JP2015087868A - 商品販売データ処理装置およびプログラム - Google Patents

商品販売データ処理装置およびプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2015087868A
JP2015087868A JP2013224579A JP2013224579A JP2015087868A JP 2015087868 A JP2015087868 A JP 2015087868A JP 2013224579 A JP2013224579 A JP 2013224579A JP 2013224579 A JP2013224579 A JP 2013224579A JP 2015087868 A JP2015087868 A JP 2015087868A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coupon
code
product
group
service
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013224579A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6290593B2 (ja
Inventor
尉修 鈴木
Yasunaga Suzuki
尉修 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba TEC Corp filed Critical Toshiba TEC Corp
Priority to JP2013224579A priority Critical patent/JP6290593B2/ja
Publication of JP2015087868A publication Critical patent/JP2015087868A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6290593B2 publication Critical patent/JP6290593B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Cash Registers Or Receiving Machines (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

【課題】商品コード単位のクーポン券の発行が不要となり、サイズ違いや色違いの商品でも客が意識せずにクーポン券を利用することができるようにする。【解決手段】クーポン券サービス対象商品が属するグループを表すグループコードと付与するサービスを表すクーポンサービス情報とを有するクーポン情報がコード化されたコードシンボルを読み取るコード読取手段と、前記商品販売登録処理において入力された前記商品コードが、読み取られた前記グループコードに応じたグループに属するか否かを照合する照合手段と、前記照合手段による照合の結果、前記商品販売登録処理において入力された前記商品コードが読み取られた前記グループコードに応じたグループに属すると判断した場合、前記クーポン券サービス対象商品であるとして前記コード読取手段により読み取られた前記グループコードに応じた前記クーポンサービス情報を適用するサービス適用手段と、を備える。【選択図】図6

