JP2015083835A - ロック用スペーサアセンブリ - Google Patents

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Abstract

【課題】ロック用スペーサアセンブリを提供する。
【解決手段】隣り合うロータ羽根を固定するためのロック用スペーサアセンブリが、プラットフォーム部分と根元部分とを有する第1の端部ピースを備えており、プラットフォーム部分および根元部分が、第1の端部ピースの第1の内面を定めている。根元部分が、第1の端部ピースの第1の突出部および反対向きの第2の突出部を定めている。第1の突出部は、取り付けスロットの第1の側方の凹所に突き出す外形を有している。第2の突出部は、取り付けスロットの第2の側方の凹所に突き出す外形を有している。第2の端部ピースが、第1の端部ピースの第1の内面と取り付けスロットの側壁部分との間にはまり込み、プラットフォーム部分と根元部分とを備えている。貫通穴が、第1および第2の端部ピースを貫いて連続的に延びる。取り付けスロットの側壁部分に係合する固定具が、貫通穴を通って延びる。
【選択図】図1

Description

本発明は、概して、ターボ機械に関する。より具体的には、本発明は、ターボ機械のロータ羽根をロータディスクに固定するためのロック用スペーサアセンブリに関する。
ガスタービンまたは蒸気タービンなどの種々のターボ機械は、シャフトと、シャフトに結合した複数のロータディスクと、ロータディスクに取り付けられた種々のロータ羽根とを備える。従来のガスタービンは、その圧縮機およびタービン部分に、種々のロータ羽根をディスクに取り付けて有している回転可能なシャフトを備えている。各々のロータ羽根が、加圧された空気、燃焼ガス、または蒸気などの他の流体が流れる翼と、空気または流体の流れについて径方向内側の境界を定める翼の基部のプラットフォームとを備えている。
ロータ羽根は、典型的には取り外し可能であり、したがってロータディスクの外周に位置する相補的な取り付けスロットに係合するように構成されたT字形の根元部分などの適切な根元部分を備えている。根元は、ディスクの外周に形成された対応する軸方向または周方向のスロットに係合する軸方向進入の根元または周方向進入の根元のいずれかであってよい。典型的な根元は、最小の断面積の首部と、根元から取り付けスロット内に位置する1対の側方の凹所に延びる根元突出部とを備える。
周方向の根元については、ただ1つの取り付けスロットが、ロータディスクの前面および後面の全周を巡って周状に延びる前側および後ろ側の連続的な周方向のポストまたは輪の間に形成される。周状の取り付けスロットの断面形状は、ロータディスクの前側および後ろ側のポストまたは輪によって定められ、タービンの稼働時にロータ羽根の根元突出部と協働して個々の羽根を径方向について保持する側方の凹所を備える。
例えば、ガスタービンの圧縮機部分において、ロータディスクの外周を巡ってロータ羽根の段を完成させるために、ロータまたは圧縮機の羽根(具体的には、根元部分)が、周状のスロットの周囲において周状のスロットに挿入され、ロータ羽根の根元突出部を側方の凹所に接触させるべく約90度回転させられる。ロータ羽根は、スロットの周囲に当接して係合できる翼の基部のプラットフォームを備えている。他の実施形態においては、隣接するロータ翼のプラットフォームの間において、スペーサを周状のスロットに設置することができる。ひとたびすべての羽根(および、スペーサ)が設置されると、取り付けスロットにおける最終的な残りの空間が、典型的には、技術的に広く知られているように、特別に設計されたスペーサアセンブリで埋められる。
周状のスロットへの最後のスペーサアセンブリの挿入を容易にするために使用される一般的な技術は、ロータディスクに軸対称でない装てんスロットを備えることである。種々の従来のスペーサアセンブリが、ロータディスクの装てんスロットの必要性をなくすように設計されている。しかしながら、これらのアセンブリは、複雑な装置を備える。これらの従来のアセンブリは、一般に、組み立てが難しく、製造が高価につき、ロータの不釣り合いにつながる可能性がある。したがって、ガスタービンの圧縮機および/またはタービンのロータ羽根など、ターボ機械の隣り合うロータ羽根のプラットフォームの間の最終的な空間に比較的容易に組み込むことができる改善されたロック用スペーサアセンブリについて、ニーズが存在する。
米国特許第8,176,598号明細書
本発明の態様および利点が、以下の説明において後述され、あるいは明細書から自明であると考えられ、もしくは本発明を実施することによって習得されるであろう。
