JP2015082735A - 無線基地局装置、無線基地局装置の制御方法、無線通信システム、及び、プログラム - Google Patents

無線基地局装置、無線基地局装置の制御方法、無線通信システム、及び、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】より短時間で一般的な無線通信端末によるAP切り替えを完了する。
【解決手段】無線基地局装置11は、無線基地局装置11による無線通信で使用される第一通信路の属性情報を含む第一信号を、第一通信路で送信する送信部112と、無線基地局装置11と異なる無線基地局装置である無線基地局装置12による無線通信で使用される第二通信路の属性情報を無線基地局装置12から取得する取得部111とを備え、送信部112は、さらに、取得部111が取得した第二通信路の属性情報を含む第二信号を、第一通信路で送信する。
【選択図】図3

Description

本発明は、無線基地局装置、無線基地局装置の制御方法、無線通信システム、及び、プログラムに関する。
従来、無線通信端末と、無線通信端末と無線リンクを介して通信する無線基地局装置(以降、アクセスポイント、又はAP(Access Point)ともよぶ)とを用いたWLAN(Wireless Local Area Network)が利用されている。無線通信端末は、WLANを介して、当該WLANに接続されているネットワーク上の他の通信装置(Webサーバ又はメールサーバなど)と通信することができる。
1つの無線基地局装置が無線通信リンク(以降、通信リンクともよぶ)を介して通信できるエリア(以降、無線通信可能エリア)は、限られている。1つの無線基地局装置だけではカバーしきれない広い空間で無線通信端末を利用する場合には、複数の無線基地局装置を設置する。その際、無線通信端末は、いずれかの無線基地局装置との間で通信リンクを確立する。何らかの要因により当該通信リンクを介した通信ができなくなり、かつ、無線通信端末が他の無線基地局装置との通信リンクを確立することが可能である場合、無線通信端末は、当該他の無線基地局装置との間で通信リンクを確立することで通信を継続する(AP切り替えをする)ことができる。AP切り替えの際には、一般に、端末が通信路のビーコンを受信するためのスキャンが行われる。端末がスキャンを行っている時間(スキャン時間)は、データ通信を含む他用途の通信はできない。
特許文献1は、無線基地局装置が無線通信端末に対して、切り替え先のAPに関する情報を予め通知し、通知された無線通信端末が切り替え先のAPに切り替える無線LANシステムを開示している。特許文献1に開示される技術によれば、無線通信端末は、AP切り替えを行う際に既に切り替え先のAPに関する情報を保有しているので、より短時間でAP切り替えを完了することができる。
特開2001−94572号公報
しかしながら、特許文献1に開示される無線LANシステムは、特許文献1に開示される無線基地局装置と無線通信端末との両方によって実現されるものである。よって、一般的な無線通信端末が上記の無線基地局装置と通信を行う際には、より短時間でのAP切り替えは実現しない。
本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、一般的な無線通信端末がより短時間でAP切り替えを完了できる無線基地局装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の一態様に係る無線基地局装置は、前記無線基地局装置による無線通信で使用される第一通信路の属性情報を含む第一信号を、前記第一通信路で送信する送信部と、前記無線基地局装置と異なる無線基地局装置である相手基地局装置による無線通信で使用される第二通信路の属性情報を前記相手基地局装置から取得する取得部とを備え、前記送信部は、さらに、前記取得部が取得した前記第二通信路の属性情報を含む第二信号を、前記第一通信路で送信する。
これによれば、無線基地局装置は、相手基地局装置の通信路の属性情報を含む第二信号(代理プローブ応答とも呼ぶ)を、相手基地局装置の代わりに通信端末に送信する。代理プローブ応答を受信した通信端末は、相手基地局装置からの報知信号(相手基地局装置からのビーコン)を受信しなくても、相手基地局装置の通信路の属性情報を知ることができる。そして、通信端末は、代理プローブ応答に含まれる属性情報に基づいて、従来より短いスキャン時間でAP切り替えを完了することができる。よって、無線基地局装置は、より短時間で一般的な無線通信端末によるAP切り替えを完了することができる。
また、前記送信部は、前記第一信号の送信出力より小さい送信出力で前記第二信号を送信するとしてもよい。
これによれば、無線基地局装置は、通信端末からのプローブ要求に対し、第一信号(プローブ応答に相当)より小さい送信出力で代理プローブ応答を送信する。通信端末は、プローブ応答より小さい受信信号強度で代理プローブ応答を受信することで、相手基地局装置が無線基地局装置より遠くに位置すること、すなわち、無線基地局装置が相手基地局装置より近くに位置することを認識する。その結果、通信端末は、相手基地局装置でなく無線基地局装置に接続確立するように動作する。よって、通信端末が無線基地局装置との間で接続確立できる場合に、代理プローブ応答に含まれる属性情報に基づいて相手基地局装置との間で接続確立してしまうことが未然に防がれる。
