JP2015084018A - 電気光学装置および電子機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】画素へのデータの書き込み時間を短縮し、画素サイズが小さい画素回路を実現可能とする。
【解決手段】一画素列ごとに第1のデータ線34bと第2のデータ線34aの2本のデータを配置し、例えば、一の画素列において、2行目のスイッチング素子SW[2]と、3行目のスイッチング素子SW[3]のソース電極を、第1の共通コンタクトホールを介して第1のデータ線34bに接続し、4行目のスイッチング素子SW[4]と、5行目のスイッチング素子SW[5]のソース電極を、第2の共通コンタクトホールを介して、第2のデータ線34aに接続する。そして、例えば、走査線32[2]と走査線32[4]に供給する走査信号を同時にアクティブとして、スイッチング素子SW[2]とスイッチング素子SW[4]を同時にオン状態として、第1のデータ線34bと第2のデータ線34aに画像データ信号を供給する。
【選択図】図2
【解決手段】一画素列ごとに第1のデータ線34bと第2のデータ線34aの2本のデータを配置し、例えば、一の画素列において、2行目のスイッチング素子SW[2]と、3行目のスイッチング素子SW[3]のソース電極を、第1の共通コンタクトホールを介して第1のデータ線34bに接続し、4行目のスイッチング素子SW[4]と、5行目のスイッチング素子SW[5]のソース電極を、第2の共通コンタクトホールを介して、第2のデータ線34aに接続する。そして、例えば、走査線32[2]と走査線32[4]に供給する走査信号を同時にアクティブとして、スイッチング素子SW[2]とスイッチング素子SW[4]を同時にオン状態として、第1のデータ線34bと第2のデータ線34aに画像データ信号を供給する。
【選択図】図2
Description
本発明は、例えば液晶装置等の電気光学装置、および該電気光学装置を備えて構成される例えば液晶プロジェクタ等の電子機器の技術分野に関する。
2画素以上の同時書き込みを可能にして、画素へのデータの書き込み時間の短縮化を図った装置としては、上下一対の画素のそれぞれのトランジスタに対する走査信号線を共通化し、上の画素のトランジスタに対する奇数信号線と、下の画素のトランジスタに対する偶数信号線とを設けた装置が提案されている(例えば、特許文献1)。
しかしながら、特許文献1の装置では、走査信号線を共通化しているため、上下一対の画素の同時駆動は可能であるが、それ以外の組み合わせの2画素以上の同時書き込みを行うことはできなかった。また、特許文献1の装置では、画素サイズの縮小化に関しては考慮されていなかった。したがって、画素へのデータの書き込み時間を短くする必要のある3D(立体視)画像を、小さい画素サイズの装置で表示しようとする場合には、特許文献1の装置を適用することはできなかった。
本発明は、例えば上記問題点に鑑みてなされたものであり、画素へのデータの書き込み時間を短縮しつつ、画素サイズが小さい画素回路を実現可能な電気光学装置、電気光学装置の駆動方法、及び該電気光学装置を備えた電子機器を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために本発明の電気光学装置の一態様は、列方向に並設されたM本の走査線と、行方向に並設された2N本のデータ線と、前記走査線および前記データ線の交差に各々対応して設けられたM×N個の画素と、前記画素は、前記走査線を介してゲート電極に印加される走査信号に基づいてオン状態またはオフ状態の一方に制御され、前記データ線を介してソース電極に印加されるデータ信号を前記画素に供給するスッチング素子を備え、前記データ線は、画素列ごとに2本ずつ割り当てられ、前記列方向における一の画素列において、m−1(M>m)行目の前記スイッチング素子と、m(M>m)行目の前記スイッチング素子の前記ソース電極は、第1の共通コンタクトホールを介して第1の前記データ線に接続しており、m+1(M>m)行目の前記スイッチング素子と、m+2(M>m)行目の前記スイッチング素子の前記ソース電極は、第2の共通コンタクトホールを介して、第2の前記データ線に接続していることを特徴とする電気光学装置。
この態様によれば、画像データ信号が供給されるデータ線が、画素列ごとに2本ずつ割り当てられているので、第1のデータ線に接続されているm−1行目のスイッチング素子と、第2のデータ線に接続されているm+1行目のスイッチング素子とを同時にオン状態とする走査信号を走査線に供給し、第1のデータ線と第2のデータ線に画像データ信号を供給することにより、画像データ信号の書き込み時間を短くすることができる。また同様に、第1のデータ線に接続されているm行目のスイッチング素子と、第2のデータ線に接続されているm+1行目のスイッチング素子とを同時にオン状態とする走査信号を走査線に供給し、第1のデータ線と第2のデータ線に画像データ信号を供給することにより、画像データ信号の書き込み時間を短くすることができる。しかも、m−1行目のスイッチング素子と、m行目のスイッチング素子のソース電極が、第1の共通コンタクトホールを介して第1のデータ線に接続し、m+1行目のスイッチング素子と、m+2行目のスイッチング素子のソース電極が、第2の共通コンタクトホールを介して、第2のデータ線に接続しているので、スイッチング素子のサイズを小さくすることができ、結果として画素サイズを小さくすることができる。
上述した電気光学装置の一態様において、前記走査線に前記走査信号を供給する走査線駆動部を備え、前記走査線駆動部は、前記m−1行目の前記スイッチング素子と前記m+1行目の前記スイッチング素子とを同時にオン状態とし、これらのスイッチング素子をオフ状態とした後に、前記m行目の前記スイッチング素子と前記m+2行目の前記スイッチング素子とを同時にオン状態とする前記走査信号を前記走査線に供給するようにしてもよい。この態様によれば、画素に対して画像データ信号の書き込み時間を短くすることができる。
上述した電気光学装置の一態様において、前記走査線に前記走査信号を供給する走査線駆動部を備え、前記走査線駆動部は、前記m−1行目から前記m+2行目までの前記スイッチング素子を同時にオン状態とし、これらのスイッチング素子をオフ状態とした後に、m+3行目の前記スイッチング素子からm+6行目の前記スイッチング素子とを同時にオン状態とする前記走査信号を前記走査線に供給するようにしてもよい。この態様によれば、画素に対して画像データ信号の書き込み時間を短くすることができる。
上述した電気光学装置の一態様において、前記走査線に前記走査信号を供給する走査線駆動部を備え、前記走査線駆動部は、前記m行目の前記スイッチング素子、前記m+2行目の前記スイッチング素子、m+4行目の前記スイッチング素子、およびm+6行目の前記スイッチング素子のオフ状態を維持しつつ、前記m−1行目の前記スイッチング素子と前記m+1行目の前記スイッチング素子を同時にオン状態とし、これらのスイッチング素子をオフ状態とした後に、前記m+3行目の前記スイッチング素子と前記m+5行目の前記スイッチング素子を同時にオン状態とし、その後にこれらのスイッチング素子をオフ状態とする前記走査信号を前記走査線に供給するようにしてもよい。この態様によれば、画素に対して画像データ信号の書き込み時間を短くすることができる。
上述した電気光学装置の一態様において、前記走査線に前記走査信号を供給する走査線駆動部を備え、前記走査線駆動部は、前記m−1行目の前記スイッチング素子、前記m+1行目の前記スイッチング素子、m+3行目の前記スイッチング素子、およびm+5行目の前記スイッチング素子のオフ状態を維持しつつ、前記m行目の前記スイッチング素子と前記m+2行目の前記スイッチング素子を同時にオン状態とし、これらのスイッチング素子をオフ状態とした後に、前記m+4行目の前記スイッチング素子と前記m+6行目の前記スイッチング素子を同時にオン状態とし、その後にこれらのスイッチング素子をオフ状態とする前記走査信号を前記走査線に供給するようにしてもよい。この態様によれば、画素に対して画像データ信号の書き込み時間を短くすることができる。
次に、本発明に係る電子機器は、上述した本発明に係る電気光学装置を備える。そのような電子機器は、液晶ディスプレイ等の表示装置において、高解像度化により、一画素当たりのデータ電圧の書き込み時間が短くなる場合でも、データ電圧の書き込みのための信号線の選択期間の一部に重複期間が生じるので、画素に対してデータ電圧の書き込み時間を十分に確保することができ、画質を向上させることができる。
<第1実施形態>
(電気光学装置の構成)
図1は、本発明の第1実施形態に係る電気光学装置100のブロック図である。電気光学装置100は、電気光学パネル12及び制御回路14を具備する。電気光学パネル12は、複数の画素(画素回路)PIXが配列された画素部30と、各画素PIXを駆動する駆動回路40とを含む。画素部30には、x方向に延在するM本の走査線32と、x方向に交差するy方向に延在するN本のデータ線34aおよびN本のデータ線34bとが形成される(M及びNは自然数)。画素部30内の複数の画素PIXは、走査線32とデータ線34a,34bとの各交差に対応して縦M行×横N列の行列状に配列される。
(電気光学装置の構成)
図1は、本発明の第1実施形態に係る電気光学装置100のブロック図である。電気光学装置100は、電気光学パネル12及び制御回路14を具備する。電気光学パネル12は、複数の画素(画素回路)PIXが配列された画素部30と、各画素PIXを駆動する駆動回路40とを含む。画素部30には、x方向に延在するM本の走査線32と、x方向に交差するy方向に延在するN本のデータ線34aおよびN本のデータ線34bとが形成される(M及びNは自然数)。画素部30内の複数の画素PIXは、走査線32とデータ線34a,34bとの各交差に対応して縦M行×横N列の行列状に配列される。