本発明の一実施形態は、隣り合うロータ羽根のプラットフォームの間において周方向の取り付けスロットに挿入されるロック用スペーサアセンブリである。ロック用スペーサアセンブリは、隣り合うロータ羽根のプラットフォームの間の空間にはまり込むように構成された第1の端部ピースを備える。第1の端部ピースは、プラットフォーム部分および根元部分を備えている。プラットフォーム部分および根元部分が、第1の端部ピースの第1の内面を定めている。根元部分が、第1の端部ピースの第1の突出部および反対向きの第2の突出部を定めている。第1の突出部は、取り付けスロットの第1の側方の凹所に突き出すように構成された外形を有している。第2の突出部は、取り付けスロットの第2の側方の凹所に突き出すように構成された外形を有している。第2の端部ピースが、第1の端部ピースの第1の内面と取り付けスロットの側壁部分との間にはまり込むように構成される。第2の端部ピースは、プラットフォーム部分および根元部分を備えている。貫通穴が、第1の端部ピースおよび第2の端部ピースを貫いて連続的に延び、固定具が、この貫通穴を通って延びる。固定具の一端が、取り付けスロットの側壁部分に係合するように構成されている。
本発明の別の実施形態は、ロータアセンブリである。ロータアセンブリが、前側ポストおよび後ろ側ポストを有するロータディスクを備える。前側および後ろ側ポストが、周方向に延びる連続的な取り付けスロットを少なくとも部分的に定める。さらにロータアセンブリは、複数のロータ羽根を備える。複数のロータ羽根の各々が、複数のプラットフォームのうちの1つから延びている。複数のプラットフォームの各々が、内側に延びる根元によって取り付けスロットに固定される。ロック用スペーサアセンブリが、複数のプラットフォームのうちの少なくとも2つの間の空間に配置される。ロック用スペーサアセンブリは、隣り合うロータ羽根のプラットフォームの間の空間にはまり込むように構成された第1の端部ピースを備える。第1の端部ピースは、プラットフォーム部分および根元部分を備えている。プラットフォーム部分および根元部分が、第1の内面を定めている。根元部分が、第1の突出部および反対向きの第2の突出部を定めている。第1の突出部は、取り付けスロットの第1の側方の凹所に突き出すように構成された外形を有している。第2の突出部は、取り付けスロットの第2の側方の凹所に突き出すように構成された外形を有している。第2の端部ピースが、第1の端部ピースの第1の内面と取り付けスロットの側壁部分との間にはまり込むように構成される。第2の端部ピースは、プラットフォーム部分および根元部分を備えている。貫通穴が、第1の端部ピースおよび第2の端部ピースを連続的に貫いて延び、固定具が、固定具の一端が取り付けスロットの側壁部分に係合するように貫通穴を通って延びる。
本発明の別の実施形態は、ターボ機械である。ターボ機械が、圧縮機、燃焼器、およびタービンを備える。圧縮機またはタービンの少なくとも一方が、前側および後ろ側ポストを有するロータディスクを備える。前側および後ろ側ポストが、周方向に延びる連続的な取り付けスロットを少なくとも部分的に定める。さらにターボ機械は、複数のロータ羽根を備える。各々のロータ羽根が、複数のプラットフォームのうちの該当の1つのプラットフォームから延びる。複数のプラットフォームの各々が、内側に延びる根元によって取り付けスロットに固定される。ロック用スペーサアセンブリが、複数のプラットフォームのうちの少なくとも2つの間の空間に配置される。ロック用スペーサアセンブリは、隣り合うロータ羽根のプラットフォームの間の空間にはまり込むように構成された第1の端部ピースを備える。第1の端部ピースは、プラットフォーム部分および根元部分を備えている。プラットフォーム部分および根元部分が、第1の内面を定め、根元部分が、第1の突出部および反対向きの第2の突出部を定めている。第1の突出部は、取り付けスロットの第1の側方の凹所に突き出すように構成された外形を有している。第2の突出部は、取り付けスロットの第2の側方の凹所に突き出すように構成された外形を有している。第2の端部ピースが、第1の端部ピースの第1の内面と取り付けスロットの側壁部分との間にはまり込むように構成される。第2の端部ピースは、プラットフォーム部分および根元部分を備えている。貫通穴が、第1の端部ピースおよび第2の端部ピースを連続的に貫いて延び、固定具が、固定具の一端が取り付けスロットの側壁部分に係合するように貫通穴を通って延びる。
当業者であれば、このような実施形態の特徴および態様などを、本明細書を検討することによって、よりよく理解できるであろう。
当業者にとって、本発明の最良の態様を含む本発明の充分かつ本発明を実施可能にする開示が、添付の図面の参照を含む本明細書の残りの部分において、さらに詳しく説明される。
本発明の技術的範囲に包含される典型的なガスタービンの機能図である。 周方向進入のロータ羽根における根元および取り付けスロットの構成の実施形態の一部分の断面図である。 ロック用スペーサアセンブリを挿入することができる最終的な空間または装てん空間を含む典型的なロータディスクの一部分の斜視図である。 本発明の一実施形態による図3に示したとおりのロータディスクの一部分の上面図である。 本発明の種々の態様によるロック用スペーサアセンブリの実施形態の構成要素の分解図である。 本発明の一実施形態によるロック用スペーサアセンブリの側面図である。 本発明の一実施形態による図5に示したとおりのロック用スペーサアセンブリの上面図である。 本発明の一実施形態による図5に示したとおりのロック用スペーサアセンブリの上面図である。 本発明の一実施形態による図5に示したとおりのロック用スペーサアセンブリの上面図である。 本発明の一実施形態によるロック用スペーサアセンブリの順次の組み立ての図である。 本発明の一実施形態によるロック用スペーサアセンブリの順次の組み立ての図である。 本発明の一実施形態によるロック用スペーサアセンブリの順次の組み立ての図である。 本発明の一実施形態によるロック用スペーサアセンブリの順次の組み立ての図である。 本発明の一実施形態によるロック用スペーサアセンブリの順次の組み立ての図である。
