JP2015093356A - 教示点補正装置および教示点補正方法 - Google Patents

教示点補正装置および教示点補正方法 Download PDF

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Abstract

【課題】高精度な3次元の位置補正が可能な教示点補正装置および教示点補正方法を得ることを目的とする。
【解決手段】位置センサ32と、位置センサ32と向きを合わせたカメラ33とが設けられたセンサユニット3と、ロボット2と連携してセンサユニット3による測定動作を制御する測定制御部と、位置センサ32の位置データと、撮像器33の画像データに基づいて、基準ワーク4Mに対する作業対象ワーク4Wの変位量を算出し、教示点(IO、IP)を補正する教示点補正部と、を備え、教示点補正部は、位置センサ32が検知する向きを固定した状態で取得した位置データと画像データに基づいて、変位量を直交する3軸の平行移動成分と3軸の回転成分からなる六自由度の成分(Δx、Δy、Δz、Δθx、Δθy、Δθz)で算出する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ロボットシステムにおける教示点の位置を補正する教示点補正装置と教示点補正方法に関するものである。
ロボットシステムにおいては、作業対象となるワークの設置誤差等に伴い、ロボットに設定された教示点を補正する必要がある。そこで、タッチセンサがワークの主要な面に接触を検知したときの位置座標に基づいて、補正値を算出する方法(例えば、特許文献1参照。)や、二次元変位センサを用いて補正値を算出する方法(例えば、特許文献2参照。)が提案されている。
特開2011−152599号公報(段落0018〜0043、図2〜図3) 特開2011−183535号公報(段落0021〜0030、図1〜図6)
しかしながら、タッチセンサによって位置座標を求める方法では、3次元の位置情報を得るためには、3か所の面に対してタッチセンサを接触させる必要があり、面に応じてロボットの軸の向きを変更する必要があった。ロボットが動作する際には、少なからず位置ズレ(教示データと実移動量の差)を伴うものであるが、平行移動に比べて軸の向きを変更する際の位置ズレは大きく、位置情報の精度に大きな影響を与え、高精度な位置補正が困難になる。
一方、2次元変位センサを用いる方法では、1回の計測で少なくとも2つの位置情報が得られるので、ロボットの動作回数は減少させることができるが、それでも3次元の位置情報を得るためには、直交する2つの平面動作での位置情報の取得が必要となる。つまり、いずれの方法によっても、3次元の位置情報を得るためには、軸方向の変更が必要で、高精度な位置補正は困難であった。
本発明は、上記のような問題点を解決するためになされたものであり、高精度な3次元の位置補正が可能な教示点補正装置および教示点補正方法を得ることを目的とするものである。
本発明にかかる教示点補正装置は、基準ワークに対して設定したロボットの教示点を、前記基準ワークに代えて設置した作業対象ワークに対して補正する教示点補正装置であって、対象物の表面までの距離を検知して前記対象物の位置を測定する位置センサと、撮像する向きを前記位置センサが検知する向きに合わせた撮像器とが設けられるとともに、前記ロボットの先端に接続されるセンサユニットと、前記ロボットと連携して前記センサユニットによる測定動作を制御する測定制御部と、前記位置センサで測定した位置データと、前記撮像器で取得した画像データに基づいて、前記基準ワークに対する前記作業対象ワークの変位量を算出し、算出した変位量に基づいて前記教示点を補正する教示点補正部と、を備え、前記基準ワークおよび前記作業対象ワークのうちの一方のワークが設置される設置面には、位置の基準となる基準ブロックが固定されており、前記測定制御部は、前記位置センサが検知する向きを前記設置面に向けたまま、前記一方のワークおよび前記基準ブロックに対して前記位置データと前記画像データを取得するように前記測定動作を制御するとともに、前記教示点補正部は、前記位置データと前記画像データに基づいて、前記変位量を直交する3軸の平行移動成分と3軸の回転成分からなる六自由度の成分で算出することを特徴とする。
