JP2015082489A - スイッチ - Google Patents

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Kazuyuki Tsukimori
一如 月森
高橋 学
Manabu Takahashi
学 高橋
裕幸 森山
Hiroyuki Moriyama
裕幸 森山
慎弥 勝部
Shinya Katsube
慎弥 勝部
勇樹 山本
Yuki Yamamoto
勇樹 山本
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Abstract

【課題】耐久性を向上する。【解決手段】リミットスイッチ(1)は、第1および第2カム(33,34)のカム動作部(33b,34b)にカム受部が押されてプランジャ(41)が変位し、スイッチモジュールがオンオフする。第1〜第3カム受部(44〜46)はカム動作部(33b,34b)よりも柔らかい樹脂にて形成されている。【選択図】図2

Description

本発明は、例えば、工場の生産ラインに配置され、所定位置への加工対象物の到達を検出するスイッチに関する。
従来、工場の生産ラインにはリミットスイッチが多用されている。リミットスイッチは、加工対象物が所定の加工位置に移送されたことを検出し、加工機械を自動的に起動するのに使用されている。
この種のリミットスイッチとしては、回転レバーおよび回転レバーに接続された回転軸が外力を受けて回転し、回転軸に設けられたカムに押されてプランジャ(変位部材)が変位し、プランジャの変位によってスイッチモジュールをオンオフさせるものが知られている。また、カムおよびプランジャは共に金属材料にて形成されている。
アズビル株式会社、汎用コンパクト型リミットスイッチLSシリーズ、[平成25年10月21日検索]、インターネット<http://www.compoclub.com/support/selectionguide/scc/CP-GC1003/D/LS_1003.pdf?download>
ところが、上記従来の構成では、カムおよびプランジャが共に硬い金属材料にて形成されているため、耐久性を高めることが困難であるという問題点を有している。
すなわち、カムおよびプランジャが共に硬い金属材料にて形成されていると、リミットスイッチが動作することにより、カムおよびプランジャの摩耗が継続して進行するため、リミットスイッチの耐久性を高めることが困難となる。
したがって、本発明は、耐久性を高めることができ、高い信頼性を得ることができるスイッチの提供を目的としている。
上記の課題を解決するために、本発明のスイッチは、外力を受けて回転する回転軸と、前記回転軸に設けられ、前記回転軸の回転に応じて回転し、カム動作部を有するカムと、前記カム動作部と接触するカム受部を有し、回転する前記カム動作部に前記カム受部が押されることにより位置が変位する変位部材と、前記変位部材の変位によりオンオフ動作を行うスイッチモジュールとを備えているスイッチにおいて、前記カム動作部は金属にて形成され、前記カム受部は、前記カム動作部よりも柔らかい樹脂にて形成されていることを特徴としている。
上記の構成によれば、回転軸が外力を受けて回転すると、回転軸の回転に応じてカムが回転し、カムのカム動作部に変位部材のカム受部が押されて変位部材が変位する。この変位部材の変位によりスイッチモジュールがオンオフ動作する。
ここで、例えば、カムのカム動作部と変位部材のカム受部とを、共に硬い金属にて形成した場合には、スイッチの使用に応じて、カム動作部とカム受部との摩耗が継続して進行するため、スイッチは耐久性が低下し易い。
これに対し、本発明のスイッチでは、カム動作部は金属にて形成され、変位部材のカム受部は、カムのカム動作部よりも柔らかい樹脂にて形成されている。したがって、スイッチの使用開始当初は、変位部材のカム受部の摩耗が進行し易い。しかしながら、ある程度、変位部材のカム受部の摩耗が進行した時点では、カム動作部とカム受部との当接面の折り合いが良くなり、変位部材のカム受部は、上記時点以降、摩耗し難くなる。この結果、スイッチは、耐久性を高めることができ、高い信頼性を得ることができる。
