JP2015087223A - 三方切換弁 - Google Patents

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Abstract

【課題】流路の切り換えを高速化し、精度の高い校正を実現すると共に、振動や衝撃の少ない長寿命且つ安価な三方切換弁を提供する。【解決手段】三方切換弁1は、気体用基準流量計に接続され且つ気体用基準流量計から気体を取り込む流入口2と、流入口2から取り込んだ気体を排出する排出口3と、定積槽に接続され且つ流入口2から取り込んだ気体を定積槽に供給する定積槽接続口4と、排出口2の開閉を行う第1のエアシリンダ7aと、定積槽接続口4の開閉を行う第2のエアシリンダ7bとを備え、第1のエアシリンダ7aと第2のエアシリンダ7bとが独立して開閉動作することにより、流入口2から排出口3への流路と、流入口2から定積槽接続口4への流路とを切り換える。【選択図】図1

Description

本発明は、三方切換弁に関し、より詳細には、定積槽を用いて気体用基準流量計(音速ノズルなど)を校正する際に使用される三方切換弁に関する。
従来、家庭などで使用される膜式のガスメータなどは、工場を出荷するとき、各種の試験が行われ、試験に合格したガスメータが出荷される。主な試験項目としては、流量試験、最大流量時の流入口、流出口間の差圧試験及び洩れ試験などがある。流量試験は基準流量計との大気による比較試験であり、洩れ試験は、例えば、10kpa(キロパスカル)の基準圧力の圧縮空気を、例えば、3分間印加したときの基準圧力からの圧力変化をみるものである。
基準流量となる流量の標準器としては、例えば、1次国家流量標準定積層などの特定標準器で校正された気体用基準流量計として、音速ノズル(SVノズル:Sonic Venturi Nozzle)や湿式流量計が知られている。しかし、後者の湿式流量計は可動部を有し、大型で取り扱い難いなどの問題があるため、最近、多くは音速ノズルを流量の標準としている(例えば、特許文献1,2を参照)。
音速ノズルは、圧縮性流体を流したときに、スロート前後の圧力が臨界圧力以下になると、スロート部に流れる気体の速度がその状態における音速となり、一定な気体の質量流量が得られるという特徴を有している。この質量流量は、スロートの上流側の温度、圧力、及び湿度が一定であることが条件となっている。そして、この音速ノズルの校正に定積槽が用いられる。この際、定積槽に音速ノズルを流れた気体を取り入れて、音速ノズルの校正を行うが、取り入れ開始と終了を切り換えるために三方切換弁が使用される。
図6は、従来の三方切換弁を用いた音速ノズルを校正するシステムの概略構成を示す図である。図中、100は三方切換弁、110は音速ノズル、111は定積槽を示す。この定積槽111に音速ノズル110を流れた気体を取り入れて音速ノズル110を校正するが、気体の取り入れ開始と終了を切り換えるために、音速ノズル110の下流側に三方切換弁100が配置されている。従来の三方切換弁100としては、例えば、ボールバルブ式が採用されており、これについて以下の図7〜図10に基づき具体的に説明する。
図7〜図9は、従来のボールバルブ式を採用した三方切換弁100の構造を示す図である。図7は三方切換弁100の上面図、図8(A)は三方切換弁100の正面図、図8(B)は三方切換弁100の側面図、図9は図8(B)のAA断面図である。図中、101は電磁弁、102はアクチュエータ(エアシリンダ)、103a,103bはクイックエキゾーストバルブ(急速排気弁)、104a,104bはエア配管、105はボールバルブ、106a,106bはリードスイッチを示す。
電磁弁101は、外部の空気源から供給される空気に対して、電磁石(ソレノイド)の磁力を用いてプランジャと呼ばれる鉄片を動かすことにより、弁(バルブ)を供給側と排気側に切り換える。アクチュエータ102は、エアシリンダとして機能し、シリンダ内にピストン部材(後述の図10を参照)を移動可能に収容する。電磁弁101とアクチュエータ102とは、クイックエキゾーストバルブ103a,103b及びエア配管104a,104bを介して接続されている。電磁弁101が弁の給排気の切り換えを行うことで、空気圧によりアクチュエータ102のピストン部材が左右に移動する。アクチュエータ102のピストン部材は、ボールバルブ105と連結されており、図9に示すように、ピストン部材の動きに応じてボールバルブ105のボール105aが回転するように構成されている。
