JP2015081425A - 鋼製支保工と覆工コンクリートの構造 - Google Patents

鋼製支保工と覆工コンクリートの構造 Download PDF

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幸男 矢部
大西 勝
Masaru Onishi
勝 大西
雅紀 今津
Masaki Imazu
雅紀 今津
雅宏 征矢
Masahiro Soya
雅宏 征矢
毅 福田
Takeshi Fukuda
毅 福田
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Abstract

【課題】上半部(アーチ部)の空洞安定性を確実に確保することができるとともに、工期短縮、工費削減を図ることができる鋼製支保工と覆工コンクリートの構造を提供する。
【解決手段】トンネル11のアーチ部(上半部)12を先行掘削する際にアーチ部12に設けられる上側鋼製支保工(鋼製支保工)2と覆工コンクリート3の構造において、上側鋼製支保工2は、トンネル周方向Aに沿って設置されるアーチ部材21と、アーチ部材21の下端部にアーチ部材21と一体に形成されてウイングリブ6を構成するウイングリブ部材22とを有し、アーチ部材21の下端部21aとウイングリブ部材22とは、トンネル11の下半部13よりも外方に設けられていて、ウイングリブ部材22は、覆工コンクリート3と一体化している。
【選択図】図1

Description

本発明は、地山を掘削してトンネルを構築するための鋼製支保工と覆工コンクリートの構造に関する。
従来、高さが20mを超えるような超大断面の覆工を有するトンネルを構築する場合、地山条件やトンネルの断面形状に応じた施工法が選択されている。例えば、トンネル断面を一度に掘削可能な場合は、全断面掘削工法が選択されることがある。
また、特許文献1に示すような、トンネル断面を上半部と下半部などの部分に分けて掘削する部分断面掘削工法が採用されることがある。この部分断面掘削工法では、上半部(アーチ部)の空洞安定性が確保された状態で、下半部の掘削を行うことができる。
部分断面掘削工法の中には、例えば、上半部となるアーチ部を下半部に先行して掘削するとともにアーチ部の支保工を設置し、上半部の覆工コンクリートを打設する側壁導坑先進工法がある。
このような側壁導坑先進工法では、アーチ部の脚部となる位置に導坑を掘削する工程、掘削された導坑に導坑コンクリートを打設する工程、アーチ部を掘削するとともに支保工を建て込む工程、アーチ部の覆工コンクリートを打設する工程、下半部を掘削するとともに支保工を建て込む工程、下半部の側壁部および底版部の覆工コンクリートを打設する工程が行われている。
特開2002−021491号公報
しかしながら、全断面掘削工法では、覆工コンクリートを打設するための型枠などの設備が大規模になるため、工期が長くなるとともに、工費が高くなるという問題がある。
また、上記のような側壁導坑先進工法では、施工方法が複雑なため、工期が長くなるとともに、工費が高くなるという問題がある。
また、部分断面掘削工法では、トンネルの下半部を掘削する際にその上側のアーチ部の空洞安定性を確実に確保する必要がある。
本発明は、上述する事情に鑑みてなされたもので、上半部(アーチ部)の空洞安定性を確実に確保することができるとともに、工期短縮、工費削減を図ることができる鋼製支保工と覆工コンクリートの構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る鋼製支保工と覆工コンクリートの構造は、トンネルの上半部を先行掘削する際に該上半部に設けられる鋼製支保工と覆工コンクリートの構造において、前記鋼製支保工は、前記トンネルの周方向に沿って設置されるアーチ部材と、該アーチ部材の下端部に該アーチ部材と一体に形成されてウイングリブを構成するウイングリブ部材とを有し、前記アーチ部材の下端部と前記ウイングリブ部材とは、前記トンネルの下半部よりも外方に設けられていて、該ウイングリブ部材は、前記覆工コンクリートと一体化していることを特徴とする。
本発明では、ウイングリブを構成するウイングリブ部材は、覆工コンクリートと一体化していることにより、アーチ部支保工の軸力および覆工コンクリートの自重によるスラスト力をウイングリブ部材の下方の地山に確実に伝達させることができる。これにより、トンネルの上半部の空洞安定性が確保されるため、トンネルの下部側の掘削をより安全に行うことができる。
ここで、アーチ部支保工とは、トンネルのアーチ部(上半部)の鋼製支保工と覆工コンクリートとを合わせたものを示し、アーチ部支保工の軸力とは、アーチ部支保工が地山を支えることによって発生する軸力を示す。
