JP2015090609A - 評価値算出方法、プログラム及び評価値算出装置 - Google Patents

評価値算出方法、プログラム及び評価値算出装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2015090609A
JP2015090609A JP2013230528A JP2013230528A JP2015090609A JP 2015090609 A JP2015090609 A JP 2015090609A JP 2013230528 A JP2013230528 A JP 2013230528A JP 2013230528 A JP2013230528 A JP 2013230528A JP 2015090609 A JP2015090609 A JP 2015090609A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
evaluation value
vehicle
driver
information
value calculation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013230528A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6268944B2 (ja
Inventor
友彦 播田
Tomohiko Harita
友彦 播田
譲 山影
Yuzuru Yamakage
譲 山影
孝広 齊藤
Takahiro Saito
孝広 齊藤
泰利 倉田
Yasutoshi Kurata
泰利 倉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2013230528A priority Critical patent/JP6268944B2/ja
Publication of JP2015090609A publication Critical patent/JP2015090609A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6268944B2 publication Critical patent/JP6268944B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
  • Time Recorders, Dirve Recorders, Access Control (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)

Abstract

【課題】日時又は走行経路を特定する条件毎に個人運転特性の評価値を算出することができる評価値算出方法、プログラム及び評価値算出装置を提供する。【解決手段】情報を記憶する記憶部303にアクセス可能なコンピュータ30が、車両の運転者に係る運転特性の評価値を算出する評価値算出方法において、車両に関する速度情報が時間情報と対応付けて記憶された記憶部303にアクセスして、該速度情報を読み出し、読み出した速度情報に基づいて、日時を特定する条件毎に車両の速度変化に係る評価値を算出する。【選択図】図3

