JP2015087453A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】制御画像を用いる制御を実行しても、あるいはジャム転写材を除去した後に画像形成装置を再起動しても、転写材の縁や裏面にトナー汚れが発生し難い画像形成装置を提供する。
【解決手段】制御画像を用いる制御の実行後、中間転写ベルト181から二次転写ローラ140を離間した状態で中間転写ベルト181を回転させて中間転写ベルト181に担持されたトナー像をベルトクリーニング装置116により回収する。制御画像との対向時、トナーの帯電極性と同極性の電圧を除電針12に印加する。電気的に回収された回数が第一の回数であるトナー像が除電針12を通過する際には、電気的に回収された回数が第一の回数よりも少ない第二の回数であるトナー像が除電針12を通過する際よりも絶対値が小さい電圧を印加する。
【選択図】図1

Description

本発明は、トナー像を転写材に転写して画像形成する画像形成装置、詳しくは転写材にトナー像を転写する転写部に除電部材を備えた画像形成装置に関する。
トナー像を形成して像担持体(感光体又は中間転写体)に担持させ、転写部で像担持体から転写材(普通紙等)へトナー像を転写する画像形成装置が広く用いられている。画像形成装置は、転写部で像担持体に転写材を重ねてトナー像を転写材に転写した後、像担持体から転写材を分離する必要があるため、転写材の移動方向における転写部の下流側に除電部材を配置している(特許文献1)。
特許文献1に示される除電部材は、薄い金属板で形成された櫛形の部材であって、トナーの帯電極性と同極性の電圧を印加される。除電部材の周囲に発生した荷電粒子が転写部で過剰に帯電した転写材に移転して、転写材の過剰な帯電電荷が中和されて、像担持体からの転写材の分離を容易にする。
特許文献2に示される画像形成装置は、非画像形成時に像担持体(感光ドラム、中間転写ベルト等)に所定の画像形成条件で形成した制御画像のトナー像を担持させている。画像濃度センサを用いて像担持体上の制御画像をトナー像の状態で検出した後、二次転写部の下流側に配置された静電クリーニング装置で制御画像をクリーニングしている。そのとき、除電部材には、トナーの帯電極性と同極性の電圧を印加して、像担持体からトナーが飛散することを防止することが望ましい。
特開2004−45999号公報 特開2008−122625号公報
非画像形成時に制御画像を用いる制御を実行すると、転写部材を像担持体から離間させて像担持体から制御画像を回収するクリーニングモードが実行される。転写材のジャムが発生してジャム転写材を除去した後に画像形成装置を再起動すると、転写部材を像担持体から離間させて像担持体から未転写のトナー像を回収するクリーニングモードが実行される。
しかし、クリーニングモードの実行後、転写材の縁や裏面にトナー汚れが発生し易くなることが判明した。静電クリーニング装置では1回に回収できるトナー量が限られている一方、制御画像や未転写トナー像は単位面積当たりトナー量が多い。そのため、制御画像や未転写トナー像を静電クリーニング装置で十分に回収するためには、像担持体を複数回転させて、静電クリーニング装置でトナーの回収を複数回続けて行う必要がある。ところが、静電クリーニング装置でトナーの回収を行うたびに逆極性に帯電したトナーが増えるため、トナーの帯電極性と同極性の電圧を印加した除電部材に引き付けられてトナーの飛散量が次第に増えてくる。除電部材を通過する際にトナー像の一部が飛散して転写後の転写材のガイド部材にトナーが付着して、転写材の縁や裏面に移転していた。
本発明は、制御画像を用いる制御を実行しても、あるいはジャム転写材を除去した後に画像形成装置を再起動しても、転写材の縁や裏面にトナー汚れが発生し難い画像形成装置を提供することを目的としている。
本発明の画像形成装置は、トナー像を担持して回転する像担持体と、前記像担持体に対して接離可能に配置され、前記像担持体に当接して転写材にトナー像を転写するための転写部を形成する転写部材と、転写材の移動方向における前記転写部の下流側で電圧を印加されることによりトナー像が転写された転写材を除電する除電部材と、前記像担持体の回転方向における前記転写部の下流側に配置されて前記像担持体からトナーを静電気的に回収可能な回収部と、前記像担持体から前記転写部材を離間した状態で前記像担持体を回転させて前記像担持体に担持されたトナー像を前記回収部により回収するモードを実行可能な実行部と、前記モードの実行中、前記回収部でトナーを回収された回数が第一の回数であるトナー像が前記除電部材を通過する際には、前記回収部でトナーを回収された回数が前記第一の回数よりも少ない第二の回数であるトナー像が前記除電部材を通過する際よりも絶対値が小さい電圧であってトナーの帯電極性と同極性の電圧を前記除電部材に印加する電源手段と、を備えるものである。
本発明の画像形成装置では、回収部における回収を重ねてトナーの帯電極性と逆極性に帯電したトナーが像担持体上に増えてくると、除電部材に印加するトナーの帯電極性と同極性の電圧を低下させる。そのため、逆極性に帯電したトナーが像担持体から飛散する割合が減って、除電部材や転写材のガイド部材にトナーが付着しにくい。したがって、制御画像を用いる制御を実行しても、あるいはジャム転写材を除去した後に画像形成装置を再起動しても、転写材の縁や裏面にトナー汚れが発生し難い。
画像形成装置の構成の説明図である。 ベルトクリーニング装置の構成の説明図である。 画像形成装置の制御系のブロック図である。 制御画像のクリーニング制御のタイムチャートである。 濃度制御画像の説明図である。 トナー補給制御画像の説明図である。 色ずれ補正制御画像の説明図である。 別の色ずれ補正制御画像の説明図である。 二次転写部における除電針の配置の説明図である。 除電針の構造の説明図である。 中間転写ベルト上の制御画像の帯電状態の変化の説明図である。 実施例4における二次転写部の構成の説明図である。 電位規制板の効果の説明図である。 実施例5における二次転写部の構成の説明図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。
<実施例1>
(画像形成装置)
図1は画像形成装置の構成の説明図である。
図1に示すように、画像形成装置100は、中間転写ベルト181に沿ってイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの画像形成部Pa、Pb、Pc、Pdを配置したタンデム型中間転写方式のフルカラープリンタである。