Description

本発明の実施形態は、商品販売データ処理装置およびプログラムに関する。
従来より、スーパーマーケットなどにおいては、販売促進のために、金券であるクーポン券を発行している。このクーポン券は、精算時に回収され、POS(Point Of Sales:販売時点管理)端末等において当該クーポン券の対象商品の販売価格から所定金額を値引く、または対象商品の販売価格に対して所定の割引率で割引くようにしている。
このようなクーポン券は、発行店舗や発行チェーンのみで使用できるものが多く、クーポン券の発行は店舗やチェーンとしてみれば非常に有効な販売促進手法となっている。
上述したようなクーポン券においては、クーポン券を用いた値引処理または割引処理を簡易化する目的で、コード化されたクーポン情報を印字したものやコード化されたクーポン情報を画面表示したものが知られている。コード化されたクーポン情報には、例えば、クーポン券であることを示すコードの他、当該クーポン値引き(割引き)対象商品の商品コード(例えば、JANコード)や商品名、値引き額(割引き率)、有効期限等が含まれている。
ところが、上述したようなクーポン券を用いたサービスをアパレル店などで実施する場合には、解決せねばならない問題がある。
アパレル店などで取り扱う商品である洋服は、色やサイズの違いにより商品コード(例えば、JANコード)が異なるものとなっている。そのため、クーポン券のクーポン情報に含まれる対象商品の商品コードでは、色やサイズが限定された商品がクーポン値引き(割引き)対象商品となるので、アパレル店などで実施されるクーポン券を用いたサービスは、客にとって非常に利用しにくいものとなっていた。
また、店舗側においても、色やサイズの違いにより商品コードが異なるものとなっているため、所望の商品についてのクーポン券の発券漏れやクーポン券の設定漏れが生じてしまっていた。
本発明が解決しようとする課題は、商品コード単位のクーポン券の発行が不要となり、サイズ違いや色違いの商品でも客が意識せずにクーポン券を利用することができる商品販売データ処理装置およびプログラムを提供することである。
実施形態の商品販売データ処理装置は、入力された商品コードに基づいて商品販売登録処理を実行する商品販売データ処理装置において、クーポン券サービス対象商品が属するグループを表すグループコードと付与するサービスを表すクーポンサービス情報とを有するクーポン情報がコード化されたコードシンボルを読み取るコード読取手段と、前記商品販売登録処理において入力された前記商品コードが、前記コード読取手段により読み取られた前記グループコードに応じたグループに属するか否かを照合する照合手段と、前記照合手段による照合の結果、前記商品販売登録処理において入力された前記商品コードが前記コード読取手段により読み取られた前記グループコードに応じたグループに属すると判断した場合、前記クーポン券サービス対象商品であるとして前記コード読取手段により読み取られた前記グループコードに応じた前記クーポンサービス情報を適用するサービス適用手段と、を備える。
図1は、実施形態にかかる商品販売システムの全体構成を概略的に示すシステム構成図である。 図2は、POS端末の構成を概略的に示す外観斜視図である。 図3は、POS端末の電装系の構成を示すブロック図である。 図4は、クーポン券を概略的に示す平面図である。 図5は、クーポン情報の仕様を示す図である。 図6は、POS端末におけるクーポン券サービス処理にかかる機能ブロック図である。 図7は、クーポン券サービス処理の流れを概略的に示すフローチャートである。 図8は、判断処理の流れを示すフローチャートである。 図9は、照合処理の流れを示すフローチャートである。 図10は、レシートの一例を示す平面図である。
実施形態を図面に基づいて説明する。本実施形態の商品販売データ処理装置は、概略的には、発行されたクーポン券が商品販売登録の際に提示された場合には対象商品から所定金額を値引く、または対象商品の販売価格に対して所定の割引率で割引くようなクーポンサービスを実施しているアパレル店等で用いられる、POS(Point Of Sales:販売時点管理)端末である。
ここで、図1は実施形態にかかるPOSシステム5の全体構成を概略的に示すシステム構成図である。図1に示すように、POSシステム5は、アパレル店などの小売店舗に設けられるPOSシステム5を主体に構成されている。POSシステム5は、商品販売データ処理装置であって複数台のPOS端末2と、これらのPOS端末2をLAN(Local Area Network)3によって接続して集中管理するホストコンピュータ4とで構成されている。また、POSシステム5を構成するホストコンピュータ4は、電話回線を経由して通信ネットワークであるインターネット網100に接続可能とされており、インターネット上のWWW(World Wide Web)サーバとしても機能する。
