力電圧Vを測定するとともに、印加終了からtS2−tS3経過後(印加開始からtS3−t経過後)の応答出力電圧Vを測定する。そして、応答出力電圧Vを基準にした収束電圧差ΔVS1=V−Vを演算する。一方において、劣化していない同じ仕様の酸素センサ128について、同図に実線の非劣化品のグラフで示すように、同じON時間TS2−Tのパルス電流を印加した場合の、印加開始tからtS1−t経過後の応答出力電圧Vを測定するとともに、印加終了からtS2−tS3経過後(印加開始からtS3−t経過後)の応答出力電圧Vを測定しておく。そして、応答出力電圧Vを基準にした収束電圧差ΔVS2=V−Vを演算しておく。このΔVS2が収束電圧基準値となる。
判定対象である酸素センサ128の劣化判定は、その収束電圧ΔVS1と収束基準電圧ΔVS2との差の絶対値|ΔVS1−ΔVS2|が許容範囲内にあるか否か、すなわち|ΔVS1−ΔVS2|≦a(aは0又は所定の正の値)である場合は劣化していないと判定し、そうでない場合は劣化していると判定する。
本例のステップST5において、パルス電流のON時間TS2−Tは、たとえば10ms〜40ms程度の長さに設定することが好ましい。2ms程度の短パルス電流を印加すると、図3Cで説明したとおり応答出力電圧が小さいので、劣化判定に用いる収束電圧差ΔVS1と収束基準電圧ΔVS2との差の絶対値|ΔVS1−ΔVS2|が、判定を高精度で行うには充分な大きさとならないからである。逆に、40msを超える長パルス電流を印加しても応答出力電圧には問題ないが、印加後半において応答出力電圧が飽和するので判定に要する時間が長くなるという欠点がある。
ステップST6では、酸素濃度センサ128が排気通路125内の凝縮水により被水する被水環境にあるか否かを再度判定する。被水環境にあるか否かは、上述したステップST2と同様に、たとえばコントロールユニット11内に設けられたタイマー等により検出される内燃機関EGが始動してからの経過時間、エアフローメータ113により検出される吸気量、排気温度センサ134等により検出される排気浄化触媒127の温度などによって判定することができる。未だ被水環境にある場合はステップST3へ戻り、上述したステップST3〜ST6の処理を実行する。被水環境を脱するまでの間に検出素子1281が活性温度まで昇温すると損傷を受けるおそれがあるため、損傷を受けない温度環境で劣化判定を継続する。図5のタイムチャートの時間t〜tがこの劣化判定処理の期間である。
これに対して、被水環境にない場合はステップST7へ進み、ヒータ1282の目標出力デューティ比を増加させて検出素子1281を活性温度である700℃まで昇温し、通常の運転状態に移行する。図5のタイムチャートの時間t〜tがこの昇温処理の期間である。
《第2実施形態》
次に、図6のフローチャート及び図7のタイムチャートを参照して、本発明の他の実施の形態に係る酸素濃度センサ128の劣化判定に関する情報処理手順を説明する。以下の処理はコントロールユニット11内にインストールされた劣化判定プログラムによって実行される。なお、以下の例は、劣化判定の対象となる酸素センサ128が、アイドリングストップ制御が実行される内燃機関EGに装着されたものである。
まずステップST11では、内燃機関がアイドルステップ中か否かを判定する。アイドリングストップ中である場合はステップST12へ進み、そうでない場合はステップST20へ進む。アイドリングストップ中であるか否かは、コントロールユニット11からアイドリングストップ信号が出力されたか否かで判定し、コントロールユニット11にて行われるアイドリングストップの条件は、たとえばエンジン回転速度が所定値以下で、シフトポジションがニュートラル又はクラッチペダルが踏込まれている場合又はこれに加えてフットブレーキが踏み込まれている場合に成立する。ステップST20では劣化判定を行うことなく本処理を終了する。