画像形成部Paでは、感光ドラム101aにイエロートナー像が形成されて中間転写ベルト181に転写される。画像形成部Pbでは、感光ドラム101bにマゼンタトナー像が形成されて中間転写ベルト181に転写される。画像形成部Pc、Pdでは、それぞれ感光ドラム101c、101dにシアントナー像、ブラックトナー像が形成されて中間転写ベルト181に転写される。
中間転写ベルト181に転写された四色のトナー像は、二次転写部T2へ搬送されて転写材Pへ二次転写される。分離ローラ161は、転写材カセット10から引き出した転写材Pを1枚ずつに分離して、レジストローラ162へ送り出す。レジストローラ162は、中間転写ベルト181のトナー像にタイミングを合わせて転写材Pを二次転写部T2へ送り込む。四色のトナー像を二次転写された転写材Pは、定着装置150で加熱処理されて表面にトナー像を定着される。
(画像形成部)
画像形成部Pa、Pb、Pc、Pdは、現像装置123a、123b、123c、123dで用いるトナーの色がイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックと異なる以外は、ほぼ同一に構成される。以下では、画像形成部Paについて説明し、他の画像形成部Pb、Pc、Pdに関して重複する説明を省略する。
画像形成部Paは、感光ドラム101aを囲んで、帯電ローラ122a、露光装置111a、現像装置123a、一次転写ローラ124a、ドラムクリーニング装置112aを配置している。
感光ドラム101aは、アルミニウム製シリンダの外周面に感光層を形成しており、所定のプロセススピードで矢印方向に回転する。
帯電ローラ122aは、感光ドラム101aを一様な負極性の電位に帯電させる。
露光装置111aは、各色の画像を展開した走査線画像信号をON−OFF変調したレーザービームを回転ミラーで走査して、感光ドラム101aに静電像を書き込む。
現像装置123aは、トナーとキャリアを混合した現像剤を用いて感光ドラム101aにトナーを移転させて静電像をトナー像に現像する。
一次転写ローラ124aは、中間転写ベルト181を押圧して、感光ドラム101aと中間転写ベルト181の間に一次転写部T1を形成する。一次転写ローラ124aに正極性の直流電圧が印加されることにより、感光ドラム101aに担持された負極性のトナー像が中間転写ベルト181へ転写される。
ドラムクリーニング装置112aは、感光ドラム101aにクリーニングブレードを摺擦させて感光ドラム101a上の転写残トナーを回収する。ベルトクリーニング装置116は、中間転写ベルト181上の転写残トナーを回収する。
(中間転写ベルト)
中間転写ベルト181は、テンションローラ125、バックアップローラ129、及び駆動ローラ126に掛け渡して支持され、駆動ローラ126に駆動されて矢印X方向に回転する。転写部材の一例である二次転写ローラ140は、中間転写ベルト181に当接して転写材にトナー像を転写するための転写部の一例である二次転写部T2を形成する。除電部材の一例である除電針12は、転写材の移動方向における二次転写部T2の下流側で電圧を印加されることによりトナー像が転写された転写材を除電する。二次転写ローラ140は、バックアップローラ129に支持された中間転写ベルト181に当接して二次転写部T2を形成する。二次転写ローラ140に正極性の直流電圧が印加されることで、中間転写ベルト181上のトナー像が転写材Pへ移転する。二次転写ローラ140は、二次転写部電圧出力部(37:図3)によって1500〜6000Vの直流電圧が印加されて20〜90μAの電流が流れる。
中間転写ベルト181は周長1150mm、搬送速度350mm/secである。中間転写ベルト181は、基層、弾性層、表層で構成される弾性ベルトである。基層は、ポリイミド、ポリカーボネートなどの樹脂または各種ゴム等に帯電防止剤としてカーボンブラックを適当量含有させ、厚みを0.05〜0.2[mm]としている。弾性層は、CRゴム、ウレタンゴムなどの各種ゴム等に帯電防止剤としてカーボンブラックを適当量含有させて厚みを0.1〜0.3[mm]とした。表層は、ウレタン樹脂、フッ素樹脂などの樹脂で厚みを0.001〜0.020[mm]とした。
(ベルトクリーニング装置)
図2はベルトクリーニング装置の構成の説明図である。
図2に示すように、ベルトクリーニング装置116は、正極性に帯電したトナーを回収する上流側のクリーニング部116aと負極性に帯電したトナーを回収する下流側のクリーニング部116bとを有する静電式ブラシクリーニング装置である。
中間転写ベルト181の近傍に装置ハウジング117が配置され、装置ハウジング117の内部にファーブラシ118a、118b、アルミニウム製金属ローラ119a、119b、クリーニングブレード120a、120bが配置される。
ファーブラシ118a、118bは、毛体の抵抗値が3×10〜1×1013[Ω/cm]、繊維太さは2〜15デニール、のカーボン分散型ナイロン繊維を植毛密度5万本〜50万本/inchで金属ローラ上に植毛して構成される。
導電性ファーブラシ118a、118bは、中間転写ベルト181に対して約1.0〜2.0mmの侵入量を保って配置され、中間転写ベルト181の搬送速度の30〜80%の周速度で矢印方向へ回転駆動されている。
金属ローラ119a、119bは、導電性ファーブラシ118a、118bに対して1.5〜2.5mmの侵入量を保って配置され、導電性ファーブラシ118a、118bと等しい周速度で矢印方向へ回転駆動されている。
クリーニングブレード120a、120bは、ウレタンゴムブレードからなり、金属ローラ119a、119bに侵入量0.4〜1.1mmを保って配置されている。
上流側のクリーニング部116aの金属ローラ119aには、電源121aによってマイナス極性の直流電圧が印加される。下流側のクリーニング部116bの金属ローラ119bには、電源121bによってプラス極性の直流電圧が印加される。
電源121a、121bは、金属ローラ119a、119bに流れる電流値が目標値に維持されるように金属ローラ119a、119bに印加する電圧を変化させる定電流制御を行う。後述するように、定電流制御の目標値は制御部35によって設定される。
金属ローラ119aにプラス極性の直流電圧を印加することで、中間転写ベルト181と導電性ファーブラシ118aとの間にマイナスのクリーニング電界を形成して中間転写ベルト181のプラス極性の転写残トナーを回収する。転写残トナーは、導電性ファーブラシ118aから金属ローラ119aへ転移し、クリーニングブレード120aによって装置ハウジング117に掻き落とされる。同様にして、金属ローラ119bにプラス極性の直流電圧を印加することで、中間転写ベルト181上のマイナス極性に帯電した転写残トナーが回収される。
(画像濃度センサ)