ホストコンピュータ4は、商品コードに対応付けて商品名や単価を記憶する商品マスタファイルや各POS端末2から送信される商品販売登録データを記憶する売上ファイル等を格納する。なお、商品マスタファイルは、各POS端末2に備えられるものであっても良い。
次に、POS端末2について説明する。ここで、図2はPOS端末2の構成を概略的に示す外観斜視図である。POS端末2は、店舗の精算場所に配設されてキャッシャが売上処理を行うためのものであり、図2に示すような構成とされている。POS端末2には、本体8の上面側にキーボード9が設けられており、本体8の下部側にはドロワ10が引出自在に設けられている。また、本体8の奥側には表示器11が設けられている。さらには、磁気カード製の会員カード(図示せず)の読み取りを行うための磁気カードリーダ12がキーボード9の脇に並設されている。
さらに、図2に示すように、POS端末2には、商品コード等を光学的に読み取るためのコード読取装置であるコードスキャナ13も接続されている。このコードスキャナ13は、商品コード(例えば、JANコード)等のバーコード(1次元コード)や後述するコード化されたクーポン情報BC(図4参照)のスキャニングが可能なコードスキャナである。
次に、POS端末2の電装系について説明する。ここで、図3はPOS端末2の電装系の構成を示すブロック図である。図3に示すように、POS端末2は、CPU(Central Processing Unit)、制御プログラムを格納するROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等で構成されるPOS制御部14と、POS制御部14を動作させる制御プログラムを格納するものであって不揮発性ROM等で構成されるメモリ部15とを備えている。また、POS端末2は、POS制御部14に対してバス16を介して通信インタフェース17を接続している。POS制御部14は、通信インタフェース17から、LAN3を介してホストコンピュータ4との間で相互にオンライン通信を実行する。
メモリ部15は、クーポン情報に含まれるグループコードとクーポン券サービス対象商品の商品コードとを関連づけるグループコードマスタを記憶する。
また、POS制御部14には、バス16及びI/O機器制御部18を介して、前述したキーボード9、表示器11、磁気カードリーダ12、コードスキャナ13とともにプリンタ19が接続されている。このプリンタ19は、POS端末2の本体8内に内蔵されたレシート/ジャーナルプリンタであり、売上処理に伴い、取引単位でレシートを発行するとともに、並行してジャーナル用紙への印字を行うものである。
なお、POS端末2のPOS制御部14を動作させる制御プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。
また、POS端末2のPOS制御部14を動作させる制御プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、POS端末2のPOS制御部14を動作させる制御プログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
以上のようなPOS端末2とホストコンピュータ4とで構成されるPOSシステム5の売上処理の際の動作について簡単に説明する。
例えば、商品に付された商品コードがPOS端末2のコードスキャナ13によって読み取られると、POS端末2は読み取った商品コードをホストコンピュータ4に問い合わせる。そして、商品コードを問い合わせられたホストコンピュータ4側においては、POS端末2からの問い合わせにより商品マスタファイルを検索し、該当する商品コードに対応した商品名や単価等を読み出してPOS端末2へ送信する。また、POS端末2は、ホストコンピュータ4からの商品名や単価等を受信し、問い合わせした商品コード及び受信した商品名や単価等に基づいて商品販売登録するとともに、部門別登録や表示器11への表示、またプリンタ19により印字出力を行う。さらに、POS端末2は、商品販売登録した商品販売登録データをホストコンピュータ4へ送信する。さらに、POS端末2から商品販売登録した商品販売登録データを送信されたホストコンピュータ4は、POS端末2からの商品販売登録データを売上ファイルに累計する。
続いて、上述したPOSシステム5が導入された店舗やチェーンにおいて発行されるクーポン券について説明する。POS端末2は、客によって商品販売登録の際にクーポン券が提示された場合、対象商品の販売価格からクーポン券に設定された所定金額を値引く、または対象商品の販売価格に対してクーポン券に設定された所定の割引率で割引くようなクーポンサービスを実施するためのものである。
ここで、図4は、クーポン券Cを概略的に示す平面図である。図4に示すように、クーポン券Cには、バーコード化されたクーポン情報BCが印字されている。なお、図4では、バーコード化されたクーポン情報BCを記載したが、これに限るものではなく、2次元コードであっても何ら問題はない。
