JP2015084195A - 入院患者のバイタル情報システム - Google Patents
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Abstract
【課題】複数の入院患者のバイタルを医療従事者間で容易に把握、及び共有することができるバイタル情報システム、及びその表示方法を提供する。
【解決手段】入院患者のバイタル情報を入力する端末機器61、71と、前記端末機器61.71とネットワーク3を介して通信可能に接続され前記バイタル情報が格納されるサーバー2と、前記サーバー2とネットワーク3を介して通信可能に接続された表示手段51とを備えたバイタル情報システム1において、前記サーバー2は、格納されたバイタル情報から入院患者のリスクレベル、及びリスク程度を自動的に判定するリスク判定手段と、少なくとも入院患者の氏名、前記リスクレベル、及び前記リスク程度を時系列に一覧表示するリスク者一覧表示手段と、判定されたリスクレベル、及びリスク程度によって当該入院患者の背景色または文字色を着色する着色表示手段を備える。
【選択図】図1
【解決手段】入院患者のバイタル情報を入力する端末機器61、71と、前記端末機器61.71とネットワーク3を介して通信可能に接続され前記バイタル情報が格納されるサーバー2と、前記サーバー2とネットワーク3を介して通信可能に接続された表示手段51とを備えたバイタル情報システム1において、前記サーバー2は、格納されたバイタル情報から入院患者のリスクレベル、及びリスク程度を自動的に判定するリスク判定手段と、少なくとも入院患者の氏名、前記リスクレベル、及び前記リスク程度を時系列に一覧表示するリスク者一覧表示手段と、判定されたリスクレベル、及びリスク程度によって当該入院患者の背景色または文字色を着色する着色表示手段を備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、入院患者のバイタル情報、及び経過情報などを一覧化して表示するバイタル情報システムに関する。
従来、病院等の医療現場において、入院患者の健康状態を判断する値として、体温、血圧、または脈拍などのバイタル値が用いられている。近年では、このバイタル値を活用して、複数の入院患者の健康状態を監視するシステムが導入されている。
例えば特許文献1には、計測機器により計測されたバイタル値が、所定の値を超えた際に、アラームを発し、そのアラーム情報をリアルタイムに時系列の履歴データとして一覧表示することで、複数の入院患者の健康状態を監視しやすくしたシステムが開示されている。
しかしながら、実際の医療現場では、医療従事者(主に看護師)が、日に数回入院患者を回り、入院患者から健康状態を聴聞して情報を収集することで、事前にアラーム情報を発するリスクの高い入院患者を予測している。さらに、医療従事者間で健康状態に関する情報や、患者の状態を申し送りすることで当該入院患者の監視を強化している。しかしながら、特許文献1においては、医療従事者が聴聞して得た情報が表示されず、医療従事者間で入院患者のバイタル値以外の情報を共有することができなかった。
本発明はこのような問題に鑑みなされたものであり、複数の入院患者のバイタルを医療従事者間で容易に把握、及び共有することができ、かつ入院患者の健康状態に関する情報を確認できるバイタル情報システムを提供することを目的とする。
このため本発明のバイタル情報システムは、入院患者のバイタル情報を入力する端末機器と、前記端末機器とネットワークを介して通信可能に接続され前記バイタル情報が格納されるサーバーと、前記サーバーとネットワークを介して通信可能に接続された表示手段とを備えたバイタル情報システムにおいて、前記サーバーは、格納されたバイタル情報から入院患者のリスクレベル、及びリスク程度を自動的に判定するリスク判定手段と、少なくとも入院患者の氏名、前記リスクレベル、及び前記リスク程度を一覧表示するリスク者一覧表示手段と、判定されたリスクレベル、及びリスク程度によって着色表示して前記表示手段にリスク者を一覧表示する着色表示手段を有することを第1の特徴とする。
また、前記サーバーが、前記リスクレベル、及びリスク程度を補正できるリスク判定補正手段をさらに備えたことを第2の特徴とする。