図1に示すように、センサの一例である画像濃度センサ11は、中間転写ベルト181に担持されたトナー像を検知して単位面積当たりトナー量に応じた信号を出力する。画像濃度センサ11は、中間転写ベルト181の外周側で各種の制御画像のトナー像を読み取り可能な位置に配置されている。図4に示すように、中間転写ベルト181の幅方向(ベルト移動方向と直交する方向)に4個の画像濃度センサ11が設けられている。画像濃度センサ11は、発光部と受光部とを有する反射光検出型の光学式センサである。画像濃度センサ11は、中間転写ベルト181上に形成された制御画像に発光部から光を照射し、その反射光を受光部で検知してトナー像の単位面積当たりトナー量に応じた信号を出力する。
(制御部)
図3は画像形成装置の制御系のブロック図である。図4は制御画像のクリーニング制御のタイムチャートである。
図3に示すように、制御部35は、画像形成装置100を制御する。制御部35は、画像濃度センサ11の出力信号を受信して、制御画像の濃度を計算してRAM31に保存する。制御部35は、制御画像を画像濃度センサ11で検知して求めた制御画像の濃度に基づいて各種の制御を行う。制御画像としての濃度制御パッチを用いて適切な画像濃度を得るための画像濃度制御等を行う。制御画像としてのトナー補給制御画像を用いて適切なトナー補給制御を行う。制御画像として色ずれ補正制御画像を用いて感光ドラムにおける適切な静電像書き出し開始タイミングを制御する。制御画像は、画像形成部Pa〜Pdにおいて、通常の画像形成と同様の画像形成プロセスにて、静電像の形成、現像、一次転写の各工程を経て中間転写ベルト181に形成される。
画像形成が始まると、枚数カウンタ23は、制御部35へと画像形成枚数を送信する。画像形成枚数が予め定められた制御画像の形成閾値を超えたら、制御画像が形成される。画像形成枚数は、小サイズ転写材(A4、A5、レターサイズ等)の横送りをカウント1枚とし、ラージサイズ(A3、SRA3、13×19inch等)をカウント2枚として、転写材のサイズごとにカウントアップされる。制御部35は、枚数カウンタ23のカウント値がそれぞれの制御画像の形成閾値(20〜2000枚)に到達すると、画像出力部34から制御画像(濃度制御画像、トナー補給制御画像、色ずれ補正制御画像)の形成を画像形成部Pa〜Pdに指示する。
信号出力部の一例である不図示の操作パネルは、表示した復帰手順に従ってオペレータが転写材のジャム処理を実行すると、その終了を判別可能な信号を制御部35に出力する。なお、信号出力部は、ジャム処理用の扉の閉じ操作を検知するセンサでもよい。
実行部の一例である制御部35は、中間転写ベルト181から二次転写ローラ140を離間した状態で中間転写ベルト181を回転させて中間転写ベルト181に担持されたトナー像をベルトクリーニング装置116により回収する。中間転写ベルト181に制御画像のトナー像を形成して画像濃度センサ11により検知した後、中間転写ベルト181から制御画像のトナー像を回収するモードを実行可能である。また、転写材のジャム処理後にも、中間転写ベルト181から未転写トナー像を回収するためにモードを実行する。
図4に示すように、二次転写ローラ140は、中間転写ベルト181に対して接離可能に配置される。モードでは、中間転写ベルト181から二次転写ローラ140を離間させて、二次転写部T2のニップを解除する。これにより、転写材が無い状態で中間転写ベルト181から二次転写ローラ140へ制御画像が移転することを回避して、中間転写ベルト181上の制御画像をベルトクリーニング装置116へ直接送り込む。ジャム処理後の中間転写ベルト181に付着した画像のトナー像についても、同様に、再起動時、自動的に二次転写部T2のニップを解除してベルトクリーニング装置116によりクリーニングする。
制御画像が形成されるその都度、二次転写ローラ140の離間が実行され、制御画像がクリーニングされるまで二次転写部T2のニップが解除されている。その際、制御部35は、クリーニング電圧出力部24の電圧印加条件を制御画像の種類に応じて以下のように変更する。
(濃度制御画像)
図5は濃度制御画像の説明図である。図5に示すように、濃度制御画像は、搬送方向長さaが15〜40mm、主走査方向長さbが10〜30mmの単位パッチを搬送方向に5個連続して並べる。5個の単位パッチの反射濃度(XRite社製反射濃度計)は搬送方向上流から、0.2±0.1、0.5±0.1、0.8±0.1、1.1±0.1、1.4±0.1のものが中間転写ベルト181上に形成される。各色に対しては主走査方向に並列して並べる。実施例1では、aとして23±1mm、bとして16±1mmのものを用いた。なお、単位パッチの反射濃度は、転写材に転写して定着装置150で定着した場合の反射濃度の推定目標値である。
制御部35は、濃度制御を実行する際に、中間転写ベルト181上に濃度制御画像のトナー像を形成し、画像濃度センサ11により検知する。これらを前述の画像濃度センサ11で検知し、濃度として0.2、0.5、0.8、1.1、1.4になるように静電潜像形成の条件を変更する。濃度制御画像は、転写材に二次転写せずに、中間転写ベルト181上で2回転させてベルトクリーニング装置116によりクリーニングされる。濃度制御画像は、補給制御画像と比べて濃度の濃いパッチがあるので、ベルトクリーニング装置116を1回通過させただけではクリーニングが不十分なため2回通過させる。このとき、ベルトクリーニング装置116がクリーニングすべきトナー種類を次のように定義する。
トナー種(x)=(2−1):1回目に二次転写部T2を通過する濃度制御画像
トナー種(x)=(2−2):2回目に二次転写部T2を通過する濃度制御画像
(トナー補給制御画像)
図6はトナー補給制御画像の説明図である。図6に示すように、トナー補給制御画像は、搬送方向の長さE(15〜40mm)、主走査方向長さF(10〜30mm)をY、M、C、Bkの各色パッチトナー像を搬送方向に連続して1個ずつ並べる。その4個の反射濃度(XRite社製反射濃度計)は、0.8±0.1のものが中間転写ベルト181上に形成される。実施例1では、Eとして23±1mm、Fとして16±1mmのものを用いた。実施例1では、トナー補給制御画像を搬送方向に1列に並べたが、搬送方向に並列して複数列であっても良い。なお、トナー補給制御画像の反射濃度は、転写材に転写して定着装置150で定着した場合の反射濃度の推定目標値である。
制御部35は、トナー補給制御を実行する際に、中間転写ベルト181上にトナー補給制御画像のトナー像を形成し、画像濃度センサ11により検知する。これらを画像濃度センサ11で検知し、その結果に応じて、現像装置123a、123b、123c、123dへのトナー補給条件を変更する。トナー補給制御画像は、単位面積当たりトナー量が少ないため、ベルトクリーニング装置116を1回通過する過程で中間転写ベルト181からクリーニングされる。このとき、ベルトクリーニング装置116がクリーニングすべきトナー種類を次のように定義する。