図9(A)は電磁弁101の通電時におけるボール105aの状態を示し、図9(B)はボール105aが45度回転した中間位置にあるときの状態を示し、図9(C)は電磁弁101の非通電時におけるボール105aの状態を示す。このように、ボール105aは、流路がT字状に形成されており、アクチュエータ102のピストン部材の動きに応じてボール105aが回転し流路が切り換わるように構成されている。なお、ボール105aによる三方弁の開閉状態の判定は、機械的なリードスイッチ106a,106bにより行っている。
図10は、電磁弁101によるアクチュエータ102の動作例を説明するための模式図である。本例の場合、通電時には電磁弁101のポートAが排気側、ポートBが給気側となり、外部の空気源からポートBに供給された空気はクイックエキゾーストバルブ103aを介してアクチュエータ102に送られる。このときの空気圧によりアクチュエータ102のピストン部材102aが図中の左から右の方向に移動する。ピストン部材102aは支持軸102bを介してボール105aと連結されているため、ピストン部材102aの移動に応じてボール105aが回転する(図9を参照)。そして、ピストン部材102aの移動により、アクチュエータ102内の空気が押し出され、押し出された空気がクイックエキゾーストバルブ103bを介して電磁弁101のポートAに送られ、排気される。
また、非通電時には電磁弁101のポートAが給気側、ポートBが排気側となり、外部の空気源からポートAに供給された空気はクイックエキゾーストバルブ103bを介してアクチュエータ102に送られる。このときの空気圧によりアクチュエータ102のピストン部材102aが図中の右から左の方向に移動する。ピストン部材102aは支持軸102bを介してボール105aと連結されているため、ピストン部材102aの移動に応じてボール105aが回転する。そして、ピストン部材102aの移動により、アクチュエータ102内の空気が押し出され、押し出された空気がクイックエキゾーストバルブ103aを介して電磁弁101のポートBに送られ、排気される。
特許第3184885号公報 特許第3366075号公報
しかしながら、上述の図7〜図10で説明したボールバルブ式三方切換弁100の場合、流路切換時に、瞬間的に三方向を完全閉にする必要があるため、ボール105aのポート径を、ボールバルブ105の本体筐体のポート径の半分以下にしなくてはならない。このため、ボールバルブ105の本体筐体のポート径に対して、流量が小さく制限されてしまう。
また、ボールバルブ105の構造上、流路を切り換えるために90度回転させなくてはならず、このため、流路の切り換えに時間(約0.1秒程度)がかかり、流路を高速に切り換えることが困難であった。これにより、音速ノズルの校正精度に悪影響を及ぼす可能性がある。
また、ボールバルブ105は、エアシリンダ(アクチュエータ102)により動作させるが、流路の切換時間を短くするために、高速でピストン部材102aを移動させている。このため、ピストン部材102aがシリンダ端面に衝突し、これにより大きな振動及び衝撃を発生させる。さらに、高速でピストン部材102aを移動させることで、ボールバルブ105内のボール105aも高速で回転するため、ボール表面を覆う樹脂製シートが激しく磨耗する。このように、構造的に劣化し易く、製品寿命が短い上に、トラニオン型(両持ち型)という複雑且つ特殊な弁構造であるため、高価であるという問題もある。