さらに、前記サーバーが、リスク者の健康状態を表示させるリスク情報詳細確認手段を備えたことを第3の特徴とする。
以上の構成により本発明は以下の優れた効果を奏する。
(1)バイタル情報から入院患者のリスクレベルを自動判定すると共に、判定結果を判定されたリスクレベル、及びリスク程度によって着色表示してリスク者を一覧表示するため、リスク者を把握しやすい。
(2)判定されたリスクレベルは、補正可能とされているため、バイタル値に異常がなくとも医療従事者の判断によりリスクを再評価して、健康状態の監視が必要な入院患者を一覧表示させることができる。
(3)計測されたバイタル情報から入院患者のリスクを自動的に判定するため、バイタルの異常によるアラームが発生する前に、入院患者への対策を施すことができる。
(1)バイタル情報から入院患者のリスクレベルを自動判定すると共に、判定結果を判定されたリスクレベル、及びリスク程度によって着色表示してリスク者を一覧表示するため、リスク者を把握しやすい。
(2)判定されたリスクレベルは、補正可能とされているため、バイタル値に異常がなくとも医療従事者の判断によりリスクを再評価して、健康状態の監視が必要な入院患者を一覧表示させることができる。
(3)計測されたバイタル情報から入院患者のリスクを自動的に判定するため、バイタルの異常によるアラームが発生する前に、入院患者への対策を施すことができる。
本発明に係るバイタル情報システム1は、図1に示すように、サーバー2と、複数の専用表示モニタ51,52・・・と、入力端末61,62,・・・と、複数の携帯端末71,72,・・・と、携帯端末を無線接続するアクセスポイント4とがLocal Area Network(以下、LANという)等のネットワーク3を介して通信可能に接続されて構成される。尚、本発明でいう医療従事者とは、病院内に勤務する者を指し、医師、薬剤師、看護師、准看護師、理学療法士、作業療法士、及び介護福祉士等の医療者のほか、事務員等を指す。
サーバー2は、DB部21、リスク者状態表示制御部22、及び患者状態情報入力制御部23を有している。DB部21は、患者DB21a、医療従事者DB21b、及びシステムプログラムや処理プログラム等の各種プログラムが記憶されている。患者DB21aは、例えば患者の氏名、生年月日等からなる患者の個人情報と、入退院情報、患者状態情報、リスク情報、患者経過連絡情報、約束指示情報、及び処方箋情報からなる医療情報が記憶されている。医療従事者DB21bは、医療従事者の氏名、ID、及び医療従事者ごとに任意に設定されるパスワードが記憶されている。リスク者状態表示制御部22は、CPU(Central
Processing Unit)等により構成され、DB部21内に記憶されているシステムプログラムや処理プログラム等の各種プログラムを読み出して展開し、展開されたプログラムに従って各種処理を実行する。システムプログラムとしては、リスク者一覧表示機能、リスク情報詳細確認機能、及びリスク判定・修正・登録・取消機能を有する。例えば、リスク者一覧表示機能においては、患者DB21aに記憶された患者情報をシステムプログラムに従い抽出してリスト化し、ネットワーク3を介して専用表示モニタ51,52・・・、PC61,62,・・・、及び携帯端末71,72,・・・に表示させる。また、リスク判定・修正・登録・取消機能においては、患者状態情報入力制御部23により判定された健康リスクの判定結果を修正する。患者状態情報入力制御部23は、携帯端末71,72,・・・により入力されたバイタル情報をアクセスポイント4、及びネットワーク3を介して、患者DB21に記憶させる患者状態情報入力・登録機能と、入力されたバイタル情報に基づき患者の健康リスクを判定するリスク判定機能を有する。
