JP2010156338A - タービン翼付け根構成 - Google Patents

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Abstract

【課題】より効率的な製造、組立て、および/または動作を可能にするタービン翼付け根構成を提供する。
【解決手段】付け根138と、この付け根138から径方向へ延びるエーロフォイル136とを備えるタービン機関用動翼126であり、付け根138は軸部152およびダブテール154を備え、軸部152はダブテール154から延びて径方向外側表面に台座140を備え、ダブテール154は1つまたは複数のタング156を具備し、台座140は、タービンを通る流路の径方向最内境界の少なくとも一部を画定する軸方向および周方向に配向された表面を備え、ダブテール154は直線的であり、かつ台座140は曲線的である。
【選択図】図4

Description

本出願は、一般に改良されたタービン翼付け根(root)構成に関する装置、方法、および/またはシステムに関する。より具体的には、限定するものではないが、本出願は、軸方向差込口の直線的なダブテールを曲線的な台座と組み合わせるタービン翼に関する装置、方法、および/またはシステムに関する。
大きい付け根翼弦および反りを有するタービン翼の従来の構成および設計は、一般にこれらの翼のエーロフォイルが結果的に「入れ子式」になる。当業者なら理解するであろうように、「入れ子式」とは、隣接するエーロフォイルの曲率が重なる状況を指す一般的な用語である。この重なりが一般に意味するところは、タービン翼が従来のタービン機関の動翼車(rotor wheel)の中に取り付けられるときに、それらは、たとえ位置合わせされていようとも、入れ子式のエーロフォイル間における干渉、すなわち、この様態ではエーロフォイルが接触して切離しを妨げるので、これらの翼の1つを軸方向または直線的に移動させて切離しできないことである。
この問題に対処するために、従来のタービン翼は、しばしば曲線的な台座およびダブテールを備えるように設計される。こうすると、タービン翼が切離し時に曲線的な経路を辿り、それによって隣接するエーロフォイルを回避するので、エーロフォイルが入れ子式である隣接するタービン翼の切離しが可能になる。しかし、当業者なら理解するであろうように、曲線的な台座およびダブテールを有するタービン翼は、例えば、製造上の困難さおよび複雑さが増大することを含めて、それ自体の動作上の問題を提示する。さらには、当業者なら理解するであろうように、曲線的な台座およびダブテールを有するタービン翼では、隣接する翼の曲線的な台座と付け根との間に必然的に生じる干渉のために、隣接する翼の組をタービン車から同時に取り外すことが困難であるかまたは不可能である。
米国特許第3378230号公報 米国特許第3986793号公報 米国特許第4767275号公報 米国特許第5017091号公報 米国特許第5913660号公報 米国特許第6682306号公報 米国特許出願公開第2007/0020102(A1)号公報
したがって、改良タービン翼、具体的には、より効率的な製造、組立て、および/または動作を可能にするタービン翼付け根(すなわち、ダブテール、軸部、および/または台座構成部品)のための改良設計に対する必要性が依然として存在する。
したがって、本出願は、付け根と、この付け根から径方向へ延びるエーロフォイルとを備え、付け根は直線的なダブテールおよび曲線的な台座(platform)を具備するタービン機関用動翼(rotor blade)を説明する。
本出願は、付け根と、この付け根から径方向へ延びるエーロフォイルとを備えるタービン機関用動翼をさらに説明するが、付け根は軸部およびダブテールを備え、軸部はダブテールから延びて径方向外側表面に台座を備え、ダブテールは1つまたは複数のタングを具備し、台座は、タービンを通る流路の径方向最内境界の少なくとも一部を画定する軸方向および周方向に配向された表面を備え、ダブテールは直線的であり、かつ台座は曲線的である。
本出願のこれらおよび他の特徴は、図面および付属の特許請求の範囲と併せて採用した好ましい実施形態の以下の詳細な説明を綿密に検討すると明白になろう。
本発明のこれらおよび他の目的および利点は、添付の図面と併せて採用した本発明の典型的な実施形態のさらに詳細な以下の説明を注意深く検討することによって、より完全に理解されかつその真価が認識されよう。