Description

本願は、運転者の運転特性を評価する評価値算出方法、プログラム及び評価値算出装置に関する。
運転者の運転特性に係る評価値を算出し、算出した評価値をレーダーチャートに表示する安全運転評価装置がある(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に係る安全運転評価装置は、脇見頻度に応じた評価値、自車と先行車との車間距離に応じた評価値等を算出し、算出した評価値をレーダーチャート上に比較表示することで、運転者に自己の運転特性を確認させる。
特開2000−268297号公報
ところで、運転者の疲労状態又は精神状態に応じて、日時又は走行経路毎に運転者の注意力は変化すると考えられる。例えば、事業用自動車の交通事故は、運転者の休み明けに多いことを示す統計資料がある。しかしながら、特許文献1に係る安全運転評価装置は、個別具体的な運転者の心身状態と無関係に評価値を算出するため、算出した評価値をプロットしたレーダーチャートも安全運転に対する注意喚起に乏しい。
本願の目的の1つは、日時又は走行経路を特定する条件毎に個人運転特性の評価値を算出することができる評価値算出方法、プログラム及び評価値算出装置を提供することにある。
本願の一観点は、情報を記憶する記憶部にアクセス可能なコンピュータが、車両の運転者に係る運転特性の評価値を算出する評価値算出方法において、車両に関する速度情報が時間情報と対応付けて記憶された前記記憶部にアクセスして、該速度情報を読み出し、読み出した速度情報に基づいて、日時を特定する条件毎に車両の速度変化に係る評価値を算出する。
本願の一観点によれば、日時又は走行経路を特定する条件毎に個人運転特性の評価値を算出することができる。
運転評価システムのハードウェア構成例を示すブロック図である。 評価値算出装置のハードウェア構成例を示すブロック図である。 評価値算出装置の機能構成例を示す機能ブロック図である。 タコグラフテーブルのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。 運行管理テーブルのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。 事業所マスタのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。 ドライバマスタのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。 地理マスタのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。 勤務パターンマスタのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。 配送コースマスタのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。 交通違反履歴テーブルのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。 車両マスタのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。 車種変更履歴テーブルのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。 天候テーブルのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。 評価対象選択画面の画面レイアウトの一例を示す説明図である。 分析パラメータ選択画面の画面レイアウトの一例を示す説明図である。 レーダーチャート画面の画面レイアウトの一例を示す説明図である。 着目シーン別の安全運転指導チャートの一例を示す説明図である。 着目シーン別の安全運転指導チャートの一例を示す説明図である。 レーダーチャート生成処理の手順の一例を示すフローチャートである。 分別処理の手順の一例を示すフローチャートである。
本実施の形態に係る運転評価システムを、その図面に基づいて説明する。本実施の形態に係る運転評価システムは、荷物又は旅客を車両により移送する事業を営む運送会社に勤務するドライバ毎の個人運転特性の評価値を算出し、算出した評価値がプロットされたレーダーチャートを出力する。運送事業者の指導員は、運転評価システムが出力したレーダーチャートに基づいて、各ドライバに対して安全指導を行い、業務の安全及び業務の品質向上を図る。運転評価システムを利用する運送事業者は、例えば工業製品運送業者、一般貨物運送業者、コンビニエンスストアに商品を配送する配送業者、宅配便業者及び引越し業者を含む。また、運転評価システムを利用する運送事業者は、例えば乗合自動車運送事業者(定期バス、貸切バス)及び乗用自動車運送事業者(ハイヤー、タクシー)を含む。以下、コンビニエンスストアに商品を配送する配送業者を例に挙げて、本実施の形態に係る運転評価システムを説明する。
図1は、運転評価システム10のハードウェア構成例を示すブロック図である。運転評価システム10は、配送トラック20、評価値算出装置30及び端末装置40を含む。配送トラック20、評価値算出装置30及び端末装置40は、ネットワーク1Nに接続されている。ネットワーク1Nは、例えば電話回線、衛星通信回線、専用回線、インターネット等である。
配送トラック20は、荷台がアルミ製の箱型トラックであり、配送される商品に応じて冷凍車、冷凍冷蔵車であってもよい。配送トラック20は、デジタルタコグラフ21、GPS(Global Positioning System)受信機22、運行管理情報レコーダ23及び通信部24を含む。デジタルタコグラフ21は、配送トラック20の速度及び移動距離の時系列データを記録する運行記録機器である。GPS受信機22は、GPS衛星からの信号を受信して、配送トラック20の位置に関する時系列データを生成する位置測定装置である。
運行管理情報レコーダ23は、GPS受信機22が生成した配送トラック20の位置に関する時系列データを記録する記録装置である。また、運行管理情報レコーダ23は、ドライバの作業状況、配送トラック20が荷物を積んだ状態か否かを示すフラグ及びVICS(Vehicle Information and Communication System:登録商標)から取得した渋滞率に関する時系列データも記録する。
通信部24は、デジタルタコグラフ21及び運行管理情報レコーダ23が記録する情報を、無線通信によりネットワーク1Nを介して、評価値算出装置30へ送信する通信機器である。
評価値算出装置30は、例えばメインフレーム、ワークステーション、デスクトップPC(パーソナルコンピュータ)等である。評価値算出装置30は、デジタルタコグラフ21及び運行管理情報レコーダ23が記録した情報を配送トラック20から受信し、受信した情報を各種テーブルに格納する。あるいは、評価値算出装置30は、可搬型記憶媒体を介して、デジタルタコグラフ21及び運行管理情報レコーダ23が記録した情報を入力し、入力した情報を各種テーブルに格納してもよい。評価値算出装置30は、各種テーブルに格納したデータを用いてドライバの運転特性に係る評価値を算出し、算出した評価値に係る画面の情報を端末装置40へ送信する。また、評価値算出装置30は、評価値に関連する付属情報(例えば、渋滞率)を端末装置40へ送信する。
端末装置40は、例えばデスクトップPC、ノートPC、タブレットPC、スマートフォン等であり、画像を表示する表示部41を備えている。端末装置40は、ドライバの評価値に係る画面の情報及び付属情報を評価値算出装置30から受信する。端末装置40は、受信した画面の情報に対応する画面を表示部41に表示する。また、端末装置40は、ユーザの操作に応じて付属情報を表示部41に表示する。
図2は、評価値算出装置30のハードウェア構成例を示すブロック図である。評価値算出装置30は、CPU(Central Processing Unit)(読み出し部、算出部、加減速算出部、出力部、生成部)31、ROM(Read Only Memory)32及びRAM(Random Access Memory)33を含む。また、評価値算出装置30は、ハードディスク(記憶部)34、ディスクドライブ35、表示部36、操作部37、タイマ38及び通信部(出力部)39を含む。
CPU31は、ソフトウェアプログラムに記述された命令セットを実行するためのプロセッサである。CPU31は、評価値算出装置30の各構成部を制御する。CPU31は、ハードディスク34に記憶されたプログラム3PをRAM33に読み出し、RAM33に読み出したプログラム3Pを実行する。
ROM32は、読み出し専用記憶媒体であり、例えば不揮発性の半導体メモリである。ROM32は、評価値算出装置30の起動時にCPU31が実行するBIOS(Basic Input/Output System)、ファームウェア等を記憶している。
RAM33は、主記憶装置である。RAM33は、例えばSRAM又はDRAMであり、CPU31が実行する処理の過程で必要な作業変数、データ等を一時的に記憶する。なお、RAM33の代わりにフラッシュメモリ、メモリカード等が用いられてもよい。
ハードディスク34は、補助記憶装置である。ハードディスク34は、大容量の情報の記憶が可能なフラッシュメモリ又はCD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)、BD(Blu-ray(登録商標) Disc)等の光ディスク3dで代替されてもよい。ハードディスク34は、評価値算出装置30の内部に取り付けられるものであっても、評価値算出装置30の外部に置かれるものであってもよい。ハードディスク34は、ネットワーク1Nを介してアクセス可能な記憶装置(例えば、データベースサーバ)で代替されてもよい。
ハードディスク34は、CPU31が実行するプログラム3P及び各種テーブルを記憶している。
ディスクドライブ35は、外部の記憶媒体であるCD、DVD、BD等の光ディスク3dから情報を読み出し、光ディスク3dに情報を記録する。
表示部36は、画像を表示する表示装置である。表示部36は、例えば液晶ディスプレイ、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ等の画面を有し、CPU31からの指示に従って、プログラム3Pに係る各種情報を当該画面に表示する。
操作部37は、ユーザが各種の入力を行うキーボード、マウス、タッチパネル、電源スイッチ等の入力デバイスである。操作部37は、ユーザによる操作に基づいて入力信号を生成する。生成された入力信号は、バス3bを介してCPU31に出力される。
タイマ38は、クロックを数えることで一定時間の経過を計時する装置である。タイマ38は、計時した結果をCPU31に出力する。
通信部39は、有線又は無線通信のモデム、LAN(Local Area Network)カード、ルータ、USB(Universal Serial Bus)端子、接続コネクタ等である。通信部39は、ネットワーク1Nと接続されている。
なお、CPU31は、ディスクドライブ35を介して、プログラム3Pを光ディスク3dから読み込んでもよい。CPU31は、通信部39を介して、プログラム3Pを外部の情報処理装置又は記憶装置から読み込んでもよい。さらに、プログラム3Pを記憶したフラッシュメモリ等の半導体メモリ3mが、評価値算出装置30内に実装されていてもよい。
次に、評価値算出装置30の機能について説明する。
図3は、評価値算出装置30の機能構成例を示す機能ブロック図である。評価値算出装置30の各機能部は、ハードディスク34に記憶されたプログラム3Pと、CPU31、RAM33、ハードディスク34等のハードウェア資源とが協働して動作することにより実現される。評価値算出装置30は、受付部301、入力部302、記憶部303、読み出し部304、算出部(加減速算出部)305、生成部306及び出力部307の各機能部を含む。
受付部301は、ハードウェアの通信部39に対応する機能部である。受付部301は、ネットワーク1N又は可搬型記憶媒体を介して、配送トラック20からデジタルタコグラフ21及び運行管理情報レコーダ23が記録した情報を受け付ける。
入力部302は、受付部301が受け付けた情報を、記憶部303が記憶するテーブルに入力する機能部である。入力部302は、デジタルタコグラフ21が記憶した情報をタコグラフテーブル1Tに入力する。入力部302は、運行管理情報レコーダ23が記録した情報を運行管理テーブル2Tに入力する。また、入力部302は、評価値算出装置30の操作部37から入力されたデータを記憶部303が記憶する他のテーブルに入力する。
記憶部303は、情報を記憶するハードディスク34に対応する機能部である。記憶部303は、上記のタコグラフテーブル1T及び運行管理テーブル2Tが含まれる各種テーブルを記憶している。ここで、各種テーブルについて、説明する。