本発明は、上述のような実情に鑑みてなされたもので、流路の切り換えを高速化し、精度の高い校正を実現すると共に、振動や衝撃の少ない長寿命且つ安価な三方切換弁を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の第1の技術手段は、定積槽を用いて気体用基準流量計を校正する際に、前記気体用基準流量計から前記定積槽への流路に配置される三方切換弁であって、前記気体用基準流量計に接続され且つ該気体用基準流量計から気体を取り込む流入口と、該流入口から取り込んだ気体を排出する排出口と、前記定積槽に接続され且つ前記流入口から取り込んだ気体を前記定積槽に供給する定積槽接続口と、前記排出口の開閉を行う第1のアクチュエータと、前記定積槽接続口の開閉を行う第2のアクチュエータとを備え、前記第1のアクチュエータと前記第2のアクチュエータとが独立して開閉動作することにより、前記流入口から前記排出口への流路と、前記流入口から前記定積槽接続口への流路とを切り換えることを特徴としたものである。
第2の技術手段は、第1の技術手段において、前記第1のアクチュエータ及び前記第2のアクチュエータは、それぞれピストン部材の一端をシリンダ内に移動可能に収容して有し、前記第1のアクチュエータのピストン部材の他端には、前記排出口に対向して樹脂製シートが取り付けられ、前記第2のアクチュエータのピストン部材の他端には、前記定積槽接続口に対向して樹脂製シートが取り付けられていることを特徴としたものである。
第3の技術手段は、第2の技術手段において、前記ピストン部材のロッド部に取り付けられた作動位置検出板と、該作動位置検出板の位置を検出する検出手段とを備えたことを特徴としたものである。
第4の技術手段は、第2または第3の技術手段において、前記第1のアクチュエータのピストン部材の他端と前記排出口との最大距離は、該最大距離に前記排出口の周囲長を乗じた値が、前記流入口の断面積の値以上となる値であり、前記第2のアクチュエータのピストン部材の他端と前記定積槽接続口との最大距離は、該最大距離に前記定積槽接続口の周囲長を乗じた値が、前記流入口の断面積の値以上となる値であることを特徴としたものである。
第5の技術手段は、第1〜第4のいずれか1の技術手段において、前記排出口及び前記定積槽接続口が共に前記流入口の気体流れ方向と平行な方向に配置されている場合、前記第1のアクチュエータと前記第2のアクチュエータとは互いに平行な方向に配置されていることを特徴としたものである。
第6の技術手段は、第1〜第4のいずれか1の技術手段において、前記排出口及び前記定積槽接続口のうち少なくとも一方が前記流入口の気体流れ方向と直交する方向に配置されていることを特徴としたものである。
第7の技術手段は、第6の技術手段において、前記排出口が前記流入口の気体流れ方向と直交する方向に配置され、前記定積槽接続口が前記流入口の気体流れ方向と平行な方向に配置されている場合、前記第1のアクチュエータと前記第2のアクチュエータとは互いに直交する方向に配置されることを特徴としたものである。
第8の技術手段は、第6の技術手段において、前記排出口と前記定積槽接続口とが共に前記流入口の気体流れ方向と直交する方向に配置されている場合、前記第1のアクチュエータと前記第2のアクチュエータとは互いに対向する方向に配置されることを特徴としたものである。
第9の技術手段は、第6の技術手段において、前記排出口が前記流入口の気体流れ方向と平行な方向に配置され、前記定積槽接続口が前記流入口の気体流れ方向と直交する方向に配置されている場合、前記第1のアクチュエータと前記第2のアクチュエータとは互いに直交する方向に配置されることを特徴としたものである。
本発明によれば、流路の切り換えを高速化し、精度の高い校正を実現すると共に、振動や衝撃の少ない長寿命且つ安価な三方切換弁を提供することができる。
本発明による三方切換弁の構成例を示す図である。 本発明による三方切換弁の他の構成例を模式的に示した図である 本発明による三方切換弁の更に他の構成例を模式的に示した図である。 本発明による三方切換弁の更に他の構成例を模式的に示した図である。 本発明による三方切換弁の更に他の構成例を模式的に示した図である。 従来の三方切換弁を用いた音速ノズルを校正するシステムの概略構成を示す図である。 従来のボールバルブ式を採用した三方切換弁の構造を示す図で、三方切換弁の上面図である。 従来のボールバルブ式を採用した三方切換弁の構造を示す図で、三方切換弁の正面図及び側面図である。 従来のボールバルブ式を採用した三方切換弁の構造を示す図で、図8(B)のAA断面図である。 電磁弁によるアクチュエータの動作例を説明するための模式図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の三方切換弁に係る好適な実施の形態について説明する。
