JP2015090394A - 画像表示装置、画像表示装置の制御方法、光源装置、光源装置の制御方法、及び、プログラム - Google Patents

画像表示装置、画像表示装置の制御方法、光源装置、光源装置の制御方法、及び、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】全ての光源の光値を高精度且つ短時間で取得することができる技術を提供する。
【解決手段】本発明の画像表示装置は、N個(Nは2以上の整数)の光源を有する発光手段と、発光手段からの光を変調することで画面に画像を表示する表示手段と、N個の光源に対応するN個の検出手段と、光源の発光を制御する制御手段と、を有する画像表示装置であって、光源と当該光源に対応しない検出手段との組み合わせ毎に、当該光源からの光の当該検出手段の検出値に対する影響度合いを記憶する記憶手段と、制御手段によってN個の光源が点灯させられている状態で得られたN個の検出手段のN個の検出値、及び、組み合わせ毎の影響度合いに基づいて、光源毎に、その光源からの光を示す光値を取得する取得手段と、を有する。
【選択図】図7

Description

本発明は、画像表示装置、画像表示装置の制御方法、光源装置、光源装置の制御方法、及び、プログラムに関する。
カラー画像を表示可能な液晶表示装置は、一般に、カラーフィルタを有する液晶パネルと、液晶パネルの背面に白色光を照射するバックライト装置と、を有する。
そして従来、バックライト装置の発光素子として、冷陰極管(CCFL:Cold Cathode Fluorescent Lamp)等の蛍光ランプが主に用いられていた。しかし近年、バックライト装置の発光素子として、消費電力、寿命、色再現性、環境負荷の面で優れた発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)が用いられるようになってきている。
発光素子としてLEDを有するバックライト装置(LEDバックライト装置)は、一般に、多数のLEDを有する。特許文献1には、個別に発光輝度を制御可能な複数の光源(発光ブロック)を有するバックライト装置が開示されている。光源は1つ以上のLEDを有する。そして、複数の光源は画面を構成する複数の分割領域に対応し、光源は対応する分割領域に光を照射する。このようなバックライト装置を有する液晶表示装置では、暗い画像が表示される分割領域に対応する光源の発光輝度を低減することにより、消費電力を低減し、表示画像のコントラストを向上することができる。画像の特徴に応じた各光源の発光輝度制御は、ローカルディミング制御と呼ばれる。
しかしながら、ローカルディミング制御を行うと、バックライト装置からの光に予期せぬムラ(輝度ムラや色ムラ)が生じてしまうことがある。具体的には、ローカルディミング制御を行うと、光源間の温度のずれが生じることがある。光源の温度が変化すると、光源から発せられる光の輝度や色も変化してしまう。そのため、光源間の温度のずれが生じることにより、予期せぬムラが生じてしまう。また、ローカルディミング制御を行うと、光源間の経年劣化度合いのずれが生じることがある。光源の経年劣化度合い温度が変化すると、光源から発せられる光の輝度や色も変化してしまう。そのため、光源間の経年劣化度合いのずれが生じることにより、予期せぬムラが生じてしまう。また、光源の温度や経年劣化度合いがばらつくと、各光源を同じ駆動信号で駆動した場合に、バックライト装置からの光にムラが生じてしまう。
このようなムラを低減する技術として、1つの光源を点灯させて当該光源からの光を光センサで検出する処理を全ての光源について行い、光センサの検出値に基づいて各光源の発光を制御(補正)する技術がある。
しかしながら、上述した技術では、光源の数が増すにつれて、全ての光源についての検出値を取得するのに要する時間が増してしまう。
特許文献2に開示の技術では、複数の光源を点灯させた状態において、複数の光源に対応する複数の光センサを用いて、複数の光源についての検出値が同時に取得される。それにより、全ての光源についての検出値を取得するのに要する時間を短縮することができる。
特開2001−142409号公報 特願2008−533065号公報
しかしながら、光源からの光は他の分割領域へ漏れる。そのため、特許文献2に開示の技術では、光センサの検出値が大きな検出誤差を含んでしまう。換言すれば、光センサの検出値として、その光センサに対応する光源からの光を示す光値を高精度に取得することができない。
本発明は、全ての光源の光値を高精度且つ短時間で取得することができる技術を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様は、
N個(Nは2以上の整数)の光源を有する発光手段と、
前記発光手段からの光を変調することで画面に画像を表示する表示手段と、
前記N個の光源に対応するN個の検出手段と、
前記光源の発光を制御する制御手段と、
を有し、
前記検出手段では、前記制御手段によって前記N個の光源が点灯させられている状態で、当該検出手段に対応する光源からの光と、当該検出手段に対応する光源以外の光源からの光との合成光が検出される
画像表示装置であって、
前記光源と当該光源に対応しない検出手段との組み合わせ毎に、当該光源からの光の当該検出手段の検出値に対する影響度合いを記憶する記憶手段と、
前記制御手段によって前記N個の光源が点灯させられている状態で得られた前記N個の検出手段のN個の検出値、及び、前記組み合わせ毎の影響度合いに基づいて、前記光源毎に、その光源からの光を示す光値を取得する取得手段と、
を有することを特徴とする画像表示装置である。
本発明の第2の態様は、
N個(Nは2以上の整数)の光源を有する発光手段と、
前記N個の光源に対応するN個の検出手段と、
前記光源の発光を制御する制御手段と、
を有し、
前記検出手段では、前記制御手段によって前記N個の光源が点灯させられている状態で、当該検出手段に対応する光源からの光と、当該検出手段に対応する光源以外の光源からの光との合成光が検出される
光源装置であって、
前記光源と当該光源に対応しない検出手段との組み合わせ毎に、当該光源からの光の当該検出手段の検出値に対する影響度合いを記憶する記憶手段と、
前記制御手段によって前記N個の光源が点灯させられている状態で得られた前記N個の検出手段のN個の検出値、及び、前記組み合わせ毎の影響度合いに基づいて、前記光源毎に、その光源からの光を示す光値を取得する取得手段と、
を有することを特徴とする光源装置である。
本発明の第3の態様は、
N個(Nは2以上の整数)の光源を有する発光手段と、
前記発光手段からの光を変調することで画面に画像を表示する表示手段と、
前記N個の光源に対応するN個の検出手段と、
前記光源と当該光源に対応しない検出手段との組み合わせ毎に、当該光源からの光の当該検出手段の検出値に対する影響度合いを記憶する記憶手段と、
を有する画像表示装置の制御方法であって、
前記光源の発光を制御する制御ステップと、
前記光源毎に、その光源からの光を示す光値を取得する取得ステップと、
を有し、
前記検出手段では、前記制御ステップによって前記N個の光源が点灯させられている状態で、当該検出手段に対応する光源からの光と、当該検出手段に対応する光源以外の光源からの光との合成光が検出され、
前記取得手段では、前記制御ステップによって前記N個の光源が点灯させられている状態で得られた前記N個の検出手段のN個の検出値、及び、前記組み合わせ毎の影響度合いに基づいて、前記光源毎に、その光源からの光を示す光値が取得される
ことを特徴とする画像表示装置の制御方法である。
本発明の第4の態様は、
N個(Nは2以上の整数)の光源を有する発光手段と、