上記のスイッチにおいて、前記カムは、前記回転軸の第1方向への回転に応じて前記第1方向へ回転する第1カム、および前記回転軸の前記第1方向とは逆の第2方向への回転に応じて前記第2方向へ回転する第2カムとを有し、前記変位部材の前記カム受部は、第1から第3カム受部を有し、前記変位部材は、前記第1カムのカム動作部が前記第1カム受部に作用し、かつ前記第2カムのカム動作部が前記第2カム受部に作用する第1の状態、前記第1カムのカム動作部が前記第3カム受部に作用し、かつ前記第2カムのカム動作部がいずれのカム受部にも作用しない第2の状態、および前記第1カムのカム動作部がいずれのカム受部にも作用せず、かつ前記第2カムのカム動作部が前記第3カム受部に作用する第3の状態に、配置可能である構成としてもよい。
上記の構成によれば、変位部材は、第1カムのカム動作部が第1カム受部に作用し、かつ第2カムのカム動作部が第2カム受部に作用する第1の状態、第1カムのカム動作部が第3カム受部に作用し、かつ第2カムのカム動作部がいずれのカム受部にも作用しない第2の状態、および第1カムのカム動作部がいずれのカム受部にも作用せず、かつ第2カムのカム動作部が第3カム受部に作用する第3の状態に、配置可能である。
したがって、本発明のスイッチは、使用形態に応じ、変位部材の配置状態として第1から第3の状態のいずれかを選択することができ、汎用性および利便性の高いものとすることができる。
上記のスイッチは、変位した前記変位部材を変位前の位置に移動させる弾性部材を備え、前記変位部材は、上下方向に変位し、前記カムの下に配置され、回転する前記カム動作部に前記カム受部が押されることにより下方に変位する構成としてもよい。
上記の構成によれば、変位部材は、回転するカム動作部にカム受部が押されることにより下方に変位する。一方、変位部材は、変位前の位置へは、弾性部材の作用により移動する。このように、変位部材が変位前の位置に復帰する場合に、カムおよび変位部材に加わる荷重は、弾性部材の弾性力のみとなる。したがって、変位部材が変位前の位置に復帰する場合にカムおよび変位部材に加わる荷重を小さくでき、スイッチの耐久性をさらに向上することができる。
上記のスイッチは、前記第1カムと前記第2カムとの間に配置され、前記回転軸に前記外力が作用しなくなったときに、前記第1カムおよび前記第2カムを回転前の位置に復帰させるトーションばねを備えている構成としてもよい。
上記の構成によれば、回転軸に外力が作用しなくなったときに、第1カムと第2カムとの間に配置されたトーションばねの作用により、第1カムと第2カムとが回転前の位置に復帰する。
したがって、簡単な構成により、第1カムおよび第2カムが回転前の位置に復帰する場合に第1カムおよび第2カムに加わる荷重を低減でき、スイッチの耐久性をさらに高めることができる。
本発明の構成によれば、スイッチは、耐久性を高めることができ、高い信頼性を得ることができる。
本発明の実施の形態のリミットスイッチを示す斜視図である。 図1に示したカム内蔵ブロックの構造を示す斜視図である。 図2に示したカム内蔵ブロックの縦断面図である。 図2に示したカム内蔵ブロックにおけるブロック筐体の内部の構造を示す正面図である。 図4に示したカム内蔵ブロックを回転軸の小径部側から大径部側へ向かって見た場合の側面図である。 図1に示したスイッチ動作部のプランジャとスイッチ動作本体部とを示す分解斜視図である。 図1に示したリミットスイッチが第1動作モードに設定されている状態を示す正面図である。 図1に示したリミットスイッチが第2動作モードに設定されている状態を示す正面図である。 図1に示したリミットスイッチが第3動作モードに設定されている状態を示す正面図である。 接触する2固体の一般的な摺動摩耗の進行過程を示す説明図である。 図1に示したリミットスイッチにおいて、プランジャの材料と第1および第2カムの材料との複数の組合せについての耐摩耗性試験を行った結果を示すグラフである。
本発明の実施の形態を図面に基づいて以下に説明する。
<リミットスイッチ1の全体構成>
図1は、本発明の実施の形態のリミットスイッチ(スイッチ)1を示す斜視図である。リミットスイッチ1は、物体の位置、変化、移動または通過等を検出し、これら検出の有無に応じてオンオフ動作を行う。
図1に示すように、リミットスイッチ1は、スイッチ動作部11、カム内蔵ブロック12および回転レバー13を備えている。
スイッチ動作部11は、動作部筐体21およびスイッチモジュール22を備えている。動作部筐体21は、筐体本体部21aおよび蓋部21bを有している。スイッチモジュール22は、筐体本体部21aの内部空間に配置されている。蓋部11bは、筐体本体部21aの、スイッチモジュール22を組み込むための開口部21a1を塞ぐように、筐体本体部21aにねじ23にて取り付けられる。