次に、本発明の現在の実施形態(その1つ以上の例が、添付の図面に示されている)を、詳細に説明する。詳細な説明においては、数字および文字による記号表示を、図中の各特徴を指して使用する。図面および説明における類似または同様の記号表示は、本発明の類似または同様の部分を指して用いられている。本明細書において使用されるとき、用語「第1」、「第2」、および「第3」は、或る構成要素を別の構成要素から区別するために入れ換え可能に使用することができ、個々の構成要素の場所または重要性を意味するものではない。
本明細書において使用されるとき、用語「上流」および「下流」は、流路における流体の流れに対する相対的な方向を指す。例えば、「上流」は、流体が流れてくる方向を指し、「下流」は、流体が流れていく方向を指す。用語「径方向」は、特定の構成要素の軸方向の中心線に実質的に垂直な平面における相対的な方向を指し、用語「軸方向」は、特定の構成要素の軸方向の中心線に実質的に平行な平面における相対的な方向を指す。
各々の例は、本発明の説明の目的で提示されており、本発明を限定するものではない。実際、本発明において、本発明の技術的範囲および技術的思想から離れることなく、変更および変種が可能であることは、当業者にとって明らかであろう。例えば、或る実施形態の一部として例示または説明される特徴を、別の実施形態について使用して、またさらなる実施形態をもたらすことが可能である。このように、本発明は、添付の特許請求の範囲およびそれらの均等物の技術的範囲に含まれるような変更および変種を包含するように意図される。
本発明の典型的な実施形態を、例示の目的で、おおむねガスタービンの文脈において説明するが、本発明の実施形態が、蒸気タービンなど、シャフトとシャフトに結合した回転する羽根とを有する任意のターボ機械に適用可能であり、特許請求の範囲に特に記載されない限りは、ガスタービンに限られないことを、当業者であれば容易に理解できるであろう。
次に図面を参照すると、同一の数字が、すべての図を通して同じ構成要素を指し示しており、図1が、本発明の種々の実施形態を取り入れることができるターボ機械(この場合には、典型的なガスタービン10)の一実施形態の機能図を示している。この開示が、ガスタービンに限られず、むしろ蒸気タービンまたは任意の他の適切なターボ機械がこの開示の技術的範囲および技術的思想に包含されることを、理解すべきである。図示のとおり、ガスタービン10は、大まかには、ガスタービン10の上流端に配置された圧縮機14を含む圧縮機部分12と、圧縮機14の下流の少なくとも1つの燃焼器18を有している燃焼部分16と、燃焼部分16の下流のタービン22を含んでいるタービン部分20とを備えている。シャフト24が、圧縮機14および/またはタービン22を少なくとも部分的に貫いて、ガスタービン10の軸方向の中心線26に沿って延びている。特定の構成においては、シャフト24が、複数の個別のシャフトで構成されてもよい。
複数のロータホイールまたはディスク28が、圧縮機14および/またはタービン22においてシャフト24に沿って同軸に配置されている。各々のロータディスク28は、ロータディスク28の周囲に周方向に間隔を空けつつ配置され、ロータディスク28に着脱可能に固定される複数の径方向に延びるロータ羽根30を、受け入れるように構成されている。ロータ羽根30を、圧縮機のロータ羽根32など、圧縮機14において使用されるように構成でき、あるいはタービンバケットまたはタービンのロータ羽根34など、タービン22において使用されるように構成することができる。各々の羽根30は、長手方向の中心線の軸36を有し、前縁40および後縁42を有する翼部分38を備えている。
稼働時、空気などの作動流体44が圧縮機14に導かれ、圧縮機14において、燃焼部分16に向かって導かれるときに、一つには圧縮機のロータ羽根32によって徐々に圧縮される。圧縮された作動流体46が、圧縮機14から流れ、燃焼部分16に供給される。圧縮された作動流体46は、各々の燃焼器18に分配され、燃焼器18において燃料と混合され、可燃性の混合物をもたらす。可燃性の混合物が燃焼し、比較的高い温度および高い速度の燃焼ガス48を生み出す。燃焼ガス48が、タービン22を通って導かれ、タービン22において熱および運動エネルギをタービンのロータ羽根34に伝えられることにより、シャフト24を回転させる。特定の用途においては、シャフト24が、電気を生成するために発電機(図示されていない)に接続される。
