JP2015089828A - 蓋付き容器 - Google Patents

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正二 岩井
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Abstract

【課題】 蓋5の開閉にともなって、その開状態および閉状態を自己保持する蓋付き容器において、その蓋5を開放したとき、収納物の出し入れに蓋5が邪魔とならないようにすること。
【解決手段】 本体部1の一側に平面方向外側へヒンジ部4を設け、蓋5に本体被嵌部8とヒンジ被嵌部9とを設け、ヒンジ被嵌部9及び/またはヒンジ部4に、蓋5を開閉する際の弾性変形の基準となる枢軸6を有する三次曲面7を設ける。そして、蓋5を開閉したとき、三次曲面7の自己保持機能によって、蓋5の少なくとも根元部が本体部1の外側のヒンジ部4側に配置される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、飲食物や各種材料を収納する蓋付き容器に関し、その蓋がヒンジの周りに開放状態を維持できる自己保持機能を設けたものに関する。
本発明者は、すでに、自己保持機能を有する蓋付き容器として、特許文献1に記載の容器を提案している。
これは、図15に示す如く、弾性を有する蓋5のヒンジ部を境に蓋5の一部が片開きするものにおいて、蓋5の閉塞状態でヒンジ部4を通る枢軸6を凹曲面とし、それに交差する直交線6aを凸曲面とした三次曲面7で形成され、蓋5を回動して開くとき、三次曲面7の弾性により、枢軸6が凹曲面から凸曲面に変形して、その開状態が自己保持されるものである。
特許第5122694号公報 特開2009−107662号公報
上記特許文献に記載された蓋付き容器は、いずれもそのヒンジ部4が本体部1の内部にあり、蓋5を開放したとき、その蓋5自体が図15(C)のごとく、本体部1の開口部の一部を閉塞し、本体部1内の収容物の出し入れの際、蓋5が干渉する恐れがある。
さらには、特許文献1においては、開放状態を自己保持するため、蓋5の内部に凹陥して三次曲面7が形成されている。そのため、閉状態では、三次曲面7は本体部1のフランジである着座部3の下方に位置する。そのため、図15の状態では、本体部1の着座部3に密封用のシールフィルムを取り付けることができない。
食品等の容器においては、内部の収納物の品質を保持するため、着座部3にシールフィルムを貼着し、密封する必要がある。しかしながら、特許文献1の発明の場合、凹陥した三次曲面7の存在により、シールフィルムを着座部3に貼着することができない。
仮に、このような蓋付き容器でシールフィルムを貼着するには、三次曲面7の下方において本体部1の内部にシール用のフランジを段付きに設け、そこにシールフィルムを貼着する必要がある。通常、シールフィルムは長尺なフィルムを本体部1上に配置し、加熱手段等により熱圧着するが、本体部1の内部の段付きのフランジに貼着する場合、シールフィルムの貼着が極めて困難となる。
そこで、本発明はこれらの問題点の解決することを課題とする。
請求項1に記載の本発明は、外周に蓋の着座部(3)を有し、その着座部(3)の内側の開口内に収納物を収納する箱状の樹脂製容器の本体部(1)と、
その本体部(1)の一側で、前記開口の平面方向の外側に、一体に突設形成されたヒンジ部(4)と、
そのヒンジ部(4)に接続され、またはヒンジ部(4)と一体に形成されて、そのヒンジ部(4)の周りに片扉状に開閉する蓋(5)と、
を具備し、
その蓋(5)は前記本体部(1)を被嵌する本体被嵌部(8)と、前記ヒンジ部(4)を被嵌するヒンジ被嵌部(9)とを有し、
そのヒンジ被嵌部(9)及び/またはヒンジ部(4)に、蓋(5)を開閉する際の弾性変形の基準となる枢軸(6)を有する三次元曲面(7)が設けられ、
その三次元曲面(7)は、蓋(5)の閉状態で枢軸(6)方向の断面が凹曲面に形成され、それに直交する直交線(6a)方向の断面が凸曲面に形成され、