図2は、各画素PIXの回路図である。図2に示すように、各画素PIXは、液晶素子CLとスイッチング素子SWとを含む。液晶素子CLは、相互に対向する画素電極62及び共通電極64と両電極間の液晶66とで構成された電気光学素子である。画素電極62と共通電極64との間の印加電圧に応じて液晶66の透過率(表示階調)が変化する。スイッチング素子SWは、走査線32にゲートが接続されたNチャネル型の薄膜トランジスターで構成され、液晶素子CLとデータ線34a,34bとの間に介在して両者の電気的な接続(導通/絶縁)を制御する。なお、液晶素子CLに並列に補助容量を接続した構成も採用され得る。また、データ線34a,34bと液晶素子CLとは浮遊容量Caを介して容量結合している。従って、データ線34a,34bの電圧が変化すると、液晶素子CLの印加電圧が変化する。
制御回路14は、電気光学装置100全体を制御し、入力画像データDinに基づいて画像信号Xを生成し、駆動回路40に供給に供給する。また、制御回路14は、駆動回路40に対して各種の制御信号CTLを供給する。
本実施形態では、いわゆる焼き付きを防止するため、液晶素子CLに印加する電圧の極性を所定周期で反転する極性反転駆動を採用する。この例では、データ線34a,34bを介して画素PIXに供給する画像信号Xのレベルを、基準電圧を中心として単位期間ごとに反転する。単位期間は、画素PIXを駆動する動作の1単位となる期間である。この例では、単位期間は垂直走査期間となっている。但し、単位期間は任意に設定することができ、例えば、垂直走査期間の自然数倍であってもよい。
駆動回路40は、各画素PIXの表示階調を制御する画像信号S1[n],S2[n]を各画素PIXに供給する回路であり、走査線駆動回路42とデータ線駆動回路44とを具備する。走査線駆動回路42は、各走査線32に対応する走査信号G[1]〜G[M]の供給で各走査線32を順次に選択する。走査信号G[m](m=1〜M)が所定の選択電位に設定される(すなわち第m行の走査線32が選択される)ことで、第m行の各画素PIXにおけるスイッチング素子SWが同時にオン状態に遷移する。
データ線駆動回路44は、走査線駆動回路42による走査線32の選択に同期して2N本のデータ線34の各々に画像信号S1[1],S2[1]〜S1[N],S2[N]を供給する。各画素PIX(液晶素子CL)は、走査線32の選択時(スイッチング素子SWがオン状態に制御されたとき)にデータ線34a,34bに供給されている画像信号S1[1],S2[1]〜S1[n],S2[n](n=1〜N)の電位に応じた階調を表示する。
(データ線の接続態様)
図3は、一つの画素列におけるスイッチング素子SW、走査線32、およびデータ線34a,34bの接続状態を説明するための図である。図3に示すように、本実施形態においては、一つの画素列に対して、データ線34aとデータ線34bの2本のデータ線を備えている。図3に点線で示すように、一つの画素列において上下に隣接する画素のスイッチング素子SWが共通のデータ線に接続されている。図3の例では、スイッチング素子SW[2]とスイッチング素子SW[3]のソース電極がデータ線34bに接続され、スイッチング素子SW[4]とスイッチング素子SW[5]のソース電極がデータ線34aに接続されている。このように、一つの画素列にデータ線を2本備えることにより、2つ以上の画素に同時にデータを書き込むことが可能になり、一つの画素列にデータ線が1本の構成に比べると、データの書き込み時間を2倍確保できるため、高解像度パネルの駆動に有利となる。
図3は、一つの画素列におけるスイッチング素子SW、走査線32、およびデータ線34a,34bの接続状態を説明するための図である。図3に示すように、本実施形態においては、一つの画素列に対して、データ線34aとデータ線34bの2本のデータ線を備えている。図3に点線で示すように、一つの画素列において上下に隣接する画素のスイッチング素子SWが共通のデータ線に接続されている。図3の例では、スイッチング素子SW[2]とスイッチング素子SW[3]のソース電極がデータ線34bに接続され、スイッチング素子SW[4]とスイッチング素子SW[5]のソース電極がデータ線34aに接続されている。このように、一つの画素列にデータ線を2本備えることにより、2つ以上の画素に同時にデータを書き込むことが可能になり、一つの画素列にデータ線が1本の構成に比べると、データの書き込み時間を2倍確保できるため、高解像度パネルの駆動に有利となる。
(走査線の駆動方式)
(1)通常駆動
次に、本実施形態の電気光学装置100における走査線の駆動方式について詳しく説明する。図4は、通常駆動の場合の走査線のタイミングチャートを示す。図4に示すように、タイミングt1からタイミングt2の期間において、走査信号G2と走査信号G4が同時にアクティブとなり、タイミングt2からタイミングt3の期間において、走査信号G3と走査信号G5が同時にアクティブとなっている。図3に示すように、走査信号G2が供給されるスイッチング素子SW[2]はデータ線34bに接続され、走査信号G4が供給されるスイッチング素子SW[4]はデータ線34aに接続されている。また、走査信号G3が供給されるスイッチング素子SW[3]はデータ線34bに接続され、走査信号G5が供給されるスイッチング素子SW[5]はデータ線34aに接続されている。
(1)通常駆動
次に、本実施形態の電気光学装置100における走査線の駆動方式について詳しく説明する。図4は、通常駆動の場合の走査線のタイミングチャートを示す。図4に示すように、タイミングt1からタイミングt2の期間において、走査信号G2と走査信号G4が同時にアクティブとなり、タイミングt2からタイミングt3の期間において、走査信号G3と走査信号G5が同時にアクティブとなっている。図3に示すように、走査信号G2が供給されるスイッチング素子SW[2]はデータ線34bに接続され、走査信号G4が供給されるスイッチング素子SW[4]はデータ線34aに接続されている。また、走査信号G3が供給されるスイッチング素子SW[3]はデータ線34bに接続され、走査信号G5が供給されるスイッチング素子SW[5]はデータ線34aに接続されている。
したがって、走査信号G2と走査信号G4が同時にアクティブとなっても、スイッチング素子SW[2]とスイッチング素子SW[4]は、別々のデータ線34b,34aに接続されているので、データ線34bとデータ線34aのそれぞれにデータを供給することにより、スイッチング素子SW[2]に対応する画素とスイッチング素子SW[4]に対応する画素のそれぞれに同時にデータを書き込むことができる。同様に、走査信号G3と走査信号G5が同時にアクティブとなっても、スイッチング素子SW[3]とスイッチング素子SW[5]は、別々のデータ線34b,34aに接続されているので、データ線34bとデータ線34aのそれぞれにデータを供給することにより、スイッチング素子SW[3]に対応する画素とスイッチング素子SW[5]に対応する画素のそれぞれに同時にデータを書き込むことができる。その結果、一つの画素列にデータ線が1本の構成に比べると、データの書き込み時間を2倍確保できるため、高解像度パネルの駆動に有利となる。
(2)3D駆動−第1の例
図5は、3D(立体視)画像を表示させる際の駆動方式の第1の例を示す走査線のタイミングチャートである。図5に示すように、タイミングt1からタイミングt2の期間において、走査信号G2〜走査信号G5が同時にアクティブとなっている。図3に示すように、走査信号G2が供給されるスイッチング素子SW[2]と走査信号G3が供給されるスイッチング素子SW[3]はデータ線34bに接続され、走査信号G4が供給されるスイッチング素子SW[4]と走査信号G5が供給されるスイッチング素子SW[5]はデータ線34aに接続されている。
図5は、3D(立体視)画像を表示させる際の駆動方式の第1の例を示す走査線のタイミングチャートである。図5に示すように、タイミングt1からタイミングt2の期間において、走査信号G2〜走査信号G5が同時にアクティブとなっている。図3に示すように、走査信号G2が供給されるスイッチング素子SW[2]と走査信号G3が供給されるスイッチング素子SW[3]はデータ線34bに接続され、走査信号G4が供給されるスイッチング素子SW[4]と走査信号G5が供給されるスイッチング素子SW[5]はデータ線34aに接続されている。
したがって、走査信号G2と走査信号G3を同時にアクティブとして、データ線34bにデータを供給することにより、スイッング素子SW[2]に対応する画素とスイッチング素子SW[3]に対応する画素のそれぞれに同時に同じデータが書き込まれる。また、走査信号G4と走査信号G5を同時にアクティブとして、データ線34bにデータを供給することにより、スイッチング素子SW[4]に対応する画素とスイッチング素子SW[5]に対応する画素のそれぞれに同時に同じデータが書き込まれる。その結果、1フィールド期間内に全ての画素にデータを書き込むのに要する時間は、走査信号を一つずつアクティブ状態にする場合に比べて1/2で済む。つまり、3D(立体視)表示を行うためにフレーム周波数を、2D(平面視)表示する場合の倍のフレーム周波数とした場合でも、画素に対するデータの書き込み時間を2D(平面視)表示する場合と同様にすることができる。このようにすれば、走査信号を一つずつアクティブ状態にする場合に比べて解像度が1/2に低下する。この例では、フレーム周波数を高速化するために、表示画像の解像度をある程度犠牲にしている。
(3)3D駆動−第2の例
図6は、3D(立体視)画像を表示させる際の駆動方式の第2の例を示す走査線のタイミングチャートである。この例では、図6に示すように、タイミングt1からタイミングt2の期間において、走査信号G2と走査信号G4を同時にアクティブとし、走査信号G3と走査信号G5については非アクティブのままとしている。以下同様に、偶数番目の走査信号のみをアクティブとし、奇数番目の走査信号については非アクティブとする。図3に示すように、走査信号G2が供給されるスイッチング素子SW[2]はデータ線34bに接続され、走査信号G4が供給されるスイッチング素子SW[4]はデータ線34aに接続されている。