Processing Unit)等により構成され、DB部21内に記憶されているシステムプログラムや処理プログラム等の各種プログラムを読み出して展開し、展開されたプログラムに従って各種処理を実行する。システムプログラムとしては、リスク者一覧表示機能、リスク情報詳細確認機能、及びリスク判定・修正・登録・取消機能を有する。例えば、リスク者一覧表示機能においては、患者DB21aに記憶された患者情報をシステムプログラムに従い抽出してリスト化し、ネットワーク3を介して専用表示モニタ51,52・・・、PC61,62,・・・、及び携帯端末71,72,・・・に表示させる。また、リスク判定・修正・登録・取消機能においては、患者状態情報入力制御部23により判定された健康リスクの判定結果を修正する。患者状態情報入力制御部23は、携帯端末71,72,・・・により入力されたバイタル情報をアクセスポイント4、及びネットワーク3を介して、患者DB21に記憶させる患者状態情報入力・登録機能と、入力されたバイタル情報に基づき患者の健康リスクを判定するリスク判定機能を有する。
ネットワーク3は、病院内に構築された有線ネットワークであるが、例えば無線、もしくはセキュリティの確立されたインターネットでも良く、サーバー2と複数の入力端末61,62・・・、及び複数の携帯端末71,72,・・・を相互に接続可能とするものであれば何れでも使用することができる。アクセスポイント4は、複数の携帯端末71,72,・・・と相互に電波を接続するための無線機である。本実施の形態では、アクセスポイント4を有線でネットワーク3に接続することで複数の携帯端末71,72,・・・の電波の中継を行い、複数の携帯端末71,72,・・・とサーバー2とを相互に接続可能としている。そのため、アクセスポイント4が電波を受信できる一定の範囲において携帯端末が使用可能であり、例えば病院敷地内までを接続可能なエリアとしている。ただし、サーバー2が無線機能を有し、複数の携帯端末71,72,・・・と直接的に接続可能である際には、この限りではない。
専用表示モニタ51,52・・・は、各階のナースステーション、栄養室、リハビリ室、薬剤室、検査室、又は手術室等の医療従事者が執務する各室ごとに設けられ、例えば壁掛け式の大型液晶ディスプレイなどが使用される。専用表示モニタ51,52・・・には、図2に示すように、図2に示すリスク者一覧画面81が常に表示されており、各医療従事者は、リスク者一覧画面81を見て患者の容体を容易に把握することができると共に、情報を共有することが可能となる。
複数の入力端末61,62,・・・は、医療従事者が執務する各室ごとに設置され、ネットワーク3によって接続されたパーソナルコンピューターであり、キーボード、及びマウス等の入力装置を備えている。各室の医療従事者は、入力装置を用いて、サーバー2内の患者DB21a、及び医療従事者DB21bに情報を追加、修正することができる。
携帯端末71,72,・・・は、携帯電話機器、スマートフォン、又はタブレット機器など、電波によりデータの送受信を可能とした携帯小型端末機器である。携帯端末71,72,・・・は、例えばタッチパネルやボタン操作によるデータの入力手段、入力されたデータに対するCPU等の処理手段、データの記憶手段、処理されたデータ等を表示する表示手段などの他に、アクセスポイント4を介してサーバー2と無線通信可能な無線手段が内蔵されている。医療従事者は入院患者のバイタルを計測すると共に、計測したバイタル数値をこの携帯端末に入力して、入院患者のバイタル情報をサーバー2に格納する。図1に示すように、携帯端末71は、無線機能によりアクセスポイント4と無線接続されており、ネットワーク3を介してサーバー2と接続可能とされているため、携帯端末71により送信された情報は、サーバー2へと記録されると共に、サーバー2内の制御部により処理された情報を受信することができる。
本発明に係るバイタル情報システム1は、図2に示すようなリスク者一覧画面81、及び図3に示すようなリスク詳細情報画面82を基幹画面としている。以下、これらの表示画面について説明する。リスク者一覧画面81は、リスク者一覧表示機能によりリスクが発生した入院患者を時系列に一覧表示したもので、複数の専用表示モニタ51,52・・・には常にこのリスク者一覧画面81が表示されている。また、各入力端末61,62,・・・にて、バイタル情報システムを起動させると初期画面として、このリスク者一覧画面81が表示される。リスク者一覧画面81は、抽出条件欄81aと、リスク表示欄81bとから構成されている。抽出条件欄81aは、病棟種類、登録日、リスク名、医療従事者の職種、医師名、病状分類、及びリスクレベルの各項目から条件を選択することで、一覧表示させる内容を変更することができる。抽出条件欄81aで選択された条件は、サーバー2へ送信され、条件を満たす入院患者の情報がリスク者状態表示制御部22により患者DB21a、及び医療従事者DB21bから抽出されて、リスク表示欄81bに表示される。リスク表示欄81bには、患者DB21aから抽出されたリスクの発生日時、リスク名、レベル、第三者による確認をチェックする評価欄、病状分類、部位、程度、及びメモ有無等の医療情報と、カルテNo、患者氏名、生年月日、病棟、及び病室等の患者情報と、医療従事者DB21bから抽出された社員情報とが表示される。
