JP2015086943A - バルブ - Google Patents

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健二 岡谷
Kenji Okaya
健二 岡谷
正弘 山中
Masahiro Yamanaka
正弘 山中
征仁 田代
Masahito Tashiro
征仁 田代
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Abstract

【課題】シール部材が経時劣化しても、シール性の劣化を防止または抑制できるバルブを提供する。
【解決手段】開口15を有する弁座20と、開口を開閉する弁体40と、弁体および弁座の一方に設けられ、弁体と弁座との間をシールする弾性シール部材42と、弁体を、弁体および弁座の他方が弾性シール部材と離間した第1の領域と、弁体および弁座の他方が弾性シール部材と接触した第2の領域と、弁体を弾性シール部材を介して弁座に押し付けて、弁体によって弁座の開口を弾性シール部材を介して気密に閉じる第3の領域との間で移動させる弁体移動押し付け手段70と、弁体を、第1の領域と、第2の領域と、第3の領域との間で移動させ、第3の領域では、一定の力で弁体を弾性シール部材を介して弁座に押し付けるように弁体移動押し付け手段を制御する制御手段と、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、バルブに関し、特にゲートバルブに関する。
弁座に対する弁体の位置が一定になるように制御することによって、弁座と弁体との間のシール部材をつぶしてゲートバルブを閉じることが提案されている(特許文献1参照)。
特許第5044725号公報
しかしながら、弁座に対する弁体の位置が一定になるような制御によって、弁座と弁体との間のシール部材をつぶしてゲートバルブを閉じると、シール部材の経時劣化によって、シール部材のつぶれ量が同じであっても、シール部材によるシール性が劣化し、その結果、ゲートバルブのシール性が劣化する。
本発明の主な目的は、シール部材が経時劣化しても、シール性の劣化を防止または抑制できるバルブを提供することにある。
本発明の一態様によれば、
開口を有する弁座と、
前記開口を開閉する弁体と、
前記弁体および前記弁座の一方に設けられ、前記弁体と前記弁座との間をシールする弾性シール部材と、
前記弁体を、前記弁体および前記弁座の他方が前記弾性シール部材と離間した第1の領域と、前記弁体および前記弁座の他方が前記弾性シール部材と接触した第2の領域と、前記弁体を前記弾性シール部材を介して前記弁座に押し付けて、前記弁体によって前記弁座の開口を前記弾性シール部材を介して気密に閉じる第3の領域との間で移動させる弁体移動押し付け手段と、
前記弁体を、前記第1の領域と、前記第2の領域と、前記第3の領域との間で移動させ、前記第3の領域では、一定の力で前記弁体を前記弾性シール部材を介して前記弁座に押し付けるように前記弁体移動押し付け手段を制御する制御手段と、
を備えるバルブが提供される。
本発明によれば、シール部材が経時劣化しても、シール性の劣化を防止または抑制できるバルブが提供される。
図1は、本発明の好ましい第1実施の形態のゲートバルブを説明するための概略縦断面図である。 図2は、図1のAA線概略縦断面図であり、ゲートバルブが開いた状態を示す図である。 図3は、図1のAA線概略縦断面図であり、ゲートバルブが閉じた状態を示す図である。 図4は、本発明の好ましい第1実施の形態のゲートバルブの弁体を説明するための概略斜視図である。 図5は、本発明の好ましい第2実施の形態のゲートバルブを説明するための概略縦断面図である。 図6は、本発明の好ましい第1実施の形態のゲートバルブの動作を説明するための図である。 図7は、本発明の好ましい第1実施の形態の変形例のゲートバルブの動作を説明するための図である。 図8は、本発明の好ましい第1実施の形態のゲートバルブの動作を説明するための図である。 図9は、本発明の好ましい第1実施の形態のゲートバルブの閉塞動作を説明するためのフローチャートである。
次に、本発明の好ましい実施の形態を図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1〜図3を参照すれば、本発明の好ましい第1の実施の形態のゲートバルブ1は、弁部10と、弁部10を駆動する駆動部60と、駆動部60を駆動するドライバ80と、ドライバ80を制御する制御部82とを備えている。