図6は、3D(立体視)画像を表示させる際の駆動方式の第2の例を示す走査線のタイミングチャートである。この例では、図6に示すように、タイミングt1からタイミングt2の期間において、走査信号G2と走査信号G4を同時にアクティブとし、走査信号G3と走査信号G5については非アクティブのままとしている。以下同様に、偶数番目の走査信号のみをアクティブとし、奇数番目の走査信号については非アクティブとする。図3に示すように、走査信号G2が供給されるスイッチング素子SW[2]はデータ線34bに接続され、走査信号G4が供給されるスイッチング素子SW[4]はデータ線34aに接続されている。
したがって、走査信号G2と走査信号G4を同時にアクティブとして、データ線34bとデータ線34aにデータを供給することにより、スイッング素子SW[2]に対応する画素とスイッチング素子SW[3]に対応する画素のそれぞれに同時に同じデータが書き込まれる。その結果、1フィールド期間内に画素にデータを書き込むのに要する時間は、走査信号を一つずつアクティブ状態にする場合に比べて1/2で済む。つまり、3D(立体視)表示を行うためにフレーム周波数を、2D(平面視)表示する場合の倍のフレーム周波数とした場合でも、画素に対するデータの書き込み時間を2D(平面視)表示する場合と同様にすることができる。このようにすれば、走査信号を一つずつアクティブ状態にする場合に比べて解像度が1/2に低下する。この例では、走査信号を一つおきにアクティブ状態にしているので、フレーム周波数を高速化するために、表示画像の解像度をある程度犠牲にしている。
(4)3D駆動−第3の例
図7は、3D(立体視)画像を表示させる際の駆動方式の第3の例を示す走査線のタイミングチャートである。この例では、図7に示すように、タイミングt1からタイミングt2の期間において、走査信号G3と走査信号G5を同時にアクティブとし、走査信号G2と走査信号G4については非アクティブのままとしている。以下同様に、奇数番目の走査信号のみをアクティブとし、偶数番目の走査信号については非アクティブとする。図3に示すように、走査信号G3が供給されるスイッチング素子SW[3]はデータ線34bに接続され、走査信号G5が供給されるスイッチング素子SW[5]はデータ線34aに接続されている。
図7は、3D(立体視)画像を表示させる際の駆動方式の第3の例を示す走査線のタイミングチャートである。この例では、図7に示すように、タイミングt1からタイミングt2の期間において、走査信号G3と走査信号G5を同時にアクティブとし、走査信号G2と走査信号G4については非アクティブのままとしている。以下同様に、奇数番目の走査信号のみをアクティブとし、偶数番目の走査信号については非アクティブとする。図3に示すように、走査信号G3が供給されるスイッチング素子SW[3]はデータ線34bに接続され、走査信号G5が供給されるスイッチング素子SW[5]はデータ線34aに接続されている。
したがって、走査信号G3と走査信号G5を同時にアクティブとして、データ線34bとデータ線34aにデータを供給することにより、スイッング素子SW[3]に対応する画素とスイッチング素子SW[5]に対応する画素のそれぞれに同時に同じデータが書き込まれる。その結果、1フィールド期間内に画素にデータを書き込むのに要する時間は、走査信号を一つずつアクティブ状態にする場合に比べて1/2で済む。つまり、3D(立体視)表示を行うためにフレーム周波数を、2D(平面視)表示する場合の倍のフレーム周波数とした場合でも、画素に対するデータの書き込み時間を2D(平面視)表示する場合と同様にすることができる。このようにすれば、走査信号を一つずつアクティブ状態にする場合に比べて解像度が1/2に低下する。この例では、走査信号を一つおきにアクティブ状態にしているので、フレーム周波数を高速化するために、表示画像の解像度をある程度犠牲にしている。
(ソース電極の共通化)
次に、本実施形態の電気光学装置100における画素のスイッチング素子SWにおけるソース電極の共通化について詳しく説明する。図8は、スイッチング素子SWの周辺の回路パターンを示す平面図、図9は図8におけるA−A’断面図である。
次に、本実施形態の電気光学装置100における画素のスイッチング素子SWにおけるソース電極の共通化について詳しく説明する。図8は、スイッチング素子SWの周辺の回路パターンを示す平面図、図9は図8におけるA−A’断面図である。
図8および図9に示すように、基板50(図8においては図示せず)上には、スイッチング素子SW[1]のドレイン層51とソース層52、およびスイッチング素子SW[2]のソース層52とドレイン層53が形成されている。このように、ソース層52は、スイッチング素子SW[1]とスイッチング素子SW[2]の共通のソース層となっている。同様に、スイッチング素子SW[3]とスイッチング素子SW[4]の共通のソース層として、ソース層52が形成されている。また、ドレイン層51、ソース層52、およびドレイン層53は、絶縁層54により覆われている。絶縁層54上には、走査線32がデータ線34a,34bと直交する方向に延設されている。絶縁層54と走査線32上には、層間絶縁層55が形成されている。スイッチング素子SW[1]のドレイン層51上には、ドレイン電極56が形成され、スイッチング素子SW[2]のドレイン層53上には、ドレイン電極58が形成されている。スイッチング素子SW[1]とスイッチング素子SW[2]の共通のソース層52上には、ソース電極57が形成されている。同様に、スイッチング素子SW[3]のドレイン層51上には、ドレイン電極56が形成され、スイッチング素子SW[4]のドレイン層53上には、ドレイン電極58が形成されている。スイッチング素子SW[3]とスイッチング素子SW[4]の共通のソース層52上には、ソース電極57が形成されている。
図8に示すように、スイッチング素子SW[1]とスイッチング素子SW[2]の共通のソース電極57には、データ線34aが接続され、スイッチング素子SW[3]とスイッチング素子SW[4]の共通のソース電極57には、データ線34bが接続されている。図示を省略するが、他のスイッチング素子SWについても同様に、m−1行目のスイッチング素子SW[m−1]とm行目のスイッチング素子SW[m]のソース電極57には、データ線34aが接続され、m+1行目のスイッチング素子SW[m+1]とm+2行目のスイッチング素子SW[m+2]のソース電極57には、データ線34bが接続されている。
本実施形態においては、以上のように、上下2行の画素のスイッチング素子において、ソース電極を共通化したので、スイッチング素子のサイズを縮小化することができ、その結果、画素サイズを小さく抑えることができる。
なお、データ線34aとデータ線34bは、同一レイヤーに設けてもよいし、データ線34aとデータ線34bをそれぞれ異なるレイヤーに設け、二つのデータ線が重なるようにしてもよい。
以上のように、本実施形態によれば、一つの画素列にデータ線を2本備えることにより、2つ以上の画素に同時にデータを書き込むことが可能になり、一つの画素列にデータ線が1本の構成に比べると、データの書き込み時間を2倍確保できるため、高解像度パネルの駆動に有利となる。また、上下2行の画素のスイッチング素子において、ソース電極を共通化したので、スイッチング素子のサイズを縮小化することができ、その結果、画素サイズを小さく抑えることができる。
<第2実施形態>
本実施形態においては、走査線駆動回路42の具体的な構成例と、走査線駆動回路42による走査線駆動方式について説明する。図10は、本実施形態の走査線駆動回路42の構成を示す図である。図10に示すように、走査線駆動回路42は、シフトレジスタ70、NAND回路71、及びNOT回路72を備えている。走査線駆動回路42には、制御回路14から出力されるイネーブル信号ENBY1〜ENBY4が入力され、イネーブル信号ENBY1〜ENBY4は、NAND回路71の入力に接続されている。また、シフトレジスタ70には、制御回路14から出力されるクロック信号CLKとサンプリングパルス信号SPが入力される。シフトレジスタ70は、クロック信号CLKとスタートパルス信号SPに基づいて、走査基準信号G1’〜G8’を出力する。走査基準信号G1’〜G8’は、NAND回路71に入力され、イネーブル信号ENBY1〜ENBY4との関係に応じて、NAND回路71及びNOT回路72を介して走査信号G1〜G8が出力される。
本実施形態においては、走査線駆動回路42の具体的な構成例と、走査線駆動回路42による走査線駆動方式について説明する。図10は、本実施形態の走査線駆動回路42の構成を示す図である。図10に示すように、走査線駆動回路42は、シフトレジスタ70、NAND回路71、及びNOT回路72を備えている。走査線駆動回路42には、制御回路14から出力されるイネーブル信号ENBY1〜ENBY4が入力され、イネーブル信号ENBY1〜ENBY4は、NAND回路71の入力に接続されている。また、シフトレジスタ70には、制御回路14から出力されるクロック信号CLKとサンプリングパルス信号SPが入力される。シフトレジスタ70は、クロック信号CLKとスタートパルス信号SPに基づいて、走査基準信号G1’〜G8’を出力する。走査基準信号G1’〜G8’は、NAND回路71に入力され、イネーブル信号ENBY1〜ENBY4との関係に応じて、NAND回路71及びNOT回路72を介して走査信号G1〜G8が出力される。
(走査線の駆動方式)
(1)通常駆動