図2が、T字形の根元および取り付けスロットの構成を有する典型的なロータ羽根30を備える典型的なロータディスク28の一部分の拡大断面図である。図2に示されるように、各々のロータ羽根30は、ガスタービン10の稼働時に翼38を過ぎる空気の流れ、燃焼ガスの流れ、または蒸気などの他の流体の流れについて径方向内側の境界の一部分をもたらすプラットフォーム50をさらに備えることができる。さらに、各々のロータ羽根30は、プラットフォーム50から径方向内側に延びる一体の根元部分52を備えている。根元部分52は、技術的に広く知られているとおり、ロータディスク28の前側および後ろ側の輪またはポスト要素56によって少なくとも部分的に定められる周方向に延びる取り付けスロット54に滑り込み、この取り付けスロット54に沿ってスライドする。代案においては、周方向に延びる取り付けスロット54を、ロータディスク28によって機械加工、鋳造、または他のやり方で定めることができる。
根元部分52は、取り付けスロット54内に定められ、ポスト要素56の凹状の壁部分62によって少なくとも部分的に定められる側方の凹所60に収容される突出部58を備えることができる。ポスト要素56および/またはロータディスク28は、取り付けスロット54の側壁部分64をさらに定めることができる。図2に提示した根元部分52および取り付けスロット54の構成が、あくまでも例示の目的のためのものにすぎず、根元およびスロットの構成が、本発明の主題の技術的範囲および技術的思想の範囲内で、幅広くさまざまであってよいことを、容易に理解できるであろう。
図3が、典型的なロータディスク28の一部分の斜視図であり、特にロータディスク28の前側および後ろ側のポスト要素56の間の取り付けスロット54(図2)に設定された複数のロータ羽根30を示している。図3に示されるとおり、各々のロータ羽根30が、プラットフォーム50を備えている。従来のスペーサ66が、技術的に広く知られているように、隣り合うロータ羽根30のプラットフォーム50の間に配置される。
図4が、本発明の一実施形態による図3に示したとおりのロータディスク28の一部分の上面図である。図3に示されるとおり、周方向の幅70を有している1つ以上の最終的な空間または装てん空間68が、隣り合うロータ羽根30のプラットフォーム50の間に定められている。最終的な空間または装てん空間68は、通常は、ロータディスク28へのロータ羽根30の組み付けおよび/または取り外しの際に、ロータ羽根30を取り付けスロット54に挿入するために使用される。特定の実施形態においては、図4に示されるように、最終的な空間または装てん空間68を、さらに詳しく後述されるロック用スペーサアセンブリ100の種々の実施形態によって埋めることができる。
特定の実施形態において、ロック用スペーサアセンブリ100を、圧縮機14内に位置する圧縮機のロータ羽根32および/またはタービン22内に位置するタービンのロータ羽根34など、隣り合うロータ羽根30のプラットフォーム50の間の最終的な空間68を埋めるために使用できることを、理解すべきである。このように、ロック用スペーサアセンブリ100が、おおむね隣り合うロータ羽根30のプラットフォーム50の間に設置されるものとして後述され、プラットフォーム50は、圧縮機のロータ羽根32またはタービンのロータ羽根34の一部であってよく、どちらの用途も充分に包含される。
図5が、ここでは「アセンブリ100」と称される本発明の一実施形態によるロック用スペーサアセンブリ100の構成要素の分解図を示している。図示のとおり、アセンブリ100は、第1の端部ピース102と、第2の端部ピース104と、固定具106とを備えている。第1の端部ピース102および第2の端部ピース104が、隣り合うロータ羽根30のプラットフォーム50の間の最終的な空間または装てん空間68にはまり込むように構成される(図4)。したがって、端部ピース102、104は、幅、長さ、厚さ、または任意の他の特徴によって端部ピース102、104をプラットフォーム50間に挿入することが可能になるような任意の寸法設定を有することができる。例えば、端部ピース102、104は、通常は、隣り合う翼のプラットフォーム50の間にぴったりとはまるような周方向の幅108(図4)を有することができる。
図5に示されるとおり、第1の端部ピース102は、プラットフォーム部分110および根元部分112を備えている。プラットフォーム部分110は、通常は、径方向の高さ114、軸方向の長さ116、および周方向の幅118を有する。 根元部分112は、プラットフォーム部分110から径方向内側に延びている。プラットフォーム部分110および根元部分112が、第1の内面120を定めている。一実施形態においては、第1の内面120が、ロック用スペーサアセンブリ100および/または第1の端部ピース102を通って広がる軸方向の平面に対しておおむね垂直に広がっている。
根元部分112が、第1の突出部122および反対向きの第2の突出部124を定めている。第1の突出部122は、取り付けスロット54の第1の側方の凹所126に突き出すように構成された外形を有している。第2の突出部124は、取り付けスロット54の第2の側方の凹所128に突き出すように構成された外形を有している。例えば、第1および第2の突出部122、124の外形は、前側および後ろ側のポスト要素56の曲面を反映するように実質的に湾曲した上部を有することができる。さらに、これらの外形は、図示のT字形の取り付けスロット54に突き出すようにポスト要素56と第1および第2の側方の凹所126、128との間に形成された角において外方向に延びる下部を備えることができる。