弁部10は、弁座20と、弁体40と、底面プレート59と、中継ぎチャンバ50とを備えている。弁座20は、弁座本体21を備えている。弁座本体21の内部には、弁座空間22が設けられている。弁座本体21は互いに対向するフランジ面23、24を備えている。貫通孔11が弁座本体21を貫通して設けられている。貫通孔11は、フランジ面23とフランジ面24とに開口12、13をそれぞれ形成している。貫通孔11は、弁座空間22の上部を貫通して設けられている。貫通孔11は、弁座空間22の上部側壁14に開口15を形成している。開口15の周囲に、後述するOリング42が当接する当接部16が設けられている。
弁座空間22内に弁体40が設けられている。弁体40には、Oリング42が設けられている。Oリング42は弾性シール部材の一例である。図4を参照すれば、弁体40は、両側の端部45、47と、端部45、47の間の中央部49の手前側の凹部48と奥側の凸部46とを備えている。端部45の上面45a、凸部46の上面46a、端部47の上面47a、凹部48の上面48aには連続した溝41が設けられ、溝41には、環状のOリング42が設けられている。Oリング42が弁座20の開口15の周囲の当接部16に押し付けられることによって、弁座20と弁体40との間がシールされる。
弁座本体21の底面21aにはOリング29を介して底面プレート59が取り付けられている。底面プレート59の下部には中継ぎチャンバ50が底面プレート59と一体になって形成されて設けられている。弁体40の下部40aには軸44が取り付けられている。底面プレート59の中央部には、貫通孔59aが設けられている。貫通孔59aを介して弁座空間22と中継ぎチャンバ50内の空間51が連通している。軸44は貫通孔59aを貫通して設けられている。
中継ぎチャンバ50内の空間51にベローズ52が設けられている。ベローズ52の上端は取り付け部材53の下面53aに固定されている。取り付け部材53の上面53bは、中継ぎチャンバ50内の空間51に露出する底面プレート59の下面59bにOリング54を介して取り付けられている。ベローズ52の下端は取り付け部材55の一端部55aに固定されている。取り付け部材55の他端部55bは、軸44の下端部44aにOリング56を介して取り付けられている。ベローズ52によって中継ぎチャンバ50内の空間51は2つの空間57、58に仕切られている。空間57は、貫通孔59aを介して弁座空間22と連通している。空間58は大気雰囲気である。
軸44の下部に軸45が取り付けられている。軸45の下部にネジ軸46が取り付けられている。軸44は空間57内にあり、軸45およびネジ軸46は大気雰囲気内にある。中継ぎチャンバ50の底面プレート61の中央部には貫通孔61aが設けられている。貫通孔61aにはボールスプラインのスプラインナット62が取り付けられている。軸45は、スプライン軸として機能し、このスプラインナット62に組み込まれてボールスプライン63を構成している。
中継ぎチャンバ50の底面プレート61の下部には、駆動部チャンバ65が取り付けられている。駆動部チャンバ65内にはサーボモータ70が設けられている。サーボモータ70は、ステータ71と、ロータ72と、エンコーダ(図示せず)とを備えている。サーボモータ70のステータ71が駆動部チャンバ65の側壁65aに取り付けられている。ステータ71は、例えば、巻線等で構成されている。ステータ71内にロータ72が設けられている。ロータ72は、例えば、永久磁石で構成されている。ロータ72はベアリング(図示せず)を介して駆動部チャンバ65に取り付けられている。
ロータ72の内側には、ボールネジ48のナット47が固定されている。ボールネジ48はナット47とネジ軸46等から構成されている。駆動部チャンバ65の底面プレート側壁65bに端部カバー66が取り付けられている。
制御部82によりドライバ80を制御してサーボモータ70を回転すると、ロータ72が回転し、ロータ72に固定されているナット47が回転する。ナット47が回転すると、ボールネジ48によってナット47の回転運動がネジ軸46の直線運動に変換され、ネジ軸46が上下方向に移動する。ネジ軸46が上下方向に移動すると軸44、ひいては弁体40およびOリング42が上下方向に移動する。弁体40およびOリング42が上方向に移動すると、Oリング42を介して開口15を弁体40が閉じてゲートバルブ1が閉じ(図3参照)、下方向に移動すると、弁体40が開口15よりも下側に移動してゲートバルブ1が開く(図2参照)。
次に、制御部82の制御によりゲートバルブ1を開閉する動作を詳細に説明する。
まず、ゲートバルブ1のフランジ面23側およびフランジ面24側の両側が大気圧未満の圧力のときのゲートバルブ1を開閉する動作を説明する。
(閉塞動作)
