JP2015088515A - 加工装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 効率よく適切な加工条件を選定可能な加工装置を提供することである。
【解決手段】 被加工物を保持する保持手段と、該保持手段に保持された被加工物に加工を施す加工手段と、該保持手段と該加工手段とを相対的に加工送りする加工送り手段と、を備えた加工装置であって、互いに直交するX軸方向、Y軸方向及びZ軸方向において3次元で被加工物を測定し形状情報を取得する3次元測定手段と、該3次元測定手段によって取得された情報を処理し画像情報を生成する処理手段と、通信回線を介して接続された端末装置に該画像情報を送信する送信手段と、を備えたことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、レーザー加工装置、切削装置等の加工装置に関する。
IC,LSI,LED等の複数のデバイスが分割予定ラインによって区画され表面に形成されたシリコンウエーハ、サファイアウエーハ等のウエーハは、加工装置によって個々のデバイスに分割され、分割されたデバイスは携帯電話、パソコン等の各種電子機器に広く利用されている。
ウエーハの分割には、ダイサーと呼ばれる切削装置を用いたダイシング方法が広く採用されている。ダイシング方法では、ダイヤモンド等の砥粒を金属や樹脂で固めて厚さ30μm程度とした切削ブレードを、30000rpm程度の高速で回転させつつウエーハへと切り込ませることでウエーハを切削し、ウエーハを個々のデバイスへと分割する。
一方、近年では、ウエーハに対して吸収性を有する波長のパルスレーザービームをウエーハに照射することでウエーハにレーザー加工溝を形成し、このレーザー加工溝に沿ってブレーキング装置でウエーハを割断して個々のデバイスへと分割する方法が提案されている。
レーザー加工装置によるレーザー加工溝の形成は、ダイサーによるダイシング方法に比べて加工速度を速くすることができるとともに、サファイアやSiC等の硬度の高い素材からなるウエーハであっても比較的容易に加工することができる。
また、加工溝を例えば10μm以下等の狭い幅とすることができるので、ダイシング方法で加工する場合に対してウエーハ1枚当たりのデバイス取り量を増やすことができるというメリットがある。
ダイシング装置、レーザー加工装置においては、顕微鏡及びCCDカメラ等のカメラを備えた撮像手段によって切削溝の状態、又はレーザー加工溝の状態を撮像して加工条件を最適値に調整するように制御している。
特開平5−326700号公報
しかし、顕微鏡及びカメラを備えた撮像手段によって撮像される画像は2次元画像であり、切削やレーザー加工による加工溝の幅や深さ、デブリの高さや幅は大まかにしか測定できず、加工溝の断面形状、デブリの体積については装置内では検出することができない。
従って、被加工物をダイシング装置やレーザー加工装置で加工した後、別の測定装置へと被加工物を持っていき、別途測定作業を実施する必要があった。そして、測定作業で得られた3次元の加工状態の測定結果に基づいて加工条件を調整するようにしていた。研削装置においては、研削痕の凹凸状態の測定も同様の状況であった。
また、加工条件の違いによって加工結果も変化するが、求める加工結果を得られる最適条件を割り出すのは容易ではない。よって、半導体製造メーカーは、多くの実験を繰り返して膨大なデータから条件選定を行う代わりに、最適な加工条件の選定を早期に達成するため、加工装置メーカーに助言を求めることが行われている。
その場合、半導体製造メーカーは、加工したい半導体ウエーハを加工装置メーカーに持ち込んで、加工条件の選定を加工装置メーカーに実施させたり、加工装置メーカーからエンジニアを呼んで半導体製造メーカーの加工装置を使って実験させたりすることが行われている。
しかし、適切な加工条件の選定を早期に達成するために、加工装置メーカーにわざわざ足を運んだり、或いは加工装置メーカーからエンジニアを呼んで実験を行うことは、非常に手間が掛かり煩雑であるという問題がある。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、効率よく適切な加工条件を選定可能な加工装置を提供することである。
