JP2015085469A - 産業用ロボットの関節構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来の関節構造では、アームの動きに伴ってパワーケーブルが摩耗する恐れがあった。
【解決手段】減速機47の中空部47a内に第1アーム40から第2アーム50へ電流を送るパワーケーブルPC3を配置する。パワーケーブルPC3は、各端部を第1中継端子部80、第2中継端子部96に接続し、第3回転軸心J3と同軸に配置する。第1中継端子部80は、可動ブロック82に設けられている。可動ブロック82は、第1アーム40が旋回した時に、パワーケーブルPC3の中空部47aにおける第3回転軸心J3上で、第1中継端子部80が移動することを許容する。このように構成することでパワーケーブルPC3の破損を抑制することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は産業用ロボットの関節構造に関する。
産業用ロボットにおいて、アーム内の中空減速機の中空穴に溶接ケーブルを配線する例が、特許文献1で公知である。この従来例を図9を参照して説明する。図9に示すように、産業用ロボットである溶接ロボットの固定側アーム200と可動側アーム202間に設けられた中空減速機204に溶接ケーブル208が配線されている。可動側アーム202は、可動側アーム202に設けられた図示しない駆動モータの出力が前記中空減速機204により減速されて中空減速機204の軸心Oの周りで回転する。
前記中空減速機204の中空部206には、固定側アーム200内に配置された溶接ケーブル208が挿通されている。溶接ケーブル208の両端は、固定側アーム200の壁部に設けられた接続端子203及び可動側アーム202の各壁部に設けられた端子205に接続されている。このように溶接ケーブル208は、中空減速機204の中空部206に挿通された部位と、前記部位からそれぞれ固定側アーム200の壁部に設けられた接続端子203及び可動側アーム202の各壁部に設けられた端子205に接続される部位とにより、コ字状に屈曲されている。
特開2011−161571号公報
ところで、可動側アーム202が回転(旋回)すると、コ字状に屈曲された溶接ケーブル208には、ねじれと曲げにより、局所的に負荷が集中することになる。このため、溶接ケーブル208の屈曲部分208a,208bは、前記負荷集中を解除する方向に動こうとする。しかし、屈曲部分208a,208bの動きは予測しにくく、溶接ケーブル208に無理な負荷がかかったり、周辺の部材と干渉して、その部分で摩耗、或いは断線等の損傷が生ずる虞がある。
上記の従来例は、溶接ロボットの例で説明したが、溶接ロボット以外の他の産業用ロボットにおいても、同様な問題がある。例えば、固定側アームと可動側アーム間に形成された中空部に管を挿通させて固定側アームから可動側アーム側へガス等の物体を送給する産業用ロボットにおいても、可動側アームを回転させたときに、前記管に同様の損傷する虞がある。
本発明の目的は、固定側アームと可動側アーム間に設けられた中空部に配置されている送給体の負荷を軽減し、送給体の破損を抑制できる産業用ロボットの関節構造を提供することにある。
上記問題点を解決するために、本発明の産業用ロボットの関節構造は、固定側アームと、前記固定側アームに対して回転軸心の周りで回転自在に設けられた可動側アームと、前記可動側アームと前記固定側アーム間に設けられるとともに前記回転軸心と同軸に配置された中空部と、前記中空部内に挿通されるとともに、各端部が前記固定側アーム及び前記可動側アーム内にそれぞれ配置されて、前記固定側アームから前記可動側アームへ物を送る可撓性の送給体と、前記固定側アームと前記可動側アームにそれぞれ設けられるとともに前記送給体の各端部が取り付けられて、前記送給体を前記中空部と同軸に配置する一対の端部連結部を備え、前記一対の端部連結部のうち、少なくとも一方の端部連結部は、前記可動側アームの回転時に、前記送給体の前記中空部における軸線上で前記少なくとも一方の端部連結部が移動することを許容する可動機構に設けられているものである。
また、前記中空部の軸線上において、前記送給体が直線状に配置されていることが好ましい。