本発明にかかる教示点補正方法は、基準ワークに対して設定したロボットの教示点を、前記基準ワークに代えて設置した作業対象ワークに対して補正する教示点補正方法であって、位置の基準となる基準ブロックが固定された設置面に前記基準ワークを設置し、前記教示点を設定する工程と、対象物の表面までの距離を検知して前記対象物の位置を測定する位置センサと、撮像する向きを前記位置センサが検知する向きに合わせた撮像器とが設けられたセンサユニットを前記ロボットの先端に接続し、前記センサユニットを用いて前記基準ワークの前記基準ブロックに対する位置を測定する第一測定工程と、前記基準ワークに代えて、前記設置面に前記作業対象ワークを設置する工程と、前記センサユニットを用いて前記作業対象ワークの前記基準ブロックに対する位置を測定する第二測定工程と、前記第一測定工程および前記第二測定工程の測定結果から前記基準ワークに対する前記作業対象ワークの変位量を算出し、算出した変位量に基づき前記教示点を補正する工程と、を含み、前記第一測定工程および前記第二測定工程では、それぞれ前記位置センサが検知する向きを前記設置面に向けたまま、前記基準ワークおよび前記作業対象ワークのうちの前記設置面に設置されたワークと前記基準ブロックの位置データと画像データを取得するように前記ロボットと前記センサユニットの動作を連携して制御するとともに、前記教示点を補正する工程では、前記位置データと前記画像データに基づいて、前記変位量を直交する3軸の平行移動成分と3軸の回転成分からなる六自由度の成分で算出することを特徴とする。
この発明によれば、ロボットの軸方向を変更することなく、3次元の位置情報を得ることができるので、高精度な3次元の位置補正が可能な教示点補正装置および教示点補正方法を得ることができる。
本発明の実施の形態1にかかる教示点補正装置を備えたロボットシステムの全体構成図である。 本発明の実施の形態1にかかる教示点補正装置を構成するセンサユニットの構成図である。 本発明の実施の形態1にかかる教示点補正方法のうち、基準ワークに対する教示点と位置情報を生成する部分を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1にかかる教示点補正方法のうち、作業対象ワークの位置の基準ワークの位置に対する変位量を生成する部分を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1にかかる教示点補正装置において、教示点を作成する際の構成を示す図である。 本発明の実施の形態1にかかる教示点補正装置で、基準ワークに対して教示点を作成する際の例を示す図である。 本発明の実施の形態1にかかる教示点補正装置で、ある位置情報(θx0)を算出するための位置センサによる測定例を示す図である。 本発明の実施の形態1にかかる教示点補正装置あるいは教示点補正方法で、位置センサの測定値により、位置情報の一つ(θx0)を算出する例を示す図である。 本発明の実施の形態1にかかる教示点補正装置で、ある位置情報(θy0)を算出するための位置センサによる測定例を示す図である。 本発明の実施の形態1にかかる教示点補正装置で、ある位置情報(x、y、θz)を算出するためのカメラによる測定(撮像)例を示す図である。 本発明の実施の形態1にかかる教示点補正装置あるいは教示点補正方法で、撮像した画像情報により、位置情報(x、y、θz)を算出する例を示す図である。
実施の形態1.