本発明によると、被加工物を保持する保持手段と、該保持手段に保持された被加工物に加工を施す加工手段と、該保持手段と該加工手段とを相対的に加工送りする加工送り手段と、を備えた加工装置であって、互いに直交するX軸方向、Y軸方向及びZ軸方向において3次元で被加工物を測定し形状情報を取得する3次元測定手段と、該3次元測定手段によって取得された情報を処理し画像情報を生成する処理手段と、通信回線を介して接続された端末装置に該画像情報を送信する送信手段と、を備えたことを特徴とする加工装置が提供される。
好ましくは、前記送信手段は、前記端末装置から操作情報を受信する受信手段と共に情報送受信手段を構成し、該受信手段は、該端末装置から受信した該操作情報を加工装置を制御する制御手段に転送する。
本発明の加工装置では、加工した領域を3次元で測定できる3次元測定手段と、端末装置と通信できる情報送受信手段を備えているため、加工したそばから採取した正確な測定結果を加工装置から例えば加工装置メーカーのエンジニアが操作する端末装置に送信することで、加工装置メーカーのエンジニアは加工の様子を遠隔地にいながら被加工物を加工する作業者と共有できるという効果を奏する。
また、端末装置から加工条件を変更する等の操作をすることができるため、加工装置メーカーが持つノウハウを素早く加工条件に反映することができるという効果を奏する。
更に、微細なデブリの量や加工溝の溝形状など、これまで加工装置での測定が難しかった測定項目に関しても干渉対物レンズを備えた3次元測定手段で測定できるため、測定結果を素早く加工条件の選定に反映できるという効果がある。
また、端末装置から測定位置も変更できるため、端末装置からも容易に所望の箇所を観察でき、的確な情報を端末装置が設置された遠隔地から取得でき、効率的な評価ができるという効果も奏する。
3次元測定手段を備えた本発明実施形態のレーザー加工装置の斜視図である。 図2(A)は3次元測定手段の分解斜視図、図2(B)はその斜視図である。 図3(A)は3次元測定手段の縦断面図、図3(B)は干渉対物レンズユニットの模式的説明図である。 圧電素子に印加する電圧と伸びとの関係を示すグラフである。 干渉対物レンズユニットで生成された強い光を捉えた撮像素子部の画素のZ軸座標がZ1〜Z3位置におけるXY座標を示す図である。 3次元測定手段で測定した測定値を処理する処理手段のブロック図である。 図7(A)はウエーハにレーザービームを照射してレーザー加工溝を形成する模式的断面図、図7(B)は形成されたレーザー加工溝及びデブリを示す模式的断面図である。 出力手段としての表示モニタ上に表示されたレーザー加工溝の測定結果の一例を示す図である。 図9(A)はダイシングによる加工溝の状態を示すウエーハの模式的平面図、図9(B)はその模式的断面図を示している。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して詳細に説明する。図1を参照すると、3次元測定手段を具備した本発明実施形態のレーザー加工装置の斜視図が示されている。レーザー加工装置2は、静止基台4上にY軸方向に移動可能に搭載された第1スライドブロック6を含んでいる。
第1スライドブロック6は、ボールねじ8及びパルスモータ10から構成される割出し送り機構12により、一対のガイドレール14に沿って割り出し送り方向、即ちY軸方向に移動される。
第1スライドブロック6上には第2スライドブロック16がX軸方向に移動可能に搭載されている。即ち、第2スライドブロック16はボールねじ18及びパルスモータ20から構成される加工送り機構22により、一対のガイドレール24に沿って加工送り方向、即ちX軸方向に移動される。
第2スライドブロック16上には円筒支持部材26を介してチャックテーブル28が搭載されており、チャックテーブル28は割り出し送り機構12及び加工送り機構22によりY軸方向及びX軸方向に移動可能である。
チャックテーブル28には、チャックテーブル28に吸引保持されたウエーハをダイシングテープを介して支持する環状フレームをクランプするクランプ30が設けられている。