図4は、タコグラフテーブル1Tのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。タコグラフテーブル1Tは、配送トラック20に関する速度情報を時間情報と対応づけて記憶するテーブルである。速度情報は例えば時系列に記憶されている。タコグラフテーブル1Tは、事業所ID、車両ID、日時、速度及び走行距離の各列を含む。
事業所IDは、ドライバが所属する運送会社の事業所を識別する記号である。事業所IDは、事業所マスタ3Tと関連付けられている。車両IDは、配送トラック20を識別する記号である。車両IDは、車両マスタ9Tと関連付けられている。日時は、デジタルタコグラフ21が配送トラック20の速度を測定した日時であり、そのフォーマットは例えばyyyymmdd hhmmss形式である。速度は、デジタルタコグラフ21が測定した配送トラック20の速度(km/時)である。走行距離は、配送トラック20の走行距離(m)である。走行距離は、配送トラック20が車庫から出発し、車庫に帰還するまでの走行距離でもよいし、配送トラック20が走行を開始してからの累積走行距離でもよい。
図5は、運行管理テーブル2Tのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。運行管理テーブル2Tは、配送トラック20に関する時系列の位置情報を記憶するテーブルである。運行管理テーブル2Tは、事業所ID、ドライバID、車両ID、日時、緯度、経度、作業ステータス、実車空車ステータス及び渋滞率の各列を含む。
事業所ID、車両ID及び日時は、夫々タコグラフテーブル1Tの事業所ID、車両ID及び日時と同じである。事業所ID及び車両IDは、夫々事業所マスタ3T及び車両マスタ9Tと関連付けられている。ドライバIDは、配送トラック20を運転するドライバを識別する記号である。ドライバIDは、ドライバマスタ4Tと関連付けられている。緯度及び経度は、GPS受信機22が生成した配送トラック20の位置情報であり、配送トラック20が所在する緯度及び経度である。
作業ステータスは、ドライバの作業状態又は配送トラック20の走行状態を示す情報であり、ドライバが運行管理情報レコーダ23にマニュアル操作により入力する。例えば、作業ステータスの「出庫」は、配送トラック20が車庫から配送センターへ移動する走行経路に所在していることを示す。作業ステータスの「帰庫」は、配送トラック20が商品を最後に配送したコンビニエンスストアから車庫へ移動する走行経路に所在していることを示す。「拠点間走行」は、配送トラック20が配送センターから最後の配送先のコンビニエンスストアまで順次移動する走行経路に所在していることを示す。「荷積み」は、配送センターにてドライバがコンビニエンスストアへ配送する商品を配送トラック20へ荷積みしている状態を示す。「荷下ろし」は、コンビニエンスストアにてドライバが商品を配送トラック20から降ろしている状態を示す。
実車空車ステータスは、配送トラック20が商品(荷物)を積んだ状態か否かを示すフラグである。例えば、「空車」は、配送トラック20が商品を積んでいない状態を示す。「実車」は、配送トラック20が商品を積んでいる状態を示す。渋滞率は、配送トラック20がVICSから取得した走行道路における渋滞率(%)である。
作業ステータスは、ドライバ及び配送トラック20に関するイベントでもある。例えば、出庫は、ドライバの運転業務に関するイベントであり、配送トラック20が車庫と配送センターとの間の走行経路を移動するイベントでもある。例えば、荷積みは、ドライバの積載業務に関するイベントであり、配送トラック20が停止しているイベントでもある。図5では、例えば作業ステータス=出庫のレコードが1件のみ示されているが、実際には作業ステータス=出庫のレコードは複数件登録されている。そのため、例えば作業ステータス=出庫の場合における日時、緯度経度及び渋滞率等も複数のデータが運行管理テーブル2Tに記録されている。従って、運行管理テーブル2Tから、各イベントに対応する期間、走行経路、渋滞率変化等を特定することができる。
図6は、事業所マスタ3Tのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。事業所マスタ3Tは、事業所の基本属性を記憶するマスタテーブルである。事業所マスタ3Tは、事業所ID、事業所名及び住所の各列を含む。事業所IDは、タコグラフテーブル1Tの事業所IDと同じである。事業所名は、事業所の名称である。住所は、事業所が所在する位置の住所である。
図7は、ドライバマスタ4Tのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。ドライバマスタ4Tは、配送トラック20を運転するドライバの基本属性を記憶するマスタテーブルである。ドライバマスタ4Tは、事業所ID、ドライバID、氏名、勤務パターンID、車両ID及び配送コースIDの各列を含む。
事業所IDは、ドライバが所属する事業所の識別記号であり、事業所マスタ3Tの事業所IDと同じである。ドライバIDは、ドライバを識別する記号である。氏名は、ドライバの姓及び名である。勤務パターンIDは、ドライバの勤務パターンを識別する記号であり、勤務パターンマスタ6Tと関連付けられている。車両IDは、ドライバが運転する配送トラック20を識別する記号であり、タコグラフテーブル1Tの車両IDと同じである。車両IDは、車両マスタ9Tと関連付けられている。配送コースIDは、商品を配送するためにコンビニエンスストアを移動する配送コースを識別する記号である。配送コースIDは、配送コースマスタ7Tと関連付けられている。
図8は、地理マスタ5Tのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。地理マスタ5Tは、施設の位置を記憶するマスタテーブルである。ここでの施設は、例えば配送トラック20の車庫、配送センター、コンビニエンスストアの店舗等を含む。地理マスタ5Tは、緯度、経度、住所及び施設名の各列を含む。緯度及び経度は、施設が所在する位置の緯度及び経度であり、運行管理テーブル2Tの緯度及び経度と同じである。住所は、施設が所在する位置の住所である。施設名は、施設の名称である。
図9は、勤務パターンマスタ6Tのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。勤務パターンマスタ6Tは、ドライバの勤務パターン及び休日パターンを記憶するマスタテーブルである。勤務パターンマスタ6Tは、勤務パターンID及び日曜日〜土曜日の各列を含む。勤務パターンIDは、ドライバマスタ4Tの勤務パターンIDと同じである。日曜日〜土曜日の各列には、出勤日の曜日に該当する場合、例えば空欄にされる。日曜日〜土曜日の各列には、休日の曜日に該当する場合、例えば休日の文字列が格納にされる。
図9における勤務パターンマスタ6Tの先頭レコードは、勤務パターンID=001の場合、火曜日及び水曜日が休日であり、他の曜日が勤務日であることを示している。勤務パターンID=001の勤務パターンの場合、木曜日は休み明けの日に該当し、月曜日は休みの前日に該当する。勤務パターンID=001の勤務パターンの場合、金曜日、土曜日及び日曜日は、休み明けの翌々日と、次の休みの前々日との間の勤務日に該当する。以下、休み明けの翌々日と、次の休みの前々日との間の勤務日を中日と呼ぶことにする。
勤務パターンマスタ6Tの各レコードは、ドライバが勤務するイベント及び休息するイベントと対応している。また、勤務パターンマスタ6Tの各レコードは、1日刻みの期間毎に情報が区分されているので、ドライバの勤務日の中でも、更に細かいイベントに対応する。例えば、勤務パターンID=001の勤務パターンの場合、木曜日は中日の第1日目の勤務イベントに対応し、金曜日は中日の第2日目の勤務イベントに対応する。
図10は、配送コースマスタ7Tのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。配送コースマスタ7Tは、商品を配送するために配送トラック20がコンビニエンスストアを移動する配送コースの基本属性を記憶するマスタテーブルである。配送コースマスタ7Tは、配送コースID、事業所ID、配送コース及び配送便の各列を含む。配送コースIDは、ドライバマスタ4Tの配送コースIDと同じである。事業所IDは、事業所マスタ3Tの事業所IDと同じである。
配送コースは、配送トラック20の走行経路である。例えば、配送コースは、配送トラック20が出庫した後、ドライバが配送センターで荷積みを行ない、配送トラック20が拠点間走行する走行経路である。例えば、配送コースは、ドライバが決められた複数のコンビニエンスストアで荷下ろしを行ない、その後配送トラック20が帰庫するまでの走行経路である。配送便は、コンビニエンスストアへ商品を配送するトラック便が1日に例えば3便ある場合、対象の配送コースが何便に該当するかを示す情報である。
配送コースマスタ7Tの各レコードは、配送トラック20の走行イベントと対応している。例えば、配送コースID=0055の配送コースは、1便の走行イベントに対応している。また、配送コースマスタ7Tの各レコードは、配送コース列に見られるように、配送トラック20が更に細かい走行経路を走行する各走行イベントを含んでいる。配送コースID=0055の各走行イベントは、例えば車庫から配送センターへ走行する走行イベント、配送センターからA店へ走行する走行イベント等である。
また、配送トラック20の走行イベントは、ドライバにとって配送トラック20を配送コースに沿って走行させる運転イベントでもあることはいうまでもない。
図11は、交通違反履歴テーブル8Tのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。交通違反履歴テーブル8Tは、ドライバが犯した交通違反の履歴を記録するテーブルである。ドライバIDは、ドライバマスタ4TのドライバIDと同じである。交通違反日は、ドライバが交通違反を犯した日付であり、そのフォーマットは例えばyyyymmdd形式である。種類は、交通違反の内容を示す名称である。点数は、違反内容に応じた数値であり、ドライバに課す行政処分を決定するために利用される数値である。
免許停止開始日及び免許停止終了日は、夫々ドライバが運転免許停止処分を受けた場合における運転免許停止期間の開始日及び終了日である。免許停止開始日及び免許停止終了日のフォーマットは、夫々例えばyyyymmdd形式である。ユーザは、評価値算出装置30の操作部37から入力部302を介して、ドライバの交通違反情報を交通違反履歴テーブル8Tに入力する。
交通違反履歴テーブル8Tの各レコードは、ドライバの交通違反イベントと対応している。また、交通違反履歴テーブル8Tの各レコードは、ドライバが運転免許停止処分を受けたイベントと対応している。
図12は、車両マスタ9Tのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。車両マスタ9Tは、配送トラック20の基本属性を記憶するマスタテーブルである。車両マスタ9Tは、車両ID、型式、積載量及び変速方式の各列を含む。車両IDは、配送トラック20を識別する記号であり、タコグラフテーブル1Tの車両IDと同じである。型式は、構造及び性能が同一な自動車に対して指定される分類指標である。積載量は、配送トラック20の標準積載量である。変速方式は、トランスミッションの変速比を切り換える方式である。
図13は、車種変更履歴テーブル10Tのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。車種変更履歴テーブル10Tは、ドライバが運転する配送トラック20の車種に関する履歴を記録するテーブルである。車種変更履歴テーブル10Tは、ドライバID、車両変更日、変更前車両ID及び変更後車両IDの各列を含む。ドライバIDは、ドライバマスタ4TのドライバIDと同じである。車両変更日は、ドライバが運転する配送トラック20の車種が変更された日付であり、そのフォーマットは例えばyyyymmdd形式である。
変更前車両IDは、ドライバが運転する配送トラック20の車種が変更される前における配送トラック20の識別記号であり、車両マスタ9Tの車両IDと同じである。変更後車両IDは、ドライバが運転する配送トラック20の車種が変更された後における配送トラック20の識別記号であり、車両マスタ9Tの車両IDと同じである。ユーザは、評価値算出装置30の操作部37から入力部302を介して、ドライバが運転する配送トラック20の車種が変わる都度、車種の変更情報を車種変更履歴テーブル10Tに入力する。