図1〜図11は、本発明の実施の形態1にかかる教示点補正装置および教示点補正方法について説明するためのものである。そのうち、図1〜図4は、教示点補正装置を用いたロボットシステムの機械的構成、および教示点補正方法における動作を説明するためのものであり、図1は教示点補正装置を備えたロボットシステムの全体構成図、図2は教示点補正装置を構成するセンサユニットの構成図、図3は教示点補正装置および教示点補正方法における動作のうち、基準ワークを用いて教示点を生成する部分と、基準ワークの基準ブロックに対する位置関係を示す位置情報を生成する部分を示すフローチャート、図4は実作業対象のワークの基準ワークに対する変位量を生成する部分を示すフローチャートである。
図5と図6は、基準ワークに対する教示点の生成例を示すもので、図5は教示点補正装置を備えたロボットシステムで、設置面に対して基準ブロックとを配置し、ロボットのアーム先端に挿入治具を装着した状態を示す図、図6は基準ワークに対する教示点作成における挿入治具を基準ワークに近づける際の段階ごとの状態を示す図である。
図7〜図11は、ワークの基準ブロックに対する位置関係を示す位置情報を生成するための測定あるいは算出方法の例について説明するためのもので、図7はx軸を中心とする回転成分を示す位置情報(θx0)を算出するための位置センサによる測定例を示す図、図8は位置センサの測定値に基づいて、x軸を中心とする回転成分を示す位置情報(θx0)を算出する例を示す図、図9はy軸を中心とする回転成分を示す位置情報(θy0)を算出するための位置センサによる測定例を示す図、図10は位置情報のうち、x方向の平行移動成分、y方向の平行移動成分およびx軸を中心とする回転成分(x、y、θz)を算出するためのカメラによる測定(撮像)例を示す図、図11は撮像した画像情報により、位置情報(x、y、θz)を算出する例を示す図である。
本発明の実施の形態1にかかるロボットシステム1は、図1に示すように、ワーク4に対して作業を行うため、制御装置6によって制御される所謂多関節ロボットであるロボット2を備えたものである。ロボット2のアーム先端2eには、センサユニット3が取り付けられている。センサユニット3は、図2に示すように、位置センサ32、カメラ33ならびに照明34が設けられた筐体31が、アーム先端2eのオートツールチェンジャー2cによって保持されている。オートツールチェンジャー2cは、センサユニット3ならびにハンドといった組立用のツール(図示しない)の脱着を自動で行い、ロボットシステム1における位置補正動作ならびに組立動作を全て自動で行う。
位置センサ32については、本実施形態では、接触式変位センサを使用する。カメラ33ならびに照明34は、使用環境等により、適宜、最適なものを選択できる。制御装置6は、例えば、記憶装置を備えたコンピュータであり、位置センサ32ならびにカメラ33にて計測されたデータをもとに3次元の位置情報(直交する3軸の平行移動成分+回転成分の計6自由度)を算出して記憶する。これにより、ワーク4に対する教示点の生成および、後述する補正(キャリブレーション)を行うことができる。すなわち、制御装置6は、ロボット2を制御する制御器であるとともに、センサユニット3と連携して教示点の生成と補正を行う教示点補正装置として機能する。
ワーク4は、部品搭載パレット、組立ユニットといった、ロボット2が作業をする対象であり、品種切り替え時などに、交換されるものである。交換作業自体は、人手交換、自動交換のどちらでも良い。基準ブロック5A、5Bは、ロボットシステム1の設置面7に設置・固定されているもので、ロボットシステム1における4の基準となるものであるため、通常は取り外したりはしない。ワーク4および基準ブロック5A、5Bは、剛体(例えば金属)であり、位置センサ32にて計測が可能となるように、基準となり得る面(例えば、5Af、5Bf)が設けられている。また、カメラ33で撮像した画像から画像処理が可能となるように、特徴的なエッジ部もしくは、マーキングが施されているものとする。
つぎに、図3と図4のフローチャートの流れに沿って、本実施の形態にかかる教示点補正装置の動作あるいは教示点補正方法について説明する。