次に、本実施形態の電気光学装置100における走査線の駆動方式について詳しく説明する。図11は、通常駆動の場合の走査線のタイミングチャートを示す。図11に示すように、シフトレジスタ70にクロック信号CLKが入力され、タイミングt0〜t4の期間でサンプリング信号SPがアクティブになると、シフトレジスタ70は、タイミングt1〜t4の期間で走査基準信号G1’をアクティブにする。以下、同様に、タイミングt2〜t5の期間で走査基準信号G2’、タイミングt3〜t6の期間で走査基準信号G3’、タイミングt4〜t7の期間で走査基準信号G4’、タイミングt5〜t8の期間で走査基準信号G5’、タイミングt6〜t9の期間で走査基準信号G6’、タイミングt7〜t10の期間で走査基準信号G7’、タイミングt8〜t11の期間で走査基準信号G8’をそれぞれアクティブにする。
(1)通常駆動
次に、本実施形態の電気光学装置100における走査線の駆動方式について詳しく説明する。図11は、通常駆動の場合の走査線のタイミングチャートを示す。図11に示すように、シフトレジスタ70にクロック信号CLKが入力され、タイミングt0〜t4の期間でサンプリング信号SPがアクティブになると、シフトレジスタ70は、タイミングt1〜t4の期間で走査基準信号G1’をアクティブにする。以下、同様に、タイミングt2〜t5の期間で走査基準信号G2’、タイミングt3〜t6の期間で走査基準信号G3’、タイミングt4〜t7の期間で走査基準信号G4’、タイミングt5〜t8の期間で走査基準信号G5’、タイミングt6〜t9の期間で走査基準信号G6’、タイミングt7〜t10の期間で走査基準信号G7’、タイミングt8〜t11の期間で走査基準信号G8’をそれぞれアクティブにする。
また、タイミングt2〜t4の期間においてイネーブル信号ENBY1がアクティブになると、走査基準信号G1’および走査基準信号G2’とアクティブになる期間が重なるため、イネーブル信号ENBY1と走査基準信号G1’および走査基準信号G2’が入力されるNAND回路71およびNOT回路72を介して走査信号G1および走査信号G3がアクティブとなる。図10に示すように、本実施形態においては、走査基準信号G2’とイネーブル信号ENBY1が入力されるNAND回路71に接続されるNOT回路72の出力は走査信号G3となり、走査基準信号G3’とイネーブル信号ENBY2が入力されるNAND回路71に接続されるNOT回路72の出力が走査信号G2となるようにクロスして配置されている。したがって、図11に示すように、タイミングt2〜t4の期間において走査信号G1および走査信号G3が同時にアクティブとなる。図3に示すように、走査信号G1が供給されるスイッチング素子SW[1]はデータ線34aに接続され、走査信号G3が供給されるスイッチング素子SW[3]はデータ線34bに接続されている。したがって、走査信号G1と走査信号G3が同時にアクティブとなっても、スイッチング素子SW[1]とスイッチング素子SW[3]は、別々のデータ線34a,34bに接続されているので、データ線34aとデータ線34bのそれぞれにデータを供給することにより、スイッチング素子SW[1]に対応する画素とスイッチング素子SW[3]に対応する画素のそれぞれに同時にデータを書き込むことができる。
次に、タイミングt4〜t6の期間においてイネーブル信号ENBY2がアクティブになると、走査基準信号G3’および走査基準信号G4’とアクティブになる期間が重なるため、イネーブル信号ENBY2と走査基準信号G3’および走査基準信号G4’が入力されるNAND回路71およびNOT回路72を介して走査信号G2および走査信号G4がアクティブとなる。図10に示すように、本実施形態においては、走査基準信号G2’とイネーブル信号ENBY1が入力されるNAND回路71に接続されるNOT回路72の出力は走査信号G3となり、走査基準信号G3’とイネーブル信号ENBY2が入力されるNAND回路71に接続されるNOT回路72の出力が走査信号G2となるようにクロスして配置されている。したがって、図11に示すように、タイミングt4〜t6の期間において走査信号G2および走査信号G4が同時にアクティブとなる。図3に示すように、走査信号G2が供給されるスイッチング素子SW[2]はデータ線34bに接続され、走査信号G34供給されるスイッチング素子SW[4]はデータ線34aに接続されている。したがって、走査信号G2と走査信号G4が同時にアクティブとなっても、スイッチング素子SW[2]とスイッチング素子SW[4]は、別々のデータ線34b,34aに接続されているので、データ線34bとデータ線34aのそれぞれにデータを供給することにより、スイッチング素子SW[2]に対応する画素とスイッチング素子SW[4]に対応する画素のそれぞれに同時にデータを書き込むことができる。
以下、同様に、タイミングt6〜t8の期間においてイネーブル信号ENBY3がアクティブになると、タイミングt6〜t8の期間において走査信号G5と走査信号G7が同時にアクティブとなり、データ線34aとデータ線34bのそれぞれにデータを供給することにより、スイッチング素子SW[5]に対応する画素とスイッチング素子SW[7]に対応する画素のそれぞれに同時にデータを書き込むことができる。また、タイミングt8〜t10の期間においてイネーブル信号ENBY4がアクティブになると、タイミングt8〜t10の期間において走査信号G6と走査信号G8が同時にアクティブとなり、データ線34bとデータ線34aのそれぞれにデータを供給することにより、スイッチング素子SW[6]に対応する画素とスイッチング素子SW[8]に対応する画素のそれぞれに同時にデータを書き込むことができる。
以上のように、本実施形態においても、一つの画素列にデータ線が1本の構成に比べると、データの書き込み時間を2倍確保できるため、高解像度パネルの駆動に有利となる。
(2)3D駆動−第1の例
図12は、3D(立体視)画像を表示させる際の駆動方式の第1の例を示す走査線のタイミングチャートである。図12に示すように、シフトレジスタ70にクロック信号CLKが入力され、タイミングt0〜t7の期間でサンプリング信号SPがアクティブになると、シフトレジスタ70は、タイミングt1〜t8の期間で走査基準信号G1’をアクティブにする。以下、同様に、タイミングt2〜t9の期間で走査基準信号G2’、タイミングt3〜t10の期間で走査基準信号G3’、タイミングt4〜t11の期間で走査基準信号G4’、タイミングt5〜t12の期間で走査基準信号G5’、タイミングt6〜t13の期間で走査基準信号G6’、タイミングt7〜t14の期間で走査基準信号G7’、タイミングt8〜t15の期間で走査基準信号G8’をそれぞれアクティブにする。
図12は、3D(立体視)画像を表示させる際の駆動方式の第1の例を示す走査線のタイミングチャートである。図12に示すように、シフトレジスタ70にクロック信号CLKが入力され、タイミングt0〜t7の期間でサンプリング信号SPがアクティブになると、シフトレジスタ70は、タイミングt1〜t8の期間で走査基準信号G1’をアクティブにする。以下、同様に、タイミングt2〜t9の期間で走査基準信号G2’、タイミングt3〜t10の期間で走査基準信号G3’、タイミングt4〜t11の期間で走査基準信号G4’、タイミングt5〜t12の期間で走査基準信号G5’、タイミングt6〜t13の期間で走査基準信号G6’、タイミングt7〜t14の期間で走査基準信号G7’、タイミングt8〜t15の期間で走査基準信号G8’をそれぞれアクティブにする。
また、タイミングt4〜t8の期間においてイネーブル信号ENBY1がアクティブになると、走査基準信号G1’および走査基準信号G2’とアクティブになる期間が重なるため、イネーブル信号ENBY1と走査基準信号G1’および走査基準信号G2’が入力されるNAND回路71およびNOT回路72を介して走査信号G1および走査信号G3がアクティブとなる。図10に示すように、本実施形態においては、走査基準信号G2’とイネーブル信号ENBY1が入力されるNAND回路71に接続されるNOT回路72の出力は走査信号G3となり、走査基準信号G3’とイネーブル信号ENBY2が入力されるNAND回路71に接続されるNOT回路72の出力が走査信号G2となるようにクロスして配置されている。したがって、図12に示すように、タイミングt4〜t8の期間において走査信号G1および走査信号G3が同時にアクティブとなる。
同様に、タイミングt4〜t8の期間においてイネーブル信号ENBY2がアクティブになると、走査基準信号G3’および走査基準信号G4’とアクティブになる期間が重なるため、イネーブル信号ENBY2と走査基準信号G3’および走査基準信号G4’が入力されるNAND回路71およびNOT回路72を介して走査信号G2および走査信号G4がアクティブとなる。図10に示すように、本実施形態においては、走査基準信号G2’とイネーブル信号ENBY1が入力されるNAND回路71に接続されるNOT回路72の出力は走査信号G3となり、走査基準信号G3’とイネーブル信号ENBY2が入力されるNAND回路71に接続されるNOT回路72の出力が走査信号G2となるようにクロスして配置されている。したがって、図12に示すように、タイミングt4〜t8の期間において走査信号G2および走査信号G4が同時にアクティブとなる。
図3に示すように、走査信号G1が供給されるスイッチング素子SW[1]と走査信号G4が供給されるスイッチング素子SW[4]はデータ線34aに接続され、走査信号G2が供給されるスイッチング素子SW[2]と走査信号G3が供給されるスイッチング素子SW[3]はデータ線34aに接続されている。
したがって、走査信号G1と走査信号G4を同時にアクティブとして、データ線34aにデータを供給することにより、スイッング素子SW[1]に対応する画素とスイッチング素子SW[4]に対応する画素のそれぞれに同時に同じデータが書き込まれる。また、走査信号G2と走査信号G3を同時にアクティブとして、データ線34bにデータを供給することにより、スイッチング素子SW[2]に対応する画素とスイッチング素子SW[3]に対応する画素のそれぞれに同時に同じデータが書き込まれる。