なお、クーポン券Cは、図4示すような印字されたものに限るものではなく、スマートフォンなどの携帯端末の表示部にバーコード化されたクーポン情報BCが表示されるものであってもよい。
図5は、クーポン情報の仕様を示す図である。図5に示す符号aは、グループコードを表す部分である。グループコードaは、クーポンサービスの対象となる商品についてのグループを表すコードである。例えば、アパレル店などで取り扱う商品である洋服について、色やサイズの違いにより商品コード(例えば、JANコード)が異なるものをグループとして一纏めにしたものがグループである。
図5に示す符号bは、シリアルナンバーを表す部分である。シリアルナンバーbは、クーポン券Cを識別するためのものである。このようにシリアルナンバーbを含ませることによって、一取引内における同一のクーポン券Cの複数回の使用をチェックすることが可能になる。
図5に示す符号cは、クーポンサービス情報を構成するものであって、クーポンのサービス種別を表す部分である。クーポンのサービス種別cには、「割引き」、「値引き」、「新価格」、「ポイント付与」などを表すコードが設定される。「割引き」は、対象商品の販売価格に対してクーポン券Cに設定された所定の割引率で割引くサービスである。「値引き」は、対象商品の販売価格からクーポン券Cに設定された所定金額を値引くサービスである。「新価格」は、対象商品の販売価格をクーポン券Cに設定された新価格に変更するサービスである。「ポイント付与」は、対象商品の販売価格に応じてポイントを付与するサービスである。
図5に示す符号dは、クーポンサービス情報を構成するものであって、ポイント種別を表す部分である。ポイント種別dは、クーポンのサービス種別cで「ポイント付与」が設定されている場合に、その倍率が設定されるものである。
図5に示す符号eは、クーポンサービス情報を構成するものであって、クーポン内容を表す部分である。クーポン内容eには、クーポンのサービス種別cでの設定に応じた情報が設定される。クーポンのサービス種別cで「割引き」が設定されている場合には、割引率が設定される。クーポンのサービス種別cで「値引き」が設定されている場合には、値引額が設定される。クーポンのサービス種別cで「新価格」が設定されている場合には、対象商品の販売価格に変わる新価格が設定される。クーポンのサービス種別cで「ポイント付与」が設定されている場合には、ポイント種別dにおいて設定されている倍率の基準となるポイント数が設定される。
図5に示す符号fは、チェックデジットである。
上述したように、コード化されたクーポン情報は、グループコードaと、シリアルナンバーbと、クーポンのサービス種別cと、ポイント種別dと、クーポン内容eと、チェックデジットfとを含んでいる。
続いて、本実施形態のPOS端末2が備える特長的な機能について以下において詳細に説明する。なお、従来から行なわれている処理と同様の処理についてはその説明を省略する。ここでは、本実施形態のPOS端末2が備える特長的な機能を実現するクーポン券サービス処理について説明する。
ここで、図6はPOS端末2におけるクーポン券サービス処理にかかる機能ブロック図である。図6に示すように、POS端末2のPOS制御部14を動作させる制御プログラムは、コード読取手段141と、照合手段142と、サービス適用手段143と、判断手段144と、エラー処理手段145と、を含むモジュール構成となっている。POS制御部14のCPUは、ROMやメモリ部15から制御プログラムを読み出して、上記各部をRAMにロードする。これにより、コード読取手段141と、照合手段142と、サービス適用手段143と、判断手段144と、エラー処理手段145とがRAM上に生成される。
コード読取手段141は、クーポン券サービス対象商品が属するグループを表すグループコードと付与するサービスを表すクーポンサービス情報とを有するクーポン情報がコード化されたコードシンボルであるバーコード化されたクーポン情報BCを読み取る。
照合手段142は、商品販売登録処理において入力された商品コードが、コード読取手段141により読み取られたグループコードに応じたグループに属するか否かを照合する。
サービス適用手段143は、照合手段142による照合の結果、商品販売登録処理において入力された商品コードがコード読取手段141により読み取られたグループコードに応じたグループに属すると判断した場合、クーポン券サービス対象商品であるとしてコード読取手段141により読み取られたグループコードに応じたクーポンサービス情報を適用する。
判断手段144は、コード読取手段141により読み取られたクーポン情報が適正であるか否かを判断する。エラー処理手段145は、判断手段144によりクーポン情報が適正でないと判断された場合、適正でない理由を報知してエラー処理を実行する。
次に、クーポン券サービス処理の流れについて、図7ないし図9のフローチャートを参照して説明する。
図7に示すように、POS端末2のPOS制御部14は、コードスキャナ13によるコードスキャンに待機する(ステップS1)。