また、前記可動側アームが前記固定側アームに対して中空減速機を介して回転自在に連結されており、前記中空部が、前記中空減速機が有する中空としてもよい。
また、前記物が電流であり、前記送給体がケーブルとしてもよい。
また、前記端部連結部は、圧着端子を含み、前記可動機構は、前記少なくとも一方の端部連結部を前記中空部の軸線に対して平行に往復移動自在にするものであることが好ましい。
本発明によれば、固定側アームと可動側アーム間に設けられた中空部に配置されている送給体の負荷を軽減し、送給体の破損を抑制できる。
一実施形態の多関節形ロボットの側面図。 一実施形態の関節構造の断面図。 図2とは反対側からみた関節構造の断面図。 要部拡大断面図。 可動機構の正面図。 可動機構の斜視図。 他の実施形態の可動機構の正面図。 他の実施形態の可動機構の斜視図。 従来例の関節構造の要部断面図。
(第1実施形態の構成)
以下、本発明を、7自由度を有するアーク溶接ロボットの関節構造に具体化した一実施形態を図1〜図6を参照して説明する。
図1に示すように、マニピュレータ10の旋回台30は、基台20に対して第1回転軸心J1の周りに旋回可能に設けられている。前記旋回台30には前記第1回転軸心J1と直交する面内の第2回転軸心J2の周りに第1アーム40が回動可能に設けられている。また、前記第1アーム40の先端部には、前記第2回転軸心J2と直交する第3回転軸心J3の周りに第2アーム50が旋回可能に設けられている。本実施形態では第1アーム40を固定側アームの一例としている。また、第2アーム50を可動側アームの一例としている。
さらに、第2アーム50の先端部に、第3回転軸心J3と直交する面内の第4回転軸心J4の周りに第3アーム60が回動可能に設けられている。また、前記第3アーム60の先端部には手首組立体70が取り付けられている。
前記手首組立体70は、第3アーム60の先端部に対して、第4回転軸心J4と直交する第5回転軸心J5の周りで回動可能に設けられた胴体72と、胴体72の先端部に対して第5回転軸心J5と直交する第6回転軸心J6の周りで回転可能に設けられた揺動体74を備えている。また、手首組立体70は、揺動体74の先端に対して第6回転軸心J6と直交する第7回転軸心J7の周りで回転可能に設けられた回転体76を備えている。回転体76には作業ツールとしての溶接トーチ78が取り付けられている。マニピュレータ10の第1回転軸心J1乃至第7回転軸心J7には、減速機を介したモータが設けられていて、図示しないロボット制御装置からの指令(制御信号)を入力して駆動される。
次に第1アーム40と第2アーム50の関節構造を図2〜図6を参照して説明する。
図2、図3に示すように第1アーム40の先端部には、収納部41が形成されている。収納部41は、底壁45、第1アーム40の底壁45から先端へ延びる周壁42、及び先端壁43により図2において横側方、上方及び一部の下方域が囲まれることにより形成されている。
図3、図4に示すように先端壁43には、第3回転軸心J3と同軸の断面円形の貫通孔43aが形成されている。また、図3、図4に示すように先端壁43の上面には板状のアダプタ34が固定されている。図4に示すようにアダプタ34の中央には下方に突出した段部35が、先端壁43に設けられた貫通孔43aに嵌合されている。段部35には、円形の透孔35aが形成されている。
図2、図3及び図4に示すようにアダプタ34上面には、減速機47が配置されている。減速機47は、図示はしないが最内周側に高速軸、中間部に前記高速軸に噛合した低速軸、及び最外周側に前記低速軸に噛合した枠からなる。
図4に示すように高速軸の上端からは、中空部47aと同軸(すなわち、第3回転軸心J3と同軸)の円筒部49が突出されている。図2に示すように円筒部49の外周には歯車49aが固定されている。
図3に示すように、歯車49aは、第2アーム50に設けられた図示しない駆動モータの出力軸32に設けられた歯車33と噛み合いしている。前記低速軸は、アダプタ34に固定されている。また、前記枠は第2アーム50の下面に固定された減速機ケース36に固定されている。そして、前記駆動モータの駆動により、減速機47の減速比に従って第2アーム50が第3回転軸心J3の周りで回転(旋回)する。