本発明の幾つかの実施形態が使用され得る典型的なタービン機関を示す図である。 図1のガスタービン機関の圧縮機区間を示す断面図である。 図1のガスタービン機関のタービン区間を示す断面図である。 本発明の幾つかの実施形態が使用され得るガスタービン機関のタービンアセンブリを示す斜視図である。 従来設計にしたがうダブテールおよび台座構成を含むタービン翼を示す図である。 別の従来設計にしたがうダブテールおよび台座構成を含むタービン翼を示す図である。 本出願の典型的な実施形態にしたがうダブテールおよび台座構成を含むタービン翼を示す図である。
ここで図を参照すると、図1はガスタービン機関100の模式図を示す。一般に、ガスタービン機関は、圧縮空気の絶え間ない流れの中で燃料を燃焼させることによって生み出される加圧高温ガス流からエネルギーを取り出すことによって稼働する。図1に例示したように、ガスタービン機関100は、共通の心棒によって下流のタービン区間またはタービン110に機械的に結合される軸流圧縮機106と、この圧縮機106とタービン110との間に位置決めされる燃焼器112とを備えて構成され得る。以下の本発明は、例えば、ガスタービン機関、蒸気タービン機関、および航空機機関を含めて、すべての種類のタービン機関で使用可能であることに留意されたい。以降で、本発明はガスタービン機関に関連して説明されることになるが、本説明は、典型であるにすぎず、いずれにおいても限定を企図するものではない。
図2は、ガスタービン機関で使用可能である典型的な多段軸流圧縮機118の図を示す。図示のように、圧縮機118は複数の段を含み得る。各段は、圧縮機動翼120の列と、それに続く圧縮機静翼(stator blade)122の列とを含み得る。したがって、第1の段は、中心の心棒回りに回転する圧縮機動翼120の列と、それに続く稼働中に静止状態に留まる圧縮機静翼122の列とを含み得る。一般に圧縮機静翼122は、周方向へ相互に離間されて回転軸回りに固定される。圧縮機動翼120は、周方向へ離間されて、稼働中に心棒が回転するときにその回りを圧縮機動翼120が回転するように、心棒に取り付けられる。当業者なら理解するであろうように、圧縮機動翼120は、これらが、心棒回りに回転するときに、圧縮機118を通って流れる空気または動作流体に運動エネルギーを付与するように構成される。圧縮機118は、図2に例示されている段以外に多くの他の段を有し得る。追加的な段は、複数の周方向へ離間された圧縮機動翼120と、それに続く複数の周方向へ離間された圧縮機静翼122とを含み得る。
図3は、ガスタービン機関で使用可能である典型的なタービン区間またはタービン124の部分図を示す。このタービン124も複数の段を含み得る。3つの典型的な段が示されているが、より多くのまたはより少ない段がタービン124の中に存在し得る。各段は、稼働中に心棒回りに回転する複数のタービンバケットまたはタービン動翼126と、稼働中に静止状態に留まる複数のノズルまたはタービン静翼128とを含み得る。一般にタービン静翼128は、周方向へ相互に離間されて回転軸回りに固定される。タービン動翼126は、心棒(図示せず)回りに回転するためにタービン車(図示せず)の上に取り付けられ得る。高温ガス通路を通る高温ガスが流れる方向は、矢印によって示されている。当業者なら理解するであろうように、タービン124は、図3に示されている段以外にも多くの他の段を有し得る。それぞれの追加的な段は、タービン静翼128の列と、それに続くタービン動翼126の列とを含み得る。
本明細書で使用されるように、別途に特定しなければ、「動翼」と呼ぶ場合には、圧縮機118またはタービン124のどちらかの回転する翼を指し、これらは圧縮機動翼120およびタービン動翼126の両方を包含することに留意されたい。別途に特定しなければ、「静翼」と呼ぶ場合には、圧縮機118またはタービン124のどちらかの静止している翼を指し、これらは圧縮機静翼122およびタービン静翼128の両方を包含する。本明細書では「翼」という用語を使用してどちらかの種類の翼を指す。したがって、別途に特定しなければ、「翼」という用語は、圧縮機動翼120、圧縮機静翼122、タービン動翼126、およびタービン静翼128を含めて、すべての種類のタービン機関翼を包含するものである。