POS端末2のPOS制御部14(コード読取手段141)は、コードスキャナ13によるコードスキャンが有ったと判断した場合には(ステップS1のYes)、コードスキャナ13により読み取られたコードが商品の商品販売登録に用いる商品コードなのか、クーポン情報なのかを判断する(ステップS2)。
コードスキャナ13により読み取られたコードが販売商品についての商品コードであった場合には(ステップS2のYes)、POS端末2のPOS制御部14は、商品販売登録処理を実行する(ステップS3)。この商品販売登録処理では、POS端末2のPOS制御部14は、前述したように、入力された商品コードに基づいて商品マスタファイルを検索して取得した商品名や単価等に基づいて各種の登録処理を行う。
一方、このような商品販売登録処理の際に、クーポン券Cが客により提示され、クーポン券Cに印字されているバーコード化されたクーポン情報をコードスキャナ13によって読み取った場合には(ステップS2のNo)、POS端末2のPOS制御部14は、ステップS4に進む。
POS端末2のPOS制御部14(判断手段144、エラー処理手段145)は、読み取られたクーポン情報に格納されている各種データをRAMに記憶するとともに(ステップS4)、読み取られたクーポン情報が適正であるか否かを判断する判断処理を実行する(ステップS5)。
図8の判断処理の流れを示すフローチャートに示すように、POS端末2のPOS制御部14は、クーポン情報に含まれるグループコードがグループコードマスタに存在するか否かを判断する(ステップS51)。
クーポン情報に含まれるグループコードがグループコードマスタに存在すると判断した場合(ステップS51のYes)、POS端末2のPOS制御部14は、同一のグループコードを有しているクーポン券Cがこの取引で登録されているか否かをRAMに記憶されたデータに基づいて判断する(ステップS52)。
同一のグループコードを有しているクーポン券Cがこの取引で登録されていないと判断した場合(ステップS52のNo)、POS端末2のPOS制御部14は、クーポン券Cに印字されているバーコード化されたクーポン情報が適正であると判断して、判断処理を終了する。
一方、同一のグループコードを有しているクーポン券Cがこの取引で登録されていると判断した場合(ステップS52のYes)、POS端末2のPOS制御部14は、同一のシリアルナンバーが登録されているかを判断する(ステップS53)。
同一のシリアルナンバーが登録されていないと判断した場合(ステップS53のNo)、POS端末2のPOS制御部14は、クーポン券Cに印字されているバーコード化されたクーポン情報が適正であると判断して、判断処理を終了する。
一方、同一のシリアルナンバーが登録されていると判断した場合(ステップS53のYes)、POS端末2のPOS制御部14は、本クーポン券Cは既に使用されているので、その旨を表示器11に表示するエラー処理を実行し(ステップS54)、判断処理を終了する。これにより、同一取引における同一グループのクーポン情報の複数回の使用を禁止することができる。
また、クーポン情報に含まれるグループコードがグループコードマスタに存在しないと判断した場合(ステップS51のNo)、POS端末2のPOS制御部14は、その旨を表示器11に表示するエラー処理を実行し(ステップS54)、判断処理を終了する。
図7に戻り、上述の判断処理の実行後(ステップS5)、POS端末2のPOS制御部14(照合手段142)は、照合処理を実行する(ステップS6)。
図9の照合処理の流れを示すフローチャートに示すように、POS端末2のPOS制御部14は、ステップS3において商品販売登録処理された商品の商品コードの中に、グループコードマスタにおいてクーポン情報に含まれるグループコードに対応付けられたクーポン券サービス対象商品の商品コードに一致するものがあるか否かを照合する(ステップS61)。
クーポン券サービス対象商品があると判断した場合(ステップS61のYes)、POS端末2のPOS制御部14は、クーポン券サービス対象商品についてサービス未実施であるか否かを判断する(ステップS62)。
サービス未実施であると判断した場合(ステップS62のYes)、POS端末2のPOS制御部14は、クーポン券サービス対象商品について仮確定しているか否かを判断する(ステップS63)。
クーポン券サービス対象商品について仮確定していないと判断した場合(ステップS63のNo)、POS端末2のPOS制御部14は、当該クーポン券サービス対象商品を仮確定して(ステップS64)、照合処理を終了する。
一方、クーポン券サービス対象商品がないと判断した場合(ステップS61のNo)、サービス実施済みであると判断した場合(ステップS62のNo)、クーポン券サービス対象商品について仮確定していると判断した場合(ステップS63のYes)、POS端末2のPOS制御部14は、サービス対象商品が存在しないものとして、その旨を表示器11に表示するエラー処理を実行し(ステップS65)、照合処理を終了する。