カム内蔵ブロック12はスイッチ動作部11の上にねじ24にて固定され、回転レバー13は、カム内蔵ブロック12の回転軸31(図2参照)にネジ25にて固定されている。
回転軸31は、回転レバー13の取り付け部分がカム内蔵ブロック12のブロック筐体32から水平方向に突出ており、この突出部分に回転レバー13が取り付けられている。回転レバー13は、定位置において、回転軸31から上方に延びている。回転レバー13の定位置は、物体との接触による外力が加わらないときの回転レバー13の位置である。
回転レバー13は、図1に示した直立状態(リミットスイッチ1を回転レバー13側から回転軸31の軸方向に見た状態)において、左方向から外力が加わると、回転軸31と共に時計回りに回転し、その後、外力が取り除かれると定位置に戻る。一方、回転レバー13は、右方向から外力が加わると、回転軸31と共に反時計回りに回転し、その後、外力が取り除かれると定位置に戻る。
スイッチモジュール22は、フォトインタラプタや機械式等のスイッチを備え、上記のような回転レバー13の回転により、オンオフ動作を行う。
<カム内蔵ブロック12の構成>
図2は、カム内蔵ブロック12の構造を示す斜視図、図3はカム内蔵ブロック12の縦断面図である。なお、図3では、トーションばね35を取り除いた状態を示している。また、図4は、カム内蔵ブロック12におけるブロック筐体32の内部の構造を示す正面図である。図5は、図4に示したカム内蔵ブロック12を回転軸31の小径部31b側から大径部31a側へ向かって見た場合の側面図である。
図2および図3に示すように、カム内蔵ブロック12は、回転軸31、ブロック筐体32、第1カム33、第2カム34およびトーションばね35を備えている。
回転軸31は、軸受36(図3参照)等を介して、ブロック筐体32により回転自在に支持されている。回転軸31は、回転レバー13の取り付け部側の部分が大径部31aとなっており、回転レバー13の取り付け部側の部分とは反対側の部分が小径部31bとなっている。
(第1カム33および第2カム34の構成)
第1カム33および第2カム34は、SMF5040などの金属材料により形成されている。第1カム33および第2カム34は、回転軸31の小径部31bに取り付けられ、回転軸31の回転に伴って回転するようになっている。第1カム33と第2カム34との間には、トーションばね35が設けられている。
第1カム33および第2カム34は、詳細には、図3に示すように、軸取付部33a,34aおよびカム動作部33b,34bを有している。軸取付部33a,34aは、筒状に形成され、回転軸31に沿って第1カム33と第2カム34との対向方向に延びている。トーションばね35は、軸取付部33a,34aの回りに設けられている。
ここで、図5に示すように、第2カム34と回転軸31の小径部31bとの嵌合状態、および第2カム34に対するトーションばね35のばね力の作用状態は、回転軸31が反時計回りに回転する場合には、小径部31bと第2カム34との間に遊びがなく、回転軸31の回転に伴って第2カム34が回転するようになっている。一方、回転軸31が時計回りに回転する場合には、小径部31bと第2カム34との間の遊びにより、回転軸31の回転によっても第2カム34が回転しないようになっている。このために、第2カム34の上には回転止め部材61が配置されている。
また、第1カム33と回転軸31の小径部31bとの嵌合状態、および第1カム33に対するトーションばね35のばね力の作用状態は、回転軸31が時計回りに回転する場合には、小径部31bと第1カム33との間に遊びがなく、回転軸31の回転に伴って第1カム33が回転するようになっている。一方、回転軸31が反時計回りに回転する場合には、小径部31bと第1カム33との間の遊びにより、回転軸31の回転によっても第1カム33が回転しないようになっている。このために、第1カム33の上には、同様に、回転止め部材61が配置されている。
カム動作部33b,34bは、図5に示すように、第1カム33および第2カム34における、回転軸31に対して垂直方向に広がる板状部分の外周部に形成され、第1カム33と第2カム34との対向方向に延びている。カム動作部33b,34bの幅(回転軸31方向の長さ)は、軸取付部33a,34aの幅(回転軸31方向の長さ)よりも狭くなっている。
カム動作部33b,34bは、スイッチオン部33b1,34b1とスイッチオフ部33b2,34b2とを有している。スイッチオン部33b1,34b1は、回転軸31の軸心を中心とする円弧状に形成され、第1カム33および第2カム34の最大径部分となっている。スイッチオフ部33b2,34b2は、スイッチオン部33b1,34b1から回転軸31に近づく方向(径が小さくなる方向)に傾斜した後、谷部33b21,34b21を形成するように直線状に延びている。