また、前記送信部は、前記無線基地局装置と接続確立している通信端末が前記第二信号を受信した場合に、前記通信端末が前記第二通信路を接続切り替え先の通信路の候補として認識するように、前記第二信号を送信するとしてもよい。
これによれば、通信端末は、無線基地局装置との間で接続確立しているときに受信した代理プローブ応答から得られる属性情報に基づいて、接続切り替え先の通信路の候補を取得する。上記の代理プローブ応答は、例えば、通信端末がバックスキャンを実行したときに受信する。そして、無線基地局装置から他の無線基地局装置(例えば、相手基地局装置)へのAP切り替えの際に、その候補からAP切り替え先の無線基地局装置を選択し短いスキャン時間でAP切り替えを完了することができる。
また、前記無線基地局装置は、IEEE802.11規格に従った無線通信を行い、前記無線通信の前記属性情報は、前記無線通信の周波数チャネルと、BSSID(Basic Service Set Indentifier)と、暗号セキュリティ情報とを含み、前記第一信号および前記第二信号のそれぞれは、IEEE802.11規格におけるプローブ応答フレームであるとしてもよい。
これによれば、無線基地局装置は、IEEE802.11規格におけるプローブ応答フレームを用いて通信路の属性情報を通信端末に通知する。よって、通信端末は、IEEE802.11規格に従う無線通信が可能でありさえすれば、無線基地局装置から相手基地局装置へのAP切り替えが可能である。
また、上記課題を解決するために、本発明の一態様に係る無線基地局装置の制御方法は、前記無線基地局装置による無線通信で使用される第一通信路の属性情報を含む第一信号を、前記第一通信路で送信する第一送信ステップと、前記無線基地局装置と異なる無線基地局装置である相手基地局装置による無線通信で使用される第二通信路の属性情報を前記相手基地局装置から取得する取得ステップと、前記取得ステップで取得した前記第二通信路の属性情報を含む第二信号を、前記第一通信路で送信する第二送信ステップとを含む。
これにより、上記の無線基地局装置と同様の効果を奏する。
また、上記課題を解決するために、本発明の一態様に係る無線通信システムは、複数の無線基地局装置と、当該複数の無線基地局装置と通信可能な通信端末とを備える無線通信システムであって、前記複数の無線基地局装置のうちの第一無線基地局装置は、前記第一無線基地局装置による無線通信で使用される第一通信路の属性情報を含む第一信号を、前記第一通信路で前記通信端末に送信する送信部と、前記複数の無線基地局装置のうちの第二無線基地局装置による無線通信で使用される第二通信路の属性情報を前記第二無線基地局装置から取得する取得部とを備え、前記送信部は、さらに、前記取得部が取得した前記第二通信路の属性情報を含む第二信号を、前記第一通信路で前記通信端末に送信する。
これにより、上記の無線基地局装置と同様の効果を奏する。
また、上記課題を解決するために、本発明の一態様に係るプログラムは、上記に記載の無線基地局装置の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムである。
これにより、上記の無線基地局装置と同様の効果を奏する。
なお、本発明は、装置として実現できるだけでなく、その装置を構成する処理手段をステップとする方法として実現したり、それらステップをコンピュータに実行させるプログラムとして実現したり、そのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能なCD−ROMなどの記録媒体として実現したり、そのプログラムを示す情報、データ又は信号として実現したりすることもできる。そして、それらプログラム、情報、データ及び信号は、インターネット等の通信ネットワークを介して配信してもよい。
本発明にかかる無線基地局装置は、より短時間で一般的な無線通信端末によるAP切り替えを完了することができる。
図1は、実施の形態に係る無線通信システムのネットワーク構成図である。 図2は、実施の形態に係る無線基地局装置のハードウェア構成図である。 図3は、実施の形態に係る無線基地局装置の機能ブロック図である。 図4は、実施の形態に係る通信路の属性情報の説明図である。 図5は、実施の形態に係る無線基地局装置のフローチャートである。 図6は、実施の形態に係る通信端末のフローチャートである。 図7は、実施の形態に係る無線通信システムによる通信を示すシーケンス図である。 図8は、実施の形態に係るプローブ応答及び代理プローブ応答の送信タイミングの説明図である。 図9は、関連技術における無線基地局装置等による通信を示すシーケンス図である。
(本発明の基礎となった知見)
「背景技術」欄に記載したとおり、何らかの要因により通信リンクを介した通信ができなくなり、かつ、無線通信端末が他の無線基地局装置との通信リンクを確立することが可能である場合、無線通信端末は、当該他の無線基地局装置との間で通信リンクを確立することで通信を継続する(AP切り替えをする)ことができる。AP切り替えは、例えば、無線通信端末が移動することで通信リンクを確立していた無線基地局装置から離れ、他の無線基地局装置に近づく場合のハンドオーバの際に行われる。また、2つの無線基地局装置の通信可能エリアに存在する無線通信端末が一方の無線基地局装置と通信リンクを確立している状態において、当該通信リンクの通信品質が悪化した場合にもAP切り替えが行われる。この場合、AP切り替えにより、他方の無線基地局装置と通信リンクを確立することができる。さらに、無線通信端末が通信リンクを確立していた無線基地局装置が故障により停止した場合、又は、当該無線基地局装置が保守者により電源を落とされた場合にもAP切り替えが行われる。