静止基台4にはコラム32が立設されており、このコラム32にはレーザービーム照射ユニット34が取り付けられている。レーザービーム照射ユニット34は、ケーシング36内に収容されたレーザービーム発生ユニットと、レーザービーム発生ユニットから発生されたレーザービームをチャックテーブル28に保持された被加工物に照射するケーシング36に取り付けられた集光器(レーザーヘッド)38とから構成される。
ケーシング36には、図2(A)に示すように、凹部42を有する支持ブロック40が固定されており、この支持ブロック40にはボールねじ44と、ボールねじ44の一端に連結されたパルスモータ46が配設されている。
48は本発明実施形態の3次元測定ユニット(3次元測定手段)であり、3次元測定ユニット48の嵌合部50が支持ブロック40の凹部42に嵌合し、嵌合部50に形成された貫通穴52内にボールねじ44が貫通し、ボールねじ44が嵌合部50に内蔵されたナットに螺合している。
3次元測定ユニット48のハウジング80には、干渉対物レンズユニット54、撮像素子部(カメラ)56及び白色LEDからなる光照射部58が配設されている。更に、図3(A)に示すように、ハウジング80内にはハーフミラー82が配設されている。
パルスモータ46を駆動するとボールねじ44が回転し、ボールねじ44に螺合しているナットを介して3次元測定ユニット48が上下方向に移動される。従って、3次元測定ユニット48で加工領域の測定を行いたい場合には、パルスモータ46を駆動して3次元測定ユニット48を測定領域上方の測定開始位置に位置付ける。
図3(A)を再び参照すると、84は圧電素子であり、電源86から供給される可変電圧に応じて例えば図4に示すようにその長さが変位(伸長)する。従って、圧電素子84の変位量に応じて、干渉対物レンズユニット54の高さ位置(Z座標)が変化する。
図3(B)を参照すると、干渉対物レンズユニット54の模式図が示されている。干渉対物レンズユニット54は、対物レンズ88と、ガラス板90に配設された参照ミラー94と、ハーフミラー92とを有している。
ハーフミラー92に対して、対物レンズ88の焦点位置と対称位置に参照ミラー94を配設する。このように構成された干渉対物レンズユニット54はミラウ(ミロー)型やマイケルソン型、リニク型等と呼ばれる。
白色光源58から出射された白色光は、ハーフミラー82で反射されて干渉対物レンズユニット54を介して被加工物表面に照射される。被加工物表面からの反射光と参照ミラー94から反射した光が干渉すると、対物レンズ88の焦点が合っている位置では両方が重なり合って干渉光(干渉信号)が発生し、鮮明な干渉縞が生じる。
従って、パルスモータ46を駆動して3次元測定ユニット48を被加工物上方の測定開始位置に位置付け、圧電素子84に印加する電圧を変化させて、干渉対物レンズユニット54を通して被加工物表面を撮像素子部56で撮像する。
その結果、図5に示すように、測定対象物の焦点が合った位置で光が強く干渉するためドット11として検出できる。干渉対物レンズユニット54の高さを図5(A)〜図5(C)に示すようにZ1〜Z3に変化させて、撮像素子部56で複数の画像を撮像する。Z1はレーザー加工溝の底部近辺、Z2は中ほど、Z3は表面近辺の干渉光のドット11を示している。
3次元測定ユニット48で生成された干渉光を捉えた撮像素子部56の画素のX座標及びY座標を、図6に示すように、XY座標記憶部96で記憶する。これと同時に、干渉光を捉えた画素のX座標及びY座標に対応して図4に示すグラフから圧電素子84の変位量を求め、この変位量から干渉対物レンズユニット54のZ座標を求め、このZ座標をZ座標記憶部98で記憶する。
画像情報生成部100では、XY座標記憶部96に記憶されている画素のXY座標と、Z座標記憶部98に記憶されている当該画素取得時のZ座標を立体的に組み立てて3次元画像情報を生成する。
算出部102では、画像情報生成部100で生成された3次元の画像情報に基づいて被加工物の測定対象の測定値を算出する。測定対象としては、加工手段(本実施形態ではレーザービーム照射ユニット34)によって被加工物に形成された加工溝の幅、深さ、形状及び位置と、加工溝付近に堆積したデブリの幅、高さ、体積及び形状と、加工溝のエッジ部の欠けの幅、深さ、形状のいずれかを含む。