カム動作部33bのおよびカム動作部34bの形状は、回転軸31の中心を通り回転軸31と平行な面に対して互いに対象となっている。また、トーションばね35における第1カム33側の端部は、第1カム33のカム動作部33bにおけるスイッチオフ部33b2の端部に係合され、一方、トーションばね35における第2カム34側の端部は、第2カム34のカム動作部34bにおけるスイッチオフ部34b2の端部に係合されている。
<スイッチ動作部11の構成>
スイッチ動作部11は、図6に示すように、プランジャ(変位部材)41とスイッチ動作本体部51とを備えている。図6は、スイッチ動作部11のプランジャ41とスイッチ動作本体部51とを示す分解斜視図である。
(プランジャ41の構成)
プランジャ41は、樹脂材料にて形成されている。この樹脂材料には、ポリアミド(PA)、ポリアセタール(POM)、ポリフェニレンサルファイド(PPS)、液晶ポリマー(PCP)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)なども使用することができる。また、これら樹脂には、各種添加剤を入れて性能を向上させてもよい。例えば、ガラスフィラーを添加して硬度を上げたり、フッ素樹脂を添加して潤滑性を上げたりしてもよい。
プランジャ41は、胴部42、板状部43および棒状部48を有している。板状部43は胴部42の上に水平に形成され、棒状部48は、胴部42の下面から垂直下方に突出している。
板状部43の上面には、第1〜第3カム受部44〜46がT字形に形成されている。第1および第2カム受部44,45は直線状に形成され、第3カム受部46は、第1および第2カム受部44,45との接続部から、第1および第2カム受部44,45と直交するように形成されている。
第1、第2および第3カム受部44,45,46は、第1カム(第2カム34)におけるスイッチオフ部33b2(スイッチオフ部34b2)の谷部33b21(谷部34b21)に対応した形状の山部44a,45a,46aを上部に有している。
プランジャ41の胴部42は、概略円柱形に形成され、外周面に胴部42の軸方向(上下方向)に延びる位置決め凸部47が2個形成されている。これら2個の位置決め凸部47は、胴部42の軸を中心として互いに180度の間隔をおいて形成され、1個の位置決め凸部47は、例えば第3カム受部46の位置に対応する位置、すなわち第3カム受部46の真下の位置に形成されている。
(スイッチ動作本体部51の構成)
スイッチ動作本体部51は、プランジャ41が装着されるプランジャ装着凹部52を上部に有している。プランジャ装着凹部52は、プランジャ41の板状部43が配置される板状部受部53、および胴部挿入部54を有している。板状部受部53は、スイッチ動作本体部51の上面から凹んだ円形の領域であり、胴部挿入部54は、板状部受部53の中央部に形成され、板状部受部53から下方に延びる円形穴状の領域である。
胴部挿入部54の形成位置における筐体本体部21aには、プランジャ41の位置決め凸部47が嵌合される位置決め凹部55が4個形成されている。これら4個の位置決め凹部55は、胴部挿入部54の回りの壁面に互いに90度の間隔を置いて形成されている。
したがって、プランジャ41をスイッチ動作本体部51のプランジャ装着凹部52に装着した場合には、プランジャ41の胴部42がプランジャ装着凹部52の胴部挿入部54に挿入され、かつプランジャ41の位置決め凸部47がプランジャ装着凹部52の位置決め凹部55に嵌合される。また、プランジャ41の板状部43がプランジャ装着凹部52の板状部受部53上に配置される。また、プランジャ41は、スイッチ動作本体部51に対して、90度ずつ回転させて装着することにより、90度ごとの4つの位置のいずれかの位置に配置できるようになっている。
<リミットスイッチ1の第1から第3動作モード>
ここで、カム内蔵ブロック12の第1および第2カム33,34と、プランジャ41の第1〜第3カム受部44〜46と、位置決め凸部47と、プランジャ装着凹部52とは、リミットスイッチ1を下記の第1動作モード(第1の状態)から第3動作モード(第3の状態)に設定できるような位置関係となっている。