始めに、作業対象となる複数種のワークに対して、基準となる基準ワーク(マスターワークとも称される。)に対して教示点と位置情報の生成を行う(図3)。はじめに、1種類のワーク4のなかのひとつを基準ワーク4Mとして選定し、設置面7に設置する(ステップS10)。ここでは、ワーク4として、図5に示すように、六面体の一面に四角形の穴4hが開いているものを用い、ロボット2のアーム先端2eには、穴4hに対応した直方体の挿入治具8が設置されている例について説明する。
つぎに、図6(a)〜図6(c)に示すように、挿入治具8の先端の直方体部分8pを、基準ワーク4Mの四角形の穴4h部分に挿入して教示点を生成する(ステップS30)。この挿入動作は、一般的に自動制御で行えるものではなく、ロボット2の向きや位置を微妙に調整しながら行われる。そして、図6(b)に示す直方体部分8pが穴4hに挿入される直前での平行移動成分や回転成分の情報(IO)、および直方体部分8pの穴4hへの挿入が完了した時点での平行移動成分や回転成分の情報(IP)を、教示点としてティーチングする。
次に、教示点のティーチングを行った基準ワーク4Mと、設置面7に設置・固定している基準ブロック5A、5Bとの位置関係を示す位置情報を生成する(ステップS30〜S50)。まずは、図7に示すように、基準ワーク4Mならびに基準ブロック5Aの基準面4f、5Afのそれぞれに設定された2点(PMaとPMb、およびPAaとPAb)に、位置センサ32を接触させ、接触したときの位置を測定する(ステップS30の一部)。接触位置としては、x座標の値を一定に保ち、点に応じてy座標の値を設定し、位置センサ32が基準面に接触したときのz座標の値を取得する。点に応じて位置センサ32を接触させる位置は、ロボット2の教示点として、ワーク4の種類に応じて設定され、制御装置6に記憶されている。
上記のように位置センサ32を用いて測定した接触位置データから、次のようにしてx軸を中心とする回転成分を示す位置情報(θx0)を算出する(ステップS50の一部)。このとき、例えば、接触したときの位置のy座標(ロボット2の教示点)とz座標(位置センサ32の値)を便宜的に以下のように表現すると、基準面4f、5Af上の位置センサ32が接触した部分のzy面における関係は図8に示すようになる。
PMa=(y1、t1)
PMb=(y2、t2)
PAa=(y3、t3)
PAb=(y4、t4)
基準ブロック5A、5Bは、加工精度ならびに取り付け精度により、点PMaと点PMbとを結ぶ直線と、点PAaと点PAbとを結ぶ直線とは、ある傾きをもつ。基準ワーク4Mならびに基準ブロック5Aにおける、各2点によって導かれる2つの直線の傾きは、基準面4fの基準面5Afに対する傾きである。その傾きは、位置情報のうち、x軸まわりの回転成分θx0であり、三角関数の加法定理から、下記の式(1)のように導き出される。
Figure 2015093356
求められた位置情報θx0は、基準ワーク4Mと同じ種類のワーク4の基準となる値であるため、制御装置6に記憶する。
一方、基準ブロック5Bを基準にして、図9に示すように、基準ワーク4Mならびに基準ブロック5Bの基準面4f、5Bfのそれぞれに設定された2点(PMc、PMd、PBc、PBd)に、位置センサ32を接触させ、接触したときの位置を測定する(ステップS30の一部)。接触位置としては、y座標の値を一定に保ち、点に応じてx座標の値を設定し、位置センサ32が基準面に接触したときのz座標の値を取得する。点に応じて位置センサ32を接触させる位置は、ロボット2の教示点として、ワーク4の種類に応じて設定され、制御装置6に記憶されている。
そして、y軸を中心とする回転成分を示す位置情報(θy0)を算出する(ステップS50の一部)。ここでも、接触したときの位置のy座標(ロボット2の教示点)とz座標(位置センサ32の値)を便宜的に以下のように表現する。
PMc=(x5、t5)
PMd=(x6、t6)
PBc=(x7、t7)
PBd=(x8、t8)