図1は、本発明による三方切換弁の構成例を示す図である。図中、1は三方切換弁、2は流入口、3は排出口、4は定積槽接続口、5は制御ユニット、6a,6bは電磁弁、7a,7bはアクチュエータの一例であるエアシリンダ、8a,8bはピストン部材、9a,9bは樹脂製シート、10a,10bは作動位置検出板、11a,11bはレーザ検出器、12は弁室部を示す。この弁室部12は、例えば、断面T字状とされ、3方向のポートとして、流入口2、排出口3、及び定積槽接続口4がそれぞれ形成されている。図6のシステム構成において、本発明による三方切換弁1は、ボールバルブ式三方切換弁100の代わりに、気体用基準流量計の一例である音速ノズル110から定積槽111への流路に配置される。
なお、ピストン部材8aは、両端の2つのピストン部81aと、2つのピストン部81aを繋ぐロッド部82aとからなる。同様に、ピストン部材8bは、両端の2つのピストン部81bと、2つのピストン部81bを繋ぐロッド部82bとからなる。
本発明の主たる目的は、流路の切り換えを高速化し、精度の高い校正を実現すると共に、振動や衝撃の少ない長寿命且つ安価な三方切換弁を提供することにある。このための構成として、三方切換弁1は、音速ノズル110に接続され且つ音速ノズル110から気体を取り込む流入口2と、流入口2から取り込んだ気体を排出する排出口3と、定積槽111に接続され且つ流入口2から取り込んだ気体を定積槽111に供給する定積槽接続口4とを備える。すなわち、気体用基準流量計として音速ノズル110を適用した場合、流入口2は、音速ノズル110からの気体を取り込むためのポートであり、排出口3は、定積槽111に気体を取り込む前に音速ノズル110を音速状態にするために排気を行うポートであり、定積層接続口4は、音速状態後に定積槽111に気体を供給するためのポートである。
また、三方切換弁1は、排出口3の開閉を行う第1のエアシリンダ7aと、定積槽接続口4の開閉を行う第2のエアシリンダ7bとを備え、第1のエアシリンダ7aと第2のエアシリンダ7bとが独立して開閉動作することにより、流入口2から排出口3への流路と、流入口2から定積槽接続口4への流路とを切り換えるように構成される。なお、排出口3及び定積槽接続口4の開閉を行うアクチュエータとして、空圧式のエアシリンダを適用した場合を例示して説明するが、これに限定されるものではなく、例えば、油圧式の油圧シリンダを適用してもよい。また、音速ノズル110からの気体は、流入口2から弁室部12内に流入するが、このときの流入口2の気体流れ方向を矢印で示している。
図1に示す三方切換弁1では、排出口3及び定積槽接続口4が共に流入口2の気体流れ方向と平行な方向で且つ弁室部12の下面側に配置されている。この場合、第1のエアシリンダ7aと第2のエアシリンダ7bとは互いに平行な方向で且つ同じ向きに配置される。第1のエアシリンダ7aのピストン部材8aの他端及び第2のエアシリンダ7bのピストン部材8bの他端(下側のピストン部81a,81b)は共に、弁室部12内に収容され、排出口3及び定積槽接続口4それぞれの開閉動作を行う。なお、排出口3、定積槽接続口4、第1のエアシリンダ7a、及び第2のエアシリンダ7bの配置は、これに限定されるものではなく、後述の図2〜図5で例示するように各種の形態を採用することができる。
三方切換弁1の動作例について具体的に説明する。本例では、電磁弁6a,6bとして、一般的な4方向5ポート単動式電磁弁を例示しているが、これに限定されるものではない。まず、排出口3を“閉”、定積槽接続口4を“開”にする場合、通電(または非通電)により、第1の電磁弁6aのポートAaが給気、ポートBaが排気、第2の電磁弁6bのポートAbが給気、ポートBbが排気となるように制御される。この制御は制御ユニット5により行われる。外部の空気源(約0.4MPa程度)から第1の電磁弁6a及び第2の電磁弁6bに空気が供給されると、この空気が第1の電磁弁6aのポートAaから第1のエアシリンダ7aのシリンダ上室71aに送られ、さらに、第2の電磁弁6bのポートAbから第2のエアシリンダ7bのシリンダ下室72bに送られる。