図4に示すように減速機47の円筒部49及び高速軸には、第3回転軸心J3と同軸であって、最小径部位が段部35の透孔35aと略同径の中空部47aが形成されている。減速機47は中空減速機の一例である。
図2に示すように、第2アーム50の基端部には、収納部51が設けられている。収納部51は、底壁52、底壁52から上方へ立設された周壁53、及び上壁54により囲まれて形成されている。図2に示すように前記収納部51において、第2アーム50の上壁54、周壁53には、開口51aが設けられている。開口51aは、周縁部に対してビス等の取付手段により取付けされたカバー51bにより覆われている。なお、図3では、カバー51bの図示は省略されている。
図4に示すように収納部51の底壁52には、透孔52aが形成されていて、前記透孔52aには減速機ケース36の上面から上方へ突出した段部55が嵌合されている。図4に示すように減速機ケース36の段部55には、アダプタ34の段部35の透孔35aと同径、かつ同軸(すなわち、第3回転軸心J3と同軸)に配置された円形をなす透孔55aが形成されている。
図4に示すように、透孔55aには、円筒状の外筒体56が第3回転軸心J3と同軸となるように貫通されている。外筒体56は、その外径が透孔55aの内径と略同一に設定されるとともに、その下端がアダプタ34の段部35の透孔35a内に位置するように延出されている。
また、外筒体56の材質は限定するものではなく、例えば合成樹脂、或いは金属製のいずれであってもよい。外筒体56の上端には外向きフランジ56aが形成されている。外筒体56の外向きフランジ56aは、ボルト57により段部55上面に取付け固定されている。
図4に示すように、外筒体56内には円筒状の内筒体58が第3回転軸心J3と同軸となるように挿通されている。内筒体58の上端には外向きフランジ58aが形成されている。内筒体58の外向きフランジ58aは、前記ボルト57によりフランジ56aの上面に対して重なり合って段部55上面に取付け固定されている。図4に示すように、外向きフランジ58aには、複数の透孔58bが所定の間隔をおいて形成されている。透孔58bには、制御信号ケーブルC2が挿通されている。
内筒体58の外径は、外筒体56の内径よりも小径に形成されている。上記のようにして外筒体56に対して内筒体58が挿通されていることにより、両筒体は2重円筒状に配置されており、断面視した場合、リング状の間隙を有して、制御信号ケーブルC2が挿通可能されている。また、内筒体58の下端は、段部35の透孔35a内に位置するように延出されている。
内筒体58は、少なくとも一部(例えば内周面全体)が電磁波シールド材からなる。電磁波シールド材は、導電性を有する材(例えば、金属)、或いはメッシュ金属等を挙げることができる。なお、内筒体58の全体を電磁波シールド材にて形成してもよい。
図4に示すように、前記フランジ58a上面には、リング状のスペーサ59が、前記ボルト57により、外筒体56、内筒体58の両フランジ56a,58aとともに、段部55に対して共締めされて固定されている。
図4に示すようにスペーサ59の内周面には周回する係止段部59aが形成され、係止段部59aには、ケーブルホルダ61が外周面に突出したフランジ62にて係止されている。前記フランジ62には、リング状のホルダ押さえ63が係止されている。ホルダ押さえ63は、スペーサ59に対して螺着されたボルト64により締め付け固定されている。
前記ケーブルホルダ61は、エラストマー、合成ゴム、天然ゴム等の弾性部材から形成されている。図4に示すようにケーブルホルダ61は、第3回転軸心J3と同軸に配置されたパワーケーブル貫通用の大径の貫通孔65と、貫通孔65の周囲において相互に離間配置された複数個のホルダ孔66を有する。各ホルダ孔66は、前記透孔58bと相対するように配置されている。
また、図4に示すように、アダプタ34の段部35下面には、リング状のスペーサ69が、ボルト67により締め付け固定されている。スペーサ69の内周面には周回する係止段部69aが形成され、係止段部69aには、ケーブルホルダ71が外周面に突出したフランジ72にて係止されている。ケーブルホルダ71は、その下面周縁に当接したリング状のホルダ押さえ73が、スペーサ69に対して螺着されたボルト73aにより締め付けられることにより、スペーサ69に対して固定されている。