トナー種(x)=(1) :トナー補給制御画像
(色ずれ補正制御画像)
図7は色ずれ補正制御画像の説明図である。図8は別の色ずれ補正制御画像の説明図である。図7に示すように、色ずれ補正制御画像は、搬送方向長さC(1〜3mm)、主走査方向高さD(3〜8mm)、G(2〜5mm)の平行四辺形の単位パッチを各色連続して搬送方向に並べて中間転写ベルト181上に形成する。各色の反射濃度(XRite社製反射濃度計)は、1.4±0.1のものが中間転写ベルト181上に形成される。なお、色ずれ補正制御画像の形状は、図7、図8の形状には限定されない。
制御部35は、色ずれ補正制御を実行する際に、中間転写ベルト181上に色ずれ補正制御画像のトナー像を形成し、画像濃度センサ11により検知する。図7に、正反射センサを用いた時の色ずれ補正制御画像のパッチ形状とその検出波形の例を示した。また、図8に、乱反射センサを用いた場合の色ずれ補正制御画像のパッチ形状とその検出波形を示した。
制御部35は、色ずれ補正制御において、基準色であるマゼンタパッチの重心位置と、各色のパッチ重心位置とのずれ量を検出し、その検出結果から算出されたずれ量を、露光装置で静電像を形成する際の画像の書き込みタイミングを変更することで補正する。色ずれ補正制御画像は、転写材に二次転写せずに、中間転写ベルト181の4回転にわたってベルトクリーニング装置116にクリーニングされる。色ずれ補正制御画像は、一次転写部T1を通過する際に、トナーと同極性(一次転写時と逆極性)の逆電圧を一次転写ローラ124a、124b、124c、124dに印加して−5〜−20μAの電流を流す。これにより、感光ドラム101a、101b、101c、101dに色ずれ補正制御画像トナーを転移させて、ドラムクリーニング装置112a、112b、112c、112dにより回収する。色ずれ補正制御画像は、補給制御画像、濃度制御画像と比べて一度にクリーニングするパッチの濃度が高くかつ個数が多いので、ドラムクリーニング装置で3回回収してからベルトクリーニング装置116で1回回収して、確実にクリーニングする。このとき、ベルトクリーニング装置116がクリーニングすべきトナー種類を次のように定義する。
トナー種(x)=(3−1):1回目に二次転写部T2を通過する色ずれ補正制御画像
トナー種(x)=(3−2):2回目に二次転写部T2を通過する色ずれ補正制御画像
トナー種(x)=(3−3):3回目に二次転写部T2を通過する色ずれ補正制御画像
トナー種(x)=(3−4):4回目に二次転写部T2を通過する色ずれ補正制御画像
(ジャムトナー像)
画像形成装置100において転写材のジャムが発生すると、オペレータが手作業でジャム転写材を除去する。その後、オペレータが画像形成装置100を再起動すると、ジャムトナーのクリーニングが自動的に実行される。ジャムトナーは、転写材詰まりなどで中間転写ベルト181上に残った画像のトナーである。ジャムトナーは、転写材に二次転写せずに、中間転写ベルト181上で4回転させてドラムクリーニング装置及びベルトクリーニング装置116によりクリーニングする。
ジャムトナーは、一次転写部T1を通過する際に、トナーと同極性(一次転写時と逆極性)の逆電圧を一次転写ローラ124a、124b、124c、124dに印加して−5〜−20μAの電流を流す。これにより、感光ドラム101a、101b、101c、101dにジャムトナーを転移させて、ドラムクリーニング装置112a、112b、112c、112dで回収する。中間転写ベルト181上のジャムトナーは2色相当以上のトナー像が重ねられて多量であるため、ドラムクリーニング装置で3回回収してからベルトクリーニング装置116で1回回収して、確実にクリーニングする。このとき、ベルトクリーニング装置116がクリーニングすべきトナー種類を次のように定義する。
トナー種(x)=(4−1):1回目に二次転写部T2を通過するジャムトナー
トナー種(x)=(4−2):2回目に二次転写部T2を通過するジャムトナー
トナー種(x)=(4−3):3回目に二次転写部T2を通過するジャムトナー
トナー種(x)=(4−4):4回目に二次転写部T2を通過するジャムトナー
(クリーニング電圧制御)
Figure 2015087453
表1に示すように、ベルトクリーニング装置116に制御画像・ジャムトナーがクリーニングされる際のクリーニング条件はトナー種類によって異なる。
(1)二次転写残トナーは、転写材のない状態(トナーと除電針が直接対向する状態)で二次転写部T2通過回数は0回、ベルトクリーニング装置116の通過回数(ベルトクリーニング装置116の通過回数)は1回である。
(2)補給制御画像は、二次転写ローラ140が中間転写ベルト181から離間した状態で二次転写部T2を1回通過し(トナーと除電針が直接対向する状態)、ベルトクリーニング装置116の通過回数は1回である。
(3)濃度制御画像は、二次転写ローラ140が中間転写ベルト181から離間した状態で二次転写部T2を2回通過し(トナーと除電針が直接対向する状態)、ベルトクリーニング装置116の通過回数も2回である。
(4)色ずれ補正制御画像は、二次転写ローラ140が中間転写ベルト181から離間した状態で二次転写部T2を4回通過し(トナーと除電針が直接対向する状態)、ベルトクリーニング装置116の通過回数も4回である。二次転写部T2・ベルトクリーニング装置116の通過回数1回目のときは逆電圧印加の一次転写部通過回数は0回である。二次転写部T2・ベルトクリーニング装置116の通過回数2〜4回目のときは逆電圧印加の一次転写部通過回数は1回、2回、3回と順次増えていく。
(5)ジャムトナーは、中間転写ベルト181上で二次転写部T2からベルトクリーニング装置116までに残留した二次転写後ジャムトナーと、中間転写ベルト181上で二次転写部T2上流に残留した二次転写前ジャムトナーとに大別される。ジャムトナーも、色ずれ補正制御画像と同様、二次転写ローラ140が中間転写ベルト181から離間した状態のときに二次転写部T2を4回通過し(トナーと除電針が直接対向する状態)、ベルトクリーニング装置116の通過回数も4回である。二次転写部T2・ベルトクリーニング装置116の通過回数1回目のときは逆電圧印加の一次転写部通過回数は0回である。二次転写部T2・ベルトクリーニング装置116の通過回数2〜4回目のときは、逆電圧印加の一次転写部T1通過回数は1回、2回、3回と順次増えていく。
Figure 2015087453