前記N個の光源に対応するN個の検出手段と、
前記光源と当該光源に対応しない検出手段との組み合わせ毎に、当該光源からの光の当該検出手段の検出値に対する影響度合いを記憶する記憶手段と、
を有する光源装置の制御方法であって、
前記光源の発光を制御する制御ステップと、
前記光源毎に、その光源からの光を示す光値を取得する取得ステップと、
を有し、
前記検出手段では、前記制御ステップによって前記N個の光源が点灯させられている状態で、当該検出手段に対応する光源からの光と、当該検出手段に対応する光源以外の光源からの光との合成光が検出され、
前記取得手段では、前記制御ステップによって前記N個の光源が点灯させられている状態で得られた前記N個の検出手段のN個の検出値、及び、前記組み合わせ毎の影響度合いに基づいて、前記光源毎に、その光源からの光を示す光値が取得される
ことを特徴とする光源装置の制御方法である。
本発明の第5の態様は、上述した画像表示装置の制御方法の各ステップをコンピュータに実行させることを特徴とするプログラムである。
本発明の第6の態様は、上述した光源装置の制御方法の各ステップをコンピュータに実行させることを特徴とするプログラムである。
本発明によれば、全ての光源の光値を高精度且つ短時間で取得することができる技術を提供することを目的とする。
実施例1に係るカラー画像表示装置の構成の一例を示す模式図 実施例1に係る光源基板の構成の一例を示す模式図 実施例1に係るLED基板の構成の一例を示す模式図 実施例1に係るLED基板と光源と光センサの配置の一例を示す模式図 実施例1に係るバックライト装置の構成の一例を示すブロック図 実施例1に係る対象光源と検出用光センサの選択順序の一例を示す図 実施例1に係る発光調整処理における点灯状態の一例を示す模式図 実施例1に係る発光調整処理における光検出値の一例を示す模式図 実施例1に係る影響度合いの取得手順の一例を示すフロー図 図9のS101とS102の処理の一例を示す模式図 図9のS104とS105の処理の一例を示す模式図 実施例1に係る発光調整処理の手順の一例を示すフロー図 実施例2に係る対象光源と検出用光センサの選択順序の一例を示す図 実施例2に係る発光調整処理における点灯状態の一例を示す模式図
<実施例1>
以下、本発明の実施例1に係る光源装置及びその制御方法について説明する。
なお、以下では、本実施例に係る光源装置が、光源装置からの光を変調することで画面に画像を表示する画像表示装置で使用されるものである場合の例を説明するが、本実施例に係る光源装置はこれに限らない。本実施例に係る光源装置は、例えば、街灯、室内照明などの照明装置であってもよい。
なお、以下では、本実施例に係る画像表示装置が、透過型の液晶表示装置である場合の例を説明するが、本実施例に係る画像表示装置はこれに限らない。本実施例に係る画像表示装置は、光源装置からの光を変調することで画面に画像を表示する画像表示装置であればよい。例えば、本実施例に係る画像表示装置は、反射型の液晶表示装置であってもよい。また、本実施例に係る画像表示装置は、液晶素子の代わりにMEMS(Micro Electro Mechanical System)シャッターを用いたMEMSシャッター方式ディスプレイであってもよい。
また、以下では、本実施例に係る画像表示装置がカラー画像表示装置である場合の例を説明するが、本実施例に係る画像表示装置はモノクロ画像表示装置であってもよい。
図1は、本実施例に係るカラー画像表示装置の構成の一例を示す模式図である。カラー画像表示装置は、バックライト装置(光源装置)とカラー液晶パネル105を有する。バックライト装置101は、光源基板101、拡散板102、集光シート103、反射型偏光フィルム104などを有する。
光源基板101は、カラー液晶パネル105の背面に照射する光(白色光)を発する発光部である。光源基板101は、複数の光源を有する。光源は、1つ以上の発光素子を有する。発光素子としては、発光ダイオード(LED)、冷陰極管、有機EL素子などを用いることができる。
拡散板102、集光シート103、反射型偏光フィルム104は、光源基板と平行に配置され、光源基板101からの光に光学的な変化を与える。
具体的には、拡散板102は、上記複数の発光素子(本実施例ではLEDチップ)からの光を拡散させることにより、光源基板101を面光源として機能させる。
集光シート103は、拡散板102で拡散し、様々な入射角度で入射した白色光を、正面方向(カラー液晶パネル105側)に集光することにより、正面輝度(正面方向の輝度)を向上させる。
反射型偏光フィルム104は、入射した白色光を効率的に偏光することにより、正面輝度を向上させる。
拡散板102、集光シート103、反射型偏光フィルム104は重ねて用いられる。以後、これらの光学部材をまとめて光学シート106と呼ぶ。なお、光学シート106には、上述した光学部材以外の部材が含まれていてもよいし、上述した光学部材の少なくともいずれか1つが含まれていなくてもよい。また、光学シート106とカラー液晶パネル105は一体で構成されていてもよい。
カラー液晶パネル105は、光源基板101からの光を変調することで画面に画像を表
示する表示部である。具体的には、カラー液晶パネル105は、光源基板101から発せられ、光学シート106で光学的な変化が与えられた光を変調することで画面に画像を表示する。本実施例では、カラー液晶パネル105は、赤色の光を透過するRサブ画素、緑色の光を透過するGサブ画素、青色の光を透過するBサブ画素からなる画素を複数有しており、照射された白色光の輝度をサブ画素毎に制御することでカラー画像を表示する。
以上で説明したような構成(図1に示すような構成)のバックライト装置を、一般的に直下型バックライト装置と呼ぶ。
図2は、光源基板101の構成の一例を示す模式図である。
光源基板101は、複数のLED基板110を有する。
図2の例では、光源基板101は、3行×4列のマトリクス状に配置された12個のLED基板110を有する。なお、本実施例では光源基板101が複数のLED基板を有するものとしたが、これに限らない。光源基板101は、1つのLED基板を有していてもよい。例えば、光源基板101は、上記12個のLED基板110を合わせた1つのLED基板を有していてもよい。
図3は、LED基板110の構成の一例を示す模式図である。
LED基板110は、n個(nは1以上の整数)の光源111を有する。図3の例では、LED基板110は、2行×2列の合計4つの光源111を有する。そのため、光源基板101は、6行×8列の合計48個の光源111を有する。
各光源111には1つ以上の発光素子(LEDチップ112)が設けられている。図3の例では、1つの光源111に2行2列の合計4つのLEDチップ112が設けられている。そして、各光源111の発光輝度は個別に制御することができる。例えば、1つの光源111に設けられた4つのLEDチップ112は直列接続されている。LEDチップ112としては、例えば、白色光を発する白色LEDを用いることができる。
なお、LEDチップ112として、発する光の色が互いに異なる複数のLED(例えば、赤色光を発する赤色LED、緑色光を発する緑色LED、青色光を発する青色LEDなど)を用いて白色光が得られるように構成されたチップを用いてもよい。
なお、本実施例では、複数のLEDチップ112が等間隔に配置されているものとするが、複数のLEDチップ112は等間隔に配置されていなくてもよい。