車種変更履歴テーブル10Tの各レコードは、ドライバにとって運転する配送トラック20の種類が変わるイベントに対応する。
図14は、天候テーブル11Tのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。天候テーブル11Tは、事業所ID、日付、時間帯及び天候を対応付けて記憶するテーブルである。天候テーブル11Tは、事業所ID、日付、時間帯及び天候の各列を含む。事業所IDは、事業所マスタ3Tの事業所IDと同じである。日付は、例えばyyyymmdd形式である。時間帯は、例えば配送トラック20の配送便に合わせて、1日が3つに区切られた各時間帯である。時間帯は、より細かい時間帯に区切られてもよいし、例えば午前と午後との2つに区切られてもよい。天候は、事業所、日付及び時間帯に対応する天気である。
天候テーブル11Tの各レコードは、雲の発生、降雨、降雪といった気象現象に関するイベントと対応している。
図3に戻り、評価値算出装置30の機能について説明を続ける。
読み出し部304は、記憶部303に記憶された各種テーブルからレコードを抽出(検索)する機能部である。読み出し部304は、端末装置40から受信した例えば事業所ID、ドライバID、日付、走行経路等に基づいて、各種テーブルからレコードを検索する。
算出部305は、読み出し部304が各種テーブルから抽出したレコードを用いて、ドライバの運転特性に係る評価値を算出する機能部である。
算出部305は、読み出し部304がタコグラフテーブル1Tから読み出した時系列の速度情報に基づいて、端末装置40から受信したドライバ又は配送トラック20のシーンに対応する一定期間の加速度及び減速度を算出する。ここでのシーンとは、例えばドライバの休み明けの日、配送トラック20が車庫から配送センターへ移動する出庫の走行経路、天候等であり、配送トラック20の加速度及び減速度を算出するための日時又は走行経路を特定する条件又はイベントに対応する。算出部305は、算出した加速度及び減速度の度数分布並びに当該度数分布における尖度を算出する。算出部305は、算出した尖度が一定の閾値を超える場合、度数分布は急尖的分布となり、通常の運転時よりも大きな加速又は減速が多く行なわれたと判定する。算出部305は、上記一定期間における一定時間毎に上記処理に繰り返し、通常の運転よりも大きな加速及び減速が行なわれた頻度を集計する。算出部305は、集計した各頻度を、夫々各シーンの加速及び減速に対応する評価値に決定する。本実施形態では加減速分布を評価するにあたり尖度を用いたが、これは一実現例であり、加減速分布の評価方式はこれに限定されるものではない。
算出部305が評価値を算出する算出方法は、上述に限らず、他の方法であってもよい。例えば、算出部305は、端末装置40から受信したドライバ又は配送トラック20のシーンに対応する一定期間の加速度及び減速度を算出する。算出部305は、算出した加速度及び減速度の絶対値が一定の基準値を超えた回数を、急加速及び急減速(急ブレーキ)が行なわれた回数として、計数する。算出部305は、計数した各回数を、夫々各シーンでの加速及び減速に対応する評価値に決定する。
なお、急加速及び急減速の基準値は、例えば0.4G〜0.8G以上というように、予め決めておく(1G=9.8m/s 2)。あるいは、当該基準値は、例えば急加速及び急減速により配送トラック20が積載する商品の荷崩れが起こる値、又は加減速若しくは荷崩れにより商品に傷等が入り、商品の品質低下が生じる値に決めておいてもよい。
算出部305が評価値を算出する他の方法は、車両に関する時系列の速度データから求めた時系列の適正速度データを利用する方法でもよい。適正速度データは、時系列の速度データをグラフ化した場合、その形状が滑らかな曲線になるように、変換した速度データである。時系列の速度データを滑らかな曲線に変換するためには、速度データを例えばフーリエ変換によって三角関数の和で表現する。
適正速度データに対する速度データの乖離を数値化し、数値化した乖離に係る数値と、速度域によって異なる評価係数(予め設定しておく)とを使用して評価値を算出する。
生成部306は、算出部305が算出した評価値がプロットされたレーダーチャートを表示する画面の情報を生成する機能部である。ここでの画面の情報は、例えばHTML文書及び画像ファイルである。あるいは、ここでの画面の情報は、評価値算出装置30と端末装置40との間で予め定めたアプリケーションにより、評価値がプロットされたレーダーチャートを表示するためのデータでもよい。
生成部306は、端末装置40から受信した二つの対立概念に基づいて、算出した評価値を二つのグループに分別する。ここでの二つの対立概念は、例えば加速及び減速、出庫及び帰庫等である。生成部306は、分別した評価値夫々を、レーダーチャートの中心を通過する線分に対して、対称に配置した画面の情報を生成する。例えば、生成部306は、レーダーチャートの中心を通過する線分に対して、一方側に加速に対応する評価値を配置し、他方側に減速に対応する評価値を配置する。その際、生成部306は、端末装置40から受信したドライバ又は配送トラック20のシーン毎に、対立概念に対応する評価値夫々が線対称の位置関係になるように、評価値をレーダーチャートに配置する。
出力部307は、ハードウェアの通信部39に対応する機能部である。出力部307は、生成部306が生成した画面情報を、ネットワーク1Nを介して端末装置40へ送信する。なお、出力部307は、生成部306が生成した画面の情報を評価値算出装置30の表示部36に出力してもよいことは勿論である。
次に、運転評価システム10の動作について説明する。
ドライバは、勤務日に事業所へ出勤する。ドライバは、業務規則に従って、配送トラック20に乗車し、出庫する。ドライバは、配送センターに到着した後、荷積みを行なう。ドライバは、配送トラック20を拠点間走行させて、自身に割り振られている配送コースのコンビニエンスストアに到着する都度、商品の荷下ろしをする。ドライバは、配送コースにおける最後のコンビニエンスストアで荷下ろしをした後、帰庫する。この間、ドライバは、運行管理テーブル2Tの作業ステータスに対応する入力操作を運行管理情報レコーダ23に対して行う。
出庫から帰庫までの間、デジタルタコグラフ21及び運行管理情報レコーダ23は、夫々配送トラック20の速度情報及び位置情報等を時系列に記録する。また、通信部24は、デジタルタコグラフ21及び運行管理情報レコーダ23が夫々記録する情報を、評価値算出装置30へ送信する。
評価値算出装置30は、配送トラック20から速度情報、位置情報等を受信する。評価値算出装置30は、受信した時系列の速度情報、位置情報等を振り分けて、タコグラフテーブル1T及び運行管理テーブル2Tに入力する。
図15は、評価対象選択画面1fの画面レイアウトの一例を示す説明図である。評価対象選択画面1fは、ドライバの運転特性に係る評価値をレーダーチャートに表示するために、評価対象のドライバ又は事業所を選択する画面である。評価対象選択画面1fは、端末装置40からの一定操作により、端末装置40の表示部41に表示される。
評価対象選択画面1fは、ドライバごとに評価ボタン11btn及び事業所ごとに評価ボタン12btnを含む。ドライバごとに評価ボタン11btnは、ドライバ単位のレーダーチャートを指定するための画面部品である。事業所ごとに評価ボタン12btnは、事業所単位のレーダーチャートを指定するための画面部品である。
ドライバごとに評価ボタン11btnが押下された場合、端末装置40はドライバ単位のレーダーチャートの指定要求を評価値算出装置30へ送信する。評価値算出装置30は、ドライバを選択するためのドライバ選択ボタン13btnを含む評価対象選択画面1fの画面情報を端末装置40へ送信する。端末装置40は、受信した画面情報に対応する評価対象選択画面1fを表示部41に表示する。
図15は、ドライバごとに評価ボタン11btnが押下された場合におけるドライバ選択ボタン13btnを含む評価対象選択画面1fを例示している。ユーザは、例えば安全指導対象のドライバに対応するドライバ選択ボタン13btnを押下して、ドライバを選択する。
事業所ごとに評価ボタン12btnが押下された場合、端末装置40は事業所単位のレーダーチャートの指定要求を評価値算出装置30へ送信する。評価値算出装置30は、事業所を選択するためのボタンを含む評価対象選択画面1fの画面情報を端末装置40へ送信する。端末装置40は、受信した画面情報に対応する評価対象選択画面1fを表示部41に表示する。ユーザは、特定の事業所に対応するボタンを押下して、事業所を選択する。事業所が選択された場合、選択された事業所に属する全ドライバの平均評価値がプロットされたレーダーチャートが端末装置40の表示部41に表示される。以下では、ドライバが選択された場合における運転評価システム10の動作について説明する。
図16は、分析パラメータ選択画面2fの画面レイアウトの一例を示す説明図である。分析パラメータ選択画面2fは、レーダーチャートに線対称に表示する評価値の表示形態と、様々なシーンの切り口で分析された評価値を選択する画面である。分析パラメータ選択画面2fは、評価対象選択画面1fにおいてドライバ選択ボタン13btnが押下された場合に表示される。
分析パラメータ選択画面2fの左上には、選択されたドライバの名称と、ドライバが所属する事業所の名称とが表示される。分析パラメータ選択画面2fは、fromテキストボックス21txt、toテキストボックス22txt、レーダーチャート表示ボタン21btn、対立概念選択ボタン22btn及び着目シーン選択ボタン23btnを含む。
fromテキストボックス21txt及びtoテキストボックス22txtは、分析対象の期間を指定するための画面部品である。fromテキストボックス21txtは、分析対象期間の始まりを指定するための画面部品である。toテキストボックス22txtは、分析対象期間の終わりを指定するための画面部品である。fromテキストボックス21txt及びtoテキストボックス22txtにより指定する時間は、日付でもよいし、日時でもよい。
レーダーチャート表示ボタン21btnは、レーダーチャートが含まれた画面を表示するための画面部品である。ユーザは、レーダーチャートを表示させるために必要なパラメータを対立概念選択ボタン22btn及び着目シーン選択ボタン23btnで選択した後に、レーダーチャート表示ボタン21btnを押下する。
対立概念選択ボタン22btnは、レーダーチャートに線対称に表示する評価値の表示形態を選択するための画面部品である。レーダーチャートには、中心を通過する線分を境にして、一方側に一の概念に対応する評価値が配置され、他方側に一の概念と対立する他の概念に対応する評価値が配置される。ここでの一及び他の概念は、例えば図16における対立概念選択ボタン22btn群の先頭ボタンに示すように、加速及び減速を含む。加速及び減速に対応する対立概念選択ボタン22btnが押下された場合、レーダーチャートの一方側に急加速に関する評価値が配置され、レーダーチャートの他方側に急減速に対応する評価値が配置される。
加速及び減速以外の対立概念選択ボタン22btnについて説明する。
出庫及び帰庫に対応する対立概念選択ボタン22btnが押下された場合、レーダーチャートの一方側に、出庫の走行経路上での急加減速に関する評価値が配置される。また、レーダーチャートの他方側に、帰庫の走行経路上での急加減速に関する評価値が配置される。なお、CPU31は、運行管理テーブル2Tの作業ステータスに基づいて、出庫及び帰庫を判別する。あるいは、CPU31は、運行管理テーブル2Tの緯度及び経度、ドライバマスタ4T、地理マスタ5T並びに配送コースマスタ7Tの内容に基づいて、出庫及び帰庫を判別してもよい。
急ブレーキ前及び急ブレーキ後に対応する対立概念選択ボタン22btnが押下された場合、レーダーチャートの一方側に、急ブレーキ前の一定時間での急加減速に関する評価値が配置される。また、レーダーチャートの他方側に、急ブレーキ後の一定時間での急加減速に関する評価値が配置される。ここでの一定時間は、例えば数十分〜1時間である。なお、CPU31は、タコグラフテーブル1Tに基づいて算出した減速度が一定の閾値を超える場合、急ブレーキが行なわれたと判定する。CPU31は、急ブレーキが行なわれた時刻に基づいて、急ブレーキ前及び急ブレーキ後を判別する。閾値は、例えば0.4G〜0.8G以上というように、予め決めておく(1G=9.8m/s 2)。
休み明け及び休み前日に対応する対立概念選択ボタン22btnが押下された場合、レーダーチャートの一方側に、休み明けの日での急加減速に関する評価値が配置される。また、レーダーチャートの他方側に、休み前日での急加減速に関する評価値が配置される。なお、CPU31は、ドライバマスタ4T及び勤務パターンマスタ6Tの内容に基づいて、休み明けの日及び休み前日を判別する。