ここで、第1のエアシリンダ7aは、ピストン部材8aの一端(上側のピストン部81a)をシリンダ内に移動可能に収容して有し、ピストン部材8aの他端(下側のピストン部81a)には、排出口3に対向して樹脂製シート9aが取り付けられている。また、第2のエアシリンダ7bは、ピストン部材8bの一端(上側のピストン部81b)をシリンダ内に移動可能に収容して有し、ピストン部材8bの他端(下側のピストン部81b)には、定積槽接続口4に対向して樹脂製シート9bが取り付けられている。
樹脂製シート9a,9bとしては、例えば、シール効果の高いテフロン(登録商標)シートやウレタンシートなどを用いることができる。これら2つのピストン部材8a,8bがエアシリンダ7a,7bからの空気圧により上下方向に移動することにより、排出口3,定積槽接続口4の開閉が行われる。そして、閉時の際には樹脂製シートが密着し、これにより気体漏れを防止することができる。
つまり、第1のエアシリンダ7aのシリンダ上室71aに送られた空気圧により、ピストン部材8aの一端が下方に押し下げられ、ピストン部材8aの他端が樹脂製シート9aを介して排出口3を“閉”にする。そして、ピストン部材8aの移動に伴いシリンダ下室72aから押し出された空気は、第1の電磁弁6aのポートBaに送られ、排気される。
一方、第2のエアシリンダ7bのシリンダ下室72bに送られた空気圧により、ピストン部材8bの一端が上方に押し上げられ、ピストン部材8bの他端が定積槽接続口4から離れ、定積槽接続口4を“開”にする。そして、ピストン部材8bの移動に伴いシリンダ上室71bから押し出された空気は、第2の電磁弁6bのポートBbに送られ、排気される。
次に、排出口3を“開”、定積槽接続口4を“閉”にする場合、非通電(または通電)により、電磁弁6a,6bの給排気をそれぞれ切り換えて、第1の電磁弁6aのポートBaが給気、ポートAaが排気、第2の電磁弁6bのポートBbが給気、ポートAbが排気となるように制御される。上記と同様に、外部の空気源から第1の電磁弁6a及び第2の電磁弁6bに空気が供給されると、この空気が第1の電磁弁6aのポートBaから第1のエアシリンダ7aのシリンダ下室72aに送られ、さらに、第2の電磁弁6bのポートBbから第2のエアシリンダ7bのシリンダ上室71bに送られる。
第1のエアシリンダ7aのシリンダ下室72aに送られた空気圧により、ピストン部材8aの一端が上方に押し上げられ、ピストン部材8aの他端が排出口3から離れ、排出口3を“開”にする。そして、ピストン部材8aの移動に伴いシリンダ上室71aから押し出された空気は、第1の電磁弁6aのポートAaに送られ、排気される。
一方、第2のエアシリンダ7bのシリンダ上室71bに送られた空気圧により、ピストン部材8bの一端が下方に押し下げられ、ピストン部材8bの他端が樹脂製シード9bを介して定積槽接続口4を“閉”にする。そして、ピストン部材8bの移動に伴いシリンダ下室72bから押し出された空気は、第2の電磁弁6bのポートAbに送られ、排気される。
次に、排出口3を“開”、定積槽接続口4を“開”、すなわち、どちらも“開”にする場合についても、電磁弁6a,6bの給排気をそれぞれ切り換えて、第1の電磁弁6aのポートBaが給気、ポートAaが排気、第2の電磁弁6bのポートAbが給気、ポートBbが排気となるように制御される。また、排出口3を“閉”、定積槽接続口4を“閉”、すなわち、どちらも“閉”にする場合についても、電磁弁6a,6bの給排気をそれぞれ切り換えて、第1の電磁弁6aのポートAaが給気、ポートBaが排気、第2の電磁弁6bのポートBbが給気、ポートAbが排気となるように制御される。
このように、本発明による三方切換弁は、流入口、排出口、及び定積槽接続口の3つのポートを備え、排出口及び定積槽接続口の2つのポートを2つのエアシリンダにより直接開閉させて所望の流路を形成することができるため、従来のボールバルブ式と比べて、ポートの直径に制限を設ける必要がなく、流路の切り換えを高速に行える上に、シンプルな構造であるため製造コストを抑えることができる。