LED基板110には、光源基板101からの光を検出し、検出値(光検出値)を出力する光センサ113(検出部;検出手段)が設けられている。光源111からの光の一部は、光学シート(拡散板や反射型偏光フィルム)などで反射され、光源側へ戻される。光センサ113は、光学シート106に対向するように設けられており、光学シート106で反射され光源側に戻された反射光を検出する。反射光の輝度から、光源111の発光輝度を予測することができる。本実施例では、LED基板110毎(4つの光源毎)に1つの光センサ113が設けられている。そのため、光源基板101は、12個の光センサ113を有する。光センサ113としては、フォトダイオードやフォトトランジスタなど、光検出値として輝度を出力するセンサを用いることができる。また、輝度の他に色の変化などを出力するカラーセンサを、光センサ113として用いてもよい。
図4は、正面方向(カラー液晶パネル105側)から見た場合の、LED基板110、光源111、及び、光センサ113の配置の一例を示す模式図である。左上端に配置されたLED基板110(1,1)の右側には、LED基板110(1,2)、LED基板110(1,3)、及び、LED基板110(1,4)が順に並んでいる。LED基板110(1,1)の下側には、LED基板110(2,1)とLED基板110(3,1)が順に並んでいる。LED基板110(1,2)の下側には、LED基板110(2,2)
とLED基板110(3,2)が順に並んでいる。LED基板110(1,3)の下側には、LED基板110(2,3)とLED基板110(3,3)が順に並んでいる。LED基板110(1,4)の下側には、LED基板110(2,4)とLED基板110(3,4)が順に並んでいる。
LED基板110(X,Y)(X=1〜3,Y=1〜4)は、4つの光源111(X,Y,Z)(Z=1〜4)、及び、1つの光センサ113(X,Y)を有する。例えば、LED基板110(1,1)は、光源111(1,1,1)、光源111(1,1,2)、光源111(1,1,3)、光源111(1,1,4)、及び、光センサ113(1,1)を有する。Zは、光源111の位置を示す値である。具体的には、1行1列目の位置でZ=1となり、1行2列目の位置でZ=2となり、2行1列目の位置でZ=3となり、2行2列目の位置でZ=4となる。
図5は、バックライト装置の構成の一例を示すブロック図である。
12個のLED基板110の構成は同等であるため、一例としてLED基板110(1,1)について説明する。LED基板110(1,1)は、光源111(1,1,1)〜111(1,1,4)を有する。光源111(1,1,1)〜111(1,1,4)は、LEDドライバ120(1,1,1)〜(1,1,4)により駆動される。光源111(1,1,1)からの光121(1,1,1)の大部分はカラー液晶パネル105(図5では不図示)へ入射するが、光121(1,1,1)の一部分は光学シート106(図5では不図示)で反射して光センサ113(1,1)に入射する。光源111(1,1,2)〜111(1,1,4)からの光121(1,1,2)〜(1,1,4)についても、同様である。
本実施例では、定期的もしくは特定のタイミングで、予期せぬムラ(輝度ムラや色ムラ)を低減するための発光調整処理が行われる。詳細は後述するが、発光調整処理では、光源111から発せられた光の検出が行われ、光の検出結果に基づいて光源111の発光が制御(調整)される。予期せぬムラは、例えば、光源111間の温度のずれ、光源111間の経年劣化度合いのずれ、などによって生じる。輝度ムラを低減する場合には、例えば、光の輝度が検出され、光源111の発光輝度が制御される。色ムラを低減する場合には、例えば、光の色が検出され、光源111の発光色が制御される。
光センサ113(1,1)は、光センサ113(1,1)に入射した光を検出し、当該光を表すアナログ値122(1,1)を出力する。
バックライト装置は、光センサ113(1,1)〜113(3,4)に対応するA/Dコンバータ123(1,1)〜123(3,4)を有する。A/Dコンバータ123(1,1)は、光センサ113(1,1)から出力されたアナログ値122(1,1)をデジタル値124(1,1)にアナログ−デジタル変換し、デジタル値124(1,1)をマイコン125に出力する。他のA/Dコンバータ123も、同様に、対応する光センサ113から出力されたアナログ値122をデジタル値124にアナログ−デジタル変換し、デジタル値124をマイコン125に出力する。
不揮発メモリ126には、複数の光源111のそれぞれについて、画像表示装置の製造時や検査時などに決定された、光源111からの光を示す光値の目標値が予め記録されている。各光源111の光値が目標値と一致するように各光源111が発光した場合、バックライト装置からはムラの無い光が発せられる。
また、不揮発メモリ126は、後述する影響情報を記憶する。
マイコン125は、光センサ113の光検出値(具体的にはデジタル値124)に基づ
いて光源111の発光(発光輝度や発光色)を制御する。本実施例では、マイコン125は、光センサ113の光検出値に基づいて光源111の光値を取得し、光源111の光値が不揮発メモリ126に記録された目標値と一致するように光源111の発光を制御する。
発光輝度は、例えば、マイコン125からLEDドライバ120へ出力するLEDドライバ制御信号127を調整することにより調整される。LEDドライバ120は、LEDドライバ制御信号に応じて、光源111を駆動する。LEDドライバ制御信号は、例えば、光源111に印加するパルス信号(電流または電圧のパルス信号)のパルス幅を表す。その場合、LEDドライバ制御信号を調整することにより、光源111の発光輝度がPWM制御される。なお、LEDドライバ制御信号はこれに限らない。例えば、LEDドライバ制御信号は、光源111に印加するパルス信号の波高値であってもよいし、パルス幅と波高値の両方であってもよい。
発光色は、例えば、光源111が有する複数の発光素子(発する光の色が互いに異なる複数の発光素子)間の発光輝度の比を調整することにより調整される。
光値の取得方法の詳細については、後述する。
以下に、本実施例に係る発光調整処理の詳細を説明する。
本実施例に係る発光調整処理では、マイコン125により、LED基板110が異なるN個(Nは2以上の整数)の光源が(同時に)点灯させられる。
そして、上述したような点灯状態で、N個の光源に対応するN個の光センサ113を用いた光検出が行われる。光源111からの光は、対応する光センサ113だけでなく、他の光センサ113へも入射される(光漏れ)。そのため、光センサ113では、当該光センサ113に対応する光源からの光と、当該光源以外の光源からの光との合成光が検出される。
その後、マイコン125により、光検出の結果(N個の光センサ133のN個の光検出値)と、不揮発メモリ126が記憶する影響情報とに基づいて、N個の光源のN個の光値が取得される。そのため、N個のLED基板110が有するN×n個の光源の光値を取得するためには、マイコン125により、N個の光源を点灯させる処理がn回行われることとなる。影響情報は、光源111と当該光源111に対応しない光センサ113との組み合わせ毎に、当該光源111からの光の当該光センサ113の光検出値に対する影響度合いを示す情報である。
本実施例では、影響情報を用いることにより、光値を高精度に取得することができる。具体的には、上述した光漏れによる誤差が低減された光値を取得することができる。また、本実施例では、N個の光源を同時に点灯させてN個の光源の光値が取得される。それにより、N個の光源の光値を取得するのに要する時間を短縮することができ、ひいては全ての光源の光値を取得するのに要する時間を短縮することができる。具体的には、光源を1つずつ点灯させて光値を取得する構成に場合よりも短い時間で複数の光源の光値を取得することができる。
