JP2015083730A - 目割れを低減させた編地、その編成方法及びその編成方法を利用したデザインシステム - Google Patents
目割れを低減させた編地、その編成方法及びその編成方法を利用したデザインシステム Download PDFInfo
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Abstract
【課題】連続する複数のコースにおいてウエール方向のモチーフの境目がウエール方向における同じ位置で続く柄において、編地表面の柄を変更させず、かつ目割れを低減させた編地の編成方法及びその編地を提供する。【解決手段】両面電子選針丸編機により連続する複数のコースにおいてウエール方向のモチーフの境目がウエール方向における同じ位置で続く編地表面の柄をシリンダ及びダイヤルのいずれか一方で編成し編地裏面を残った他方で編成する方法である。使用するジャガード編みの糸の種類の数より1少ない数の連続するコースの内の少なくとも1コースにおける編地表面のモチーフの境目によって形成されるウエール方向の境界線5に編地裏面において隣接する編組織が連続してニットするよう編成する。【選択図】図8
Description
この発明は、目割れを低減させた編地、その編成方法及びその編成方法を利用したデザインシステムに関する。
従来、両面選針丸編機によって編地表面と編地裏面の間に空間ができる編地が編成されている。近年の編地の生産現場では編地表面と編地裏面の間に中綿を挟んだキルティング編地のほか、ブリスター編、リップル編、袋編などで両面編の一方に天竺編を使用した編地等が生産されている。
編地の生産現場では、こういった編地において、編地表面のモチーフとモチーフの間が広くなる、いわゆる「目割れ」が発生し、編地の品質の著しい低下を招いていた。
例えば、キルティング編成において、両面選針丸編機を使用し両面ジャガード編成を行い、編地表面の柄をシリンダで編成し編地裏面をダイヤルで編成する場合、シリンダ側で編成に使用していない糸がダイヤル側で余ることのないよう、ダイヤル側でも柄の編成を行うものがある。このとき、数種類の糸を使用し、シリンダ側で一定面積分ニットするモチーフを各糸ごとに交互に繰り返し編成する場合、シリンダ側のモチーフとモチーフの境目において編地が逆のウエール方向に離れ、目割れが発生する問題があった。これは、連続する複数のコースにおいてウエール方向のモチーフの境目がウエール方向における同じ位置で続く場合にその境目で目割れが顕在化することによるものであり、キルティング編地の中綿が見えたり編地内からはみ出したりする等といった編地の品質の著しい低下を招いていた。
本発明は、連続する複数のコースにおいてウエール方向のモチーフの境目がウエール方向における同じ位置で続く柄において、編地表面の柄を変更させず、かつ目割れを低減させた編地の編成方法及びその編地を提供することを目的とする。
本発明の方法は、両面電子選針丸編機により連続する複数のコースにおいてウエール方向のモチーフの境目がウエール方向における同じ位置で続く編地表面の柄をシリンダ及びダイヤルのいずれか一方で編成し編地裏面を残った他方で編成する方法において、使用するジャガード編みの糸の種類の数より1少ない数の連続するコースの内の少なくとも1コースにおける編地表面のモチーフの境目によって形成されるウエール方向の境界線に編地裏面において隣接する編組織が連続してニットするよう編成することを特徴とする(請求項1)。
本発明の編地は、両面電子選針丸編機により連続する複数のコースにおいてウエール方向のモチーフの境目がウエール方向における同じ位置で続く編地表面の柄をシリンダ及びダイヤルのいずれか一方で編成し編地裏面を残った他方で編成した編地において、使用するジャガード編みの糸の種類の数より1少ない数の連続するコースの内の少なくとも1コースにおける編地表面のモチーフの境目によって形成されるウエール方向の境界線5に編地裏面において隣接する編組織が連続してニットされていることを特徴とする(請求項7)。
上記発明において、編地裏面における編地表面の前記モチーフに対応する部分は基礎柄の繰り返しからなるものであってもよい(請求項2、8)。
また、編地はキルティング編地であることが好ましい(請求項3、9)。
柄としては、例えば編地表面は複数の種類の糸のうちの1種類の糸により作製される一定面積の無地柄のモチーフを複数個組み合わせたジャガード柄であって、編地裏面は編地表面で使用している糸以外の各糸がコース及びウエールごとに交互にニット・ウエルトされた変則バーズアイ柄とすることができる(請求項4、10)。