第1動作モード(第1の状態)は、第1および第2カム33,34が、それぞれ第1〜第3カム受部44〜46のうちのいずれかのカム受部に作用できる形態である。この第1動作モードは、本実施の形態では、第1および第2カム33,34がそれぞれ第1および第2カム受部44,45に作用できる形態である。
第2動作モード(第2の状態)は、第1カム33のみが、第1〜第3カム受部44〜46のうちのいずれかのカム受部に作用できる形態である。この第2動作モードは、本実施の形態では、第1カム33が第3カム受部46に作用できる形態である。
第3動作モード(第3の状態)は、第2カム34のみが、第1〜第3カム受部44〜46のうちのいずれかのカム受部に作用できる形態である。この第3動作モードは、本実施の形態では、第2カム34が第3カム受部46に作用できる形態である。
また、プランジャ41がプランジャ装着凹部52に装着された状態において、プランジャ41の板状部43は、筐体本体部21aの上面から突出するようになっている。なお、この構成に限定されず、少なくとも第1〜第3カム受部44〜46がスイッチ動作本体部51の筐体本体部21aの上面から突出するようになっていればよい。この状態では、スイッチ動作本体部51の内部において、プランジャ41がばね(弾性部材)62(図5参照)によって押し上げられており、スイッチモジュール22はオフとなる。
一方、第1カム33または第2カム34がプランジャ41の第1〜第3カム受部44〜46のいずれかに作用した場合、プランジャ41は下方に押し下げられる。この状態では、プランジャ41の動作により、スイッチモジュール22がオンとなる。
<リミットスイッチ1の動作説明>
(第1動作モードでの動作)
上記の構成において、リミットスイッチ1の第1から第3動作モードでの動作について説明する。図7は、リミットスイッチ1が第1動作モードに設定されている状態を示す正面図である。図8は、リミットスイッチ1が第2動作モードに設定されている状態を示す正面図である。図9は、リミットスイッチ1が第3動作モードに設定されている状態を示す正面図である。
第1動作モードでは、図7に示すように、第1カム33がプランジャ41の第1カム受部44に作用でき、第2カム34がプランジャ41の第2カム受部45に作用できる。回転レバー13が回転していない状態(図1に示す直立状態)では、第1および第2カム33,34は、非作用位置に配置される。この非作用位置では、第1および第2カム33,34は、谷部33b21,34b21が第1および第2カム受部44,45の山部44a,46aに位置する。したがって、プランジャ41は、スイッチ動作本体部51内のばね62により上方へ押し上げられて、上方へ突出した状態となっている。この状態ではリミットスイッチ1はオフとなる。なお、回転レバー13が回転していない場合に、第1および第2カム33,34が上記非作用位置に配置されるのは、第2および第3モードにおいても同様である。
回転レバー13が直立状態から外力を受けて時計回りに回転すると、第1カム33が時計回りに回転し、第1カム33のスイッチオン部33b1が第1カム受部44に作用し、プランジャ41を押し下げる。これにより、リミットスイッチ1がオンとなる。この場合、第2カム34は回転しない。
一方、回転レバー13が直立状態から外力を受けて反時計回りに回転すると、第2カム34が反時計回りに回転し、第2カム34のスイッチオン部34b1が第2カム受部45に作用し、プランジャ41を押し下げる。これにより、リミットスイッチ1がオンとなる。この場合、第1カム33は回転しない。
なお、回転レバー13は、加わっていた外力が無くなると、直立状態に復帰する。この場合、プランジャ41は、スイッチ動作本体部51内のばねによって押し上げられ、上方へ突出した状態に戻る。また、第1カム33は、トーションばね35のばね力によって反時計回りに回転し、非作用位置に戻る。
(第2動作モードでの動作)
第2動作モードでは、図8に示すように、第1カム33がプランジャ41の第2カム受部45に作用できる。
回転レバー13が直立状態から外力を受けて時計回りに回転すると、第1カム33が時計回りに回転し、プランジャ41を押し下げ、リミットスイッチ1がオンとなる。この場合、第2カム34は回転しない。
一方、回転レバー13が直立状態から外力を受けて反時計回りに回転すると、第2カム34が反時計回りに回転するものの、第2カム34の下にはプランジャ41のカム受部が存在しないので、プランジャ41は突出状態のままである。したがって、リミットスイッチ1はオフのままである。この場合、第1カム33は回転しない。
(第3動作モードでの動作)