第1および第2の突出部122、124が任意の所望の外形を有することができ、必ずしも図5に示した特定の外形を有する必要がないことを、容易に理解できるであろう。第1および第2の突出部122、124の外形は、大きくは、取り付けスロット54の特定の形状および構成に依存すると考えられる。
特定の実施形態においては、アーチ形の溝130あるいは融合部または隅肉などの他の応力緩和の造作が、第1および第2の突出部122、124が第1の端部ピース102の根元部分112からおおむね軸方向に外側に定められ、あるいは延びている場所の近くにおいて、第1の端部ピース102によって定められる。アーチ形の溝130を、第1の端部ピース102上に低応力の地点または応力緩和のための場所をもたらすために備えることができる。図示のとおり、アーチ形の溝130は、前側または後ろ側のポスト要素56と第1および第2の側方の凹所126、128との間にそれぞれ形成される角において、根元部分112に位置することができる。
第2の端部ピース104が、第1の端部ピース102の第1の内面120と取り付けスロット54の一方の側壁部分64との間にはまり込むように構成される。例えば、第2の端部ピース102は、前側または後ろ側のポスト要素56の曲面を反映するように実質的に湾曲した外形を有することができる。
第2の端部ピース104は、プラットフォーム部分132および根元部分134を備えている。プラットフォーム部分132は、通常は、径方向の高さ136、軸方向の長さ138、および周方向の幅140を有する。それぞれのプラットフォーム部分110、132の周方向の幅118、140が、ロック用スペーサアセンブリ100の周方向の幅108(図4)をおおむね定める。
図5に示されるように、根元部分134は、プラットフォーム部分132から径方向内側に延びている。プラットフォーム部分132および根元部分134が、第2の内面142を定めている。第2の内面142は、第1の内面120と結合するように構成される。例えば、第1および第2の内面120、142は、平坦であってよく、あるいは符合するような湾曲または溝を有してもよい。一実施形態においては、第2の内面142が、ロック用スペーサアセンブリ100および/または第2の端部ピース104を通って広がる軸方向の平面に対しておおむね垂直に広がっている。一実施形態においては、図13に大まかに示されるように、第1および第2の端部ピース102、104が取り付けスロット54に挿入されたとき、第1の内面120および第2の内面142がおおむね互いに面して係合する。
図5に示されるとおり、第1の端部ピース102および第2の端部ピース104が、貫通穴144を少なくとも部分的に定める。組み立てられたとき、貫通穴144は、第1の端部ピース102および第2の端部ピース104を貫いて連続的に延びる。一実施形態においては、貫通穴144が、径方向の平面(ロック用スペーサアセンブリ100を通って広がり、かつロック用スペーサアセンブリ100を通って広がる軸方向の平面に対しておおむね垂直である径方向の平面)に対して決定される角度で、第1の端部ピース102のプラットフォーム部分110および第2の端部ピース104の根元部分134を貫いて延びる。
図5に示されるとおり、貫通穴144は、第2の端部ピース104の根元部分134の側壁146を貫いて延びることができる。特定の実施形態においては、貫通穴144が、第1の端部ピース102または第2の端部ピース104の少なくとも一方においてねじ山を有することができる。一実施形態においては、貫通穴144が、第1の端部ピース102のプラットフォーム部分110に定められる座ぐり148または段差の造作を備える。
固定具106は、貫通穴144を通って延びるねじ、ボルト、またはピン、などの任意の固定具を備えることができる。図5に示されるように、固定具106の端部150が、取り付けスロット54の一方の側壁部分64に係合するように構成される。例えば、図示のように、端部150を、取り付けスロット54の側壁部分64に係合するように面取りし、あるいは他のやり方で形作ることができる。固定具106は、固定具106の軸部に沿って配置されたねじ山152を備えることができる。ねじ山152は、第1および/または第2の端部ピース102、104に定められるねじ山と相補的であってよい。
図6が、本発明の一実施形態によるロック用スペーサアセンブリ100の側面図を示している。図示のとおり、第1および第2の内面120、142を、ロック用スペーサアセンブリ100の軸方向の中心線に平行に広がり、あるいはロック用スペーサアセンブリ100の軸方向の中心線に沿って広がる軸方向の平面に関して、傾けることができる。