基準測定値記憶部106には、測定値の判定基準となる基準値が記憶されている。この基準値は、加工手段により適正な加工が施された被加工物の加工領域の測定値である。算出部102は、基準測定値記憶部106に記憶された基準測定値と、加工手段により加工が施された被加工物の加工領域の測定値とからなる比較データを生成する比較データ生成部104を有している。
判定部108では、基準測定値記憶部106で記憶されている基準測定値と、算出部102で算出された加工手段により加工が施された被加工物の加工領域の測定値とを比較し、加工手段による加工を中止するか又は加工条件を変更するかを判定する。
加工条件設定部110は、加工条件記憶部112と、適正画像情報記憶部114と、加工条件調整部116とを含んでいる。判定部108で加工条件を変更すべきと判定した場合には、加工条件調整部116で加工条件を最適な値に調整する。
一方、被加工物の加工領域の測定値が基準測定値から大きくはずれており、加工条件を変更しただけでは最適な加工ができないと判断した場合には、加工手段による加工を中止する。本実施形態では、XY座標記憶部96、Z座標記憶部98、画像情報生成部100、算出部102、基準測定値記憶部106及び判定部180で図1に示す処理手段60を構成する。
次に、図7及び図8を参照して、レーザー加工溝に3次元測定手段による測定方法を適用した場合について説明する。図7(A)に示すように、被加工物の一種である半導体ウエーハ(以下、単にウエーハと略称することがある)118の表面には分割予定ライン122を挟んでデバイス120が形成されている。ウエーハ118の表面にはPVA(ポリビニルアルコール)、PEG(ポリエチレングリコール)等の水溶性樹脂からなる保護膜124が形成されている。
ウエーハ118に対して吸収性を有する波長(例えば355nm)のパルスレーザービーム123を分割予定ライン122に沿って照射すると、アブレーション加工により図7(B)に示すようなレーザー加工溝126が形成される。
ところが、ウエーハ118にパルスレーザービーム123を照射すると、パルスレーザービーム123が照射された領域に熱エネルギーが集中してデブリ128が発生し、このデブリ128が保護膜124に付着する。
3次元測定ユニット48でレーザー加工溝126を測定し、XY座標記憶部96に記憶されている撮像画像の画素のXY座標及びZ座標記憶部98に記憶されている撮像画像取得時のZ座標を立体的に組み立てて3次元画像情報を生成する。
そして、算出部102で、生成された3次元画像情報に基づいてウエーハ118のレーザー加工溝126の測定値を算出する。この測定値としては、レーザー加工溝126の幅W1、深さD1、レーザー加工溝126の形状及び位置と、レーザー加工溝126付近に堆積したデブリ128の幅、高さ、体積及び形状を含んでいる。
画像情報生成部100で生成された3次元画像情報130及び算出部102で算出された測定値132は、図8に示すように、出力手段としての表示モニタ62上に表示される。同時に、例えばデブリ体積の比較データ134も表示される。この比較データ134は、デブリ128の幅、高さ等であってもよい。
次に、図9を参照して、ダイシングによる加工溝について説明する。図9(A)はウエーハ118の一部平面図、図9(B)はウエーハ118の一部断面図である。切削ブレードを使用したダイシングにより、ウエーハ118の分割予定ライン122に沿ってダイシング加工溝136を形成すると、ダイシング加工溝136の両側にチッピング(欠け)138が発生することがある。
そこで、3次元測定ユニット48でダイシング加工溝136を測定し、XY座標記憶部96に測定対象物の焦点が合った位置で光が強く干渉するドット(画素)11のXY座標を記憶し、Z座標記憶部98でドット(画素)11のZ座標を記憶する。
XY座標記憶部96に記憶されているドット(画素)11のXY座標とZ座標記憶部98に記憶されているZ座標とに基づいて、画像情報生成部100でドット11を立体的に組み立ててダイシング加工溝136の3次元画像を生成する。
算出部102では、画像情報生成部100で生成された3次元画像情報に基づいてウエーハ118に形成されたダイシング加工溝136の測定値を算出する。測定値としては、ダイシング加工溝136の幅、深さ、形状及びエッジ部に形成されたチッピング(欠け)138の幅等が挙げられる。