基準ワーク4Mならびに基準ブロック5Bにおける、各2点によって導かれる2つの直線の傾きが、基準面4fの基準面5Bfに対する傾きである。その傾きは、位置情報のうち、y軸まわりの回転成分θy0であり、三角関数の加法定理から、下記の式(2)のように導き出される。
Figure 2015093356
求められた位置情報θy0は、基準ワーク4Mと同じ種類のワーク4の基準となる値であるため、制御装置6に記憶する。さらに、上記動作(ステップS30)にて得られたt1、t2、t3、t4ならびにt5、t6、t7、t8は、z軸方向の基準となるため、制御装置6に記憶する。
さらにまた、センサユニット3に組み込まれているカメラ33によって、図10に示すように基準ブロック5Aと5Bのうちの一方(図では基準ブロック5A)と基準ワーク4Mとが隣接する部分を上方向(z方向で離れた位置)から撮像する(ステップS40)。カメラ33の画素数ならびに撮像エリアについては、補正精度によって、適宜選択できるものとする。カメラ33は画像処理システム(図示しない)に接続されており、撮像した画像において、エッジ検出、エッジ間距離の測定といった、一般的な画像処理システムの機能を有するものとする。
撮像により、例えば、図11のような画像(xy面における輪郭形状)が得られたとする。すると、画像処理システムは、基準ブロック5Aのx軸と交わる輪郭線EAsと基準ワーク4Mに対向する輪郭線EAo、基準ワーク4Mのx軸と交わる輪郭線EMsと基準ブロック5Aに対向する輪郭線EMoを抽出する。そして、抽出した輪郭線EAsとEMsがなす角を位置情報θz0(z軸まわりの回転成分)、EAoのEAsとの交点およびEMoのEMsとの交点の、y軸方向の平行移動成分を位置情報y0、x軸方向の平行移動成分を位置情報xoとして算出する(ステップS50の一部)。
求められたx0、y0ならびにθz0は、基準ワーク4Mと同じ種類の作業対象ワーク4Wの基準となる値であるため、制御装置6に記憶する。ここでは、基準ワーク4Mと基準ブロック5Aとの位置関係を求めているが、基準ワーク4Mと基準ブロック5Bとの位置関係を求めて、その値を基準値として制御装置6に記憶してもよい。
これにより、ある種類のワークの基準ワークに対して、挿入動作を教示した基準位置となる位置情報の生成が完了する。すると、必要な種類のワークの基準ワークに対する位置情報が得られるまで(ステップS60で「N」の場合)、同様の動作(ステップS10〜S50)を繰り返す。必要な種類のワークの基準ワークに対する位置情報が得られると(ステップS60で「Y」の場合)、基準ワークに対する位置情報の生成が完了する。
つぎに、実際に作業対象となるワーク4に対する教示点の補正(図4)について、六面体の一面に四角形の穴4hが開いている基準ワーク4Mと同じ種類のワーク(図示しないが、基準ワーク4Mと区別するため、作業対象ワーク4Wと称する。)を選定した例について説明する。
はじめに、作業対象ワーク4Wを設置面7に設置する(ステップS110)。このとき、作業対象ワーク4Wの取り付け位置は、教示点をティーチングした基準ワーク4Mが設置された位置とは一致しない。そこで、基準ワーク4Mに対して行った測定(ステップS30〜S40)と同様の測定を作業対象ワーク4Wに対しても実施(ステップS120〜S130)を実施し、その測定値に基づいて、位置情報の変位量(Δx、Δy、Δz、Δθx、Δθy、Δθz)を算出する(ステップS140)。
変位量のうち、x軸まわりの回転成分、およびy軸まわりの回転成分の変位量Δθx、Δθxは、まず、ステップS50と同様に、作業対象ワーク4Wの基準ブロック5A、5Bに対する傾き(回転成分θx1、θy1)を算出する。そして、それぞれ下記のように基準ワーク4Mの位置情報θx0、θy0との差を計算することで算出する(ステップS140の一部)。
Δθx=θx1−θx0
Δθy=θy1−θy0
そして、θx1、θy1を算出するために得られた位置センサ32の値をそれぞれt9、t10、t11、t12、ならびにt13、t14、t15、t16とすると、下記式(3)あるいは式(4)により、z方向の平行移動成分の変位であるΔzが得られる(ステップS140の一部)。