図7、図8、および図9が、本発明の種々の実施形態による図5に示したとおりのロック用スペーサアセンブリ100の上面図を示している。図7および9に示されるように、凹所154を、第2の端部ピース104のプラットフォーム部分132に形成することができる。代案においては、図8に示されるように、凹所154を、第1の端部ピース102のプラットフォーム部分110に形成することができる。凹所154を、第1の端部ピース102および第2の端部ピース104が取り付けスロット54に組み込まれたときに第1の端部ピース102のプラットフォーム部分110(図7および9)または第2の端部ピース104のプラットフォーム部分132(図8)に形成された相補的なカラー156を受け入れるように構成することができる。例えば、凹所154およびカラー156は、第1および第2の端部ピース102、104の間に噛み合いの作用を生み出すための矩形、台形、アーチ形、または任意の形状であってよい。
図10、図11、図12、図13、および図14が、本発明の一実施形態によるロック用スペーサアセンブリ100の順次の組み込みの図である。図10に示されるように、第1の端部ピース102が、第2の突出部124が取り付けスロット54の第2の側方の凹所128内に延びるように回転させられる。次いで、図11に示されるように、第1の端部ピース102が、プラットフォーム部分110がポスト要素56に乗せられるように回転させられる。その後に、図12に示されるように、第1の端部ピース102が、第1の突出部122が取り付けスロット54の第1の側方の凹所126内に延びると同時に第2の突出部124が第2の側方の凹所128内に延びるように配置される。
次いで、図12および13にさらに示されるように、第2の端部ピース104が、第1の内面120と第2の内面142とが隣接し、あるいは互いに面するように、第1の端部ピース102の第1の内面120と取り付けスロット54の側壁部分64との間に挿入される。図14に示されるように、固定具106が貫通穴144に挿入され、端部150が取り付けスロット54の側壁部分64に係合するまで、回転させられ、ねじ込まれ、打ち込まれ、あるいは他のやり方で貫通穴144を通って移動させられる。固定具106が、第1および第2の突出部122、124と取り付けスロット54の対応する凹状の壁部分62との間におおむね径方向の力156を生じさせることで、ロック用スペーサアセンブリ100を所定の位置に係止し、複数のロータ羽根30をロータディスク28に固定する。固定具106の第2の端部が、固定具を側壁部分64に係合させた後にプラットフォーム部分110から突き出していてもよい。しかしながら、第2の端部を、プラットフォーム部分110に沿って平滑な表面を維持するために、切除してもよい。代案においては、第2の端部を、座ぐり穴148に沈めることができる。ロック用スペーサアセンブリ100の分解を、本明細書に記載の組み立ての工程を単純に逆にすることによって達成できることが、当業者にとって自明であろう。
本明細書においては、本発明を最良の態様を含めて開示するとともに、あらゆる装置またはシステムの製作および使用ならびにあらゆる関連の方法の実行を含む本発明の実施を当業者にとって可能にするために、いくつかの実施例を使用している。本発明の特許可能な技術的範囲は、特許請求の範囲によって定められ、当業者にとって想到される他の実施例も含むことができる。そのような他の実施例は、それらが特許請求の範囲の文言から相違しない構造要素を備えており、あるいは特許請求の範囲の文言から実質的には相違しない同等の構造要素を含むならば、特許請求の範囲の技術的範囲に包含される。
10 ガスタービン
12 圧縮機部分
14 圧縮機
16 燃焼部分
18 燃焼器
20 タービン部分
22 タービン
24 シャフト
26 軸方向の中心線
28 ロータディスク、ディスク
30 ロータ羽根、羽根
32 圧縮機のロータ羽根
34 タービンのロータ羽根
36 長手方向の中心線の軸
38 翼、翼部分
40 前縁
42 後縁
44 作動流体
46 圧縮された作動流体
48 燃焼ガス
50 プラットフォーム
52 根元部分
54 取り付けスロット
56 前側および後ろ側のポストまたは輪要素
58 突出部
60 側方の凹所
62 凹状の壁部分
64 側壁部分
66 スペーサ
68 最終的な空間、装てん空間
70 周方向の幅
100 ロック用スペーサアセンブリ、アセンブリ
102 第1の端部ピース
104 第2の端部ピース
106 固定具
108 周方向の幅
110 プラットフォーム部分
112 根元部分
114 径方向の高さ
116 軸方向の長さ
118 周方向の幅
120 第1の内面
122 第1の突出部
124 第2の突出部
126 第1の側方の凹所
128 第2の側方の凹所
130 アーチ形の溝
132 プラットフォーム部分
134 根元部分
136 径方向の高さ
138 軸方向の長さ
140 周方向の幅
142 第2の内面
144 貫通穴
146 側壁
148 座ぐり、段差
150 端部
152 ねじ山
154 凹所
156 カラー、力

Claims (20)

  1. 隣り合うロータ羽根(30)のプラットフォーム(50)の間において周方向の取り付けスロット(54)に挿入されるロック用スペーサアセンブリ(100)であって、