図1、図6(A)、図8、図9を参照すれば、制御部82は、ドライバ80を介して、サーボモータ70に速度v11を示す制御信号を送信する。ドライバ80は、この制御信号を受信して、ロータ72を所定の回転量だけ速度v11で回転させるようにサーボモータ70を駆動する(図6(A)、時間T1〜T2間)。ロータ72の回転がボールネジ48によって弁体40の直線運動に変換され、速度v11に対応する速度v21で弁体40が弁座20に向かって移動する(図9、ステップS101)。弁体40は、弁体40が開口15よりも下側に位置してゲートバルブ1が開いた位置Po0(図8参照)から、Oリング42が弁座20の当接部16に当接する直前の所定位置(位置Po1、図8参照)まで移動する(図9、ステップS102)。このように、位置Po0から位置Po1までの間の領域(第1の領域)(時間T1〜T2間)では、位置制御を行う。なお、図8において、横軸は弁座20に対する弁体40の位置を表し、縦軸は、弁体40が弁座20に向かって移動する速度(v)、サーボモータ70にドライバ80から供給する電流値(I)、サーボモータ70が発生するトルク(T)、弁体40がOリング42を介して弁座20に押し付けられる力(F)を表している。
その後、Oリング42が弁座20の当接部16に当接してからは、制御部82は、ドライバ80を介して、サーボモータ70に速度v12を示す制御信号を送信する。ドライバ80は、この制御信号を受信して、ロータ72を、速度v11より小さい速度v12で回転させるようにサーボモータ70を駆動する(図6、時間T3〜T4間)。ロータ72の回転がボールネジ48によって弁体40の直線運動に変換され、速度v12に対応する速度v22(v22<v21)で弁体40が弁座20に向かって移動する(図9、ステップS103)。この際には、サーボモータ70にドライバ80から供給する電流値が所定の値(I1、図8参照)に達して、サーボモータ70が発生するトルクが所定の値(T1、図8参照)になるまで、弁体40が弁座20に向かって移動する(図9、ステップS104)ように制御部82がドライバ80を制御する。弁体40は、Oリング42が弁座20の当接部16に当接する直前の位置またはOリング42が弁座20の当接部16に当接した直後の位置(位置Po1、図8参照)から、サーボモータ70が発生するトルクが所定の値(T1、図8参照)になり、弁体40が一定の力(F1、図8参照)でOリング42を介して弁座20に押し付けられる位置(位置Po2、図8参照)まで移動する。このように、位置Po1から位置Po2までの間の領域(第2の領域)(時間T3〜T4間)では、トルク制御を行う。
その後、サーボモータ70にドライバ80から供給する電流値が当該所定の値(I1、図8参照)を維持して、サーボモータ70が発生するトルクが当該所定の値(T1、図8参照)を維持する(図9、ステップS105)ように、制御部82がドライバ80を制御する。ロータ72の回転がボールネジ48によって弁体40の直線運動に変換されるので、このように、サーボモータ70が発生するトルクが当該所定の値(T1、図8参照)を維持するように、制御部82がドライバ80を制御すると、位置Po2(第3の領域)(図8参照)において、弁体40が一定の力(F1、図8参照)でOリング42を介して弁座20に押し付けられる。このように、弁体40をOリング42を介して弁座20に押し付けることによって、弁体40によって弁座20の開口15をOリング42を介して気密に閉じる。
今、Oリング42が経時劣化して、曲線E’のように、弁体40が一定の力(F1、図8参照)でOリング42を介して弁座20に押し付けられる位置が、位置Po2から、位置Po2’(図8参照)に変化しても、弁体40がOリング42を介して弁座20に押し付けられる力を一定の力(F1、図8参照)としているので、Oリング42によるシール性の劣化を防止または抑制できる。なお、曲線Eは経時劣化前の場合を示している。また、弁体40がOリング42を介して弁座20に押し付けられる力を一定の力(F1、図8参照)とすることにより、真空計を用いてゲートバルブが取り付けられたチャンバ内の真空度を監視しなくても、Oリング42が経時劣化した場合においても、チャンバの真空度を確保することができる。
また、Oリング42が弁座20に接触しない第1の領域では、Oリング42が弁座20に接触する第2の領域より速い速度で、弁体40を移動させているので、ゲートバルブ1の迅速な閉塞動作を実現することができる。
<開放動作>
図1、図6(B)を参照すれば、制御部82は、ドライバ80を介して、サーボモータ70に速度v13を示す制御信号を送信する。ドライバ80は、この制御信号を受信して、ロータ72を所定の回転量だけ速度v13で閉塞動作とは逆方向に回転させるようにサーボモータ70を駆動する(図6(B)、時間T5〜T6間)。ロータ72の回転がボールネジ48によって弁体40の直線運動に変換され、速度v13に対応する速度v23で弁体40が弁座20から遠ざかるように移動する。弁体40は、弁体40が一定の力(F1、図8参照)でOリング42を介して弁座20に押し付けられる位置(位置Po2、図8参照)から、弁体40が開口15よりも下側に位置してゲートバルブ1が開いた位置Po0(図8参照)まで移動する。このように、開放動作では、位置制御を行う。