このようなステップS1〜S6の処理は、キーボード9に設けられた小計キーが操作されたと判断される迄(ステップS7のYes)、繰り返される。
キーボード9に設けられた小計キーが操作された場合には(ステップS7のYes)、POS端末2のPOS制御部14(サービス適用手段143)は、クーポン券サービス適用処理を実行する(ステップS8)。クーポン券サービス適用処理は、ステップS64において仮確定したクーポン券サービス対象商品において、仮確定したクーポン券C以外のクーポン券Cでもクーポン券サービス対象商品となっている場合に、当該クーポン券サービス対象商品についてのサービスを確定させるものである。なお、仮確定したクーポン券C以外ではクーポン券サービス対象商品となっていない場合には、そのまま確定されることになる。
クーポン券サービス適用処理は、一つのクーポン券サービス対象商品に対して複数のクーポンサービス情報の適用が可能である場合であって、クーポンのサービス種別cが異なる場合には、以下の順序で優先的に処理する。
新価格>割引率>値引額>ポイント付与
一方、クーポン券サービス適用処理は、一つのクーポン券サービス対象商品に対して複数のクーポンサービス情報の適用が可能である場合であって、クーポン内容eが異なる場合には、以下の順序で処理を実行する。
1.仮確定したクーポン券サービス対象商品のうち、同一のグループコードに属するクーポン券サービス対象商品の並べ替えを行う。ここでは、単価降順に並べる。すなわち、単価が高いクーポン券サービス対象商品から順にクーポン券サービスを適用させるものである。
2.各クーポン券Cのクーポン情報のクーポン内容eに新価格が設定されている場合、新価格を安い順に並べ、単価の高いクーポン券サービス対象商品ほど安い新価格を適用する。
3.各クーポン券Cのクーポン情報のクーポン内容eに割引率が設定されている場合、割引率を大きい順に並べ、単価の高いクーポン券サービス対象商品ほど大きな割引率を適用する。
4.各クーポン券Cのクーポン情報のクーポン内容eに値引額が設定されている場合、値引額を大きい順に並べ、単価の高いクーポン券サービス対象商品ほど大きな値引額を適用する。
5.各クーポン券Cのクーポン情報のクーポン内容eにポイント付与が設定されている場合、ポイントが大きい順に並べ、単価の高いクーポン券サービス対象商品ほど大きなポイントを適用する。
なお、クーポン券サービス適用処理は、上記の順序で実行されるものに限るものではなく、順序を自由に設定できるようにしても良い。
なお、クーポン券サービス適用処理は、上記のクーポン券サービス適用処理によって適用できないクーポンが存在する場合には、エラー処理を実行する。クーポン未適用要因としては、以下の要因が挙げられる。
・単価よりも値引額が大きい場合
・単価と新価格とが同じ場合
・単価よりも新価格が高い場合
・仮確定したクーポン券サービス対象商品を取消した場合
このようなステップS8におけるクーポン券サービス適用処理の実行後、POS端末2のPOS制御部14は、キーボード9に設けられた預/現計キー等の操作による締めの宣言に待機する(ステップS9)。
キーボード9に設けられた預/現計キー等が操作されて締めが宣言された場合には(ステップS9のYes)、プリンタ19によるレシートの印字出力や、商品販売登録した商品販売登録データをホストコンピュータ4へ送信する等の締め処理を実行する(ステップS10)。
ここで、図10はレシートRの一例を示す平面図である。図10に示すように、ステップS8におけるクーポン券サービス適用処理によって適用できないクーポンが存在する場合には、レシートRの符号Zに示すように「適用されなかったクーポンがあります。」との印字を行うことにより、オペレータ及び客に対してクーポン券Cの返却が発生することを報知することが可能となっている。
このように、本実施形態のPOS端末2によれば、読み取られたクーポン券Cのクーポン情報に含まれるグループコードにより識別されるグループに属するクーポン券サービス対象商品に対して遡り、クーポンサービス(値引き、割引き、ポイント付与など)を実施する。これにより、商品コード単位のクーポン券の発行が不要となり、サイズ違いや色違いの商品でも客が意識せずにクーポン券を利用することができるようになる。
また、本実施形態のPOS端末2によれば、一つのクーポン券サービス対象商品に対して複数のクーポンサービス情報の適用が可能である場合、予め定められた優先順位に従って一のクーポンサービス情報を適用するので、客のクーポン利用の手間(どのクーポン券Cを使うかの判断)を省くことが可能となる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
2 商品販売データ処理装置
141 コード読取手段
142 照合手段
143 サービス適用手段
144 判断手段
145 エラー処理手段
特開2002−260099号公報