空車及び実車に対応する対立概念選択ボタン22btnが押下された場合、レーダーチャートの一方側に、配送トラック20が空車であった状態での急加減速に関する評価値が配置される。また、レーダーチャートの他方側に、配送トラック20が実車であった状態での急加減速に関する評価値が配置される。なお、CPU31は、運行管理テーブル2Tの実車空車ステータスに基づいて、空車及び実車を判別する。あるいは、CPU31は、空車が出庫及び帰庫に対応し、実車が拠点間走行に対応することから、運行管理テーブル2Tの緯度及び経度、ドライバマスタ4T、地理マスタ5T並びに配送コースマスタ7Tの内容に基づいて、空車及び実車を判別してもよい。更には、CPU31は、運行管理テーブル2Tの作業ステータスに基づいて、空車及び実車を判別してもよい。
昼間及び夜間に対応する対立概念選択ボタン22btnが押下された場合、レーダーチャートの一方側に、昼間での急加減速に関する評価値が配置される。また、レーダーチャートの他方側に、夜間での急加減速に関する評価値が配置される。なお、CPU31は、
日の出時刻、日の入り時刻を含む各事業所の暦に基づいて、昼間及び夜間を判別する。当該暦は、ハードディスク34に事業所IDと対応付けて予め記憶しておく。
晴天及び雨天に対応する対立概念選択ボタン22btnが押下された場合、レーダーチャートの一方側に、晴天での急加減速に関する評価値が配置される。また、レーダーチャートの他方側に、雨天での急加減速に関する評価値が配置される。なお、CPU31は、例えば天候テーブル11Tの内容に基づいて、晴天及び雨天を判別する。
着目シーン選択ボタン23btnは、レーダーチャートの中心を通過する線分に対して、一方側と他方側とに対象に配置される各評価値をシーン毎又はイベント毎に選択する画面部品である。以下、シーンはイベントと同義である。ドライバの肉体的疲労度、精神的疲労度、精神状態等は、ドライバが配送トラック20を運転している間の様々なシーン毎に、異なる。車両の運転は、心身を消耗する行為であるため、安全運転に対するドライバの注意力はシーン毎に変化すると考えられる。そこで、CPU31は、着目シーン選択ボタン23btnによって選択されるシーン毎に評価値を算出する。
出庫シーンは、例えば空車であり、かつ他の走行車両が少なく、ドライバが配送トラック20を加減速しがちになる状況に対応する。帰庫シーンは、例えば空車であり、かつ他の走行車両が多く、ドライバが配送トラック20を加減速しがちになる状況に対応する。拠点間走行シーンは、例えば実車であり、かつ配送の遅れが発生している場合、ドライバが配送トラック20の速度を超過しがちになる状況に対応する。ユーザは、これらの各状況下でのドライバの運転特性を把握する場合、出庫、帰庫及び拠点間走行に夫々対応する着目シーン選択ボタン23btnを押下する。
CPU31は、帰庫経路、出庫経路及び拠点間走行経路を配送トラック20が夫々走行していた日時に対応する速度情報をタコグラフテーブル1Tから抽出する。帰庫経路、出庫経路及び拠点間走行経路を配送トラック20が夫々走行していた日時は、例えば運行管理テーブル2Tの作業ステータスから取得することができる。あるいは、帰庫経路、出庫経路及び拠点間走行経路を配送トラック20が夫々走行していた日時は、運行管理テーブル2Tの日時及び位置情報、地理マスタ5T及び配送コースマスタ7Tから取得してもよい。
CPU31は、取得した日時に基づいてタコグラフテーブル1Tから速度情報を抽出し、加速及び減速に夫々対応する評価値を算出する。CPU31は、算出した評価値を、押下された対立概念選択ボタン22btnに対応する二つの対立概念に応じた日時の評価値に分別する。そして、CPU31は、算出した加速及び減速に夫々対応する評価値、又はこれらを合成した加減速に関する評価値を、押下された対立概念選択ボタン22btnに応じた表示形態で、レーダーチャートに線対称に配置する。
出庫、帰庫及び拠点間走行以外の着目シーン選択ボタン23btnについて説明する。
急ブレーキ後のシーンは、例えばヒヤリハット後の運転状況に対応し、ドライバは通常よりも安全運転に神経を注ぐ場合が多いと考えられる。CPU31は、タコグラフテーブル1Tの速度情報に基づいて、一定の閾値よりも大きな減速度で配送トラック20が減速されてから一定時間が経過するまで時間について評価値を算出する。閾値は、例えば0.4G〜0.8G以上というように、予め決めておく(1G=9.8m/s 2)。ここでの一定時間は、例えば数十分〜1時間である。
土日祝日シーンは、例えば多くの人が休養している日に該当し、かつ渋滞率が高い状況に対応する。土日祝日シーンでは、配送トラック20のドライバは平日よりも配送トラック20の運転に注意を払うべきと考えられる。CPU31は、カレンダに従って抽出した土日祝日のタコグラフテーブル1Tの速度情報に基づいて、評価値を算出する。なお、カレンダをハードディスク34に予め記憶しておく。あるいは、CPU31は、必要に応じてカレンダの情報を、ネットワーク1Nを介して外部から取得してもよい。
休み明けのシーンは、例えばドライバの身体機能が低下し、ドライバの運転ミス、漫然運転が起こりやすい状況に対応する。なお、複数の機関が運送事業者の車両に係る交通事故は休み明けに多いことを報告している。
休み前日のシーンは、例えば仕事からの解放感がドライバに生じ易い状況に対応する。そのため、ドライバは気が緩みがちになる傾向があるものと考えられる。
中日のシーンは、例えば連続勤務によりドライバに肉体的かつ精神的な疲労が蓄積する状況に対応する。なお、中日の中でも、後の日ほどドライバに疲労が蓄積すると考えられるので、中日を更に細かく分けた日別の着目シーン選択ボタン23btnが用意されてもよい。
CPU31は、ドライバマスタ4T及び勤務パターンマスタ6Tに基づいて抽出したタコグラフテーブル1Tの速度情報から評価値を算出する。
昼間及び夜間のシーンは、例えば明るさの違いから配送トラック20の周囲の環境に対するドライバの観察能力が異なる状況に対応する。CPU31は、日の出時刻、日の入り時刻を含む各事業所の暦に従って抽出したタコグラフテーブル1Tの速度情報に基づいて、評価値を算出する。なお、当該暦を事業所IDと対応付けてハードディスク34に予め記憶しておく。
違反明けのシーンは、例えばドライバが通常よりも安全運転に心がける傾向が生じやすい状況に対応する。
免停明けのシーンは、例えばドライバが配送トラック20の運転に慣れていない状況に対応する。
他の運転日のシーンは、例えば違反明け及び免停明けに対立する状況に対応する。
CPU31は、交通違反履歴テーブル8Tに記憶された交通違反日又は免許停止終了日の翌日からの一定期間についてタコグラフテーブル1Tから抽出した速度情報に基づいて、評価値を算出する。ここでの一定期間は、例えば数日〜数週間である。
車種変更のシーンは、例えばドライバが運転する配送トラック20の車種が変更され、ドライバが新しい車種の配送トラック20の運転に慣れていない状況に対応する。
通常日のシーンは、例えば車種変更に対立する状況に対応する。
CPU31は、車種変更履歴テーブル10Tの車両変更日からの一定期間についてタコグラフテーブル1Tから抽出した速度情報に基づいて、評価値を算出する。ここでの一定期間は、例えば1週間〜1ヶ月である。
晴天及び雨天のシーンは、例えば路面状態の違いからドライバの安全運転度が異なる状況に対応する。CPU31は、天候テーブル11Tに基づいて抽出したタコグラフテーブル1Tの速度情報から評価値を算出する。
図17は、レーダーチャート画面3fの画面レイアウトの一例を示す説明図である。レーダーチャート画面3fは、分析パラメータ選択画面2fのレーダーチャート表示ボタン21btnが押下された場合、端末装置40の表示部41に表示される。
ユーザが分析パラメータ選択画面2fにて分析対象期間、対立概念、着目シーンを指定又は選択してレーダーチャート表示ボタン21btnを押下した場合、端末装置40はレーダーチャート3rcを生成するための各パラメータを評価値算出装置30へ送信する。評価値算出装置30のCPU31は、受信したパラメータに基づいて、着目シーン毎にドライバの運転特性に係る各評価値を算出する。
次に、CPU31は、選択された二つの対立概念に夫々対応する各評価値をレーダーチャート3rcの中心を通過する線分に対して対称に配置表示したレーダーチャート3rcを表示するための画面情報(例えば、HTML文書、画像ファイル等)を生成する。その際、CPU31は、着目シーン選択ボタン23btnで選択された各シーンに対応する評価値毎に、線対称に配置する。CPU31は、生成した画面情報を端末装置40へ送信する。端末装置40は、評価値算出装置30から受信した画面情報を用いて、表示部41にレーダーチャート画面3fを表示する。
図17は、分析パラメータ選択画面2fにて、分析対象期間として直近の2カ月が選択され、対立概念として加速及び減速が選択された場合に生成されるレーダーチャート画面3fを例示している。また、図17は、分析パラメータ選択画面2fにて、着目シーンとして出庫、帰庫、急ブレーキ後、土日祝日、休み明け、中日及び休日前日が選択された場合に生成されるレーダーチャート画面3fを例示している。
レーダーチャート画面3fの左上には、評価対象選択画面1fで選択されたドライバの名称と、ドライバが所属する事業所の名称とが表示される。ドライバの評価値は、実線で結ばれている。ドライバの評価値を解釈するための参考として、全ドライバの平均評価値が破線で結ばれている。
図17において、出庫の加速に対応する評価値と、出庫の減速に対応する評価値とが、レーダーチャート3rcの中心を通過する縦線に対して左右対称に配置されている。例えば、加速に対応する評価値は縦線の右側に、減速に対応する評価値は縦線の左側に配置されている。出庫以外のシーンに対応する評価値も、出庫と同様にレーダーチャート3rcの縦線に対して左右対称に配置されている。これにより、急発進及び急減速(急ブレーキ)に係る評価値をシーン毎に比較しやすいという効果を奏している。
出庫及び帰庫は、出庫及び帰庫に夫々対応する走行経路上でドライバが配送トラック20を運転しているシーンと関連する。急ブレーキ後は、配送トラック20の運転操作に可係り、ドライバに精神負荷がかかっているシーンと関連する。土日祝日、休み明け、中日及び休日前日は、ドライバの勤務パターンに係るシーンと関連する。このように、レーダーチャート3rcには、各評価値がシーンと関連する概念毎にまとめて表示されている。そのため、例えばドライバの勤務パターンに係る土日祝日、休み明け、中日及び休日前日は、夫々隣り合う位置関係で配置されている。これにより、ユーザは、性質が異なる勤務日の間におけるドライバの運転特性の違いを容易に把握することができる。
評価値算出装置30から端末装置40へ送信される画面情報には、シーンに対応する属性情報も含まれる。例えば、評価値算出装置30から端末装置40へ送信される画面情報には、シーンに対応する天候と、渋滞率とが含まれる。図17は、加速に対応する帰庫の文字列に例えばマウスポインタを移動した場合、直近2カ月について配送トラック20の帰庫経路での平均渋滞率が吹き出しラベル3lblに表示される様子を例示している。これにより、ユーザは、例えば渋滞率を、評価値を解釈するための参考にすることができる。
運送事業者の指導員は、レーダーチャート画面3fをドライバに提示しながら、安全運転の指導を行う。
図18及び図19は、着目シーン別の安全運転指導チャート1chの一例を示す説明図である。安全運転指導チャート1chは、安全運転を指導するシーン毎に、ドライバの運転診断結果と、推奨する指導内容とを対応付けて示した一覧表である。例えば、出庫シーンにおいて、渋滞率が低いにもかかわらず加減速が強い評価値がレーダーチャート画面3fから認められる場合、指導員は無理に急いで配送トラック20を走らせた理由をドライバに尋ねる。
図20は、レーダーチャート生成処理の手順の一例を示すフローチャートである。
CPU31は、端末装置40から、ドライバID、分析対象期間、対立概念及び着目シーン(例えば、休み明け、出庫、晴天等)を受信する(ステップS1)。CPU31は、受信したドライバID及び分析対象期間に対応する速度情報をタコグラフテーブル1Tから抽出する(ステップS2)。CPU31は、タコグラフテーブル1Tから抽出した速度情報を、受信した着目シーンに対応する日時の速度情報に絞り込む(ステップS3)。なお、ステップS3において、受信した着目シーンが走行経路と関連する場合、CPU31は、後述するように運行管理テーブル2T、地理マスタ5T及び配送コースマスタ7Tを用いて、走行経路の位置情報を日時に変換して、速度情報を絞り込む。CPU31は、絞り込んだ日時の速度情報に基づいて、着目シーン毎に加速及び減速に夫々対応する評価値を算出する(ステップS4)。CPU31は、受信した対立概念に応じて、算出した評価値を二つのグループに分別する分別処理を実行する(ステップS5)。