また、2つのエアシリンダを独立して動作させることで、ポートの開閉タイミングをそれぞれ調整することができる。これにより、より精度の高い校正を行うことができる。さらに、ポートの直径を大きく設計することで、エアシリンダのピストン部材を上下動させる際のストローク長を小さくできるため、各エアシリンダによる開閉時間の短縮が可能となり、流路の切り換えの高速化を図ることができる。
また、2つのエアシリンダは所謂計装空気圧(約0.4MPa程度)で動作するため、ピストン部材が移動したときの衝撃及び振動の発生を防止することができる。また、ポートの開閉に2つのエアシリンダを用いたシンプルな構造であるため、従来のボールバルブ式のようにボールの回転により樹脂製シートが磨耗することがなく、長期に渡って高いシール性を維持することができる。これにより、製品の劣化を抑え、長寿命化を図ることができる。
また、定積槽が加圧状態で計測終了した場合、2つのエアシリンダを同時に開動作させることで、定積槽内の圧力を排出することができるため、専用の排出弁(例えば、前述のクイックエキゾーストバルブなど)を設ける必要がない。
図1において、三方切換弁1は、ピストン部材8a,8bのロッド部82a,82bに取り付けられた作動位置検出板10a,10bと、作動位置検出板10a,10bの位置を検出する検出手段の一例であるレーザ検出器11a,11bとを備える。すなわち、ピストン部材8a,8bに取り付けられた作動位置検出板10a,10bの位置をレーザ検出器11a,11bで読み取る。制御ユニット5は、レーザ検出器11a,11bの読み取り結果に基づいて、排出口3及び定積槽接続口4の開閉に要する作動時間などを算出する。
なお、レーザ検出器11a,11bとしては、一般的なCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)レーザセンサを用いることができる。具体的には、作動位置検出板10a,10bの位置が変化すると、CMOS上の受光位置が移動するため、この受光位置を検出することで、作動位置検出板10a,10bの変位量(位置)を正確に計測することができる。
従来のボールバルブ式三方切換弁(図7、図8を参照)の場合、機械的なリミットスイッチを用いてシリンダ内のピストン部材の移動を検知することで各ポートが全開か全閉かを判定していた。しかしながら、リミットスイッチでピストン部材の移動を検知するタイミングと、各ポートが実際に全開または全閉となるタイミングとは完全に一致しておらず、各ポートの開閉に要する作動時間を正確に計測することは困難であった。これに対して、本発明では、作動位置検出板10a,10b及びレーザ検出器11a,11bを用いることで、各ポートの開閉に要する作動時間を正確に計測することができるため、再現性を高め、より精度の高い校正を行うことができる。
また、上述したように、3つのポート(流入口2、排出口3、定積槽接続口4)の直径を大きくすることで、エアシリンダ7a,7bのピストン部材8a,8bを上下動させる際のストローク長(最大距離L1,L2に相当)を小さくできる。最大距離L1,L2の決め方について具体的に説明する。第1のエアシリンダ7aのピストン部材8aの他端と排出口3との最大距離L1は、最大距離L1に排出口3の周囲長を乗じた値が、流入口2の断面積の値以上となる値とし、第2のエアシリンダ7bのピストン部材8bの他端と定積槽接続口4との最大距離L2は、最大距離L2に定積槽接続口4の周囲長を乗じた値が、流入口2の断面積の値以上となる値とする。
ここで、流入口2、排出口3、及び定積槽接続口4のポート直径が同じであれば、流入口2、排出口3、及び定積槽接続口4の各ポートの断面積、周囲長は同じとなる。例えば、上記において、流入口2の断面積の値になるように、最大距離L1,L2を決定する場合、最大距離L1は、流入口2の断面積/排出口3の周囲長、により求まり、最大距離L2は、流入口2の断面積/定積槽接続口4の周囲長、により求まる。ここでは最大距離L1,L2は同じ値となる。
図2は、本発明による三方切換弁の他の構成例を模式的に示した図である。図中、20は三方切換弁を示す。三方切換弁20は、流入口21と、排出口22と、定積槽接続口23と、排出口22の開閉を行う第1のエアシリンダ24aと、定積槽接続口23の開閉を行う第2のエアシリンダ24bと、弁室部25とを備える。なお、基本的な構成は図1の例と同様であるが、説明を簡略化するために、制御ユニット、電磁弁等の記載を省略している。
本例の場合、排出口22及び定積槽接続口23が共に流入口21の気体流れ方向と平行な方向に配置されているが、排出口22と定積槽接続口23とが対角線上に配置されている点が図1の構成と異なる。この場合、第1のエアシリンダ24aと第2のエアシリンダ24bとは互いに平行な方向で且つ逆向きで配置される。第1のエアシリンダ24aのピストン部材の他端及び第2のエアシリンダ24bのピストン部材の他端は共に、弁室部25内に収容され、排出口22及び定積槽接続口23それぞれの開閉動作を行う。このように、排出口22、定積槽接続口23、第1のエアシリンダ24a,及び第2のエアシリンダ24bの配置を、校正システムの設計等に合わせて、自在に変更することができる。
ここで、図2に示す弁室部25は、気体が滞留し易いことからデッドボリュームとも呼ばれ、この保有容積Vは小さいほうが流路の切り換えをより高速に行うことができるため、好ましい。なお、保有容積Vは、流入口21、排出口22、及び定積槽接続口23の各ポートを閉じたときの弁室部25の内部容積に相当するもので、図1の構成例と図2の構成例では同じ保有容積となる。この保有容積をさらに小さくした三方切換弁の構成例について以下に説明する。
図3〜図5は、本発明による三方切換弁の更に他の構成例を模式的に示した図である。図中、30は三方切換弁を示す。三方切換弁30は、流入口31と、排出口32と、定積槽接続口33と、排出口32の開閉を行う第1のエアシリンダ34aと、定積槽接続口33の開閉を行う第2のエアシリンダ34bと、弁室部35とを備える。なお、基本的な構成は図1の例と同様であるが、図2と同様、説明を簡略化するために、制御ユニット、電磁弁等の記載を省略している。
図3〜図5の構成例ではいずれも、排出口32及び定積槽接続口33のうち少なくとも一方が流入口31の気体流れ方向と直交する方向に配置されている。図3の例では、排出口32が流入口31の気体流れ方向と直交する方向に配置され、定積槽接続口33が流入口31の気体流れ方向と平行な方向に配置されている。この場合、第1のエアシリンダ34aと第2のエアシリンダ34bとは互いに直交する方向に配置される。第1のエアシリンダ34aのピストン部材の他端は、弁室部35の外側であって排出口32の流路内に収容され、第2のエアシリンダ34bのピストン部材の他端は、弁室部35内に収容され、排出口32及び定積槽接続口33それぞれの開閉動作を行う。このような配置にすることで、図1の構成例または図2の構成例と比べて、保有容積(V1<V)を小さくすることが可能となる。
図4の例では、排出口32と定積槽接続口33とが共に流入口31の気体流れ方向と直交する方向に配置されている。この場合、第1のエアシリンダ34aと第2のエアシリンダ34bとは互いに対向する方向に配置される。第1のエアシリンダ34aのピストン部材の他端は、弁室部35の外側であって排出口32の流路内に収容され、第2のエアシリンダ34bのピストン部材の他端は、弁室部35の外側であって定積槽接続口33の流路内に収容され、排出口32及び定積槽接続口33それぞれの開閉動作を行う。このような配置にすることで、図3の構成例と比べて、保有容積(V2<V1)を小さくすることが可能となる。
図5の例では、排出口32が流入口31の気体流れ方向と平行な方向で且つ弁室部35の上面側に配置され、定積槽接続口33が流入口31の気体流れ方向と直交する方向に配置されている。この場合、第1のエアシリンダ34aと第2のエアシリンダ34bとは互いに直交する方向に配置される。第1のエアシリンダ34aのピストン部材の他端は、弁室部35内に収容され、第2のエアシリンダ34bのピストン部材の他端は、弁室部35の外側であって定積槽接続口33の流路内に収容され、排出口32及び定積槽接続口33それぞれの開閉動作を行う。このような配置にすることで、図3の例と同様に、図1の構成例または図2の構成例と比べて、保有容積(V3<V)を小さくすることが可能となる。
このように、図3〜図5の構成例によれば、デッドボリュームとなる保有容積を小さくすることができるため、流路の切り換えをより高速に行うことを可能にすると共に、三方切換弁の大きさをよりコンパクトにすることができる。