その蓋(5)は閉状態で、本体部(1)の前記着座部(3)に着座すると共に、
その蓋(5)を閉から開方向に回動して、前記三次元曲面(7)が一定以上前記枢軸(6)の回りに変化すると、突如、前記凹曲面が凸曲面となり、前記凸曲面が凹曲面に弾性変形し、その開状態を自己保持して、蓋(5)の少なくとも前記片扉状に開閉する根元部が本体部(1)より外側のヒンジ部(4)側に位置するように形成されたことを特徴とする蓋付き容器である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の蓋付き容器において、
蓋(5)の全てが本体部(1)より外側のヒンジ部(4)側に位置するように形成されたことを特徴とする。
請求項3に記載の本発明は、請求項1に記載の蓋付き容器において、
前記本体部(1)の着座部(3)が環状に且つ、その平面が面一に形成され、前記ヒンジ部(4)が着座部(3)の外側に形成され、
その着座部(3)にシールフィルム(2)が貼着されて、本体部(1)の前記開口が閉塞され、前記蓋(5)がそのシールフィルム(2)を介して着座部(3)に着座される蓋付き容器である。
請求項4に記載の本発明は、請求項3に記載の蓋付き容器において、
ヒンジ部(4)の全てが、本体部(1)の着座部(3)より本体部(1)の底(1a)側に位置した蓋付き容器である。
請求項5に記載の本発明は、請求項1〜請求項3のいずれかに記載の蓋付き容器において、
前記蓋(5)には、前記ヒンジ被嵌部(9)に隣接して、前記三次曲面(7)の座屈防止用の補強部(13)が形成されたことを特徴とする蓋付き容器である。
請求項6に記載の本発明は、請求項1〜請求項5のいずれかに記載の蓋付き容器において、
前記三次曲面(7)が前記枢軸(6) の方向に二つ以上直列して配置されている蓋付き容器である。
本発明の蓋付き容器は、その蓋5に本体被嵌部8と、ヒンジ被嵌部9とを有し、その蓋5を開放したとき、開状態を自己保持して、蓋5の少なくとも根元部が本体部1より外側のヒンジ部4側に位置するから、収納物の出し入れの際、蓋が邪魔にならず、使い勝手のよい蓋付き容器となる。
請求項2に記載の発明のように、その蓋5を開放したとき開状態を自己保持して、蓋5の全てが本体部1より外側のヒンジ部4側に位置する場合には、さらに、蓋が邪魔にならず、使い勝手のよい蓋付き容器となる。
請求項3に記載の発明のように、本体部1の着座部3が環状に形成され、その着座部にシールフィルム2が貼着され、蓋5がそのシールフィルム2を介して着座部に着座する場合には、本体部内の収納物を密封して、その品質を保持できる。このとき、本体部1のヒンジ部4がシールフィルム2を貼着する着座部3の外側に位置するため、それに邪魔されることなく、容器本体の開口を気密にシールができ、量産性の高いシールフィルムを有する蓋付き容器を提供できる。
上記構成において、請求項4に記載のように、ヒンジ部4の全てを、本体部1の着座部3より本体部1の底1a側に位置させた場合には、長尺なシールフィルムをヒンジ部4と干渉することなく着座部3に供給でき、さらに量産性の高いシールフィルムを有する蓋付き容器を提供できる。
上記構成において、請求項5に記載のように、蓋5のヒンジ被嵌部9に隣接して前記三次曲面7の座屈防止用の補強部13を形成した場合には、蓋の自己保持機能をより確実にすることができる。
上記構成において、請求項6に記載のように、前記三次曲面7を前記枢軸6の方向に二つ以上直列して配置した場合には、その自己保持効果が強くなると共に、蓋5の捩れ防止に寄与する。さらには、本体部1の開口から外側への突出量を小さく維持でき、体裁がよい。