図9は、本発明に関連する関連技術における無線基地局装置等による通信を示すシーケンス図である。図9を参照しながら、通信端末35が無線基地局装置91から無線基地局装置92にAP切り替えを行う際の通信シーケンスについて説明する。図9において、通信端末のことを「STA」と、無線基地局装置のことを「AP」と記述する。
まず、通信端末35は、無線基地局装置91との認証(Authentication)901と接続確立(Association)902とを行う。これによって、通信端末35は無線基地局装置11との間で通信リンクを確立する。通信リンクが確立されたら、通信端末35は、無線基地局装置11と通信可能な状態903となる。
通信端末35は、通信可能な状態903において、無線基地局装置11との通信リンクを確立したチャネルで無線基地局装置11が同報送信(ブロードキャスト送信)するビーコンを受信することが可能であるが、上記のチャネルと異なるチャネルで送信されるビーコン904を受信することはできない。
通信端末35は、他の無線基地局装置が送信するビーコンを未だ受信していない状態で、無線基地局装置11との通信リンクを切断し、新たに無線基地局装置12との通信リンクを確立しようとするとき、各周波数チャネルで送信されるビーコンを受信すべく各周波数チャネルのスキャン911を行う。スキャン911により、無線基地局装置12の通信路(図9ではNチャネル(N−ch))が送信するビーコン912を受信したら、当該チャネルで、認証(Authentication)921と接続確立(Association)922とを行う。これによって、通信端末35は無線基地局装置12との間で通信リンクを確立する。通信リンクが確立されたら、通信端末35は、無線基地局装置12と通信可能な状態923となる。
ここで、通信端末35は、スキャン911を行っているときには、無線基地局装置91と無線通信することはできない。つまり、通信端末35は、無線基地局装置91から無線基地局装置92へAP切り替えする際に、無線通信ができない時間帯が発生する。
特許文献1は、無線基地局装置が無線通信端末に対して、切り替え先のAPに関する情報を予め通知し、通知された無線通信端末が切り替え先のAPに切り替える無線LANシステムを開示している。特許文献1に開示される技術によれば、無線通信端末は、AP切り替えを行う際に既に切り替え先のAPに関する情報を保有しているので、より短時間でAP切り替えを完了することができる。
しかしながら、特許文献1に開示される無線LANシステムは、特許文献1に開示される無線基地局装置と無線通信端末との両方によって実現されるものである。よって、一般的な無線通信端末が上記の無線基地局装置と通信を行う際には、より短時間でのAP切り替えは実現しない。
本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、一般的な無線通信端末がより短時間でAP切り替えを完了できる無線基地局装置を提供することを目的とする。
以下、実施の形態について、図面を参照しながら具体的に説明する。
以下で説明する実施の形態は、いずれも本発明の好ましい一具体例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、ステップ、ステップの順序などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、本発明の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、より好ましい形態を構成する任意の構成要素として説明される。
なお、同一の構成要素には同一の符号を付し、説明を省略する場合がある。
(実施の形態)
本実施の形態において、一般的な無線通信端末がより短時間でAP切り替えを完了できる無線基地局装置、及び、当該無線基地局装置を含む無線通信システムについて説明する。なお、AP切り替えは、ハンドオーバにより発生するものを想定して説明するが、本発明におけるAP切り替えの要因はハンドオーバだけに限られない。
図1は、本実施の形態に係る無線通信システム40のネットワーク構成図である。
図1に示されるように、本実施の形態に係る無線通信システム40は、無線基地局装置11と、無線基地局装置12と、LAN(Local Area Network)31と、通信端末35とを備える。
無線基地局装置11は、無線通信インタフェースを有する無線基地局装置であり、無線通信可能エリアに存在する通信端末35との間で通信リンク25を確立し、無線通信を行う。通信リンク25は、無線通信の論理的な通信路21(以降、単に「通信路」とも記載する)において確立される。通信路は、周波数チャネル番号で特定される周波数チャネル(以降、単に「チャネル」とも記載する)と、ネットワークの識別子であるBSSID(Basic Service Set Indentifier)とを、属性情報として有する。無線基地局装置11の通信路21の属性情報21Aは、チャネル番号(Ch)が1であり、BSSIDがaaである。なお、BSSIDは、48ビットで表される数値(12桁の16進数で表される数値)であり、「00:00:00:11:11:aa」のように表記されることもある。なお、無線通信は、例えば、IEEE802.11a、b、g、n規格などに適合する無線LANにより実現される。