次に、ゲートバルブ1のフランジ面23側およびフランジ面24側の一方の側が大気圧未満の圧力であり、他方の側が大気圧のときのゲートバルブ1を閉塞する動作を説明する。この場合には、サーボモータ70にドライバ80から供給する電流値が上記所定の値(I1、図8参照)となるようにして、サーボモータ70が発生するトルクが上記所定の値(T1、図8参照)となるように、制御部82がドライバ80を制御するようにする。このようにして、上記位置Po2(図8参照)で、上記一定の力(F1、図8参照)で弁体40がOリング42を介して弁座20に押し付けられるようにした状態で、図3に示すように、駆動部チャンバ65の底面プレート側壁65bに取り付けられた端部カバー66のネジ部66aにストッパ67のネジ部67aをねじ込み、ストッパ67の先端部67bをネジ軸46の下端部46aに当接させて、弁座20に対する弁体40の位置を固定する。固定後、サーボモータ70による弁体40の駆動を停止する。なお、サーボモータ70にドライバ80から供給する電流値が上記所定の値(I1、図8参照)より大きい値となるようにして、サーボモータ70が発生するトルクが上記所定の値(T1、図8参照)より大きい値となるように、制御部82がドライバ80を制御して、上記位置Po2(図8参照)よりもさらに弁座側の位置で、上記一定の力(F1、図8参照)より大きい力で弁体40がOリング42を介して弁座20に押し付けられるようにした状態で、図3に示すように、ストッパ67によって弁座20に対する弁体40の位置を固定してもよい。
ゲートバルブ1のフランジ面23側およびフランジ面24側の一方の側が大気圧未満の圧力であり、他方の側が大気圧のときには、大気側から、大気圧未満の圧力のチャンバを隔離するゲートバルブに、逆圧がかかる。この場合でも、ストッパ67により、弁座20に対する弁体40の位置を所定の位置に固定したままに保つことができる。
(第1の実施の形態の変形例)
図7(A)を参照すれば、閉塞動作は図6(A)等を参照して説明した閉塞動作と基本的に同一である。但し、図7(A)に示すように、時間T2〜T3間を省略して、位置制御の後に直ぐにトルク制御を行うようにしてもよい。
図1、図7(B)を参照すれば、開放動作では、制御部82は、ドライバ80を介して、サーボモータ70に速度v14を示す制御信号を送信する。ドライバ80は、この制御信号を受信して、ロータ72を所定の回転量だけ速度v14で閉塞動作とは逆方向に回転させるようにサーボモータ70を駆動する(図7(B)、時間T7〜T8間)。ロータ72の回転がボールネジ48によって弁体40の直線運動に変換され、速度v14に対応する速度v24で弁体40が弁座20から遠ざかるように移動する。弁体40は、弁体40が一定の力(F1、図8参照)でOリング42を介して弁座20に押し付けられる位置(位置Po2、図8参照)から、Oリング42が弁座20の当接部16から離れる直前の位置またはOリング42が弁座20の当接部16から離れた直後の位置(位置Po1、図8参照)まで、移動する。このように、位置Po2から位置Po1までの間の領域(第2の領域)(時間T7〜T8間)では、位置制御を行う。
その後、Oリング42が弁座20の当接部16から離れてからは、制御部82は、ドライバ80を介して、サーボモータ70に速度v15を示す制御信号を送信する。ドライバ80は、この制御信号を受信して、ロータ72を、速度v14より大きい速度v15で回転させるようにサーボモータ70を駆動する(図7(B)、時間T8〜T9間)。ロータ72の回転がボールネジ48によって弁体40の直線運動に変換され、速度v15に対応する速度v25(v24<v25)で弁体40が弁座20から離れる方向に移動する。弁体40は、Oリング42が弁座20の当接部16から離れた直後の位置(位置Po1、図8参照)から、弁体40が開口15よりも下側に位置してゲートバルブ1が開いた位置Po0(図8参照)まで、移動する。このように、位置Po1から位置Po0までの間の領域(第1の領域)(時間T8〜T9間)では、位置制御を行う。
このように、Oリング42が弁座20の当接部16と接触している第2の領域では、小さい速度v24で弁体40を移動させているので、Oリング42の弁座20からの離脱がスムーズとなり、Oリング42の寿命を長くすることができる。また、Oリング42が弁座20の当接部16と離れてからは、より大きい速度で弁体40を移動させているので、ゲートバルブ1の迅速な開放動作を実現することができる。