Claims (6)

  1. 入力された商品コードに基づいて商品販売登録処理を実行する商品販売データ処理装置において、
    クーポン券サービス対象商品が属するグループを表すグループコードと付与するサービスを表すクーポンサービス情報とを有するクーポン情報がコード化されたコードシンボルを読み取るコード読取手段と、
    前記商品販売登録処理において入力された前記商品コードが、前記コード読取手段により読み取られた前記グループコードに応じたグループに属するか否かを照合する照合手段と、
    前記照合手段による照合の結果、前記商品販売登録処理において入力された前記商品コードが前記コード読取手段により読み取られた前記グループコードに応じたグループに属すると判断した場合、前記クーポン券サービス対象商品であるとして前記コード読取手段により読み取られた前記グループコードに応じた前記クーポンサービス情報を適用するサービス適用手段と、
    を備えることを特徴とする商品販売データ処理装置。
  2. 前記サービス適用手段は、一つの前記クーポン券サービス対象商品に対して複数の前記クーポンサービス情報の適用が可能である場合、予め定められた優先順位に従って一の前記クーポンサービス情報を適用する、
    ことを特徴とする請求項1記載の商品販売データ処理装置。
  3. 前記コード読取手段により読み取られた前記クーポン情報が適正であるか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段により前記クーポン情報が適正でないと判断された場合、適正でない理由を報知してエラー処理を実行するエラー処理手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1または2記載の商品販売データ処理装置。
  4. 前記判断手段は、同一取引における同一グループの前記クーポン情報の複数回の使用を禁止する、
    ことを特徴とする請求項3記載の商品販売データ処理装置。
  5. 前記サービス適用手段は、前記クーポン券サービス対象商品に対して前記グループコードに応じた前記クーポンサービス情報を適用することができない場合には、その旨を報知する、
    ことを特徴とする請求項1ないし4の何れか一記載の商品販売データ処理装置。
  6. 入力された商品コードに基づいて商品販売登録処理を実行する商品販売データ処理装置を制御するコンピュータを、
    クーポン券サービス対象商品が属するグループを表すグループコードと付与するサービスを表すクーポンサービス情報とを有するクーポン情報がコード化されたコードシンボルを読み取るコード読取手段と、
    前記商品販売登録処理において入力された前記商品コードが、前記コード読取手段により読み取られた前記グループコードに応じたグループに属するか否かを照合する照合手段と、
    前記照合手段による照合の結果、前記商品販売登録処理において入力された前記商品コードが前記コード読取手段により読み取られた前記グループコードに応じたグループに属すると判断した場合、前記クーポン券サービス対象商品であるとして前記コード読取手段により読み取られた前記グループコードに応じた前記クーポンサービス情報を適用するサービス適用手段と、
    として機能させるためのプログラム。
JP2013224579A 2013-10-29 2013-10-29 商品販売データ処理装置およびプログラム Expired - Fee Related JP6290593B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013224579A JP6290593B2 (ja) 2013-10-29 2013-10-29 商品販売データ処理装置およびプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013224579A JP6290593B2 (ja) 2013-10-29 2013-10-29 商品販売データ処理装置およびプログラム