なお、本実施例では、光値の取得がマイコン125によって行われる例を説明するが、光値の取得はマイコン125以外の機能部によって行われてもよい。例えば、バックライト装置が、各光源の光値を取得する取得部を有していてもよい。
なお、影響情報は、画像表示装置の製造時や検査時などに生成され、不揮発メモリ126に記録されてもよいし、そうでなくてもよい。例えば、バックライト装置が、影響情報を取得(生成)し、不揮発メモリ126に記録する記録部を有していてもよい。そのような処理は、マイコン125や上述した取得部で行われてもよい。
以下、N=2の場合の例を説明する。
図6は、発光調整処理において点灯させる光源111、及び、発光調整処理において光検出に使用する光センサ113の選択順序の一例を示す図である。本実施例では、図6に示す順番で、第1対象光源と第2対象光源が点灯させられる。そして、第1対象光源と第2対象光源が点灯させられた状態で、第1検出用光センサと第2検出用光センサを用いた光検出が行われる。
図6の例では、正面方向(カラー液晶パネル105側)から見てバックライト装置の左半分の領域内に配置された複数の光源111のうちの1つが第1対象光源として選択される。また、右半分の領域内に配置された複数の光源111のうちの1つが第2対象光源として選択される。そして、第1対象光源に対応する光センサ113が第1検出用光センサとして選択され、第2対象光源に対応する光センサ113が第2検出用光センサとして選択される。換言すれば、第1対象光源と同じLED基板110に配置された光センサ113が第1検出用光センサとして選択され、第2対象光源と同じLED基板110に配置された光センサ113が第2検出用光センサとして選択される。
例えば、1番目の発光調整処理においては、光源111(1,1,1)が第1対象光源として選択され、光源111(1,3,1)が第2対象光源として選択される。また、光センサ113(1,1)が第1検出用光センサとして選択され、光センサ113(1,3)が第2検出用光センサとして選択される。そして、光源111(1,1,1)と光源111(1,3,1)のみが点灯させられた状態で、光センサ113(1,1)と光センサ113(1,3)を用いた光検出が行われる。
図7は、1番目の発光調整処理における点灯状態の一例を示す模式図である。
図7の例では、光源111(1,1,1)と光源111(1,3,1)の合計2つの光源111が点灯しており、他の光源111は全て消灯している。図7に示すように、光源111(1,1,1)に対応する光センサ113(1,1)には、光源111(1,1,1)からの光である対応光130(1,1,1)と、光源111(1,3,1)からの光である漏れ光131(1,3,1)と、が入射する。光源111(1,3,1)に対応する光センサ113(1,3)には、光源111(1,3,1)からの対応光130(1,3,1)と光源111(1,1,1)からの漏れ光131(1,1,1)とが入射する。光センサ113に入射する対応光130は、当該光センサ113に対応する光源からの光である。光センサ113に入射する漏れ光131は、当該光センサ113に対応しない光源からの光である。
図8は、1番目の発光調整処理における光センサ113の光検出値の一例を示す模式図である。
図8(A)は、光センサ113(1,1)の光検出値を示す。図8(A)に示すように、光センサ113(1,1)の光検出値には、光源111(1,1,1)からの対応光130(1,1,1)を示す成分値V130(1,1,1)と光源111(1,3,1)からの漏れ光131(1,3,1)を示す成分値V131(1,3,1)とが含まれる。
図8(b)は、光センサ113(1,3)の光検出値を示す。図8(B)に示すように、光センサ113(1,3)の光検出値には、光源111(1,3,1)からの対応光130(1,3,1)を示す成分値V130(1,3,1)と光源111(1,1,1)からの漏れ光131(1,1,1)を示す成分値V131(1,1,1)とが含まれる。
以下では、成分値Vと成分値Vを含む光検出値をV[A+B]と記載する。例えば、光源111(1,1,1)と光源111(1,3,1)のみが点灯させられた状態における光センサ113(1,3)の光検出値を、V[130(1,3,1)+131(1,1
,1)]と記載する。
マイコン125では、影響情報を用いて、光センサ113の光検出値から漏れ光131
を示す成分値V131が除去される。それにより、対応光130を示す光値が取得される。
なお、同時に点灯させる2個(N個)の光源111として、距離が離れた2個の光源111を選択すれば、漏れ光による誤差の小さい光検出値を取得することができるが、本実施例によれば、漏れ光による誤差がより低減された光値を取得することができる。
以下に、影響情報の取得方法の一例を説明する。
本実施例では、一の光源のみが点灯させられる。そして、そのような状態で得られた、一の光源に対応する光センサの光検出値、及び、他の光源に対応する光センサの光検出値に基づいて、他の光源に対応する光センサの光検出値に対する一の光源からの光の影響度合いEが取得される。複数の光源を順番に点灯させて上記処理を行うことにより、影響情報が取得される。
なお、一の光源に対応する光センサ以外の全ての光センサについて、一の光源からの光の影響度合いEが取得されてもよいし、そうでなくてもよい。例えば、発光調整処理において一の光源と同時に点灯させられる光源に対応する光センサのみについて、一の光源からの光の影響度合いEが取得されてもよい。
なお、本実施例では、1つの画像表示装置を用いて影響度合いEが取得される例を説明するが、これに限らない。複数の画像表示装置から複数の影響度合いを取得し、複数の影響度合いの代表値(平均値、最頻値、中間値、最大値、最小値、など)が最終的な影響度合いEとして取得されてもよい。
図9は、影響度合いEの取得手順の一例を示すフロー図である。
なお、以下の処理はマイコン125によって行われてもよいし、そうでなくてもよい。例えば、影響情報を取得し記録する記録部をバックライト装置が有する場合には、S103やS106の処理は記録部によって行われてもよい。また、以下の処理の一部または全部は画像表示装置の製造者によって行われてもよい。
まず、m番目の発光調整処理における第1対象光源である光源Amのみが点灯させられる(S101)。
なお、図9の処理フローの開始時に、mの値は1に初期化されるものとする。
次に、m番目の発光調整処理における検出用光センサの光検出値が取得される(S102)。具体的には、光源Amに対応する第1検出用光センサを用いて、光源Amからの対応光130(Am)を示す光検出値V130(Am)が取得される。そして、m番目の発光調整処理における第2対象光源である光源Bmに対応する第2検出用光センサを用いて、光源Amからの漏れ光131(Am)を示す光検出値V131(Am)が取得される。
図10は、m=1のときに行われるS101とS102の処理の一例を示す模式図である。m=1のときには、光源111(1,1,1)のみが点灯させられる。そして、光センサ113(1,1)を用いて、光源111(1,1,1)からの対応光130(1,1,1)を示す光検出値V130(1,1,1)が取得される。また、光センサ113(1,3)を用いて、光源111(1,1,1)からの漏れ光131(1,1,1)を示す光検出値V131(1,1,1)が取得される。
そして、光検出値V130(Am)と光検出値V131(Am)に基づいて、光源Bmに対応する光センサの光検出値に対する光源Amからの光(漏れ光)の影響度合いEAmが算出される(S103)。本実施例では、以下の式1を用いて、影響度合いEAmが算出される。即ち、光検出値V130(Am)で光検出値V131(Am)を除算することにより、影響度合いEAmが算出される。