また、トンネルの上半部を構築する工程は、トンネル上半部の掘削、鋼製支保工の建込、覆工コンクリートの打設とからなり簡便であるため、側壁導坑先進工法と比べて工期を短縮することができるとともに工費を削減することができる。
また、本発明に係る鋼製支保工と覆工コンクリートの構造では、前記ウイングリブの下方には、該ウイングリブ部材と連結されているとともに、支持地盤に達する支持杭が設けられている構成としてもよい。
このようにすることにより、アーチ部支保工の軸力および覆工コンクリートの自重によるスラスト力を支持地盤(地山)に確実に伝達させることができるため、ウイングリブの下側の地山が脆弱な場合でも、トンネルの上半部の空洞安定性を確保することができる。
また、本発明に係る鋼製支保工と覆工コンクリートの構造では、前記支持杭は、前記鋼製支保工と前記覆工コンクリートとを合わせたアーチ部支保工の軸力および前記覆工コンクリートの自重によるスラスト力の方向と平行な方向に延在している構成としてもよい。
このようにすることにより、アーチ部支保工の軸力および覆工コンクリートの自重によるスラスト力による支持杭の杭頭に発生する曲げモーメントを低減させることができる。
本発明によれば、ウイングリブ部材は、覆工コンクリートと一体化していることにより、アーチ部支保工の軸力および覆工コンクリートの自重によるスラスト力をウイングリブ部材の下方の地山に確実に伝達させることができる。これにより、トンネルの上半部の空洞安定性が確保されるため、トンネルの下部側の掘削をより安全に行うことができる。
また、トンネルの上半部を構築する工程は、トンネル上半部の掘削、鋼製支保工の建込、覆工コンクリートの打設とからなり簡便であるため、側壁導坑先進工法と比べて工期を短縮することができるとともに工費を削減することができる。
本発明の第1実施形態によるトンネルの一例を示す図である。 図1の部分拡大図であり、第1実施形態による鋼製支保工と覆工コンクリートの構造のウイングリブを説明する図である。 (a)乃至(e)は、トンネルの施工手順を説明する図である。 第2実施形態による鋼製支保工と覆工コンクリートの構造のウイングリブを説明する図である。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態による鋼製支保工と覆工コンクリートの構造について、図1乃至図3に基づいて説明する。
図1に示すトンネル11は、例えばその高さが20mを超すような大断面のトンネル11であって、施工の際には、その断面形状の上半部12を下半部13に先行して掘削するベンチカット方式で掘削されている。
第1実施形態による鋼製支保工と覆工コンクリートの構造1Aは、このようなトンネル11の上半部12に施工される鋼製支保工2と覆工コンクリート3とを備えている。
トンネル11の上半部12は、その断面形状がアーチ状に形成されている。ここで、トンネル11の上半部12をアーチ部12として以下説明する。
アーチ部12の支保工は、アーチ部12の内壁に沿って設置された鋼製支保工2と、吹付コンクリート4と、鋼製支保工2および吹付コンクリート4の外側にトンネル軸方向(図1の紙面に直交する方向)に直交する方向に放射状に複数配設されたロックボルト5とを備えている。
アーチ部12の覆工は、鋼製支保工2および吹付コンクリート4の内側に打設された覆工コンクリート3から構成されている。
鋼製支保工2は、アーチ部12の内周に沿ってトンネル周方向(図1の矢印Aの方向)に延びるアーチ部材21と、アーチ部材21の下端部21aにそれぞれ設けられたウイングリブ部材22とを有している。
アーチ部材21は、トンネル周方向Aに延びるH形鋼で構成されている。
また、アーチ部材21は、両下端部21a,21aがそれぞれトンネル11の外方(地山側)に突き出る形状に形成されていて、下半部13の掘削面よりもトンネル11の外方(地山側)に突き出ている。
鋼製支保工2は、トンネル軸方向に所定の間隔をあけて複数配列されていて、本実施形態では、この間隔を1〜1.2mとしている。
図2に示すように、ウイングリブ部材22は、アーチ部材21の下端部21aに連結されて、トンネル11の内側に向かう略水平方向に延びる水平部23と、水平部23およびアーチ部材21に連結されて、略鉛直に伸びる鉛直部24と、を備えている。
水平部23および鉛直部24は、H形鋼で形成されている。
水平部23は、一方の端部23aがアーチ部材21の下端部21aに連結され、他方の端部23bが一方の端部23aよりもトンネル11の内側に配されている。水平部23の下端面23cは地山(岩盤)Gと当接している。
アーチ部材21と水平部23とは、継手板を介してボルト接合されたり、溶接されたりしている。