Figure 2015093356
Figure 2015093356
なお、上記式(3)あるいは式(4)は、厳密には作業対象ワーク4Wのxy面上での位置ずれがある場合には成立しない式である。しかし、実体上は、作業対象ワーク4Wのxy面上での位置ずれのz方向の位置への影響は無視できるレベルであり、上記式で得られた変位量Δzにより、後述する補正を正確に行うことができる。
そして、残る変位量(Δx、Δy、Δθz)は、ステップS130で得られた画像データをもとに、ステップS50と同様に、まず、作業対象ワーク4Wの基準ブロック5Aに対するx軸方向の平行移動成分x1、y軸方向の平行移動成分y1、およびz軸まわりの回転成分θz1を算出する。そして、それぞれ下記のように基準ワーク4Mの位置情報x0、y0、θzとの差を計算することで算出する(ステップS140の一部)。
Δx=x1−x0
Δy=y1−y0
Δθz=θz1−θz0
算出された3次元の変位量(Δx、Δy、Δz、Δθx、Δθy、Δθz)は、アーム先端2eを原点とするツール座標系での補正値として、教示ポイントの情報(IO、IP)へフィードバックされ、補正(キャリブレーション)される。
このように、ワーク4ならびに基準ブロック5A、5Bに対して、1方向からのアクセスのみで、3次元の補正に必要な変位量(直交3軸の平行移動成分:Δx、Δy、Δz、直交3軸の回転3成分:Δθx、Δθy、Δθz)を得ることができる。そのため、補正に必要な位置情報の生成の際にロボット2の軸方向を変化させる必要が無く、ロボット2自身が持っている固有の位置ずれ量の影響が最小となるため、高精度な位置補正が可能となる。さらに、キャリブレーション時間の短縮も期待される。
また、補正に必要な位置情報を得るための計測動作が1方向からのアクセスのみでよいので、ワーク4の周辺部を、センサユニット3が取り付けられたロボット2が、あらゆる方向からアクセスすることを想定して構成する必要が無い。そのため、ロボットシステム1全体がコンパクトになり、省スペース化ならびに設備コストの低減もできるといった実用的な利点もある。また、組立設備においては、ワーク4に対して1方向からは必ずアクセスできるため、設備構成に制約を受けることなく、ロボットシステム1が導入できる。
なお、ここでは、1度の計測動作にて補正値を導出しているが、高い位置精度が求められる場合は、計測動作と補正動作を繰り返すことで、補正値の精度を高めるようにしても良い。また、本実施の形態1において、位置センサ32に、接触式変位センサを用いる例を示したがこれに限られることはない。例えば、レーザ変位センサや超音波センサのような非接触式変位センサを用いても良い。この場合、センサユニット3に組み込まれるセンサは全て非接触式となるため、ワーク4が柔軟物であっても、位置補正量が導出され、ロボット教示点のキャリブレーションが可能となる。
以上のように、本発明の実施の形態1にかかる教示点補正装置によれば、基準ワーク4Mに対して設定したロボット2(またはロボットシステム1)の教示点(IO、IP)を、基準ワーク4Mに代えて設置した作業対象ワーク4Wに対して補正する教示点補正装置であって、対象物の表面までの距離を検知して対象物の位置を測定する位置センサ32と、撮像する向きを位置センサ32が検知する向きに合わせた撮像器(カメラ33)とが設けられるとともに、ロボット2の先端(アーム先端2e)に接続されるセンサユニット3と、ロボット2と連携してセンサユニット3による測定動作を制御する測定制御部(制御装置6内に形成)と、位置センサ32で測定した位置データと、撮像器(カメラ33)で取得した画像データに基づいて、基準ワーク4Mに対する作業対象ワーク4Wの変位量を算出し、算出した変位量に基づいて教示点(IO、IP)を補正する教示点補正部(制御装置6内に形成)と、を備え、基準ワーク4Mおよび作業対象ワーク4Wのうちの一方のワーク4が設置される設置面7には、位置の基準となる基準ブロック5A、5Bが固定されており、測定制御部は、位置センサ32が検知する向きを設置面7に向けたまま、一方のワーク4および基準ブロック5A、5Bに対して位置データと画像データを取得するように測定動作を制御するとともに、教示点補正部は、位置データと画像データに基づいて、変位量を直交する3軸の平行移動成分と3軸の回転成分からなる六自由度の成分(Δx、Δy、Δz、Δθx、Δθy、Δθz)で算出するように構成したので、ロボット2の位置ずれを最小限に抑え、高精度な3次元の位置補正が可能となる。