以下、同様に、タイミングt8〜t12の期間においてイネーブル信号ENBY3がアクティブになると、タイミングt8〜t12の期間において走査信号G5と走査信号G7が同時にアクティブとなる。また、タイミングt8〜t12の期間においてイネーブル信号ENBY4がアクティブになると、タイミングt8〜t12の期間において走査信号G6と走査信号G8が同時にアクティブとなる。したがって、走査信号G5と走査信号G8を同時にアクティブとして、データ線34aにデータを供給することにより、スイッング素子SW[5]に対応する画素とスイッチング素子SW[8]に対応する画素のそれぞれに同時に同じデータが書き込まれる。また、走査信号G6と走査信号G7を同時にアクティブとして、データ線34bにデータを供給することにより、スイッチング素子SW[6]に対応する画素とスイッチング素子SW[7]に対応する画素のそれぞれに同時に同じデータが書き込まれる。
その結果、1フィールド期間内に全ての画素にデータを書き込むのに要する時間は、走査信号を一つずつアクティブ状態にする場合に比べて1/2で済む。つまり、3D(立体視)表示を行うためにフレーム周波数を、2D(平面視)表示する場合の倍のフレーム周波数とした場合でも、画素に対するデータの書き込み時間を2D(平面視)表示する場合と同様にすることができる。このようにすれば、走査信号を一つずつアクティブ状態にする場合に比べて解像度が1/2に低下する。この例では、フレーム周波数を高速化するために、表示画像の解像度をある程度犠牲にしている。
(3)3D駆動−第2の例
図13は、3D(立体視)画像を表示させる際の駆動方式の第2の例を示す走査線のタイミングチャートである。この例では、図13に示すように、シフトレジスタ70にクロック信号CLKが入力され、タイミングt0〜t8の期間でサンプリング信号SPがアクティブになると、シフトレジスタ70は、タイミングt1〜t8の期間で走査基準信号G1’をアクティブにする。以下、同様に、タイミングt2〜t9の期間で走査基準信号G2’、タイミングt3〜t10の期間で走査基準信号G3’、タイミングt4〜t11の期間で走査基準信号G4’、タイミングt5〜t12の期間で走査基準信号G5’、タイミングt6〜t13の期間で走査基準信号G6’、タイミングt7〜t14の期間で走査基準信号G7’、タイミングt8〜t15の期間で走査基準信号G8’をそれぞれアクティブにする。
図13は、3D(立体視)画像を表示させる際の駆動方式の第2の例を示す走査線のタイミングチャートである。この例では、図13に示すように、シフトレジスタ70にクロック信号CLKが入力され、タイミングt0〜t8の期間でサンプリング信号SPがアクティブになると、シフトレジスタ70は、タイミングt1〜t8の期間で走査基準信号G1’をアクティブにする。以下、同様に、タイミングt2〜t9の期間で走査基準信号G2’、タイミングt3〜t10の期間で走査基準信号G3’、タイミングt4〜t11の期間で走査基準信号G4’、タイミングt5〜t12の期間で走査基準信号G5’、タイミングt6〜t13の期間で走査基準信号G6’、タイミングt7〜t14の期間で走査基準信号G7’、タイミングt8〜t15の期間で走査基準信号G8’をそれぞれアクティブにする。
また、タイミングt4〜t8の期間においてイネーブル信号ENBY1がアクティブになると、走査信号G1および走査信号G3が同時にアクティブとなる。本実施形態においては、全期間でイネーブル信号ENBY2が非アクティブなため、走査信号G2と走査信号G4については非アクティブのままとしている。
同様に、タイミングt8〜t12の期間においてイネーブル信号ENBY3がアクティブになると、走査信号G5および走査信号G7が同時にアクティブとなる。本実施形態においては、全期間でイネーブル信号ENBY4が非アクティブなため、走査信号G6と走査信号G8については非アクティブのままとしている。
したがって、走査信号G1と走査信号G3を同時にアクティブとして、データ線34aとデータ線34bにデータを供給することにより、スイッング素子SW[1]に対応する画素とスイッチング素子SW[3]に対応する画素のそれぞれに同時にデータが書き込まれる。また、走査信号G5と走査信号G7を同時にアクティブとして、データ線34aとデータ線34bにデータを供給することにより、スイッング素子SW[5]に対応する画素とスイッチング素子SW[7]に対応する画素のそれぞれに同時にデータが書き込まれる。その結果、1フィールド期間内に画素にデータを書き込むのに要する時間は、走査信号を一つずつアクティブ状態にする場合に比べて1/2で済む。つまり、3D(立体視)表示を行うためにフレーム周波数を、2D(平面視)表示する場合の倍のフレーム周波数とした場合でも、画素に対するデータの書き込み時間を2D(平面視)表示する場合と同様にすることができる。このようにすれば、走査信号を一つずつアクティブ状態にする場合に比べて解像度が1/2に低下する。この例では、走査信号を一つおきにアクティブ状態にしているので、フレーム周波数を高速化するために、表示画像の解像度をある程度犠牲にしている。
(4)3D駆動−第3の例
図14は、3D(立体視)画像を表示させる際の駆動方式の第3の例を示す走査線のタイミングチャートである。この例では、図14に示すように、シフトレジスタ70にクロック信号CLKが入力され、タイミングt0〜t8の期間でサンプリング信号SPがアクティブになると、シフトレジスタ70は、タイミングt1〜t8の期間で走査基準信号G1’をアクティブにする。以下、同様に、タイミングt2〜t9の期間で走査基準信号G2’、タイミングt3〜t10の期間で走査基準信号G3’、タイミングt4〜t11の期間で走査基準信号G4’、タイミングt5〜t12の期間で走査基準信号G5’、タイミングt6〜t13の期間で走査基準信号G6’、タイミングt7〜t14の期間で走査基準信号G7’、タイミングt8〜t15の期間で走査基準信号G8’をそれぞれアクティブにする。
図14は、3D(立体視)画像を表示させる際の駆動方式の第3の例を示す走査線のタイミングチャートである。この例では、図14に示すように、シフトレジスタ70にクロック信号CLKが入力され、タイミングt0〜t8の期間でサンプリング信号SPがアクティブになると、シフトレジスタ70は、タイミングt1〜t8の期間で走査基準信号G1’をアクティブにする。以下、同様に、タイミングt2〜t9の期間で走査基準信号G2’、タイミングt3〜t10の期間で走査基準信号G3’、タイミングt4〜t11の期間で走査基準信号G4’、タイミングt5〜t12の期間で走査基準信号G5’、タイミングt6〜t13の期間で走査基準信号G6’、タイミングt7〜t14の期間で走査基準信号G7’、タイミングt8〜t15の期間で走査基準信号G8’をそれぞれアクティブにする。
また、タイミングt4〜t8の期間においてイネーブル信号ENBY2がアクティブになると、走査信号G2および走査信号G4が同時にアクティブとなる。本実施形態においては、全期間でイネーブル信号ENBY1が非アクティブなため、走査信号G1と走査信号G3については非アクティブのままとしている。
同様に、タイミングt8〜t12の期間においてイネーブル信号ENBY4がアクティブになると、走査信号G6および走査信号G8が同時にアクティブとなる。本実施形態においては、全期間でイネーブル信号ENBY3が非アクティブなため、走査信号G5と走査信号G7については非アクティブのままとしている。
したがって、走査信号G2と走査信号G4を同時にアクティブとして、データ線34bとデータ線34aにデータを供給することにより、スイッング素子SW[2]に対応する画素とスイッチング素子SW[4]に対応する画素のそれぞれに同時にデータが書き込まれる。また、走査信号G6と走査信号G8を同時にアクティブとして、データ線34bとデータ線34aにデータを供給することにより、スイッング素子SW[6]に対応する画素とスイッチング素子SW[8]に対応する画素のそれぞれに同時にデータが書き込まれる。
その結果、1フィールド期間内に画素にデータを書き込むのに要する時間は、走査信号を一つずつアクティブ状態にする場合に比べて1/2で済む。つまり、3D(立体視)表示を行うためにフレーム周波数を、2D(平面視)表示する場合の倍のフレーム周波数とした場合でも、画素に対するデータの書き込み時間を2D(平面視)表示する場合と同様にすることができる。このようにすれば、走査信号を一つずつアクティブ状態にする場合に比べて解像度が1/2に低下する。この例では、走査信号を一つおきにアクティブ状態にしているので、フレーム周波数を高速化するために、表示画像の解像度をある程度犠牲にしている。
<第3実施形態>
本実施形態においては、走査線駆動回路42の他の具体的な構成例と、走査線駆動回路42による走査線駆動方式について説明する。図15は、本実施形態の走査線駆動回路42の構成を示す図である。図15に示すように、走査線駆動回路42は、シフトレジスタ70、NAND回路71、及びNOR回路73を備えている。走査線駆動回路42には、制御回路14から出力されるイネーブル信号ENBY1〜ENBY4が入力され、イネーブル信号ENBY1〜ENBY2は、NAND回路71の入力に接続され、イネーブル信号ENBY3〜ENBY4は、NOR回路73の入力に接続されている。また、シフトレジスタ70には、制御回路14から出力されるクロック信号CLKとサンプリングパルス信号SPが入力される。シフトレジスタ70は、クロック信号CLKとサンプリングパルス信号SPに基づいて、走査基準信号G1’〜G8’を出力する。走査基準信号G1’〜G8’は、NAND回路71に入力され、イネーブル信号ENBY1〜ENBY2との関係に応じて、NAND回路71の出力信号がNOR回路73に入力される。そして、NAND回路71の出力信号とイネーブル信号ENBY3〜ENBY4との関係に応じて、NOR回路73から走査信号G1〜G8が出力される。