また、無線基地局装置11は、LAN31と接続されており、無線通信に用いられる通信フレーム(通信パケット)の宛先に応じて、当該通信フレームを当該宛先に向けて転送する。具体的には、無線基地局装置11は、通信端末35から、LAN31側の端末(LAN31に接続された端末、又はLAN31に接続されたネットワークに接続された端末)を宛先とする通信フレームを受信したら、当該通信フレームをLAN31へ転送する。また、無線基地局装置11は、LAN31側の端末から、通信端末35を宛先とする通信フレームを受信したら、当該通信フレームを通信端末35に転送する。なお、無線基地局装置11は、第一無線基地局装置に相当する。
無線基地局装置12は、無線基地局装置11と同様に、無線通信インタフェースを有する無線基地局装置である。無線基地局装置12は、通信端末35との間で通信リンク26を確立し、無線通信を行う。無線基地局装置12の通信路22の属性情報22Aは、チャネル番号(Ch)がNであり、BSSIDがbbである。なお、無線基地局装置12は、相手基地局装置、又は、第二無線基地局装置に相当する。
LAN31は、無線基地局装置11と無線基地局装置12との通信に用いられる通信ネットワーク(ローカルエリアネットワーク)である。なお、LAN31は、例えば、IEEE802.3規格などに適合する有線LANにより実現される。
通信端末35は、無線通信インタフェースを有する無線通信端末である。通信端末35は、無線基地局装置11との間で通信リンク25を確立し、又は、無線基地局装置12との間で通信リンク26を確立し、無線通信を行う。通信端末35は、通信リンク25及び無線基地局装置11、又は、通信リンク26及び無線基地局装置12を介して、LAN31側の端末と通信することができる。
本実施の形態において、まず、通信端末35が無線基地局装置11との間で通信リンク25を確立し、その後、ハンドオーバにより、無線基地局装置12との間で通信リンク26を確立した状態になる場合の処理について説明する。本実施の形態に係る無線通信システムによれば、より短時間で通信端末35がハンドオーバを完了することができる。なお、通信端末35がハンドオーバする前に通信リンクを確立した無線基地局装置をハンドオーバ元基地局と、通信端末35がハンドオーバした後に通信リンクを確立した無線基地局装置をハンドオーバ先基地局と、それぞれ記述することがある。
図2は、本実施の形態に係る無線基地局装置11のハードウェア構成図である。
図2に示されるように、無線基地局装置11は、CPU(Central Processing Unit)101と、ROM(Read Only Memory)102と、RAM(Random Access Memory)103と、記憶装置104と、WNIC(Wireless Network Interface Card)105と、NIC(Network Interface Card)106とを備える。なお、本実施の形態に係る無線基地局装置12は、無線基地局装置11と同様のハードウェア構成を有する。
CPU101は、ROM102に格納された制御プログラムを実行するプロセッサである。
ROM102は、制御プログラム等を保持する読み出し専用記憶領域である。
RAM103は、CPU101が制御プログラムを実行するときに使用するワークエリアとして用いられる揮発性の記憶領域である。
記憶装置104は、制御プログラム、又は、画像データなどを保持する不揮発性の記憶領域である。
WNIC105は、通信端末35との間で無線通信を行う無線通信インタフェースである。なお、WNIC105は、例えば、IEEE802.11a、b、g、n規格等に適合する無線LANの通信インタフェースである。
NIC106は、LAN31へ通信データを送信する、又は、LAN31から通信データを受信する通信インタフェースである。なお、NIC106は、IEEE802.3規格等に適合する有線LANインタフェースであってもよいし、IEEE802.11a、b、g、n規格等に適合する無線LANインタフェースであってもよい。なお、NIC106は、WNIC105を用いて実現されてもよい。
なお、上記の通り、本実施の形態に係る無線基地局装置12は、無線基地局装置11と同様のハードウェア構成を有するので、無線基地局装置12についての詳細な説明は省略する。
図3は、本実施の形態に係る無線基地局装置11の機能ブロック図である。
図3に示されるように、無線基地局装置11は、取得部111と、送信部112とを備える。
取得部111は、無線基地局装置12の通信路22の属性情報22Aを無線基地局装置12から取得する。属性情報22Aは、周波数チャネル番号と、BSSID(Basic Service Set Identifier)とを少なくとも含む。また、属性情報22Aは、さらに、暗号セキュリティ情報を含んでもよい。属性情報22Aを取得する方法は、さまざまな方法がありうる。例えば、取得部111が、無線基地局装置12に属性情報22Aを要求するための信号を送信し、それに応じて無線基地局装置12が送信してくる属性情報22Aを受信する方法がある。また、無線基地局装置12が自発的に送信する属性情報22Aを受信する方法であってもよい。なお、取得部111が無線基地局装置12から属性情報22Aを取得する際に、NIC106を用いてLAN31を介した通信により取得してもよいし、WNIC105を用いて通信路21又は通信路22を介した通信により取得してもよい。通信路21又は通信路22の属性情報を必要に応じて変更してもよい。