表2に示すように、制御部35は、ベルトクリーニング装置116に制御画像・ジャムトナーが到達するタイミングに合わせて、クリーニング電圧出力部24の電圧印加条件をクリーニング対象のトナー種(x)に応じて変更する。表1のクリーニング条件に合せて、表2に示すようにベルトクリーニング装置116の上流側の定電流の設定値Fu(x)と、下流側の定電流の設定値Fd(x)とが決定される。転写残トナー、補給制御画像、濃度制御画像、色ずれ補正制御画像、ジャムトナーに対して定電流の設定値Fu(x)・Fd(x)を環境毎に定める。表2に記載されていない環境における定電流の設定値は、絶対水分量で線形補間して用いる。
(1)二次転写残トナーは、設定値Fu(0)、Fd(0)(二次転写残設定)で回収する。
(2)補給制御画像は、設定値Fu(1)、Fd(1)(設定A)で回収する。
(3)濃度制御画像がベルトクリーニング装置116の通過するときの設定値はFu(2)、Fd(2)(設定B)である。ベルトクリーニング装置116及び一次転写部T1を1回通過して回収できずに残留した中間転写ベルト181上の濃度制御画像は、2回目にベルトクリーニング装置116を通過する際、設定値Fu(2)、Fd(2)(設定B)で回収する。
(4)色ずれ補正制御画像におけるベルトクリーニング装置116の通過回数1〜3回目のときの設定値Fu(3−1)、Fd(3−1)はOFFである。一次転写部T1を3回通過して回収できずに残留した中間転写ベルト181上の濃度制御画像トナーは、4回目にベルトクリーニング装置116を通過する際に設定値Fu(3−4)、Fd(3−4)(二次転写残設定)にて回収する。なお、実施例1では、設定値Fu(3−4)、Fd(3−4)の値を転写残トナー回収時のFu(0)、Fd(0)と等しくしたがその限りではない。
(5)ジャムトナーにおけるベルトクリーニング装置116の通過回数1〜3回目のときの設定値Fu(4−1)、Fd(4−1)はOFFである。一次転写部T1を3回通過して回収できずに残留した中間転写ベルト181上のジャムトナーは、4回目にベルトクリーニング装置116を通過する際に設定値Fu(4−4)、Fd(4−4)(二次転写残設定)にて回収する。なお、実施例1では、設定値Fu(4−4)、Fd(4−4)の値を転写残トナー回収時のFu(0)、Fd(0)と等しくしたがその限りではない。
(除電針電圧制御)
図9は二次転写部における除電針の配置の説明図である。図10は除電針の構造の説明図である。図11は中間転写ベルト上の制御画像の帯電状態の変化の説明図である。
図9に示すように、二次転写部T2の下流かつ近傍に櫛形の電極部材である除電針12が配置される。二次転写ローラ140とバックアップローラ129の回動中心を結んだ線L1と除電針12先端との距離D1は10〜15mmである。二次転写ローラ140とバックアップローラ129の接点を通る線L1に対する垂線L2から除電針12先端との距離D2は1〜4mmである。L2に対する除電針12の傾きθdは20〜60°である。
図10に示すように、除電針12の櫛形の先端形状は、D3が3±0.5mm、D4が1±0.5mmである。除電針12は、櫛形の先端を転写材に対向させて二次転写ローラ140に沿って隙間なく一列に配置されている。除電針12は、電圧を印加されてコロナ放電により発生した荷電粒子を転写材に供給して転写材を除電する。
図2に示すように、制御部35は、トナー種(x)と環境条件とに応じて除電針電圧D(x)を設定して、除電針電圧出力部38に指令する。除電針電圧D(x)は次のように定義される。
D(0) :通常の二次転写時にトナー像が二次転写部T2を通過するときの除電針電圧
D(1) :トナー補給制御画像が二次転写部T2を通過するときの除電針電圧
D(2−1):濃度制御画像が1回目に二次転写部T2を通過するときの除電針電圧
D(2−2):濃度制御画像が2回目に二次転写部T2を通過するときの除電針電圧
D(3−1):色ずれ補正制御画像が1回目に二次転写部T2を通過するときの除電針電圧
D(3−2):色ずれ補正制御画像が2回目に二次転写部T2を通過するときの除電針電圧
D(3−3):色ずれ補正制御画像が3回目に二次転写部T2を通過するときの除電針電圧
D(3−4):色ずれ補正制御画像が4回目に二次転写部T2を通過するときの除電針電圧
D(4−1):ジャムトナーが1回目に二次転写部T2を通過するときの除電針電圧
D(4−2):ジャムトナーが2回目に二次転写部T2を通過するときの除電針電圧
D(4−3):ジャムトナーが3回目に二次転写部T2を通過するときの除電針電圧
D(4−4):ジャムトナーが4回目に二次転写部T2を通過するときの除電針電圧
Figure 2015087453
表3に示すように除電条件に応じて除電針電圧D(x)が設定される。二次転写部T2を転写材が通過して通常の画像の二次転写を行っているときは除電針電圧D(0)が印加される。高温高湿環境下では転写材が水分を含んで剛性が低下するため中間転写ベルト181に静電的に貼り付き易くなる。そこで、高温高湿側の環境下では、除電針電圧D(0)を強くする。
除電針電圧D(0)は、転写材が二次転写部T2で帯電を受けて、二次転写されたトナー像の電荷量より多く転写材に付与された余剰電荷を転写材から除電するための電圧である。転写材の余剰電荷を少なくすることで、中間転写ベルト181と転写材が静電的に貼り付く力を軽減してバックアップローラ129の曲率を利用した曲率分離を安定させる。これにより、二次転写部T2における転写材の中間転写ベルト181からの分離を安定させることができる。
通常の画像の二次転写では、転写材が二次転写部T2にあるので中間転写ベルト181上の二次転写残トナーが直接除電針と対向することがない。そのため、転写材の除電性能を最大限に発揮するように高い除電針電圧D(0)を印加しても、静電的に二次転写残トナーが除電針電圧D(0)で誘引されて除電針12の近傍の転写材搬送ガイド13を汚染することがない。除電針12に印加する除電針電圧D(0)は中間転写ベルト181からの転写材分離安定性が目的である。
これに対して、ニップを解除された二次転写部T2を中間転写ベルト181上の制御画像(x)が通過するときは、転写材がなくて制御画像(x)が除電針12に直接対向するため、除電針電圧D(0)よりも絶対値が低い除電針電圧D(x)にする。これにより、静電的に制御画像のトナーが除電針電圧で誘引されて除電針近傍の転写材搬送ガイド13を汚染するのを軽減する。ジャムトナーのクリーニング時も、転写材がなくて制御画像(x)が除電針12に直接対向するため、除電針電圧D(0)よりも絶対値が低い除電針電圧D(x)にする。
そして、これらのクリーニングすべきトナーが1回目に二次転写部T2を通過するときの除電針電圧D(1)、D(2−1)、D(3−1)、D(4−1)は、環境に応じて−0.5〜−1kVにした。一方、これらのクリーニングすべきトナーが2回目又はそれ以降に二次転写部T2を通過するときの除電針電圧D(2−2)、D(3−2)、D(3−3)、D(3−4)、D(4−2)、D(4−3)、D(4−4)は、−0.4〜−0.9kVにした。