とくに、教示点補正部は、六自由度の成分のうち、検知する向きに垂直な2軸の回転成分(Δθx、Δθy)と検知する向きの平行移動成分(Δz)を位置データのみで算出するように構成したので、残る3自由度の成分(Δx、Δy、Δθz)のみを画像データで算出すればよい。そのため、画像解析では、図11で示したように隣接するワーク4と基準ブロック5Aのエッジ部分のみを抽出すればよく、複雑な画像解析を伴うことなく、容易に変位量を算出することができる。
また、位置センサ32に、非接触式変位センサを用いると、表面が変形しやすいワークを用いても、正確に3次元の位置補正が可能となる。
また、本実施の形態1にかかる教示点補正方法によれば、基準ワーク4Mに対して設定したロボット2(またはロボットシステム1)の教示点(IO、IP)を、基準ワーク4Mに代えて設置した作業対象ワーク4Wに対して補正する教示点補正方法であって、位置の基準となる基準ブロック5A、5Bが固定された設置面7に基準ワーク4Mを設置し、教示点(IO、IP)を設定する工程(ステップS10〜S20)と、対象物の表面までの距離を検知して対象物の位置を測定する位置センサ32と、撮像する向きを位置センサ32が検知する向きに合わせた撮像器(カメラ33)とが設けられたセンサユニット3をロボット2の先端(アーム先端2e)に接続し、センサユニット3を用いて基準ワーク4Mの基準ブロック5A、5Bに対する位置を測定する第一測定工程(ステップS30〜S40)と、基準ワーク4Mに代えて、設置面7に作業対象ワーク4Wを設置する工程(ステップS110)と、センサユニット3を用いて作業対象ワーク4Wの基準ブロック5A、5Bに対する位置を測定する第二測定工程(ステップS120〜S130)と、第一測定工程および第二測定工程の測定結果から基準ワーク4Mに対する作業対象ワーク4Wの変位量を算出し、算出した変位量に基づき教示点(IO、IP)を補正する工程(ステップS50、S140〜S150)と、を含み、第一測定工程および第二測定工程では、それぞれ位置センサ32が検知する向きを設置面7に向けたまま、基準ワーク4Mおよび作業対象ワーク4Wのうちの設置面7に設置されたワーク4と基準ブロック5A、5Bの位置データと画像データを取得するようにロボット2とセンサユニット3の動作を連携して制御するとともに、教示点(IO、IP)を補正する工程では、位置データと画像データに基づいて、変位量を直交する3軸の平行移動成分と3軸の回転成分からなる六自由度の成分(Δx、Δy、Δz、Δθx、Δθy、Δθz)で算出するように構成したので、ロボット2の位置ずれを最小限に抑え、高精度な3次元の位置補正が可能となる。
とくに、教示点を補正する工程では、六自由度の成分のうち、検知する向きに垂直な2軸の回転成分(Δθx、Δθy)と検知する向きの平行移動成分(Δz)を位置データのみで算出するように構成したので、残る3自由度の成分(Δx、Δy、Δθz)のみを画像データで算出すればよい。そのため、画像解析では、図11で示したように隣接するワーク4と基準ブロック5Aのエッジ部分のみを抽出すればよく、複雑な画像解析を伴うことなく、容易に変位量を算出することができる。
1:ロボットシステム、 2:ロボット、 3:センサユニット(教示点補正装置)、
4:ワーク、 4f:ワークの主面、 4M:基準ワーク、 4W:作業対象ワーク、
5:基準ブロック組、 5A:基準ブロックA、 5Af:基準ブロックAの主面、 5B:基準ブロックB、 5Bf:基準ブロックBの主面、 6 制御装置(教示点補正装置)、 7:設置面、 8: 挿入治具、 31:センサユニット筐体、 32:位置センサ、 33:カメラ(撮像器)、 34:照明、 35:オートツールチェンジャー、