使用に際して、軸流圧縮機118内部の圧縮機動翼120を回転させると、空気流を圧縮することができる。燃焼器112では、この圧縮空気が燃料と混合されて点火されるときにエネルギーが放出され得る。次いで、燃焼器112から得られる高温ガス流はタービン動翼126の一面にわたって誘導され得、この誘導されたガス流は、タービン動翼126の心棒回りの回転を誘発し得、それによって高温ガス流のエネルギーが回転する翼および回転する心棒(この心棒の中で動翼間が連結されているので)の機械的エネルギーに変換される。次いで心棒の機械的エネルギーを使用して、圧縮空気の必要な供給量が生み出されるように圧縮機動翼120の回転を駆動し、かつ、例えば、発電するために発電機も駆動することができる。
図4は、ガスタービン機関100のタービンアセンブリ130の一部を示す。このタービンアセンブリ130は、燃焼器(図4に図示せず)から高温燃焼ガス131を受け取るために、この燃焼器の下流に取り付けられ得る。タービンアセンブリ130は一般に、複数のタービン動翼126が固着された翼車132を備える。典型的には、タービン動翼126は、付け根138から径方向へ延びるエーロフォイル136を備え、この付け根は一般にエーロフォイルと一体である。台座140が、エーロフォイル136の基部に配置されて、この台座も一般にエーロフォイルと一体である。タービンアセンブリ130は、軸方向中心線軸141回りに軸対称である。環状シュラウド142が、翼126を包囲して、静止している静翼外筒(図示せず)に適切に接合される。このシュラウド142は、それと動翼126との間に相対的に小さいクリアランスまたは間隙を設けるが、これは稼働中に燃焼ガス131が翼126の上方に漏れるのを制限する。
一般にエーロフォイル136は、凹状の圧力側壁または圧力側面143と周方向にまたは横方向に対向する凸状の吸引側壁または吸引側面144とを具備する。圧力側壁143および吸引側壁144は、両方とも先縁146と後縁148との間で軸方向へ延びる。圧力側壁143および吸引側壁144はさらに、台座140における径方向内側の付け根138と径方向外側の翼端150との間で径方向へ延びる。
当業者なら理解するであろうように、付け根138は一般に、軸部152(その径方向外側表面が台座140である)およびダブテール154を含む。ダブテール154は付け根138の径方向内側区間であり、他方で軸部152は、ダブテール154をエーロフォイル136に連結する区間である。例示のように、ダブテール154は、複数のタング156を含む側面入口型構成を有し、この構成は一般に付け根138に鋸歯状断面を与える。軸部152は、ダブテール154の径方向外側部分から軸部152の径方向外側表面(これは述べたように台座140である)まで延びる。エーロフォイル136と同様に、付け根138は、後縁または後面158と先縁または先面160とを有するものとして説明可能であり、例示のように、付け根138は、後面158から先面160にかけて直線方向へ延び得る。さらには、付け根138は、圧力面162および吸引面164を有するものとして説明可能であり、これらは、それぞれにエーロフォイル136の圧力側面143および吸引側面144に対応する。
翼車132は、その周回りに形成された複数のダブテール溝166を有し得る。ダブテール溝166のそれぞれは、各ダブテール154がダブテール溝166の中に軸方向へ挿入され得るように、動翼126のダブテール154に対して対の片方として形成され得る。ダブテール154/ダブテール溝166の構成は、動翼126を翼車132に連結して稼働中に動翼126が径方向へ変位するのを防止することが理解されよう。例示のように、ダブテール154は、直線的、すなわち、後面158から先面160にかけて直線的な配向を有することが可能であり、ダブテール溝166も同様に直線的に配向され得る。動翼126は、この様態で形成されると、直線様式でダブテール溝166の中に軸方向へ挿入され得る。以下でより詳細に論じるように、付け根に曲線的構成も可能である。
本発明は、それがタービン動翼126における使用に関連して論じられていることに留意されたい。述べたように、タービン動翼とは、タービン機関のタービン区間内部で回転する翼である。本説明は、本明細書に説明の本発明の実施形態をタービン動翼における使用のみに限定するものではないので、典型であるにすぎない。当業者なら理解するであろうように、本発明は、一般にタービン機関の圧縮機区間内部で回転する翼である圧縮機動翼120にも応用可能である。したがって、別途に特定しなければ、本明細書で「動翼」と呼ぶ場合には、タービン動翼および圧縮機動翼の両方を包含しようとするものである。そして、タービン動翼に応用される実施例は、圧縮機動翼における本発明の使用を排除しようとするものではない。