ここで、アーチ部材21の下端部21a近傍と水平部23とに挟まれた断面形状が略三角形状の空間を三角部25として以下説明する。
鉛直部24は、三角部25の内部に配されていて、下端部24aが水平部23の中間部に連結され、上端部24bがアーチ部材21に連結されている。
鉛直部24は、アーチ部材21および水平部23と継手板を介してボルト接合されたり、溶接されたりしている。
そして、アーチ部材21の下端部21a近傍と水平部23、鉛直部24は、下半部13の掘削面よりもトンネル11の外方に設けられている。
吹付コンクリート4は、アーチ部材21と、トンネル軸方向に隣り合うアーチ部材21の間に露出する地山に吹き付けられたコンクリートで構成されている。
覆工コンクリート3は、鉄筋コンクリートで構成されていて、その内部には、トンネル周方向Aに延びる鉄筋31aと、トンネル軸方向に延びる鉄筋31bとが複数配筋されている。本実施形態では、鉄筋31(31a,31b)は、地山側とトンネル11の内部側とに二重に配筋されている。
また、覆工コンクリート3は、鋼製支保工2の三角部25にも配されていて、三角部25には、ウイングリブ補強筋32が配筋されている。
ウイングリブ補強筋32は、三角部25の内側においてトンネル軸方向に所定の間隔をあけて複数配されアーチ部材21の下端部21a近傍および水平部23に沿う形状に加工された鉄筋32aと、トンネル軸方向に延びてトンネル周方向Aに所定の間隔をあけて複数配された鉄筋32bとから構成されている。
このような覆工コンクリート3は、アーチ部材21およびウイングリブ部材22の水平部23および鉛直部24と定着し、一体化している。
このように、アーチ部材21の下部側と、ウイングリブ部材22と、三角部25に配された覆工コンクリート3とによって、鋼コンクリート構造のウイングリブ6Aが形成されている。
続いて、第1実施形態によるトンネルの施工方法について説明する。
トンネル11の掘削は、ベンチカット工法で行い、本実施形態では、アーチ部12の断面を上下方向に2つに分割している。なお、ベンチの長さは、地山の性状等を考慮して設定している。
まず、図3(a)に示すように、アーチ部12の断面形状の上部側のアーチ12Aの掘削、鋼製支保工2の建込み、吹付コンクリート4の吹き付け、ロックボルト5の打設を行う。
続いて、図3(b)に示すように、アーチ部12の下部側の1段ベンチ12Bの掘削、鋼製支保工2の建込み、吹付コンクリート4の吹き付け、ロックボルト5の打設を行う。
なお、1段ベンチ12Bの掘削は、まず、側方となる地山側のみを掘削し、鋼製支保工2の建込み、吹付コンクリート4の吹き付け、ロックボルト5の打設を行った後に内部の掘削を行ってもよい。
続いて、図3(c)に示すように、アーチ部12の覆工コンクリート3の打設を行う。
覆工コンクリート3の打設工程では、覆工コンクリート3の配筋を行う際に、鋼製支保工2の三角部25のウイングリブ補強筋32(図2参照)の配筋も行う。そして、覆工コンクリート3を打設して、鋼製支保工2のウイングリブ部材22と覆工コンクリート3とを定着させて一体化させる。
続いて、図3(d)および(e)に示すように、トンネル11の下半部13の掘削、吹付コンクリート4の吹き付け、ロックボルト5の打設を行う。下半部13の掘削においても、上下方向に複数のベンチに分割して、ベンチカット工法で掘削し、各ベンチにおいて、掘削、吹付コンクリート4の吹き付け、ロックボルト5の打設を行う。
トンネル11の下半部13の吹付コンクリート4およびロックボルト5は、アーチ部12の吹付コンクリート4およびロックボルト5と同等のもので構成されている。なお、トンネル11の下半部13の支保工には、鋼製支保工2を設置するパターンや設置しないパターンなど様々なパターンがあり、本実施形態では、鋼製支保工を設置しないパターンとしている。
続いて、下半部13の覆工コンクリート8の打設を行う。
このようにして、トンネル11が構築される。
次に、上述した第1実施形態による鋼製支保工と覆工コンクリートの構造1Aの作用・効果について図面を用いて説明する。
第1実施形態による鋼製支保工と覆工コンクリートの構造1Aでは、ウイングリブ部材22は、覆工コンクリート3と一体化していることにより、アーチ部支保工の軸力および覆工コンクリート3の自重によるスラスト力(図2の矢印Bの方向の力)をウイングリブ部材22の下方の地山に確実に伝達させることができる。
これにより、アーチ部12の空洞安定性が確保されるため、下半部13の掘削をより安全に行うことができる。
ここで、アーチ部支保工とは、トンネル11のアーチ部(上半部)12の鋼製支保工2と覆工コンクリート3とを合わせたものを示し、アーチ部支保工の軸力とは、アーチ部支保工が地山を支えることによって発生する軸力を示す。