EAo,EAs:基準ブロックAの撮像による計測対象(エッジ)、 EMo,EMs:の撮像による計測対象(エッジ)、 PAa〜PAb:基準ブロックAの主面上の位置センサによる計測対象(点)、 PBc〜PBd:基準ブロックBの主面上の位置センサによる計測対象(点)、 PMa〜PMd:ワークの主面上の位置センサによる計測対象(点)。

Claims (5)

  1. 基準ワークに対して設定したロボットの教示点を、前記基準ワークに代えて設置した作業対象ワークに対して補正する教示点補正装置であって、
    対象物の表面までの距離を検知して前記対象物の位置を測定する位置センサと、撮像する向きを前記位置センサが検知する向きに合わせた撮像器とが設けられるとともに、前記ロボットの先端に接続されるセンサユニットと、
    前記ロボットと連携して前記センサユニットによる測定動作を制御する測定制御部と、
    前記位置センサで測定した位置データと、前記撮像器で取得した画像データに基づいて、前記基準ワークに対する前記作業対象ワークの変位量を算出し、算出した変位量に基づいて前記教示点を補正する教示点補正部と、を備え、
    前記基準ワークおよび前記作業対象ワークのうちの一方のワークが設置される設置面には、位置の基準となる基準ブロックが固定されており、
    前記測定制御部は、前記位置センサが検知する向きを前記設置面に向けたまま、前記一方のワークおよび前記基準ブロックに対して前記位置データと前記画像データを取得するように前記測定動作を制御するとともに、
    前記教示点補正部は、前記位置データと前記画像データに基づいて、前記変位量を直交する3軸の平行移動成分と3軸の回転成分からなる六自由度の成分で算出することを特徴とする教示点補正装置。
  2. 前記教示点補正部は、前記六自由度の成分のうち、前記検知する向きに垂直な2軸の回転成分と前記検知する向きの平行移動成分を前記位置データのみで算出することを特徴とする請求項1に記載の教示点補正装置。
  3. 前記位置センサは、非接触式変位センサであることを特徴とする請求項1または2に記載の教示点補正装置。
  4. 基準ワークに対して設定したロボットの教示点を、前記基準ワークに代えて設置した作業対象ワークに対して補正する教示点補正方法であって、
    位置の基準となる基準ブロックが固定された設置面に前記基準ワークを設置し、前記教示点を設定する工程と、
    対象物の表面までの距離を検知して前記対象物の位置を測定する位置センサと、撮像する向きを前記位置センサが検知する向きに合わせた撮像器とが設けられたセンサユニットを前記ロボットの先端に接続し、前記センサユニットを用いて前記基準ワークの前記基準ブロックに対する位置を測定する第一測定工程と、
    前記基準ワークに代えて、前記設置面に前記作業対象ワークを設置する工程と、
    前記センサユニットを用いて前記作業対象ワークの前記基準ブロックに対する位置を測定する第二測定工程と、
    前記第一測定工程および前記第二測定工程の測定結果から前記基準ワークに対する前記作業対象ワークの変位量を算出し、算出した変位量に基づき前記教示点を補正する工程と、を含み、
    前記第一測定工程および前記第二測定工程では、それぞれ前記位置センサが検知する向きを前記設置面に向けたまま、前記基準ワークおよび前記作業対象ワークのうちの前記設置面に設置されたワークと前記基準ブロックの位置データと画像データを取得するように前記ロボットと前記センサユニットの動作を連携して制御するとともに、
    前記教示点を補正する工程では、前記位置データと前記画像データに基づいて、前記変位量を直交する3軸の平行移動成分と3軸の回転成分からなる六自由度の成分で算出することを特徴とする教示点補正方法。
  5. 前記教示点を補正する工程では、前記六自由度の成分のうち、前記検知する向きに垂直な2軸の回転成分と前記検知する向きの平行移動成分を前記位置データのみに基づいて算出することを特徴とする請求項4に記載の教示点補正方法。
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