基礎柄は複数のウエール及び複数のコースによって構成されることが好ましく(請求項5、11)、2ウエール×2コース又は3ウエール×3コースで構成されることが好ましい(請求項6,12)。
また、本発明のデザインシステムは、上記発明に係る編成方法の柄を自動的に作成することを特徴とし(請求項13)、編地表面の柄の作成により、編地表面の柄に対応した編地裏面の柄を自動的に作成するものが好ましい(請求項14)。
本発明によれば、連続する複数のコースにおいてウエール方向のモチーフの境目がウエール方向における同じ位置で続く柄において、数コースに1コースは必ず当該境目を挟み連続してニットする編組織が存在するので、編地表面の柄を変更させず、かつ目割れを低減させた編地が得られる。さらに、そうなるように基礎柄を設定すれば、基礎柄のみで柄を構成して前記連続してニットする編組織を設けることができるので、当該境目周辺の編組織を柄と異なった前記連続してニットする編組織となるように考慮し柄を作成する手間を無くすことができる。
また、本発明によるデザインシステムを使用すれば、編地表面の柄を入力すれば前記連続してニットする編組織を考慮した編地裏面の柄を自動的に作成することができるので、さらに柄を作成する時間を短縮することができる。
目割れしている編地(従来の編地)と正常な編地(本発明による編地)をそれぞれ図11(1)(2)に示す。図11(1)ではモチーフの境目で大きな目割れが発生し、中綿がはみ出しているのに対し、図11(2)ではほぼ中綿が見えず、編地表面がきれいな状態で保たれている。なお、図11(1)(2)に表す編地の場合は、目割れによる中綿の様子が把握しやすいよう編地表面に白糸は使用せず赤糸及び青糸を使用して編成しているが、本発明はこれに限定されない。
以下の編地製造においては、福原精機製作所社製の両面選針機の機種V-LEC6DSIB 38インチ20ゲージを使用した。
図1のように、3フィーダを使用して1コースを編成する3色ジャガード柄の6フィーダ構成によるリブ編成で、ポリエステル加工糸167デシテックス48フィラメントの白糸2、青糸3、赤糸4の三種を使用し、インレー糸(中綿)1としてポリエステル加工糸330デシテックス2本を挿入した。
柄は、編地表面となるシリンダ柄が複数の種類の糸のうちの1種類の糸により作製される一定面積の無地柄のモチーフを複数個組み合わせたジャガード柄であり、編地裏面となるダイヤル柄がシリンダ柄で使用している糸以外の各糸がコース及びウエールごとに交互にニット・ウエルトされた変則バーズアイ柄である。
図2は従来例であってダイヤル柄が従来のバーズアイ柄である。上はダイヤル、下はシリンダの編組織を示す。シリンダ柄におけるモチーフが変わる前までシリンダ針で編成されていた糸がシリンダ針からダイヤル針へ移り、これと同時に、モチーフが変わった後からシリンダ針で編成する糸がダイヤル針からシリンダ針へ移る。
このとき、第1フィーダ(F1)、第2フィーダ(F2)、第4フィーダ(F4)及び第5フィーダ(F5)は共通の位置でシリンダ針からダイヤル針へあるいはダイヤル針からシリンダ針へ糸が移り、モチーフの境目が生じ、境界線5が形成される。このとき、図2において矢印にて示すように、第3フィーダ(F3)及び第6フィーダ(F6)はダイヤル側で境界線5に隣接する編組織はニットとウエルトであって、各フィーダにおけるニット同士の間隔が1針分開いており、これにより空間が生じて大きな目割れが発生しやすい。
本発明実施例1のダイヤル柄である図3の編成方法でも、第1フィーダ(F1)、第2フィーダ(F2)、第4フィーダ(F4)及び第5フィーダ(F5)は共通の位置でシリンダ針からダイヤル針へあるいはダイヤル針からシリンダ針へ糸が移り、モチーフの境目が生じるが、破線円で示すように第3フィーダ(F3)においてモチーフの境目により形成される境界線5に隣接する編組織は連続してニットするため、空間が狭まり目割れを軽減させることができる。
図4はシリンダ柄、図5は従来のダイヤル柄、図6は本発明実施例1のダイヤル柄であって、1マスに1つのニット組織があり、表示されている色の糸がニットされ、他の色はウエルトされる。なお、便宜上、図4、5、6は全て編機の外側から編地を見た図である。
従来のダイヤル柄は、図5に示すように、シリンダ柄で使用している糸以外の糸により構成され、各糸が交互にニット・ウエルトするよう設定されているが、編地表面のモチーフのウエール方向の境目によって形成される全ての境界線に編地裏面において隣接する編組織の大部分は違う色の糸をニットするため、空間が生じ大きな目割れが発生しやすい。