CPU31は、分別した二つのグループの評価値を、レーダーチャート3rcの中心線に対して、着目シーン毎に対象に配置したレーダーチャート3rcの画像データを生成する(ステップS6)。ステップS6において、CPU31は、ドライバの勤務パターンに関連する着目シーンに対応する評価値を、レーダーチャート3rc上で隣り合う位置関係で配置するようにする。CPU31は、生成した画像データを含むレーダーチャート画面3fの画面データを生成する(ステップS7)。CPU31は、追加すべき渋滞率等の付属情報がある場合、画面データに、当該付属情報を付加する(ステップS8)。CPU31は、生成した画面データ及び付加した付属情報を端末装置40へ送信し(ステップS9)、処理を終了する。
図21は、分別処理の手順の一例を示すフローチャートである。なお、以下では、対立概念が加速及び減速でない場合、対立概念は夫々日時又は配送トラック20の走行経路(位置)を特定する概念でもあるものとする。
CPU31は、対立概念が加速及び減速であるか否かを判定する(ステップS51)。CPU31は、対立概念が加速及び減速であると判定した場合(ステップS51:YES)、加速及び減速別に算出した各評価値を、そのまま加速及び減速に夫々対応する二つのグループに分別し(ステップS52)、処理を終了する。CPU31は、対立概念が加速及び減速でないと判定した場合(ステップS51:NO)、加速及び減速別に夫々算出した評価値を着目シーン毎に合成する(ステップS53)。ステップS53での合成値は、例えば加算値、積、相加平均値、相乗平均値等であり、加減速の評価値である。
CPU31は、対立概念が日時を特定できる概念であるか否かを判定する(ステップS54)。CPU31は、対立概念が日時を特定できる概念であると判定した場合(ステップS54:YES)、対立概念が夫々特定する日時を用いて、合成した評価値を二つの概念に夫々対応する二つのグループに分別し(ステップS55)、処理を終了する。CPU31は、対立概念が日時を特定できる概念でないと判定した場合(ステップS54:NO)、対立概念が特定する走行経路を用いて、配送トラック20が当該走行経路を走行した日時を特定する(ステップS56)。CPU31は、特定した日時を用いて、合成した評価値を二つの概念に夫々対応する二つのグループに分別し(ステップS57)、処理を終了する。
ステップS54〜ステップS57の処理を、対立概念が例えば出庫及び帰庫である場合を例に挙げて説明する。
CPU31は、出庫及び帰庫が日時を特定できる概念か否かを判定する。運行管理テーブル2Tの作業ステータスに記憶された出庫及び帰庫は、夫々日時と対応付けられているので、CPU31は、出庫及び帰庫が日時を特定できる概念であると判定する。CPU31は、出庫及び帰庫に夫々対応する日時を運行管理テーブル2Tの作業ステータスに基づいて特定する。評価値は日時と対応する速度情報に基づいて算出されるので、日時と対応している。従って、着目シーン毎に合成した評価値も日時と対応している。故に、CPU31は、特定した出庫及び帰庫に夫々対応する日時を用いて、合成した評価値を出庫及び帰庫に夫々対応する二つのグループに分別することができる。
他方、ドライバが作業状態又は配送トラック20の走行状態を運行管理情報レコーダ23に入力しない場合、運行管理テーブル2Tの作業ステータス列に値が入力されないため、出庫及び帰庫に夫々対応する日時は直接的にはわからない。かかる場合、CPU31は、出庫及び帰庫が日時を特定できる概念でないと判定する。ところで、運行管理テーブル2Tには、配送トラック20に関する時系列の位置情報が記憶されている。従って、運行管理テーブル2T、地理マスタ5T及び配送コースマスタ7Tを組み合わせることで、出庫及び帰庫の走行経路を配送トラック20が夫々走行していた時の日時を特定することができる。そこで、CPU31は、走行経路の位置情報を日時に変換し、変換した日時を用いて、合成した評価値を出庫及び帰庫に夫々対応する二つのグループに分別する。
本実施の形態では、評価値は配送トラック20の加速度及び減速度に関連していた。しかし、評価値は、配送トラック20の速度の大きさ又は速度変化量に関連する値であってもよい。
本実施の形態では、CPU31が算出した評価値を記憶しなかった。しかし、CPU31が算出した評価値は、例えばハードディスク34に記憶されてよい。これにより、再度同じ条件でレーダーチャート3rcの表示が命令された場合、CPU31は、記憶しておいた評価値をハードディスク34から読み出して、利用することができるので、処理速度の向上、評価値算出装置30の負荷低減に資する。
本実施の形態では、CPU31は、対立概念が加速及び減速でない場合、加速及び減速別に夫々算出した評価値を着目シーン毎に合成し、合成した評価値をレーダーチャート3rcにプロットした。しかし、CPU31は、対立概念が加速及び減速でない場合、加速及び減速別に夫々算出した評価値の内、加速又は減速に対応する評価値をレーダーチャート3rcにプロットしてもよい。かかる場合、分析パラメータ選択画面2fに、レーダーチャート3rcにプロットする評価値として、加速に対応する評価値と、減速に対応する評価値とを選択するための画面部品を追加する。
評価値算出装置30によれば、日時又は走行経路を特定する条件毎に個人運転特性の評価値を算出することができる。
交通安全に対するドライバの注意力は、肉体的及び精神的疲労度、精神状態、課業要求等によって変化する。評価値算出装置30は、ドライバの心身状態に対応する条件毎に、タコグラフテーブル1Tに記憶された速度情報を抽出して評価値を算出することで、安全運転指導に有益な判断材料をユーザに提供することができる。また、評価値算出装置30は、二つの対立概念に従って分別した評価値を条件毎にレーダーチャート3rcの中心線に対して対称に配置表示することで、ユーザによる評価値の比較、解釈をより容易にすることができる。
開示された実施の形態は、全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上述の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
各実施の形態で記載されている技術的特徴(構成要件)はお互いに組合せ可能であり、組み合わせすることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
以上の実施の形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
情報を記憶する記憶部にアクセス可能なコンピュータが、車両の運転者に係る運転特性の評価値を算出する評価値算出方法において、
車両に関する速度情報が時間情報と対応付けて記憶された前記記憶部にアクセスして、該速度情報を読み出し、
読み出した速度情報に基づいて、日時を特定する条件毎に車両の速度変化に係る評価値を算出する
評価値算出方法。
(付記2)
前記条件が特定する日時は、土日祝日、運転者の業務に係る休日明けの日、該休日の前日、該休日明けの翌々日から次の休日の前々日までの勤務日、昼間、夜間又は所定減速度以上で前記車両が減速された時点以降の所定時間を二つ以上含み、
前記運転者の勤務パターンが記憶された前記記憶部にアクセスして、該勤務パターンを読み出し、
読み出した勤務パターンに基づいて、前記評価値を算出する
付記1に記載の評価値算出方法。
(付記3)
前記条件が特定する日時は、運転免許停止処分の解除日又は交通違反日の翌日を含み、
前記運転者の交通違反履歴情報が記憶された前記記憶部にアクセスして、該交通違反履歴情報を読み出し、
読み出した交通違反履歴情報に基づいて、前記評価値を算出する
付記2に記載の評価算出方法。
(付記4)
前記条件が特定する日時は、車両の車種変更日からの所定期間を含み、
前記運転者が運転する車両の車種変更履歴情報が記憶された前記記憶部にアクセスして、該車種変更履歴情報を読み出し、
読み出した車種変更履歴情報に基づいて、前記評価値を算出する
付記2又は付記3に記載の評価算出方法。
(付記5)
前記条件毎に所定値以上の速度変化に係る評価値を算出する
付記1から付記4までのいずれか一つに記載の評価値算出方法。
(付記6)
前記条件毎に車両の加速及び減速に夫々対応する評価値各々を算出する
付記1から付記5までのいずれか一つに記載の評価値算出方法。
(付記7)
情報を記憶する記憶部にアクセス可能なコンピュータが、車両の運転者に係る運転特性の評価値を算出する評価値算出方法において、
車両に関する速度情報が時間情報及び位置情報と対応付けて記憶された前記記憶部にアクセスして、該速度情報及び位置情報を読み出し、
読み出した速度情報及び位置情報に基づいて、前記車両の走行経路を特定する条件毎に該車両の速度変化に係る評価値を算出する
評価値算出方法。
(付記8)
前記条件が特定する走行経路は、車庫から所定位置へ移動する走行経路、所定位置から車庫へ移動する走行経路又は他の複数の所定走行経路を二つ以上含み、
前記運転者により運転される車両が前記他の複数の所定走行経路を走行する走行経路パターンが記憶された前記記憶部にアクセスして、一の走行経路パターンを読み出し、
読み出した一の走行経路パターンに基づいて、前記条件毎に車両の加速及び減速に夫々対応する評価値各々を算出する
付記7に記載の評価値算出方法。
(付記9)
算出した加速及び減速に夫々対応する評価値各々を、前記条件毎にレーダーチャート上に該レーダーチャートの中心線に対して対称に配置表示するためのデータを生成し、
生成した前記データを出力する
付記6又は付記8に記載の評価値算出方法。
(付記10)
前記条件が運転者の勤務に係る複数の日時を夫々特定する場合、各日時に対応する前記評価値各々を隣り合う位置関係で前記レーダーチャート上に配置表示するためのデータを生成する
付記9に記載の評価値算出方法。
(付記11)
車両の運転者に係る運転特性の評価値に係る情報を生成する処理をコンピュータに実行させるプログラムにおいて、
車両に関する速度情報及び該速度情報と対応付けられた時間情報に基づいて、日時を特定する条件毎に算出された該車両の速度変化に係る評価値を、対立する二つの概念に夫々対応する評価値各々に分別し、
分別した評価値夫々を前記条件毎にレーダーチャート上に該レーダーチャートの中心線に対して対称に配置表示するためのデータを生成する
処理をコンピュータに実行させるプログラム。
(付記12)
前記車両の加速及び減速に夫々対応する評価値各々を、前記レーダーチャートの中心線に対して対称に配置表示するためのデータを生成する
付記11に記載のプログラム。
(付記13)
前記条件が運転者の勤務に係る複数の日時を夫々特定する場合、各日時に対応する前記評価値各々を隣り合う位置関係で前記レーダーチャート上に配置表示するためのデータを生成する
付記11又は付記12に記載のプログラム。
(付記14)
車両の運転者に係る運転特性の評価値に係る情報を生成する処理をコンピュータに実行させるプログラムにおいて、
車両に関する速度情報並びに該速度情報と対応付けられた時間情報及び位置情報に基づいて、走行経路を特定する条件毎に算出された該車両の速度変化に係る評価値を、対立する二つの概念に夫々対応する評価値各々に分別し、
分別した評価値夫々を前記条件毎にレーダーチャート上に該レーダーチャートの中心線に対して対称に配置表示するためのデータを生成する
処理をコンピュータに実行させるプログラム。
(付記15)
情報を記憶する記憶部にアクセス可能であり、車両の運転者に係る運転特性の評価値を算出する評価値算出装置において、
車両に関する速度情報が時間情報と対応付けて記憶された前記記憶部にアクセスして、該速度情報を読み出す読み出し部と、
該読み出し部が読み出した速度情報に基づいて、日時を特定する条件毎に速度変化に係る評価値を算出する算出部と
を備える
評価値算出装置。
(付記16)
前記読み出し部が読み出した速度情報に基づいて、前記条件毎に車両の加速及び減速に夫々対応する評価値各々を算出する加減速算出部と、
該加減速算出部が算出した評価値夫々に係る情報を出力する出力部と
を備える
付記15に記載の評価値算出装置。
(付記17)
前記加減速算出部が算出した加速及び減速に夫々対応する評価値各々を、前記条件毎にレーダーチャート上に該レーダーチャートの中心線に対して対称に配置表示するためのデータを生成する生成部を備え、
前記出力部は前記生成部が生成した前記データを出力する
付記16に記載の評価値算出装置。
10 運転評価システム
20 配送トラック
30 評価値算出装置(コンピュータ)
31 CPU(読み出し部、算出部、加減速算出部、出力部、生成部)
33 RAM
34 ハードディスク(記憶部)
39 通信部(出力部)
40 端末装置
3P プログラム