送信部112は、無線基地局装置11の通信路21の属性情報21Aを含む報知信号を、通信路21で同報送信(ブロードキャスト送信)する。報知信号とは、通信路の属性情報を周囲の通信端末に伝えるために無線基地局装置が送信する信号のことであり、IEEE802.11規格におけるビーコンフレーム(以降、単に「ビーコン」ともよぶ)に相当する。言い換えれば、送信部112は、所定の時間間隔(例えば、100msec、又は200msec)ごとに1回、属性情報21Aを含むビーコンを通信路21で同報送信する。通信端末35は、属性情報21Aを含むビーコンを受信することで、通信路21が提供されていることを知ることができ、また、通信路21で用いられる周波数チャネル番号、BSSID、又は暗号セキュリティ情報などを知ることができる。
言うまでもないが、無線基地局装置11と12は同等の機能を有しており、無線基地局装置11も無線基地局装置12に対して自らの通信路の属性情報を送信する機能を有し、一方、無線基地局装置12も無線基地局装置11からの通信路の属性情報を取得する取得部および通信端末に当該属性情報を含む報知信号を同報送信する送信部を有している。すなわち、無線基地局装置同士は自らの通信路の属性情報を他の無線基地局装置に提供し共有し合うと共に、他の無線基地局装置から得られた当該他の無線基地局装置にかかる通信路の属性情報を通信端末に対して提供する訳である。
つまり、無線基地局装置11が、さらに、無線基地局装置12の構成要素を備えてもよい。また、反対に、無線基地局装置12が、さらに、無線基地局装置11の構成要素を備えてもよい。このようにすることで、通信端末35は、無線基地局装置12から無線基地局装置11へAP切り替えをすることもできる。
また、送信部112は、無線基地局装置11が通信端末35からプローブ要求フレーム(以降、単に「プローブ要求」ともよぶ)を受信すると、プローブ応答フレーム(以降、単に「プローブ応答」ともよぶ)を通信端末35に送信する。上記のプローブ応答は、通信路21の属性情報21Aを含んでいる。なお、送信部112は、1個のプローブ要求を受信した場合に、1個のプローブ応答を送信してもよいし、複数のプローブ応答を送信してもよい。なお、上記のプローブ応答は、第一信号に相当する。
ここで、プローブ要求とは、通信端末が設定しているBSSIDと無線基地局装置が設定しているBSSIDとが同一であるか否かを、通信端末が無線基地局装置に対して問い合わせるためのフレームのことである。プローブ要求は、例えば、無線基地局装置から所定の時間間隔で同報送信されるビーコンを通信端末が受信できない場合に、通信端末が送信する。また、プローブ応答とは、通信端末が送信したプローブ要求を受信した無線基地局装置が、プローブ要求に応じて応答するためのフレームのことである。
また、送信部112は、取得部111が取得した通信路22の属性情報22Aを含むプローブ応答を通信路21で送信する。通信端末35は、属性情報22Aを含むプローブ応答を受信することで、通信路22を接続切り替え先の通信路の候補として認識することができ、また、通信路22で用いられる周波数チャネル番号、BSSID、又は暗号セキュリティ情報などを知ることができる。つまり、通信端末は、前記第二通信路を接続切り替え先の通信路の候補として認識することができる。
なお、属性情報22Aを含むプローブ応答のことを、代理プローブ応答ともよぶ。通信端末35は、属性情報22Aを含む代理プローブ応答を受信することで、通信路22を接続切り替え先の通信路の候補として認識することができ、また、通信路22で用いられる周波数チャネル番号、BSSID、又は暗号セキュリティ情報などを知ることができる。通信端末は、前記第二通信路を接続切り替え先の通信路の候補として認識することができる。なお、上記の代理プローブ応答は、第二信号に相当する。
なお、取得部111及び送信部112のそれぞれは、CPU101、ROM102、RAM103、記憶装置104、WNIC105、又はNIC106などにより実現される。
図4は、本実施の形態に係る通信路の属性情報の説明図である。図4に示される、ビーコン又はプローブ応答に含まれる情報401は、IEEE802.11規格による無線通信に必要な属性情報であり、チャネル番号411とBSSID412とを少なくとも含む。また、情報401は、属性情報として、さらに暗号セキュリティ情報413を含んでもよい。
チャネル番号411は、通信路のチャネル番号を示す情報である。例えば、属性情報21Aを含む報知信号の場合、チャネル番号411は、無線基地局装置11の通信路21のチャネル番号である「1」が入る。
BSSID412は、通信路のBSSIDを示す情報である。例えば、属性情報22Aを含む報知信号の場合、BSSID412は、無線基地局装置11の通信路21のBSSIDである「aa」が入る。
暗号セキュリティ情報413は、無線基地局装置が当該通信路で用いる暗号化方式又はセキュリティ方式を1つ以上含む情報である。暗号セキュリティ情報413に含まれる情報は、例えば、IEEE802.11i規格に従って記述され格納される。
