JP2015089222A - ワイヤハーネスの余長吸収構造 - Google Patents

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卓士 江村
Takushi Emura
卓士 江村
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Abstract

【課題】ワイヤハーネスの長さを容易に微調整できるようにすること。
【解決手段】周方向に溝31を有するコルゲートチューブ3で被覆されたワイヤハーネス2が挿通された筒状部41と、前記筒状部41の内面に、前記ワイヤハーネス2の挿通方向に対して斜め方向に形成されたリブ42と、を備えており、前記コルゲートチューブ3の前記溝31が、前記リブ42に対して、当該リブ42に沿って移動可能に嵌合されたことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、ワイヤハーネスの余分な長さを調整するためのワイヤハーネスの余長吸収構造に関する。
ワイヤハーネスの長さを調整するための技術は、例えば特許文献1に開示されている。同文献に開示されているワイヤハーネスの長さ調整構造は、ワイヤハーネスの経路途中に、所定間隔をあけて2つのコルゲートチューブを外装し、これらのコルゲートチューブ間で露出するワイヤハーネスの露出部の両端を屈曲することにより、2つのコルゲートチューブおよび露出部を折り畳み、別のコルゲートチューブ内に収容したものである。このワイヤハーネスの長さ調整構造によれば、上記露出部の長さ分だけ異なる2種類の長さに、ワイヤハーネスの長さを変更することができる。
特開平10−312716号公報
ところで、ワイヤハーネスの配索作業を行う現場では、ワイヤハーネスの長さを適宜微調整したいという要望がある。
しかしながら、特許文献1に開示されたワイヤハーネスの長さ調整構造では、ワイヤハーネスの長さを変更することはできても、その長さを容易に微調整することは困難となる。
本発明は、かかる実情などに鑑みて創案されたものであり、ワイヤハーネスの長さを容易に微調整することが可能なワイヤハーネスの余長吸収構造を提供することを目的とする。
本発明に係るワイヤハーネスの余長吸収構造は、周方向に溝を有するコルゲートチューブで被覆されたワイヤハーネスが挿通された筒状部と、前記筒状部の内面に、前記ワイヤハーネスの挿通方向に対して斜め方向に形成されたリブと、を備え、前記コルゲートチューブの前記溝が、前記リブに対して、当該リブに沿って移動可能に嵌合されたことを特徴とするものである。
かかる構成を備えるワイヤハーネスの余長吸収構造によれば、コルゲートチューブの溝がリブに対して、当該リブに沿って移動可能に嵌合されているので、コルゲートチューブをリブに沿って移動させることで、ワイヤハーネスを撓ませることができ、ワイヤハーネスの長さを容易に微調整して筒状部内に吸収させることができる。
本発明によれば、ワイヤハーネスの長さを容易に微調整することができる。また、ワイヤハーネスの長さを短くしつつワイヤハーネスの余長部を筒状部内で保護することも可能である。
本発明の実施の形態に係るワイヤハーネスの余長吸収構造を示す図であって、コルゲートチューブをリブに沿って移動させる前後の状態を示す図である。 非展開状態のプロテクタを示す斜視図である。 展開状態のプロテクタを示す斜視図である。 ワイヤハーネスの電線部に沿って切断して表した断面図である。 他の実施形態に関し、非展開状態のプロテクタを示す斜視図である。 他の実施形態に関し、ワイヤハーネスの電線部に沿って切断して表した断面図である。
以下、本発明の実施の形態に係るワイヤハーネスの余長吸収構造について図面を参照しながら説明する。図1に示すように、ワイヤハーネスの余長吸収構造1は、ワイヤハーネス2、コルゲートチューブ3、プロテクタ4、プロテクタ4内のリブ42などで構成されている。このワイヤハーネスの余長吸収構造1は、自動車等の車両に適用されるものであり、例えば車両のエンジンルーム内のワイヤハーネス用に適用される。
ワイヤハーネス2は、複数の被覆電線が束ねられてなる電線部7、電線部7の端部に設けられたコネクタ8などで構成されている。
コルゲートチューブ3は、その長手方向に所定の間隔で、周方向の溝31が繰り返して設けられたものである。このコルゲートチューブ3は、電線部7を覆って保護するものである。図1に例示するコルゲートチューブ3は、電線部7の一部のみを覆っているが、電線部7の全体を覆ったものであってもよい。