Claims (12)

  1. 情報を記憶する記憶部にアクセス可能なコンピュータが、車両の運転者に係る運転特性の評価値を算出する評価値算出方法において、
    車両に関する速度情報が時間情報と対応付けて記憶された前記記憶部にアクセスして、該速度情報を読み出し、
    読み出した速度情報に基づいて、日時を特定する条件毎に車両の速度変化に係る評価値を算出する
    評価値算出方法。
  2. 前記条件が特定する日時は、土日祝日、運転者の業務に係る休日明けの日、該休日の前日、該休日明けの翌々日から次の休日の前々日までの勤務日、昼間、夜間又は所定減速度以上で前記車両が減速された時点以降の所定時間を二つ以上含み、
    前記運転者の勤務パターンが記憶された前記記憶部にアクセスして、該勤務パターンを読み出し、
    読み出した勤務パターンに基づいて、前記評価値を算出する
    請求項1に記載の評価値算出方法。
  3. 前記条件毎に所定値以上の速度変化に係る評価値を算出する
    請求項1又は請求項2に記載の評価値算出方法。
  4. 前記条件毎に車両の加速及び減速に夫々対応する評価値各々を算出する
    請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載の評価値算出方法。
  5. 情報を記憶する記憶部にアクセス可能なコンピュータが、車両の運転者に係る運転特性の評価値を算出する評価値算出方法において、
    車両に関する速度情報が時間情報及び位置情報と対応付けて記憶された前記記憶部にアクセスして、該速度情報及び位置情報を読み出し、
    読み出した速度情報及び位置情報に基づいて、前記車両の走行経路を特定する条件毎に該車両の速度変化に係る評価値を算出する
    評価値算出方法。
  6. 前記条件が特定する走行経路は、車庫から所定位置へ移動する走行経路、所定位置から車庫へ移動する走行経路又は他の複数の所定走行経路を二つ以上含み、
    前記運転者により運転される車両が前記他の複数の所定走行経路を走行する走行経路パターンが記憶された前記記憶部にアクセスして、一の走行経路パターンを読み出し、
    読み出した一の走行経路パターンに基づいて、前記条件毎に車両の加速及び減速に夫々対応する評価値各々を算出する
    請求項5に記載の評価値算出方法。
  7. 算出した加速及び減速に夫々対応する評価値各々を、前記条件毎にレーダーチャート上に該レーダーチャートの中心線に対して対称に配置表示するためのデータを生成し、
    生成した前記データを出力する
    請求項4又は請求項6に記載の評価値算出方法。
  8. 車両の運転者に係る運転特性の評価値に係る情報を生成する処理をコンピュータに実行させるプログラムにおいて、
    車両に関する速度情報及び該速度情報と対応付けられた時間情報に基づいて、日時を特定する条件毎に算出された該車両の速度変化に係る評価値を、対立する二つの概念に夫々対応する評価値各々に分別し、
    分別した評価値夫々を前記条件毎にレーダーチャート上に該レーダーチャートの中心線に対して対称に配置表示するためのデータを生成する
    処理をコンピュータに実行させるプログラム。
  9. 前記車両の加速及び減速に夫々対応する評価値各々を、前記レーダーチャートの中心線に対して対称に配置表示するためのデータを生成する
    請求項8に記載のプログラム。
  10. 前記条件が運転者の勤務に係る複数の日時を夫々特定する場合、各日時に対応する前記評価値各々を隣り合う位置関係で前記レーダーチャート上に配置表示するためのデータを生成する
    請求項8又は請求項9に記載のプログラム。
  11. 車両の運転者に係る運転特性の評価値に係る情報を生成する処理をコンピュータに実行させるプログラムにおいて、
    車両に関する速度情報並びに該速度情報と対応付けられた時間情報及び位置情報に基づいて、走行経路を特定する条件毎に算出された該車両の速度変化に係る評価値を、対立する二つの概念に夫々対応する評価値各々に分別し、
    分別した評価値夫々を前記条件毎にレーダーチャート上に該レーダーチャートの中心線に対して対称に配置表示するためのデータを生成する
    処理をコンピュータに実行させるプログラム。
  12. 情報を記憶する記憶部にアクセス可能であり、車両の運転者に係る運転特性の評価値を算出する評価値算出装置において、
    車両に関する速度情報が時間情報と対応付けて記憶された前記記憶部にアクセスして、該速度情報を読み出す読み出し部と、
    該読み出し部が読み出した速度情報に基づいて、日時を特定する条件毎に速度変化に係る評価値を算出する算出部と
    を備える
    評価値算出装置。
JP2013230528A 2013-11-06 2013-11-06 評価値算出方法、プログラム及び評価値算出装置 Active JP6268944B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013230528A JP6268944B2 (ja) 2013-11-06 2013-11-06 評価値算出方法、プログラム及び評価値算出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013230528A JP6268944B2 (ja) 2013-11-06 2013-11-06 評価値算出方法、プログラム及び評価値算出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015090609A true JP2015090609A (ja) 2015-05-11
JP6268944B2 JP6268944B2 (ja) 2018-01-31