入力端末に表示されたリスク者一覧画面81から、入力端末が備えている入力装置により入院患者を選択操作することで、図3に示すように、入院患者のリスク詳細情報画面82が表示される。
リスク詳細情報画面82は、リスク情報詳細確認機能により、リスク者の健康に関する情報を表示したもので、基本情報欄82a、看護記録欄82b、申し送り入力欄82c、及び申し送り表示覧82dから構成されている。基本情報欄82aは、カルテNo、患者氏名、病棟、病室、リスクの発生日時、リスク名、レベル、病状分類、部種、部位、及び程度など、リスク情報欄81bに表示された項目とほぼ同一の項目が表示される。看護記録欄82bは、看護師が行う看護活動を入力する欄であり、入力された情報は、サーバー2内の患者DB21aに記憶される。申し送り入力欄82cは、看護師間の申し送り事項を入力する欄であり、入力された情報は、画面内の登録ボタンを押操作することで、サーバー2へ送信されてリスク者状態表示制御部22に記憶される。申し送り表示欄82dは、リスク者状態表示制御部22内に記憶されている申し送り事項が一覧表示される。また、基本情報欄82aには、リスク設定欄83が設けられており、リスクレベルを医療従事者の判断により再評価することができる。ここでは、リスクレベルを0〜10の範囲に、リスク程度を低、中、高中、高の4段階に再設定することができる。
リスク詳細情報画面82は、リスク情報詳細確認機能により、リスク者の健康に関する情報を表示したもので、基本情報欄82a、看護記録欄82b、申し送り入力欄82c、及び申し送り表示覧82dから構成されている。基本情報欄82aは、カルテNo、患者氏名、病棟、病室、リスクの発生日時、リスク名、レベル、病状分類、部種、部位、及び程度など、リスク情報欄81bに表示された項目とほぼ同一の項目が表示される。看護記録欄82bは、看護師が行う看護活動を入力する欄であり、入力された情報は、サーバー2内の患者DB21aに記憶される。申し送り入力欄82cは、看護師間の申し送り事項を入力する欄であり、入力された情報は、画面内の登録ボタンを押操作することで、サーバー2へ送信されてリスク者状態表示制御部22に記憶される。申し送り表示欄82dは、リスク者状態表示制御部22内に記憶されている申し送り事項が一覧表示される。また、基本情報欄82aには、リスク設定欄83が設けられており、リスクレベルを医療従事者の判断により再評価することができる。ここでは、リスクレベルを0〜10の範囲に、リスク程度を低、中、高中、高の4段階に再設定することができる。
このように構成されたバイタル情報システム1について、図8を用いて実際の看護業務の流れに沿って説明する。ここでは、医療従事者のうち、看護師が三階で従事するものとして説明する。看護師は、まず携帯端末73を起動(S1)させ、図4に示すログイン画面を表示(S2)させて看護師個人に決められたIDとパスワードを携帯端末73に入力(S3)してシステムへログインする。この際に、入力されたID及びパスワードは、サーバー2へ送信されると共に、サーバー2に格納された医療従事者DB21bと照合される。入力されたID及びパスワードが医療従事者DB21bと適合した場合に、図5に示す患者選択画面が表示(S4)され、不適合の場合には、再度ログイン画面が表示される。図5に示す患者選択画面では、階数を選択するリストボックスと、抽出ボタンが表示されており、リストボックスから看護師が回る階数を選択(S5)し、抽出ボタンをタップ操作することで、選択した階数がサーバー2へ送信される。