ステップST12ではヒータ1282をOFFする。具体的には図7の時間tに示すようにヒータ1282の駆動デューティ比を0%に設定する。このヒータOFFの処理は、アイドリングストップ制御において通常行われている処理である。ステップST13では、検出素子1281の温度がそれまでの活性化温度である700℃から550℃まで降温したか否かを判定する。検出素子1281の温度検出は、上述した図4のステップST3と同様に、酸素濃度センサ128について、検出素子1281の温度と内部抵抗との関係を予めサンプリングしておき、図2に示すスイッチング回路137をON/OFFすることで電源136から回路線138を介して電極1285,1286に所定時間のパルス電流を印加し、このときの応答出力電圧を電圧センサ135により計測する。これにより、内部抵抗値が算出されるので、検出素子1281の温度を検出することができる。検出素子1281が550℃まで降温したらステップST14へ進み(図7の時間t)、降温していない場合はステップST12へ戻る。
ステップST14では、図2に示すコントロールユニット11によりスイッチング回路137をON/OFFすることで、電源136から回路線138を介して電極1285,1286に所定時間のパルス電流を印加し、このときの応答出力電圧を電圧センサ135により所定間隔で計測する。図7において時間t〜tの間がステップST12の劣化判定期間となる。このとき、ヒータ1282はOFF状態であるため検出素子1281の温度はさらに降温するが、活性温度700℃より低い温度であればよい。
ステップST15〜ST19は、アイドリングストップ制御にともなうヒータ1282の制御である。すなわち、ステップST15ではヒータ1282のOFFを継続し、ステップST16では検出素子1281の温度が420℃まで降温したか否かを判定する。検出素子1281が420℃まで降温したらステップST17へ進み、降温していない場合はステップST15へ戻ってヒータ1282のOFFを継続する。
ステップST17では、ヒータ1282をONし、検出素子1281の温度が420℃に維持されるように目標デューティ比を設定する(図7の時間t)。アイドリングストップ中は、ヒータ1282で消費される電気エネルギを低減するために、ヒータ1282の温度を降温させる。ステップST18では、内燃機関がアイドルステップ中か否かを判定する。アイドリングストップ中である場合はステップST17へ戻り、ヒータ1282による温度維持を継続する。アイドリングストップ制御が解除されたらステップST19へ進み、検出素子1281の温度が700℃まで昇温するようにヒータ1282の目標デューティ比を設定し、通常制御へ移行する。
以上のように、本例の酸素センサの劣化判定装置によれば、図3Dに示すようにパルス電流に対する応答出力電圧の収束電圧差|ΔVS1−ΔVS2|を判定基準値aと比較するので、内燃機関系統の駆動状態に影響を受けることなく酸素濃度センサ128の劣化状態を正確に判定することができる。また、酸素濃度センサ128を活性化温度700℃より低い温度350〜550℃に制御して応答出力電圧を計測するので、得られる収束電圧差が大きくなり、これにより酸素濃度センサの劣化状態を精度よく判定することができる。
また本例の酸素センサの劣化判定装置によれば、酸素センサ128が被水環境にある場合、すなわち当該被水環境を解消するための制御期間中に劣化判定を行うので、特別な判定期間を設ける必要がない。この場合に、内燃機関EGの運転状態が安定状態にある場合に判定を行うので、内燃機関EGの運転に影響を与えることなく正確な判定を行うことができる。
また本例の酸素センサの劣化判定装置によれば、内燃機関EGのアイドリングストップ中に劣化判定を行うので、特別な判定期間を設ける必要がない。また、アイドリングストップ中の酸素センサ温度の降下時を利用するので、得られる収束電圧差が大きくなり、これにより酸素濃度センサの劣化状態を精度よく判定することができる。
上記コントロールユニット11は本発明に係る温度制御手段、電流印加手段、収束電圧検出手段、判定手段、被水環境検出手段、運転状態検出手段、アイドリングストップ検出手段に相当する。
EG…内燃機関
11…コントロールユニット
111…吸気通路
112…エアーフィルタ
113…エアフローメータ
114…スロットルバルブ
115…コレクタ
116…スロットルバルブアクチュエータ
116a…スロットルセンサ
117…吸気温度センサ
118…燃料噴射バルブ
119…シリンダ
120…ピストン
121…吸気バルブ