第3動作モードでは、図9に示すように、第2カム34がプランジャ41の第3カム受部46に作用できる。
回転レバー13が直立状態から外力を受けて時計回りに回転すると、第1カム33が時計回りに回転するものの、第1カム33の下にはプランジャ41のカム受部が存在しないので、プランジャ41は突出状態のままである。したがって、リミットスイッチ1はオフのままである。この場合、第2カム34は回転しない。
一方、回転レバー13が直立状態から外力を受けて反時計回りに回転すると、第2カム34が反時計回りに回転し、プランジャ41を押し下げ、リミットスイッチ1がオンとなる。この場合、第1カム33は回転しない。
<リミットスイッチ1の利点>
上記のように、リミットスイッチ1は、プランジャ41を90度ごとに回転させて配置することにより、プランジャ41に対して、第1および第2カム33,34を作用させる第1動作モード、第1カム33のみを作用させる第2動作モード、および第2カム34のみを作用させる第3動作モードに設定することができる。また、回転レバー13の90度の回転動作(オーバートラベル動作)にも対応することができる。
したがって、リミットスイッチ1は、使用形態に応じて第1から第3動作モードのいずれかを選択することができ、汎用性および利便性の高いものとなっている。
また、第1および第2カム33,34を金属材料にて形成する一方、プランジャ41を第1および第2カム33,34よりも柔らかい樹脂材料にて形成しているので、リミットスイッチ1の耐久性を高めることができる。
すなわち、第1および第2カム33,34とプランジャ41とを、例えば同種の金属材料や同種の樹脂材料など、硬さが同程度の材料にて形成した場合には、リミットスイッチ1の使用に応じて、第1および第2カム33,34とプランジャ41との摩耗が継続して進行するため、リミットスイッチ1は耐久性が低下し易い。
これに対し、第1および第2カム33,34を金属材料にて形成し、プランジャ41を第1および第2カム33,34よりも柔らかい樹脂材料にて形成した場合には、リミットスイッチ1の使用開始当初、プランジャ41の第1〜第3カム受部44〜46の摩耗が進行し易い。しかしながら、ある程度、プランジャ41の第1〜第3カム受部44〜46の摩耗が進行した時点では、第1および第2カム33,34とプランジャ41との当接面の折り合いが良くなり、プランジャ41は、上記時点以降、摩耗し難くなる。この結果、リミットスイッチ1は耐久性が向上する。以下その理由について詳細に説明する。
摩耗現象には大別してアブレッシブ摩耗と凝着摩耗とがある。アブレッシブ摩耗は、相対的に硬い側の面の突起が軟らかい側の面を削り取る(表面粗さに強く依存する)ものである。また、摺動面に介在する硬い粒子(異物)によって摺動面が削られる。
凝着摩耗は、摺動面が相互移着することによる摩耗であり、面同士が強く押し付けられるほど進行する(面圧に依存する)。凝着摩耗は、近い組成の材料同士の場合、移着粒子が大きく成長してシビア摩耗(下記参照)になりやすい。また、摺動面に移着を阻害する介在物(例えば油膜)があると起こりにくい。摩耗量はHolmの摩耗式によって次のように推測される。
V = Z・P・l / pm
(V:摩耗量(摩耗体積)、Z:Holmの摩耗係数、P:荷重、l:摩耗距離、pm:軟らかい方の硬度)
また、一般的に、接触する2固体の摺動摩耗は図10のように進行する。図10は、シビア・マイルド摩耗遷移の説明図である。図10に示すように、時間軸に沿って見たとき、摩耗の進行過程には、シビア摩耗とマイルド摩耗とが存在する。シビア摩耗は、大きな摩耗粒子(数十μm以上)を生成し、損耗が大きい。マイルド摩耗は、微細な摩耗粒子(サブミクロン以下)を生成し、損耗が小さい。
したがって、摺動面の損耗を抑制するには、シビア摩耗を早期にマイルド摩耗へと遷移させること、マイルド摩耗をできる限り継続させ、シビア摩耗へ遷移させないことの2点が重要である。
そこで、プランジャ41の材料(材質)と第1および第2カム33,34の材料(材質)とについて、最適な組合せを選定することで摺動摩耗を抑制し、特性変動を抑えることができる。図11は、プランジャ41の材料(材質)と第1および第2カム33,34の材料(材質)との複数の組合せについての耐摩耗性試験を行った結果を示すグラフである。なお、図11において、縦軸のPTの変位[°]は、第1および第2カム33,34およびプランジャ41が摩耗したことによるリミットスイッチ1の特性変動を示し、具体的には、リミットスイッチ1がオンするときのアクチュエータ(回転レバー13)の角度の、初期からのズレ量を示している。