前記ケーブルホルダ71は、エラストマー、合成ゴム、天然ゴム等の弾性部材から形成されている。図4に示すようにケーブルホルダ71は、第3回転軸心J3と同軸に配置されたパワーケーブル貫通用の大径の貫通孔75と、貫通孔75の周囲において相互に離間配置された複数個のホルダ孔77を有する。ホルダ孔77の数は、ケーブルホルダ61のホルダ孔66と同数としていることが好ましい。
次に、アーム内のケーブル類の配置について説明する。
図2に示すように第1アーム40の周壁42外面、及び第2アーム50の周壁53外面には、外配されたパワーケーブルPC1を内配されたパワーケーブルPC2に中継するための電力端子部90と、外配されたパワーケーブルPC5を内配されたパワーケーブルPC4に中継するための電力端子部91とがそれぞれ設けられている。図2に示すようにパワーケーブルPC2は、その一端が前記電力端子部90に接続されるとともに他端が底壁45に設けられた第1中継端子部80に接続されている。第1中継端子部80は、端部連結部の一例である。なお、パワーケーブルPC1及びPC2は、電力端子部90で中継接続する代わりに1つのケーブルとして配置してもよい。同様に、パワーケーブルPC4及びPC5もまた、電力端子部91で中継接続する代わりに一つのケーブルとして配置してもよい。
図5、図6に示すように第1中継端子部80は、底壁45に対して一対のボルト81により取付けられた可動ブロック82に設けられている。前記可動ブロック82は絶縁材より形成され、中央の突部82aと突部82aよりも低い一対の肩部82bにより凸状に形成され、幅方向の各端が底壁45に取り付けられたボルト81に対して上下移動自在に貫通されている。
すなわち、可動ブロック82は、肩部82bがボルト81のヘッドに規制される位置を最上位置とし、可動ブロック82が底壁45上に接した位置を最下位置とした両位置間を中空部47aの軸線(第3回転軸心J3)に対して平行に往復移動自在に設けられている。図5に示すようにこの両位置間は、ストロークS分の長さを有する。なお、ストロークSの長さは、後述するパワーケーブルPC3が第3回転軸心J3の周りで回転したときに、パワーケーブルPC3によって可動ブロック82が上動を許容する長さ以上あればよい。前記ボルト81及び可動ブロック82により可動機構が構成されている。本実施形態の可動機構の例は一例である。
図5に示すように、突部82aには、上下方向及び可動ブロック82の長手方向にそれぞれ直交する貫通孔82cが形成されている。貫通孔82cには、金属等の導電性を有する柱状の取付部材83が固定されている。図5に示すように取付部材83の両端は、貫通孔82cから外部に突出している。取付部材83の両端面には、それぞれ一対の圧着端子84,85が取付部材83を貫通したボルト86及び前記ボルト86に螺合したナット87により取付け固定されている。
圧着端子84,85は、それぞれスリーブ状の胴部84a,85aと胴部84a,85aに一体に設けられた板状の舌部84b,85bを有し、舌部84b,85bが前記ボルト86に取り付けられている。
図5、図6に示すように圧着端子84の胴部84aには、前記パワーケーブルPC2の端部が接続されている。なお、図5では、説明の便宜上、圧着端子84の胴部は真上に向かって配置したところを図示しているが、使用上は、図2及び図6に示すように電力端子部90に向かうように横向き、或いは斜め上方横向きに使用することが好ましい。
一方、圧着端子85は、胴部85aが上方に向かうように舌部85bが前記ボルト86に取付け固定されている。圧着端子85の胴部85aにはパワーケーブルPC3の下端が接続されている。
図2、図3に示すように前記パワーケーブルPC3は、内筒体58に挿通されている。パワーケーブルPC3の上端は、第2アーム50の収納部51において、上壁54に固定された第2中継端子部96に接続されている。第2中継端子部96は、端部連結部の一例である。図2、図3に示すように第2中継端子部96は、上壁54に取付け固定された絶縁ブロック97を有する。