階数を受信したサーバー2は、患者状態情報入力制御部23により、患者DB21aから受信した階数の入院患者を抽出し、抽出した入院患者の氏名、及び入院室の号数、及びベッド位置からなる入院情報を携帯端末73へ送信し、携帯端末73の画面には、図5に示すように、特定階の入院患者だけを絞り込んで表示(S6)させることができる。バイタルチェックを行う患者名をタップ(S7)し、図6に示すメニュー画面を表示(S8)させる。メニュー画面には、早期検温、バイタルチェック、リスクチェックなどの複数の項目が表示されており、各項目を選択してタップ操作(S9)することで、図7に示すようにバイタル入力画面を携帯端末73に表示(S10)させバイタルの入力(S11)が可能となる。全てのバイタルを入力完了後は、自動的に患者選択画面が表示され、再度患者を選択(S7)してバイタルを入力することができる。看護師が受け持つ全ての入院患者のバイタルを入力した後には、患者選択画面から終了(S12)することができる。
バイタル入力画面では、図7に示すように、体温、血圧、及び脈拍について測定数値を入力することができる。入力方法としては、図7に示すように、加算ボタン、及び減算ボタンが各欄の上下に配置され、タップ操作することで入力するが、例えば数字を選択しての直接入力でも構わない。このバイタル入力画面で入力された数値は、サーバー2内の患者状態情報入力制御部23へネットワーク3を介して送信され、患者状態情報入力制御部23により患者DB21aへ入力時刻と共に記憶される。
この際に、患者状態情報入力制御部23は、患者状態情報入力制御部23内の閾値マスタ(図示せず)に登録されたバイタル値と、携帯端末から送信されたバイタル値を比較し、入院患者の健康状態のリスクレベル、及びリスク程度を判定する。閾値マスタに登録されたバイタル値を表1に示す。
入力されたバイタル値が閾値マスタに登録されたいずれの値も超えていない場合、つまりリスク程度が0の値の場合には、患者状態情報入力制御部23は処理を終了させて、患者DB21aにバイタル値のみを格納する。患者状態情報入力制御部23により判定されたリスク程度が1以上の場合には、患者DB21aにバイタル値が格納されると共に、リスク者一覧画面81の最上部に新規情報として挿入されて表示される。
患者状態情報入力制御部23により判定されたリスクレベル、及びリスク程度が、低、中、高に判定された入院患者は、リスク者一覧表示機能により、図2に示すようにリスク者一覧画面81に表示される。この際に、リスク程度が0または1とで、かつリスクレベルが低い入院患者は、程度欄のみが着色され、リスク程度が2以上、もしくはリスクレベルが中以上の入院患者は入院患者行が着色して表示される。そのため、リスク者一覧画面81に表示された入院患者の中からとくに健康リスクの高い入院患者だけが把握しやすくなる。
入院患者のバイタルを入力した看護師は、ナースステーションに戻り、聴聞して得た詳細情報等を、設置されている入力端末63からリスク詳細情報画面82を開いて申し送り入力欄82cに詳細情報を入力し入力する。また、入力されたバイタル値により判定されたリスクレベルとリスク程度を再度評価するため、リスク設定欄83でリスクレベルとリスク程度を再設定する。入力内容に間違えがないことを確認し、リスク詳細情報画面82内の登録ボタンを押し操作して、入力内容をサーバー2へ送信し、閉じるボタンを押し操作して、入力端末63の表示画面をリスク者一覧画面81に戻す。
尚、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲での種々の変更は勿論可能である。例えば、携帯端末に表示されるメニュー画面は、図6に示した内容以外に入院患者の食事記録、入浴記録、又は内服記録等の記録簿メニューを追加しても良い。また、例えば電子カルテシステムを組み合わせて、電子カルテシステムと患者DB21aを共有するほか、リスク詳細情報画面を電子カルテシステムにおけるカルテ表示画面としても良い。
1 バイタル情報システム
2 サーバー
21 DB部
21a 患者DB
21b 医療従事者DB
22 リスク者状態表示制御部
23 患者状態情報入力制御部
3 ネットワーク
4 アクセスポイント
51,52,・・・ 専用表示モニタ
61,62,・・・ 入力端末
71,72,・・・ 携帯端末