画像情報生成部100で生成されたダイシング加工溝118の3次元画像及び算出部102で算出されたダイシング加工溝136の各測定値は、図8に示したレーザー加工の場合と同様に、表示モニタ62上に表示される。
上述した実施形態では、3次元測定ユニット48に干渉対物レンズユニット54を採用した例について説明したが、3次元測定手段はこれに限定されるものではなく、干渉対物レンズユニットに代わって共焦点顕微鏡を採用した3次元測定ユニット、或いは3次元測定ユニットとしてレーザー変位計を採用するようにしても良い。
図1を再び参照すると、処理手段60は送信手段66及び受信手段68を有する情報送受信手段64に接続されており、情報送受信手段64はインターネット等の通信回線70を介して加工装置メーカー側に設置された端末装置72に接続されている。
従って、本実施形態のレーザー加工装置2では、処理手段60で処理された画像情報は送信手段66及び通信回線70を介して加工装置メーカー側に設置された端末装置72に送信される。
その結果、被加工物を加工したそばから採取した正確な測定結果をレーザー加工装置2から例えば加工装置メーカーのエンジニアが操作する端末装置72に送信することができる。よって、加工装置メーカーのエンジニアは遠隔地にいながら加工の様子をレーザー加工装置2を操作する作業者と共有することができる。
情報送受信手段64で送受信される画像情報として対象となるのは、加工手段によって被加工物に形成された加工溝の幅、深さ、形状及び位置と、加工溝付近に堆積したデブリの幅、高さ、体積及び形状と、加工溝のエッジ部の欠けの幅、深さ、形状等である。
また、本実施形態では、レーザー加工装置2が受信手段68を備えているため、加工装置メーカー側に設置された端末装置72から加工条件の変更等の情報を通信回線を介して送信すると、この情報は受信手段68で受信され、制御手段74で加工条件の変更等の操作をすることができる。従って、加工装置メーカーが持つノウハウを素早く加工条件に反映することができる。
更に、微細なデブリの量や、加工溝の溝形状など、これまで加工装置での測定が難しかった測定項目に関しても、3次元測定ユニット48で測定できるため、測定結果を素早く加工条件の選択に反映することができる。
本実施形態では更に、加工装置メーカー側に設置された端末装置72から測定位置も変更することができる。従って、端末装置72からも容易に所望の箇所を観察することができ、的確な情報を遠隔地から取得でき、加工装置メーカー側で効率的な評価を実施することができる。
2 レーザー加工装置
28 チャックテーブル
34 レーザービーム照射ユニット
38 集光器(レーザーヘッド)
48 3次元測定ユニット
54 干渉対物レンズユニット
56 撮像素子部(カメラ)
58 光照射部
64 情報送受信手段
70 通信回線
72 端末装置
88 対物レンズ
92 ハーフミラー
94 参照ミラー
96 XY座標記憶部
98 Z座標記憶部
100 画像情報生成部
102 算出部
106 基準測定値記憶部
108 判定部

Claims (3)

  1. 被加工物を保持する保持手段と、該保持手段に保持された被加工物に加工を施す加工手段と、該保持手段と該加工手段とを相対的に加工送りする加工送り手段と、を備えた加工装置であって、
    互いに直交するX軸方向、Y軸方向及びZ軸方向において3次元で被加工物を測定し形状情報を取得する3次元測定手段と、
    該3次元測定手段によって取得された情報を処理し画像情報を生成する処理手段と、
    通信回線を介して接続された端末装置に該画像情報を送信する送信手段と、
    を備えたことを特徴とする加工装置。
  2. 前記送信手段は、前記端末装置から操作情報を受信する受信手段と共に、情報送受信手段を構成し、
    該受信手段は、該端末装置から受信した該操作情報を、加工装置を制御する制御手段に転送する請求項1記載の加工装置。
  3. 前記加工手段は、レーザービームを照射するレーザービーム照射手段から構成される請求項1又は2記載の加工装置。
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