プロテクタ4は、図2および図3に示すように、筒状部41、リブ42、ヒンジ部43等を有している。このプロテクタ4として、一体成形により製造されたものを採用することができる。図2に例示するプロテクタ4の筒状部41は、角筒状のものからなり、2つの断面コ字状部材(以下「筒構成部材41A,41B」という。)が両縁部を突き合わせた状態で形成されている。これらの筒構成部材41A,41Bは、一側の縁部41Aa,41Baがヒンジ部43にて連結されており、図3に示すように展開可能となっている。ワイヤハーネス2の配索作業完了後は、筒状部41が容易に展開しないよう、他側の縁部41Ab,41Bb同士が周知の係止構造からなる係止部44により係止可能となっている。
筒構成部材41A,41Bの少なくとも一方(本実施形態では、筒構成部材41B)は、所定の固定手段により車体側に固定される。
リブ42は、筒状部41の内面41cに、ワイヤハーネス2の挿通方向に対して斜め方向に形成されている。本実施形態では、一方の筒構成部材41Aに2つのリブ42A,42Bが互いに平行に形成されており、もう一方の筒状構成部材41Bにも2つのリブ42C,42Dが互いに平行に形成されている。図2に示すように、筒構成部材41A,41Bが筒状を成す状態で、リブ42A,42Cは、互いにエッジを対向させつつそれらの間に隙間を形成している。またリブ42B,42Dも互いにエッジを対向させつつそれらの間に隙間を形成している。上記隙間は、コルゲートチューブ3の溝31のある部分の外径より大きく、かつ、コルゲートチューブ3の最大径よりも小さく設定される。また、リブ42の板厚は、コルゲートチューブ3の溝31の幅サイズ以下に設定される。これにより、コルゲートチューブ3の溝31がリブ42に嵌合しつつ、当該リブ42に沿って移動可能となる。
なお、筒状部41の他端部開口46側の筒状部41外において、図1に示すように、固定具9を介して電線部7の一部が車体側に固定されている。
ワイヤハーネス2の電線部7を配索する作業を行うに当たっては、先ず、プロテクタ4の筒状部41を展開して、電線部7を覆うコルゲートチューブ3の溝31を、リブ42C,42Dの端部開口45に近い側に嵌合させて、展開した筒状部41を元の筒状に戻す。このとき、図4に示すように、コルゲートチューブ3の溝31に対して、両側からリブ42が嵌入する。
そして、コルゲートチューブ3をリブ42に沿った方向に押すことで、リブ42に嵌合したコルゲートチューブ3の溝31がリブに沿って移動する。例えば、リブ42が筒状部41の長手方向中央側に向かう方向(図1において矢印Pが示す方向)にコルゲートチューブ3を移動させると、コルゲートチューブ3およびこれに覆われた電線部7の余長部がプロテクタ4内に入り込み、ワイヤハーネスの両端距離が短くなるように微調整される。リブ42の傾きを適宜設定することで余長部の長さを完全に解消することもできる。
<他の実施形態>
既述の実施形態では、リブ42Aとリブ42Cのエッジ、リブ42Bとリブ42Dのエッジをそれぞれ対向させてそれらの間にコルゲートチューブ3を挿通していたが、上記各2つのリブ42の一方(例えばリブ42Cおよびリブ42D)を省略して図5および図6に示すようにしてもワイヤハーネス2の両端距離(余長)を調整することは可能である。この場合、図6に示すように、リブ42の幅(図6において上下方向のサイズ)を大きくして、リブ42と筒状部41の内面41cとの隙間を小さくして、コルゲートチューブ3の溝31がリブ42から離脱しないようにすることが望ましい。
また、既述の実施形態では、ワイヤハーネス2の挿通方向に所定間隔をおいて、リブ42Aおよびリブ42B、並びに、リブ42Cおよびリブ42Dをそれぞれ2つずつ設けていたが、そのうちの一方(例えばリブ42B,42D)を省略してもワイヤハーネス2の両端距離(余長)を調整することは可能である。ワイヤハーネス2の挿通方向に間隔をおいて複数のリブ42が設けられていれば、コルゲートチューブ3に対する摩擦力が増して、余長調整後の状態(電線部7の湾曲状態)がより確実に保持されるが、一方のリブ42(例えばリブ42B,42D)を省略しても、コルゲートチューブ3と他方のリブ42(例えばリブ42A,42C)との摩擦力や電線部7の剛性等により、余長調整後の状態を保持することは可能である。
本発明は、例えば、自動車のエンジンルーム内に配索されたワイヤハーネスの余分な長さを調整するための構造として適用可能である。
1 ワイヤハーネスの余長吸収構造
2 ワイヤハーネス
3 コルゲートチューブ
31 溝
41 筒状部
41c 筒状部の内面
42 リブ

Claims (1)

  1. 周方向に溝を有するコルゲートチューブで被覆されたワイヤハーネスが挿通された筒状部と、
    前記筒状部の内面に、前記ワイヤハーネスの挿通方向に対して斜め方向に形成されたリブと、
    を備え、
    前記コルゲートチューブの前記溝が、前記リブに対して、当該リブに沿って移動可能に嵌合されたことを特徴とするワイヤハーネスの余長吸収構造。
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