また、アーチ部12を構築する工程は、アーチ部12の掘削、鋼製支保工2の建込、覆工コンクリート3の打設とからなり簡便であるため、側壁導坑先進工法と比べて工期を短縮することができるとともに工費を削減することができる。
次に、第2実施形態について、添付図面に基づいて説明するが、上述の第1実施形態と同一又は同様な部材、部分には同一の符号を用いて説明を省略し、第1実施形態と異なる構成について説明する。
(第2実施形態)
図4に示すように、第2実施形態による鋼製支保工と覆工コンクリートの構造1Bは、ウイングリブ6Bの下方に支持杭9が設けられている。
支持杭9は、上端部9a側が覆工コンクリート3の内部に配されていて、下端部9b側が地山に配されている。支持杭9は、上端部9a側が覆工コンクリート3の内部に配されることで、ウイングリブ6Bと連結している。
第2実施形態では、ウイングリブ6Bの下側の地山の耐力が第1実施形態よりも脆弱な場合を想定している。そして、支持杭9の下端部9bは、ウイングリブ6Bの下側の地山よりも地耐力のある支持地盤(地山)に達している。
また、支持杭9は、その軸方向がアーチ部材21および覆工コンクリート3の自重によるスラスト力の方向Bとほぼ平行となるように打設されている。
第2実施形態による鋼製支保工と覆工コンクリートの構造1Bでは、地山が脆弱な場合でもアーチ部支保工の軸力および覆工コンクリート3の自重によるスラスト力を支持杭9を介して地耐力のある支持地盤に伝達させることができるため、第1実施形態と同様にアーチ部12の空洞安定性を確実に確保することができる。
また、支持杭9は、その軸方向がアーチ部支保工の軸力および覆工コンクリート3の自重によるスラスト力の方向Bとほぼ平行となるように打設されていることにより、アーチ部支保工の軸力および覆工コンクリート3の自重によるスラスト力による支持杭9の杭頭(上端部9a)に発生する曲げモーメントを低減させることができる。
以上、本発明による鋼製支保工と覆工コンクリートの構造1A,1Bの実施形態について説明したが、本発明は上記の第1、第2実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、上記の実施形態では、支保工として、吹付コンクリート4およびロックボルト5が設けられているが、地山の性状やトンネル11の断面形状に応じてこれらを設けなくてもよい。また、トンネル軸方向に直交する方向に放射状に配設されたロックボルト5に代わって、長尺先受け工法(AGF工法)の鋼管としてもよい。
また、上記の実施形態では、ウイングリブ部材22は、水平部23と鉛直部24とを備える構成であるが、これ以外の構成としてもよい。
また、上記の実施形態では、覆工コンクリート3の鉄筋31は、地山側とトンネル11の内部側とに二重に配筋されているが、単鉄筋としてもよいし、他の形態としてもよい。また、ウイングリブ補強筋32についても、上記以外の形態としてもよい。
1A,1B 鋼製支保工と覆工コンクリートの構造
2 鋼製支保工
3 覆工コンクリート
4 吹付コンクリート
5 ロックボルト
6A,6B ウイングリブ
9 支持杭
9a 上端部
9b 下端部
11 トンネル
12 アーチ部(上半部)
13 下半部
21 アーチ部材
21a 下端部
22 ウイングリブ部材
A トンネル周方向
B スラスト力の方向

Claims (3)

  1. トンネルの上半部を先行掘削する際に該上半部に設けられる鋼製支保工と覆工コンクリートの構造において、
    前記鋼製支保工は、前記トンネルの周方向に沿って設置されるアーチ部材と、該アーチ部材の下端部に該アーチ部材と一体に形成されてウイングリブを構成するウイングリブ部材とを有し、前記アーチ部材の下端部と前記ウイングリブ部材とは、前記トンネルの下半部よりも外方に設けられていて、
    該ウイングリブ部材は、前記覆工コンクリートと一体化していることを特徴とする鋼製支保工と覆工コンクリートの構造。
  2. 前記ウイングリブの下方には、該ウイングリブ部材と連結されているとともに、支持地盤に達する支持杭が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の鋼製支保工と覆工コンクリートの構造。
  3. 前記支持杭は、前記鋼製支保工と前記覆工コンクリートとを合わせたアーチ部支保工の
    軸力および前記覆工コンクリートの自重によるスラスト力の方向と平行な方向に延在していることを特徴とする請求項2に記載の鋼製支保工と覆工コンクリートの構造。
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