図5は、本実施の形態に係る無線基地局装置11のフローチャートである。図6は、本実施の形態に係る通信端末35のフローチャートである。図7は、本実施の形態に係る無線通信システムによる通信を示すシーケンス図である。これらの図を参照しながら、本実施の形態における無線基地局装置11及び通信端末35の処理について説明する。なお、図5、図6及び図7において、通信端末のことを「STA」と、無線基地局装置のことを「AP」と記述する。以降の図においても、同様の記述を用いることがある。
図5を参照しながら本実施の形態に係る無線基地局装置11の処理を説明する。
ステップS501において、取得部111は、無線基地局装置12から通信路22の属性情報22Aを取得する。ステップS501で取得される属性情報22Aは、図7における属性情報701に相当する。なお、無線基地局装置12が属性情報22A(図7では属性情報701)を送信するタイミングは、いつであってもよいが、無線基地局装置11と通信端末35とが通信リンク25を確立する前、又は、通信リンク25を確立してから比較的短時間のうちに行われるのが好ましい。なぜなら、無線基地局装置11と通信端末35とが通信リンク25を確立した後に、通信端末35によるハンドオーバが行われることになるが、そのときまでに通信端末35が属性情報22Aを取得していることが必要であるからである。
ステップS502において、送信部112は、ステップS501で取得した属性情報22Aを含む代理プローブ応答704を通信路21で通信端末35に送信する。代理プローブ応答704は、通信端末35によるバックスキャンなどにより所定の時間間隔で送信されるプローブ要求702を受信した後に、送信される。ここで、バックスキャンとは、通信端末が所定の時間間隔(一般的には60〜300秒)ごとに、無線基地局装置にプローブ要求を送信することである。また、プローブ要求702を受信したことに応じて、送信部112がプローブ応答703を送信する。これは、従来の無線基地局装置と同様の動作である。なお、プローブ応答703と代理プローブ応答704との送信順番は、どちらが先であってもよい。
なお、送信部112が代理プローブ応答704を通信端末35に送信するタイミングはいつであってもよいが、無線基地局装置11と通信端末35とが通信リンク25を確立する前、又は、通信リンク25を確立してから比較的短時間のうちに行われるのが好ましい。その理由はステップS501における、代理プローブ応答704の送信タイミングについての理由と同じである。
図6は、本実施の形態に係る通信端末のフローチャートである。図6を参照しながら本実施の形態に係る通信端末35の処理を説明する。
ステップS601において、通信端末35は、無線基地局装置11が送信した代理プローブ応答を受信することによって、無線基地局装置12の通信路22の属性情報22Aを取得する。当該代理プローブ応答は、ステップS502で無線基地局装置11が送信した代理プローブ応答であり、図7における代理プローブ応答704に相当する。代理プローブ応答704が無線基地局装置12の通信路22の属性情報22Aを含んでいるので、通信端末35は、代理プローブ応答704を受信することで属性情報22Aを知ることができる。
ステップS602において、通信端末35は、無線基地局装置11との認証(Authentication)と接続確立(Association)とを行う。これによって、通信端末35は無線基地局装置11との間で通信リンク25を確立する。具体的には、上記の認証及び接続確立は、図7におけるAuthentication705及びAssociation706にそれぞれ相当する。そして、Authentication705及びAssociation706が完了したら、通信端末35は、無線基地局装置11との間で通信リンク25を確立し、無線基地局装置11と通信可能な状態707となる。
ステップS603において、通信端末35は、無線基地局装置12の通信路22をスキャンして、無線基地局装置12が送信するビーコン及び代理プローブ応答を受信する。具体的には、通信端末35は、ステップS602で代理プローブ応答から取得した属性情報からチャネル番号を抽出し、抽出したチャネル番号のチャネルで送信されるビーコンの受信待ちを行う。通信端末35が、無線基地局装置12が送信するビーコンを受信できる場合、上記の受信待ちにおいて、無線基地局装置12が送信するビーコン(図7におけるビーコン712)を受信する。ステップS603の処理によって、通信端末35は、通信路22が確かに存在することを確かめることができる。なお、ステップS603の処理は、必須ではない。つまり、通信端末35は、ステップS602の処理を行った後に、代理プローブ応答から取得した属性情報から抽出されたチャネル番号へと切り替え、次に示すステップS604の処理を行ってもよい。
ステップS604において、通信端末35は、無線基地局装置12との認証と接続確立とを行う。これによって、通信端末35は無線基地局装置12との間で通信リンク26を確立する。上記の認証と接続確立は、図7におけるAuthentication721及びAssociation722にそれぞれ相当する。そして、Authentication721及びAssociation722が完了したら、通信端末35は、無線基地局装置12との間で通信リンク26を確立し、無線基地局装置12と通信可能な状態723となる。