グラフAは、第1および第2カム33,34を金属(焼結金属(SMF5040))、プランジャ41を第1および第2カム33,34よりも柔らかい樹脂(PA66(ガラスフィラー30%))とした場合を示す。この組合せでは、摺動摩耗を抑制し、リミットスイッチ1の特性変動を抑えることができる。
グラフBは、第1および第2カム33,34とプランジャ41とを同種の樹脂(PA66(ガラスフィラー30%))とした場合を示す。この組合せでは、凝着摩耗が進行して急激に損耗してしまう。
グラフCは、第1および第2カム33,34とプランジャ41とを異種の樹脂(第1および第2カム33,34:POM(M90−44))、プランジャ41:PA66(ガラスフィラー30%)とした場合を示す。この組合せでは、摺動摩耗を抑制できない。これは、摩擦熱の影響が大きく、限界PV値が低下するためと考えられる。
図11の結果からも分かるように、第1および第2カム33,34を金属材料にて形成する一方、プランジャ41を第1および第2カム33,34よりも柔らかい樹脂材料にて形成し、両者に意図的に硬度差を付けることにより、凝着摩耗を抑制し、かつプランジャ41の摩耗状態を早期にマイルド摩耗へ遷移させることができる。この結果、リミットスイッチ1の耐久性を向上することができる。
なお、プランジャ41には、動作時の面圧により変形しないだけの硬度(限界PV値)を確保する。また、プランジャ41に塗布するグリースを高粘度化して油膜破断を抑制することにより、マイルド摩耗からシビア摩耗へ遷移し難くすることができる。また、ガラスフィラー量は最適な量を添加するのが好ましい。多すぎるとガラスフィラーを含んだ摩耗粉によりアブレッシブ摩耗が起こり、少なすぎると限界PV値が低くなり、面圧に耐え切れず変形することになる。
また、プランジャ41を樹脂にて形成した場合には、プランジャ41が軽量化される。したがって、リミットスイッチ1の耐振動性および耐衝撃性を向上することができる。これにより、上下方向に摺動するプランジャ41の重量が大きいことに起因して、振動を受けた際に誤動作を生じる不具合、および落下した際の衝撃等で内部のマイクロスイッチが破損する不具合等を抑制することができる。
なお、第1および第2カム33,34は、全体が金属材料にて形成されている構成に限定されず、少なくともカム動作部33b,34bの表面が金属材料にて形成されている構成であってもよい。同様に、プランジャ41は、全体が樹脂材料にて形成されている構成に限定されず、少なくとも第1〜第3カム受部44〜46が樹脂材料にて形成されている構成であってもよい。
(実施例1)
リミットスイッチ1は、第1および第2カム33,34をSMF5040にて形成し、プランジャ41をガラスフィラー入りのナイロンPA66にて形成した。このリミットスイッチ1について、機械的な耐久性テストを行った。その結果、1500万回以上の動作回数によっても、安定した動作を行うことができた。この結果、本実施例のリミットスイッチ1の耐久性は従来品と比較して、大幅に向上したことが分かった。
(実施例2)
リミットスイッチ1は、第1および第2カム33,34をSMF5040にて形成し、プランジャ41をPEEKにて形成した。PEEKは、耐熱性および耐摺動性に優れた材質であることが知られている。このリミットスイッチ1について、機械的な耐久性テストを行った。その結果、常温環境では3000万回以上、120℃の高温環境下では100万回以上の動作回数によっても、安定した動作を行うことができた。この結果、本実施例のリミットスイッチ1は、従来品と比較して耐久性が大幅に向上したことが分かった。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、実施形態に開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明は、生産ライン等で用いられるリミットスイッチに利用することができる。
1 リミットスイッチ(スイッチ)
11 スイッチ動作部
12 カム内蔵ブロック
13 回転レバー
21 動作部筐体
22 スイッチモジュール
31 回転軸
32 ブロック筐体
33 第1カム
33b カム動作部
34 第2カム
34b カム動作部
33b1 スイッチオン部
34b1 スイッチオン部
33b2 スイッチオフ部
34b2 スイッチオフ部
33b21 谷部
34b21 谷部
35 トーションばね
41 プランジャ
42 胴部
43 板状部
44 第1カム受部