絶縁ブロック97には、図示しない貫通孔が形成され、前記貫通孔には図2、図3に示すように金属等の導電性を有する柱状の取付部材98が固定されている。絶縁ブロック97に固定された取付部材98は、その両端が前記貫通孔から外部に突出している。取付部材98の両端面には、図2、図3に示すようにそれぞれ一対の圧着端子99,100が取付部材98を貫通したボルト101及び前記ボルト101に螺合したナット102により取付け固定されている。
圧着端子99,100は、それぞれスリーブ状の胴部99a,100aと胴部99a,100aに一体に設けられた板状の舌部99b,100bを有し、舌部99b,100bが前記ボルト101に取り付けられている。
図2、図3に示すように圧着端子99の胴部99aには、前記パワーケーブルPC3の端部が接続されている。パワーケーブルPC3は、上記のように第1中継端子部80と第2中継端子部96とにより各端部が接続されることにより、図2、図3に示すように、内筒体58内を直線状になって挿通されている。また、パワーケーブルPC3は、第1中継端子部80と第2中継端子部96とにより各端部が接続されることにより、その軸心が第3回転軸心J3に一致するように配置されている。また、パワーケーブルPC3は、より線で構成されて可撓性を有するとともに、より線の周囲は可撓性の絶縁材で被覆されている。また、パワーケーブルPC3は、より線で構成されているため、第3回転軸心J3の周りのねじりが許容される。なお、パワーケーブルPC3は、可撓性の送給体の一例であり、物としての一例である電流を送給するものである。
図2、図3に示すように圧着端子100は、胴部100aが電力端子部91側に向くように舌部100bが前記ボルト101に取付け固定されている。図2、図3に示すように圧着端子100の胴部100aには、一端が電力端子部91に接続されたパワーケーブルPC4の他端が接続されている。
また、図2に示すように第1アーム40の周壁42外面、及び第2アーム50における収納部51の周壁53内面には、信号端子ボックス92、93がそれぞれ設けられている。前記信号端子ボックス92、93に対して、収納部41、中空部47a、及び収納部51内に配置した複数の制御信号ケーブルC2が、互いに分離してかつ各端が接続されている。なお、図3では説明の便宜上、制御信号ケーブルC2の図示は省略されている。
図2及び図4に示すように、前記各制御信号ケーブルC2は、ケーブルホルダ71のホルダ孔77、外筒体56と内筒体58間の間隙、透孔58b及びケーブルホルダ61のホルダ孔66に挿通されている。
前記制御信号ケーブルC2は、ホルダ孔66及びホルダ孔77に挿通されることにより、図4に示すように外筒体56、内筒体58間の間隙に挿通する部位において収納部51側及び収納部41が保持されて、すなわち、位置の変動が抑制されている。
そして、図2に示すように制御信号ケーブルC2は、収納部41内に位置する部位、外筒体56、内筒体58間の間隙に挿通する部位及び収納部51内に位置する部位により、第2アーム50が旋回原点位置に位置している際にコ字状に配置される。
図1に示すように、旋回台30及び第1アーム40にはパワーケーブルPC1が外配されている。パワーケーブルPC1の各端は、図1に示すように、旋回台30の外面に設けられた電力端子部94及び第1アーム40の前記電力端子部90に対してそれぞれ取り外し可能に接続されている。
前記電力端子部94は、電源装置に接続されたパワーケーブル(ともに図示しない)が接続されている。
また、図1に示すように、第2アーム50及び第3アーム60にはパワーケーブルPC5が外配されている。パワーケーブルPC5は、一端が前記電力端子部91に接続されるとともに、他端が図示しない接続用のパワーケーブルに接続されて前記溶接トーチ78に電力を供給する。なお、前述したパワーケーブルPC1、PC2、PC4、PC5は、より線で構成され、周囲は絶縁材で被覆されている。
また、図1に示すように、旋回台30及び第1アーム40には、各種の制御信号を送信するための複数本の制御信号ケーブルが束ねられた状態で、可撓性、或いは弾性を有するチューブT1内に挿通されて外配されている。
図1に示すように旋回台30の周壁内には図示しない中継用の信号端子ボックスが設けられているとともに図示しないロボット制御装置からの制御信号送出用の制御信号ケーブルが接続されている。そして、図示しない同信号端子ボックスに対して前記周壁の図示しない開口を介して、チューブT1内の複数の制御信号ケーブルC1(図2参照)の一端が接続されている。また、前記チューブT1は、図2に示すように、第1アーム40の収納部41において、下部壁44が省略された開口46に導入されている。そして、前記信号端子ボックス92に対して、チューブT1内の各制御信号ケーブルC1の一端が取り外し可能に接続されている。
図1に示すように、第2アーム50及び第3アーム60には、各種の制御信号を送信するための複数本の制御信号ケーブルC3(図2参照)が束ねられた状態で、可撓性、或いは弾性を有するチューブT2内に挿通されて外配されている。また、前記チューブT2は、図2に示すように、第2アーム50の収納部51において、上壁54が省略された開口54aに導入されている。そして、前記信号端子ボックス93に対して、チューブT2内の各制御信号ケーブルC2の一端が取り外し可能に接続されている。
また、前記チューブT2は、図1に示すように、第3アーム60の周壁に設けられた図示しない開口に導入され、該開口内に設けられた図示しない信号端子ボックスに対して、チューブT2内の各制御信号ケーブルC2の他端が取り外し可能に接続されている。前記各制御信号ケーブルにより、マニピュレータ10の各関節部に設けられた駆動モータ等の制御対象に対して図示しないロボット制御装置から制御信号が送られる。
(実施形態の作用)
さて、上記のように構成された溶接ロボットの関節構造の作用を説明する。
図2は第1アーム40に対して第2アーム50が、旋回原点位置に位置している状態を示している。この状態で、前記旋回原点位置から、第1アーム40に対して第2アーム50が、第3回転軸心J3の周りでいずれか一方の方向へ旋回すると、第3回転軸心J3と同軸に配置されたパワーケーブルPC3も同軸の周りでねじられる。このねじりにより、パワーケーブルPC3の端部が引っ張られて、この引っ張りにより、第1中継端子部80の可動ブロック82が上動する。また、上記のようにパワーケーブルPC3が一旦ねじられた状態で、前記第1アーム40に対して第2アーム50が、第3回転軸心J3の周りで逆方向に旋回して、旋回原点位置まで達すると、第3回転軸心J3と同軸に配置されたパワーケーブルPC3も同軸の周りで前記とは反対方向にねじられる。この反対方向のねじりにより、パワーケーブルPC3の端部へ対する引っ張りが解除されて、第1中継端子部80の可動ブロック82が図2の最下位置まで下動する。
さて、本実施形態によれば、以下のような特徴がある。
(1)本実施形態のアーク溶接ロボットの関節構造は、第1アーム40(固定側アーム)と、第1アーム40に対して第3回転軸心J3(回転軸心)の周りで回転自在に設けられた第2アーム50(可動側アーム)を有する。また、第1アーム40と第2アーム50間に設けられるとともに第3回転軸心J3と同軸に配置された中空部47aを有する。また、溶接ロボットの関節構造は、第1アーム40から第2アーム50へ電流(物)を送るパワーケーブルPC3(可撓性の送給体)が中空部47a内に挿通されるとともに、その各端部が第1アーム40及び第2アーム50内にそれぞれ配置されている。また、アーク溶接ロボットの関節構造は、パワーケーブルPC3の各端部が取り付けられて、パワーケーブルPC3を中空部47aと同軸に配置する第1中継端子部80、第2中継端子部96(端部連結部)を有する。また、溶接ロボットの関節構造の第1中継端子部80は、第1アーム40が旋回(回転)した時に、パワーケーブルPC3の中空部47aにおける軸線(第3回転軸心J3)上の第1中継端子部80が移動することを許容するボルト81及び可動ブロック82(可動機構)に設けられている。
上記構成により、パワーケーブルPC3の下端に設けられた可動ブロック82は、第2アーム50が第1アーム40に対して旋回した場合、パワーケーブルPC3のねじりによる端部の動きに追従して動作できる。この結果、従来と異なりパワーケーブルに負荷がかかることによる破損を抑制できるとともに、安全性、及びケーブルの寿命の向上が可能となる。また、本実施形態の構成によって、パワーケーブルPC3の挙動を制限できるため、パワーケーブルPC3の想定外の動作による周辺部材との干渉、負荷、或いは摩擦の発生がなくなるため、安全性及び寿命の向上ができる。
(2)本実施形態では、中空部47aの軸線(第3回転軸心J3)上において、パワーケーブルPC3(送給体)が直線状に配置されている。この結果、パワーケーブルPC3全体が第3回転軸心J3の周りでねじられることにより、パワーケーブルPC3の挙動をより一層制限することができる。
(3)本実施形態では、第2アーム50(可動側アーム)が第1アーム40(固定側アーム)に対して減速機47(中空減速機)を介して回転自在に連結されている。また、中空部47aが、減速機47の中空としている。この結果、中空減速機の中空部47aを利用して、パワーケーブルPC3を第3回転軸心J3と同軸に配置して、上記(1)の構成にすることにより、上記(1)の効果を実現できる。
(4)本実施形態では、送給体をパワーケーブルPC3とし、パワーケーブルPC3により、物としての電流を送給するようにしている。この結果、特に本発明をアーク溶接ロボットやスポット溶接ロボットの関節構造に適用した場合において、上記(1)の効果を容易に実現できる。
(5)本実施形態では、第1中継端子部80、第2中継端子部96(端部連結部)は、圧着端子を含む。また、ボルト81及び可動ブロック82(可動機構)は、第1中継端子部80(端部連結部)を中空部47aの軸線(第3回転軸心J3)に対して平行に往復移動自在にしている。この結果、上記(1)の効果を容易に実現できる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態を図7及び図8を参照して説明する。なお、第1実施形態の構成と同一または相当する構成については同一符号を付してその詳細な説明を省略する。
本実施形態では、可動機構の構成が第1実施形態と異なっている。
図7、図8に示すように、可動機構150は底壁45に固定されるとともに両端に一対のガイド孔152を有するガイド部材154を備える。可動機構150は、各ガイド孔152をスライドする軸156に下端が軸着された一対のリンク158と、各リンク158の上端間を連結した可動軸160を有する。また、ガイド部材154の長手方向の中間部には、固定軸164が貫通されている。固定軸164の両端には、前記各リンク158の中間部に一端が回転自在に連結されたリンク162が回動自在に連結されている。
図7、図8に示すように前記固定軸164の一端には、パワーケーブルPC2の一端を圧着した圧着端子84の舌部84bが固定されている。
また、前記パワーケーブルPC3の下端に接続された圧着端子85の舌部85bは可動軸16に回動自在に連結されている。この連結により、圧着端子85は、第2中継端子部96と協働してパワーケーブルPC3を第3回転軸心J3と同軸に配置している。また、可動機構150により、前記圧着端子85を第3回転軸心J3に沿って上下移動可能にされている。
また、前記ガイド部材154は、絶縁材により形成されている。一方、リンク158、可動軸160、リンク162、固定軸164、軸156は、鉄材等の導電性を有する金属からなる。このため、底壁45との絶縁が確保された状態で、パワーケーブルPC2とパワーケーブルPC3との導通が確保されている。
なお、図7は、可動軸160が最上位置に位置したときの状態を示している。また、第2アーム50が旋回原点位置に位置している(図2参照)ときは、可動軸160が図示しない最下位置に位置する。可動軸160が図示しない最下位置に位置する場合、軸156は、図7に示す実線の位置から二点鎖線で示す位置に位置する。この位置は軸156が可動する場合において、ガイド部材154の最寄りの端面に最近位の位置である。
従って、第2アーム50が第1アーム40に対して旋回した場合、前記可動機構150の可動軸160が、パワーケーブルPC3のねじりによる端部の動きに追従して上下方向に直線的に動作できる。
また、前記実施形態では、説明はしていないが、パワーケーブルPC2は、可動ブロック82に連結されているため、可動ブロック82の上下移動とともに追従して移動する。これに対して、本実施形態では、パワーケーブルPC2は移動することがなく、ねじれの発生するパワーケーブルPC3のみ上下移動させることができる。従って、可動側アームの旋回時において、効率的にパワーケーブルPC3を上下移動させることができる。
なお、本発明の実施形態は以下のように変更してもよい。
・前記各実施形態においては、第1中継端子部80の可動機構を第2中継端子部96にも採用して、両中継端子部において、パワーケーブルPC4の両端部の移動を許容するようにしてもよい。
・或いは、前記各実施形態において、第1中継端子部80の可動機構を省略して、第2中継端子部96に前記可動機構を採用して、第2中継端子部において、パワーケーブルPC4の端部の移動を許容するようにしてもよい。
・前記実施形態の可動ブロック82の形状は凸状にしたが、凸状に限定されるものではなく、例えば、立方体等の他の形状にしてもよい。
・前記実施形態では、ケーブルホルダ61,71に設けられた複数のホルダ孔66,77の径については、説明していないが、複数のホルダ孔は、互いに径が異なるように設けられていてもよく、同径としてもよい。或いは、同径のホルダ孔を複数個設けて一グループとし、このグループとは異なる径を有する複数のホルダ孔を他のグループとして設けるようにしてもよい。
・前記実施形態では、7自由度を有する多関節形ロボットに具体化したが、7自由度に限定されるものではなく、6自由度以下、或いは8自由度以上のロボットに具体化してもよい。
・前記実施形態ではアーク溶接ロボットに具体化したが、アーク溶接ロボット以外に、スポット溶接ロボット、塗装ロボット等の他の産業用ロボットに具体化してもよい。
例えば、塗装ロボットでは、物の一例として塗装のためのガス、或いは塗料を挙げることができる。また、送給体としては、可撓性を有するチューブ、パイプを挙げることができる。
・前記実施形態では、減速機47の中空部47aに送給体を挿通したが、中空部は減速機47の中空部47aに限定されるものではない。例えば、固定側アームに対して可動側アームを回転自在に支持して、その回転中心軸に減速機を設けずに、中空部を有するタイプの産業用ロボットの関節構造に採用してもよい。
10…マニピュレータ、20…基台、30…旋回台、
40…第1アーム(固定側アーム)、
47…減速機、47a…中空部、
50…第2アーム(可動側アーム)、
80…第1中継端子部(端部連結部)、
81…ボルト、82…可動ブロック(ボルト81とともに可動機構を構成する)、
96…第2中継端子部(端部連結部)、
J3…第3回転軸心(回転軸心)
PC3…パワーケーブル(送給体)。

Claims (5)

  1. 固定側アームと、
    前記固定側アームに対して回転軸心の周りで回転自在に設けられた可動側アームと、
    前記可動側アームと前記固定側アーム間に設けられるとともに前記回転軸心と同軸に配置された中空部と、
    前記中空部内に挿通されるとともに、各端部が前記固定側アーム及び前記可動側アーム内にそれぞれ配置されて、前記固定側アームから前記可動側アームへ物を送る可撓性の送給体と、
    前記固定側アームと前記可動側アームにそれぞれ設けられるとともに前記送給体の各端部が取り付けられて、前記送給体を前記中空部と同軸に配置する一対の端部連結部を備え、
    前記一対の端部連結部のうち、少なくとも一方の端部連結部は、前記可動側アームの回転時に、前記送給体の前記中空部における軸線上で前記少なくとも一方の端部連結部が移動することを許容する可動機構に設けられている産業用ロボットの関節構造。
  2. 前記中空部の軸線上において、前記送給体が直線状に配置されている請求項1に記載の産業用ロボットの関節構造。
  3. 前記可動側アームが前記固定側アームに対して中空減速機を介して回転自在に連結されており、
    前記中空部が、前記中空減速機が有する中空である請求項1または請求項2に記載の産業用ロボットの関節構造。
  4. 前記物が電流であり、前記送給体がケーブルである請求項1乃至請求項3のうちいずれか1項に記載の産業用ロボットの関節構造。
  5. 前記端部連結部は、圧着端子を含み、
    前記可動機構は、前記少なくとも一方の端部連結部を前記中空部の軸線に対して平行に移動自在にするものである請求項4に記載の産業用ロボットの関節構造。
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