以上の一連の処理によって、通信端末35は、無線基地局装置11から無線基地局装置12へのハンドオーバを行うことができる。そして、そのハンドオーバの際には、各チャネルのスキャンの回数を、従来技術における当該回数より削減することができる。通信端末がスキャンを実行しているときには、通信が不可能であるので、スキャンの回数を削減することで、スキャン時間、つまり通信端末による通信が不可能な時間を短くすることができる。なお、上記のステップS603の処理を行わない場合、ハンドオーバの際のスキャンをまったく行わないこととなり、通信不可能な時間をさらに短くすることができる。
なお、通信端末35の動作は特殊な機能ではなく、従来のIEEE802.11規格に準拠した無線通信を行う通信端末が通常に有する機能により実現される。つまり、本実施の形態における無線通信システムは、上記の機能を有する無線基地局装置と、従来と同等の機能を有する無線LANクライアント端末とによって実現されるものである。
なお、無線基地局装置11及び12は、所定の時間間隔ごとに1回、属性情報21Aを含むビーコンを通信路21で同報送信することが可能である。通信端末35は、上記のビーコンを受信したタイミングでプローブ要求を送信する。そして、無線基地局装置11(送信部112)は、上記のプローブ要求を受信したタイミングで通信端末35にプローブ応答を送信する。
図8は、本実施の形態に係るプローブ応答及び代理プローブ応答の送信タイミングの説明図である。
図8は、無線基地局装置として、無線基地局装置11及び12が存在する時に無線基地局装置11が送信するプローブ応答及び代理プローブ応答の送信タイミングを示す。
図8に示されるように、まず、無線基地局装置11は、所定のタイミングで無線基地局装置12から通信路22の属性情報22Aを、LAN31を介して属性情報801として取得する。
次に、通信端末35は、プローブ要求802を無線基地局装置11に送信する。プローブ要求802を受信した無線基地局装置11は、プローブ応答803を送信した後に、代理プローブ応答804を送信する。つまり、無線基地局装置11は、プローブ応答と代理プローブ応答とを同じ数だけ送信する。ここで、プローブ応答803は、無線基地局装置11の通信路21の属性情報21Aを含むプローブ応答である。また、代理プローブ応答804は、無線基地局装置12の通信路22の属性情報22Aを含むプローブ応答である。このようにすることで、無線基地局装置11は、通信路21の属性情報21Aと通信路22の属性情報22Aとを同じ頻度で通信端末35に通知することができる。
また、その際に、プローブ応答803及び代理プローブ応答804の送信出力を異ならせてもよい。つまり、プローブ応答803の送信出力を100%とした場合に、代理プローブ応答804の送信出力を100%より小さい値(例えば75%)としてもよい。これにより、通信端末35は、より確実にプローブ応答803により通知される通信路21上に通信リンク25を確立することができる。通信端末35は、通常、より強い受信信号強度で受信したプローブ応答により通知される通信路上に通信リンクを確立するように処理が行われるので、代理プローブ応答804の送信出力が大きい場合には、通信端末35は、代理プローブ応答804により通知される通信路上に通信リンクを確立しようとする可能性がある。代理プローブ応答804の送信出力を100%より小さくしておくことで、上記のように代理プローブ応答804により通知される通信路上に通信リンクを確立しようとすることを抑制することができる。
以上のように、本実施の形態に係る無線基地局装置によれば、無線基地局装置は、相手基地局装置の通信路の属性情報を含む第二信号(代理プローブ応答とも呼ぶ)を、相手基地局装置の代わりに通信端末に送信する。代理プローブ応答を受信した通信端末は、相手基地局装置からの報知信号(相手基地局装置からのビーコン)を受信しなくても、相手基地局装置の通信路の属性情報を知ることができる。そして、通信端末は、代理プローブ応答に含まれる属性情報に基づいて、従来より短いスキャン時間でAP切り替えを完了することができる。よって、無線基地局装置は、より短時間で一般的な無線通信端末によるAP切り替えを完了することができる。
また、無線基地局装置は、通信端末からのプローブ要求に対し、第一信号(プローブ応答に相当)より小さい送信出力で代理プローブ応答を送信する。通信端末は、プローブ応答より小さい受信信号強度で代理プローブ応答を受信することで、相手基地局装置が無線基地局装置より遠くに位置すること、すなわち、無線基地局装置が相手基地局装置より近くに位置することを認識する。その結果、通信端末は、相手基地局装置でなく無線基地局装置に接続確立するように動作する。よって、通信端末が無線基地局装置との間で接続確立できる場合に、代理プローブ応答に含まれる属性情報に基づいて相手基地局装置との間で接続確立してしまうことが未然に防がれる。
また、通信端末は、無線基地局装置との間で接続確立しているときに受信した代理プローブ応答から得られる属性情報に基づいて、接続切り替え先の通信路の候補を取得する。上記の代理プローブ応答は、例えば、通信端末がバックスキャンを実行したときに受信する。そして、無線基地局装置から他の無線基地局装置(例えば、相手基地局装置)へのAP切り替えの際に、その候補からAP切り替え先の無線基地局装置を選択し短いスキャン時間でAP切り替えを完了することができる。