二次転写部T2を1回目に通過する場合と2回目に通過する場合とで除電針電圧D(x)を異ならせる理由は、1回目に通過する場合と2回目に通過する場合とで二次転写部T2通過時の中間転写ベルト181上のトナーの帯電状態が異なるからである。
図11の(a)に示すように、負極性トナーが多量にある場合は、除電針とその近傍の二次転写後搬送ガイドを汚染しないように除電針12に印加するマイナス電圧を高くする。しかし、図11の(b)に示すように、2回目以降に通過するトナー像は正極性に帯電したトナーが少量混在するので、正極性に帯電したトナーを除電針に印加した除電針電圧D(x)で引き寄せないように除電針12に印加するマイナス電圧を低くする。
色ずれ補正制御画像の場合、二次転写部T2を2回目に通過する制御画像(x)に正極性のポジトナーが混在する理由は、感光ドラムへトナーを回収するために通常の一次転写時と逆方向の電界が形成された一次転写部T1を通過したからである。トナーと同極性(一次転写時と逆極性)の逆電圧が印加され−5〜−20μAの電流が流れている一次転写部T1を通過したためである。通常の一次転写時と逆方向の電界が形成された一次転写部T1を通過する際に中間転写ベルト181上の制御画像(x)に正極性に帯電したトナーが移転もしくは増加してしまうからである。二次転写前ジャムトナーの場合も同様である。
色ずれ補正制御画像の場合、二次転写部T2・1回目通過時のトナー帯電状態は負極性のものが多いので、トナーで除電針12や転写材搬送ガイド13を汚染することのない高めの除電針電圧D(3−1)である−0.5〜−1kVを印加する。しかし、二次転写部T2・2回目以降通過時は、一次転写部T1を通過して正極性に帯電したトナーが混在するので、1回目のときより弱い除電針電圧D(3−2)、D(3−3)、D(3−4)を印加する。色ずれ補正制御画像は、一次転写部T1で3回クリーニングされた後、ベルトクリーニング装置116で1回クリーニングされる。二次転写前ジャムトナーの場合(D(3−1)、D(3−2)、D(3−3)、D(3−4))も同様である。
濃度制御画像の場合、感光ドラムへトナーを回収しないので、通常の一次転写時と逆方向の電界が形成された一次転写部T1を通過することはない。しかし、濃度制御画像は、二次転写部T2の通過後、ベルトクリーニング装置116を合計2回通過する。このため、1回目にファーブラシ118bを通過するとき、ファーブラシ118bから正極性に帯電したトナーが移転して、二次転写部T2を2回目に通過する制御画像(x)に正極性のポジトナーが混在する。このため、濃度制御画像の場合、二次転写部T2・1回目通過時のトナー帯電状態は負極性のものが多いので、トナーで除電針12や転写材搬送ガイド13を汚染することのない高めの除電針電圧D(2−1)である−0.5〜−1kVを印加する。しかし、二次転写部T2・2回目通過時は、1回ベルトクリーニング装置116を通過して正極性に帯電したトナーが少量混在するので、1回目のときより弱い除電針電圧D(2−2)を印加する。
トナー補給制御画像の場合、ベルトクリーニング装置116を1回通過することで回収されるため、二次転写部T2を1回しか通過せず、したがって、二次転写部T2を2回目に通過する制御画像(x)に正極性のポジトナーが混在することはない。このため、トナー補給制御画像の場合、二次転写部T2通過時のトナー帯電状態は負極性のものが多いので、トナーで除電針12や転写材搬送ガイド13を汚染することのない高めの除電針電圧D(1)である−0.5〜−1kVを印加する。
最後に、二次転写部T2後〜中間転写クリーニング前までの二次転写後ジャムトナーの場合、二次転写部T2・1回目通過時は、弱い除電針電圧D(4−2)、D(4−3)、D(4−4)を印加する。逆電圧が印加された一次転写部T1を通過して正極性に帯電したトナーが混在しているためである。二次転写部T2通過後、ベルトクリーニング装置116を合計4回目通過させてジャムトナーの回収を完了する。
(実施例1の効果)
図1に示すように、回収部の一例であるベルトクリーニング装置116は、中間転写ベルト181の回転方向における二次転写部T2の下流側に配置されて中間転写ベルト181からトナーを静電気的に回収可能である。ブラシ部材の一例であるファーブラシ118は、二次転写部T2の下流側で中間転写ベルト181に接触して回転する。クリーニング電源の一例である電源121bは、中間転写ベルト181のトナーをブラシ部材に移転させるためにブラシ部材にトナーの帯電極性と逆極性の電圧を印加する。
回収部の別の例である感光ドラム101は、中間転写ベルト181の回転方向におけるベルトクリーニング装置116の下流側で中間転写ベルト181に接触して回転する。転写電源手段の一例である二次転写部電圧出力部37は、中間転写ベルト181のトナーを感光ドラム101に転写するために中間転写ベルト181にトナーの帯電極性と同極性の電圧を印加する。
電源手段の一例である除電針電圧出力部38は、モードの実行中、トナーの帯電極性と同極性の電圧を除電針12に印加してトナー像の飛散を抑制する。静電気的に回収された回数が第一の回数であるトナー像が除電針12を通過する際には、静電気的に回収された回数が第一の回数よりも少ない第二の回数であるトナー像が除電針12を通過する際よりも絶対値が小さい電圧を印加する。除電針電圧出力部38は、中間転写ベルト181に担持されたトナー像が1回目に除電針12を通過する際には、トナー像が転写された転写材を除電するために印加される電圧よりも絶対値が小さい電圧を除電針12に印加する。
実施例1では、二次転写部T2に転写材が無い状態で中間転写ベルト181のトナー像が通過している場合には、トナー像が転写された転写材が二次転写部T2を通過する場合よりも除電針12に印加する電圧の絶対値を小さく制御する。このため、除電針12に印加する電圧の絶対値を小さくしない場合よりも中間転写ベルト181上のトナーが飛散して除電針12と転写材搬送ガイド13を汚染することを軽減して、出力物である転写材の裏面やコバがトナーで汚れることを抑制できる。
実施例1では、クリーニング対象トナーがベルトクリーニング装置116を通過した回数が増えるほど除電針12に印加する電圧の絶対値を小さく制御する。このため、除電針12に印加する電圧の絶対値を小さくしない場合よりも中間転写ベルト181上のトナーが飛散して除電針12と転写材搬送ガイド13を汚染することを軽減して、出力物である転写材の裏面やコバがトナーで汚れることを抑制できる。