Family

ID=53194095

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013230528A Active JP6268944B2 (ja) 2013-11-06 2013-11-06 評価値算出方法、プログラム及び評価値算出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6268944B2 (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017097500A (ja) * 2015-11-19 2017-06-01 株式会社堀場製作所 走行管理装置、走行管理システム、データ収集装置、走行管理用プログラム及び走行管理方法
JP6181274B1 (ja) * 2016-11-22 2017-08-16 みなと観光バス株式会社 管理プログラム、当該管理プログラムが読み込まれた管理サーバ、及び当該管理サーバとデジタルタコグラフとを備えた運行管理システム
JP2018116709A (ja) * 2017-01-16 2018-07-26 株式会社A.R.M.S. 情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム
CN109421734A (zh) * 2017-08-25 2019-03-05 通用汽车环球科技运作有限责任公司 用于驾驶员参与评估的系统和方法
JP2019106135A (ja) * 2017-12-14 2019-06-27 Adiva株式会社 プログラム、情報処理装置、及び配達管理システム
JP2019144709A (ja) * 2018-02-19 2019-08-29 矢崎エナジーシステム株式会社 運転評価システム及び運転評価装置
JP2020071686A (ja) * 2018-10-31 2020-05-07 株式会社デンソー 安全運転診断システム
JP2020119375A (ja) * 2019-01-25 2020-08-06 いすゞ自動車株式会社 車両情報管理システム
JP2021178633A (ja) * 2017-03-22 2021-11-18 株式会社デンソーテン 運転支援装置、運転支援方法及び運転支援プログラム
CN114228723A (zh) * 2021-12-09 2022-03-25 华人运通(上海)云计算科技有限公司 一种驾驶行为分析方法
CN117091610A (zh) * 2023-10-17 2023-11-21 青岛杰瑞自动化有限公司 基于卫惯组合导航的车辆路径规划方法及系统、电子设备

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000194895A (ja) * 1998-12-25 2000-07-14 Tmp:Kk 車両運行管理システム及びデジタル車両運行記録装置
US6470240B1 (en) * 1998-08-18 2002-10-22 Vigil Systems Pty Ltd System for monitoring operator performance
JP2006344001A (ja) * 2005-06-09 2006-12-21 Omron Corp 運行管理システム
JP2010152453A (ja) * 2008-12-24 2010-07-08 Ud Trucks Corp 安全運転評価システム
JP2011203921A (ja) * 2010-03-25 2011-10-13 Denso It Laboratory Inc 運転評価装置、方法及びシステム
JP2012212303A (ja) * 2011-03-31 2012-11-01 Denso It Laboratory Inc 運転操作支援装置及び方法

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6470240B1 (en) * 1998-08-18 2002-10-22 Vigil Systems Pty Ltd System for monitoring operator performance
JP2000194895A (ja) * 1998-12-25 2000-07-14 Tmp:Kk 車両運行管理システム及びデジタル車両運行記録装置
JP2006344001A (ja) * 2005-06-09 2006-12-21 Omron Corp 運行管理システム
JP2010152453A (ja) * 2008-12-24 2010-07-08 Ud Trucks Corp 安全運転評価システム
JP2011203921A (ja) * 2010-03-25 2011-10-13 Denso It Laboratory Inc 運転評価装置、方法及びシステム
JP2012212303A (ja) * 2011-03-31 2012-11-01 Denso It Laboratory Inc 運転操作支援装置及び方法

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017097500A (ja) * 2015-11-19 2017-06-01 株式会社堀場製作所 走行管理装置、走行管理システム、データ収集装置、走行管理用プログラム及び走行管理方法
JP6181274B1 (ja) * 2016-11-22 2017-08-16 みなと観光バス株式会社 管理プログラム、当該管理プログラムが読み込まれた管理サーバ、及び当該管理サーバとデジタルタコグラフとを備えた運行管理システム
JP2018084935A (ja) * 2016-11-22 2018-05-31 みなと観光バス株式会社 管理プログラム、当該管理プログラムが読み込まれた管理サーバ、及び当該管理サーバとデジタルタコグラフとを備えた運行管理システム
JP2018116709A (ja) * 2017-01-16 2018-07-26 株式会社A.R.M.S. 情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム
JP2021178633A (ja) * 2017-03-22 2021-11-18 株式会社デンソーテン 運転支援装置、運転支援方法及び運転支援プログラム
JP7238035B2 (ja) 2017-03-22 2023-03-13 株式会社デンソーテン 運転支援装置、運転支援方法及び運転支援プログラム
CN109421734A (zh) * 2017-08-25 2019-03-05 通用汽车环球科技运作有限责任公司 用于驾驶员参与评估的系统和方法
JP7043242B2 (ja) 2017-12-14 2022-03-29 aidea株式会社 プログラム、情報処理装置、及び配達管理システム
JP2019106135A (ja) * 2017-12-14 2019-06-27 Adiva株式会社 プログラム、情報処理装置、及び配達管理システム
JP2019144709A (ja) * 2018-02-19 2019-08-29 矢崎エナジーシステム株式会社 運転評価システム及び運転評価装置
JP2020071686A (ja) * 2018-10-31 2020-05-07 株式会社デンソー 安全運転診断システム
JP2020119375A (ja) * 2019-01-25 2020-08-06 いすゞ自動車株式会社 車両情報管理システム
JP7120048B2 (ja) 2019-01-25 2022-08-17 いすゞ自動車株式会社 車両情報管理システム
CN114228723A (zh) * 2021-12-09 2022-03-25 华人运通(上海)云计算科技有限公司 一种驾驶行为分析方法
CN114228723B (zh) * 2021-12-09 2024-04-12 华人运通(上海)云计算科技有限公司 一种驾驶行为分析方法
CN117091610A (zh) * 2023-10-17 2023-11-21 青岛杰瑞自动化有限公司 基于卫惯组合导航的车辆路径规划方法及系统、电子设备

Also Published As

Publication number Publication date
JP6268944B2 (ja) 2018-01-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6268944B2 (ja) 評価値算出方法、プログラム及び評価値算出装置
JP4211706B2 (ja) 交通情報提供装置
JP6501258B2 (ja) 評価方法、評価プログラムおよび情報処理装置
US20150198451A1 (en) Calculating speed and travel times with travel delays
US20130204524A1 (en) System for classifying streets for vehicle navigation
CN107531252A (zh) 驾驶辅助方法以及利用了该驾驶辅助方法的驾驶辅助装置、自动驾驶控制装置、车辆、驾驶辅助程序
JP7428124B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム
JP2978888B1 (ja) 配車計画システム
CN106796610A (zh) 信息提示装置、方法和计算机程序产品
Lee A functional description of ATIS/CVO systems to accommodate driver needs and limits
WO2019235252A1 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム
WO2016013335A1 (ja) 情報提示装置、方法及びプログラム
JP2017138132A (ja) 経路探索プログラム、経路探索方法、および経路探索装置
US8134362B1 (en) System and method for recording and monitoring directives for vehicles such as airplanes
Pinjari et al. Using truck fleet data in combination with other data sources for freight modeling and planning.
JP2020027450A (ja) 運行管理プログラム、運行管理方法及び運行管理装置
JP7186511B2 (ja) 情報管理プログラム、情報管理システム及び情報管理方法
Stankevich et al. Usage-based vehicle insurance: Driving style factors of accident probability and severity
US11473918B2 (en) System for determining a risk of an accident on a driving route
JP2004108849A (ja) 渋滞情報表示システム
JP2018092278A (ja) 道路改良箇所の抽出プログラム、道路改良箇所の抽出装置、及び道路改良箇所の抽出方法
WO2015005965A1 (en) Calculating speed and travel times with travel delays
Xu Dynamic freight traffic simulation providing real-time information
Fazekas et al. Driver behaviour, truck motion and dangerous road locations–Unfolding from emergency braking data
JP2020056730A (ja) 経路探索プログラム、経路探索方法、及び経路探索システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160705

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170425

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170509

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170629

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171205

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20171218

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6268944

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150