本実施形態においては、走査線駆動回路42の他の具体的な構成例と、走査線駆動回路42による走査線駆動方式について説明する。図15は、本実施形態の走査線駆動回路42の構成を示す図である。図15に示すように、走査線駆動回路42は、シフトレジスタ70、NAND回路71、及びNOR回路73を備えている。走査線駆動回路42には、制御回路14から出力されるイネーブル信号ENBY1〜ENBY4が入力され、イネーブル信号ENBY1〜ENBY2は、NAND回路71の入力に接続され、イネーブル信号ENBY3〜ENBY4は、NOR回路73の入力に接続されている。また、シフトレジスタ70には、制御回路14から出力されるクロック信号CLKとサンプリングパルス信号SPが入力される。シフトレジスタ70は、クロック信号CLKとサンプリングパルス信号SPに基づいて、走査基準信号G1’〜G8’を出力する。走査基準信号G1’〜G8’は、NAND回路71に入力され、イネーブル信号ENBY1〜ENBY2との関係に応じて、NAND回路71の出力信号がNOR回路73に入力される。そして、NAND回路71の出力信号とイネーブル信号ENBY3〜ENBY4との関係に応じて、NOR回路73から走査信号G1〜G8が出力される。
(走査線の駆動方式)
(1)通常駆動
次に、本実施形態の電気光学装置100における走査線の駆動方式について詳しく説明する。図16は、通常駆動の場合の走査線のタイミングチャートを示す。図16に示すように、シフトレジスタ70にクロック信号CLKが入力され、タイミングt0〜t4の期間でサンプリング信号SPがアクティブになると、シフトレジスタ70は、タイミングt1〜t4の期間で走査基準信号G1’をアクティブにする。以下、同様に、タイミングt2〜t5の期間で走査基準信号G2’、タイミングt3〜t6の期間で走査基準信号G3’、タイミングt4〜t7の期間で走査基準信号G4’、タイミングt5〜t8の期間で走査基準信号G5’、タイミングt6〜t9の期間で走査基準信号G6’、タイミングt7〜t10の期間で走査基準信号G7’、タイミングt8〜t11の期間で走査基準信号G8’をそれぞれアクティブにする。
(1)通常駆動
次に、本実施形態の電気光学装置100における走査線の駆動方式について詳しく説明する。図16は、通常駆動の場合の走査線のタイミングチャートを示す。図16に示すように、シフトレジスタ70にクロック信号CLKが入力され、タイミングt0〜t4の期間でサンプリング信号SPがアクティブになると、シフトレジスタ70は、タイミングt1〜t4の期間で走査基準信号G1’をアクティブにする。以下、同様に、タイミングt2〜t5の期間で走査基準信号G2’、タイミングt3〜t6の期間で走査基準信号G3’、タイミングt4〜t7の期間で走査基準信号G4’、タイミングt5〜t8の期間で走査基準信号G5’、タイミングt6〜t9の期間で走査基準信号G6’、タイミングt7〜t10の期間で走査基準信号G7’、タイミングt8〜t11の期間で走査基準信号G8’をそれぞれアクティブにする。
また、タイミングt2〜t4の期間においてイネーブル信号ENBY1がアクティブになり、走査基準信号G1’および走査基準信号G2’とアクティブになる期間が重なるため、イネーブル信号ENBY1と走査基準信号G1’が入力されるNAND回路71と、イネーブル信号ENBY1と走査基準信号G2’が入力されるNAND回路71との出力が、ローレベルになる。本実施形態では、イネーブル信号ENBY3とイネーブル信号ENBY4は、ローレベルでアクティブになるように設定されており、NAND回路71の出力がローレベルになる状態と、イネーブル信号ENBY3がアクティブのローレベルになる状態がタイミングt2〜t4の期間において重なると、NOR回路73の出力である走査信号G1および走査信号G3がアクティブとなる。
したがって、図16に示すように、タイミングt2〜t4の期間において走査信号G1および走査信号G3が同時にアクティブとなり、データ線34aとデータ線34bのそれぞれにデータを供給することにより、スイッチング素子SW[1]に対応する画素とスイッチング素子SW[3]に対応する画素のそれぞれに同時にデータを書き込むことができる。
次に、タイミングt4〜t6の期間においてイネーブル信号ENBY2がアクティブになり、走査基準信号G3’および走査基準信号G4’とアクティブになる期間が重なるため、イネーブル信号ENBY2と走査基準信号G3’が入力されるNAND回路71と、イネーブル信号ENBY2と走査基準信号G4’が入力されるNAND回路71との出力が、ローレベルになる。本実施形態では、イネーブル信号ENBY3とイネーブル信号ENBY4は、ローレベルでアクティブになるように設定されており、NAND回路71の出力がローレベルになる状態と、イネーブル信号ENBY3がアクティブのローレベルになる状態がタイミングt4〜t6の期間において重なると、NOR回路73の出力である走査信号G2および走査信号G4がアクティブとなる。
したがって、図16に示すように、タイミングt4〜t6の期間において走査信号G2および走査信号G4が同時にアクティブとなり、データ線34bとデータ線34aのそれぞれにデータを供給することにより、スイッチング素子SW[2]に対応する画素とスイッチング素子SW[4]に対応する画素のそれぞれに同時にデータを書き込むことができる。
以下、同様に、タイミングt6〜t8の期間においてイネーブル信号ENBY1がアクティブになり、走査基準信号G5’および走査基準信号G6’とアクティブになる期間が重なるため、イネーブル信号ENBY1と走査基準信号G5’が入力されるNAND回路71と、イネーブル信号ENBY1と走査基準信号G6’が入力されるNAND回路71との出力が、ローレベルになる。NAND回路71の出力がローレベルになる状態と、イネーブル信号ENBY3がアクティブのローレベルになる状態がタイミングt6〜t8の期間において重なると、NOR回路73の出力である走査信号G5および走査信号G7がアクティブとなる。
したがって、図16に示すように、タイミングt6〜t8の期間において走査信号G5および走査信号G7が同時にアクティブとなり、データ線34aとデータ線34bのそれぞれにデータを供給することにより、スイッチング素子SW[5]に対応する画素とスイッチング素子SW[7]に対応する画素のそれぞれに同時にデータを書き込むことができる。
また、タイミングt8〜t10の期間においてイネーブル信号ENBY2がアクティブになり、走査基準信号G7’および走査基準信号G8’とアクティブになる期間が重なるため、イネーブル信号ENBY2と走査基準信号G7’が入力されるNAND回路71と、イネーブル信号ENBY2と走査基準信号G8’が入力されるNAND回路71との出力が、ローレベルになる。NAND回路71の出力がローレベルになる状態と、イネーブル信号ENBY4がアクティブのローレベルになる状態がタイミングt8〜t10の期間において重なると、NOR回路73の出力である走査信号G6および走査信号G8がアクティブとなる。
したがって、図16に示すように、タイミングt8〜t10の期間において走査信号G6および走査信号G8が同時にアクティブとなり、データ線34bとデータ線34aのそれぞれにデータを供給することにより、スイッチング素子SW[6]に対応する画素とスイッチング素子SW[8]に対応する画素のそれぞれに同時にデータを書き込むことができる。
以上のように、本実施形態においても、一つの画素列にデータ線が1本の構成に比べると、データの書き込み時間を2倍確保できるため、高解像度パネルの駆動に有利となる。
(2)3D駆動−第1の例
図17は、3D(立体視)画像を表示させる際の駆動方式の第1の例を示す走査線のタイミングチャートである。図17に示すように、シフトレジスタ70にクロック信号CLKが入力され、タイミングt0〜t8の期間でサンプリング信号SPがアクティブになると、シフトレジスタ70は、タイミングt1〜t8の期間で走査基準信号G1’をアクティブにする。以下、同様に、タイミングt2〜t9の期間で走査基準信号G2’、タイミングt3〜t10の期間で走査基準信号G3’、タイミングt4〜t11の期間で走査基準信号G4’、タイミングt5〜t12の期間で走査基準信号G5’、タイミングt6〜t13の期間で走査基準信号G6’、タイミングt7〜t14の期間で走査基準信号G7’、タイミングt8〜t15の期間で走査基準信号G8’をそれぞれアクティブにする。
図17は、3D(立体視)画像を表示させる際の駆動方式の第1の例を示す走査線のタイミングチャートである。図17に示すように、シフトレジスタ70にクロック信号CLKが入力され、タイミングt0〜t8の期間でサンプリング信号SPがアクティブになると、シフトレジスタ70は、タイミングt1〜t8の期間で走査基準信号G1’をアクティブにする。以下、同様に、タイミングt2〜t9の期間で走査基準信号G2’、タイミングt3〜t10の期間で走査基準信号G3’、タイミングt4〜t11の期間で走査基準信号G4’、タイミングt5〜t12の期間で走査基準信号G5’、タイミングt6〜t13の期間で走査基準信号G6’、タイミングt7〜t14の期間で走査基準信号G7’、タイミングt8〜t15の期間で走査基準信号G8’をそれぞれアクティブにする。
また、タイミングt4〜t12の期間においてイネーブル信号ENBY1がアクティブになり、走査基準信号G1’および走査基準信号G2’とアクティブになる期間が重なるため、イネーブル信号ENBY1と走査基準信号G1’が入力されるNAND回路71と、イネーブル信号ENBY1と走査基準信号G2’が入力されるNAND回路71との出力が、ローレベルになる。また、タイミングt4〜t12の期間においてイネーブル信号ENBY2がアクティブになり、走査基準信号G3’および走査基準信号G4’とアクティブになる期間が重なるため、イネーブル信号ENBY2と走査基準信号G3’が入力されるNAND回路71と、イネーブル信号ENBY2と走査基準信号G4’が入力されるNAND回路71との出力が、ローレベルになる。これらの4個のNAND回路71の出力がローレベルになる状態と、イネーブル信号ENBY3がアクティブのローレベルになる状態がタイミングt4〜t8の期間において重なると、NOR回路73の出力である走査信号G1〜走査信号G4がアクティブとなる。