図5は、図4に示したものと同様に、従来の直線的な付け根138を有する動翼を示す。この直線的な付け根138は、付け根138の後面158から先面160にかけて直線的な配向を有する台座140およびダブテール154を含む。より具体的には、付け根138の圧力面162および吸引面164が、曲線的ではなくて後面158から先面160にかけて略直線様態で延びる。直線的に配向された台座140は、形状が略直線的であることが理解されよう。台座140の各縁は、後面158、先面160、圧力面162、および吸引面164とのこれらの各縁の関係によって識別可能である。したがって、台座140は、後縁170、先縁172、圧力縁174、および吸引縁176を含むものと説明可能である。従来の直線的な設計によれば、圧力縁174が略直線的または大体真っ直ぐである。同様に、吸引縁176も略直線的または大体真っ直ぐである。述べたように、ダブテール154も後面158から先面160にかけて略直線様態で延び得る。軸部152の他の部分も同様に直線的であり得る。説明したように、エーロフォイル設計の性能基準は、エーロフォイルが組み立てられた構成で位置決めされるときに「入れ子式」になることを必要とし得る。このような状況であるとき、翼を直線的に取り外すこと(それは図5と同様な直線的構成に関して問題となるところである)が不可能になる。
図6は、従来の曲線的な付け根138を有する動翼を示す。この曲線的な付け根は、曲線的な台座140および曲線的なダブテール154を含み得る。この場合では、付け根138の圧力面162および吸引面164が曲線的である。台座140の圧力縁174が凹曲線を形成し得る。台座140の吸引縁176が、それは凸曲線であり得るが、同様に曲線を形成し得る。述べたように、ダブテール154も同様の曲線を形成し得る。軸部152の他の部分が同様の曲線を形成し得る。これらすべての構成要素の曲率は同様であり得るが、それは一般に円弧である。
図7は、本発明の典型的な実施形態にしたがう曲線的な台座140および直線的なダブテール154を有する動翼を示す。例示のように、このダブテール154は、図5のダブテール154と実質的に同様であり得る。すなわち、このダブテール154は実質的に直線的であり、かつ実質的に直線的なダブテール溝166と嵌まり合うように構成され得る。幾つかの実施形態では、直線的なダブテール154およびダブテール溝166は、取付け時に、それぞれが中心線軸141と平行に延びるように位置合わせされ得る。他の実施形態では、直線的なダブテール154およびダブテール溝166は、中心線軸141の方向に対して斜めとなり得る。ダブテール154は直線的であるが、本発明の典型的な実施形態によれば、台座140は曲線的、すなわち、図6の台座140構成と実質的に同様であり得る。具体的には、例示のように、台座140の圧力縁174が、曲線(それは好ましい実施形態では凹曲線である)を形成することができる。同様に、台座140の吸引縁176は、この吸引縁176が凸曲線を形成し得るが、同様に曲線を形成し得る。好ましい実施形態では、吸引縁176および圧力縁174の曲率は、台座140の幅の分だけずれているが、実質的に同じであり得る。この様態では、1枚の翼の圧力縁174は、隣接する翼の台座140が滑らかで実質的に連続的な表面を形成するように、隣接する翼の吸引縁176に係合し得る。
例示のように、台座140の後縁170および先縁172は、必要条件ではないが、依然として直線的であり得る。台座下方の軸部152の一部は一般に、曲線的な台座140と直線的なダブテール154との間の移行部を形成し得る。述べたように、幾つかの好ましい実施形態では、圧力縁174および吸引縁176の曲率は大体同じである。さらには、幾つかの好ましい実施形態では、圧力縁174および吸引縁176の曲線が近似円の円弧を形成し得る。当業者なら理解するであろうように、本発明に一貫する付け根構成は、図5に例示したもののように、直線的な付け根構成に関連する利点を与え得るばかりでなく、他方では図6に例示したもののように、曲線的な付け根構成に関連する利点も与えるものである。
本発明の好ましい実施形態の以上の説明から、当業者は改良、変更、および改造を想起しよう。当業におけるこのような改良、変更、および改造は、付属の特許請求の範囲によって網羅されることが企図されている。さらに、以上は本出願の説明された実施形態のみに関するものであって、数多くの変更および改造が、以下の特許請求の範囲およびその均等物によって画定された本出願の趣旨および範囲から逸脱することなく、本実施形態において実施可能であることは当然ながら明白である。