44a 山部
45 第2カム受部
45a 山部
46 第3カム受部
46a 山部
61 回転止め部材
62 ばね(弾性部材)
また、本発明のスイッチは、外力を受けて回転する回転軸と、前記回転軸に設けられ、前記回転軸の回転に応じて回転し、カム動作部を有するカムと、前記カム動作部と接触するカム受部を有し、回転する前記カム動作部に前記カム受部が押されることにより位置が変位する変位部材と、前記変位部材の変位によりオンオフ動作を行うスイッチモジュールとを備えているスイッチにおいて、前記カムは、前記回転軸の第1方向への回転に応じて前記第1方向へ回転する第1カム、および前記回転軸の前記第1方向とは逆の第2方向への回転に応じて前記第2方向へ回転する第2カムとを有し、前記変位部材の前記カム受部は、第1から第3カム受部を有し、前記変位部材は、前記第1カムのカム動作部が前記第1カム受部に作用し、かつ前記第2カムのカム動作部が前記第2カム受部に作用する第1の状態、前記第1カムのカム動作部が前記第3カム受部に作用し、かつ前記第2カムのカム動作部がいずれのカム受部にも作用しない第2の状態、および前記第1カムのカム動作部がいずれのカム受部にも作用せず、かつ前記第2カムのカム動作部が前記第3カム受部に作用する第3の状態に、配置可能であることを特徴としている。
スイッチ動作部11は、動作部筐体21およびスイッチモジュール22を備えている。動作部筐体21は、筐体本体部21aおよび蓋部21bを有している。スイッチモジュール22は、筐体本体部21aの内部空間に配置されている。蓋部1bは、筐体本体部21aの、スイッチモジュール22を組み込むための開口部21a1を塞ぐように、筐体本体部21aにねじ23にて取り付けられる。
カム動作部33bのおよびカム動作部34bの形状は、回転軸31の中心を通り回転軸31と平行な面に対して互いに対となっている。また、トーションばね35における第1カム33側の端部は、第1カム33のカム動作部33bにおけるスイッチオフ部33b2の端部に係合され、一方、トーションばね35における第2カム34側の端部は、第2カム34のカム動作部34bにおけるスイッチオフ部34b2の端部に係合されている。
(第2動作モードでの動作)
第2動作モードでは、図8に示すように、第1カム33がプランジャ41の第カム受部4に作用できる。

Claims (4)

  1. 外力を受けて回転する回転軸と、
    前記回転軸に設けられ、前記回転軸の回転に応じて回転し、カム動作部を有するカムと、
    前記カム動作部と接触するカム受部を有し、回転する前記カム動作部に前記カム受部が押されることにより位置が変位する変位部材と、
    前記変位部材の変位によりオンオフ動作を行うスイッチモジュールとを備えているスイッチにおいて、
    前記カム動作部は金属にて形成され、前記カム受部は、前記カム動作部よりも柔らかい樹脂にて形成されていることを特徴とするスイッチ。
  2. 前記カムは、前記回転軸の第1方向への回転に応じて前記第1方向へ回転する第1カム、および前記回転軸の前記第1方向とは逆の第2方向への回転に応じて前記第2方向へ回転する第2カムとを有し、
    前記変位部材の前記カム受部は、第1から第3カム受部を有し、
    前記変位部材は、前記第1カムのカム動作部が前記第1カム受部に作用し、かつ前記第2カムのカム動作部が前記第2カム受部に作用する第1の状態、前記第1カムのカム動作部が前記第3カム受部に作用し、かつ前記第2カムのカム動作部がいずれのカム受部にも作用しない第2の状態、および前記第1カムのカム動作部がいずれのカム受部にも作用せず、かつ前記第2カムのカム動作部が前記第3カム受部に作用する第3の状態に、配置可能であることを特徴とする請求項1に記載のスイッチ。
  3. 変位した前記変位部材を変位前の位置に移動させる弾性部材を備え、
    前記変位部材は、上下方向に変位し、前記カムの下に配置され、回転する前記カム動作部に前記カム受部が押されることにより下方に変位することを特徴とする請求項1または2に記載のスイッチ。
  4. 前記第1カムと前記第2カムとの間に配置され、前記回転軸に前記外力が作用しなくなったときに、前記第1カムおよび前記第2カムを回転前の位置に復帰させるトーションばねを備えていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のスイッチ。
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