図3に示すように、走査信号G1が供給されるスイッチング素子SW[1]と走査信号G4が供給されるスイッチング素子SW[4]はデータ線34aに接続され、走査信号G2が供給されるスイッチング素子SW[2]と走査信号G3が供給されるスイッチング素子SW[3]はデータ線34aに接続されている。
したがって、走査信号G1と走査信号G4を同時にアクティブとして、データ線34aにデータを供給することにより、スイッング素子SW[1]に対応する画素とスイッチング素子SW[4]に対応する画素のそれぞれに同時に同じデータが書き込まれる。また、走査信号G2と走査信号G3を同時にアクティブとして、データ線34bにデータを供給することにより、スイッチング素子SW[2]に対応する画素とスイッチング素子SW[3]に対応する画素のそれぞれに同時に同じデータが書き込まれる。
以下、同様に、タイミングt8〜t15の期間においてイネーブル信号ENBY1がアクティブになり、走査基準信号G5’および走査基準信号G6’とアクティブになる期間が重なるため、イネーブル信号ENBY3と走査基準信号G5’が入力されるNAND回路71と、イネーブル信号ENBY1と走査基準信号G6’が入力されるNAND回路71との出力が、ローレベルになる。また、タイミングt8〜t15の期間においてイネーブル信号ENBY2がアクティブになり、走査基準信号G7’および走査基準信号G8’とアクティブになる期間が重なるため、イネーブル信号ENBY2と走査基準信号G7’が入力されるNAND回路71と、イネーブル信号ENBY2と走査基準信号G8’が入力されるNAND回路71との出力が、ローレベルになる。これらの4個のNAND回路71の出力がローレベルになる状態と、イネーブル信号ENBY4がアクティブのローレベルになる状態がタイミングt8〜t12の期間において重なると、NOR回路73の出力である走査信号G5〜走査信号G8がアクティブとなる。
したがって、走査信号G5と走査信号G8を同時にアクティブとして、データ線34aにデータを供給することにより、スイッング素子SW[5]に対応する画素とスイッチング素子SW[8]に対応する画素のそれぞれに同時に同じデータが書き込まれる。また、走査信号G6と走査信号G7を同時にアクティブとして、データ線34bにデータを供給することにより、スイッチング素子SW[6]に対応する画素とスイッチング素子SW[7]に対応する画素のそれぞれに同時に同じデータが書き込まれる。
その結果、1フィールド期間内に全ての画素にデータを書き込むのに要する時間は、走査信号を一つずつアクティブ状態にする場合に比べて1/2で済む。つまり、3D(立体視)表示を行うためにフレーム周波数を、2D(平面視)表示する場合の倍のフレーム周波数とした場合でも、画素に対するデータの書き込み時間を2D(平面視)表示する場合と同様にすることができる。このようにすれば、走査信号を一つずつアクティブ状態にする場合に比べて解像度が1/2に低下する。この例では、フレーム周波数を高速化するために、表示画像の解像度をある程度犠牲にしている。
(3)3D駆動−第2の例
図18は、3D(立体視)画像を表示させる際の駆動方式の第2の例を示す走査線のタイミングチャートである。この例では、図18に示すように、シフトレジスタ70にクロック信号CLKが入力され、タイミングt0〜t8の期間でサンプリング信号SPがアクティブになると、シフトレジスタ70は、タイミングt1〜t8の期間で走査基準信号G1’をアクティブにする。以下、同様に、タイミングt2〜t9の期間で走査基準信号G2’、タイミングt3〜t10の期間で走査基準信号G3’、タイミングt4〜t11の期間で走査基準信号G4’、タイミングt5〜t12の期間で走査基準信号G5’、タイミングt6〜t13の期間で走査基準信号G6’、タイミングt7〜t14の期間で走査基準信号G7’、タイミングt8〜t15の期間で走査基準信号G8’をそれぞれアクティブにする。
図18は、3D(立体視)画像を表示させる際の駆動方式の第2の例を示す走査線のタイミングチャートである。この例では、図18に示すように、シフトレジスタ70にクロック信号CLKが入力され、タイミングt0〜t8の期間でサンプリング信号SPがアクティブになると、シフトレジスタ70は、タイミングt1〜t8の期間で走査基準信号G1’をアクティブにする。以下、同様に、タイミングt2〜t9の期間で走査基準信号G2’、タイミングt3〜t10の期間で走査基準信号G3’、タイミングt4〜t11の期間で走査基準信号G4’、タイミングt5〜t12の期間で走査基準信号G5’、タイミングt6〜t13の期間で走査基準信号G6’、タイミングt7〜t14の期間で走査基準信号G7’、タイミングt8〜t15の期間で走査基準信号G8’をそれぞれアクティブにする。
タイミングt4〜t12の期間においてイネーブル信号ENBY1がアクティブになり、走査基準信号G1’および走査基準信号G2’とアクティブになる期間が重なるため、イネーブル信号ENBY1と走査基準信号G1’が入力されるNAND回路71と、イネーブル信号ENBY1と走査基準信号G2’が入力されるNAND回路71との出力が、ローレベルになる。
これらの2個のNAND回路71の出力がローレベルになる状態と、イネーブル信号ENBY3がアクティブのローレベルになる状態がタイミングt4〜t8の期間において重なると、NOR回路73の出力である走査信号G1と走査信号G3がアクティブとなる。
同様に、タイミングt4〜t12の期間においてイネーブル信号ENBY1がアクティブになり、走査基準信号G5’および走査基準信号G6’とアクティブになる期間が重なるため、イネーブル信号ENBY1と走査基準信号G5’が入力されるNAND回路71と、イネーブル信号ENBY1と走査基準信号G6’が入力されるNAND回路71との出力が、ローレベルになる。
これらの2個のNAND回路71の出力がローレベルになる状態と、イネーブル信号ENBY4がアクティブのローレベルになる状態がタイミングt8〜t12の期間において重なると、NOR回路73の出力である走査信号G5と走査信号G7がアクティブとなる。
本実施形態においては、全期間でイネーブル信号ENBY2が非アクティブなため、走査信号G2、G4、G6、G8については非アクティブのままになっている。
したがって、走査信号G1と走査信号G3を同時にアクティブとして、データ線34aとデータ線34bにデータを供給することにより、スイッング素子SW[1]に対応する画素とスイッチング素子SW[3]に対応する画素のそれぞれに同時にデータが書き込まれる。また、走査信号G5と走査信号G7を同時にアクティブとして、データ線34aとデータ線34bにデータを供給することにより、スイッング素子SW[5]に対応する画素とスイッチング素子SW[7]に対応する画素のそれぞれに同時にデータが書き込まれる。その結果、1フィールド期間内に画素にデータを書き込むのに要する時間は、走査信号を一つずつアクティブ状態にする場合に比べて1/2で済む。つまり、3D(立体視)表示を行うためにフレーム周波数を、2D(平面視)表示する場合の倍のフレーム周波数とした場合でも、画素に対するデータの書き込み時間を2D(平面視)表示する場合と同様にすることができる。このようにすれば、走査信号を一つずつアクティブ状態にする場合に比べて解像度が1/2に低下する。この例では、走査信号を一つおきにアクティブ状態にしているので、フレーム周波数を高速化するために、表示画像の解像度をある程度犠牲にしている。
(4)3D駆動−第3の例
図19は、3D(立体視)画像を表示させる際の駆動方式の第3の例を示す走査線のタイミングチャートである。この例では、図19に示すように、シフトレジスタ70にクロック信号CLKが入力され、タイミングt0〜t8の期間でサンプリング信号SPがアクティブになると、シフトレジスタ70は、タイミングt1〜t8の期間で走査基準信号G1’をアクティブにする。以下、同様に、タイミングt2〜t9の期間で走査基準信号G2’、タイミングt3〜t10の期間で走査基準信号G3’、タイミングt4〜t11の期間で走査基準信号G4’、タイミングt5〜t12の期間で走査基準信号G5’、タイミングt6〜t13の期間で走査基準信号G6’、タイミングt7〜t14の期間で走査基準信号G7’、タイミングt8〜t15の期間で走査基準信号G8’をそれぞれアクティブにする。
図19は、3D(立体視)画像を表示させる際の駆動方式の第3の例を示す走査線のタイミングチャートである。この例では、図19に示すように、シフトレジスタ70にクロック信号CLKが入力され、タイミングt0〜t8の期間でサンプリング信号SPがアクティブになると、シフトレジスタ70は、タイミングt1〜t8の期間で走査基準信号G1’をアクティブにする。以下、同様に、タイミングt2〜t9の期間で走査基準信号G2’、タイミングt3〜t10の期間で走査基準信号G3’、タイミングt4〜t11の期間で走査基準信号G4’、タイミングt5〜t12の期間で走査基準信号G5’、タイミングt6〜t13の期間で走査基準信号G6’、タイミングt7〜t14の期間で走査基準信号G7’、タイミングt8〜t15の期間で走査基準信号G8’をそれぞれアクティブにする。
タイミングt4〜t12の期間においてイネーブル信号ENBY2がアクティブになり、走査基準信号G3’および走査基準信号G4’とアクティブになる期間が重なるため、イネーブル信号ENBY2と走査基準信号G3’が入力されるNAND回路71と、イネーブル信号ENBY2と走査基準信号G4’が入力されるNAND回路71との出力が、ローレベルになる。