    前記隣り合うロータ羽根(30)のプラットフォーム(50)の間の空間にはまり込むように構成され、プラットフォーム部分(110)および根元部分(112)を備えており、前記プラットフォーム部分(110)および前記根元部分(112)が第1の内面(120)を定め、前記根元部分(112)が第1の突出部(122)および反対向きの第2の突出部(124)を定め、前記第1の突出部(122)が前記取り付けスロット(54)の第1の側方の凹所(126)に突出するように構成された外形を有し、前記第2の突出部(124)が前記取り付けスロット(54)の第2の側方の凹所(128)に突出するように構成された外形を有している第1の端部ピース(102)と、
    前記第1の端部ピース(102)の前記第1の内面(120)と前記取り付けスロット(54)の側壁部分との間にはまり込むように構成され、プラットフォーム部分(132)および根元部分(134)を有している第2の端部ピース(104)と、
    前記第1の端部ピース(102)および前記第2の端部ピース(104)を貫いて連続的に延びる貫通穴(144)と、
    前記貫通穴(144)を貫いて延びる固定具(106)と
    を備えており、
    前記固定具(106)の一端が前記取り付けスロット(54)の前記側壁部分(64)に係合するように構成されているロック用スペーサアセンブリ(100)。
  2. 前記貫通穴(144)が、前記第1の端部ピース(102)の前記プラットフォーム部分(110)および前記第2の端部ピース(104)の前記根元部分(134)を貫いて延びている請求項1に記載のロック用スペーサアセンブリ(100)。
  3. 前記貫通穴(144)が、前記第2の端部ピース(104)の前記根元部分(134)の側壁を貫いて延びている請求項1に記載のロック用スペーサアセンブリ(100)。
  4. 前記貫通穴(144)が、前記第1の端部ピース(102)または前記第2の端部ピース(104)の少なくとも一方にねじ山を備えている請求項1に記載のロック用スペーサアセンブリ(100)。
  5. 前記固定具(106)が、ねじ山を備えている請求項1に記載のロック用スペーサアセンブリ(100)。
  6. 前記第1の端部ピース(102)または前記第2の端部ピース(104)の一方に形成された凹所(154)と、前記第1の端部ピース(102)または前記第2の端部ピース(104)の他方に形成されたカラー(156)とをさらに備え、前記凹所(154)が、前記第1の端部ピース(102)および前記第2の端部ピース(104)が前記取り付けスロット(54)に設置されたときに前記カラー(156)を受け入れるように構成されている請求項1に記載のロック用スペーサアセンブリ(100)。
  7. 前記第2の端部ピース(104)の前記プラットフォーム部分(132)および前記根元部分(134)が、前記第1の内面(120)と係合する第2の内面(142)を定めている請求項1に記載のロック用スペーサアセンブリ(100)。
  8. 前記第1の内面(120)および前記第2の内面(142)が、当該ロック用スペーサアセンブリ(100)の軸方向の平面に対して斜めに広がっている請求項7に記載のロック用スペーサアセンブリ(100)。
  9. 周方向に延びる連続的な取り付けスロット(54)を定めている前側および後ろ側ポスト(56)を備えているロータディスク(28)と、
    複数のプラットフォーム(50)のうちの1つからそれぞれ延びており、前記複数のプラットフォーム(50)の各々が内側に延びている根元によって前記取り付けスロット(54)に固定される複数のロータ羽根(30)と、
    前記複数のプラットフォーム(50)のうちの少なくとも2つの間の空間に配置されるロック用スペーサアセンブリ(100)と
    を備えるロータアセンブリであって、
    前記ロック用スペーサアセンブリ(100)が、
    前記隣り合うロータ羽根(30)の前記プラットフォーム(50)の間の空間にはまり込むように構成され、プラットフォーム部分(110)および根元部分(112)を備えており、前記プラットフォーム部分(110)および前記根元部分(112)が第1の内面(120)を定め、前記根元部分(112)が第1の突出部(122)および反対向きの第2の突出部(124)を定め、前記第1の突出部(122)が前記取り付けスロット(54)の第1の側方の凹所(126)に突出するように構成された外形を有し、前記第2の突出部(124)が前記取り付けスロット(54)の第2の側方の凹所(128)に突出するように構成された外形を有している第1の端部ピース(102)と、
    前記第1の端部ピース(102)の前記第1の内面(120)と前記取り付けスロット(54)の側壁部分との間にはまり込むように構成され、プラットフォーム部分(132)および根元部分(134)を有している第2の端部ピース(104)と、
    前記第1の端部ピース(102)および前記第2の端部ピース(104)を貫いて連続的に延びる貫通穴(144)と、
    前記貫通穴(144)を貫いて延びる固定具(106)と
    を備えており、
    前記固定具(106)の一端が前記取り付けスロット(54)の前記側壁部分(64)に係合するロータアセンブリ。
  10. 前記貫通穴(144)が、前記第1の端部ピース(102)の前記プラットフォーム部分(110)および前記第2の端部ピース(104)の前記根元部分(134)を貫いて連続的に延びている請求項9に記載のロータアセンブリ。
  11. 前記貫通穴(144)が、前記第2の端部ピース(104)の前記根元部分(134)の側壁を貫いて延びている請求項9に記載のロータアセンブリ。
  12. 前記貫通穴(144)の少なくとも一部分が、ねじ山を備えており、前記固定具(106)が、前記貫通穴(144)のねじ山と対をなすねじ山を備えている請求項9に記載のロータアセンブリ。
  13. 前記第1の端部ピース(102)または前記第2の端部ピース(104)の一方に形成された凹所(154)と、前記第1の端部ピース(102)または前記第2の端部ピース(104)の他方に形成されたカラー(156)とをさらに備え、前記凹所(154)が、前記第1の端部ピース(102)および前記第2の端部ピース(104)が前記取り付けスロット(54)に設置されたときに前記カラー(156)を受け入れるように構成されている請求項9に記載のロータアセンブリ。
  14. 前記第2のピース(104)の前記プラットフォーム部分(132)および前記根元部分(134)が、前記第1の内面(120)と係合する第2の内面(142)を定めている請求項9に記載のロータアセンブリ。
  15. 前記第1の内面(120)および前記第2の内面(142)が、前記ロック用スペーサアセンブリ(100)の共通の軸方向の中心線に対して垂直に広がっている請求項9に記載のロータアセンブリ。
  16. 圧縮機と、
    燃焼器と、
    タービンと
    を備えており、
    前記圧縮機または前記タービンの少なくとも一方が、
    周方向に延びる連続的な取り付けスロット(54)を定めている前側および後ろ側ポストを備えているロータディスク(28)と、
    複数のプラットフォーム(50)のうちの1つからそれぞれ延びており、前記複数のプラットフォーム(50)の各々が内側に延びている根元によって前記取り付けスロット(54)に固定される複数のロータ羽根(30)と、
    前記複数のプラットフォーム(50)のうちの少なくとも2つの間の空間に配置されるロック用スペーサアセンブリ(100)と
    を備え、
    前記ロック用スペーサアセンブリ(100)が、
    前記隣り合うロータ羽根(30)の前記プラットフォーム(50)の間の空間にはまり込むように構成され、プラットフォーム部分(110)および根元部分(112)を備えており、前記プラットフォーム部分(110)および前記根元部分(112)が第1の内面(120)を定め、前記根元部分(112)が第1の突出部(122)および反対向きの第2の突出部(124)を定め、前記第1の突出部(122)が前記取り付けスロット(54)の第1の側方の凹所(126)に突出するように構成された外形を有し、前記第2の突出部(124)が前記取り付けスロット(54)の第2の側方の凹所(128)に突出するように構成された外形を有している第1の端部ピース(102)と、
    前記第1の端部ピース(102)の前記第1の内面(120)と前記取り付けスロット(54)の側壁部分との間にはまり込むように構成され、プラットフォーム部分(132)および根元部分(134)を有している第2の端部ピース(104)と、
    前記第1の端部ピース(102)および前記第2の端部ピース(104)を貫いて連続的に延びる貫通穴(144)と、
    前記貫通穴(144)を貫いて延びる固定具(106)と
    を備えており、
    前記固定具(106)の一端が前記取り付けスロット(54)の前記側壁部分(64)に係合するターボ機械。
  17. 前記貫通穴(144)が、前記第1の端部ピース(102)の前記プラットフォーム部分(110)および前記第2の端部ピース(104)の前記根元部分(134)を貫いて連続的に延びている請求項16に記載のターボ機械。
  18. 前記貫通穴(144)が、前記第2の端部ピース(104)の前記根元部分(134)の側壁を貫いて延びている請求項16に記載のターボ機械。
  19. 前記貫通穴(144)が、前記第1の端部ピース(102)または前記第2の端部ピース(104)の少なくとも一方にねじ山を備えている請求項16に記載のターボ機械。
  20. 前記第1の端部ピース(102)または前記第2の端部ピース(104)の一方に形成された凹所(154)と、前記第1の端部ピース(102)または前記第2の端部ピース(104)の他方に形成されたカラー(156)とをさらに備え、前記凹所(154)が、前記第1の端部ピース(102)および前記第2の端部ピース(104)が前記取り付けスロット(54)に設置されたときに前記カラー(156)を受け入れるように構成されている請求項16に記載のターボ機械。
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