Am=V131(Am)/V130(Am) ・・・(式1)

影響度合いEAmは、不揮発メモリ126に記録される。
次に、光源Bmのみが点灯させられる(S104)。
そして、m番目の発光調整処理における検出用光センサの光検出値が取得される(S105)。具体的には、光源Bmに対応する第2検出用光センサを用いて、光源Bmからの対応光130(Bm)を示す光検出値V130(Bm)が取得される。そして、光源Amに対応する第1検出用光センサを用いて、光源Bmからの漏れ光131(Bm)を示す光検出値V131(Bm)が取得される。
図11は、m=1のときに行われるS104とS105の処理の一例を示す模式図である。m=1のときには、光源111(1,3,1)のみが点灯させられる。そして、光センサ113(1,3)を用いて、光源111(1,3,1)からの対応光130(1,3,1)を示す光検出値V130(1,3,1)が取得される。また、光センサ113(1,1)を用いて、光源111(1,3,1)からの漏れ光131(1,3,1)を示す光検出値V131(1,3,1)が取得される。
次に、光検出値V130(Bm)と光検出値V131(Bm)に基づいて、光源Amに対応する光センサの光検出値に対する光源Bmからの光(漏れ光)の影響度合いEBmが算出される(S106)。本実施例では、以下の式2を用いて、影響度合いEBmが算出される。即ち、光検出値V130(Bm)で光検出値V131(Bm)を除算することにより、影響度合いEBmが算出される。

Bm=V131(Bm)/V130(Bm) ・・・(式2)

影響度合いEBmは、不揮発メモリ126に記録される。
そして、m=24か否かが判断される(S107)。m=24の場合には、全ての光源について影響度合いEが算出されたと判断され、本フローが終了される。mの値が24未満の場合には、影響度合いEが算出されていない光源が存在すると判断され、S108においてmが1だけインクリメントされ、S101に処理が戻される。そして、全ての光源について影響度合いEが算出されるまで、S101〜S108の処理が繰り返される。具体的には、m=24になるまで、S101〜S108の処理が繰り返される。
以下に、マイコン125による光値の取得方法の一例を説明する。
本実施例では、発光調整処理で同時に使用されるN個の光センサに対応するN個の関係式が予め用意されている。そのような関係式は、例えば、不揮発メモリ126に予め記録されている。そして、マイコン125は、光センサ毎(検出手段毎)の関係式からなるN元連立方程式を解くことにより、発光調整処理で同時に点灯させられるN個の光源のN個の光値を算出する。
本実施例では、N個の光源が点灯させられている状態で得られた光センサ(関係式に対応する光センサ)の検出値、当該検出値に対するN−1個の影響度合い、及び、N個の光源のN個の光値の間の関係を示す関係式が予め用意されている。具体的には、以下の式3が予め用意されている。式3において、Vは、マイコン125によってN個の光源が点灯させられている状態で得られた光センサA(検出手段A)の検出値である。ESXは、検出値Vに対する光源SX(SXは1以上N−1以下の整数)からの光の影響度合いである。光源SXは、N個の光源のうちの、光センサAに対応する光源SAとは異なる光源である。VSAは光源SAの光値であり、VSXは光源SXの光値である。
Figure 2015090394
図12は、発光調整処理の手順の一例を示すフロー図である。
なお、以下の処理はマイコン125によって行われてもよいし、そうでなくてもよい。例えば、光値を取得する取得部をバックライト装置が有する場合には、S202〜S204の処理は取得部によって行われてもよい。
なお、図12の処理フローの開始時に、mの値は1に初期化されるものとする。
まず、m番目の発光調整処理における第1対象光源と第2対象光源である光源Amと光源Bmのみが点灯させられる(S201)。
次に、m番目の発光調整処理における検出用光センサの光検出値が取得される(S202)。具体的には、光源Amに対応する第1検出用光センサを用いて、光検出値V[130(Am)+131(Bm)]が取得され、光源Bmに対応する第2検出用光センサを用いて、光検出値V[130(Bm)+131(Am)]が取得される。
そして、不揮発メモリ126から影響度合いEAm,EBmが読み出される(S203)。
次に、S202で取得された検出値、及び、S203で読み出された影響度度合いを用いて、光源Amの光値V130(Am)と光源Bmの光値V130(Bm)が算出される(S204)。
S204の処理について詳しく説明する。
図8(A)に示されているように、光検出値V[130(Am)+131(Bm)]は、成分値V130(Am)と成分値V131(Bm)の和である。そして、式2に示されているように、成分値V131(Bm)は、成分値V130(Bm)と影響度合いEBmの積である。そのため、光検出値V[130(Am)+131(Bm)]、成分値V130(Am)、成分値V130(Bm)、及び、影響度合いEBmの間には、以下の式4の関係が成り立つ。そして、光源Amに対応する第1検出用光センサについての関係式として、以下の式4が予め用意されている。

[130(Am)+131(Bm)]=V130(Am)+(V130(Bm)×EBm
・・・(式4)

同様に、光検出値V[130(Bm)+131(Am)]、成分値V130(Am)、成分値V130(Bm)、及び、影響度合いEAmの間には、以下の式5の関係が成り立つ。そして、光源Bmに対応する第2検出用光センサについての関係式として、以下の式5が予め用意されている。

[130(Bm)+131(Am)]=V130(Bm)+(V130(Am)×EAm
・・・(式5)