これらの2個のNAND回路71の出力がローレベルになる状態と、イネーブル信号ENBY3がアクティブのローレベルになる状態がタイミングt4〜t8の期間において重なると、NOR回路73の出力である走査信号G2と走査信号G4がアクティブとなる。
同様に、タイミングt4〜t12の期間においてイネーブル信号ENBY2がアクティブになり、走査基準信号G7’および走査基準信号G8’とアクティブになる期間が重なるため、イネーブル信号ENBY2と走査基準信号G7’が入力されるNAND回路71と、イネーブル信号ENBY2と走査基準信号G8’が入力されるNAND回路71との出力が、ローレベルになる。
これらの2個のNAND回路71の出力がローレベルになる状態と、イネーブル信号ENBY4がアクティブのローレベルになる状態がタイミングt8〜t12の期間において重なると、NOR回路73の出力である走査信号G6と走査信号G8がアクティブとなる。
本実施形態においては、全期間でイネーブル信号ENBY1が非アクティブなため、走査信号G1、G3、G5、G7については非アクティブのままになっている。
したがって、走査信号G2と走査信号G4を同時にアクティブとして、データ線34bとデータ線34aにデータを供給することにより、スイッング素子SW[2]に対応する画素とスイッチング素子SW[4]に対応する画素のそれぞれに同時にデータが書き込まれる。また、走査信号G6と走査信号G8を同時にアクティブとして、データ線34bとデータ線34aにデータを供給することにより、スイッング素子SW[6]に対応する画素とスイッチング素子SW[8]に対応する画素のそれぞれに同時にデータが書き込まれる。
その結果、1フィールド期間内に画素にデータを書き込むのに要する時間は、走査信号を一つずつアクティブ状態にする場合に比べて1/2で済む。つまり、3D(立体視)表示を行うためにフレーム周波数を、2D(平面視)表示する場合の倍のフレーム周波数とした場合でも、画素に対するデータの書き込み時間を2D(平面視)表示する場合と同様にすることができる。このようにすれば、走査信号を一つずつアクティブ状態にする場合に比べて解像度が1/2に低下する。この例では、走査信号を一つおきにアクティブ状態にしているので、フレーム周波数を高速化するために、表示画像の解像度をある程度犠牲にしている。
<変形例>
本発明は、上述した各実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に述べる各種の変形が可能である。また、各実施形態及び各変形例を適宜組み合わせてもよいことは勿論である。
本発明は、上述した各実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に述べる各種の変形が可能である。また、各実施形態及び各変形例を適宜組み合わせてもよいことは勿論である。
(1)上述した各実施形態においては、走査線の駆動方式として、図11ないし図14、あるいは、図16ないし図19のタイミングチャートにより示される駆動方式を例として説明したが、本発明はこれらの駆動方式に限定されるものではない。画素にデータを書き込む時間を短縮することができれば、これら以外の駆動方式でも適宜採用し得る。また、走査線駆動回路42の例としても、所望の走査線の駆動方式が実現可能であれば、図10または図15に示す回路以外の回路でも適用可能である。
(2)上述した実施形態においては電気光学材料の一例として液晶を取上げたが、それら以外の電気光学材料を用いた電気光学装置にも本発明は適用される。電気光学材料とは、電気信号(電流信号または電圧信号)の供給によって透過率や輝度といった光学的特性が変化する材料である。例えば、有機EL(ElectroLuminescent)、無機ELや発光ポリマーなどの発光素子を用いた表示パネルや、着色された液体と当該液体に分散された白色の粒子とを含むマイクロカプセルを電気光学材料として用いた電気泳動表示パネル、極性が相違する領域ごとに異なる色に塗り分けられたツイストボールを電気光学材料として用いたツイストボールディスプレイパネル、黒色トナーを電気光学材料として用いたトナーディスプレイパネル、あるいはヘリウムやネオンなどの高圧ガスを電気光学材料として用いたプラズマディスプレイパネルなど各種の電気光学装置に対しても上記実施形態と同様に本発明が適用され得る。
<応用例>
この発明は、各種の電子機器に利用され得る。図20および図21は、この発明の適用対象となる電子機器の具体的な形態を例示するものである。
この発明は、各種の電子機器に利用され得る。図20および図21は、この発明の適用対象となる電子機器の具体的な形態を例示するものである。
図20は、電気光学装置を採用した可搬型のパーソナルコンピューターの斜視図である。パーソナルコンピューター2000は、各種の画像を表示する電気光学装置1と、電源スイッチ2001やキーボード2002が設置された本体部2010とを具備する。
図21は、携帯電話機の斜視図である。携帯電話機3000は、複数の操作ボタン3001およびスクロールボタン3002と、各種の画像を表示する電気光学装置1とを備える。スクロールボタン3002を操作することによって、電気光学装置1に表示される画面がスクロールされる。本発明はこのような携帯電話機にも適用可能である。
なお、本発明が適用される電子機器としては、図20および図21に例示した機器のほか、携帯情報端末(PDA:Personal Digital Assistants),デジタルスチルカメラ,テレビ,ビデオカメラ,カーナビゲーション装置,車載用の表示器(インパネ),電子手帳,電子ペーパー,電卓,ワードプロセッサー,ワークステーション,テレビ電話,POS端末,プリンター,スキャナー,複写機,ビデオプレーヤ,タッチパネルを備えた機器等などが挙げられる。
1…電気光学装置、12…電気光学パネル、14…制御回路、30…画素部、32…走査線、34,34a,34b…データ線、40…走査線駆動回路、44…データ線駆動回路、56,58…ドレイン電極、57…ソース電極、62…画素電極、64…共通電極、66…液晶、70…シフトレジスタ、100…電気光学パネル。
Claims (6)
- 列方向に並設されたM本の走査線と、
行方向に並設された2N本のデータ線と、
前記走査線および前記データ線の交差に各々対応して設けられたM×N個の画素と、
前記画素は、前記走査線を介してゲート電極に印加される走査信号に基づいてオン状態またはオフ状態の一方に制御され、前記データ線を介してソース電極に印加されるデータ信号を前記画素に供給するスッチング素子を備え、
前記データ線は、画素列ごとに2本ずつ割り当てられ、
前記列方向における一の画素列において、m−1(M>m)行目の前記スイッチング素子と、m(M>m)行目の前記スイッチング素子の前記ソース電極は、第1の共通コンタクトホールを介して第1の前記データ線に接続しており、m+1(M>m)行目の前記スイッチング素子と、m+2(M>m)行目の前記スイッチング素子の前記ソース電極は、第2の共通コンタクトホールを介して、第2の前記データ線に接続している、
ことを特徴とする電気光学装置。 - 前記走査線に前記走査信号を供給する走査線駆動部を備え、
前記走査線駆動部は、前記m−1行目の前記スイッチング素子と前記m+1行目の前記スイッチング素子とを同時にオン状態とし、これらのスイッチング素子をオフ状態とした後に、前記m行目の前記スイッチング素子と前記m+2行目の前記スイッチング素子とを同時にオン状態とする前記走査信号を前記走査線に供給する、
ことを特徴とする請求項1に記載の電気光学装置。 - 前記走査線に前記走査信号を供給する走査線駆動部を備え、
前記走査線駆動部は、前記m−1行目から前記m+2行目までの前記スイッチング素子を同時にオン状態とし、これらのスイッチング素子をオフ状態とした後に、m+3行目の前記スイッチング素子からm+6行目の前記スイッチング素子とを同時にオン状態とする前記走査信号を前記走査線に供給する、
ことを特徴とする請求項1に記載の電気光学装置。 - 前記走査線に前記走査信号を供給する走査線駆動部を備え、
前記走査線駆動部は、前記m行目の前記スイッチング素子、前記m+2行目の前記スイッチング素子、m+4行目の前記スイッチング素子、およびm+6行目の前記スイッチング素子のオフ状態を維持しつつ、前記m−1行目の前記スイッチング素子と前記m+1行目の前記スイッチング素子を同時にオン状態とし、これらのスイッチング素子をオフ状態とした後に、前記m+3行目の前記スイッチング素子と前記m+5行目の前記スイッチング素子を同時にオン状態とし、その後にこれらのスイッチング素子をオフ状態とする前記走査信号を前記走査線に供給する、
ことを特徴とする請求項1に記載の電気光学装置。 - 前記走査線に前記走査信号を供給する走査線駆動部を備え、
前記走査線駆動部は、前記m−1行目の前記スイッチング素子、前記m+1行目の前記スイッチング素子、m+3行目の前記スイッチング素子、およびm+5行目の前記スイッチング素子のオフ状態を維持しつつ、前記m行目の前記スイッチング素子と前記m+2行目の前記スイッチング素子を同時にオン状態とし、これらのスイッチング素子をオフ状態とした後に、前記m+4行目の前記スイッチング素子と前記m+6行目の前記スイッチング素子を同時にオン状態とし、その後にこれらのスイッチング素子をオフ状態とする前記走査信号を前記走査線に供給する、
ことを特徴とする請求項1に記載の電気光学装置。 - 請求項1乃至請求項5のいずれか一に記載の電気光学装置を備えることを特徴とする電子機器。
Priority Applications (1)
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JP2013221988A JP2015084018A (ja) | 2013-10-25 | 2013-10-25 | 電気光学装置および電子機器 |
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