本発明の第1実施例の蓋付き容器の断面略図。 同蓋5を本体部1から分離した状態を示す説明図。 同斜視図。 同実施例の一部破断斜視図。 本発明の第2実施例の要部縦断面図。 同第3実施例の斜視図であって、蓋5を本体部1から分離した状態を示す。 同第3実施例の要部縦断面図。 同第3実施例の蓋5の開閉原理を示す説明図。 同第4実施例の要部縦断面斜視図であって、(A)はその開放状態を示し、(B)は閉塞状態を示す。 同第5実施例の要部縦断面斜視図であって、(A)はその開放状態を示し、(B)は閉塞状態を示す。 第5実施例の開閉の動作説明図。 第6実施例の開閉の動作説明図。 本発明の蓋5の自己保持機能の説明図であって、(A)はその閉塞状態を示し、(B)はその開放状態を示す。 第1実施例における三次曲面7の取付け状態を示す略図。 従来型蓋付き容器の斜視図であって、(A)は斜視図、(B)はB−B断面図、(C)C−C断面図であって、その開閉状態を示す説明図。
次に、図面に基づいて、本発明の実施の形態につき説明する。
(第1実施例)
図1〜図4は、本発明の第1実施例の説明図である。
この蓋付き容器は、図1および図2に示す如く、ヒンジ部4を一体に有する本体部1と、本体被嵌部8およびヒンジ被嵌部9を有する蓋5と、それらの間に介挿されるシールフィルム2とを有する。容器は、底1aを有する本体部1の開口端に蓋5の着座部3が環状に形成され、かつ、その着座部3が面一に設けられている。
この本体部1はその平面がほぼ方形に形成され、その一側に横断面が柄杓状のヒンジ部4が突設され、その先端に接合用フランジ10が設けられている。この接合用フランジ10の位置は、着座部3の高さよりも低く、底1a側に配置されている。また、ヒンジ部4の形状は、後述する蓋5の三次曲面7に整合する。そして、この本体部1内に収納物を収納した後、長尺なシールフィルム2が着座部3上に供給され、熱圧着等によりシールフィルム2と着座部3とが気密に貼着されるとともに、着座部3の外周に整合させてシールフィルム2が切断されるものである。
この実施例が図15の従来技術と異なる点は、本体部1のヒンジ部4と蓋5のヒンジ被嵌部9とを、シールフィルム2の着座部3の縁よりも外方に形成することにある。
次に、蓋5は本体部1に整合する本体被嵌部8と、ヒンジ部4に整合するヒンジ被嵌部9とを有する。このヒンジ被嵌部9は三次曲面7を形成し、ヒンジ部4の表面に接触する。そしてその先端の接合用フランジ10がヒンジ部4の接合用フランジ10に溶着又は接着により接合される。
また、本体被嵌部8の外周には着座部3に整合する蓋側フランジ15が設けられ、その先端に段付き部14が突設されている。
さらに、ヒンジ被嵌部9に隣接した位置で、本体被嵌部8には補強部13が本体部1側に凹陥して設けられている。この補強部13の凹陥の底部は、着座部3の位置よりも上方に配置される。この補強部13が存在しない場合、蓋5を開状態にしたときに、三次曲面7と蓋5のヒンジ被嵌部9との間に応力集中が生じ、その場所に座屈が生じる場合がある。この座屈が生じることにより、三次曲面7の弾性が弱まり、自己保持力が減少する原因となる。
この例において、補強部13は、三次曲面7の隣接した位置のみに形成されているが、これに代えて、蓋5のヒンジ被嵌部9に環状に設けてもよい。
次に、蓋5のヒンジ被嵌部9の三次曲面7は、開閉時に弾性変形の枢軸6の断面が、図4及び図1(B)のごとく、蓋5の閉塞状態で凹曲面となり、それに直行する直交線6aは図1(A)、図4に示すごとく凸曲面となっている。そして、蓋5を開放したときには、図1(A)の鎖線のごとく、枢軸6は凸曲面から凹曲面に変化し、その直交線6aが元の凸曲面から凹曲面に変化する。
(三次曲面の作用)
ヒンジ被嵌部9の三次曲面7の作用を図13に基づいて説明する。
図13で示す蓋が閉塞状態では、図13(A)のごとく、枢軸6に平行な断面が凹曲面で、それに直行する直交線6aに平行な断面が凸曲面に形成され、その蓋を開く方向に回動すると一定の位置で突如、三次曲面7は図13(A)の状態から(B)の状態に変化する。これは、三次曲面7が剛性および弾性を有する硬質樹脂フィルムからなるためである。そして、図13(A)から(B)に変化する際、蓋を一定以上開くと、パチンという音を立て突然に(A)から(B)に変化する。また、逆に蓋を一定以上閉じると、パチンという音を立て突然に(B)から(A)に変化する。