S204では、式4と式5からなる2元連立方程式を解くことにより、成分値V130
(Am)が光源Amの光値として算出され、成分値V130(Bm)が光源Bmの光値として算出される。
次に、S204で算出された光値V130(Am),V130(Bm)が目標値と一致するように、光源Am,Bmの発光が制御される(S205)。具体的には、光値V130(Am)が光源Amの目標値と一致するように、光源Amの発光が制御され、光値V130(Bm)が光源Bmの目標値と一致するように、光源Bmの発光が制御される。
そして、m=24か否かが判断される(S206)。m=24の場合には、全ての光源の光値が算出されたと判断され、本フローが終了される。mの値が24未満の場合には、光値が算出されていない光源が存在すると判断され、S207においてmが1だけインクリメントされ、S201に処理が戻される。そして、全ての光源の光値が算出されるまで、S201〜S207の処理が繰り返される。具体的には、m=24になるまで、S201〜S207の処理が繰り返される。
なお、S204の次にS206へ処理が進められてもよい。そして、全ての光源の光値が取得された後に、全ての光源の発光が制御されてもよい。
以上述べたように、本実施例によれば、光源と当該光源に対応しない光センサとの組み合わせ毎に、当該光源からの光の当該光センサの光検出値に対する影響度合いを示す影響情報が予め用意されている。そして、N個の光源が点灯させられている状態で得られたN個の光センサのN個の光検出値、及び、影響情報に基づいて、N個の光源のN個の光値が取得される。それにより、全ての光源の光値を高精度且つ短時間で取得することができる。具体的には、N個の光源が同時に点灯させられるため、全ての光源の光値を取得するのに要する時間を、光源を1つずつ点灯させる場合の時間よりも短縮することができる。そして、影響情報を用いることにより、光検出値から漏れ光の影響を除外することができ、光値を高精度に取得することができる。
また、本実施例によれば、取得された光値を用いて光源の発光が制御されるため、光源の発光を高精度に制御することができる。例えば、光源111間の温度のずれ、光源111間の経年劣化度合いのずれ、などによって生じるムラ(予期せぬムラ)を高精度に低減することができる。
なお、本実施例では、光値の目標値が予め定められている例を説明したが、目標値はこれに限らない。例えば、目標値は入力画像データに基づいて決定されてもよい。具体的には、画面の領域のうちの光源に対応する領域に表示すべき画像データの明るさを示す特徴量が取得され、取得された特徴量に応じて当該光源の目標値が決定されてもよい。また、入力画像データの全体の明るさを示す特徴量が取得され、取得された特徴量に応じて各光源の目標値が決定されてもよい。その場合、画像データの明るさが高いほど高い値が目標値として決定されてもよいし、画像データの明るさが低いほど高い値が目標値として決定されてもよい。
なお、本実施例では、N個の関係式からなるN元連立方程式を解くことでN個の光値を算出する例を説明したが、これに限らない。例えば、N個の光検出値と1つの影響度合いとを入力して1つの光値を出力するテーブルや関数を用いて、光値が取得されてもよい。具体的には、光検出値V[130(Am)+131(Bm)]、光検出値V[130(Bm)+131(Am)]、及び、影響度合いEAmを入力して光値V130(Am)を出力し、光検出値V[130(Am)+131(Bm)]、光検出値V[130(Bm)+131(Am)]、及び、影響度合いEBmを入力して光値V130(Bm)を出力するテーブルや関数を用いて、光値が取得されてもよい。
なお、本実施例では、光検出値の比が影響度合いEとして算出され、光検出値に影響度合いEを乗算することで漏れ光を示す成分値が算出される例を説明したが、これに限らない。例えば、光検出値の差が影響度合いEとして算出されてもよい。そして、光検出値に影響度合いEを加算または減算することにより、漏れ光を示す成分値が算出されてもよい。
<実施例2>
以下、本発明の実施例2に係る光源装置及びその制御方法について説明する。
実施例1では、発光調整処理において2つの光源を同時に点灯させる例を説明した。本実施例では、発光調整処理において2つより多くの光源を同時に点灯させる例を説明する。具体的には、発光調整処理において3つの光源を同時に点灯させる例を説明する。即ち、本実施例では、N=3の場合の例を説明する。
なお、以下では、実施例1と異なる構成や処理について詳しく説明し、実施例1と同じ構成や処理については説明を省略する。
本実施例に係る画像表示装置の大まかな構成は実施例1(図1)と同じである。また、本実施例に係るバックライト装置の大まかな構成は実施例1(図2〜5)と同じである。
図13は、発光調整処理において点灯させる光源111、及び、発光調整処理において光検出に使用する光センサ113の選択順序の一例を示す図である。本実施例では、図13に示す順番で、第1対象光源、第2対象光源、及び、第3対象光源の3つの光源111が点灯させられる。そして、上記3つの光源111が点灯させられた状態で、第1検出用光センサ、第2検出用光センサ、及び、第3検出用光センサの3つの光センサ113を用いた光検出が行われる。
図13の例では、正面方向(カラー液晶パネル105側)から見てバックライト装置の上側1/3の領域内に配置された複数の光源111のうちの1つが第1対象光源として選択される。そして、下側1/3の領域内に配置された複数の光源111のうちの1つが第3対象光源として選択され、残りの中央1/3の領域内に配置された複数の光源111のうちの1つが第2対象光源として選択される。そして、第1対象光源に対応する光センサ113が第1検出用光センサとして選択され、第2対象光源に対応する光センサ113が第2検出用光センサとして選択され、第3対象光源に対応する光センサ113が第3検出用光センサとして選択される。
例えば、1番目の発光調整処理においては、光源111(1,1,1)が第1対象光源として選択され、光源111(2,1,1)が第2対象光源として選択され、光源111(3,1,1)が第3対象光源として選択される。また、光センサ113(1,1)が第1検出用光センサとして選択され、光センサ113(2,1)が第2検出用光センサとして選択され、光センサ113(3,1)が第3検出用光センサとして選択される。そして、光源111(1,1,1)、光源111(2,1,1)、及び、光源111(3,1,1)のみが点灯させられた状態で、光センサ113(1,1)、光センサ113(2,1)、及び、光センサ113(3,1)を用いた光検出が行われる。
図14は、1番目の発光調整処理における点灯状態の一例を示す模式図である。
図14の例では、光源111(1,1,1)、光源111(2,1,1)、及び、光源111(3,1,1)の合計3つの光源111が点灯しており、他の光源111は全て消灯している。
図14に示すように、光源111(1,1,1)に対応する光センサ113(1,1)には、光源111(1,1,1)からの対応光330(1,1,1)が入射する。また、図14に示すように、光センサ113(1,1)には、光源111(2,1,1)からの
漏れ光331A(2,1,1)と光源111(3,1,1)からの漏れ光331A(3,1,1)も入射する。
光源111(2,1,1)に対応する光センサ113(2,1)には、光源111(2,1,1)からの対応光330(2,1,1)が入射する。また、光センサ113(2,1)には、光源111(1,1,1)からの漏れ光331B(1,1,1)と光源111(3,1,1)からの漏れ光331B(3,1,1)も入射する。
光源111(3,1,1)に対応する光センサ113(3,1)には、光源111(3,1,1)からの対応光330(3,1,1)が入射する。また、光センサ113(3,1)には、光源111(1,1,1)からの漏れ光331C(1,1,1)と光源111(2,1,1)からの漏れ光331C(2,1,1)も入射する。
このように、本実施例では、発光調整処理において、検出用光センサに1つの対応光と2つの漏れ光の合成光が入射される。
本実施例では、実施例1と同様に、影響情報が不揮発メモリ126に記録される。
影響情報(影響度合いE)の取得方法は、実施例1と同じである。
以下では、光源Bmに対応する光センサの光検出値に対する光源Amからの漏れ光の影響度合いをEAm−Bmと記載し、光源Cmに対応する光センサの光検出値に対する光源Amからの漏れ光の影響度合いをEAm−Cmと記載する。同様に、光源Amに対応する光センサの光検出値に対する光源Bmからの漏れ光の影響度合いをEBm−Amと記載し、光源Cmに対応する光センサの光検出値に対する光源Bmからの漏れ光の影響度合いをEBm−Cmと記載する。光源Amに対応する光センサの光検出値に対する光源Cmからの漏れ光の影響度合いをECm−Amと記載し、光源Bmに対応する光センサの光検出値に対する光源Cmからの漏れ光の影響度合いをECm−Bmと記載する。光源Amは、m番目の発光調整処理における第1対象光源であり、光源Bmは、m番目の発光調整処理における第2対象光源であり、光源Cmは、m番目の発光調整処理における第3対象光源である。
本実施例では、m番目の発光調整処理において、第1対象光源Am、第2対象光源Bm、及び、第3対象光源Cmのみが点灯させられる。そして、そのような点灯状態において、第1検出用光センサの光検出値V[330(Am)+331A(Bm)+331A(Cm)]、第2検出用光センサの光検出値V[330(Bm)+331B(Am)+331B(Cm)]、及び、第3検出用光センサの光検出値V[330(Cm)+331C(Am)+331C(Bm)]が取得される。既に述べたとおり、第1検出用光センサは第1対象光源Amに対応する光センサ113であり、第2検出用光センサは第2対象光源Bmに対応する光センサ113であり、第3検出用光センサは第3対象光源Cmに対応する光センサ113である。
ここで、光検出値V[330(Am)+331A(Bm)+331A(Cm)]は、光源Amからの対象光を示す成分値V330(Am)、光源Bmからの漏れ光を示す成分値V331A(Bm)、及び、光源Cmからの漏れ光を示す成分値V331A(Cm)の和である。そして、成分値V331A(Bm)は、光源Bmからの対象光を示す成分値V330(Bm)と影響度合いEBm−Amの積であり、成分値V331A(Cm)は、光源Cmからの対象光を示す成分値V330(Cm)と影響度合いECm−Amの積である。そのため、光検出値V[330(Am)+331A(Bm)+331A(Cm)]、成分値V330(Am)、成分値V330(Bm)、影響度合いEBm−Am、成分値V330(Cm)、及び、影響度合いECm−Amの間には、以下の式6の関係が成り立つ。そして、光源Amに対応する第1検出用光センサについての関係式として、以下の式6が予め用意されている。