実施例1では、クリーニング対象トナーが一次転写時とは逆極性の電圧が印加された一次転写部T1を通過した回数が増えるほど除電針12に印加する電圧の絶対値を小さく制御する。このため、除電針12に印加する電圧の絶対値を小さくしない場合よりも中間転写ベルト181上のトナーが飛散して除電針12と転写材搬送ガイド13を汚染することを軽減して、出力物である転写材の裏面やコバがトナーで汚れることを抑制できる。
実施例1によれば、転写材間に形成された制御画像が二次転写部T2を通過する際にその一部を除電針12が静電的に引き寄せて転写材搬送ガイド13のトナー汚染を誘引することが発生しにくい。その結果、転写材の裏面やコバがトナーで汚れるという問題が解決された。
<実施例2>
図1に示すように、実施例2の画像形成装置は、濃度制御において、1回目に濃度制御画像が一次転写部T1を通過する際に一次転写ローラ124aに画像形成時とは逆極性の電圧を印加させて感光ドラム101aへ濃度制御画像の一部を回収する。それ以外は実施例1と等しく構成され同様に制御される。
Figure 2015087453
表4に示すように、実施例2では、イエローの濃度制御画像が一次転写部T1を通過する際に画像の転写時とは逆極性であるマイナスの電圧を印加して、濃度制御画像を感光ドラム101aへ移転させてドラムクリーニング装置112aで回収する。マゼンタ、シアン、ブラックの濃度制御画像は、同様な制御を実行してドラムクリーニング装置112b、112c、112dで個別に回収する。
Figure 2015087453
上述したように、画像の転写時とは逆極性の電圧が印加された一次転写部T1を濃度制御画像が通過すると、正極性に帯電したトナーが混在する傾向になる。そのため、表5に示すように、実施例1よりも二次転写通過回数2回における除電針12に印加する電圧を低くした。その結果、二次転写通過回数2回では、感光ドラム101aとベルトクリーニング装置116の両方で濃度制御画像のトナーを回収できる。
実施例2の制御によれば、除電針12や転写材搬送ガイド13のトナー汚染を抑制しつつ、実施例1よりも中間転写ベルト181上からの濃度制御画像のトナーのクリーニング回収量を向上させることができる。
<実施例3>
実施例3の画像形成装置は、色ずれ補正制御画像及びジャムトナーの二次転写通過回数が2〜4回の除電針12に印加する電圧を異ならせる以外は、実施例1と等しく構成され、同様に制御される。
Figure 2015087453
表6に示すように、色ずれ補正制御画像及びジャムトナーに対し、逆電圧印加時の一次転写部の通過回数に応じて除電針12に印加する電圧を最適化した。転写時とは逆極性の電界が形成された一次転写部T1の通過回数が多くなるほど、混在する正極性のポジトナーが多くなるため、除電針12に印加する電圧を、その回数に応じて下げている。一次転写部T1の通過回数が多いほどドラムクリーニング装置112a、112b、112c、112dで回収するトナー量が多くなり、二次転写部T2通過時の中間転写ベルト181上のトナー量は順次減っていく。このため、除電針12と転写材搬送ガイド13を汚染しないためのマイナス電圧を順次下げる。ジャム処理後のクリーニング対象トナーについても、それまでにクリーニング対象トナーがベルトクリーニング装置116又は一次転写部T1で静電気的にクリーニングされた回数が増えるほど除電針12に印加するマイナス電圧を順次下げる。
実施例3の制御によれば、クリーニング回数に応じて変化するトナー帯電状態に応じて、除電針に印加する電圧を制御するので、実施例1よりも中間転写ベルト181上のトナーが除電針12及び転写材搬送ガイド13を汚染するのを軽減できる。
<実施例4>
図12は実施例4における二次転写部の構成の説明図である。図13は電位規制板の効果の説明図である。実施例4の画像形成装置は、二次転写部T2の下流側の中間転写ベルト181の内側面に電位規制板14を配置する以外は実施例1と等しく構成され、同様に制御される。このため、図12、図13中、実施例1と共通する構成には図9と同一の符号を付して重複する説明を省略する。
図12に示すように、中間転写ベルト181の回転方向における二次転写部T2の下流側の中間転写ベルト181の内側面に対向させて、接地電位に接続した板金の電極部材である電位規制板14を配置した。電位規制板14は、中間転写ベルト181の搬送方向の長さS3が25〜87mm、搬送方向に直角な幅方向の長さS4が350mmである。バックアップローラ129の回動中心から中間転写ベルト181へ下ろした垂線L5と電位規制板14の距離S1は7〜15mm、中間転写ベルト181に対向する隙間S2は0.4〜2.1mmである。
図13に示すように、電位規制板14は、二次転写部T2近傍の中間転写ベルト181の電位を低く安定させて、中間転写ベルト181に担持されたトナーの飛散を抑制する。接地された電位規制板14がない場合、中間転写ベルト181の電位はバックアップローラ129から剥離した後に大きくマイナス方向に上昇して中間転写ベルト181からのトナー飛散を増加させる。中間転写ベルト181の電位がマイナス方向に上昇すると、中間転写ベルト181に対して相対的にプラス電位となる二次転写部T2近傍の各所へトナーが静電的に引き寄せられ易くなる。
実施例4では、電極部材の一例である電位規制板14は、二次転写部T2の下流側で中間転写ベルト181の内側面に対向配置されて接地電位に接続され、バックアップローラ129から剥離して遠ざかる中間転写ベルト181の電位上昇を規制する。接地された電位規制板14によって中間転写ベルト181の電位を低く安定させるため、中間転写ベルト181からトナーが飛散しにくくなる。そのため、二次転写部T2を通過するトナーによる除電針12及び転写材搬送ガイド13の汚染を軽減することをより安定して行うことができる。
<実施例5>
図14は実施例5における二次転写部の構成の説明図である。実施例5では、二次転写部T2を離間させて実行するクリーニングのモードにおいて、二次転写ローラ140にトナーの帯電極性と同極性の電圧を印加する以外は、実施例4と同一に構成され、同様に制御される。このため、図14中、図12、図13と共通する構成には実施例1と同一の符号を付して重複する説明を省略する。
図14に示すように、制御部35は、二次転写ローラ140が中間転写ベルト181から離間して制御画像のトナー像やジャムトナーが二次転写部T2を通過している場合、二次転写ローラ140に−0.1〜−0.2kVを印加する。図9に示すように、除電針12は、転写材の搬送方向における二次転写部T2の下流かつ近傍に配置され、二次転写ローラ140とバックアップローラ129の回動中心を結ぶ直線L1と除電針12の先端との距離D1は10〜15mmである。直線L1に対する垂線L2から除電針12先端までの距離D2は1〜4mmである。垂線L2に対する除電針12の傾きθdは20〜60°である。
実施例5によれば、電源手段の一例である二次転写部電圧出力部37にトナーの帯電極性の逆極性の電圧を印加して中間転写ベルト181からのトナーの飛散を抑制する。そして、二次転写部電圧出力部37は、静電気的な回収回数が第一の回数のトナー像が二次転写ローラ140を通過する際に、当該回数が第一の回数より少ない第二の回数のトナー像が通過する際よりも絶対値が小さい電圧を二次転写ローラ140に印加する。クリーニングのモードにおいて、除電針12に加えて二次転写ローラ140にもマイナス電圧を印加するので、実施例1よりも、除電針12のトナー汚染を軽減させることができる。
<その他の実施例>
本発明は、転写部の近傍に配置した除電部材に印加する電圧を像担持体に担持されたトナー像の帯電状態に応じて変更する限りにおいて、実施形態の構成の一部または全部を、その代替的な構成で置き換えた別の実施形態でも実施できる。
したがって、像担持体は、中間転写ベルトに限らず感光ドラムであってもよい。制御画像は、トナー補給制御画像、濃度制御画像、色ずれ補正制御画像には限らない。制御画像は画像間隔に設定した1つの非画像領域に連続して形成する場合もあり得るが、異なる画像間隔においてタイミングがずらして各色ごとに形成する場合もあり得る。
画像形成装置は、1ドラム型/タンデム型の区別なく実施できる。感光体の数、帯電方式、静電像の形成方式、転写方式、定着方式等の区別無く実施できる。ここでは、トナー像の形成/転写に係る主要部のみを説明しているが、本発明は、必要な機器、装備、筐体構造を加えて、プリンタ、各種印刷機、複写機、FAX、複合機等、種々の用途の画像形成装置で実施できる。
11 画像濃度センサ
12 除電針(二次転写後電極部材)
13 転写材搬送ガイド
101 感光ドラム
111 露光装置
112 ドラムクリーニング装置
116 ベルトクリーニング装置
118 ファーブラシ
119 金属ローラ
120 クリーニングブレード
124 転写ローラ
129 バックアップローラ
140 二次転写ローラ
181 中間転写ベルト

Claims (8)

  1. トナー像を担持して回転する像担持体と、
    前記像担持体に対して接離可能に配置され、前記像担持体に当接して転写材にトナー像を転写するための転写部を形成する転写部材と、
    転写材の移動方向における前記転写部の下流側で電圧を印加されることによりトナー像が転写された転写材を除電する除電部材と、
    前記像担持体の回転方向における前記転写部の下流側に配置されて前記像担持体からトナーを静電気的に回収可能な回収部と、
    前記像担持体から前記転写部材を離間した状態で前記像担持体を回転させて前記像担持体に担持されたトナー像を前記回収部により回収するモードを実行可能な実行部と、
    前記モードの実行中、前記回収部でトナーを回収された回数が第一の回数であるトナー像が前記除電部材を通過する際には、前記回収部でトナーを回収された回数が前記第一の回数よりも少ない第二の回数であるトナー像が前記除電部材を通過する際よりも絶対値が小さい電圧であってトナーの帯電極性と同極性の電圧を前記除電部材に印加する電源手段と、を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記電源手段は、前記モードの実行中、前記像担持体に担持されたトナー像が1回目に前記除電部材を通過する際には、画像形成時にトナー像が転写された転写材を除電するために印加される電圧よりも絶対値が小さい電圧であってトナーの帯電極性と同極性の電圧を前記除電部材に印加することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記回収部は、前記像担持体の回転方向における前記転写部の下流側で前記像担持体に接触して回転するブラシ部材と、前記像担持体のトナーを前記ブラシ部材に移転させるために前記ブラシ部材にトナーの帯電極性と逆極性の電圧を印加するクリーニング電源と、を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記回収部は、前記像担持体の回転方向における前記転写部の下流側で前記像担持体に接触して回転する感光体と、前記像担持体のトナーを前記感光体に転写するために前記像担持体にトナーの帯電極性と同極性の電圧を印加する転写電源手段と、を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  5. 前記像担持体は、中間転写ベルトであって、
    前記中間転写ベルトの回転方向における前記転写部の下流側で前記中間転写ベルトの内側面に配置されて接地電位に接続された電極部材を備えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. トナー像を担持して回転する像担持体と、
    前記像担持体に対して接離可能に配置され、前記像担持体に当接して転写材にトナー像を転写するための転写部を形成する転写部材と、
    前記像担持体の回転方向における前記転写部の下流側に配置されて前記像担持体からトナーを電気的に回収可能な回収部と、
    前記像担持体から前記転写部材を離間した状態で前記像担持体を回転させて前記像担持体に担持されたトナー像を前記回収部により回収するモードを実行可能な実行部と、
    前記モードの実行中、前記回収部でトナーを回収された回数が第一の回数であるトナー像が前記転写部材を通過する際には、前記回収部でトナーを回収された回数が前記第一の回数よりも少ない第二の回数であるトナー像が前記転写部材を通過する際よりも絶対値が小さい電圧であってトナーの帯電極性と同極性の電圧を前記転写部材に印加する電源手段と、を備えることを特徴とする画像形成装置。
  7. 前記像担持体に担持されたトナー像を検知して単位面積当たりトナー量に応じた信号を出力するセンサを備え、
    前記モードは、前記像担持体に制御画像のトナー像を形成して前記センサにより検知した後、前記像担持体から前記制御画像のトナー像を回収するために実行されることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 転写材のジャム処理の終了を判別可能な信号を出力する信号出力部を備え、
    前記モードは、転写材のジャム処理後、前記信号出力部の出力に基づいて前記像担持体から未転写トナー像を回収するために実行されることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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