本発明はこの現象を蓋5の一端部に利用している。そして、その蓋5を開放したとき、図1(A)の鎖線に示す如く、蓋5の全てが着座部3の外側に移動し本体部1内の内容物の出し入れに邪魔にならない。本発明は、これを実現するため、ヒンジ部4およびヒンジ被嵌部9を本体部1の開口縁よりも外側に位置させている。
なお、蓋5の全てをヒンジ部側に移動させることに代えて、少なくとも蓋5の根元部が着座部3の外側に移動し、その先端部は本体部の開口の端に位置してもよい。その場合には、内部に収納物がなくても、容器が転倒することを防止できる。また、そのようにしても、蓋5の根元部が着座部3の外側に位置しているから、本体部1内の内容物の出し入れに邪魔にならない。
そして、この第1実施例では、弾性変形する三次曲面7を蓋5に設けたものである。
(第2実施例)
次に、図5は図1(A)の変形例であり、本発明の第2実施例である。これが図1のそれと異なる点は、図1の例が本体部1と蓋5の各接合用フランジ10どうしを溶着することに代えて、蓋5とヒンジ部4との接続部を断面柄杓型の底部に接合用凸部11を設けた点のみである。
このように三次曲面7の底部に接合用凸部11を突設させ、それに整合してヒンジ部4の底部を凹陥させた場合、その接合用凸部11と凹部とによって、蓋5と本体部1とが嵌着し、その接合用凸部11を支点として蓋5が開閉するものである。
(第3実施例)
次に、図6は本発明の第3実施例であり、この実施例が第1および第2実施例と異なる点は、弾性変形する三次曲面7がヒンジ部4側にある点である。そして、この三次曲面7は、ヒンジ部4の外面側に図8(A)のごとく、その弾性変形の枢軸6における横断面が凹曲面となり、それに直行する直交線6aの横断面が凸曲面に形成されている。そして、ヒンジ被嵌部9の接合用フランジ10とヒンジ部4の接合用フランジ10とがこの例では接合され、蓋5を開方向に移動すると、図8(C)のごとく、前記直交線6aの横断面が凸曲面から凹曲面に変化し、枢軸6の横断面の凹曲面は凸曲面に変化する。
なお、この第3実施例においても、本体部1の上端に設けられた着座部3は環状に形成され、かつ、それが面一に設けられている。そして、そこにシールフィルム2の周縁部が接合され、それによって気密を保持する。そして、蓋5はそのシールフィルム2を介して着座部3に着座される。
なお、この実施例では、本体部1の強度補強のため、本体部1の底部から着座部3までの立ち上がり壁外周に紙等からなるカバー材12を被嵌している。
(第4実施例)
次に、図9は本発明の第4実施例であり、この例が前記各実施例と異なる点は、本体部1と蓋5とが一体的に形成されている点である。
一般に流通されている本体部と蓋が一体となっている惣菜用フィルム容器は蓋が開状態で製造されている。樹脂の特性として、容器自体にその開状態を維持する力が働き、閉状態を維持するためには、テープ、輪ゴムなどの係止手段で固定するか、容器の固定端に係止片とそれを挿通する差し込み部を設けて固定していた。
この例では、弾性変形する三次曲面7が、ヒンジ部4とヒンジ被嵌部9との両者にまたがって形成されている。そして、本体部1の上端外周には着座部3が面一に形成され、そこに図示しないシールフィルムが貼着される。この例においても、蓋5を閉塞状態で、同図(B)のごとく、三次曲面7の外面側において、枢軸6が凹曲面となり、直交線6aが凸曲面となる。
この例のごとく、ヒンジ部4とヒンジ被嵌部9との間に一体的に三次曲面7を設けることにより、一般に流通している本体部と蓋が一体となっている惣菜用フィルム容器に適用できる。
(第5実施例)
次に、図10は本発明の第5実施例であり、この例が図9の第4実施例と異なる点は、着座部3が平面コ字状に形成され、それが本体部1の一側には存在しない点である。そして、同図(B)のごとく、蓋5の閉状態から同図(A)のごとく開放されるものである。
図11は、開状態をその実線で示し、閉状態への過程を破線で示す。このように開状態から閉状態に移る途中においても、三次曲面7は突然変化し、閉状態を自己保持する。そして、蓋5の閉状態から開状態に移るときもパチンという音とともに突然変化し、開状態を自己保持する。