[330(Am)+331A(Bm)+331A(Cm)]
=V330(Am)+(V330(Bm)×EBm−Am)+(V330(Cm)×ECm−Am
・・・(式6)
同様に、光検出値V[330(Bm)+331B(Bm)+331B(Cm)]、成分値V330(Am)、成分値V330(Bm)、影響度合いEAm−Bm、成分値V330(Cm)、及び、影響度合いECm−Bmの間には、以下の式7の関係が成り立つ。そして、光源Bmに対応する第2検出用光センサについての関係式として、以下の式7が予め用意されている。

[330(Bm)+331B(Am)+331B(Cm)]
=V330(Bm)+(V330(Am)×EAm−Bm)+(V330(Cm)×ECm−Bm
・・・(式7)
そして、光検出値V[330(Cm)+331C(Am)+331C(Bm)]、成分値V330(Am)、成分値V330(Bm)、影響度合いEAm−Cm、成分値V330(Cm)、及び、影響度合いEBm−Cmの間には、以下の式8の関係が成り立つ。そして、光源Cmに対応する第3検出用光センサについての関係式として、以下の式8が予め用意されている。

[330(Cm)+331C(Am)+331C(Bm)]
=V330(Cm)+(V330(Am)×EAm−Cm)+(V330(Bm)×EBm−Cm
・・・(式8)
本実施例では、式6〜式8からなる3元連立方程式を解くことにより、成分値V330(Am)が光源Amの光値として算出され、成分値V330(Bm)が光源Bmの光値として算出され、成分値V330(Cm)が光源Cmの光値として算出される。
なお、Nの値が3より大きい場合であっても同様の方法でN個の関係式を導出することができる。そして、N個の関係式からなるN元連立方程式を解くことにより、発光調整処理で同時に点灯させられたN個の光源の光値を高精度に算出することができる。
以上述べたように、本実施例によれば、Nの値が3以上の場合であっても、実施例1と同様に、光源の光値を高精度に取得することができる。また、Nの値を大きくすることにより、全ての光源の光値を取得するのに要する時間をより短縮することができる。
<その他の実施例>
記憶装置に記録されたプログラムを読み込み実行することで前述した実施例の機能を実現するシステムや装置のコンピュータ(又はCPU、MPU等のデバイス)によっても、本発明を実施することができる。また、例えば、記憶装置に記録されたプログラムを読み込み実行することで前述した実施例の機能を実現するシステムや装置のコンピュータによって実行されるステップからなる方法によっても、本発明を実施することができる。この目的のために、上記プログラムは、例えば、ネットワークを通じて、又は、上記記憶装置となり得る様々なタイプの記録媒体(つまり、非一時的にデータを保持するコンピュータ読取可能な記録媒体)から、上記コンピュータに提供される。したがって、上記コンピュータ(CPU、MPU等のデバイスを含む)、上記方法、上記プログラム(プログラムコード、プログラムプロダクトを含む)、上記プログラムを非一時的に保持するコンピュータ読取可能な記録媒体は、いずれも本発明の範疇に含まれる。
101 光源基板
105 カラー液晶パネル
111 光源
113 光センサ
125 マイコン
126 不揮発メモリ

Claims (22)