(第2の実施の形態)
図5を参照すれば、本実施の形態のゲートバルブ2では、弁座空間22の上部側壁14に設けられた開口15の周囲の上部側壁14にOリング42が当接する当接部16’が設けられている。Oリング42は、弁体40の側面40bに設けられた溝41’内に設けられている。弁体40の側面40bを弁座空間22の上部側壁14側に押し付けることによって、Oリング42が弁座20の開口15の周囲の当接部16’に押し付けられることによって、弁座20と弁体40との間がシールされる。カム機構90が設けられ、軸44に取り付けられた棒91が、カム板92に設けられた貫通孔93に挿入されている。貫通孔93は上部94が上部側壁14に近づくように形成されており、軸44が上昇すると、棒91が貫通孔93にガイドされて上部側壁14側に移動することにより、軸44に取り付けられた弁体40が上部側壁14側に移動して、Oリング42が弁座20の開口15の周囲の当接部16’に押し付けられることによって、弁座20と弁体40との間がシールされる。本実施の形態のゲートバルブ2の他の構成は第1の実施の形態と同様である。本実施の形態のゲートバルブ2の閉塞動作および開放動作は、第1の実施の形態と同じである。
なお、上記第1および第2の実施の形態では、Oリング42を弁体40に設け、弁体40が弁座20側に移動すると、Oリング42が弁座20と接触したが、Oリング42を弁座20に設け、弁体40が弁座20側に移動すると、Oリング42が弁体40と接触する構造のゲートバルブについても本発明は適用できる。
以上、本発明の種々の典型的な実施の形態を説明してきたが、本発明はそれらの実施の形態に限定されない。従って、本発明の範囲は、次の特許請求の範囲によってのみ限定されるものである。
15 開口
20 弁座
40 弁体
42 Oリング
70 サーボモータ
82 制御部

Claims (7)

  1. 開口を有する弁座と、
    前記開口を開閉する弁体と、
    前記弁体および前記弁座の一方に設けられ、前記弁体と前記弁座との間をシールする弾性シール部材と、
    前記弁体を、前記弁体および前記弁座の他方が前記弾性シール部材と離間した第1の領域と、前記弁体および前記弁座の他方が前記弾性シール部材と接触した第2の領域と、前記弁体を前記弾性シール部材を介して前記弁座に押し付けて、前記弁体によって前記弁座の開口を前記弾性シール部材を介して気密に閉じる第3の領域との間で移動させる弁体移動押し付け手段と、
    前記弁体を、前記第1の領域と、前記第2の領域と、前記第3の領域との間で移動させ、前記第3の領域では、一定の力で前記弁体を前記弾性シール部材を介して前記弁座に押し付けるように前記弁体移動押し付け手段を制御する制御手段と、
    を備えるバルブ。
  2. 前記弁体移動押し付け手段は、モータと、前記モータの回転運動を直線運動に変換する変換手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記第3の領域では前記モータが発生するトルクを一定に保つように前記モータを制御することにより、前記一定の力で前記弁体を前記弾性シール部材を介して前記弁座に押し付けるように前記弁体移動押し付け手段を制御する請求項1記載のバルブ。
  3. 前記制御手段は、前記第3の領域では前記モータに供給する電流を一定に保つように前記モータを制御することにより、前記一定の力で前記弁体を前記弾性シール部材を介して前記弁座に押し付けるように前記弁体移動押し付け手段を制御する請求項1記載のバルブ。
  4. 前記制御手段は、前記バルブを閉じる際には、前記第1の領域において前記弁体を前記弁座に近づける第1の速度が、前記第2の領域において前記弁体を前記弁座に近づける第2の速度よりも大きくなるように前記弁体移動押し付け手段を制御する請求項1〜3のいずれか1項に記載のバルブ。
  5. 前記制御手段は、前記バルブを開く際には、前記第1の領域において前記弁体を前記弁座から遠ざける第3の速度が、前記第2の領域において前記弁体を前記弁座から遠ざける第4の速度よりも大きくなるように前記弁体移動押し付け手段を制御する請求項1〜4のいずれか1項に記載のバルブ。
  6. 前記制御手段は、前記第1の領域では、前記弁体の前記弁座に対する位置を制御して、前記弁体を移動させる請求項1〜5のいずれか1項に記載のバルブ。
  7. 前記一定の力または前記一定の力よりも大きい力で前記弁体を前記弾性シール部材を介して前記弁座に押し付けるように前記弁体を前記弁座に対して固定する固定手段をさらに備える請求項1〜6のいずれか1項に記載のバルブ。
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