1,20,30…三方切換弁、2,21,31…流入口、3,22,32…排出口、4,23,33…定積槽接続口、5…制御ユニット、6a…第1の電磁弁、6b…第2の電磁弁、7a,24a,34a…第1のエアシリンダ、7b,24b,34b…第2のエアシリンダ、8a,8b…ピストン部材、9a,9b…樹脂製シート、10a,10b…作動位置検出板、11a,11b…レーザ検出器、12,25,35…弁室部、71a,71b…シリンダ上室、72a,72b…シリンダ下室、81a,81b…ピストン部、82a,82b…ロッド部。

Claims (9)

  1. 定積槽を用いて気体用基準流量計を校正する際に、前記気体用基準流量計から前記定積槽への流路に配置される三方切換弁であって、
    前記気体用基準流量計に接続され且つ該気体用基準流量計から気体を取り込む流入口と、該流入口から取り込んだ気体を排出する排出口と、前記定積槽に接続され且つ前記流入口から取り込んだ気体を前記定積槽に供給する定積槽接続口と、前記排出口の開閉を行う第1のアクチュエータと、前記定積槽接続口の開閉を行う第2のアクチュエータとを備え、
    前記第1のアクチュエータと前記第2のアクチュエータとが独立して開閉動作することにより、前記流入口から前記排出口への流路と、前記流入口から前記定積槽接続口への流路とを切り換えることを特徴とする三方切換弁。
  2. 前記第1のアクチュエータ及び前記第2のアクチュエータは、それぞれピストン部材の一端をシリンダ内に移動可能に収容して有し、前記第1のアクチュエータのピストン部材の他端には、前記排出口に対向して樹脂製シートが取り付けられ、前記第2のアクチュエータのピストン部材の他端には、前記定積槽接続口に対向して樹脂製シートが取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の三方切換弁。
  3. 前記ピストン部材のロッド部に取り付けられた作動位置検出板と、該作動位置検出板の位置を検出する検出手段とを備えたことを特徴とする請求項2に記載の三方切換弁。
  4. 前記第1のアクチュエータのピストン部材の他端と前記排出口との最大距離は、該最大距離に前記排出口の周囲長を乗じた値が、前記流入口の断面積の値以上となる値であり、前記第2のアクチュエータのピストン部材の他端と前記定積槽接続口との最大距離は、該最大距離に前記定積槽接続口の周囲長を乗じた値が、前記流入口の断面積の値以上となる値であることを特徴とする請求項2または3に記載の三方切換弁。
  5. 前記排出口及び前記定積槽接続口が共に前記流入口の気体流れ方向と平行な方向に配置されている場合、前記第1のアクチュエータと前記第2のアクチュエータとは互いに平行な方向に配置されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の三方切換弁。
  6. 前記排出口及び前記定積槽接続口のうち少なくとも一方が前記流入口の気体流れ方向と直交する方向に配置されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の三方切換弁。
  7. 前記排出口が前記流入口の気体流れ方向と直交する方向に配置され、前記定積槽接続口が前記流入口の気体流れ方向と平行な方向に配置されている場合、前記第1のアクチュエータと前記第2のアクチュエータとは互いに直交する方向に配置されることを特徴とする請求項6に記載の三方切換弁。
  8. 前記排出口と前記定積槽接続口とが共に前記流入口の気体流れ方向と直交する方向に配置されている場合、前記第1のアクチュエータと前記第2のアクチュエータとは互いに対向する方向に配置されることを特徴とする請求項6に記載の三方切換弁。
  9. 前記排出口が前記流入口の気体流れ方向と平行な方向に配置され、前記定積槽接続口が前記流入口の気体流れ方向と直交する方向に配置されている場合、前記第1のアクチュエータと前記第2のアクチュエータとは互いに直交する方向に配置されることを特徴とする請求項6に記載の三方切換弁。
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