なお、上記各実施例において開状態から閉状態に移るときも同様である。
(第6実施例)
次に、図12は本発明の第6実施例であり、この例が図10の第5実施例と異なる点は、三次曲面7が二つ直列して配置されていることである。これを三つ以上配置してもよい。このように、複数の三次曲面を配置すると、その自己保持効果が強くなると共に、蓋5の捩れ防止に寄与する。さらには、本体部1の開口から外側への突出量を小さく維持でき、体裁がよい。
(変形例)
図12は図10の変形例であるが、同様に第1〜第4実施例においても、複数の三次曲面を直列に配置してもよい。それらの場合にも、第6実施例の作用効果と同様に、その自己保持効果が強くなると共に、蓋5の捩れ防止に寄与する。さらには、本体部1の開口から外側への突出量を小さく維持でき、体裁がよい。
1 本体部
1a 底
2 シールフィルム
3 着座部
4 ヒンジ部
5 蓋
6 枢軸
6a 直交線
7 三次曲面
8 本体被嵌部
9 ヒンジ被嵌部
10 接合用フランジ
11 接合用凸部
12 カバー材
13 補強部
14 段付き部
15 蓋側フランジ
16 舌片部

Claims (6)

  1. 外周に蓋の着座部(3)を有し、その着座部(3)の内側の開口内に収納物を収納する箱状の樹脂製容器の本体部(1)と、
    その本体部(1)の一側で、前記開口の平面方向の外側に、一体に突設形成されたヒンジ部(4)と、
    そのヒンジ部(4)に接続され、またはヒンジ部(4)と一体に形成されて、そのヒンジ部(4)の周りに片扉状に開閉する蓋(5)と、
    を具備し、
    その蓋(5)は前記本体部(1)を被嵌する本体被嵌部(8)と、前記ヒンジ部(4)を被嵌するヒンジ被嵌部(9)とを有し、
    そのヒンジ被嵌部(9)及び/またはヒンジ部(4)に、蓋(5)を開閉する際の弾性変形の基準となる枢軸(6)を有する三次元曲面(7)が設けられ、
    その三次元曲面(7)は、蓋(5)の閉状態で枢軸(6)方向の断面が凹曲面に形成され、それに直交する直交線(6a)方向の断面が凸曲面に形成され、
    その蓋(5)は閉状態で、本体部(1)の前記着座部(3)に着座すると共に、
    その蓋(5)を閉から開方向に回動して、前記三次元曲面(7)が一定以上前記枢軸(6)の回りに変化すると、突如、前記凹曲面が凸曲面となり、前記凸曲面が凹曲面に弾性変形してその開状態を自己保持して、蓋(5)の少なくとも前記片扉状に開閉する根元部が本体部(1)より外側のヒンジ部(4)側に位置するように形成されたことを特徴とする蓋付き容器。
  2. 請求項1に記載の蓋付き容器において、
    蓋(5)の全てが本体部(1)より外側のヒンジ部(4)側に位置するように形成されたことを特徴とする蓋付き容器。
  3. 請求項1に記載の蓋付き容器において、
    前記本体部(1)の着座部(3)が環状に且つ、その平面が面一に形成され、前記ヒンジ部(4)が着座部(3)の外側に形成され、
    その着座部(3)にシールフィルム(2)が貼着されて、本体部(1)の前記開口が閉塞され、前記蓋(5)がそのシールフィルム(2)を介して着座部(3)に着座される蓋付き容器。
  4. 請求項3に記載の蓋付き容器において、
    ヒンジ部(4)の全てが、本体部(1)の着座部(3)より本体部(1)の底(1a)側に位置した蓋付き容器。
  5. 請求項1〜請求項3のいずれかに記載の蓋付き容器において、
    前記蓋(5)には、前記ヒンジ被嵌部(9)に隣接して、前記三次曲面(7)の座屈防止用の補強部(13)が形成されたことを特徴とする蓋付き容器。
  6. 請求項1〜請求項5のいずれかに記載の蓋付き容器において、
    前記三次曲面(7)が前記枢軸(6)の方向に二つ以上直列して配置されている蓋付き容器。
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