  1. N個(Nは2以上の整数)の光源を有する発光手段と、
    前記発光手段からの光を変調することで画面に画像を表示する表示手段と、
    前記N個の光源に対応するN個の検出手段と、
    前記光源の発光を制御する制御手段と、
    を有し、
    前記検出手段では、前記制御手段によって前記N個の光源が点灯させられている状態で、当該検出手段に対応する光源からの光と、当該検出手段に対応する光源以外の光源からの光との合成光が検出される
    画像表示装置であって、
    前記光源と当該光源に対応しない検出手段との組み合わせ毎に、当該光源からの光の当該検出手段の検出値に対する影響度合いを記憶する記憶手段と、
    前記制御手段によって前記N個の光源が点灯させられている状態で得られた前記N個の検出手段のN個の検出値、及び、前記組み合わせ毎の影響度合いに基づいて、前記光源毎に、その光源からの光を示す光値を取得する取得手段と、
    を有することを特徴とする画像表示装置。
  2. 前記検出手段毎に、前記制御手段によって前記N個の光源が点灯させられている状態で得られたその検出手段の検出値、当該検出値に対するN−1個の影響度合い、及び、前記N個の光源のN個の光値の間の関係を示す関係式が予め定められており、
    前記取得手段は、前記検出手段毎の関係式からなるN元連立方程式を解くことにより、前記N個の光値を算出する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
  3. 前記制御手段によって前記N個の光源が点灯させられている状態で得られた検出手段Aの検出値をV、前記検出値Vに対する光源SX(SXは1以上N−1以下の整数)からの光の影響度合いをESX、前記検出手段Aに対応する光源SAの光値をVSA、光源SXの光値をVSXとした場合に、前記検出手段Aに対する前記関係式は、
    Figure 2015090394
    である
    ことを特徴とする請求項2に記載の画像表示装置。
  4. 前記発光手段は、前記検出手段毎に、n個(nは1以上の整数)の光源を有し、
    前記制御手段は、N×n個の光源の光値を取得するために、N個の検出手段に対応するN個の光源を点灯させる処理をn回行う
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像表示装置。
  5. 前記制御手段によって一の光源のみが点灯させられている状態で得られた、前記一の光源に対応する検出手段の検出値、及び、他の光源に対応する検出手段の検出値に基づいて、前記他の光源に対応する検出手段の検出値に対する前記一の光源からの光の影響度合いを取得し、前記記憶手段に記録する記録手段をさらに有する
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像表示装置。
  6. 前記記録手段は、前記一の光源に対応する検出手段の検出値で前記他の光源に対応する検出手段の検出値を除算することにより、前記他の光源に対応する検出手段の検出値に対
    する前記一の光源からの光の影響度合いを算出する
    ことを特徴とする請求項5に記載の画像表示装置。
  7. 前記制御手段は、各光源の光値が目標値と一致するように、各光源の発光を制御する
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の画像表示装置。
  8. 前記検出手段は、光の輝度を検出する
    ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の画像表示装置。
  9. 前記検出手段は、光の色を検出する
    ことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の画像表示装置。
  10. N個(Nは2以上の整数)の光源を有する発光手段と、
    前記N個の光源に対応するN個の検出手段と、
    前記光源の発光を制御する制御手段と、
    を有し、
    前記検出手段では、前記制御手段によって前記N個の光源が点灯させられている状態で、当該検出手段に対応する光源からの光と、当該検出手段に対応する光源以外の光源からの光との合成光が検出される
    光源装置であって、
    前記光源と当該光源に対応しない検出手段との組み合わせ毎に、当該光源からの光の当該検出手段の検出値に対する影響度合いを記憶する記憶手段と、
    前記制御手段によって前記N個の光源が点灯させられている状態で得られた前記N個の検出手段のN個の検出値、及び、前記組み合わせ毎の影響度合いに基づいて、前記光源毎に、その光源からの光を示す光値を取得する取得手段と、
    を有することを特徴とする光源装置。
  11. N個(Nは2以上の整数)の光源を有する発光手段と、
    前記発光手段からの光を変調することで画面に画像を表示する表示手段と、
    前記N個の光源に対応するN個の検出手段と、
    前記光源と当該光源に対応しない検出手段との組み合わせ毎に、当該光源からの光の当該検出手段の検出値に対する影響度合いを記憶する記憶手段と、
    を有する画像表示装置の制御方法であって、
    前記光源の発光を制御する制御ステップと、
    前記光源毎に、その光源からの光を示す光値を取得する取得ステップと、
    を有し、
    前記検出手段では、前記制御ステップによって前記N個の光源が点灯させられている状態で、当該検出手段に対応する光源からの光と、当該検出手段に対応する光源以外の光源からの光との合成光が検出され、
    前記取得手段では、前記制御ステップによって前記N個の光源が点灯させられている状態で得られた前記N個の検出手段のN個の検出値、及び、前記組み合わせ毎の影響度合いに基づいて、前記光源毎に、その光源からの光を示す光値が取得される
    ことを特徴とする画像表示装置の制御方法。
  12. 前記検出手段毎に、前記制御ステップによって前記N個の光源が点灯させられている状態で得られたその検出手段の検出値、当該検出値に対するN−1個の影響度合い、及び、前記N個の光源のN個の光値の間の関係を示す関係式が予め定められており、
    前記取得ステップでは、前記検出手段毎の関係式からなるN元連立方程式を解くことにより、前記N個の光値が算出される
    ことを特徴とする請求項11に記載の画像表示装置の制御方法。
  13. 前記制御ステップによって前記N個の光源が点灯させられている状態で得られた検出手段Aの検出値をV、前記検出値Vに対する光源SX(SXは1以上N−1以下の整数)からの光の影響度合いをESX、前記検出手段Aに対応する光源SAの光値をVSA、光源SXの光値をVSXとした場合に、前記検出手段Aに対する前記関係式は、
    Figure 2015090394
    である
    ことを特徴とする請求項12に記載の画像表示装置の制御方法。
  14. 前記発光手段は、前記検出手段毎に、n個(nは1以上の整数)の光源を有し、
    前記制御ステップでは、N×n個の光源の光値を取得するために、N個の検出手段に対応するN個の光源を点灯させる処理がn回行われる
    ことを特徴とする請求項11〜13のいずれか1項に記載の画像表示装置の制御方法。
  15. 前記制御ステップによって一の光源のみが点灯させられている状態で得られた、前記一の光源に対応する検出手段の検出値、及び、他の光源に対応する検出手段の検出値に基づいて、前記他の光源に対応する検出手段の検出値に対する前記一の光源からの光の影響度合いを取得し、前記記憶手段に記録する記録ステップをさらに有する
    ことを特徴とする請求項11〜14のいずれか1項に記載の画像表示装置の制御方法。
  16. 前記記録ステップでは、前記一の光源に対応する検出手段の検出値で前記他の光源に対応する検出手段の検出値を除算することにより、前記他の光源に対応する検出手段の検出値に対する前記一の光源からの光の影響度合いが算出される
    ことを特徴とする請求項15に記載の画像表示装置の制御方法。
  17. 前記制御ステップでは、各光源の光値が目標値と一致するように、各光源の発光が制御される
    ことを特徴とする請求項11〜16のいずれか1項に記載の画像表示装置の制御方法。
  18. 前記検出手段は、光の輝度を検出する
    ことを特徴とする請求項11〜17のいずれか1項に記載の画像表示装置の制御方法。
  19. 前記検出手段は、光の色を検出する
    ことを特徴とする請求項11〜18のいずれか1項に記載の画像表示装置の制御方法。
  20. N個(Nは2以上の整数)の光源を有する発光手段と、
    前記N個の光源に対応するN個の検出手段と、
    前記光源と当該光源に対応しない検出手段との組み合わせ毎に、当該光源からの光の当該検出手段の検出値に対する影響度合いを記憶する記憶手段と、
    を有する光源装置の制御方法であって、
    前記光源の発光を制御する制御ステップと、
    前記光源毎に、その光源からの光を示す光値を取得する取得ステップと、
    を有し、
    前記検出手段では、前記制御ステップによって前記N個の光源が点灯させられている状態で、当該検出手段に対応する光源からの光と、当該検出手段に対応する光源以外の光源からの光との合成光が検出され、
    前記取得手段では、前記制御ステップによって前記N個の光源が点灯させられている状態で得られた前記N個の検出手段のN個の検出値、及び、前記組み合わせ毎の影響度合いに基づいて、前記光源毎に、その光源からの光を示す光値が取得される
    ことを特徴とする光源装置の制御方法。
  21. 請求項11〜20のいずれか1項に記載の画像表示装置の制御方法の各ステップをコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  22. 請求項21に記載の光源装置の制御方法の各ステップをコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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