一方、本発明実施例1のダイヤル柄は、シリンダ柄におけるモチーフのウエール方向の境目により形成される全ての境界線に編地裏面において隣接する編組織は、図6に示すように、連続する2コースの内1コースは必ず連続して同じ糸をニットするため、空間があまり生じず目割れが軽減される。
図7は本発明実施例1におけるダイヤル基礎柄である。ダイヤル柄におけるシリンダ柄のモチーフに対応する部分はこの基礎柄の繰り返しからなり、本発明実施例1のダイヤル柄においては、(a)はシリンダ柄で白糸を使用しているモチーフの部分のダイヤル基礎柄を、(b)はシリンダ柄で青糸を使用しているモチーフの部分のダイヤル基礎柄を、(c)はシリンダ柄で赤糸を使用しているモチーフの部分のダイヤル基礎柄をそれぞれ表している。図8に示すように、(a)、(b)、(c)のどのダイヤル基礎柄からどのダイヤル基礎柄へ変更する場合においても必ずウエール方向に連続してニットする組織ができるよう設定されているため、モチーフとモチーフの境目の空間を狭めて目割れが軽減される。
本実施例における柄の作成は、シリンダ柄の作成により自動的にダイヤル柄が作成されるデザインシステムを使用している。当該デザインシステムは、シリンダ柄のモチーフに使用する糸によって、当該モチーフに対応する部分のダイヤル柄は決定されるため、これを自動で行うものである。当該デザインシステムの使用により、目割れを低減させる編地の柄の作成時間が短縮できる。
図9は実施例2の4フィーダを使用して1コースを編成する12フィーダリピート構成による4色ジャガード柄の編地の編成におけるダイヤル基礎柄である。(a)はシリンダ柄で白糸を使用しているモチーフの部分のダイヤル基礎柄、(b)はシリンダ柄で青糸を使用しているモチーフの部分のダイヤル基礎柄、(c)はシリンダ柄で赤糸を使用しているモチーフの部分のダイヤル基礎柄、(d)はシリンダ柄で緑糸を使用しているモチーフの部分のダイヤル基礎柄を表している。
4色の糸を使用する場合であっても、図10に示すように、どのダイヤル基礎柄からどのダイヤル基礎柄へ変更する場合においても連続する3コースの内1コースは必ずダイヤル基礎柄の境目に隣接する編組織が連続してニットするように設定することで、目割れを低減させることができる。
図12は実施例3の4フィーダを使用して1コースを編成する12フィーダリピート構成による4色ジャガード柄の編地の編成におけるダイヤル基礎柄である。実施例2と同じく(a)はシリンダ柄で白糸を使用しているモチーフの部分のダイヤル基礎柄、(b)はシリンダ柄で青糸を使用しているモチーフの部分のダイヤル基礎柄、(c)はシリンダ柄で赤糸を使用しているモチーフの部分のダイヤル基礎柄、(d)はシリンダ柄で緑糸を使用しているモチーフの部分のダイヤル基礎柄を表している。
基礎柄3は図13のように基礎柄の途中で境界線5がくる場合でも、ウエールの順番を変更前の基礎柄と変更後の基礎柄で対応させることによって、どのダイヤル基礎柄からどのダイヤル基礎柄へ変更する場合においても連続する3コースの内1コースは必ずダイヤル基礎柄の境目に隣接する編組織が連続してニットすることができる。なお図13は変更前の基礎柄の左から2ウエール目でモチーフが終わる場合であり、本来ならその次には左から3ウエール目がくるため、変更後の基礎柄はこれに対応する左から3ウエール目がくるものとなっている。
本発明はこれら実施例に限定されず、例えばシリンダ柄とダイヤル柄は相互に入れ替えてもよいし、使用するジャガード編みの糸の種類の数より1少ない数の連続するコースの内の少なくとも1コースにおけるモチーフの境目により形成される境界線に隣接する編組織が連続してニットするものであれば本実施例の柄以外の柄であってもよく、基礎柄を使用しない柄であってもよい。また、基礎柄は別の基礎柄との境目に隣接する編組織のうち少なくとも1コースが連続してニットするものであれば他の構成であってもよい。さらに、これらの実施例では数種類の色の糸を使用しているが、色でなく素材や太さなどの性質が異なる糸を使用してもよく、また使用する糸の種類の数を5、6と増加させても同様に柄が作製可能である。加えて、編地はキルティング編地に限定されず、編地表面と編地裏面の間に空間ができる編地、例えば中綿を挿入していないブリスター編・リップル編・袋編などで両面編の一方に天竺編を使用した編地にも適用することが可能である。