81 リスク者一覧画面
81a 抽出条件欄
81b リスク表示欄
82 リスク詳細情報画面
82a 基本情報欄
82b 看護記録欄
82c 申し送り入力欄
82d 申し送り表示欄
83 リスク設定欄
91 ログイン画面
92 ID
91b パスワード
91c ログインボタン
2 サーバー
21 DB部
21a 患者DB
21b 医療従事者DB
22 リスク者状態表示制御部
23 患者状態情報入力制御部
3 ネットワーク
4 アクセスポイント
51,52,・・・ 専用表示モニタ
61,62,・・・ 入力端末
71,72,・・・ 携帯端末
81 リスク者一覧画面
81a 抽出条件欄
81b リスク表示欄
82 リスク詳細情報画面
82a 基本情報欄
82b 看護記録欄
82c 申し送り入力欄
82d 申し送り表示欄
83 リスク設定欄
91 ログイン画面
92 ID
91b パスワード
91c ログインボタン
Claims (3)
- 入院患者のバイタル情報を入力する端末機器と、
前記端末機器とネットワークを介して通信可能に接続され前記バイタル情報が格納されるサーバーと、
前記サーバーとネットワークを介して通信可能に接続された表示手段とを備えたバイタル情報システムにおいて、
前記サーバーは、格納されたバイタル情報から入院患者のリスクレベル、及びリスク程度を自動的に判定するリスク判定手段と、
少なくとも入院患者の氏名、前記リスクレベル、及び前記リスク程度を時系列に一覧表示するリスク者一覧表示手段と、
判定されたリスクレベル、及びリスク程度によって当該入院患者の背景色または文字色を着色する着色表示手段を有することを特徴とするバイタル情報システム。 - 前記サーバーが、前記リスクレベル、及びリスク程度を補正できるリスク判定補正手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載のバイタル情報システム。
- 前記サーバーが、リスク者の健康状態を表示させるリスク情報詳細確認手段を備えたことを特徴とする請求項1、又は請求項2に記載のバイタル情報システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013222831A JP2015084195A (ja) | 2013-10-26 | 2013-10-26 | 入院患者のバイタル情報システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013222831A JP2015084195A (ja) | 2013-10-26 | 2013-10-26 | 入院患者のバイタル情報システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015084195A true JP2015084195A (ja) | 2015-04-30 |
Family
ID=53047759
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013222831A Pending JP2015084195A (ja) | 2013-10-26 | 2013-10-26 | 入院患者のバイタル情報システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2015084195A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022244213A1 (ja) * | 2021-05-20 | 2022-11-24 | 日本電気株式会社 | テキストデータ生成方法 |
-
2013
- 2013-10-26 JP JP2013222831A patent/JP2015084195A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2022244213A1 (ja) * | 2021-05-20 | 2022-11-24 | 日本電気株式会社 | テキストデータ生成方法 |
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