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018020390A Division JP2018077922A (ja) 2018-02-07 2018-02-07 商品販売データ処理装置およびプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015087868A true JP2015087868A (ja) 2015-05-07
JP6290593B2 JP6290593B2 (ja) 2018-03-07

Family

ID=53050619

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013224579A Expired - Fee Related JP6290593B2 (ja) 2013-10-29 2013-10-29 商品販売データ処理装置およびプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6290593B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020140642A (ja) * 2019-03-01 2020-09-03 東芝テック株式会社 情報処理装置、決済装置及び情報処理プログラム
JP2022066513A (ja) * 2020-11-17 2022-04-28 東芝テック株式会社 情報処理装置およびプログラム

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0498396A (ja) * 1990-08-09 1992-03-31 Tokyo Electric Co Ltd 商品売上登録装置
JPH0447787U (ja) * 1990-08-30 1992-04-23
JP2008033649A (ja) * 2006-07-28 2008-02-14 Toshiba Tec Corp 商品販売データ処理装置
JP2009015661A (ja) * 2007-07-05 2009-01-22 Toshiba Tec Corp 商品販売データ処理装置
JP2010198551A (ja) * 2009-02-27 2010-09-09 Casio Computer Co Ltd 商品販売システム

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0498396A (ja) * 1990-08-09 1992-03-31 Tokyo Electric Co Ltd 商品売上登録装置
JPH0447787U (ja) * 1990-08-30 1992-04-23
JP2008033649A (ja) * 2006-07-28 2008-02-14 Toshiba Tec Corp 商品販売データ処理装置
JP2009015661A (ja) * 2007-07-05 2009-01-22 Toshiba Tec Corp 商品販売データ処理装置
JP2010198551A (ja) * 2009-02-27 2010-09-09 Casio Computer Co Ltd 商品販売システム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020140642A (ja) * 2019-03-01 2020-09-03 東芝テック株式会社 情報処理装置、決済装置及び情報処理プログラム
JP2022066513A (ja) * 2020-11-17 2022-04-28 東芝テック株式会社 情報処理装置およびプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP6290593B2 (ja) 2018-03-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5214225B2 (ja) クーポン発行管理システム
JP4937284B2 (ja) 情報処理装置、商品販売データ処理装置及びポイント管理方法
JP5523490B2 (ja) 情報処理装置、商品販売データ処理装置及びポイント管理方法
JPWO2015087547A1 (ja) 情報生成方法、及び、情報処理装置
JP6290593B2 (ja) 商品販売データ処理装置およびプログラム
JP5913235B2 (ja) 商品販売データ処理装置およびプログラム
JP6314116B2 (ja) 情報処理装置及びプログラム
JP2009157474A (ja) 商品販売データ処理装置
JP2018077922A (ja) 商品販売データ処理装置およびプログラム
JP6356531B2 (ja) 情報処理装置およびプログラム
US10560585B2 (en) Server network and method for determining an amount of exposure of an image attached to receipts
JP2018147402A (ja) チェックアウトシステム
US10069982B2 (en) Content distribution server
JP5280493B2 (ja) 商品販売データ処理装置及びコンピュータプログラム
JP6193815B2 (ja) 商品販売データ処理装置およびプログラム
JP6105453B2 (ja) 情報処理装置、ポイント管理システムおよびプログラム
JP7357728B2 (ja) 商品販売データ処理装置及びプログラム
JP6517284B2 (ja) 商品データ登録装置およびプログラム
JP2005063281A (ja) 商品データ登録装置、および商品データ登録方法
JP4805851B2 (ja) 商品販売データ処理装置
JP2016042371A (ja) 情報処理装置及びプログラム
JP6306477B2 (ja) 商品販売データ処理装置、ポイント付与装置およびプログラム
JP2014167734A (ja) 情報処理装置及びプログラム
JP2014170303A (ja) 商品販売データ登録処理装置及び商品販売データ登録処理プログラム
JP5457311B2 (ja) 情報処理装置、及び伝票出力方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160113

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20160201

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160914

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20161115

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170111

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170627

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170810

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180116

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180208

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6290593

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees