JP2015087461A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 生産性を高めた画像形成装置を提供する。【解決手段】 レンチキュラーレンズのネガ型を表面に有し同一面内で周回移動する無端の中間転写ベルト10と、紫外線硬化型の被覆層2を中間転写ベルト10の表面に形成する被覆層形成部20と、中間転写ベルト10の表面に形成された被覆層2上に、硬化後の被覆層2と共同してレンチキュラーレンズとして作用するフィルム3を積層するフィルム積層部30と、積層されたフィルム3上に、特定の刺激を与えることで硬化する硬化前の画像形成層4を形成する画像形成成層成形部40と、画像形成層4にインクで画像を書き込む画像書込部50と、被覆層2および画像形成層4に紫外線を照射して硬化させる紫外線照射部70と、中間転写ベルト70上の、被覆層2、フィルム3、および画像形成層4を、遅くとも画像形成層4の硬化が完了する前に転写を開始して記録媒体Pに転写する転写部60とを備えた。【選択図】 図1

Description

本発明は、画像形成装置に関する。
特許文献1には、クッション材が一体になったレンチキュラーシート付きの記録シートであって、記録後にクッション材を剥離する構成が開示されている。
特許文献2には、記録メディアに表示用画像を印画した後に透明フィルムを重ね、その透明フィルムにレンチキュラーレンズを形成するプリンタが開示されている。
特許文献3には、レンチキュラーレンズが表面に配列されたシートの裏面にそのレンチキュラーレンズのレンズ幅と対応づけて描画するインクジェット記録装置が開示されている。
特開2000−029152号公報 特開2000−015930号公報 特開2010−167681号公報
本発明は、生産性を高めた画像形成装置を提供することを目的とする。
請求項1は、レンチキュラーレンズのネガ型を表面に有し周回移動する無端の帯状体と、
特定の刺激を与えることで硬化が促進される、硬化前のレンズ層を、前記帯状体表面に形成する第1の層形成部と、
前記帯状体表面に形成されたレンズ層上に、硬化後のレンズ層と共同してレンチキュラーレンズとして作用するフィルムを積層するフィルム積層部と、
前記フィルム積層部により積層されたフィルム上に、特定の刺激を与えることで硬化する硬化前の画像形成層を形成する第2の層形成部と、
前記画像形成層にインクで画像を書き込む画像書込部と、
前記レンズ層および前記画形成層にそれぞれ特定の刺激を与えてそれぞれの硬化を促進させる硬化促進部と、
前記帯状体上の前記レンズ層、前記フィルム、および前記画像形成層を、遅くとも該画像形成層の硬化が完了する前に転写を開始して記録媒体に転写する転写部とを備えたことを特徴とする画像形成装置である。
請求項2は、前記硬化促進部が、
前記レンズ層形成後かつ前記画像書込層形成前において該レンズ層の硬化を促進させる第1の硬化促進部と、
前記画像書込層形成後において該画像書込層および前記レンズ層のうちの少なくとも該画像形成層の硬化を促進させる第2の硬化促進部とを有することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置である。
請求項3は、前記レンズ層形成後かつ前記画像書込層形成前において該レンズ層の硬化を促進させて、硬化が進行した該レンズ層のレンズ形状を検査するレンズ検査部と、
前記検査部による検査結果に応じて前記画像書込部による画像の書込みを制御する書込制御部とを備えたことを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置である。
請求項4は、前記帯状体が、レンチキュラーレンズのネガ型を、該帯状体表面の、前記記録媒体の一部領域に対応する一部領域に有するものであることを特徴とする請求項1から3のうちいずれか1項記載の画像形成装置である。
請求項1の画像形成装置によれば、上記フィルムを貼付しない構成と比べ生産性が向上する。
請求項2の画像形成装置によれば、レンズ形成層と画像書込層の両方を物理的に1つの硬化促進部で硬化させる構成と比べ、生産性が向上する。
請求項3の画像形成装置によれば、本構成を備えない場合と比べ、均等な画像に調整することができる。
請求項4の画像形成装置によれば、記録媒体上の必要な領域にのみレンチキュラーレンズを搭載することができる。
本発明の第1実施形態の画像形成装置を示す概略構成図である。 図1に示す画像形成装置で形成される画像のイメージ図である。 中間転写ベルトの断面構造を示した図である。 画像書込部により画像が書き込まれた後の中間転写ベルトおよびその中間転写ベルト上の積層体の断面図である。 本発明の第2実施形態の画像形成装置を示す概略構成図である。 本発明の第3実施形態の画像形成装置を示す概略構成図である。 本発明の第3実施形態の画像形成装置を示す概略構成図である。
以下図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の第1実施形態の画像形成装置を示す概略構成図である。
また図2は、図1に示す画像形成装置で形成される画像のイメージ図である。
この画像形成装置1Aでは記録媒体P(図1参照)上に文字や絵が描画された画像が形成される。この画像のうち、文字が書き込まれている印字領域D1を除く、絵が描かれている描画領域D2には、その表面にレンチキュラーレンズが形成されており、観察者の視差によりそこに描画された絵が立体的に視認される。
図1に戻って説明を続ける。
この画像形成装置1Aは、中間転写ベルト10を備えている。この中間転写ベルト10は、ベルト支持ロール11,12,13および駆動ロール14によって支持され、駆動ロール14により駆動されて、矢印A方向に周回移動する無端の帯状体である。この中間転写ベルト10は、本発明にいう帯状体の一例に相当する。
図3は、この中間転写ベルトの断面構造を示した図である。
この中間転写ベルト10は、紫外光領域を含め光透過性のベルトであって、無端帯状の基体101と、その基体101に接着された表面層102を有する。この表面層102は、離型性および弾性を有する材料からなる層である。
この中間転写ベルト10の表面層102のうち、図2に示す記録媒体P上の印字領域D1に対応する領域は、その表面が平坦に形成されている。ここでは簡単のため、記録媒体P上の印字領域D1に対応する中間転写ベルト10上の領域も印字領域D1と称する。ただし、中間転写ベルト10の印字領域D1は必ずしも平坦である必要はなく、エンボス加工等、そこに記録された文字が明確に視認される範囲で意匠性を考慮した凹凸加工処理面が形成されていてもよい。
また、この中間転写ベルト10の表面層102のうちの、記録媒体P上の描画領域D2(図2参照)に対応する領域には、その表面にレンチキュラーレンズのネガ型103が形成されている。ここでは簡単なため、記録媒体P上の描画領域D2に対応する中間転写ベルト10上の領域も描画領域D2と称する。
この中間転写ベルト10の基体101は紫外線透過率が50%以上であることが望ましい。紫外線透過率が50%以上であると、後述する硬化反応に必要な紫外線が効率よく透過するとともに、中間転写ベルト10の基体101が紫外線を吸収することによる、光劣化、オゾン劣化、黄変着色による透過性低下等による中間転写ベルト10の劣化が抑制される。
このような中間転写ベルト10の基体101を形成する材料としては、具体的には、例えば、ETFE(エチレン−テトラフルオロエチレン共重合体)、透明ポリイミドフィルム、ポリオレフィン系フィルム、環状オレフィン系フィルム、PET(ポリエチレンテレフタラート)フィルム、PES(ポリエーテルスルホン)フィルム等が挙げられる。その上にゴム弾性を保持したシリコーンゴム、オレフィンゴム、フッソゴム等の前もって鋳型処理されたシートを積層してもよい。またフッソ変性、またはシリコーン変性された透明弾性紫外線硬化樹脂等の使用も可能である。
また、この中間転写ベルト10の表面層102に用いられる材料としては、例えば、フッ素系樹脂材料等が挙げられ、具体的には、例えば、フッ素樹脂、フッ素変性ウレタン及びシリコーン樹脂、共重合フッ素ゴム、フッ素樹脂−共重合ビニルエーテル、PFA(4フッ化エチレンパーフルオロアルキル樹脂)、FEP(4フッ化エチレン・6フッ化プロピレン共重合塗料)などの粉体塗料または樹脂チューブ、PTFE(4フッ化エチレン)塗料、PTFE分散ウレタン塗料、さらにETFE(ポリテトラフルオロエチレン−ポリエチレン)チューブ、PVdF(ポリビニリデンフルオライド)、PHV(ポリヘキサフルオロビニリデン)、PFA(ポリパーフルオロアルキル)樹脂材料等が挙げられる。この中でも、紫外線透過性の高い材料を用いることが好ましい。また、紫外線透過性の低い材料を用いる場合は、表面層102の膜厚を薄くする方が好ましい。
再度、図1に戻って説明を続ける。
図1に示す画像形成装置1Aには、被覆層形成部20が備えられている。この被覆層形成部20は、最終的に記録媒体Pを被覆する被覆層を形成するための被覆液を中間転写ベルト10上に供給して、この中間転写ベルト10上に硬化前の被覆層2を形成する。尚、ここでは、中間転写ベルト10上に形成される、硬化前の被覆液による層も被覆層2と称している。この被覆層2は、紫外線の照射を受けると硬化が促進される性質を有する。この被覆層2は、描画領域D2(図2、図3参照)ではレンチキュラーレンズのネガ型103(図3参照)に入り込み、最終的には、記録媒体P上の描画領域D2(図2参照)におけるレンチキュラーレンズとなる層である。したがって、この被覆層2は、本発明にいうレンズ層の一例に相当する。そのほか、この被覆層2は、必要に応じて画像部での要所にラミネートしたレンチキュラーレンズ加工部位を設けるため保護層として機能する。またこの被覆層2に照射される紫外光(後述する)は、本発明にいう、レンズ層に与えられる特定の刺激の一例に相当する。さらに、被覆層形成部20は、本発明にいうレンズ層形成部の一例に相当する。被覆層形成部20としては、具体的には、例えば、公知の供給法(塗布法:例えば、ダイコータ、バーコーター塗布、スプレー方式の塗布、インクジェット方式の塗布、エアーナイフ方式の塗布、ブレード方式、コンマコーター、フローコーター方式の塗布、ロール方式の塗布等)を利用した装置が適用される。この被覆層2を形成する被覆液としては、種々の紫外硬化型の透明樹脂材料が使用可能である。ただし、この被覆層2に積層されるフィルム3(以下において説明する)の屈折率と同一又は近似した屈折率を持つ材料が好ましい。
また、この図1に示す画像形成装置1Aには、被覆層形成部20の、中間転写ベルト10の周回移動方向下流側に、フィルム積層部30が配置されている。このフィルム積層部30は、フィルム3が巻回されたフィルムロール31からフィルム3を引き出して、そのフィルム3を被覆層2の上に積層するものである。このフィルム3は、可視光から紫外の領域にかけて透明な材料からなるフィルムであり、具体的には、PET,A−PET,PP,PS,PVS,ポリカーボ,PES,PEN,アクリル等の材料が使用可能である。ただし、上述の通り、被覆層2の屈折率とほぼ近似した屈折率を持つフィルムであることが好ましい。このフィルム積層部30は、本発明にいうフィルム積層部の一例に相当する。
このフィルム3は、硬化後の被覆層2の描画領域D2の部分と共同してレンチキュラーレンズとして作用するフィルムである。
ここで、被覆層2にフィルム3を積層する理由について説明する。
被覆層2には、後述する紫外光照射部70により、中間転写ベルト10を透過した紫外光が照射されて硬化する。中間転写ベルト10の周回速度はその硬化速度と見合った速度に設定する必要がある。このため、この硬化速度が遅いと中間転写ベルト10をゆっくりと周回させる必要があり、画像形成の生産性が低下する。言い換えると、この硬化速度を上げることが生産性向上の1つの鍵となる。
ここで、レンチキュラーレンズを被覆層2のみで構成しようとすると、その被覆層2の屈折率にもよるが、少なくとも300μm以上の厚みを必要とする。この厚さの被覆層を形成して硬化させようとすると、厚過ぎて硬化に長時間を要し、画像形成の生産性が低下する。そこでここでは、レンチキュラーレンズの凹凸の部分(中間転写体10上のネガ型が埋まる程度)の厚み分については被覆層2で形成し、その被覆層2に屈折率の合ったフィルム3を貼付している。このようにして、被覆層2とフィルム3とを合わせてレンチキュラーレンズとして作用させ、かつ薄い被覆層とすることで硬化完了までの時間を短縮化している。
図1の画像形成装置1Aの、フィルム積層部30の下流側には、画像形成層形成部40が配置されている。
この画像形成層形成部40は、フィルム積層部30により積層されたフィルム3の上に画像形成液を供給して、硬化前の画像形成層4を形成するものである。紫外線が照射されることで硬化する紫外線硬化性材料に加え、後述する画像書込部50における4つのインクジェット記録ヘッド50Y,50M,50C,50Kから吐出されるインク141を固定化する材料も含まれている。インク5を固定化する材料は、例えば、インク141に対して吸液性を有する吸液性材料であって、吸液性材料としては、例えば吸液樹脂や、表面親インク性を持たせた無機粒子等が挙げられる。
この画像形成層形成部40としては、上述した被覆層形成部20と同様に、上述した具体的な公知の塗布方式を採用した装置が適用される。
ここで、フィルム3と画像形成層4は接着されている必要がある。フィルム3自体と画像形成層4との間の接着性が不充分なときは、フィルム3として、画像形成層4側を向いた面にそれらを接着させる接着剤が塗布されたフィルムが使用される。
この画像形成層形成部40は、本発明にいう第2の層形成部の一例に相当する。また、この画像形成層形成部40により形成される画像形成層4を硬化させる紫外線が、本発明にいう、画像形成層を硬化させる特定の刺激の一例に相当する。
画像書込部50は、画像書込層形成部40によって形成された画像書込層4にインク5を吐出することによって、その画像書込層51にインク141で画像を書き込むものである。より詳細には、互いに異なる色の画像形成を担う4つのインクジェット記録ヘッド50Y,50M,50C,50Kが中間転写ベルト10の周回移動方向(矢印A方向)に沿って配置されており、それぞれ、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、およびブラック(K)の各色のインク5で画像を形成する。これによりカラー画像が形成される。インクジェット記録ヘッド5Y,5M,5C,5Kとしては、具体的には、例えば、複数のノズルを中間転写ベルト10の周回移動方向(矢印A方向)と交わる方向に並べて配置した、画像が記録される記録媒体60の幅と同等又はそれ以上の幅を持つライン型インクジェット記録ヘッドや、中間転写ベルト10の周回移動方向(矢印A方向)と交わる方向に記録媒体60の幅と同等又はそれ以上の幅に亘って走査するキャリッジにインクジェット記録ヘッドを搭載したスキャン型インクジェット記録ヘッドなどが適用される。この画像書込部50は、本発明にいう画像書込部の一例に相当する。
ここで、中間転写ベルト10の内側には、センサ90が配置されている。このセンサ90は、中間転写ベルト10の内側から、中間転写ベルト10の表面の、描画領域D2(図3参照)に形成されているレンチキュラーレンズのネガ型103の凹凸の位置を検出するセンサである。書込制御部100は、このセンサ90による凹凸の検出結果に基づいて、画像形成層4に、中間転写ベルト10上のレンチキュラーレンズの凹凸との位置の合った画像が形成されるように、4つのインクジェット記録ヘッド50Y,50M,50C,50Kによるインクの吐出を制御する。
図4は、画像書込部50により画像が書き込まれた後の中間転写ベルトおよびその中間転写ベルト上の積層体の断面図である。
ここには、基体101と表面層102とからなる中間転写ベルト10の上に、被覆層2、フィルム3、および画像形成層4からなる積層体が形成されている。またこの画像形成層4にはインク5による画像(文字を含む)が書き込まれている。印字領域D1には主として文字が記録され、あるいはレンチキュラーレンズが不要な通常の画像が記録されている。一方、描画領域D2には、レンチキュラーレンズを通して見ることで立体的に見える画像が記録されている。
この積層体は、以下に説明するようにして記録媒体P上に転写されるが、記録媒体P上に転写されると、画像形成層4が下層となり、その上にフィルム3、その上の表面が被覆層2となる。すなわち、記録媒体P上に形成された画像は被覆層2を通して観察される。したがって描画領域D2では、レンチキュラーレンズを通して画像が観察される。
もう一度図1に戻って説明を続ける。
画像書込部50により画像が書き込まれた画像形成層5は、中間転写ベルト10の周回移動により、フィルム3および被覆層2と重なった状態で転写領域Tに移動する。
また、この画像形成装置1には、さらに記録媒体搬送ベルト110が備えられている。この記録媒体搬送ベルト110は、ベルト支持ロール111,112,113およびベルト駆動ルール114によって支持された無端のベルトである。この記録媒体搬送ベルト110は、駆動ロール114によって駆動されて矢印B方向に循回移動し、記録媒体60を搬送して転写領域Tを通過させる。
転写領域Tでは、中間転写ベルト10によって搬送されてきた、インク5による画像が書き込まれた後の画像形成層5、フィルム4、および被覆層3の積層体が、記録媒体搬送ベルト110によって搬送されてきた記録媒体60と中間転写ベルト10とに挟まれた状態となる。
中間転写ベルト10の内側には、この転写領域Tに向けて紫外線を照射する紫外線照射部70が配置されている。この紫外線照射部70は、この積層体が、転写領域Tで記録媒体Pと中間転写ベルト10とに挟まれている状態で、紫外線を発光し、中間転写ベルトを透過した紫外線でその積層体を照射する。
これにより、被覆層2および画像形成層4が硬化する。
また、この転写領域Tには、転写器60が配置されている。この転写器60は、加圧ロール61と支持体62とを有し、中間転写ベルト10上の積層体を記録媒体Pに転写するものである。
中間転写ベルト10上の積層体は、転写領域Tに進入した時点で記録媒体Pへの転写が開始される。そしてこの積層体は、転写開始後に転写器60の加圧ロール61で記録媒体Pの裏面側から加圧され、さらに、紫外線照射部70による紫外線照射を受ける。中間転写ベルト10の表面層101(図3参照)は、離型性を有するため、その積層体は記録媒体Pに転写され、硬化するとともに記録媒体Pに密着する。これにより記録媒体P上に硬化した画像形成層4による画像が形成される。さらにその上のフィルム3、および硬化した被覆層2により描画領域D2(図2参照)にレンチキュラーレンズから形成される。
ここで、この画像形成装置1における、転写器60が設けられている転写領域Tが本発明にいう転写部の一例に相当する。また、紫外線照射部70が、本発明にいう、レンズ層および画像形成層にそれぞれ特定の刺激を与えてそれぞれの硬化を促進させる硬化促進部の一例に相当する。本発明の画像形成およびレンズ加工方法では転写型のため硬化時のラミ硬化によりいずれも画像形成能がよりはやく、画像面及びレンズ加工時の変形を抑えて硬化させることができる。
以上で、本発明の第1実施形態の画像形成装置1Aの説明を終了し、以下、他の実施形態について説明する。
図5は、本発明の第2実施形態の画像形成装置を示す概略構成図である。ここでは、図1に示す第1実施形態の画像形成装置1Aと同じ構成要素には同じ符号を付して示し第1実施形態の画像形成装置1Aとの相違点について説明する。
この図5に示す画像形成装置1Bには、フィルム積層部30と画像形成層形成部40との間に第1の紫外線照射部71が配置され、かつ、図1に示す画像形成装置1Aにおける紫外線照射部70に相当する位置に第2の紫外線照射部72が配置されている。
第1の紫外線照射部71は、ここを通過する被覆層2に紫外線を照射して、その被覆層2を硬化させるものである。
また、第2の紫外線照射部72は、紫外線を照射することによって、主として画像形成層4を硬化させるものである。ただし、第1の紫外線照射部71では、被覆層2を完全には硬化させずに半硬化させるにとどめ、第2の紫外線照射部72に、画像形成層4の硬化とともに、被覆層2の更なる硬化も担わせてもよい。本実施形態の場合、第1の紫外線照射部71および第2の紫外線照射部72のそれぞれが、本発明にいう第1の硬化促進部および第2の硬化促進部の各一例に相当する。
この第2実施形態の画像形成装置1Bの場合、中間転写ベルト10上の積層体が転写領域に到達するよりも前に、第1の紫外線照射部71により被覆層2が硬化されているため、第2の紫外線照射部72による紫外線照射の負荷が減り、その分中間転写ベル10の周回速度を上げて画像形成の生産性をさらに向上させることができる。
また、この構成の場合、第1の紫外線照射部71と第2の紫外線照射部72とを備えているため、被覆層2の硬化を効率的に促進する紫外線の波長と画像形成層4の硬化を効率的に促進する紫外光の波長が異なる場合にも対応することができる。すなわち、第1の紫外線照射部71に被覆層2向けの波長の紫外光を発生する装置を用い、第2の紫外線照射部72に画像形成層4向けの波長の紫外光を発光する装置を用いると、硬化が一層効率的に促進される。また再硬化によるレンズ形態の崩れ抑制、画像面の安定が図れる。
図6および図7は、本発明の第3実施形態の画像形成装置を示す概略構成図である。
ここで、図6、図7は、本発明の第3実施形態の画像形成装置1Cにおける、中間転写ベルト10の、それぞれ1サイクル目、2サイクル目の状態を示している。
この第3実施形態の画像形成装置1Cにおいても、図1に示す第1実施形態の画像形成装置1Aと同じ構成要素には同じ符号を付して示し、第1実施形態の画像形成装置1Aとの相違点について説明する。
この第3実施形態の画像形成装置1Cには、フィルム3を切断するカッタ32、および中間転写ベルト10上の硬化後の被覆層2を撮影するカメラ91が備えられている。またこの第3実施形態の画像形成装置1Cに備えられているクリーナ80は、図6に示す矢印C方向に移動して中間転写ベルト10から離間し、図7に示す矢印D方向に移動して中間転写ベルト10に接触する構造となっている。またこれと同様に、この第3実施形態の画像形成装置1Cに備えられている加圧ロール61は、図6に示す矢印E方向、図7に示す矢印F方向に移動する構造となっている。
この第3実施形態の画像形成装置1Cでは、中間転写ベルト10が2周することによって画像が形成される。
図6は、その2周のうちの最初の1周目(1サイクル目)の状態が示されている。この図6に示す1サイクル目では、クリーナ80および加圧ロール61は、それぞれ矢印C、矢印E方向に移動して中間転写ベルト10から離間している。またこの1サイクル目では、記録媒体Pは供給されない。この1サイクル目では、中間転写ベルト10上に被覆層2が形成されてその上にフィルム3が積層される。ただし、この1サイクル目では、画像形成層4(図7参照)は形成されない。被覆層2は、中間転写ベルト10の一周以内となるように、その形成が中断される。またフィルム3は、被覆層2の上にのみ積層されるように、被覆層2の終端部2aに合わせてカッタ32により切断されて、その後の供給が中断される。
この被覆層2は、紫外線照射部70による紫外線照射により硬化して、中間転写ベルト10に貼り付いたまま転写領域Tを通過し、さらにこの硬化後の被覆層2がカメラ91に対向する位置を通過する。カメラ91では、その被覆層2のレンチキュラーレンズの凹凸が撮影され、その撮影画像が書込制御部100に入力される。書込制御部100では、その撮影画像が分析され、被覆層2の硬化時の収縮等によるレンチキュラーレンズの凹凸の歪み、例えば、描画領域D2の左右での歪みの違い等が検出される。本実施形態では、このカメラ91が本発明にいうレンズ検査部の例に相当する。
この第3実施形態の画像形成装置1Cでは、2サイクル目において、図7に示すように画像形成層4が形成され、画像書込部50に備えられている4つのインクジェット記録ヘッド50Y,50M,50C,50Kによってインクによる画像の書込みが行われる。書込制御部100は、この画像書込みにあたり、カメラ91での観察にはレンチキュラーレンズの凹凸の歪みに応じて画像書込部50により書き込まれる画像の画質を制御する。例えば、この書込制御部100は、この画像書込みにあたり、レンチキュラーレンズの左右の歪み等に応じて、記録画像を調整することにより、描画領域D2内に左右の画質のバランスのとれた画像が形成されるように制御する。また、この2サイクル目では、画像形成層形成部40によって中間転写ベルト10上に形成される画像形成層4が転写領域Tに到達するよりも前に、加圧ロール61が矢印F方向に移動して記録媒体Pをその裏面から加圧する態勢となり、また、1サイクル目における被覆層2の終端部2aがクリーナ80を通過した時点でクリーナ80が矢印D方向に移動して、中間転写ベルト10をクリーニングする態勢となる。
この2サイクル目では記録媒体搬送ベルト110により記録媒体Pが転写領域Tに搬送され、その記録媒体P上に、画像形成層4、フィルム3、および被覆層2からなる積層体が転写されるとともに、紫外線照射部70からの紫外線照射により画像形成層4が硬化される。画像形成が後工程に付与する転写型構成ではその位置ズレ補正やオンデマンド性に優れた一体画像形成と文字や印字部分とのすみ分けが同一画像面で処理できる利点を有する。
この第3実施形態の画像形成装置1Cによれば、画像形成に2サイクル要するが、記録媒体P上の描画領域D2に、例えば左右の画質バランスがとれた画像など、レンチキュラーレンズの歪みに応じて補正された、より品質の高い画像が形成される。この第3実施形態の画像形成装置1Cは画像形成に2サイクルを要するものの、前掲の第1実施形態および第2実施形態の画像形成装置1A,1Bと同様、被覆層2は薄くて済むため高速な画像形成が行なわれる。
尚、上述した各実施形態では、被覆層1や画像形成層3が、紫外線の照射によって硬化するものである例を挙げて説明したが、本発明にいうレンズ層や画像形成層は、これに限られるものではなく、例えば電子線や熱の付与によって硬化するものなどであってもよい。
更に、上述した各実施形態では、本発明にいうレンズ層や画像形成層が紫外線という同種の刺激によって硬化するものである例を挙げて説明したが、本発明にいうレンズ層および画像形成層は、これに限られるものではなく、例えば、一方が紫外線の照射によって硬化するものであって、もう一方が電子線の付与によって硬化するものであってもよい。
また、上述した各実施形態では、本発明にいう転写部が、硬化用の刺激が与えられる前に記録媒体への転写を開始する例を挙げて説明したが、本発明にいう転写部は、これに限られるものではなく、硬化が完了する前に記録媒体への転写を開始すればよい。例えば、その刺激で硬化し始めた後、硬化完了前に転写を開始してもよい。
1A 画像形成装置
2 被覆層
2a 終端部
3 フィルム
4 画像形成層
5 インク
11,12,13 ベルト支持ロール
10 中間転写ベルト
14 駆動ロール
20 被覆層形成部
30 フィルム積層部
31 フィルムロール
32 カッタ
40 画像形成層形成部
50 画像書込部
60 転写器
61 加圧ロール
70 紫外線照射部
90 センサ
91 カメラ
100 書込制御部
101 基体
102 表面層
103 ネガ型
114 ベルト駆動ロール
110 記録媒体搬送ベルト

Claims (4)

  1. レンチキュラーレンズのネガ型を表面に有し同一面内で周回移動する無端の帯状体と、
    特定の刺激を与えることで硬化が促進される、硬化前のレンズ層を、前記帯状体表面に形成する第1の層形成部と、
    前記帯状体表面に形成されたレンズ層上に、硬化後のレンズ層と共同してレンチキュラーレンズとして作用するフィルムを積層するフィルム積層部と、
    前記フィルム積層部により積層されたフィルム上に、特定の刺激を与えることで硬化する硬化前の画像形成層を形成する第2の層形成部と、
    前記画像形成層にインクで画像を書き込む画像書込部と、
    前記レンズ層および前記画形成層にそれぞれ特定の刺激を与えてそれぞれの硬化を促進させる硬化促進部と、
    前記帯状体上の前記レンズ層、前記フィルム、および前記画像形成層を、遅くとも該画像形成層の硬化が完了する前に転写を開始して記録媒体に転写する転写部とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記硬化促進部が、
    前記レンズ層形成後かつ前記画像書込層形成前において該レンズ層の硬化を促進させる第1の硬化促進部と、
    前記画像書込層形成後において該画像書込層および前記レンズ層のうちの少なくとも該画像形成層の硬化を促進させる第2の硬化促進部とを有することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記レンズ層形成後かつ前記画像書込層形成前において該レンズ層の硬化を促進させて、硬化が進行した該レンズ層のレンズ形状を検査するレンズ検査部と、
    前記検査部による検査結果に応じて前記画像書込部による画像の書込みを制御する書込制御部とを備えたことを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
  4. 前記帯状体が、レンチキュラーレンズのネガ型を、該帯状体表面の、前記記録媒体の一部領域に対応する一部領域に有するものであることを特徴とする請求項1から3のうちいずれか1項記載の画像形成装置。
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