100 ガスタービン機関
106 圧縮機
110 タービン
112 燃焼器
118 圧縮機
120 圧縮機動翼
122 圧縮機静翼
124 タービン
126 タービン動翼
128 タービン静翼
130 タービンアセンブリ
131 高温燃焼ガス
132 翼車
136 エーロフォイル
138 付け根
140 台座
141 中心線軸
142 環状シュラウド
143 圧力側面
144 吸引側面
146 先縁
148 後縁
150 翼端
152 軸部
154 ダブテール
156 タング
158 後面
160 先面
162 圧力面
164 吸引面
166 ダブテール溝
170 後縁
172 先縁
174 圧力縁
176 吸引縁

Claims (10)

  1. 付け根(138)と、前記付け根(138)から径方向へ延びるエーロフォイル(136)とを備え、前記付け根(138)は直線的なダブテール(154)および曲線的な台座(140)を具備するタービン機関用動翼(120)、(126)。
  2. 前記付け根(138)は軸部(152)を備え、前記軸部(152)は前記ダブテール(154)から延びて径方向外側表面に前記台座(140)を備え、
    前記台座(140)は、前記タービンを通る流路の径方向最内境界の少なくとも一部を画定する軸方向および周方向に配向された表面を備え、
    前記エーロフォイル(136)は前記台座(140)から径方向外側へ延びる、請求項1記載の動翼(120)、(126)。
  3. 前記直線的なダブテール(154)は、中心線軸(141)の方向に対して平行および中心線軸(141)の方向に対して斜めの1つである直線的なダブテール溝(166)に係合するように構成される、請求項1記載の動翼(120)、(126)。
  4. 前記台座(140)は、前記エーロフォイル(136)の圧力側面(143)と重なる圧力縁(174)と、前記エーロフォイル(136)の吸引側面(144)と重なる吸引縁(176)とを備え、
    前記圧力縁(174)および前記吸引縁(176)の両方が曲線的である、請求項1記載の動翼(120)、(126)。
  5. 前記圧力縁(174)は凹曲線を含み、かつ前記吸引縁(176)は凸曲線を含む、請求項4記載の動翼(120)、(126)。
  6. 前記圧力縁(174)の前記凹曲線の曲率および前記吸引縁(176)の前記凸曲線の曲率は実質的に同じである、請求項5記載の動翼(120)、(126)。
  7. 前記圧力縁(174)の曲率および前記吸引縁(176)の曲率は、前記動翼(120)、(126)と前記動翼(120)、(126)に隣接する位置に取り付けられる第2の同様に形成された動翼(120)、(126)とが適切に取り付けられるとき、前記隣接する動翼(120)、(126)の台座(140)が実質的に連続的な表面を形成するように、前記動翼(120)、(126)の前記吸引縁(176)が前記第2の動翼(120)、(126)の前記圧力縁(174)に係合するように構成される、請求項5記載の動翼(120)、(126)。
  8. 前記圧力縁(174)の曲率および前記吸引縁(176)の曲率は、前記動翼(120)、(126)と前記動翼(120)、(126)に隣接する位置に取り付けられる第2の同様に形成された動翼(120)、(126)とが適切に取り付けられるとき、前記隣接する動翼(120)、(126)の台座(140)が実質的に連続的な表面を形成するように、前記動翼(120)、(126)の前記圧力縁(174)が前記第2の動翼(120)、(126)の前記吸引縁(176)に係合するように構成される、請求項5記載の動翼(120)、(126)。
  9. 前記圧力縁(174)の前記凹曲線の曲率および前記吸引縁(176)の前記凸曲線の曲率は近似円の円弧を含む、請求項5記載の動翼(120)、(126)。
  10. 前記付け根(138)は軸部(152)を備え、前記軸部(152)は前記ダブテール(154)から延びて径方向外側表面に前記台座(140)を備え、
    前記軸部(152)は、前記曲線的な台座(140)と前記直線的なダブテール(154)との間に移行部を形成する、請求項1記載の動翼(120)、(126)。
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