さらにデザインシステムは実施例のような基礎柄の繰り返しに限定されず、モチーフの境界線の前後において、使用するジャガード編みの糸の種類の数より1少ない数の連続するコースの内の少なくとも1コースにおける編地表面のモチーフの境目によって形成されるウエール方向の境界線に編地裏面において隣接する編組織が連続してニットするよう柄を作成するものであればよい。
1 インレー糸(中綿)
2 白糸
3 青糸
4 赤糸
5 境界線
6 緑糸
(a) シリンダ柄で白糸を使用しているモチーフの部分のダイヤル基礎柄
(b) シリンダ柄で青糸を使用しているモチーフの部分のダイヤル基礎柄
(c) シリンダ柄で赤糸を使用しているモチーフの部分のダイヤル基礎柄
(d) シリンダ柄で緑糸を使用しているモチーフの部分のダイヤル基礎柄
2 白糸
3 青糸
4 赤糸
5 境界線
6 緑糸
(a) シリンダ柄で白糸を使用しているモチーフの部分のダイヤル基礎柄
(b) シリンダ柄で青糸を使用しているモチーフの部分のダイヤル基礎柄
(c) シリンダ柄で赤糸を使用しているモチーフの部分のダイヤル基礎柄
(d) シリンダ柄で緑糸を使用しているモチーフの部分のダイヤル基礎柄
Claims (14)
- 両面電子選針丸編機により連続する複数のコースにおいてウエール方向のモチーフの境目がウエール方向における同じ位置で続く編地表面の柄をシリンダ及びダイヤルのいずれか一方で編成し編地裏面を残った他方で編成する方法において、
使用するジャガード編みの糸の種類の数より1少ない数の連続するコースの内の少なくとも1コースにおける編地表面のモチーフの境目によって形成されるウエール方向の境界線に編地裏面において隣接する編組織が連続してニットするよう編成することを特徴とする、両面電子選針丸編機による編地の編成方法。 - 編地裏面における編地表面の前記モチーフに対応する部分は基礎柄の繰り返しからなることを特徴とする請求項1の編成方法。
- 編地がキルティング編地であることを特徴とする請求項1又は2記載の編成方法。
- 柄が、編地表面は複数の種類の糸のうちの1種類の糸により作製される一定面積の無地柄のモチーフを複数個組み合わせたジャガード柄であって、編地裏面は編地表面で使用している糸以外の各糸がコース及びウエールごとに交互にニット・ウエルトされた変則バーズアイ柄であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の編成方法。
- 前記基礎柄は複数のウエール及び複数のコースによって構成されることを特徴とする請求項2乃至4のいずれかに記載の編成方法。
- 前記基礎柄は2ウエール×2コース又は3ウエール×3コースで構成されることを特徴とする請求項2乃至4のいずれかに記載の編成方法。
- 両面電子選針丸編機により連続する複数のコースにおいてウエール方向のモチーフの境目がウエール方向における同じ位置で続く編地表面の柄をシリンダ及びダイヤルのいずれか一方で編成し編地裏面を残った他方で編成した編地において、
使用するジャガード編みの糸の種類の数より1少ない数の連続するコースの内の少なくとも1コースにおける編地表面のモチーフの境目によって形成されるウエール方向の境界線に編地裏面において隣接する編組織が連続してニットされていることを特徴とする編地。 - 編地裏面における編地表面の前記モチーフに対応する部分は基礎柄の繰り返しからなることを特徴とする請求項6記載の編地。
- キルティング編地であることを特徴とする請求項6又は7記載の編地。
- 柄が、編地表面は複数の種類の糸のうちの1種類の糸により作製される一定面積の無地柄のモチーフを複数個組み合わせたジャガード柄であって、編地裏面は編地表面で使用している糸以外の各糸がコース及びウエールごとに交互にニット・ウエルトされた変則バーズアイ柄であることを特徴とする請求項6乃至8のいずれかに記載の編地。
- 前記基礎柄は複数のウエール及び複数のコースによって構成されることを特徴とする請求項7乃至9のいずれかに記載の編地。
- 前記基礎柄は2ウエール×2コース又は3ウエール×3コースで構成されることを特徴とする請求項7乃至9のいずれかに記載の編地。
- 請求項1乃至6のいずれかに係る編成方法の柄を自動的に作成することを特徴とするデザインシステム。
- 編地表面の柄の作成により、編地表面の柄に対応した編地裏面の柄を自動的に作成することを特徴とする請求項13のデザインシステム。
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