122…排気バルブ
123…燃焼室
124…点火プラグ
125…排気通路
126…空燃比センサ
127…排気浄化触媒
128…酸素濃度センサ
1281…検出素子
1282…ヒータ
1283…プロテクタ
1284…ジルコニア固体電解質
1285,1286…電極
1287…通気孔
S1,S2…空間
129…マフラ
130…クランク軸
131…クランク角センサ
132…冷却ジャケット
133…水温センサ
134…排気温度センサ
135…電圧センサ
136…電源
137…スイッチング回路
138…回路線

Claims (5)

  1. 内燃機関の排気通路に設けられる酸素濃度センサの劣化の有無を判定する内燃機関用酸素濃度センサの劣化判定装置において、
    前記酸素濃度センサの検出素子の温度を活性化温度より低い温度に制御する温度制御手段と、
    前記酸素濃度センサの出力回路の端子にパルス電流を印加する電流印加手段と、
    前記パルス電流を印加した場合の前記酸素濃度センサの応答出力電圧の収束電圧を検出する収束電圧検出手段と、
    前記検出された収束電圧と予め設定された収束電圧基準値とを比較し、これらの収束電圧差が所定値より大きい場合に、前記酸素濃度センサが劣化していると判定する判定手段と、を備える内燃機関用酸素濃度センサの劣化判定装置。
  2. 前記酸素センサの検出素子が前記排気通路内の凝縮水により被水する被水環境にあることを検出する被水環境検出手段をさらに備え、
    前記被水環境検出手段により被水環境であることが検出された場合に、
    前記温度制御手段は、前記検出素子の温度を前記活性化温度より低い温度に制御し、
    前記電流印加手段は、前記酸素濃度センサの出力回路の端子にパルス電流を印加し、
    前記収束電圧検出手段は、前記パルス電流を印加した場合の前記酸素濃度センサの応答出力電圧の収束電圧を検出し、
    前記劣化判定手段は、前記酸素濃度センサの劣化の有無を判定する請求項1に記載の内燃機関用酸素濃度センサの劣化判定装置。
  3. 前記内燃機関の運転状態が安定状態であることを検出する運転状態検出手段をさらに備え、
    前記運転状態検出手段により前記内燃機関の運転状態が安定状態であることが検出された場合に、
    前記温度制御手段は、前記検出素子の温度を前記活性化温度より低い温度に制御し、
    前記電流印加手段は、前記酸素濃度センサの出力回路の端子にパルス電流を印加し、
    前記収束電圧検出手段は、前記パルス電流を印加した場合の前記酸素濃度センサの応答出力電圧の収束電圧を検出し、
    前記劣化判定手段は、前記酸素濃度センサの劣化の有無を判定する請求項2に記載の内燃機関用酸素濃度センサの劣化判定装置。
  4. アイドリングストップ制御により前記内燃機関が停止状態にあることを検出するアイドリングストップ検出手段をさらに備え、
    前記アイドリングストップ検出手段により前記内燃機関が停止状態にあることが検出された場合に、
    前記温度制御手段は、前記検出素子の温度を前記活性化温度より低い温度に制御し、
    前記電流印加手段は、前記酸素濃度センサの出力回路の端子にパルス電流を印加し、
    前記収束電圧検出手段は、前記パルス電流を印加した場合の前記酸素濃度センサの応答出力電圧の収束電圧を検出し、
    前記劣化判定手段は、前記酸素濃度センサの劣化の有無を判定する請求項1に記載の内燃機関用酸素濃度センサの劣化判定装置。
  5. 内燃機関の排気通路に設けられる酸素濃度センサの劣化の有無を判定する内燃機関用酸素濃度センサの劣化判定方法において、
    前記酸素濃度センサの検出素子の温度を活性化温度より低い温度に制御した状態で、前記酸素濃度センサの出力回路の端子にパルス電流を印加し、
    前記パルス電流を印加した場合の前記酸素濃度センサの応答出力電圧の収束電圧を検出し、
    前記検出された収束電圧と予め設定された収束電圧基準値とを比較し、これらの収束電圧差が所定値より大きい場合に、前記酸素濃度センサが劣化していると判定する内燃機関用酸素濃度センサの劣化判定方法。
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