また、無線基地局装置は、IEEE802.11規格におけるプローブ応答フレームを用いて通信路の属性情報を通信端末に通知する。よって、通信端末は、IEEE802.11規格に従う無線通信が可能でありさえすれば、無線基地局装置から相手基地局装置へのAP切り替えが可能である。
以上、本発明の無線基地局装置について、実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、この実施の形態に限定されるものではない。本発明の趣旨を逸脱しない限り、当業者が思いつく各種変形を本実施の形態に施したものや、異なる実施の形態における構成要素を組み合わせて構築される形態も、本発明の範囲内に含まれる。
例えば、実施の形態では無線基地局装置は1対(2つ)を前提として説明したが、現実の無線通信システムでは、3つ以上の無線基地局装置が存在する場合が考えられる。この場合、無線基地局装置どうしは相互にやりとりする結果として、任意の無線基地局装置は、他のすべての無線基地局装置から、当該無線基地局装置における通信路の属性情報を取得して、取得した属性情報を配下の無線通信端末に送信することとなる。なお、上記の場合、「他のすべての無線基地局装置」のそれぞれは、相手基地局装置に相当する。
本発明は、一般的な無線通信端末がより短時間でAP切り替えを完了できる無線基地局装置に利用可能である。具体的には、工場もしくはオフィスにおける無線LANまたは公衆無線LANにおける無線LANアクセスポイントに利用可能である。
11、12、91、92 無線基地局装置
21、22 通信路
21A、22A、701、801 属性情報
25、26 通信リンク
31 LAN
35 通信端末
40 無線通信システム
101 CPU
102 ROM
103 RAM
104 記憶装置
105 WNIC
106 NIC
111 取得部
112 送信部
401 ビーコン又はプローブ応答に含まれる情報
411 チャネル番号
412 BSSID
413 暗号セキュリティ情報
702、802 プローブ要求
703、803 プローブ応答
704、804 代理プローブ応答
705、721 Authentication
706、722 Association
712、904、912 ビーコン

Claims (7)

  1. 無線基地局装置であって、
    前記無線基地局装置による無線通信で使用される第一通信路の属性情報を含む第一信号を、前記第一通信路で送信する送信部と、
    前記無線基地局装置と異なる無線基地局装置である相手基地局装置による無線通信で使用される第二通信路の属性情報を前記相手基地局装置から取得する取得部とを備え、
    前記送信部は、さらに、
    前記取得部が取得した前記第二通信路の属性情報を含む第二信号を、前記第一通信路で送信する
    無線基地局装置。
  2. 前記送信部は、
    前記第一信号の送信出力より小さい送信出力で前記第二信号を送信する
    請求項1に記載の無線基地局装置。
  3. 前記送信部は、
    前記無線基地局装置と接続確立している通信端末が前記第二信号を受信した場合に、前記通信端末が前記第二通信路を接続切り替え先の通信路の候補として認識するように、前記第二信号を送信する
    請求項1又は2に記載の無線基地局装置。
  4. 前記無線基地局装置は、IEEE802.11規格に従った無線通信を行い、
    前記無線通信の前記属性情報は、前記無線通信の周波数チャネルと、BSSID(Basic Service Set Indentifier)と、暗号セキュリティ情報とを含み、
    前記第一信号および前記第二信号のそれぞれは、IEEE802.11規格におけるプローブ応答フレームである
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の無線基地局装置。
  5. 無線基地局装置の制御方法であって、
    前記無線基地局装置による無線通信で使用される第一通信路の属性情報を含む第一信号を、前記第一通信路で送信する第一送信ステップと、
    前記無線基地局装置と異なる無線基地局装置である相手基地局装置による無線通信で使用される第二通信路の属性情報を前記相手基地局装置から取得する取得ステップと、
    前記取得ステップで取得した前記第二通信路の属性情報を含む第二信号を、前記第一通信路で送信する第二送信ステップとを含む
    無線基地局装置の制御方法。
  6. 複数の無線基地局装置と、当該複数の無線基地局装置と通信可能な通信端末とを備える無線通信システムであって、
    前記複数の無線基地局装置のうちの第一無線基地局装置は、
    前記第一無線基地局装置による無線通信で使用される第一通信路の属性情報を含む第一信号を、前記第一通信路で前記通信端末に送信する送信部と、
    前記複数の無線基地局装置のうちの第二無線基地局装置による無線通信で使用される第二通信路の属性情報を前記第二無線基地局装置から取得する取得部とを備え、
    前記送信部は、さらに、
    前記取得部が取得した前記第二通信路の属性情報を含む第二信号を、前記第一通信路で前記通信端末に送信する
    無線通信システム。
  7. 請求項5に記載の無線基地局装置の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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